前もってサービスに対し支払を行うこと(プリペイド)、また、サービスに対しクレジットアカウントを確立すること(ポストペイド)が知られている。ポストペイドアカウントは、消費者のクレジット資産に基づいて確立され、また、ポストペイドアカウントを確立する企業エンティティは、消費者の継続されたクレジット資産を継続的に保証する。ポストペイドアカウントは、よく知られており、かつ広く使用されている。
例えば、ポストペイド電話アクセスアカウントを確立することが知られている。消費者は、ポストペイドアカウントを使用して、長距離電話を行ったり、あるいはホームネットワークとは異なる来訪ネットワークでローミング中に、電話ネットワークへアクセスすることができる。電話会社は、消費者のクレジット資産に基づいて、ローミングサービスを提供する任意の他の会社への支払を保証する。加えて、ここ数年では、モバイルオペレータは、自身の消費者へのローミングサービスを提供している。典型的には、モバイルオペレータは、他国のような異なる地域でのパートーナオペレータとローミング契約を結んで、自身の消費者に、自分の移動電話をこれらのパートナー国あるいは他のネットワークで使用することを可能にしている。ホームネットワークは、来訪ネットワーク内の消費者による通話に対する支払保証人の立場にある。来訪ネットワークは、ホームネットワーク加入者に対する発呼及び着呼の機能を提供し、使用データを取得して、処理し、発呼者の支払用のホームネットワークへ送信する。そして、ホームネットワークは、来訪ネットワークへの支払を行う。
定期的な間隔で、ホームネットワーク電話会社は、自身の消費者へ請求を発行し、消費者から料金を徴収する。典型的には、このような取引には、著しい時間遅延、例えば、数日から数月の間の遅延が含まれる。それゆえ、ホームネットワークは、自身の消費者による通話に対する来訪ネットワークへの支払保証人の立場をとらなければならない。このため、現在、ホームネットワークは、自身のポストペイド消費者(クレジット資産が確立している)にのみ、ローミングを提供することが可能である。プリペイド加入者の基盤が増加するにつれて、広範囲で、電気通信オペレータは、自身のプリペイド消費者にも同様にローミングサービスを提供することを希望している。今日、消費者のローミングに対する通話使用の処理は、非リアルタイム処理であるという固有の性質があるために、オペレータは、自身の消費者に完全なプリペイドローミングを提供する立場にはない。
また、銀行あるいは他の貸出期間で、ポストペイドクレジットアカウントを確立し、商品及びサービスを購入するために、そのポストペイドアカウントを使用することが知られている。時には、ポストペイドクレジットアカウント及びローミング電話サービスは組み合わせることができる、これは、無線電話リンクを介してクレジットカード番号を送受信して、サービスを注文する場合である。このシステムには、制限がある。例えば、消費者は、アカウントは、自身の資産照会に制限することを希望したり、あるいは電話会社とクレジットを確立することを希望しない場合がある。これらの消費者は、プリペイドアカウントを確立することができる。しかしながら、既存のプリペイドアカウント構成には、いくつかの制限がある。
例えば、プリペイド移動あるいは無線電話ユーザは、他の電話会社によって管理されるテリトリーで、自身の無線電話を使用したい場合がある。以下で使用されるように、これは、来訪あるいはローミングテリトリーネットワークと呼ぶ。プリペイド消費者は、クレジットカードのような他のアカウントを使用して通話を完了するための十分なクレジットを持っている可能性がある一方で、消費者は、プリペイド消費者となっていることによって、ローミングテリトリーの電話会社との間で、あるいは自身のオリジナルの電話会社(「ホームネットワーク」あるいは「ホームテリトリー」)との間でさえ、「クレジット」を確立しない。つまり、ローミングテリトリー(「プリペイドローマー」)内のプリペイド消費者は、ローミングネットワーク電話会社がホームネットワーク電話会社の構成を持ち、かつ発呼を監視するために、各スイッチに特定のハードウェアを持ち、更に、消費者のプリペイドアカウントから課金しない限り、ローミング中に、自身のプリペイドホーム電話会社アカウントで課金する方法がない。これらの契約は取り交わすことは、通常は、非現実的であり、有効なプリペイドローミングが存在していない。
プリペイド電話は、電気通信産業に存在し続けている。消費者あるいはユーザは、通信サービスプロバイダに前もってある程度の料金を支払うことが要求され、そして、サービスプロバイダは、消費者に、その予め支払われている料金に対する通信サービスを使用することを可能にしている。一旦、ユーザアカウント残高がゼロになると、サービスプロバイダは、サービスを中断する。そのため、消費者は、通信サービスプロバイダに追加の料金の支払を行うことによって、自身のアカウントに再入金する必要がある。つまり、プリペイドアカウントは、現状を、維持し続ける必要がある。
プリペイド通信サービスを可能にするためには、サービスプロバイダは、リアルタイム(即ち、サービスが配信される時点)で、消費者のプリペイドアカウントの実際に使用する資産を制御する必要があり、かつサービスプロバイダは、消費者の発呼が行われるに従って、アカウントの資金の使用をリアルタイムで算出するシステムを必要とする。このようなリアルタイムの使用制御を可能にするサービスプロバイダに対して、利用可能なシステムがいくつか市場に存在する。今日、商業上利用可能な技術は、いくつかの方法を使用して、サービスプロバイダに、リアルタイムあるいはリアルタイムに近い形で、発呼を制御することを可能にしている。
第1の方法は、電話交換ネットワークへのサービスノードとして動作するプリペイドプラットホームがある。発呼は、プリペイドプラットホームを介して行われる、あるいはサービスプリペイドプラットホームは、セミインテリジェントネットワークの形態(即ち、プラットホームが、システムを介して実際に発呼を転送しないて接続/切断することを、交換ネットワークに指示する)で発呼を制御することができる。それゆえ、プリペイドプラットホームは、電話交換ネットワークが可能となるIN(インテリジェントネットワーク)上のインテリジェントネットワークノードとして動作することができる。
発呼データレコード群(「CDR群」)の処理に基づいて、かなり短い間隔で、プリペイドサービスを提供することもできる。交換システムは、例えば、ホットCDRポートを介して、サービスプロバイダの請求書作成(billing)システム上に使用情報を渡すことが可能である、ここでホットCDRポートは、使用情報を請求書作成システムに頻繁な間隔で供給するように構成されている電話会社のスイッチである。発呼の使用を制限する、課金通知(Advice of Charge)(「AoC」)パラメータを利用するためのカードのプログラミングに基づいて、プリペイドサービスを提供することも可能である。しかしながら、発呼データレコードの使用は不正の可能性があるので、モバイルオペレータは、これらの使用を広範囲では継続しない。また、AoCは、使用料金の構成時の柔軟性がない。
伝統的なプリペイドシステムは、スイッチと一緒に配置される、発呼制御装置を必要とする、即ち、ソフトウェアとハードウェアの両方を必要とする。プリペイドシステムは、シグナリングリンク(例えば、SS7、MF2RCあるいはISDN−PRI等)を介して電気通信スイッチと接続される。発呼者が発呼を行う場合、スイッチは、シグナリングリンクを介して、シグナリング情報をプリペイドシステムへ転送する。次に、プリペイドシステムは、発呼を認可し、発呼を接続するためにスイッチに問い合わせる。また、プリペイドシステムは、その発呼に対するレイティング(rating)処理を初期化する。レイティング処理は、発呼者のプリペイドアカウントの使用の追跡を維持し、残高が尽きた場合、システムは、その発呼を切断することをスイッチに問い合わせる。
プリペイドローミングに対するこのタイプのシステムの配置は、効率的でない。プリペイドローミングに対しては、関連ネットワークのすべてと、かつたいていは異種ネットワークは、同一のプリペイドシステムを持つ必要がある。これは、複数のプリペイド発呼制御装置が、各関連ネットワークに対して配置される必要があることを意味する。これには、いくつかの理由によって、ロジスティックな問題が存在し得る。第1に、関連ネットワークすべてに装置を配置することは、時間を浪費し、かつ高価となり得る。第2に、通常の動作及びメインテナンス(例えば、料金体系の更新、システム情報の管理等)は、日単位ではロジスティック的に難しい。
加えて、ローミングサービスは、データ抹消と、金融取引の決済を必要とする。様々なネットワークシステムを介する複数の決済はかなり複雑となり得る。ネットワークをまたがる消費者アカウントのセットアップ及び管理は、かなり複雑となり得り、かつある程度の遅延は、消費者に対して大きな誤解及び混乱を招き得る。消費者は、来訪ネットワーク内で、自身のプリペイドアカウント残高を使い尽くす場合がある。消費者に、来訪ネットワークから自身のアカウントにお金を追加あるいは「再入金」できるようにすべきである。来訪ネットワークからの消費者の再入金は、いくつかの問題をもたらす:これには、消費者が来訪ネットワークサービスプロバイダの消費者でない場合には、どのようにして消費者アカウントの再入金を可能にするか、支払管理及び再入金額の決済に関連する金融取引をどのように管理するかである(例えば、業者手数料、再入金サービス簡素化処理及びホームネットークと来訪ネットワーク間の送金に関連する問題等)。
消費者が自身のアカウントに対するいくつかの支援、例えば、請求情報あるいは付加サービス等を必要とする場合、消費者サービスについては、だれに問い合わせるかについての問題が発生する。来訪ネットワークは、消費者に関連する情報をすべて持つ必要はなく、ホームネットワークでの情報は、流通している必要はない。来訪ネットワークは、シンプルメッセージングサービス(「SMS」)、データサービス及び発呼関連サービス(例えば、電話会議、通話中着信等)のような付加価値サービスをローミング消費者に提供しようとしている。(付加価値サービスは、消費者がローミングしていない状態で、ホームネットワーク内の同一消費者に対して利用可能である)。ホームネットワークと来訪ネットワーク間の情報が、プリペイドローミング消費者に対して同期している必要がある場合、更なる問題が発生する。
今日、多くの電話会社は、経営及びビジネス管理のための社内情報技術(「IT」)システムを持っている。これらの現在のプリペイドシステムは、このような社内経営及びビジネス管理システムに統合されている。電話会社は、自身のプリペイドローミングシステムと社内ITシステム間での統合を同一レベルで行うので、自身のビジネスを効率良く管理することができる。いくつかのプリペイドローミングシステムの配置は、いくつかの統合を意味する場合がある。これは、それ自身によって、時間を浪費し、高価となり得る。
ホームネットワークは、消費者の信用貸しの価値を予め評価し、かつホームネットワークは支払リスクを保証しているので、ポストペイド消費者に対して、電話会社は、消費者の支払あるいは金融リスクを負おうとする。しかしながら、プリペイド消費者の場合、ホームネットワークは、例えば、消費者は匿名消費者であり得るので、消費者がだれであるかさえ知らない可能性がある。これは、来訪ネットワークとホームネットワークの両方が、取引(例えば、通信サービス及び金融取引)のタイプのすべてに対して一定の契約を持つ必要がある。
また、電話会社は、自身の消費者に対して消費者ケアを提供している。しかしながら、電話会社は、加入者が自身のホームネットワークに存在する場合にのみ、その加入者に対して消費者ケアを提供する。加入者がローミングしている場合、その加入者はホームネットワークの消費者ケアセンターに電話することができ、かつその役務を使用することができる。しかしながら、ホームネットワークサービスエリア以外での消費者ケアの提供は、消費者情報が来訪ネットワークで利用できないという事実のために困難である。いくつかの電話会社のオペレータは、来訪ネットワークで制約のある消費者ケアを提供できるようにしている。しかしながら、これまでのところ、このようなシステムは、ポストペイド消費者にのみサービスしている。
プリペイド加入者基盤の増加に伴い、かつ移動商取引の機会が増えるにつれて、消費者ケアは、プリペイド消費者にとってかなり重要になってきている。概して、消費者は、消費者ケアサービスの見地からの要望をいくつか持っており:これには、来訪ネットワークあるいはテリトリ位置で利用可能なサービスに関する情報(例えば、自身の移動電話を使用して、消費者がファックスを送信できるか)、ローカルテリトリに関する情報(例えば、最寄りの医者はどこか)、来訪ネットワークのサービスをどのようにして使用するかに関する情報(例えば、消費者がXYZの宛先へどのようにして電話するか、来訪ネットワークベンダーによって供給されている自身の移動電話を使用して、消費者がどのようにしてファックスを送信するか)、アカウント照会サービス(例えば、消費者のプリペイドアカウントの現在の残高がどれくらいか、消費者が行った直前の5つの取引はなにか及びどれくらいの取引額であるか)、アカウント/サービスプロファイル情報変更サービス(例えば、消費者が、自身のアドレスの変更を希望しているか、消費者が新規のサービスに加入して、ファックの送信を希望しているか)、意見/苦情(例えば、加入者が10回試みても、毎回、電話が切断されるので、消費者は、通話に対する支払を行いたくない、消費者は、XYZの宛先には全く電話しない)、様々なソースからの消費者のプリペイドアカウントの再入金(例えば、消費者は、自身のアカウントの資産を使い果たし、再入金証書、自身の銀行アカウント、現金あるいは他の手段を使用して補填したい)がある。
電話会社の業務は複雑である。任意の電話会社のサービスの配信は、消費者の期待、例えば、サービスを利用可能にすること、また、正確な時間でかつ正確な位置で完全で正確な情報を提供することを管理し、かつ動作させるために様々なシステムを必要とし、そうすることで、消費者に効率的に提供される。電話会社のシステムは、その電話会社の内部処理が最適化されるようにすることを必要とする。これは、電話会社内部のスタッフが、完全で正確な情報を、正確な時間でかつ正確な位置で利用可能となることが必要されることを意味し、この情報を使用することで、仕事を効率的に管理する。電話会社のシステムは、共存するあるいは他のサードパーティ電話会社及びサービスプロバイダとの互換性があることも必要とし、そうすることで、サービスを集約して消費者に提供でき、かつ自身のビジネスを管理することができ、収益等を共有することができる。このような電話会社/サービスプロバイダの大量でかつ複雑な要求を満足するために、全機能を提供できるシステムは単独では存在しない。典型的には、サプライヤー、インテグレーター及び電話会社が協働して、いくつかの異なるシステムをカスタマイズして統合して動作させることで、特定の電話会社の要求を満足している。
プリペイド通信サービスビジネスが、別々のサービスとなることが当初から予想されていたので、電話会社は、通常、リアルタイム(あるいは、「リアルタイム」という語句の様々な定義に近いリアルタイム)で発呼を制御することができる単独の会社専用システムを採用している。プリペイド通信ビジネスが広範囲に急速なペースで成長するにつれて、サービスプロバイダは、自身の消費者に効率的に提供し、かつビジネスを管理するために、自身のプリペイドシステムと他のシステムを統合する要求があると感じている。
しかしながら、プリペイドローミングは、電話会社産業に対しいくつかの取り組みを提案している。すべての関連ネットワークは、発呼フローをどのようにして管理し、どのようにしてサービスを提供し、かつどのようにしてビジネスを管理するかについての共通な理解を持つ必要がある。しかしながら、様々なネットワークを介して、様々な方法で統合されたいくつかのシステムを用いると、プリペイドローミングに対する取り組みはわずかである。1つの基本的な問題には、いくつかの関連ネットワーク、たいていは異種あるいは異なるタイプのネットワークを介する、消費者及び効率的なビジネス管理に対して、「シームレス」サービスをどのようにして達成するかである。例えば、あるサービスプロバイダオペレータは、優良な消費者ケアセンターを持っているが、別のオペレータは、このような高品質な消費者ケアセンターを持っていない、あるいは、あるオペレータは高品質な証書(voucher)生成/管理システムを持っているが、他のオペレータは、これらの処理のほとんどを手動で管理している。いくつかの異なるシステムの単純あるいは複雑な統合は、電話会社間の様々な順列及び組み合わせのために、ビジネスソリューションを提供しない。また、1つの電話会社に、自身の既存システムを断念させて、完全に新しいシステムを採用することは、その新しいシステムが品質上どんなにすぐれているとしても、非現実的である。
周知のプリペイドシステムは、単一のボックスソリューションである、これは、外部システムとで制限のある統合が可能である。統合が実行可能な状況でさえも、他のシステムに対して、様々なレベルでプリペイドシステムに進入することは不可能である。つまり、プリペイドシステムのいくつかの機能を置換するための統合は不可能である。付加機能を追加するための統合は、達成するための何かが必要である。これは、電話会社のビジネスを効率的に管理する際の電話会社に対する主要な制限となる。例えば、電話会社が既にパーソナル識別番号(PIN)生成システムを持っている場合で、ローミングに対するプリペイドシステムを配置しようとする場合には、旧来のシステムではなく、新規なプリペイドローミングシステムのPIN生成機能を使用することを必要とする。これは、電話会社が、PIN生成システムを、非ローミング加入者に対するものと、ローミング加入者に対する別のものとに2つに分ける必要がある。これは、市場で様々な混乱を招き、また、サードパーティシステムとの単なる統合では、この問題を解決しない。これ以外の問題に、例えば、配信管理、消費者管理等がある。
上述のことに加えて、モバイルオペレータが、集中化通信及び商取引環境でプリペイドローマに移動消費取引を可能にする場合には、プリペイドローミング消費者によって行われる商取引に含まれる様々なパーティへの金融決済に対する要求が存在する。商取引の決済は、更に、以下の点を含めることができる、商取引に関連する支払は、以下の1つ以上のエンティティを介して分散される必要がある、このエンティティには、販売者(商品/サービスの提供者、あるいは製造業者、転売業者あるいは配給業者、あるいはそのようなエンティティのいくつかの組み合わせ)、ポータル(移動ポータルあるいは音声ポータル(「ボータル(Vortal)」))、電子商取引ポータル等を含む任意の他のタイプのポータル)、インターネットサービスプロバイダ(独立エージェンシーあるいはモバイルオペレータ自身あるいはポータル自身)、移動電話会社(ホームネットワーク、来訪ネットワークあるいはその両方)、仮想サービスプロバイダ(コンテンツサービスプロバイダあるいはインフラストラクチャサービスプロバイダあるいはブランディングエージェンシー(ブランド設定代理店)あるいはそれらの任意の組み合わせ)、銀行/クレジットカードエージェンシーあるいは任意の他の金融機関(取引で1つ以上関与する)、サードパーティ支払代理店(例えば、販売法人(aggregator)、支払処理エージェンシー、電子財布あるいは任意のそのような支払処理エージェンシー)がある。移動サービスプロバイダがいくつかのバンドル化パッケージ(例えば、消費者がローミング中に50ドルの商品を購入する場合に、テレフォニーによるローミング追加料金が控除される等)を提供することも可能である。これは、商取引に関与する様々なパーティ間での料金計画及びローミング契約に基づいて、任意の決済システムで、様々な決済額を達成することを可能にすべきであることを意味する。
移動処理装置(電話、PDA等)は、任意のタイプの支払、特に、小額払(マイクロペイメント)に対して使用されることが予想される。典型的には、消費者は、自身の移動電話を使用して、小額のもの、例えば、自動販売機のソフトドリンク、たばこ、新聞、書籍、駐車代金及び小額払として業界で一般的に知られている他の小額のものに対する支払を行う。
今日の既存の技術は、以下のいくつかの方法の1つを利用して、上記の支払を可能にする、これは、消費者は、自身の移動電話を使用することができ、また、支払時に、消費者は、自身のクレジットカードあるいは銀行の支払用のデビットカードを使用することができる。これは、支払が、消費者の電話アカウントではなく、消費者のバンキング/クレジットアカウントを介して行うことを意味する。この方法は、すべての消費者が銀行のデビットカードあるいはクレジットカードのどちらかを所有していることを想定しているという制約がある。現在のプリペイド移動電話の広範囲な成長は、任意のバンキング/クレジット関係を持たない、あるいは単に、電話用のバンキング/クレジット関係を使用したくないという市場が大きな区分で存在することを示している。これは、特に、貧弱なバンキング契約を行う、発展国での実情である。デビット/クレジットカードの条件は、移動商取引を行うことができる消費者の総数も制限するので、電話会社は、移動商取引ではかなり制限された役割だけを果たしている。電話会社の収入は、通常、電話接続及び自身が提供するサービスに制限されている。しかしながら、消費者は、商取引の支払に対し、自身の移動電話アカウントを使用することができる。つまり、商品/サービスのコストは、消費者の電話アカウントから課金される。月末には、消費者は、商品/サービスのコストが課金されている電話請求書を取得する。この方法は、消費者がポストペイドアカウント消費者であることを想定しているという制約がある。これは、システムは、プリペイド消費者には対応しない、つまり、移動商取引を実行できないことを意味する。その代わり、システムは、支払リスクは、電話会社あるいは販売者が負うことを想定している。請求期限までに、消費者が自身の請求を支払わない場合、電話会社/販売者は、金融リスクを負わなればならない。
消費者は、電子財布アカウントを持つことができ、これは、個人識別番号を有するアカウントである。消費者が商品を購入する時には、消費者は、PINをキー入力することができ、電子財布会社(例えば、IPIN)は、支払保証を発行することができる。この方法では、電子財布は、プリペイドアカウントとして機能し、かつアカウント内のお金の残高が利用可能である場合にのみ、購入取引が認可される。この方法には制約があり、それは、購入が発生する毎に、ユーザは自身(例えば、典型的には12桁以上のPINを使用して)を識別する必要があるからである。この識別処理自身は抑止力として動作し得り、消費者には、その処理を介して小額の購入を行うことに興味を持ってもらえない可能性がある。電話会社自身の収入あるいは料金が、提供する電話接続に制限されるように、ここでも、電話会社は、移動商取引ではかなり制限された役割のみを果たしている。
移動商取引購入処理を簡単にするために、産業は、ブルートゥースのような革新的な技術を模索している、この技術は、自動販売機と消費者の移動電話間での直接通信を可能にする。しかしながら、これらの技術は、販売者と消費者がともに、これらの技術を処理できる機器を装備する必要があるという制約がある。これは、セットアップコストがより高くなることを意味している。経済的なコストは、少なくとも近年では投資対象を正当化しないので、これらの技術は、支払リスクに関連する問題には関知しない。これらのシステムは、すべての消費者が信用に値し、かつ自身の支払を引き受けることを想定している。実生活では、これは、そのようになっていない。加えて、これらの技術は、プリペイド消費者に関連する問題に関知していない。プリペイド消費者は匿名であり得り、これは、電話会社も販売者もだれが購入者であるかを知らないことを意味する。
今日の電子商取引分野では、リード/ライトメモリ装置が、より普及している。リード/ライトメモリ装置は、アカウント残高及び消費者に関連する他の情報を記憶する機能を持っている。リード/ライトメモリ装置は、バックエンドシステムとの任意のネットワーク接続を必要としない。リード/ライトメモリ装置リーダは、販売者の販売店に設することができ、立ち寄りの消費者は、自身のカードを使用して支払を行うことができる。このメカニズムは、販売者と消費者との両方で使用することが簡単になるという利便性を見出し、かつ支払を可能にする。
サービスを使用する毎に、そのサービスに関連する支払は、消費者のプリペイドアカウントから控除される。ここで、プリペイドアカウント内の金額は、ある時点でゼロ残高に達することは明らかである。この時点で、消費者によって、自身のプリペイドアカウントに再入金する必要がある。プリペイド設備を提供する商取引可能システムが市場に存在し、それらのほとんどは、アカウントの再入金を提供している。現在の利用可能なシステムは、アカウントの再入金を、消費者によって使用することができる、再入金証書(証書は、PINとして知られる固有の番号を持ち、例えば、20ドルというようなある所定金額を持っている)を発行することによって実現している。消費者は、サービスプロバイダのインタラクティブ音声応答(「IVR」)システムにダイヤルし、かつガイドメニューによって、消費者は、固有のPIN番号を入力することによって自身のプリペイドアカウントに再入金することができる。
このような再入金システムは、サービスプロバイダが再入金証書を印刷して、その証書を配達する必要があるという制約がある。これは、大きなロジスティック的かつコスト的な問題となる。また、いくつかのタイプの実行可能な不正による潜在的な不正のリスクが存在し、例えば、未認可ユーザへのPINの漏出、未認可ユーザが様々な番号をランダムに試行して、正当な番号と照合すること、また、未認可パーティが偽の再入金証書を印刷すること、偽造貨幣の類がある。また、サービスプロバイダは、いくつかのタイプの証書を提供することができるが、各証書は、所定金額になっている。サービスプロバイダは、証書毎に所定量の金額のみを提供することができる。これは、消費者が自身が希望する正確な再入金額を選択できなことを意味する。また、プリペイド消費者に対しクレジット設備を提供する機能は、サービスプロバイダにはない。より高度に発展し、かつクレジット取引のある国でのプリペイドアカウントの使用の増加は、任意のクレジット関連発行物でなく、便利でかつ簡単に使用するためのプリペイドアカウントを益々、消費者が使用することを意味している。このような消費者は、消費者がまだ使用していないサービスに対して前もって支払を行おうとはしない。クレジットの制限(銀行等のようなサードパーティによる保証された支払保証を有する)を持った状態で、このような方法は、プリペイドアカウントを選択する消費者の数を増加させるであろう。
プリペイド料金が、消費者によって使用可能なカード(SIMカード、スマートカード、磁気カードあるいは任意のタイプのカード)上にプログラムされている状況では、消費者は、カードの再入金に利用できる専用プログラミング装置が存在する最寄りの販売代理店に自身のカードを持って行くことができる。このようなタイプの支払は、昔から使用されている。しかしながら、移動商取引が益々普及するにつれて、消費者が小額払に対してこのような状況を使用したいことが予想される。プリペイド金額のカードへのプログラミングは、かなり小額の取引に対しては、消費者が長いコード(通常は、12桁以上)を入力する必要がないという、利便性を消費者に提供している。しかしながら、このようなアカウントの再入金の構成は、消費者が再入金を必要とする毎に、消費者は限られた再入金の販売代理店にしか行けないという制約がある。このようなカードは、他の場所では再入金することができない。また、サービスプロバイダは、不正(例えば、カードに高額のお金を書き込むことができる装置へのアクセスを行う未認可パーティ)に関連する問題があるため、これらのカードにかなりの高額のお金を更新あるいは再入金をしようとしないし、サービスプロバイダは、プリペイド消費者に対してクレジット設備を提供する能力はない。
通常の商取引(例えば、実在の商店あるいは小売店でクレジットカード/デビットカードを使用して)、取引確認は、通常、カードの読取(swiping)と物理的な署名確認によって行われる。時には、不正の防止として、クレジット/デビットカードの販売代理店は、購入成立/消費者に対して銀行と照会することを要求する。そして、銀行は、母親の旧姓、誕生日等のような補助的な安全対策を使用して、消費者が未認可者でないことを保証する。今日のインターネット及びモバイルインターネット環境では、これらの補助的な安全対策は存在しないし、上述したような不正が、プリペイドアカウントシステムを変更できない様々なシステムで存在する。保証が制限されていることによって、取引に関連するインターネット/モバイルインターネット上の不正が、かなり多くなることが予想される。
電話料金に保険がかけられる場合には、消費者のプリペイドアカウントから課金することが知られている。課金は、アカウントに依存して、多くのソースから発生し得る。例えば、プリペイド電話アクセスアカウントを確立することが知られている。そして、消費者は、長距離電話を行うあるいは電話ネットワークへアクセスすることができる。
また、銀行あるいは他の貸付機関でポストペイドクレジットアカウントを確立し、そのポストペイドアカウントを使用して、商品及びサービスを購入することが知られている。時として、例えば、クレジットカード番号が無線電話リンクを介してサービスを注文するために取り交わされる場合には、ポストペイドクレジットアカウント及びローミング電話サービスを組み合わすことができる。このシステムには制約がある。例えば、消費者は、自身のアカウントの金額提示を制限しようとしたり、あるいは、電話会社とのクレジットを確立できない他の理由によって、自身のアカウントの金額提示を制限しなかったりする可能性がある。これらの消費者は、プリペイドアカウントを確立することができる。しかしながら、既存のプリペイドアカウント構成は、少なくともいくつかの制約がある。
例えば、プリペイド移動あるいは無線電話のユーザは、他の電話会社のテリトリ内で、自身の無線電話を使用したい場合がある。以下で使用するように、これは、来訪あるいはローミングテリトリあるいはネットワークと称される。プリペイド消費者が他のアカウント、例えば、クレジットカードを使用して通話を完了するために十分なクレジットを持っている場合には、消費者は、プリペイド消費者となっているために、ローミングテリトリの電話会社あるいは自身のオリジナルの電話会社(「ホームネットワーク」あるいは「ホームテリトリ」)でさえ、「クレジット」を確立しない。つまり、ローミングネットワークの電話会社がホームネットワークの電話会社との契約を交わしており、かつ各スイッチで、通話を監視し、かつ消費者のプリペイドアカウントから課金する専用のハードウェアを持っていない限り、ローミングテリトリ内のプリペイド消費者(「プリペイドローマー」)は、ローミング中に課金される、自身の電話会社のプリペイドアカウントを持つ術はない。これらの契約を行うことを通常非現実的なので、有効なプリペイドローミングは存在しない。
プリペイド電話が、電話通信産業で存在し続けている。消費者あるいはユーザは、通信サービスプロバイダに前もってある程度の金額を支払うことが要求され、サービスプロバイダは、消費者に、そのプリペイド金額分の通信サービスを使用することを可能にしている。一旦、ユーザアカウント口座がゼロになると、サービスプロバイダは、サービスを停止する。そして、消費者は、通信サービスプロバイダに追加料金の支払を行うことによって、自身のアカウントに再入金する必要がある。つまり、プリペイドアカウントは、いつでも維持される必要がある。金額が十分でない任意の取引は、制約のある取引として取り扱われる。
制約のある取引が発生している場合、その取引の取扱には2つの選択肢が存在する。その取引を辞退する。後日確認を条件として、その取引を承認する。後日確認を条件とする取引を承認する場合、アカウントプロバイダは、不正取引のリストを受け入れることになる。つまり、クレジットアカウント上に多額のデビットが発生する場合、クレジットアカウントプロバイダは、アカウント保持者に追加の電話確認を条件にその取引を承認していた、その取引に不正が見つかる場合は、通常、クレジットアカウントプロバイダに責任がある。
様々なクレジットアカウントプロバイダが、市場における自身の立場に基づいて、これらの損失を分散しようとしている。例えば、クレジットプロバイダは、不正取引の損失の一部を受け入れるために、自身のクレジットカードを受け入れることをベンダーに強いている。選択的には、その損失は、保険を使用することによって削減することができる。
同様なことに、アカウントへのクレジット取引が知られている。時には、予め認可されたクレジットが、時には、オーバドラフトプロテクションと呼ばれる、使用される。ここでも、アカウントについては、単純化したいくつかの制約が設けられる。例えば、預金アカウントにお金が長い間存在している限り、あるアカウントから他のアカウントへの連続送金によって、ゼロを下まわる課金アカウント残高を削減する課金が承認される。
特定アカウントに関連するサービスに対して様々なディスカウトがあることも知られている。例えば、消費者がセービングクラブ(savings club)の会員である場合、食料品をディスカウントで購入することができる。つまり、金銭がアカウント内に保持されていない場合でさえも、あるメンバーシップを保持することが、ディスカウントを行う条件ととしているとしても、取引の履歴は金銭的な価値がある。追加のディスカウントは、あるアカウント金額あるいはアカウント履歴を条件とすることができる。加えて、広告及びディスカウントは、様々な消費者に特別に提供されても良い。事前に(ahead of time)サービスに対する支払を行うこと(プリペイド)、また、サービスに対してクレジットアカウントを確立すること(ポストペイド)が知られている。ポストペイドアカウントは、消費者の信用能力に基づいて確立され、そして、ポストペイドアカウントを確立する企業エンティティは、消費者の継続的な信用能力を保証する。ポストペイドアカウントは良く知られており、かつ広く使用されている。
プリペイド通信サービスを可能にするために、サービスプロバイダは、リアルタイムで消費者のプリペイドアカウントの実際の金銭の使用を制御する(即ち、サービスが配信されるようにする)必要があり、サービスプロバイダは、消費者の通話が継続するにつれて、アカウント額の使用をリアルタイムで計算することができるシステムを必要とする。このようなリアルタイムの使用制御をシミュレートする、市場で利用可能なサービスプロバイダ用のシステムがいくつか存在する。
加えて、ローミングサービスは、データクリーニング(データ抹消)と金融取引の決済を必要とする。様々なネットワークシステムを介する複数のパーティのデータクリーニング及び決済は、かなり複雑となり得る。ネットワークを介する消費者アカウントのセットアップ及び管理はかなり複雑となり得り、かつある遅延は、消費者に対して大きな誤解と混乱をもたらし得る。消費者は、来訪ネットワークに存在している状態で、自身のプリペイドアカウント残高を使い尽くす可能性がある。消費者は、来訪ネットワークから自身のアカウントにお金を追加あるいは「再入金」できるようにすべきである。来訪ネットワークからの消費者の再入金は、以下のいくつかの問題を生じる:消費者が来訪ネットワークサービスプロバイダの消費者でない場合、消費者のアカウントの再入金をどのようにして可能にするか、再入金額の支払管理及び決済に関連する金融取引をどのようにして管理するか(例えば、ディーラーコミッションに関連する問題、ホームネットワークと来訪ネットワーク間の再入金サービス簡易化処理及び送金等)がある。
本発明の様々な実施形態は、移動処理装置(電話、PDA等)を、様々なタイプの支払のすべて、特に、小額払に対して使用することを可能にする。典型的には、消費者は、自身の移動電話を使用して、小額のもの、例えば、自動販売機のソフトドリンク、たばこ、新聞、書籍、駐車代金及び小額払として業界で一般的に知られている他の小額のものに対する支払を行う。
プリペイド消費者にクレジット設備を提供する能力のないサービスプロバイダは、プリペイドアカウントの使用に制限をもたらし得る。より高度に発展し、かつクレジット取引のある国でのプリペイドアカウントの使用の増加は、消費者が、任意のクレジット関連発行物でなく、便利でかつ簡単に使用するためのプリペイドアカウントを益々使用することを意味している。これらのアカウントは、信用能力のある消費者に対する、リアルタイム認可アカウントとして知られている。このような消費者は、自身がまだ使用していないサービスに対する事前支払の支払を行おうとはしない。クレジット上限(銀行等の類のサーバパーティによる保証された支払保証)を用いて、このような方法は、プリペイドアカウントとリアルタイム認可アカウントを選択する消費者の数を増やすことになるであろう。
消費者が使用することができるカード(例えば、SIMカード、スマートカード、磁気カードあるいはその他の任意のタイプのカード)にプリペイド額がプログラムされる状況では、消費者は、カードの再入金に利用できる専用プログラミング装置が存在する最寄りの販売代理店に自身のカードを持って行くことができる。このようなタイプの支払は、昔から使用されている。しかしながら、移動商取引が益々普及するにつれて、消費者が小額払に対してこのような状況を使用したいことが予想される。プリペイド金額のカードへのプログラミングは、かなり小額の取引に対しては、消費者が長いコード(通常は、12桁以上)を入力する必要がないという、利便性を消費者に提供している。
本明細書で説明するように、本発明の実施形態は、異種ネットワークを使用するための、及び集中化(あるいは集中)通信、集中化商取引及び集中化サービスのためのシステム、方法及びプラットホームに適用可能である。様々な産業用語及び頭字語が使用される一方で、いくつかの用語は、上述のように、以下の付加的な意味を持っている。
異種ネットワークの例には、異なるあるいは多様な技術要素あるいは部品の組み合わせからなるネットワークである。例えば、異種ネットワークには、次のようなものがある:GSM(登録商標)及びCDMAのような様々な電気通信規格、GSM(登録商標)900及び1900のような様々なバージョンの同一の電気通信規格、ノキア及びエリクソンのような様々なスイッチング環境、インテリジェントネットワーク(IN)あるいは非IN、ISDNあるいはSS7のような異なる異なるシグナリング(信号方法(signaling))、UNIX(登録商標)及びマイクロソフトウインドウズのような様々なオペレーティングシステム、ソラリス(SUN)及びAIX(IBM)のような異なる形態の同一のオペレーティングシステム、2.0及び2.1のような異なるバージョンの同一のオペレーティングシステム、IBM及びコンパックのような異なるサーバハードウェア、CDMA及びPDCのような異なるネットワークタイプであるが、日本のKDDIのような同一のオペレータ、異なる地域での異なるネットワークであるが、ボーダフォンのような同一のオペレータがあり得る。
集中の例は、より多くのサービスのレベルを提供するために、様々な技術とメディアを一緒に組み合わせることである。例えば、集中化通信は、次のものを組み合わせることができる:音声、データ、メッセージングのような様々なメディア、サービスプロバイダによって提供される、移動、固定あるいは衛星の音声、データ、メッセージング、同一のサービスプロバイダによって提供される音声、データ、メッセージングのような様々なメディア、異なるサービスプロバイダによって提供される、移動、固定あるいは衛星の音声、データ、メッセージング、異なるサービスプロバイダによって提供される移動、固定、衛星の音声、データ、メッセージングがある。集中化商取引は、電話、インターネット、電子商取引あるいは移動商取引(m-commerce)の組み合わせを含んでいる。集中化サービスは、通信及び商取引サービスの組み合わせを含んでいる。集中化会計は、すべての通信サービスに対し、1つに統合された請求書を提供する機能と、配信される内容あるいは商品に対する課金を含んでいる。集中化商取引は、取引に対するすべての課金を1つの取引と、追加料金、税金、電気通信料等の要素を含むコストに統合したものとみなすこともできる。集中化サービスは、消費者アカウントがローカルネットワーク上に存在しない場合でさえも、消費者アカウントにアクセスし、確認し、変更することができる単独のヘルプオペレータを提供するものとみなすこともできる。
集中インタフェースは、いくつかの必要かつ付加的なパラメータを構成することができ、これは、サードパーティ要素(群)が必要とする入力/出力パラメータを解析し、サードパーティ要素を本例の集中通信プラットホーム要素パラメータにマッピングし、ある衝突を解決するためにその要素を構成することによって、サードパーティシステムに組み込むように構成することができる。サードパーティシステムが、いくつかの付加的なパラメータを提供できない場合は、本例の集中通信プラットホームは、正常なマッピングを保証するためのダミーパラメータを生成することができる。
プラットホームの例には、付加的な試みを行うための基盤を提供するシステムを含んでいる。例えば、電話システムのような通信プラットホームは、様々な方法による通信に対してデータを流すことを可能にする。同様に、集中通信プラットホームは、様々な技術を併合して、拡張された移動商取引、電子商取引及び消費者ケアを可能にすることができる。
拡張されたサービスの例には、再フォーマッティングの機能が含まれている。拡張されたサービスは、例えば、あるシステムからのデータリクエストを再フォーマットすることができ、そうすることで、そのデータは第2のシステムで受信することができる、また、記憶された情報を参照する情報を再フォーマットすることができ、そのため、その再フォーマットされた情報には、発信装置で利用できない情報を含んでいる。
図1は、集中通信プラットホームを利用するシステムの例のブロック図である。図1に示されるように、消費者は、自身の入力10から、IP装置21、無線装置23あるいは電話システムアクセス装置25を介して、インターネット22、無線ネットワーク24あるいは公衆交換電話ネットワーク26と接続し、更に、ベンダー(即ち、サービスプロバイダ)サービス装置50と接続している。ベンダーサービス装置50は、更に、支払リクエスト52を介して、集中通信プラットホーム100と接続している。集中通信プラットホーム100は、支払認可102をベンダーサービス装置50へ返信する。次に、ベンダーサービス装置50は、消費者入力10に返信されるサービス/商品11を配信することができる、あるいはその配信を確認することができる。
このシステムの例では、移動商取引を取り交わそうとする消費者は、迅速かつ効率的に自身が希望するサービス/商品を受信することができる。例えば、消費者が電子音楽ベンダーからMP3ファイルを購入したい場合、取引は、以下のように、動作し得る。
消費者入力10を操作する消費者は、ベンダーのサービス装置50を介して音楽ベンダーに接続することを試行する。消費者入力10は、IP装置21、無線装置23あるいは電話システムアクセス装置25の内の任意の1つに接続することができる。IP装置21は、ネットワークカード、WAP接続装置、SMSメッセージング装置、あるいはインターネットプロトコルネットワークに接続するための、現在知られているあるいは将来開発される任意の他の装置であり得る。
無線装置23は、移動電話、セルラーフォン、あるいは無線波あるいは電磁波エネルギーを使用し、無線ネットワーク24と通信する任意の他の装置であり得る。電話システムアクセス装置25は、モデム、ルータ、ケーブルモデムあるいは、公衆交換電話ネットワーク26と接続することができる任意の他の装置であり得る。
インターネット22は、スイッチ、ルーター、ハブ、マイクロ波装置あるいはある地点から他の地点へインターネットプロトコルメッセージを転送することができる他の通信装置の任意の組み合わせであり得る。無線ネットワーク24は、無線局及びスイッチ、無線装置23がベンダーサービス装置50に接続することができるような他の装置からなる任意のシステムであり得る。
公衆交換電話ネットワーク26は、回線交換、パケット交換、あるいはベンダーサービス装置50と電話システムとを接続するように適合されている他の装置の任意の組み合わせであり得る。
消費者入力10が無線装置23であり、かつ無線ネットワーク24を介して、ベンダーサービス装置50と接続している場合、ベンダーサービス装置50は、消費者10がベンダーサービスプロバイダ50からMP3を購入するためのリクエストを適切に特定することができるような、モールスあるいは数字列認識システムであり得る。
ベンダーサービス装置50は、ウェブサーバ、ボイスサーバ、SMSメッセージングサーバあるいは、移動商取引を行い、消費者入力10にサービスあるいは商品の配信あるいはその配信の確認を行うことができる無線アクセスプロトコル(WAP)サーバの任意の組み合わせであり得る。ベンダーサービスプロバイダ50は、MP3ファイルに対する消費者リクエストを受信し、支払リクエスト52を生成する。支払リクエスト52は、集中通信プラットホーム100に返信される。
次に、集中通信プラットホーム100は、ユーザあるいは消費者が、認可ユーザであり、この種の移動商取引を行うために、ユーザのアカウントが認可されており、その消費者アカウントが、そのサービスを可能にするための十分なお金あるいは資産を含んでいるかをチェックする。ユーザのアカウントが、正常な認可かつ資産を持っている場合、集中通信プラットホーム100は、支払認可120を生成し、それをベンダーサービス装置50に返信する。
次に、ベンダーサービス装置50はサービスあるいは商品を生成し、MP3ファイルの場合、インターネット22、無線ネットワーク24、公衆交換電話ネットワーク26あるいは他の転送(shipping)ネットワークの任意の1つによって、そのMP3ファイルを、消費者ネットワークあるいは消費者入力10へ送信する。
様々な実施形態において、上述の手順は、広い範囲あるいは狭い範囲で、システムによって自動化することができる。完全な自動化環境では、消費者入力10は、無線ネットワーク24に対する無線装置23と接続されているMP3プレーヤーであり得り、これは、認可及び転送データのどちらかをベンダーサービス装置50へ自動的に送信する。つまり、すべてのユーザがするべきことは、装置を起動し、新規のMP3ファイルを購入しようとする装置を選択することである。次に、装置は、自動的にMP3ベンダーに接続し、購入を行うユーザに対して音楽のリストを表示する。そして、ユーザは、自身が購入したい音楽を選択し、バックグラウンドで発生する他の個々のタスクのすべてとして、その音楽のダウンロードを開始する。
別の実施形態では、PIN、スマートカード、磁気読出/書込装置、バーコード、磁気テープ、浮き彫り(raised)の英数字、あるいは、現在知られているあるいは将来開発される、あるいは図27で説明される任意の他の不正防止方法を使用して、サービス/商品及び支払リクエストの認可の付加的なセキュリティが利用されても良い。
図2は、移動(m)−商取引あるいは電子(e)−商取引における集中サービス装置を利用するためのシステムの例を示すブロック図である。図2に示されるように、消費者入力100は、サービスリクエスト105をベンダーサービス装置110へ送信する。次に、ベンダーサービス装置110は、認可リクエスト115を集中サービス装置200に送信する。次に、集中サービス装置200は、認可許可124をベンダーサービス装置110へ送信し、支払通知135を消費者入力装置100へ送信する。そして、集中サービス装置200は、ベンダー140に対する銀行あるいは金融機関に支払150を送信し、支払155を荷主160に送信する。
本実施形態では、自身の入力装置100を介して、消費者は、映画のチケットを購入することを要求している。消費者は、自身の消費者装置100を開始する、あるいはそれを起動することで、サービスリクエスト105がベンダーサービス装置110へ送信される。ベンダーサービス装置110は、音声認識あるいはデジタル解析用の、現在知られているあるいは将来開発される装置であり得り、そうすることで、ユーザは、自身が来訪したい特定の映画館の特定の映画のチケットを選択することができる。加えて、ベンダーサービス装置110は、映画だけではなく、任意の周知のビジネスに対して操作を行うことができる。例えば、コンサートのチケットあるいは他のアイテムを購入することができる。
ユーザは、サービスリクエスト105をベンダーサービス装置110に入力した後、ベンダーサービス装置110は、認可リクエスト115を生成することができる。認可リクエスト115は、消費者ID、サービスに対するコスト、ベンダー識別子(ID)のような情報を含み得る。
集中サービス装置200が一旦、認可リクエスト115を受信すると、ユーザIDに関係付けられているユーザのプリペイドアカウントをチェックし、アカウントが映画のチケットの購入に対して認可されているかをチェックし、消費者のアカウントに十分な残高があるかをチェックすることができる。アカウントに十分な残高がある場合、その取引に対してアカウントが認可され、そのアカウントは有効アカウントとなり、集中サービス装置は、認可許可125をベンダーサービス装置110へ送信し、かつ支払通知135を消費者入力装置100へ送信することができる。
次に、消費者は、現在知られているあるいは将来開発される任意の方法によって、映画館から映画のチケットを受け取ることができる。例えば、ユーザは、自動発券(dispensing)装置識別番号を入力して、映画チケットを単に発券する自動発券装置を利用することができる。他の手段が従来より知られており、例えば、認可コードを既存装置に入力し、その装置自身をベンダー会社に明らかにするフェデラルエクスプレス配送を、従来より良く知られているものとして使用することができる。
様々な実施形態では、集中サービス装置200は、支払をベンダーサービス装置110へ送信でき場合がある。集中サービス装置200は、その支払を、ベンダー140に関連する銀行あるいは金融機関に送信することができる。選択的には、集中サービス装置200は、消費者あるいはユーザに関連する銀行あるいは金融機関から、ベンダー140の銀行あるいは金融機関への送金を簡単に認可することができる。加えて、集中サービス装置200は、配達を行うことができる荷主160への支払を認可することができる。
図3は、集中通信プラットホームでプリペイドローミングを可能にするシステムの例を示す図である。図3では、エリア310は、内部に、消費者1、消費者2、電話スイッチA、サービスマネージャーA及びアカウントマネージャーAを持っている。アカウントマネージャーAは、消費者1、消費者2及び消費者3に対する消費者アカウントを含んでいる。エリア320は、内部に、消費者3、消費者4、電話スイッチB、サービスマネージャーB及びアカウントマネージャーBを持っている。アカウントマネージャーBは、消費者4、消費者5及び消費者6に対する消費者アカウントを含んでいる。エリア330は、内部に、消費者5、消費者6、電話スイッチC、サービスマネージャーC及びアカウントマネージャーCを持っている。エリア310、エリア320及びエリア330は、公衆交換電話ネットワーク300及びワイドエリアネットワーク(WAN)350によって接続されている。
ワイドエリアネットワーク350を使用することは、プリペイドローミングを可能にするためののアカウント情報の送信に安全性を持たせることである。つまり、すべての消費者1−6のすべてが、エリア310あるいはエリア320でアカウントを持つプリペイド消費者である場合、本実施形態は、かれらが存在するエリアに関係なく、自身のプリペイドアカウントを使用することを可能にする。様々な例を、以下に説明する。
プリペイドローミングは、以下のステップで示されるように動作することができる。エリア310内の消費者2に発呼を行う探索を行うエリア310の消費者1は、自身の装置を起動する。消費者1の装置が起動される場合、電話スイッチAは信号を取得して、サービスリクエストをサービスマネージャーAへ送信する。次に、サービスマネージャーAは、アカウントマネージャーAを用いて、消費者1が有効な消費者であり、かつそのアカウントに残っているアカウント残高あるいは金額を持っているかをチェックする。また、サービスマネージャAは、消費者2が、電話発呼を受信するために、そのアカウントから引き出せるアカウント残高あるいは金額を持っている有効な消費者であるかをチェックする。サービスマネージャーAは、すべてのアカウント情報が正しいことが明らかになった後、発呼を終了する。
しかしながら、エリア310内の消費者1がエリア320内の消費者3に発呼したい場合、既存のシステムの下では、問題が発生する。消費者1は自身の装置を起動し、消費者3の識別番号を入力する。次に、電話スイッチAは、サービスリクエストを受信し、それをサービスマネージャーAへ送信する。次に、サービスマネージャーAは、消費者1及び消費者3が有効な消費者であるかをチェックし、通信を完了することを試行する。次に、サービスマネージャーAは、電話スイッチA及び公衆交換ネットワーク300を介して、消費者3に到達するための試行を行うように動作する。しかしながら、電話スイッチBでは、消費者3がアカウントマネージャーBを有するアカウントを持っていないので、電話スイッチBは、電話発呼を完了するための認可を行えない。
しかしながら、本発明の様々な実施形態では、電話スイッチBは、サービスリクエストをサービスマネージャーBに送信する、これは、消費者3がアカウントマネージャB内のアカウントを持たないようにし、そのリクエストをワイドエリアネットワーク350を介してサービスマネージャーAへ送信することである。次に、サービスマネージャーAは、消費者3が、自身のアカウントに残りの金額を持つ有効な消費者であるかを検証する。次に、サービスマネージャーAは、ワイドエリアネットワーク350を介するサービスマネージャーBへの発呼を認可し、電話スイッチBへ発呼を完了することを通知する。消費者1あるいは消費者3が電話の会話中にお金あるいはアカウント残高を使い尽くしてしまった場合、サービスマネージャーAは、信号を電話スイッチAへ送信して、あるいはワイドエリアネットワーク350を介してサービスマネージャーBへ送信して、電話の会話を停止する。
プリペイド電話サービスに対する既存システムにおいて、消費者1が消費者4に電話をかけたい場合、消費者1は自身のユーザ装置を起動して、消費者4に電話をかける。サービスリクエストは、電話スイッチAによって受信され、次に、それは、アカウントマネージャーAの消費者1のプリペイドアカウントが現存している場合、信号をサービスを認可するサービスマネージャーAへ送信する。次に、サービスマネージャーAは、受信する消費者4が自身のアカウントの一部でもなく、自身のネットワーク上にも存在していなくても、サービスを認可する。次に、電話スイッチAは、交換電話ネットワーク300を介してサービスリクエストを電話スイッチBへ送信する。次に、電話スイッチBは、消費者4が自身のエリア内に存在するかをチェックし、サービスマネージャーBを用いて消費者4がアカウントを持っているかをチェックする。アカウントマネージャーBを用いてチェックを行うサービスマネージャーBは、消費者4が残高を持っているカレントアカウントホルダーであるかを検証する。次に、サービスマネージャーBは、電話スイッチBを認可して、電話発呼を完了し、そして、消費者4に電話がかかる。
しかしながら、エリア310内の消費者1がエリア330内の消費者5に到達したい場合、周知のシステムは、上述で詳細した理由のために動作しない。しかしながら、本発明の様々な実施形態の下では、消費者1は自身のアクセス装置を起動して、消費者5への発行を試行する。電話スイッチAは、サービスリクエストを受信して、クリアランスリクエストをサービスマネージャーAへ送信する。次に、サービスマネージャーAは、アカウントマネージャーAを用いて、消費者1が残高を持つ有効な消費者であり、かつ消費者5が自身のネットワーク上の消費者でないことをチェックする。次に、電話スイッチAは、公衆交換電話ネットワークを介してサービスリクエストを電話スイッチCへ送信し、ここで、電話スイッチCには、消費者5が自身のエリアに存在していることが登録されている。次に、電話スイッチCは、消費者5がアカウントマネージャーC内のアカウントを持っていないことを検証するサービスマネージャCへ処理が進む。次に、サービスマネージャーCは、ワイドエリアネットワーク350を介して、通信を認可することを、アカウントマネージャーBに問い合わせる。アカウントマネージャーBでの、消費者5が残高を持っている有効な消費者であることのチェックの後、サービスマネージャーBによって通信が一旦認可されると、電話スイッチCは、消費者間の電話発呼を認可し、完了する。
いくつかのケースを、以下にまとめることができる。
ケース1:消費者1及び消費者4の両方が、ホームネットワークに存在し、消費者1が消費者4へ電話する。
1.消費者1が消費者4へ電話する。
2.消費者1がプリペイド加入者であるので、電話スイッチAは信号をサービスマネージャAに転送する。
3.サービスマネージャーAは、信号をアカウントマネージャーAへ転送する。
4.アカウントマネージャーAは、消費者1の個人識別がホームネットワークに属しており、DNIS(消費者4のMSISDN)がネットワーク310に属しておらず、かつ発呼がネットワーク310から発信されていることを識別する。
5.サービスマネージャーAは、消費者1を認証し、かつ電話スイッチAにリプライする。
6.電話スイッチAは、公衆交換電話ネットワーク(PSTN)を介して、発呼を電話スイッチBへ送信する。
7.電話スイッチBは、PSTNをネットワークを介して、発呼を受信し、かつ消費者がプリペイドであることを示す信号をサービスマネージャーBへ転送する。
8.サービスマネージャーBは、信号を受信し、かつアカウントマネージャーBを介して消費者4を認証する。
9.サービスマネージャBは、MAPクエリーを送信し、かつ消費者Bに対して在圏電話スイッチBを配置する。
10.サービスマネージャーBは、ページ信号を電話スイッチBへ送信する。
11.電話スイッチBは、消費者4のページングを開始する。
12.消費者4が発呼サービスに応答すると、サービスマネージャーBは、消費者4に対するレイティングを開始し、かつサービスマネージャーAは消費者1に対するレイティングを開始する。
ケース2:消費者4が自身のホームネットワークに存在し、かつ消費者3が消費者4のホームネットワークにローミング中であり、消費者3が消費者4へ電話する。
1.消費者3が消費者4へ電話する。
2.消費者3はプリペイド加入者であるので、電話スイッチBは信号をサービスマネージャBに転送する。
3.サービスマネージャーBは、信号をサービスマネージャーAへ転送する。
4.サービスマネージャーAは、消費者3がホームネットワーク310に属しており、かつ消費者4がネットワーク310に属していないことを識別する。
5.サービスマネージャーAは、消費者3を証明し、かつ電話スイッチBに信号を転送する。
6.電話スイッチBは、消費者がプリペイド加入者であることを示す信号をサービスマネージャーBへ転送する。
7.サービスマネージャーBは、アカウントマネージャーBを介して、ネットワーク320に属する消費者4を認証し、かつMAPクエリーを送信して、消費者4に対し在圏MSCを配置する。
8.電話スイッチBはリプライバックを行い、発呼が指示される。
9.電話スイッチBは、消費者4に対するページングを開始する。
10.消費者4が発呼に応答すると、サービスマネージャーBは消費者4のレイティングを開始し、かつサービスマネージャーAは消費者3に対するレイティングを開始する。
ケース3:消費者5及び消費者3の両方がローミング中であり、消費者5が消費者3へ電話する。
1.消費者5は消費者3へ電話する。
2.消費者5のIMSI(あるいは任意の固有識別子)の検証後、電話スイッチCは消費者5をプリペイド加入者として判定し、信号をサービスマネージャーCへ転送し、それはサービスマネージャーBへ転送する。
3.サービスマネージャーBは消費者5をローミング加入者として識別し、かつアカウントマネージャーBへクエリーを発行することによって、それを認証する。
4.サービスマネージャーBは、消費者5が更なるルーティングに対して有効であることを、サービスマネージャーCへリプライバックする。
5.サービスマネージャーCは、認可を電話スイッチCへ転送する。
6.電話スイッチCは、PSTNを介して、消費者3がプリペイド加入者であることを示す信号を電話スイッチAへ転送する。
7.サービスマネージャーAは消費者3を認証し、かつMAPクエリーを送信して、消費者3の在圏MSCを配置する。
8.サービスマネージャーBは、サービスマネージャーAへリプライバックを行い、これは、ルーティング情報を電話スイッチCへ送信する。
9.電話スイッチCは、発呼を在圏MSC、即ち、電話スイッチBへ転送する。
10.電話スイッチBは、消費者3に対するページングを開始する。
11.消費者3が発呼に応答すると、サービスマネージャーAは消費者3に対するレイティングを開始し、かつサービスマネージャーCは消費者6に対するレイティングを開始する。
12.どちらかのパーティが発呼を中止すると、サービスマネージャーCは、WANを介してアカウントマネージャーBを更新する。
図4は、ユニバーサルあるいはネットワーク独立型消費者サービスシステムの実施形態を示す図である。図4では、消費者400は、経路414を介して公衆交換電話ネットワークあるいはSS7ネットワーク410に接続して、サービスマネージャー(「SM」)420と通信する。サービスマネージャー420は、ワイドエリアネットワーク(「WAN」)430を介して、アカウントマネージャー(「AM」)442、アカウントマネージャー444あるいはアカウントマネージャー446と接続することができる。次に、サービスマネージャー420は、消費者400と任意のオペレータ/ベンダー1 462、オペレータ/ベンダー2 464あるいはオペレータ/ベンダー3 463と接続するために、経路412を使用して消費者400に再転送することができ、これらは、その消費者に自身の消費者ケアサービスを提供する適切なアカウントマネージャー442、444あるいは446とアクセスすることができる。アカウントマネージャー442は、データベース452の消費者情報、あるいはワイドエリアネットワーク430を介してデータベース454の消費者情報、あるいはワイドエリアネットワーク430を介してデータベース456の消費者情報に接続することができる。つまり、消費者は、その消費者の実際の位置に関係なく、消費者ケアサービスに対し発呼を行うための単一の電話番号を持つことができる。
図5は、各オペレータが、自身のホームカントリー(ホーム地域)で複数のスイッチを動作させることを示す図である。それぞれは、集中化ローミングデータセンターモデルに基づいて、国際ローミングサービスに参加している。このデータセンターは、1つ以上の電話会社あるいはサードパーティのどちからによって管理され得る。図5に示されるように、オペレータ1 532、オペレータ2 534及びオペレータ3 536は、A国530に存在し、WANあるいはTCP/IPネットワーク520及びPSTN&SS7ネットワーク510の両方に接続されている。また、オペレータ4 546、オペレータ5 544及びオペレータ6 542はB国540に存在し、かつWANあるいはTCP/IPネットワーク520とPSTN及びSS7ネットワーク510の両方に接続されている。WANあるいはTCP/IPネットワーク520とPSTN及びSS7ネットワーク510の両方は、国際ローミングデータデータセンター500に接続されている。国際ローミングデータセンター500は、サーバ502、サーバ504及びサーバ506を含むことができる。
サーバ502、504及び506のそれぞれは、上述のように動作することができ、消費者を認証し、かつサービスリクエストを転送する。つまり、図5は、上述のサービスマネージャー及びアカウントマネージャーが任意の位置に配置され得ることを示しているが、ホームネットワークの発呼エリア内に配置される必要はない。ネットワークは、GSM(登録商標)、CDMA、TDMA、AMPS、DAMPS、あるいは2.5G及び3Gを含む任意の他のネットワーク規格であり得る。スイッチを持ついくつかのSM/AMを介して動作する必要はなく、このスイッチは、メッセージを専用の集中通信プラットホームへ転送する。本例の集中通信プラットホームシステム内のスイッチは、それが国際ローミングデータセンターにインストールされる場合の選択要素であり、アドレスはローカルであり得る。そうでなければ、アドレスは、国際アドレスでなければならない。
ローミング消費者に対する消費者ケアは、上述のように厳密に処理される場合がある。しかしながら、多くの国にまたがる多くのオペレータによる大規模な設備を用いて、各関係電話会社が自身のスイッチングサイトのすべてに呼制御装置(スイッチマネージャーサーバ)をセットアップしなければならいことは非現実的である。消費者アカウント管理及びビジネスサポートシステム(アカウントマネージャー)は、すべての関係電話会社によって使用され、自身のそれぞれの加入者を管理し、それらの料金体系の生成/管理及びスイッチマネージャー(群)にIMSI/MSISDN(固有の加入者識別子)情報を与える、これは、各消費者の発呼を識別し、レイティングを行う。アカウントマネージャーは、ビジネスの状況に応じて分散できたり、できなかったりする。
図6は、集中化アカウントマネージャー672を示す図である。一例では、あるアカウントマネージャーを、集中化形態でいくつかの電話会社に提供することができる。別の例では、より高度な分散形態で配置される複数のアカウントマネージャーを持つこともでき、各アカウントマネージャーは、特定の電話会社あるいはそれらの任意の組み合わせに提供される。図6に示されるように、ユーザ615は、無線あるいはセルラー局690を介して、セルラー電話スイッチ678に接続することができる。セルラー電話スイッチ678は、PSTN650及びスイッチマネージャー674に接続されている。スイッチマネージャー674は、ネットワークを介して、インタラクティブ音声応答(IVR)サーバ686、シンプルメッセージサーバ(SMS)684、ボイスメールサーバ(VMS)682、ネットワークアカウントサービス(NAS)ユニット680、ファイヤーウォール676、アカウントマネージャー(AM)672及びキャタリスト(catakyst)ハブ640と接続されている。IVRサーバ686は、ヘルプデスク688に接続されている。AM672は、データベース670に接続されている。キャタリストハブ640は、アクセスサーバ628、IVRサーバ632、電子モバイルポータルコマースサーバ630、プロキシサーバ626及びセキュリティサーバ624に接続されている。ホーム/オフィスユーザ610は、インターネット600に接続されており、これは、PSTN650及びサイトルータ620に接続されている。サイトルータ620は、ファイヤーウォール622を介して、プロキシサーバ626に接続されている。
つまり、図6に示される集中通信システムは、国際ローミングデータセンターを使用可能にすることができ、かつサービスを提供するための様々な専用サーバを収容することができる。例えば、NASユニット680は、レイティング算出サーバとして設計することができる。様々なビジネス慣習を収容するための他の変形及び構成を、本発明の精神及び範囲から逸脱しないで組み込むことができる。
つまり、スイッチマネージャーは、国際ローミングデータセンター(IRDC)内に集中化することできる。各関連ネットワークは、シグナリングリンク(SS7等)を介して、セントラルスイッチマネージャーに接続することができる。これが可能になると、各関連ネットワークオペレータは、オペレータのローミングサービスを管理するために、IRDCで動作するサービスマネージャーのあるインスタンスのみが必要となる。単独のサーバ上にいくつかのサービスマネージャーインスタンスを配置することが可能である、あるいは各インスタンスは、自身が所有する専用サーバ上で、あるいはあるサービスマネージャーサーバが他のサーバに対するバックアップ/スタンバイとして動作する構成上で動作しても良い。
各オペレータに割り当てられるSMは、上述のローミングセクションで説明されている各SMの機能を組み合わせる。各オペレータの領域内の各MSCは、発呼者を識別し、自身のホームネットワークが関連ローミングパートーナーであるかを検証し、それらを自身のMSRNNに割り当てたりする。MSCがSMへの信号をハンドオフする場合、制御トラフィックは、スイッチルームからIRDCへ遷移するのではなく、国際SS7ネットワークからIRDCへ遷移する。SMは、発呼発信地点を識別し、発呼者のホームロケーションを判定することができる。次に、SMは、認可を行い、発信スイッチネットワークコード(及び発信発呼ID等)、発呼に対するMOC及びMTC部分に対する適切なレイティングテーブルに基づいてレイティングを行いう。
上述したように、内部オペレータ決済は、IRDCで処理される。規則に基づく収入の分割が管理され、リアルタイム、日毎、週毎あるいは月毎で、ネット収入の決済が実行される。本理恵のの集中通信プラットホームは、以下のように、異種ネットワークを介して発呼を処理する。
1.SM&AMは、複数のネットワークタイプに対し、GSM(登録商標)、CDMA、TDMA、AMPS等に対するネットワーク特定情報、シグナリングパラメータ制御情報、加入者認証特定情報及び通信プロトコル情報を構成することができる。
2.ローミング契約及びルールは、サービスと商取引に対するオペレータ間の関係に対し、料金、追加料金、税金、決済形態、期間、アカウント情報等毎にセットアップされる。
3.加入者設定:サービスプロファイル情報、ローミングに対する利用可能なネットワークタイプと、各ネットワークタイプに対する加入者識別情報を含んでいる。
4.発呼は、以下の方法で処理することができる。
a.SMは、着信発呼信号を受信する。
b.ネットワークタイプを識別する。
c.ネットワークタイプ(即ち、固有の識別子)に対して必要とされる情報をチェックする。
d.これが、ホームあるいは来訪ネットワークの発呼であるかをチェックする。
e.そのネットワークタイプに対して必要とされる適切なパラメータを使用して、ホームネットワークへの信号を生成する。
f.来訪ネットワークに戻るユーザ/加入者を認証し、加入者サービスプロファイルからサービス有効性を確認する。
g.ユーザのアカウントに対する来訪ネットワークタイプからの発呼をレイティングする(残高をチェックし、利用可能性を確認する)。
h.残高が使い尽くされるあるいは発呼が終了する場合、SMは、終了を確認し、後取引情報をホームネットワークデータベースに送信し、決済を指示する。
ビジネスが益々競争的になるにつれて、モバイルオペレータは、データ、ファックス、シンプルメッセージサーバ及び移動商取引のような、いくつかの付加価値サービスを自身のホームネットワークの消費者に提供することを広範囲で模索している。また、これらの付加価値サービスは、益々、ポストペイドローマーに提供されている。モバイルオペレータは、このようなサービスをプリペイドローミング加入者にも提供しようとしているが、それは、自身のオペレータ専用装置及びシステムに制限されている。
図7は、電話管理システム720、SMSサービス管理システム722、FAXサービス管理システム724、データサービス管理システム726及び他の「XYZ」管理システム728を有する移動ネットワーク710を示す図である。
消費者に課金されるこれらのサービスのいくつかは、時間単位あるいは他のイベント単位で実現され得る。実生活での構成は、シグナリングリンクを介して、付加価値サービスのすべての認可/使用を制御できるようにしても良いし、あるいはしなくても良い。電話サービスは、シグナリングリンクを介して制御することができるが、ファックスや移動商取引のようなサービスに対しては、シグナリングリンクを介する認可/使用の制御は実現できくなくても良い。
プリペイドローミング加入者へこのような付加価値サービスを提供する電話会社あるいは他の通信オペレータに対しては、頻繁な間隔(例えば、1分毎あるいは5分毎)で使用記録が収集され、かつ処理される、いくつかのインタフェースが構築される必要がある。しかしながら、高額の取引の可能性を考慮すると、商取引サービスは、取引が発生すると同時に処理される必要がある。
図7は、集中通信プラットホームシステムの実施例が、プリペイドローマーに対し、そのような付加価値サービスの使用を、どのようにして管理するかを説明している。移動ネットワーク710は、電話管理システム720、SMSサービス管理システム722及びFAXサービス管理システム724と、データサービス管理システム726あるいは他の「XYZ」管理システム728にアクセスすることができる。電話管理システム720は、電話レイティング740にアクセスすることができる、これは、集中通信プラットホームプリペイドアカウント及び残高750に接続することができる。SMSサービス管理システム722、FAXサービス管理システム724、データサービス管理システム726及び他の「XYZ」管理システム728は、ゲートウェイ730に接続することができ、これによって、SMS用拡張データサービスレイティング742、ファックス用拡張データサービスレイティング744、データ用拡張データサービスレイティング746及び拡張データサービスレイティング748と接続する。SMS用拡張データサービスレイティング742、ファックス用拡張データサービスレイティング744、データ用拡張データサービスレイティング746及び拡張データサービスレイティング748は、集中通信プラットホームプリペイドアカウント及び残高750に接続することができる。
付加価値サービスが認可される前に、外部システム(即ち、付加価値サービスを提供しているシステム)は、一例の集中通信プラットホームシステムにゲートウェイ730を介してリクエストを行う。集中通信プラットホームシステムの一例の詳細は図7に示されていないが、その詳細は、本明細書で説明される及び/あるいは明示される。レイティングテーブル、プリペイドアカウントが利用可能なアカウント残高及び許可済サービスプロファイル解析に基づいて、本例の集中通信プラットホームは、ゲートウェイ730を介して外部システムに対する取引を認可するあるいは拒絶する。認可された取引のそれぞれに対しては、外部システムは、付加価値サービスをプリペイドローマー消費者に提供する。使用の終了時(あるいは所定量の時間の終了時)には、外部システムは、拡張データレイティング(EDR)を生成し、これは、ゲートウェイ730を介して本例の集中通信プラットホームシステムに送信される。外部集中通信プラットホームは、このようなレコードそれぞれに対してEDRレイティング処理を初期化し、EDRを処理し、かつ本例の集中通信プラットホームデータベースに消費者アカウント残高情報を更新する。
プリペイドローマーは、1つ以上の付加価値サービスを使用しながら、電話の使用を継続することができる。このような状況では、以下で更に説明されるように、本例の集中通信プラットホームシステムは、電話の使用に対して電話レイティング処理を初期化する。また、本例の集中通信プラットホームは、EDRレイティングテーブル、EDRルール及び処理を使用して、EDR群を同時に処理する。デッドロック状態あるいは著しい残高不足を回避するために、本例の集中通信プラットホームは、電話サービスに対する金額をプリペイド消費者アカウントに優先的な割当を行う(例えば、ある所定期間の使用に対する料金を確保する)。また、このアーキテクチャにおいては、EDRのレコードが遅延されて登録されることによって、プリペイドローマーのユーザアカウント残高がゼロを下回ることが発生し得る。このような状況は、サービス認可リクエストが到達する場合に、付加価値サービスに対する事前割当金によって避けられる。
例えば、来訪ネットワークエリアから、消費者が発呼を行う。本例の集中通信プラットホームは、以下のようにして、発呼レイティングを処理する。
1.IVR、立ち寄り(walk-in)、インターネット/モバイルインターネット、及び任意の他の手段を介して、加入者が発呼を行う。
2.本例の集中通信プラットホームは、電話番号、ユーザから与えられるPINあるいは他の情報のどれかによって、あるいは自動あるいは手動の確認によって、加入者を確認する。
3.IVRは、消費者ホームアカウントを配置する。
4.IVRは、アカウント情報及びサービスプロファイルを取得するために、消費者ホームアカウントにクエリーを送信する。
5.IVRは、クエリーを解析する/処理する:情報サービスがCCCによって処理され、アカウント関連サービスクエリーは、本例の集中通信プラットホームを介してホームネットワークへの更なるクエリーを生成し、再入金サービスが、以下のようにして処理される。
6.次に、消費者は、来訪ネットワークによって提供されるWAPサービスを介してインターネットに接続し、かつ販売サイトを介して購入を行う。
7.支払認可に対して、IPネットワーク(公衆あるいは専用ネットワーク)を介して、ホームネットワークで本例の集中通信プラットホームに対し、販売サイト(あるいは任意の他のサービスプロバイダ)が認可を問い合わせる。
8.次に、集中通信プラットホームは、ホームネットワーク認可データベースを用いて、消費者が商取引に対して認可され(サービスプロファイル確認)及び消費者の位置を取得しているかを検証する。
9.次に、集中通信プラットホームは、集中通信プラットホームコンポーネントへのリクエストを行い、これは、来訪ネットワークで発呼を処理する(分散アーキテクチャで、これらのコンポーネントは、来訪位置に存在し得る)。
10.集中通信プラットホームは、WANリンクを介して、専用あるいは公衆ネットワークへのリクエストを行う。集中化アーキテクチャにおいては、これらのコンポーネントは、局所的に利用可能になっている。
11.集中通信プラットホームは、ネットワークを介して認可リクエストを行う。
12.認可が一旦成立すると、本例の集中通信プラットホームコンポーネント(このタイプに依存する、ホームネットワークあるいは来訪ネットワークのどちらか)は、情報の一貫性を保証するために、ホームネットワークデータベースに全部の取引を引き渡す。
13.決済ルールに基づいて、本例の集中通信プラットホームは決済を指示する。
認可リクエストは、2つのタイプがあり得る。タイプ1:消費者の現在残高がどれくらいがを通知し、ブロック「X」の金額を商取引にあてる(「X」は、ローミング契約に基づいて、ホーム/来訪ネットワークによって課せられる認可と任意のサービス料金に対して、販売者によって要求される金額である)。このような状況では、最終認可が、ホームネットワーク自身によって処理される。タイプ2:商取引を処理し、かつ認可されている場合にはX金額分を控除する(「X」は、ローミング契約に基づいて、ホーム/来訪ネットワークによって課せられる認可と任意のサービス料金に対して、販売者によって要求される金額である)。このような状況では、これは、来訪ネットワークでの商取引レイティング処理となり、これは、取引を完全に処理し、かつ更なる処理のために決済レコードを生成する。
別の例では、ローカルのネットワークXに存在する消費者Aが、ネットワークZにローミングする。彼は、自身のプリペイドアカウントを満額にする、あるいは再入金する必要がある。本例の集中通信プラットホームは、これを、以下の方法で可能にすることができる。
1.彼は、市場で、オペレータZから証書(商品引換券)を購入する。
2.彼は、ネットワークZのIVR番号をダイヤルする。
3.IVRシステムは、彼のMSISDN番号を読み出し、ネットワークコードから彼がローカルの加入者でないことを判定する。
4.ネットワークIDを持つことで、IVRは、TCP/IPネットワークを介して、ネットワークXのLAUTデータベースにクエリーを発行する、これは、購入された商品引換券の額に対し、消費者Aのホームネットワークでの通話時間を判定する。
5.次に、LAUTデータベースは、ホームネットワーク上で更新される。
この処理は、再入金に関連する任意の金額が、任意の来訪ネットワークで再入金されるとしても、その金額が常にホームネットワークに送金されることを保証する。ローミング発呼の成立に続いて、本例の集中通信プラットホームスイッチマネージャーによって課金される収益は、自身のローミング料金表(tariff)契約に従うパートナーネットワーク間で分配されなければならない。
ローミング課金率契約は、いくつかの任意の場所に記憶することができる。この契約は、集中通信プラットホーム、別の課金サーバ、あるいはアカウントの決済をサポートする任意の他の場所に記憶することができる。加えて、決済に対するルールは、集中通信プラットホーム、別の課金サーバ、あるいはその契約に対するパーティによって決定される他の場所に記憶することができる。加えて、決済に対するルールは、集中通信プラットホーム、別の課金サーバ、契約に対するパーティによって決定される他の場所に記憶することができる。加えて、この契約は、集中通信プラットホームのオペレータと、そのオペレータとビジネスを行う会社群、消費者及び組織間で取り交わされ得る。
任意の時間期間が経過した時点で、通常は日毎に、ローミング発呼に対するすべての発呼詳細レコード群(CDR群)は、決済処理に渡される。選択的には、決済目的用の情報を送信するTAP/Cyberのような産業標準フォーマットで使用記録を生成することができる。これは、それぞれのオペレータのバックオフィスの一部とすることができる、あるいはアプリケーションサービスプロバイダ(ASP)モデルを実行する情報センター(clearinghouse)を介して処理することができる。本例の集中通信プラットホームは、各オペレータの収入と、そのパートナーに関する収入とを比較して、最終的なネット送金(transfers)をまとめることができる。
これらの取引は、集中通信プラットホームに記憶することができるが、本実施形態は、集中通信プラットホーム上で提供される多次元データベースの使用に対するものとなる。本実施形態が使用される場合、多次元データベースは、パートナーネットワークあるいはベンダー間の契約に従って様々な時間の様々な次元で取引のすべての構成を、ある次元として記憶することができる。また、アクセスが利用可能である場合、消費者は、自身の長距離キャリヤを選択しても良い。このような状況では、本例の集中通信プラットホームは、ホーム方式(plan)の長距離移動ネットワークの代りに、長距離キャリヤを用いて、来訪ネットワークでPSTN移動体で終了された発呼を決済する。また、ホーム方式の長距離移動ネットワークと来訪方式の長距離移動ネットワークは、ホーム方式の移動ネットワーク及び来訪方式の移動ネットワークとすること(即ち、グローバル方式ローミングあるいは3Gネットワークをカバーすること)も可能である。また、ホームネットワークと来訪ネットワークは、GSM(登録商標)技術に基づいていなくても良く、別の移動体技術に基づいていても良い。
本例の集中通信プラットホームシステムは、プリペイドローミングサービス管理システムとして動作するために、電話会社と接続することができる。加えて、本例の集中通信プラットホームは、販売取引を管理するための販売システムと相互接続することもできる。各販売とネットワークパートナーそれぞれに対する決済ルールは、本例の集中通信プラットホーム決済システム上に構成することができる。本例の集中通信プラットホームは、提供されるサービスあるいは商取引に関連する支払取引を制御する。本例の集中通信プラットホームは、決済ルールに基づいて、サービス及び取引の少なくとも一方に関与するすべてのパーティに対する支払を決済する。
ボリュームディスカウント、バンドル化サービスのような要素に対して、本例の集中通信プラットホームは、データテーブルに適切な情報を配置することができる。定期的に(例えば、毎分、毎日等)、本例の集中通信プラットホームは、そのような情報を解析し、かつそのようなサービスに対する決済を実行する。
本例の集中通信プラットホームは、セントラルサイト(中央)に配置して、電話会社ネットワーク、販売ネットワーク及び保証人の消費者アカウントシステムに接続することができる。本例の集中通信プラットホームは、レイティングエンジンあるいは音声用テーブルと、データ及びイベントの少なくとも一方と、消費者のプリペイドアカウント間の動的対話を可能にする。ユーザの選択時に(いつも、あるいはユーザ定義基準に基づいて自動的に自身を選択するシステム)、お金を、保証人の消費者アカウント(任意のタイプのアカウント)から本例の集中通信プラットホームの消費者プリペイドアカウントに送金することができる。
本例の集中通信プラットホームの消費者プリペイドアカウントは、商取引及び通信取引支払処理に対して使用される。消費者の残高が本例の集中通信プラットホームアカウントを使い尽くす場合、本例の集中通信プラットホームアカウントには、消費者の要求に応じて、例えば、銀行の投資信託会社の補償人の消費者アカウントやその類を介して、再入金することができる。また、本例の集中通信プラットホームは、そのプラットホームの単独の消費者のプリペイドアカウント上での商取引、通信及びデータ取引の並列処理を可能にする。各取引に対して、本例の集中通信プラットホームは、消費者へサービス及び取引の少なくとも一方の提供時に関与するすべてのパーティン間の支払を決済することもできる。
例えば、ジョン スミス(John Smith)が銀行アカウント(BA001)と集中通信プラットホームアカウント(UP987)を持っている場合、ジョン スミスは、自身の銀行アカウントBA001を自身のプリペイドプラットホームアカウントUP987と関連付けることができる。もちろん、BA001は、預金、当座、デビット(借入)、クレジットあるいは任意のタイプのアカウントとすることができる。また、銀行は、消費者の資産を保証する、いくつかの任意のタイプの事業体であり得る。銀行定義基準に基づいて、銀行は、ジョン スミスによる集中通信プラットホームアカウントのある金額の保証人の立場となることに同意している。例えば、BA001が消費者アカウントに1500ドルを持っていても、銀行は集中通信プラットホーム消費者アカウント上限を100ドルにすることを許容しても良い。本例の集中通信プラットホームアカウントの実際の金額は、ジョン スミスの銀行取引履歴や銀行取引金額のようないくつかのファクターに依存してかなり変化し得るので、ジョン スミスは、本例の集中通信プラットホームアカウントで、電話会社、販売コミュニティー、地方監督官庁等によって課される任意の期間及び状態を保とうとする。ジョン スミスは、関連付けられている消費者の銀行あるいは保証人のアカウントを使用する再入金で、本例の集中通信プラットホームアカウントを使用する任意の移動商取引あるいは通信サービスに対して支払を行うために、本例の集中通信プラットホームプリペイドアカウントを使用することができる。
例えば、ユーザが、自身の集中通信プラットホームアカウントの金額を使い尽くしている場合、そのユーザは、BA001から自身のプラットホームアカウントに再入金することができる。消費者は、また、集中通信アカウント(いわゆる、UP001、UP657等)に対するサブをアカウントを作成して、それを特定用途用(例えば、消費者にどのようなタイプのサービスが可能であるかの制約を持たせてあるいは持たせずに、自身の家族に贈り物をする、あるいはオンライン取引に対して1つのアカウントを使用し、かつオフライン取引に対して別のアカウントを使用する等)に使用することができる。消費者は、自身のサブアカウントのそれぞれに対して制限を設定することができる(予算管理)、あるいはすべてのサブアカウントに対しても併せて設定するフリーフロー制限としてメインアカウント制限(集中通信アカウント)を使用することができる。どのような場合でも、消費者の支払に対する銀行の保証は、本例の集中通信プラットホームアカウントに対して特定される金額に制限されている。
また、BA001は、単独のアカウントである必要はなく、かつUP987の制約はBA001の一部である必要はない。例えば、BA001は、仮想アカウントであり得る、これは、ジョン スミスの金融有価証券(ジョン スミスによって保有される、例えば、預金アカウントの残高、クレジットアカウント、当座アカウント、現在の市場価格の在庫資金/投資信託等)のすべてを組み合わせ、かつBA001の通貨単位で入金することを想定することができる。また、集中通信アカウントの上限は、BA001アカウントの金額より高く、あるいは低く、あるいは同じにすることができる。
本例の集中通信プラットホームは、以下の状況が可能である。:集中通信プラットホームアカウントの残高のみに基づく認可、集中通信プラットホームアカウントの残高に基づく認可、これは、プラットホームアカウントがリアルタイムあるいはほぼリアルタイムの取引(残高及びデビットのチェック)に対して認可されている保証人の消費者アカウントに統合する、かつ集中通信プラットホームアカウントの残高に基づく認可、これは、別の機関が、リアルタイム認可及びリアルタイム残高に基づいている現在の金額を保証する。
いくつかの状況/市場では、銀行を介在させないことが可能である。このような状況では、デジタルデビットアカウントを、販売者あるいは販売コミュニティーのどちらかによって、あるいは電話会社によって、あるいはサードパーティによって、あるいはこれらのエンティティのすべてあるいはいくつかの組み合わせによって発行することができる。このデジタルデビットアカウントは、銀行以外のパーティがアカウントを発行する以外は、かなり類似する形態で動作する。この状況では、デジタルデビットアカウントの発行エージェンシーは、銀行あるいは金融機関をパートナーとしても良いし、あるいはしなくても良い。
このデジタルデビットアカウントは、市場で現在利用可能な電子財布とは異なるものである。電子財布は、支払に関連する発行物のみに関係する。財布は、主に、認可される金額に着目している。これに対し、デジタルデビットアカウントは、消費者に関連する様々な構成に注目している(例えば、サービスを受信するあるいは購入するために、消費者が認可されているか否か)。また、電子財布は、継続する、時間単位の課金(例えば、電話発呼、分単位でのダウンロードで課金される音楽のダウンロード等)に関連する発行物にも関係しない。デジタルデビットアカウントは、これらの発行物に注目しており、適切な課金計算を可能にする。つまり、電子財布は、電子財布アカウント(これらは、使用するためのサードパーティに依存する)から、お金をいくら引き落とすかについての決定は行わない。集中通信プラットホームで使用されるデジタルデビットアカウントは、お金をいくら引き落とすかについての決定を行うことができる。
本例の集中通信プラットホームは、セントラルサイト(中央)に配置することができ、サービスノードあるいは統合ネットワークノードのどちらかとして電話会社ネットワークと接続することができる。本例の集中通信プラットホームは、銀行の消費者アカウントシステム、あるいは消費者のクレジットカードシステム、あるいはオンライン/オフライン集中通信プラットホーム消費者アカウント再入金を可能にする任意のサードパーティシステムにも接続することができる。
消費者に対し、本例の集中通信プラットホームアカウントは、2つのサブアカウントを生成することができる。例えば、1つのサブアカウントは、オンライン/リアルタイム取引用に使用され、これは、通信サービスあるいは商取引サービスあるいはそれらの両方に対するものとすることができる。もう1つのサブアカウントは、オフライン取引用に使用される。例えば、ジョン スミスが、50ドルの本例の集中通信プラットホームアカウントを持っている場合、彼は、アカウントAに40ドルを持たせて、これをオンライン/リアルタイム取引に対して使用する。ジョン スミスは、もう1つのサブアカウントBに10ドルを持っている。この10ドルは、ユーザの読出/書込メモリ装置(別々の読出/書込メモリ装置あるいは読出/書込メモリ装置として動作する電話機器あるいは任意の組み合わせ)に転送することができる。
ジョン スミスが、電話による発呼、あるいはインターネット上での音楽のダウンロード、あるいはリアルタイムレイティングを必要とする任意の取引を行う場合、本例の集中通信プラットホームは、自動的にあるいはユーザの選択(予め選択されている、あるいはユーザリクエストの時点で)によって、支払用にアカウントAを使用する。ジョン スミスがお店に行って、コーヒー、あるいはコーラ、あるいは新聞、あるいはオンライン/リアルタイム取引を許可していない任意の商品(群)を購入しようとする場合、本例の集中通信プラットホームは、自動的にあるいはユーザの選択によって(予め選択されている、あるいはユーザリクエストの時点で)、アカウントBを使用することになる。売買の成立時に、装置が本例の集中通信プラットホームとのオンライン接続が可能である場合、本例の集中通信プラットホームは、取引/消費者プロファイルに関連する情報を(双方向で)更新することができる。
サブアカウントBの残高が使い尽くされると、本例の集中通信プラットホームは、消費者に(ユーザの選択によって、あるいはプリセットパラメータによって)、アカウントAからアカウントBへ送金させることを可能にする。ジョン スミスがアカウントBのお金を使い尽くしている場合、彼は、売買成立(読出/書込メモリ装置上で残高情報を更新するための装置を持つ)を行うことができ、かつ自身のアカウントに再入金することができる。例えば、ジョン スミスは、お店に行って、100ドルを支払い、自身の読出/書込メモリ装置が更新されている追加の100ドルを取得し、次に、彼が、本例の集中通信プラットホームシステムとオンライン接続を行う売買装置を使用している場合、本例の集中通信プラットホームは、自動的に情報を更新し、かつ、ジョン スミスの要求に応じて新規の100ドルを彼のプリペイド サブアカウントA及びBに分割して入金する。
本例の集中通信プラットホームは、電話会社、販売ネットワーク及び銀行の消費者アカウントシステムに接続することができる。本例の集中通信プラットホームは、消費者に、再入金用の可変構成ルールエンジンに基づいて様々な再入金基準を定義させることを可能にする。このような、ルールエンジンは、消費者に対して、以下のようなことを定義させることを可能にする:消費者が可能な様々な再入金手段(IVR、ATM、直接送金等)、アカウントに再入金する時間であるかどうかを特定する様々な基準、消費者アカウントにお金がいくら再入金されるかを判定する様々な基準がある。つまり、集中通信プラットホームシステムは、自身の消費者プリペイドアカウントに対して、ゲートウェイあるいは他の手段を介して多くのサービスを可能にすることができる。
図8は、集中通信プラットホーム、システム及び方法を用いて通信サービスに対する課金の発生例を示している。図8は、課金のタイプ、課金決定先、引落先、ホームネットワーク及びローミングネットワークの負担額、及び課金決定単位に対する列を含んでいる。例えば、商取引は、サービス税、レンタル及び再入金料金を介して、ホームネットワーク内の移動発信発呼(MOC)に対する支払を必要とするかもしれない。
図9は、集中通信プラットホーム、システム及び方法に対して、プリペイド消費者アカウントへの再入金方法の例である。図9に示される方法は、自動再入金である。しかしながら、他のタイプの再入金も本
発明の範囲内であり、これには、消費者で再入金を確認する追加のステップ、銀行あるいはサードパーティで再入金を確認する追加のステップ、及び時間あるいは他の変数のチェックに関連する追加のステップを含んでいる。本方法は、ステップ900で開始し、消費者プリペイドアカウントに十分なお金が存在するかを判定するために、910に進む。
910でのアカウントに十分なお金があるかの判定において、判定は、プリペイドのユーザアカウントに値が存在するか否かの判定が行われる。そのアカウントに十分なお金がない場合、本方法は、再入金ルールがセットアップされているかを判定するために、920に進む。そのアカウントに十分なお金がある場合、本方法は、サービスを認可するために、ステップ912に進む。本方法がサービス認可ステップ912に進む場合、次に、本方法は、エンド950に進む。
本方法が「再入金ルールセットアップ」ステップ920に進む場合、消費者が、自身のアカウントのプリペイド再入金を認可しているかどうかの判定を行う。消費者がアカウントの自動再入金を認可している場合、本方法は、「どこからの再入金?」ステップ930に進む。消費者が、自身のアカウントの自動再入金を認可していない場合、本方法は、サービス終了ステップ922に進む。本方法がサービス終了ステップ922に進む場合、本方法はエンド950に進む。
本方法が「どこからの再入金?」930に進む場合、任意の銀行、クレジット、投資アカウントあるいは事前認可済ローンによってアカウントに再入金するための判定が行われる。「どこからの再入金」処理が銀行からの場合、本方法は、932の、銀行との電子商取引に進む。再入金がクレジットによる場合、本方法は、934の、クレジット会社との電子商取引に進む。再入金が投資アカウントからである場合、本方法は、936の、投資アカウントとの電子商取引に進む。再入金の形態が事前認可済ローンである場合、本方法は、938の、ローン会社との電子商取引に進む。再入金の形態に関係なく、本方法は、ステップ940に進む。ステップ940で、集中通信プラットホームは、プリペイド消費者のアカウントに再入金を行い、910の、十分なお金が消費者のプリペイドアカウントがあるかの判定に戻る。
上述したように、ユーザは、いくつかのソースの任意のものから自身のアカウントに再入金することができる。この再入金は、ユーザ選択あるいはルールによって制御することができる。例えば、ユーザは、投資アカウントから、5000ドルの再入金を行い、その後、クレジットアカウントから課金することを予め定義することができる。加えて、ユーザは、様々な変数、例えば、時間、アカウント残高、再入金金額及び他の要素に基づいて、再入金を認可することができる。各再入金アカウントに対して、集中通信プラットホームと再入金エンティティのオペレータとの両方の再入金エンティティと消費者間で、契約がセットアップされる、その契約は、再入金速度、決済時間、再入金エンティティからの不足額の通知、アカウント残高通知及び従来より知られている他の要素のような事柄を詳細に説明する。再入金アカウント、契約、ルール及び処理に関するデータは、集中通信プラットホームのアカウント及びサービスマネージャーの少なくとも一方に記憶されることが好ましい。
図10は、ディーラー1010、セールスエージェント1020、ユーザ1030、外部キャリヤ1050、企業及びホームアカウント1040、VMS加入者1060及び集中サービスマネージャー1000間の関係の例を示している。ユーザ1030は、注文あるいは注文取消を行い、PINを集中サービスマネージャー1000に入力することができる。これに対し、ユーザ1030は、サービスを受信することができる。ユーザ1030が受信するサービスの取引において、集中サービスマネージャー1000は、企業及びホームアカウント1040からの支払を初期化することができる。ユーザ1030が自身のアカウントに再入金したい場合、そのユーザは、セールスエージェント1020に赴くことができる。次に、セールスエージェント1020は、集中サービスマネージャー1000のアカウントに再入金する一方で、手数料を受け取ることができる。次に、集中サービスマネージャは、アカウントの再入金を、企業及びホームアカウント1040に送信することができる。アカウントに再入金されると、次に、ユーザは、ユーザが受信できるサービスに対するディーラー1010への支払を認可することができる。加えて、外部キャリヤ1050は、転送サービスのようなサービスに対する支払あるいは認可を受信することができる、また、仮想電話番号の再調停及びレイティング情報を、集中サービスマネージャ1000に更新する。選択的には、VMS加入者1060は、音声メールボックス情報、請求書及び証書、クエリー応答、歓待メッセージや支払催促状を維持するためのクエリーあるいは支払を受信することができる。
図11は、ローミングネットワークで移動商取引を可能にする集中システムの実施形態である。ユーザ装置1130は、ローミングネットワーク1120に接続する。ローミングネットワーク1120は、集中サービスプロバイダ1150に接続する。集中サービスプロバイダ1150は、インターネット1100及び集中サービスプロバイダ1140に接続することができる。販売者1160及び1170は、インターネット1100に接続することができる。次に、ホームネットワーク1110は、集中サービスプロバイダ1140にも接続することができる。集中サービスプロバイダ1050及び1140は、ともに、サービスのエリアの変化に伴って、集中通信システムを維持する機構である。
動作としては、ユーザ装置1130は、ローミングネットワーク1120に存在している状態で、集中サービスプロバイダ1150に接続して、移動商取引を初期化することができる。集中サービスプロバイダ1150は、移動商取引に対するリクエストをホームネットワーク1110の集中サービスプロバイダ1140に送信する。集中サービスプロバイダ1150は、インターネット1100にも接続して、販売者1160及び1170と連絡して、ユーザ装置1130へのサービスの配送、あるいはユーザ装置1130への商品の配送の確認を提供する。
図12は、本発明の実施形態に従うプリペイドローミングサービスアクティビティの例を示している。ホームネットワーク1212がイタリア1210である地点1200にいる移動電話のプリペイドユーザであるティム(Tim)は、スペイン1220に旅行する、このスペインは、ローミングネットワーク1222を持っている。スペイン1201で、ティムは、自身のプリペイド消費者アカウントに再入金しようとする。次に、地点1201のティムは、ローミングネットワーク1222と接続し、SS7 1240とのリンク1224を確立し、集中サービスマネージャー1250とのリンク1242を確立する。次に、集中サービスマネージャー1250は、リンク1244、SS7 1240及びリンク1226を介して、ティムの現在のアカウント情報をローミングネットワーク1222に送信する。そして、ローミングネットワーク1222は、フランス1230の銀行1232に連絡して、集中サービスマネージャ1250のティムのプリペイド消費者アカウントに再入金することができる。
図13は、集中通信プラットホームに対するユーザのアカウントの情報データ及び構造の実施形態を示している。消費者アカウントは、ホームテーブル1300、リクエスト情報テーブル1310及び認可情報テーブル1320を含むことができるが、これに限定されるものではない。ホーム情報テーブ1300は、ホームメイン番号、タイトル、ファースネーム、ミドルネーム、ラストネーム、アドレス、電話番号、ファックス、電子メール、備考、職業、最終課金日、デポジット金額、クレジット上限、クレジット上限解消、現在残高、最終支払日、有効カード、状態及び状態変更日を含むことができるが、これに限定されるものではない。認可情報テーブル1320は、値、隔離時間(quarantine)、有効明細、使用済カウンタ、承認状態、最終承認シーケンス、トポロジーコード及び転送済ROCを含むことができる。リクエスト情報テーブル1310は、拡張コード、開始ストリング、受信範囲、PIN番号、初期起動コード及び状態を含むことができるが、これに限定されるものではない。
図14は、集中通信プラットホームに対する音声メールシステムにリンクしている消費者アカウントの実施形態を示している。消費者アカウントは、消費者テーブル1400、音声メールボックス1410を含むことができるが、これに限定されるものではない。消費者テーブル1400は、パスワード、タイトル、ファーストネーム、ミドルネーム、ラストネーム、アドレス、電話番号、ファックス、電子メール、状態、状態変更日、プロファイルID、職業、言語ID、有効日、最終課金日、現在残高、最終支払日、備考及び歓待メッセージを含むことができるが、これに限定されるものではない。音声メールボックス1410は、オペレータ名、状態、受信用のインポートボックス番号を含むことができるが、これに限定されるものではない。音声メールシステムプロファイルは、詳細、総メッセージ長、各メッセージ長、メッセージ期限(age)、課金、延滞金、利子(interest)タイプ、案分、有効期限、有効日、デポジット及び総メッセージを追加することができ、また含んでいる。
図15は、集中通信プラットホームで使用することができる、インタラクティブ音声応答システムの実施形態を示している。図15の方法は、スタート1500で開始する。次に、本方法は、プロンプト(支払催促)番号1をユーザ1510に発信し続ける。1510で、プロンプト番号1がユーザに発信された後、本方法は、番号1512の待機に移動する。デジタル値が入力されると、本方法は、番号チェックを行うために、1520に進む。1520の番号チェックにおいて、番号が有効である場合、本方法は1530に進む。番号が無効番号である場合、本方法は、1514に戻る。
1514において、最大試行回数に到達しているかどうかの判定が行われる。最大試行回数に到達していない場合、本方法は、1510で、プロンプト1をユーザに発信し続ける。最大試行回数に到達している場合、本方法は、1560で、プロンプト4を発信し続ける。
1530のユーザへのプロンプト2の発信において、ユーザが番号を受信しているか、発信の終了となっているかの判定を行う。1530で、ユーザへのプロンプトが発信の終了となっている場合、本方法は、1532の待機に進む。1530で、ユーザへのプロンプトの発信が番号を取得している場合、本方法は、1540で、プロンプト3の発信を実行する。1532の待機においては、番号を取得するまで待機する。番号が一旦受信されると、本方法は、1540のユーザへのプロンプト3の発信に進む。
次に、1540のユーザへのプロンプト3の発信は、それが発信の終了となっているかあるいは番号を受信しているか判定する。1540のユーザへのプロンプト3の発信が発信の終了となっている場合、本方法は、1542の番号の待機に進む。1540のユーザへのプロンプト3への発信が番号を受信している場合、1550の番号チェックに進む。1550の番号のチェックにおいて、番号が有効な番号である場合、本方法は、1570のショートコードと実際の番号のデータベースへの登録に進む。そうでなければ、本方法は、1560のプロンプト4の発信に進む。
図16は、複数の決済に対する集中通信プラットホームのプリペイドアカウントの使用を示すフローチャートである。プロンプト1は、集中通信プラットホームに、予め確立されているルールに基づいてパーティタイプを選択することをプロンプトすることができる。次に、パーティタイプは、選択しているパーティタイプ1610に入れることができる。選択しているパーティタイプ1610は、企業、ホーム、ディーラーあるいはセールスエージェントタイプの任意の1つとすることができる。パーティタイプが企業である場合、本方法は、部門1612の選択に移動する。パーティタイプがホームである場合、本方法は、ホーム1614の選択に移動する。パーティタイプがディーラーである場合、本方法は、ディーラー1616の選択に移動する。パーティタイプがセールスエージェントである場合、本方法は、セールスエージェント1618の選択に進む。
選択されているパーティタイプに依存して、1600の手数料のパーティコード及び支払に対する現在の金額を調べるために、適切なタイプのIDが送信される。これによって、ユーザは、プリペイドアカウントに再入金することができる、あるいはプリペイドアカウントを確立することができる。集中通信プラットホームにおける、1600の手数料のパーティコード及び支払に対する現在の金額の調査中に、関連情報が記憶される。
プロンプト2の支払方法は、集中通信プラットホームに、予め定義されているルールに基づく支払方法を選択することをプロンプトする。1620で選択する支払方法において、支払方法のタイプが、クレジットカード、銀行及び現金から選択される。クレジットカードが選択されている場合、本方法は、クレジット情報1640の入力に移動する。銀行が選択されている場合、銀行情報1622の入力に移動する。次に、本方法は、1600の手数料のパーティコード及び支払に対する現在の金額の調査に移動する。
次に、1600のパーティコード及び支払に対する現在の金額の調査は、am_di_info1630、am_home_info1632、dms_dealer1634、dms_sales_agent1636、pp_instr1638、pp_credit_card1640、pp_paid_trans_main1642、pp_outstand_payment1644のいずれかに進むことができる。つまり、決済は、複数のパーティの取引となる。
図17は、集中通信装置内で発生し得る複数パーティの決済に対するプリペイドアカウントの再入金、ルールのセットアップの半自動化方法の実施形態である。本方法は、スタート1700で開始し、1701のパーティタイプ及びコードの選択1701、あるいは1710のO/S支払リストの調査のどちらかに進む。
本方法が、1710の現在及び決済(O/S)支払のリストの閲覧に進む場合、本方法は、最初のあるいは現在の支払手数料を判定する。次に、本方法は、1720の支払方法の選択に進む。1720の支払の選択において、本方法は、予め定義されているルールに基づいて、支払のタイプを判定する。ルールが現金を示している場合、本方法は、1722の現金に進む。ルールがチェックを示している場合、本方法は、1724のチェックに進む。ルールがクレジットカードを示している場合、本方法は、1726のクレジットカードに進む。
ルールがチェック1724を示している場合、次に、本方法は、1725の銀行の介在に進む。ルールがクレジットカード1726を示している場合、本方法は、1727のクレジットカード情報の入力に移動する。次に、本方法は、集中通信プラットホーム上に予め記憶される適切な情報の入力後、取引レコード1730の入力に進む。そして、本方法は、エンド1740に進む。
ルールがパーティタイプ及びコードを示している場合、次に、本方法は、ステップ1712に進む。パーティタイプ及びコードの選択時に、次に、本方法は、アカウント更新を必要とするパーティタイプを判定する。ルールが企業を示している場合、本方法は、1702の企業の更新に移動する。ルールがホームを示している場合、本方法は、1704のホームの更新に移動する。ルールがディーラーを示している場合、本方法は、1706のディーラー更新に移動する。ルールがセールスエージェントを示している場合、本方法は、1708のセールスエージェントの更新に移動する。そして、本方法は、エンド1740に進む。
図18は、集中通信プラットホーム及びシステムで使用するレポートを生成する方法の例を示している。本方法は、バッチ情報1820、プリント注文情報1810、ロット情報1830、プリントベンダー情報1860のあるいはすべてのカードタイプ1850のいずれかで開始することができる。次に、方法は、1800のレポートの生成に進み、1840のレポートのプレビューに進む。本方法がバッチ情報1820で開始する場合、バッチ番号ユニットレート及びバッチ番号は、集中通信プラットホーム上のメモリ装置から入力される必要がある。本方法がプリント注文情報1810で開始する場合、PO番号、PS状態及びPO日時を入力する必要がある。本方法がロット情報1830で開始する場合、ロット番号とロットサイズが入力される必要がある。本方法がすべてのカードタイプ1850で開始する場合、クレジットカードタイプの詳細が入力される必要がある。本方法がプリントベンダー情報1860で開始する場合、ベンダーの名前が入力される必要がある。
図19は、集中通信プラットホームでのデータ転送の例である。図19に示されるように、ユーザ装置1900は、エンドユーザ情報、エンドユーザが利用可能なアカウント情報、電話通信情報、課金データ取得情報及びユーザデータ取得情報を含むようなデータ記憶構造1905を含むことができる。また、ユーザデータ構造1905は、通信装置発呼制御及び課金制御及びデータ取得機能を含むことができ、これは、支払、及び決済処理及び消費者ケア用の通信装置1940と通信することができる。インターネットISP1910はデータ構造1915を含むことができ、これは、エンドユーザ、、エンドユーザが利用可能なアカウント、ISP、課金データ取得、広告及び手数料に関連するユーザデータ取得に関する情報を含んでいる。また、データ構造1915は、通信装置範囲制御、使用制御及びデータ取得用のモジュールを含むことができ、これは、通信装置あるいは支払あるいは決済処理及び消費者ケア1940と通信する。ポータル1920は、データ構造1925を含むことができる。データ構造1925は、エンドユーザ情報、アカウントアクセス情報、ポータル情報及びアカウント管理情報を含むことができる。また、データ構造1925は、通信、装置支払、保険及びデータ取得用のモジュールを含むことができ、これは、支払及び決済処理及び消費者ケア用の通信装置1940と通信することができる。販売者1930は、データ構造1935を含むことができる。データ構造1935は、エンドユーザ、利用可能アカウントにカートへの充填(filling the cart in an enabled account)、販売者、課金データ取得及びユーザデータ取得に関する情報を含むことができる。また、データ構造1935は、通信、装置支払、保険及びデータ取得用のモジュールを含むことでき、これは、支払及び決済処理及び消費者ケア用の通信装置1940と通信することができる。支払及び決済処理及び消費者ケア用の通信装置1940は、データマイニング/消費者関係管理(CRM)1950と通信することができる。
図20Aは、集中通信プラットホームを使用して、プリペイド、再入金タイプアカウントを持つ消費者によって行われるサービス及び取引の少なくとも一方に対する、複数のパーティのリアルタイム決済用の方法及びシステムの例である。本例の方法は、この方法を初期化するエンドユーザ2000で開始する。次に、本方法は、2010のプリペイド再入金に進む。
2010のプリペイド再入金では、前もって、ユーザは、自動的にあるいはサービス及び取引の少なくとも一方をリクエストする時点で、自分以外のだれがプラットホームアカウントをやめ、かつこれらのアカウントのそれぞれに関連する金額がどれくらい、自身のプリペイドプラットホームアカウントに再入金されるべきであるかを判定する。次に、本方法は、2050のリアルタイム金融決済に進む。
リアルタイム金融決済2050は、電話会社2060、ISP2062、ポータル2064、販売者2066及び銀行2068からの支払リクエストを受信する。2070の販売者管理は、2050のリアルタイムダイレクト金融決済を達成する手段である。2070の販売者管理は、関係する複数のパーティに対する決済が、即時性、遅延性、付加的な認可を含む、あるいは従来より良く知られている任意の他の特徴となっているかを特定する。つまり、集中通信プラットホームの実施形態は、複数の時間枠に渡って、複数のパーティを含む取引を決済することができる。
図20Bは、集中プラットホームを使用して、プリペイド、再入金タイプアカウントを持つ消費者によって行われるサービス及び取引の少なくとも一方に対する複数のパーティのリアルタイム決済用の方法及びシステムの別の例である。本方法は、当該方法を初期化するエンドユーザ2000で開始する。次に、本方法は、2010のプリペイド再入金に進む。
2010のプリペイド再入金では、前もって、ユーザは、自動的にあるいはサービス及び取引の少なくとも一方をリクエストする時点で、自分以外のだれがプラットホームアカウントをやめ、かつこれらのアカウントのそれぞれに関連する金額がどれくらい、自身のプリペイドプラットホームアカウントに再入金されるべきであるかを判定する。次に、本方法は、2020の銀行に進む。2020の銀行では、資産が、銀行からリアルタイム金融決済2050に転送される。
リアルタイム金融決済2050は、電話会社2060、ISP2062、ポータル2064及び販売者2066からの支払リクエストを受信する。販売者管理2070は、2050のリアルタイムダイレクト金融決済を達成する手段である。2070の販売者管理は、関係する複数のパーティに対する決済が、即時性、遅延性、付加的な認可を含む、あるいは従来より良く知られている任意の他の特徴となっているかを特定する。つまり、集中通信プラットホームの実施形態は、複数の時間枠に渡って、複数のパーティを含む取引を決済することができる。
図21は、集中通信プラットホームで使用するアカウント管理装置2100の実施形態である。アカウント管理装置2100は、加入者アカウントマネージャー2160、SIM供給(provisioning)2170、SIM配信2180、SIM注文2190、決済2150、領収書供給2140、領収証配信2130、領収書注文2120及びPIN生成2110を持つことができる。
図22は、集中通信プラットホームで使用するスイッチマネージャー2200の一例を示すブロック図である。スイッチマネージャー2200は、レイティング2230、発呼制御2220及び残高2210を含むことができる。レイティング2230はリアルタイムであり得り、あるいは、様々な利益によって、リクエストされたサービスのコストのレイティングであり得る。また、レイティングは、商取引に含まれる不足金あるいはリスクを判定することができる。発呼制御2220は、ユーザのアカウントへの課金のすべてを同時に監視し続けることができ、ユーザアカウントへ再入金する追加金を認可する、あるいは再入金を指示するための認可を行う、あるいは発呼を終了する、ユーザあるいは様々なサードパーティのどちらかに信号を送信する。残高制御2210は、ユーザのアカウントの現在の残高を監視し続けることができる、あるいはユーザのアカウントが所定レベルに達している場合に警告を提供することができる。
図23は、ビジネス対ビジネス(B2B)の集中通信システムの一例を示すブロック図である。図23に示されるように、会社1 2330、会社2 2332から会社x 2339は、インターネット2310を介して、集中通信システム2300に接続している。加えて、会社A 2340、組織2342、ユーティリティA 2344、ユーティリティB2346、販売者2348及びサプライヤー2349は、インターネット2320を介して、集中通信システム2300に接続している。集中通信システム2300は、仮想アカウント2302、レギュラーアカウント2304及び銀行システム2306に接続することができる、あるいは統合することができる。つまり、会社1 2330のような会社は、会社A 2340からサプライヤー2349のいずれかとのビジネス対ビジネス取引を指示するために、インターネット2310との唯一の接続を持たなければならない。
図24は、ビジネス集中通信システムの別の例を示すブロック図である。図24において、ユーザ2400は、電話2410、ATM2412、WEB2414、WAP2416及びエージェント2418を介して、銀行2420と接続している。銀行2420は、B2Bゲートウェイ2434と接続している。B2Bゲートウェイ2434は、集中通信システム2430の一部であり、これは、集中通信装置2432も含んでいる。集中通信装置2432は、電話会社あるいは他の会社の課金(請求書作成)システム2432と接続している。つまり、ユーザ2400は、電話2410を使用して、資産を預金あるいは送金することができる。ATM2412、ウェブ2414あるいはWAP2416あるいはエージェント2418は、資産をアカウント間で転送し、かつ/あるいは銀行2420を利用して、ビジネス対ビジネス取引を電話会社あるいは企業の課金(請求書作成)システム2440に指示する。加えて、図24に示されるように、銀行2420は、多くの異なるエンティティとのビジネス対ビジネス商取引を指示するために、集中通信システム2430との唯一の接続のみを持つ必要がある。
図25は、集中通信プラットホームで消費者プリペイドアカウントに再入金するためのシステムの一例を示すブロック図である。図25において、ATM2506、ATM2504、ATM2502、ATM2508、投資信託会社2530、銀行2 2520及び銀行1 2510のような様々な装置は、X.25ネットワーク2500に接続されている。X.25ネットワーク2500は、集中通信プラットホーム2540の一部としてルーター2549に接続されている。集中通信プラットホー2540は、ファイヤーウォール2544、アカウントマネージャー2546、消費者ケア2548及び銀行3 2542を含むことができる。アカウントマネージャー2546は、データベース2547に接続することができる。つまり、消費者は、任意のリモート手段、例えば、ATM2506から集中通信プラットホーム2540の自身のアカウントにアクセスすることができる。
図26は、集中通信プラットホームのインタラクティブ音声応答システムを使用して、消費者プリペイドアカウントに再入金するためのシステムの一例を示すブロック図である。図26に示されるように、銀行1のメインフレーム2610は、X.25ネットワーク2600を介して、ATM2602から2608、電話会社2 2640、電話会社1 2630及び銀行2のメインフレーム2620のいずれにも接続することができる。集中通信プラットホーム2650は、X.25ネットワーク2600にも接続することができる。集中通信プラットホーム2650は、ルーター2660、ファイヤーウォール2658、アカウントマネージャー2656、データベース2657、インタラクティブ音声応答システム2654及びオペレータ2652を含むことができる。
つまり、電話会社1 2630を介して集中通信プラットホーム2650と接続する消費者ユーザは、X.25ネットワーク2600からルーター2660に転送される自身のリクエストを持つことができる。ルータ2660は、ファイヤーウォール2658を使用してユーザを認証し、かつリクエストがインタラクティブ音声応答システム2654を使用すべきであるかを判定する。インタラクティブ音声応答システム2654はアカウント再入金を処理することができる、あるいは消費者が困難である場合には、インタラクティブ音声応答システム2654は、発呼をオペレータ2652へ送信することができる。インタラクティブ音声応答システム2654がアカウント再入金を処理することができる場合、コマンドを発信あるいはデジタル値の入力によって、ユーザは、ユーザの銀行2のメインフレーム2620から、X.25ネットワーク2600を使用して、プラットホームアカウントマネージャー2656に資産を転送することができる、ここで、資産は、プラットホームデータベース2657に記録される。
図27は、集中通信プラットホームによって使用されるセキュリティシステムの一例を示すブロック図である。図27に示されるように、個人識別番号(PIN)2701は、ユーザ装置2700に入力することができる。ユーザ装置2700は、加入者識別モジュール(SIM)2702、国際移動体加入者識別(IMSI)2704及び国際移動局装置識別子(IMSEI)2706を含むことができる。次に、ユーザ装置2700は、セキュリティに対して必要とされるこららの番号のいずれかを電話スイッチ2730に送信することができる。電話スイッチ2730は、移動体スイッチセンター番号(MSCN)2734及び移動局番号(MSN)2732を含むことができる。電話スイッチは、上記の番号のいずれか、あるいは識別コードをスイッチマネージャー2750に送信することができる。スイッチマネージャー2750は、ユーザアカウント2752及び認可モジュール2754を含むことができる。
本例の集中通信プラットホームは、金融取引(ISO8583、あるいは金融取引保証プロトコルにような類に基づく)の安全を可能にし、これは、消費者のプリペイドアカウントの実際の再入金に有益である。本例の集中通信プラットホームは、様々なインタフェースに対し、サードパーティシステム(例えば、消費者の銀行アカウントシステムからお金を引き出すための取引を初期化する本例の集中通信プラットホーム)からのお金の引き落とし、あるいはサードパーティシステム(例えば、本例の集中通信プラットホームの消費者のプリペイドアカウントに入金する消費者の銀行アカウントシステム)によって本例の集中通信プラットホームシステムへの入金を可能にすることを提供する。
つまり、通常の金融取引を行うにあたって、集中通信プラットホームは、クレジットカード及びデビットカードの未認可ユーザからの不正、及び販売者の不正取引を防止することができる。つまり、本例の集中通信システム方法及びプラットホームは、プリペイド集中通信プラットホームユーザを認可するために、現在知られている任意のもの、あるいは将来の装置セキュリティシステムを使用することができる。
図28は、決済機関として集中通信プラットホームを使用する複数の決済の実施形態を示している。図28に示されるように、決済機関2800は、銀行2840、販売者2820、インターネットサービスプロバイダ2830及び消費者2810と関連付けることができる。つまり、集中通信プラットホームは、複数のパーティの金融決済に対する単一の導管(conduit)として動作することができ、加えて、異種ネットワークを介する複数のサービス及び取引に対する単一の導管として動作することができる。
図29は、集中通信プラットホームでの決済に対するベンダー、販売者及びサービスプロバイダ情報のスクリーンショットの一例である。図29に示されるように、様々なベンダー、サービスプロバイダ及び販売者との契約及び決済構成に対する様々なルールが記憶されている。例えば、本例の集中通信プラットホームは、販売者、決済状態、決済額、決済単位、タイムスタンプ、通貨、契約様式、契約有効日及び契約に関する任意の追加ルールを記憶し、表示することができる。例えば、サティアムオンライン(Satyam online)は、5より大きい金額で、領収後に電子商取引の決済を行おうとしており、ここでは、総領収額の割合で集金している。加えて、契約は、2000年11月23日から2000年11月23日まで有効である。
図30は、ベンダー/サービスプロバイダ/販売者情報を集中通信プラットホームに追加しているスクリーンショットの一例である。図30に示されるように、販売者は、例えば、
[email protected]は、契約、効力開始日、効力終了日、状態、支払モード、値、タイムスタンプ、販売者、状態、支払モード、値、タイムスタンプ及び販売者に関連する貯金のような情報をもつことができる。
図31は、ベンダー/サービスプロバイダ/販売者についての詳細を本例の通信プラットホームに追加しているスクリーンショットの一例である。図31に示されるように、フルネーム、住所1、住所2、市、州、郵便番号、国、アカウント番号、基本通貨、基本単位、銀行名、銀行支店、銀行シティ(city)及び販売者に関する備考のような詳細情報、集中通信プラットホームに記憶することができる。
図32は、集中通信システムに設定される高度なルールを実現するためのルールリポジトリの一例を示している。一例のルールリポジトリは、いくつかのテーブルを含んでいる。このテーブルは、ルールマスター3200、加入者3210、サービスプロバイダ3220及びサービス3230と名前が付けられている。各テーブルは、様々なルールセットを実現するために関連するデータを保持するいくつかのフィールドを含んでいる。
ルールマスタ3200のテーブルは、例えば、ルール識別子、時間単位、日単位、日時単位、ボリューム単位、パーセンテージ、位置単位、加入者属性単位、サービスプロバイダ属性単位、サービス単位、最終取引単位及び失効契約単位フィールドを持つことができる。ルール識別子フィールドは、加入者3210のテーブル及びサービスプロバイダ3220のテーブルにリンクされていても良い。
加入者3210のテーブルは、加入者識別子、サービス識別子、サービスプロバイダ識別子、残高クレジット、使用金額及びルールリストフィールドを含むことができる。サービス識別子フィールドは、サービス3230のテーブルにリンクされていても良い。サービスプロバイダ識別子フィールドは、サービスプロバイダ3230のテーブルにリンクされていても良い。ルールリストフィールドは、ルールマスタ3200のテーブルにリンクされていても良い。
サービスプロバイダ3220のテーブルは、サービスプロバイダ識別子、サービス識別子、来訪サービスプロバイダ、支払可能、受取可能及びルールリストフィールドを持つことができる。サービスプロバイダフィールドは、来訪サービスプロバイダフィールド及び加入者3210のテーブルにリンクされていても良い。サービス識別子フィールドは、サービス3230のテーブルにリンクされていても良い。ルールリストフィールドは、ルールマスタ3200のテーブルにリンクされていても良い。
サービス3230は、サービス識別子、サービスタイプ及び料金表フィールドを持つことができる。サービス識別子フィールドは、加入者3210及びサービスプロバイダ3220のテーブルにリンクされていても良い。
追加のテーブルを、集中通信システム及び方法の全体の一部としても良い。加えて、表記名は、本例のルールリポジトリで使用される様々なテーブル及びルールに対して使用される一方で、任意の名前を、フィールドあるいはテーブルの機能に関連するかどうかに関わらず使用されても良い。各テーブルで追加のフィールドが使用されても良く、例えば、変更日を保持する記録フィールドが使用されても良い。
図33は、本発明の実施形態に従う集中通信システム及び方法を使用する決済プロセスを実現する装置の一例である。システム全体は、集中通信システム3300、サービスプロバイダ3340及び金融機関3380を含んでいる。取引が認可され、かつ課金された後、本例の装置は、サービスプロバイダ3340が、金融機関3380のアカウントを維持し、かつ提供されるサービスに対する資金を直接受け取らない場合に、決済できる方法を明示する。この状況は良く知られている一方で、ある金融機関のアカウントから別の金融機関に送金する資産を用いて、決済に影響を与え得る別の状況が存在する。
決済は、サービスを提供するサービスプロバイダ3340と同時に課金される集中通信システムのアカウントで開始する。集中通信システム3300は、決済サービスプロバイダ3301を含むことができる。決済サービスプロバイダ3301は、データインポート/エクスポート3302を含むことができ、これは、集中通信システム3300、サービスプロバイダ3340、金融機関3280及びデータフォーマットリポジトリ3310間で情報を転送する。
つまり、例えば、サービスプロバイダ3340は、データインポート/エクスポート3302を介して、決済ルールを決済処理プロバイダ3301に提供することができる。次に、決済ルールは、データフォーマットリポジトリに対するデータを生成するために、あるいは命令を金融機関3380に転送するために使用することができる。次に、金融機関3380は、機関あるいはアカウント間で資産を送金することができる。例えば、集中通信システム3300が、クレジット連合3384によって管理されるユーザアカウントを持ち、かつサービスプロバイダ3340が銀行3382の自身のアカウントにクレジットされるサービスを提供する場合、決済プロセスプロバイダ3301は、命令を金融機関3380に簡単に送信することができる。
サービスプロバイダは、電気通信会社3342、インターネットサービス会社3344、販売者3346、コンテンツプロバイダ3348、あるいは商品あるいはサービスを提供する、現在知られているあるいは将来生成される装置組織のいずれか1つであり得る。金融機関3380は、銀行3382、クレジット連合3384、クレジット会社3386、仲買業3388あるいは、お金を管理しかつ送金する、現在知られているあるいは将来生成される組織のいずれか1つであり得る。
図34は、本発明の実施形態に従う集中通信システム用のプリペイド消費者アカウントの再入金方法の一例を示している。図34に示される方法は、一連で遷移する質疑応答である。しかしながら、他の様々な実施形態では、同時の質疑応答、偶発的な質疑応答及び未定義の回答を伴う質疑を含んでいても良い。本方法は、スタート3400で開始し、3410の預金アカウントから送金されるべきであるかの判定に進む。
3410の預金アカウントから送金されるべきであるかの判定で、預金アカウントから送金されるべきでないとの判定がなされる場合、本方法は、3430のクレジットカードから送金されるべきであるかの判定に進む。3410の預金アカウントから送金されるべきであるかの判定で、預金アカウントから送金されるべきであるとの判定がなされる場合、本方法は、3420のアカウントに十分な資産があるかの判定に進む。アカウントに十分な資産があるとの判定がなされる場合、本方法は、3490の資産の送金に進む。アカウントに十分な資産がないとの判定がなされる場合、本方法は、3430のクレジットカードから送金されるべきであるかの判定に進む。
3430のクレジットカードから送金されるべきであるかの判定で、クレジットカードから送金されるべきでないとの判定がなされる場合、本方法は、3450のストックアカウントから送金されるべきであるかの判定に進む。3430のクレジットカードから送金されるべきであるかの判定で、クレジットカードから送金されるべきであるとの判定がなされる場合、本方法は、3440のアカウントに十分なクレジットが存在するかの判定に進む。アカウントに十分なクレジットがあるとの判定がなされる場合、本方法は、3490の送金に進む。アカウントに十分なクレジットがないとの判定がなされる場合、本方法は、3450のストックアカウントから送金されるべきであるかの判定に進む。
3450のストックアカウントから送金されるべきであるかの判定で、ストックアカウントが送金されるべきでないとの判定がなされる場合、本方法は、3470の消費者にオーバドラフト(当座貸越(overdraft))を許容すべきかの判定に進む。3450のストックアカウントから送金されるべきであるかの判定で、ストックアカウントから送金されるべきであるとの判定がなされる場合、本方法は、3460のどのストックで売るかについての消費者への問い合わせに進む。消費者が、売るストックの数を一旦決定すると、本方法は、3490の資産の送金に進む。
3470の消費者にオーバドラフトを許容すべきかの判定で、消費者にオーバドラフトを許容すべきでないとの判定がなされる場合、本方法は、3480の消費者が再入金を了承しているかの判定に進む。3470の消費者にオーバドラフトを許容すべきかの判定で、消費者に当座貸越を許容すべきであるとの判定がなされる場合、本方法は、3490の資産の送金に進む。
3480の消費者が再入金を認可しているかの判定で、消費者が再入金を認可しているとの判定がなされる場合、本方法は、3485の送金が可能であるかの判定に進む。消費者が再入金を認可していない、あるいは送金が不可能であるとの判定がなされる場合、本方法は、3495の取引の中止に進む。3485の送金が可能であるかの判定で、送金が可能であるとの判定がなされる場合、本方法は、3490の資産の送金に進む。
各プリペイド消費者は、以下の方法の少なくとも1つで、再入金に対する自身の条件を構成することができる、(1)電話(移動電話あるいは固定電話)からのみの再入金、(2)ネット(インターネット、モバイルインターネットあるいは公衆あるいは専用ネットワークの任意のタイプ)からの再入金(IVR、あるいは立ち寄りを介して、あるいは他の方法を介して)、(3)消費者が再入金に対して明確に問い合わせている場合のみの再入金、(4)残高がある金額を下回る場合、別の特定アカウント(銀行デビットあるいはクレジットあるいは任意のタイプのアカウント)から自動的に行う自動再入金、(5)アカウントに再入金しないが、プリペイドアカウントに対する支払保証として別のアカウントを使用して、メインアカウントから予め構成されている制限を持ついくつかのサブアカウントに再入金する、(34)定期的(例えば、日毎、月毎、週毎等)な再入金、(7)ユーザによって定義される使用条件に基づいて判定される再入金金額(例えば、過去7日間の使用及び平均再入金金額の参照、あるいは再入金金額が、過去「x」日間で指示された最も高額取引の金額と等しくなっている等)、(8)サービスプロバイダに従う再入金ルール、(9)消費者の「オーナー」に従う再入金ルール(様々なサービスプロバイダの1つであり得る、あるいは消費者を「所有」し、かつその消費者にルールを指示することができるものの2つ以上の組み合わせであり得る)、(10)サブアカウントホルダー(例えば、親/子、あるいは階層状況での)以外のメイン「アカウントホルダー」に基づく再入金ルール、(11)再入金を提供する装置(即ち、電話、エージェント、ATM、POS等)のオーナーによって指示される再入金ルールがある。
これらの再入金方法は、様々なタイプの装置に渡って、異なるネットワークに渡って、異なる再入金モード(IVR、エージェント等)に渡って及び国あるいは管轄区域内のルールに従って、変化する。加えて、これらのモード、装置、ネットワーク等を組み合わせて、様々なルールを作成したり、様々な組み合わせあるいは置換を行うことが可能である。例えば、ビジネスアカウントを持つ人が、自身のセルラーフォンからのVIRを使用して、ビジネス動作アカウントからお金を、移動取引用に自身の電話に追加する。これをどのようにして、かついくらであるかを示すルールも、電話のアカウントに追加することができ、かつその国のビジネスに対する法規制によって調整することができる。同一のルール及びモード、装置等を使用して、様々な場所で、同一の人が再入金する場合でも、ルールを異なるせることができる。
図35は、本発明のいくつかの実施形態に従う集中通信システム及び方法に対するプリペイド消費者アカウントを認可する方法の一例を示している。図35に示される方法は、一連で遷移する質疑応答である。しかしながら、本発明の範囲内で、別のタイプの遷移があり、これには、同時の質疑応答、偶発的な質疑応答及び未定義の回答を伴う質疑を含んでいる。本方法は、スタート3500で開始し、3510の取引が1ドル以下であるかの判定に進む。
3510の取引が1ドル以下であるかの判定において、取引が最小金額を下回る、即ち、1ドルを下回るか否かの判定がなされる。取引が1ドル以上である場合、本方法は、3520の取引が10ドル以下であるかの判定に進む。取引が1ドル以下である場合、本方法は、3580の取引の認可に進む。3520の取引が10ドル以下であるかの判定で、取引が10ドル以上との判定がなされる場合、本方法は、3540の取引が100ドル以下であるかの判定に進む。3520の取引が10ドル以下であるかの判定で、取引が10ドル以下であるとの判定がなされる場合、本方法は、3530の取引がケイレス(KLESS)からであるかの判定に進む。取引がKLESSからであるとの判定がなされる場合、本方法は、3580の取引の認可に進む。取引がKLESSからでないとの判定がなされる場合、本方法は、3540の取引が100ドル以下であるかの判定に進む。
3540の取引が100ドル以下であるかの判定において、取引が所定金額を下回る、即ち、100ドルを下回るか否かの判定がなされる。取引が100ドル以上である場合、本方法は、3560の取引がローカル(ホームテリトリ内)であるかの判定に進む。取引が100ドル以下である場合、本方法は、3550の取引が衣服に対するものであるかの判定に進む。3550の取引が衣服に対するものであるかの判定で、取引が衣服に対するものであるとの判定がなされる場合、本方法は、3580の取引の認可に進む。3550の取引が衣服に対するものであるかの判定で、取引が衣服に対するものでないとの判定がなされる場合、本方法は、3560の取引がローカルであるかの判定に戻る。3560の取引がローカルであるかの判定で、取引がローカルでないとの判定がなされる場合、本方法は、3570の1時間前までに任意のPIN認可が存在しているかの判定に進む。取引がローカルであるとの判定がなされる場合、本方法は、3580の取引の認可に進む。そして、1時間前までにPIN認可が存在していないとの判定がなされる場合、本方法は、3585のPINの確認に進む。1時間前までにPIN認可が存在しているとの判定がなされる場合、本方法は、3580の取引の認可に進む。
つまり、例えば、企業の管理者が、仕事場から近所のオフィスデポ(OFFICE DEPO)百貨店に行き、仕事用の備品を購入する。管理者は、備品を選択して、勘定場に行く。管理者は、オフィスデポ百貨店の本発明のポイントオブサービスシステムを使用して、ブラッド(Brad)社のビジネス用アカウントからオフィスデポのアカウントに送金して、選択した備品を確保する(ルール:百貨店は、本発明のポイントオブサービスシステムを提供しているか、販売員がそのシステムを使用するために利用可能な情報を持っているか、本発明のポイントオブサービスシステムのビジネス部分であるか、アカウント番号/PIN番号以外に必要なものがあるか)。販売員は購入を記録し、管理者に、ポイントオブサービス装置にビジネスアカウントコードを入力することを許可する(ルール:アカウントコードがシステムで必要な文字ストリング、番号、文字列と一致しているか)。本発明のポイントオブサービスシステムは、その会社のビジネスアカウントが有効なアカウントであることを、本発明のポイントオブサービスシステムと本例のゲートウェイを介して、国際銀行アカウントレジスタにアクセスすることによってチェックする(ルール:どの銀行とアカウントが、本発明のポイントオブサービスシステムであるか、どれがシステムを介して可能であるか)。
レジスタが、会社のビジネスアカウントが、その会社で有効なカウントであることを示し、かつ管理者にPIN番号を入力することを要求する(ルール:本人が有効なユーザであるか、本人が、このシステムを介して使用ための認証を持っているか、PIN番号がファイル上のPIN番号と一致しているか、かつどのような制限がなされているか)。本発明のポイントオブサービスシステムは、会社のビジネスアカウントの確認を販売員に通知し、そして、会社のビジネスアカウントをチェックして、アカウントが有効で、かつそのアカウントが請求を受けることができるかを確認する(ルール:アカウントがこのような請求を受けられるか、どのような制限があるか)。販売員は、会社のビジネスアカウントが有効で、かつ請求を受け入れることの認証を受信する(ルール:販売員は、管理者に提供するいくつかのオプションを受信する、これらには、請求書を含めるか否か、リボ払いアカウントであるか否か、現金/催促状を介していくらかをアカウントに振り込むか否かがある)。販売員は、管理者のPINが有効で、かつ管理者がある購入権限を持っていることを通知する。販売員は、会社のビジネスアカウントからオフィスデポアカウントへ送金/支払をする金額を、管理者に提示する。管理者は、支払に同意する。本例のポイントオブサービスシステム(本例のゲートウェイを介する)は、現在の取引の会社のビジネスアカウント及びオフィスデポアカウントを通知する(ルール:いつ実際のお金が送金されるか、パーティ間での分割があるか、いつ分割されるか、どんな情報がパーティに提供されるか)。取引が、本発明のポイントオブサービスシステムと本例のゲートウェイを介して処理される(ルール:処理に関連付けられているタイミング)。確認付きの請求書が、管理者に提供される(ルール:どんな情報が請求書上にあるか、どのような別のオプションが利用可能であるか)。確認は、オフィスデポの販売員に提供される(ルール:どんな内部処理が販売員に対して必要とされるか、確認のプリントアウトが存在するか、現金、チャージ、クレジットチャージ、他のカテゴリ等に付加される金額を取得しているか)。
つまり、本例の集中通信システム及び方法では、取引確認/認証(通信サービスあるいは商取引、あるいはそれらの両方の組み合わせ)は、ユーザ及びアカウントに関連付けられているクレジット制限あるいはプリペイド金額の有効性を確認するための、いくつかの処理あるいはチェックを行う。通信アクセス、インターネットあるいはモバイル/インターネットアクセス、商取引(実際の店舗あるいはネット/モバイルネット上の店舗のどちらか)を使用する様々な実施形態は、次のような確認を行うことができる:PIN入力に基づく消費者確認、パスワード入力に基づく確認、電話関連セキュリティ特性に基づく確認、これらのいくつかの組み合わせあるいはそのすべて、要求されたサービス/取引が、特定の消費者プリペイドアカウントに対するものであるか否かの確認(サービスプロファイル確認)、サービス/取引に対する消費者プリペイドアカウントでの利用可能な十分な残高の確認(残高は、プリペイドアカウント残高、あるいはクレジットアカウント残高、あるいは消費者プリペイドアカウントに関連付けられている他のタイプの実際あるいは仮想アカウントであり得る)、様々なサービスプロバイダを介する様々な金額を介する基盤(matrix)に基づく確認がある。例えば、様々な金額に対し、銀行は、認可には4桁のPINのみ要求する、電話会社は、20ドル未満の取引に対しては住所のみを要求するが、50ドルを越える任意の取引に対しては、郵便番号と社会保障番号を要求する、クレジットカード発行者は、住所、郵便番号、社会保障番号、母方の旧姓及びアカウントに入れる最新金額を要求する。
また、特定の認可プロセスに基づいて、ルールは変更することができる。例えば、ある人が「あなたの現住所はなんですか」のような基本的な質問に回答できない場合、認可に対するルールは、直ちに、2つ以上の質問を追加するために変更することができ、これは、サービスプロバイダがその認可条件に対して、何が重要であるかを判定する。認可を要求する人が、これらの2つ以上の質問に回答できる場合、認可が許可される。そうでない場合、別の質問がだされる、あるいはその人は、サービスプロバイダ(銀行、電話会社、販売者あるいは任意の他のタイプのサービスプロバイダ)によって構成されるルールに基づく実際の認可リクエストに対する列(queue)に入ることができる。例えば、サービスプロバイダは、ユーザから追加の情報を問い合わせることができ(例えば、母方の旧姓、誕生日、あるいは前回の取引時の金額、あるいは前回の課金額、前回の再入金額、あるいは消費者によって予め定義されている個人的な質問と回答との一致度)、高額の取引(例えば、20ドル以上)あるいは大量の取引(例えば、1日に15取引以上、あるいは月に50取引以上等)に対しては専用パスワードを問い合わせることができる。つまり、消費者あるいはサービスプロバイダによって構成されるルールに基づいて、追加の確認を、取引をすぐに拒否する代わりに使用することができる。上述の説明から明らかなように、ルールは、消費者あるいはサービスプロバイダのどちらかによって確立されるルール群に基づくインタラクティブプロセスの一部であり得る、また、ある取引に対する消費者とサービスプロバイダ間のインタラクティブ通信を介して、不正防止を可能とすることができる。
例えば、消費者/ユーザは、あるタイプの取引に対する追加のパスワードと、前回の取引の数以上の取引の場合(例えば、過去5日間の取引の総数が現在の取引数の50%以上であるかを問い合わせる)にシステムによって要求される追加の情報(例えば、誕生日、友人名、専用パスワード)をセットアップすることができる。消費者/ユーザによって構成されるルールに基づいて、システムは、あるタイプの取引(例えば、通貨制限のある国間でのポルノ写真あるいはお金以外の可能なすべての電子商取引及び移動商取引)を防ぐことができる。
つまり、ルールは、乗車券を購入するための20ドルの取引は、プリペイド残高がゼロを下回っていない限り(換言すれば、20ドルのオーバードラフトを可能とする)認可されるというものであり、これは、リクエスタが60歳以上で、かつその要求が銀行の営業時間外で行われる。つまり、いくつかの実施形態は、経済特性、取引タイプ特性、リクエスタ特性及び日時によって定義される基準を使用することができる。つまり、本例のシステムは、3次元ルール、人工知能によって決定されるルール、取引単位あるいはアカウント単位で適用されるルールマトリクスを使用することができる。このルールマトリクスは、同一の取引に対してでさえも、異なるサービスプロバイダの提携が含まれている場合には、様相が異なる。
また、本明細書で実施されるように、ルールは、適応性あるいは経済性に基づかせることができる。例えば、ルールは、アカウント残高、補填能力、使用通貨、マージンルール及び利子率に基づかせることができる(これらのルールは、アルゴリズム的ルールの変更と呼ぶことができる)。他のルールは、消費者プロファイル、例えば、年齢、職業、国籍、性別、住所、金融歴、犯罪歴、メンバーシップ、取引履歴、取引プロファイルに基づかせることができ、取引プロファイルは、例えば、サービスタイプ、コンテンツタイプ、注文量、あるカテゴリの製品の購入名がある。ルールは、幾人かの繋がりによる履歴、ロジック、不正及びセキュリティ要因に基づかせることができ、この繋がりには、サービスプロバイダ、販売者及び消費者、あるいは販売者プロファイル、例えば、所在地、タイプ、ビジネスウェブ提携等を含んでいる。
また、本明細書で実施されるルールは、「ファジー」、あるいは人工知能のような改良ロジックに基づかせることができる。例えば、消費者の音声の解析は、音声の振動、抑揚、アクセントを評価して、消費者のストレスレベルを判定することができ、これによって、取引を認可するための判定に効果を与えることができる。人工知能システムは学習機能を持つこともでき、これは、特定の個人消費者の過去の様々なイベントに基づく判定を行うことを可能にする(判定を行う際に特別な影響を与えるイベントが1つもない場合でさえも)。例えば、システムは、所定月数の期間に渡るデビット取引を解析して、個々の消費行動を得ることができる。新規の取引のリクエストが初期化される場合に、購入パターンによる大まかな照合がなされると、システムは取引を可能にすることができる。そうでない場合、システムは、その取引が、潜在的な不正があることを示す印をつけ、更なる確認を行うことができる。確認が適切に完了する場合、システムは、その取引を認可し、かつ個人の新規の消費行動を得るために、その取引をナレッジベースに入力する。
本明細書で実施されるように、システムは、消費者群(例えば、すべての教師、すべてのティーネージャー、ダラスに住んでいる55歳以上の女性等)の過去の様々なイベントに基づく判定を可能にする学習機能を持つこともできる。取引リクエストが初期化される場合、システムは購入パターンを解析することができ、グループ行動パターンが大まかに照合する場合、システムは、その取引を認可する。例えば、テキサスのかなりの小さな町が生まれである62歳の女性が、現在、インドネシアにいる状態で、ブラジルのサイトからポルノ写真のダウンロードの承認を問い合わせる機会がある。システムは追加の認可を提供する、これは、取引には潜在的な不正状態である可能性があるからである。
本明細書で実施されるように、システムは、特定の個人消費者の過去の様々なイベントに基づく判定を可能にする学習機能を持つこともできる(判定を行う際に特別な影響を与えるイベントが1つもない場合でさえも)。例えば、システムは、所定月数の期間に渡る取引を解析して、個々の消費行動を得ることができる。新規の取引のリクエストが初期化される場合に、購入パターンによる大まかな照合がなされると、システムは取引を認可することができる。そうでない場合、システムは、その取引が潜在的な不正であると識別し、更なる確認を行う。確認が適切に完了する場合、システムは、その取引を認可し、かつ個人の新規の消費行動を得るために、その取引をナレッジベースに入力する。
様々な実施形態の特定の特徴は、デビットがリアルタイムで発生することである。つまり、サービスプロバイダは、近い金額の2つのチャージが同時に発生する場合に、消費者のアカウントから重複課金されることが防止される。加えて、リアルタイム課金は、単純なワンタイムアクセスフィーではなく、すべての課金に対して動的アカウンティングを可能にする。例えば、ローミング電話発呼は、ワンタイムローミング課金だけではなく、通話時間に基づいて、ローミングネットワークにクレジットすることができる。これは、いくつかの異なる方法で不正防止を可能にする。
すべてのタイプのサービスプロバイダには、不正の管理及び制御についての共通の問題を持っている。サービスプロバイダが単純な通信サービス、商取引サービスあるいは金融サービスあるいはその他の任意のサービスのどれを提供するかで、不正は、彼らのビジネスに対する最大の脅威の1つになる。一般的に、不正は、ある理由によって生じる「収入の損失」として定義される。伝統的には、ベンダー及びサービスプロバイダーはこの問題を認識し、不正を最小化するにいくつかの解決策を見出している。今までのところ、提供される解決策は、ある基本的な問題を理解することによって潜在的な不正を解析する。これらの基本的な問題には、次のものがある、動機−不正に対する基本的な事象は何であるか(例:お金をつくる、犯罪への性向、ハッキング等)、手段−不正の性質は何であるか(例:電話加入権販売(call selling)/プレミアムレートサービス等)、モード−基本的な不正方法が何であるか(例:不正加入、不正サーフィン(surfing)、不正ゴースティング(ghosting)等)及び方法−特定の不正方法が何であるか(例:加入、ローミング等)がある。
上述の様々な場合に適合する方法は、通常分類することができる。第1のタイプは不正加入があり、−加入者が頻繁に使用するための接続を行っているが、支払の意志がない場合である。第2のタイプは不正電話加入権であり、−加入が、助成金で電話加入権を他人へ販売するために使用されるが、加入者が支払の意志がない場合である。第3のタイプは不正プレミアムレートサービス(PRS)があり、−これによって、PRSコンテンツプロバイダ自身は、自身のPRS番号への発呼を行って、手数料を集金することによって、ネットワークを乱用するが、生成した発呼に対するオペレータへの支払を免れる。第4のタイプは不正ローミングであり、−これは、ローミング加入者がネットワーク/サービスを頻繁に使用しているが、支払の意志がない場合である。不正の最後のタイプは内部不正であり、−これは、サービスプロバイダの従業員が自身の知識を使用して、他者が不正を行うことを手助けすることによってシステムを改竄することである。
サービスプロバイダは広い範囲で、定常的に様々なタイプの不正、かつ不正を検出し、解析し、対応してかつ防ぐために、どのようにして十分な監視を効率的に行うかについての取り巻く問題を学習し理解することに務めている。ある特有の利点あるいは本システムは、本実施形態の有効性が継続的に測定され、かつ確認事項(findings)を、改良点としてシステムにフィードバックすることができることである。
いくつかの不正管理システムを、様々な知的レベルで、今日の市場で利用することが可能である。サービスプロバイダは、通常、このようなシステムとビジネスプロセスのセットを実装することによって、不正を管理する。例えば、クレジットレイティングエージェンシーからクレジットレイティングの取得、消費者及びその住所の物理的な確認、人/エンティティが過去の支払に対する責任を持っている他のサービスプロバイダからの確認の取得、かなり高度な集金プロセスのセットアップ、パスワードの保護、向上したITセキュリティ及びより強力な暗号化アルゴリズムの確立がある。
通信の分野では、様々なタイプの不正に関連するリスクがあるために、今日のサービスプロバイダは、ポストペイド消費者よりもプリペイド消費者を好んでいる。しかしながら、ポストペイド消費者からプリペイド消費者への切換では、不正を解消できないばかりか、不正の不利益をあるパーティから別のパーティへ移すことにある。潜在的な不正者は、その不利益を被る人への配慮を行わない。そのため、不正の問題に対する顕著な有効な手だてがない。
金融サービスの分野では、これらの理由のいくつかのために、クレジットカードよりも、デビットカード及びスマートカードベースのプリペイドカードを好んでいる。本発明の実施形態は、セルラー電話の使用、電子メールシステムへのアクセス及び上述の接続を通して、集中通信システム及び方法を認証プロセスに組み込むことによって、すべてのシステムを改良している。
例えば、消費者は、自身の電話、インターネット装置、任意のポイントオブセール装置、クレジットカード、デビットカードあるいはATMを使用して、任意の2つ以上のサービス(2つ以上の通信サービス、1つ以上の商取引サービス、あるいは通信及び商取引サービスの組み合わせ)に対する認可リクエストを発行することができる。このようなリクエストは、各サービスプロバイダの通常の不正確認処理が施され、その結果が肯定的である場合、サービスの組み合わせに対して、本例の集中通信システム及び方法による更なる確認がなされる。確認中に、そのリクエストに不正の可能性がある場合、サービスプロバイダは、消費者との対話(音声あるいはデータ対話)を開始して、追加の確認を指示することができる。このような確認は、消費者構成パラメータに基づかせることができる。例えば、消費者は、いつでも、25ドル以上のものを購入することを試みて、追加の確認を行える。付加的なサービスプロバイダ構成パラメータも使用することができる。例えば、25ドルを越えるあるリクエストに追加の確認を施し、かつ消費者がローミング中での商品/サービスの購入に対する任意のリクエストは、ホームサービスプロバイダと来訪ネットワークサービスプロバイダの両方に基づく追加の確認を施すべきである。他のプロファイル/カテゴリ/使用に基づく構成パラメータを使用することができる。例えば、緊急かつ予定外の量の認可リクエスト、緊急かつ予定外のリモート位置からの認可リクエスト及びサービスタイプは、通常、消費者のカテゴリでは使用されない。
つまり、高度な技術及びより高度なビジネスプロセスの使用が増えるにつれて、全世界のサービスプロバイダは、潜在的な不正を削減することが可能である。サービスプロバイダが今日直面している最大の難関は、ルールの数やビジネスプロセスに関りなく生じる不正がいまだなお発生しているという事実である。
例えば、大規模な産業では、不正を解消する/最小化する最良の方法は、その不正が発生する地点での不正の試行を制御することであるという事実を認識している。ビジネスに影響を与えるリクエストは、潜在的な不正となり得る。その結果、現在利用可能な不正管理解決策は、ルールのセットに基づくリクエストを承認するあるいは拒否することに着目している。これらの解決策は、ルールのセットを満足するリクエストが良好なリクエストであり、かつ任意のリクエストが不正でないという仮定に基づいている。しかしながら、実生活では、すべての条件を満足する消費者でも、不正者となり得る一方で、不正者を装う消費者は、実生活で、不正を意図しない良好な消費者となり得る。
集中通信及び商取引を用いると、いくつかのパーティは、消費者の要望の1つを満足するために協働する必要がある。これらのサービスプロバイダのそれぞれは、自身のサービス提供時に、それに関連する不正を扱うリスクを持つことになる。任意の集中サービスは、関連サービスプロバイダのすべてのリスクを統合する。その結果、混合サービスに対して、得られる不正管理機能は、サービスプロバイダのそれぞれの不正管理機能の少なくとも共通部分となる(即ち、最低限のリンク状況)。その結果、サービス提供時に関与するサービスプロバイダのパーティ数に従って、潜在的な不正が急激に増加することになる。
現在利用可能な不正管理システムは、複数のパーティに関連する問題に関知していない。これらは、様々な知的レベルにおける、単独のサービスの不正管理解決策である。これらは、様々なサービスプロバイダによってもたらされる集中サービスに関連するリスクの組み合わせに基づく解決策を提供しない。本明細書の様々な実施形態は、不正を削減しかつ解消するために使用することができる。
例えば、図36は、本発明のいくつかの実施形態に従う、集中通信システム及び方法に対するプリペイド消費者アカウントの課金方法の一例を示している。図36に示される方法は、一連で遷移する質疑応答である。しかしながら、他の様々な実施形態では、同時の質疑応答、偶発的な質疑応答及び未定義の回答を伴う質疑を含んでいても良い。本方法は、スタート3600で開始し、3610の取引が課税対象(非課税)であるかの判定に進む。
3610の取引が課税対象であるかの判定で、取引が非課税であるべきとの判定がなされる場合、本方法は、3630の課金をクレジットアカウントへ送金するかの判定に進む。3610の取引が課税対象であるかの判定で、取引が課税対象であるべきとの判定がなされる場合、本方法は、3620の政府アカウントへの課金へ進む。3620の政府アカウントへの課金が一旦完了すると、本方法は、3690の決済の調整に進む。
3630の課金をクレジットアカウントへ送金するかの判定で、クレジットアカウントへ送信するべきでないとの判定がなされる場合、本方法は、3650の取引が配送を含んでいるべきであるかの判定に進む。3630の課金をクレジットアカウントへ送金するかの判定で、クレジットアカウントへ送金されるべきとの判定がなされる場合、本方法は、3640の課金は即時になされるべきかの判定に進む。課金は即時になされるべきとの判定が3640でなされる場合、本方法は、3690の決済の調整に進む。課金は即時になされるべきでないとの判定がなされる場合、本方法は、3650の取引が配送を含んでいるかの判定に進む。
3650の取引が配送を含んでいるかの判定で、取引は配送を含んでいないとの判定がなされる場合、本方法は、3670の課金が分割払い(split over time)であるかの判定に進む。3650の取引が配送を含んでいるかの判定で、取引は配送を含むできとの判定がなされる場合、本方法は、3360の配送が即時に支払われるべきであるかの判定に進む。配送が即時に支払われるべきであるとの判定がなされる場合、本方法は、3690の決済の調整に進む。配送が即時に支払われるべきでないとの判定がなされる場合、本方法は、3670の課金を分割払いとすべきであるかの判定に進む。
3670の課金を分割払いとすべきであるかの判定で、取引を分割払いとすべきでないとの判定がなされる場合、本方法は、3680の課金を電子的とするべきかの判定に進む。3670の課金を分割払いとすべきであるかの判定で、課金を分割払いとすべきとの判定がなされる場合、本方法は、3690の決済の調整に進む。課金を分割払いとすべきでないとの判定がなされる場合、本方法は、3680の決済を電子的にすべきであるかの判定に進む。3680の決済を電子的にすべきであるかの判定で、取引を電子的にすべきでないとの判定がなされる場合、本方法は、3695の決済情報のプリントに進む。3680の決済を電子的にすべきでないとの判定で、課金を電子的にすべきとの判定がなされる場合、本方法は、3697の送金の調整に進む。
例えば、消費者がATMに行き、百貨店を選択して、レンナー(Renner)百貨店のアカウント番号を入力する。本実施形態のシステムは、その百貨店がシステムのメンバーであるか、かつその百貨店がシステムを介しての支払を提供し、そのアカウント番号(文字列/数字/図形)が、その百貨店のものと照合しているかをチェックする。本例のシステムは、ゲートウェイを使用して、レンナー百貨店のデータベースと接続し、アカウント番号を確認することができる。本例のシステムは、アカウント番号が照合するかのチェックもできる。消費者は、自身の身元とアカウントを確認するために、PIN番号を使用することもできる。本例のシステムは、ゲートウェイを使用して、レンナー百貨店のデータベースと接続して、レンナーとのアカウント番号を確認することができる。このシステムは、システムの特性に対するPIN番号と、消費者に関連付けられている実際のアカウント番号をチェックする追加の確認処理を実行することができる。このシステムは、データベースにアクセスして、消費者にアカウント残高を引き戻すことができる。このシステムは、次のことをチェックすることができる、PIN番号と、百貨店のレコードにあるPIN番号と照合しているか、引き落とすアカウント残高が存在するか、追加のチャージあるいはペイオフを行うために、本例のシステムを使用することが可能なアカウントであるかである。
次に、消費者は、レンナーに対する支払タイプとして自身のクレジットカードで負うものの部分をペイオフとする決定を行うことができる。本例のシステムは、次のことをチェックする:消費者が何をしたくて、かつ消費者が何をできるかである。本例のシステムは、可能であれば、ゲートウェイを使用しないで、銀行システムのクレジットカード残高をチェックすることができる。次に、システムは、次のことをチェックする:クレジットカードの残高がどれくらいか、トータルクレジット上限がどれくらいか、クレジット上限と残高間の差がどれくらいか、残高が正である場合、システムは消費者にオプションを提供できるかである。本例のシステムは、次に、消費者のクレジットカードで利用可能なクレジットが存在するかを更に検証する。消費者は、クレジットカードからの送金を介して、自分の自分の残高比率に応じて、レンナーへの支払に同一する。次に、本例のシステムは、次のことをチェックする:消費者が何をしたいか、どれくらいの量を処理すべきか、どれくらい送金されるべきか、かついつ送金が発生すべきかである。次に、送金を行うことを指示し、物理的な送金を行い、お金が受け取られたかのチェックを行うために、銀行システムを使用することができる。次に、本例のシステムは、次のことをチェックする:レンナー及びクレジットカード会社によってどのようなチェック及び確認が要求されているか、どのような受領オプションを消費者が要求しているかである。次に、消費者は、支払を照会するATMを介して、取引/支払受領証を受け取ることができる。本例のシステムは、次のことをチェックする:受領証でどんな情報が要求されているか、消費者が更にどのような情報をみたいか、消費者に対してどのような選択が利用可能であるかである。受領証は、取引の確認を含んでいる。そして、取引が完了する。次に、本例のシステムは、次のことをチェックすることができる:消費者がどのようなものを望んでいてい、何が選択されるかである。
つまり、これらのルールは、お金がアカウントからいつ引き落とされるかについてを具体的にしたものである(課金された後にどこでクレジットされるかに対して)。つまり、このルールは、次のルールに基づいていても良い、サービスプロバイダに従うルール、消費者の要望に従うルール(おそらくは、めったに使用されない)、サービスプロバイダの混合に従うルール、消費者の「オーナー」に従うルール、「主要な」プロバイダのサービスに従うルール(即ち、販売者が消費者にCDを20ドルで販売し、オーバナイト出荷が22ドルである場合、オーバナイト出荷者は、いつ/どのようにして課金が発生するかを指示することができる)、金融機関の状態、プロセス、手順に従って変更するルール、様々な立法機関の規制に従うルール、消費者履歴、利用制限、月別平均アカウント残高に従うルール、任意のサービスプロバイダ間の所定の契約に従うルールである。
また、ルールは、即時払あるいは後支払/後送金にすることができ、かつルールは、上述の分割払いの組み合わせとすることができる。例えば、金額の50%を即時払とし、残りを1週間で2回の均等払にすることができる。つまり、課金は、一括払にする必要はなく、あるいは即時払いにする必要はない、購入額に付加する複数のデビットとすることができる、月別のデビット(「あなたのすべてのプランを消費することができる」ことをカバーする)とすることができる、かつ、その他の周知の方法で、支払を構築することができる。
また、金額に対してすべての取引が、送金を含む必要はない。お金が交換される場合、様々な取引は、次のようになり得る、フリー、(頻繁な飛行マイルのような)前回の購入アイテムの特典、月別の加入サービスあるいはお金の交換の部分、通貨を含まない商品あるいはサービス(商品(merchandizing)クレジットのような)がある。例えば、フリーアイテムは、特定の期間内で追加のアイテムを購入するための契約に対して提供されても良い。他の交換は、アクセス用のMP3ファイルを別のMP3ファイルで提供することを含んでいる。あるいは、消費者は、自身がある銀行に預金している限り、マッピングプログラムへのアクセスを取得できるようにしても良い。本例のシステムは、図32に示される構造内で、これらのタイプの交換を可能にする。
図37は、本発明のいくつかの実施形態に従う、集中通信システム及び方法に対する取引決済方法の一例を示している。図37に示される方法は、一連で遷移する質疑応答である。しかしながら、他の様々な実施形態では、同時の質疑応答、偶発的な質疑応答及び未定義の回答を伴う質疑を含んでいても良い。本方法は、スタート3700で開始し、3710の任意のリアルタイム決済が存在するかの判定に進む。
3710の任意のリアルタイム決済が存在するかの判定で、リアルタイム決済が存在するとの判定がなされる場合、本方法は、3715の送金に進む。3715の送金において、アカウント間の即時送金が指示される。次に、本方法は、3720の任意の日時トリガー型決済が存在するかの判定に戻る。選択的には、3710の任意のリアルタイム決済が存在するかの判定で、リアルタイム決済が存在しないとの判定がなされる場合、3720の任意の日時トリガー型決済が存在するかの判定に進む。
3720の任意の日時トリガー型決済が存在するかの判定で、日時トリガー型決済が存在するとの判定がなされる場合、本方法は、3725の日時トリガーの設定にすすむ。3725の日時トリガーの設定において、決定日時に送金を行うトリガーが設定される。次に、本方法は、3730の任意のイベントトリガー型決済が存在するかの判定に戻る。選択的には、3720の任意の日時トリガー型決済が存在するかの判定で、日時トリガー型決済が存在しないとの判定がなされる場合、本方法は、3730の任意のイベントトリガー型決済が存在するかの判定に進む。
3730の任意のイベントトリガー型決済が存在するかの判定で、イベントトリガー型決済が存在するとの判定がなされる場合、本方法は、3735のイベントトリガーの設定に進む。3735のイベントトリガーの設定において、トリガーは、決定されたイベントに送金するトリガーが設定される。本方法は、3740の任意のバッチ決済が存在するかの判定に戻る。選択的には、3730の任意の日時トリガー型決済が存在するかの判定で、日時トリガー型決済が存在しないとの判定がなされる場合、本方法は、3740の任意のバッチ決済が存在するかの判定に進む。
3740の任意のバッチ決済が存在するかの判定で、バッチ決済が存在するとの判定がなされる場合、本方法は、3745の取引のバッチへの追加に進む。3745の取引のバッチへの追加において、取引結果が、次回のバッチで呼び出されて動作するように、取引のリストに追加される。次に、本方法は、3750の終了に戻る。選択的には、3740の任意のバッチ決済が存在するかの判定で、バッチ決済が存在しないとの判定がなされる場合、本方法は、3750の終了に進む。
例えば、取引が、1つ以上の通信サービスプロバイダが含まれる場合(例えば、ローミング)の単純な通信取引である場合、できる限り取引(例えば、電話発呼)が行われ、本例の決済モジュールが取引を参照して、関係するパーティ(例えば、サービスプロバイダ)を識別し、かつ決済(例えば、リアルタイムあるいは時間遅延決済、パートナー決済料金表、注文量に対するディスカウント、任意の部分が規定のエージェンシーへの支払対象となっているか等)に対するルールを適用する。ルールに基づいて、集中通信システム及び方法は、本例のシステム内で決済がなされなければならないかどうか、あるいは外部エージェンシーを使用して、決済が指示されなければならないかを識別することもできる。次に、集中通信システム及び方法は、ルールを適用して、決済ネッティング情報&レポートを出力する。外部エージェンシーに対して、このような情報が、予め定義されているフォーマット上で処理される(例えば、TAPレコード、予め定義されているASCIIテキストファイル、MXPレコード、CIBERレコードあるいはIPDRレコード等)。
別の例においては、取引は、商取引であり得る。本例の集中通信システム及び方法は、上述のプロセスと同一のプロセスを行うが、適用されるルールは、そのルールがすべてあるいはいくつかの外部サービスプロバイダを管理する必要があるので、少し複雑になり得る(例えば、販売者は、商品の配達にクーリエ便を使用する可能性があり、かつ物理的な配送に関連するいくつかのルールは、リアルタイムでなく、かつ時には、いくつかのプロセスは自動化されていない)。決済ルールも、より複雑となり得る(例えば、決済額は、量、重さ等に依存し得る)。
取引が集中取引(商取引及び通信)である場合、本例の集中通信システム及び方法は、上述のタイプの両方の組み合わせとなる。本例の集中通信システム及び方法は、商取引決済ルールに基づく状況で、更なる複雑さをルールに追加し得り、通信決済用のいくつかのルールに影響を与える可能性がある。例えば、消費者が来訪ネットワークで50ドルの商品を購入する場合、来訪ネットワークは、ホームネットワークへの任意のローミングの通話時間の料金を課金しない可能性がある。ホームネットワークは、最終消費者へ利益を享受する、あるいは享受しない可能性がある。
上述の方法は、以下の実例に続く。消費者ジムは、休暇中にワシントンDCで自身のCDMAプリペイド移動電話でローミングしている。自身のホームネットワークは、ノースカロナイナモバイルであり、これは、彼が、50ドルの月別のサービス料金を支払を行い、ホームネットワーク上のどの場所でもウィークエンド記録プランを使用することができる。ローミングは、自身のホームネットワークによって通話毎に1ドルの追加料金で徴収される。
ワシントンDCでは、ジムは、GSM(登録商標)ネットワークを介して受信する、オレンジミュージックストリーマーミュージックサービスを介してサンタナのグレイテストヒットを聴取している。彼は、ソニー(Sonny)の新しいミニデジタルCDプレーヤーの広告をプロンプトしている、シンプルメッセージングシステム(SMS)を受信する。彼は広告を読みながら、カルロス サンタナを聴取している。CDプレーヤーの特性のショートリストの後には、次の15分以内に購入する場合には、CDプレーヤーを33%オフで購入するプライスリストが提供されている。彼は、その提供をクリックすることを衝動的に決定し、オレンジミュージックストリーマーモバイルサービスのショッピングウェブサイトに進む。
オレンジミュージックストリーマーのウェブサイトは、アーサーシステム(Aether Systems)によって開発された。オレンジとの対話を介して、アーサーは、そのサイトを管理している。この管理、開発及び設計関係に対して、アーサーは、いくつかの方法で報酬を受け取っている。これには、次のものを含んでいる:(1)ウェブサイトの開発に対する通常の固定費、(2)サイトへの掲載を維持するサービスを提供する等の月別の管理費、(3)サイト上の任意の広告に対するクリック毎に2セントの均一料金、(4)サイトの広告によって購入される各アイテムに対する商品あるいはサービスの料金の手数料、(5)オレンジ ミュージックストリーマーによって提供される消費者サービスの発呼毎に1ドルの均一料金がある。
ジムは、カルロス サンタナを聞きながら、モバイルウェブサイトのソニーCDプレーヤーについての2つ以上のスクリーンを介してクリックする。彼はクリックして、価格と予約状況(availability)を確認する。このサイトは、2つのオレンジミュージックストリーマーパートナーを用いて、彼が商品をどこで購入できるかを彼に提供する。彼は、電子R−Uを介するアマズーム(Amazoom)を選択すると、直ちに、アマズームのモバイルショッピングサイトを提示する。
アマズームでは、ジムは、CDプレーヤーを100ドル(提示額は150ドルである)で提供する簡易支払プランを選択し、彼は、2回払での支払を選択する(最初に50ドル、CDプレーヤーが配達される時点で50ドル)。彼はプリペイドボタンをクリックして、自身の集中通信システムプリペイドアカウントを使用することを選択する。
アマズームは、ジムの新規のCDプレーヤーをフェドエクストラ(FedExtra)ボックスに包み、そのパッケージの保険を提供するためのインシュラス(InsurUS)を手配する。フェドエクストラの配送は、アマズームで5ドルかかり、インシュラスは、総額0.5ドルの保険をCDプレーヤーにかける。
ジムは、自身のプリペイド電話でカルロス サンタナを聞きながら、ノースカロライナの帰路の列車を待っている。彼が自宅に到着すると、フェドエクストラが彼のCDプレーヤーを配達し、配達票のサインによって、いくつかのサービスプロバイダに渡る価値連鎖の取引が始動する。
以下の決済取引は、本発明のシステム及び方法の実施形態を使用して発生する。
本例の集中通信システム及び方法の決済部分は、どのようにして支払が取り決められ、かつどのアカウントが支払によるクレジット対象となるかを制御する。これらの取引決済ルールは、アカウント間、異なるアカウントから多数のアカウントへ等での決済を構成する。つまり、本例のシステムは、集中サービス及び通信取引に対し、複数のパーティによる決済を可能にし、各サービス及び商取引に対する決済ルールを構成することを可能にし、販売者(商品/サービスのプロバイダー、例えば、製造業、再販業者、流通業者あるいはこのようなエンティティのいくつかの組み合わせ)間、ポータル(移動ポータルあるいは電子商取引ポータルを含む任意のタイプのポータル等)間、インターネットサービスプロバイダ(独立エージェンシーあるいはモバイルオペレータあるいはポータル)間、移動電話会社(ホームネットワーク、来訪ネットワーク、あるいはその両方)間、仮想サービスプロバイダ(コンテンツサービスプロバイダ、あるいはインフラストラクチャサービスプロバイダ、あるいはブランディングエージェンシー、あるいは任意の組み合わせ)間、銀行/クレジットエージェンシーあるいは任意の他の金融機関(1つ以上の商取引に関与する)間、サードパーティ支払エージェンシー(例えば、販売法人(aggregators)、支払処理エージェンシー、あるいは電子財布、あるいはこのような任意の処理エージェンシー)間、商品/サービス配送エージェンシー(例えば、クーリエー会社、バンド幅サプライヤー)間及び保険エージェンシー間での決済を可能にする。
本明細書で実施されるように、集中通信システム及び方法は、様々な状況に対する決済ルールの構成を提供することができる、例えば:リアルタイム決済、時間遅延型決済(例えば、2日後あるいは30日後等)、ある条件の確認に基づく決済(例えば、保険エージェンシーが商品の出荷前に支払を行っているけれども、商品が配達される場合にのみクーリエが支払われる)、パーティ間のビジネス関係に基づく決済(例えば、クーリエーエージェンシーは、ボリュームに基づくディスカウントを提供し、これは、決済処理が、1つだけの配達ではなくいくつかの配達を考慮に入れること意味する)、及び出来高に基づく決済(例えば、ポータルに、広告がローミング加入者に配信される毎に小額が支払われ、かつポータルは、ローミング加入者が実際に商品/サービスを購入する場合には、それより大きな額を支払う)。本明細書で実施されるように、集中通信システム及び方法は、関連ネットワーク間のローミング契約を考慮する決済を提供することができる(例えば、ローミング追加料金)。また、集中通信システム及び方法は、任意の規制条件を考慮する決済を提供することができる(例えば、政府機関への税金及び決済の充当)。つまり、取引は、1つの取引の支払あるいは即時クレジットのみしかできないわけではなく、取引は、購入額に追加する、複数のデビットに分けることができる。また、取引は、1年に渡って分けられる月毎の取引の類とすることができる(「すべてのプランを使用できる」ことも含む)。
本明細書で実施されるように、集中通信システム及び方法は、以下のカテゴリに分けることができる決済を提供することができる:クレジット日、クレジット上限、資産額閾値、注文量に対するディスカウント、規制条件、決済手数料、要望に応じたサービスタイプ(繰り返し締め切れられる関係に基づく)、オンライン、オンラインリアルタイム及び様々な時限に基づくバッチがある。
このシステムへアクセスする方法にはいくつかの例がある。例えば、本発明の実施形態の1つは、具体的には、ATM、銀行、エージェント、POS、インタラクティブ音声応答システム、セルラー電話、固定線電話、インターネット、WAP(セルを介する)、シンプルメッセージングシステム(固定線電話及びセルを介する)、ペルト(Perto)装置(即ち、請求書の支払を現金で受け付ける装置)及び郵便局を介して、本システムへアクセスする。
本システムを使用する人のタイプにはいくつかの例がある。例えば、本システムは、消費者、家族会員、子供、ビジネスユーザー、ビジネスマネージャー、従業員(business subrdinate)、支払会社ユーザ及び銀行ユーザによって使用される。
システムが資産を送金することができるアカウントのタイプにはいくつかの例がある。例えば、本システムは、銀行アカウント(様々なタイプ、当座用、預金用、成長用、教育用、休日用等)、キャッシュアカウント、クレジットカードアカウント、デビットカードアカウント、仮想アカウント、投資アカウント、仲介アカウント及びビジネスアカウントに関与することができる。本例のシステムは、上述、かつ従来より通常知られている送金についての通信に対し、複数のフォーマットを使用することができる。
資産の受取人にはいくつかの例がある。例えば、支払のタイプは、通常、ピアーツーピア、ビジネス対消費者、ビジネス対ビジネスの3つのカテゴリに分けられる。より詳しくは、支払のタイプは、使用料、公共料、税金、地方用途(ライセンス等)、小売(レンガ&モルタル)、小売(電子商取引/インターネット)、移動商取引、セルラー、ISP、銀行、保険会社、慈善団体、仲介業者、ファミリー会員へのギフト及び固定線電話の請求書を含むことができる。
送金のために他のアカウントと本例のシステムが通信する方法、あるいはどのようにして通信するかを判定する方法にはいくつかの例がある。例えば、支払アカウントは、国際無線電気通信データベース(セルラー)、国際固定線電気通信データベース(電話)、国際銀行アカウントデータベース、各支払受取会社の個々のアカウント−即ち、小売店レンナーは、レンナークレジットカードのすべての消費者のデータベースを持っている、税金用の支払タイプ及び地方自治体のデータベース、ライセンス等を介して確認することができる。
本発明の様々な特徴及び効果は、詳細な明細書から明らかであり、つまり、本発明の本来の精神及び目的の範囲内で、本発明のこのような特徴のすべて及び効果は、添付の請求項によって含まれることが意図されている。また、様々な変形及び変更が当業者に対して容易に発生するので、本発明が図示の実際の構成及び動作に制限されるものではなく、従って、適切な変形及び等価構成が、本発明の目的の範囲内で行われても良い。