JP5689832B2 - シリコン発光素子の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、エルビウムなどの希土類をドープしたシリコンを用いたシリコン発光素子の製造方法に関するものである。
光導波路、発光素子(アクティブデバイス)、受光素子(パッシブデバイス)をシリコン基板上にモノリシックに作製することを目指すシリコンフォトニクスの分野は、大きく進展している。この中で、アクティブデバイスの実現が困難とされており、現在、シリコンを活性層とする高効率な発光ダイオード(LED)素子の開発(研究)が精力的に進められている。
シリコン発光ダイオード(Si−LED)構造を作製するとした場合、シリコンを発光の活性層に利用することには技術的に大きな利点があるが、一方で大きな問題がある。まず、利点について説明すると、シリコンを用いることで、LSIに代表されるシリコン電子デバイス技術と光デバイス技術の融合が実現できる点にある。この融合がシリコンフォトニクス技術により実現されれば、シリコンデバイスの消費電力を下げ、デバイス製造のコストを格段に下げることができる。
しかし、一般に良く知られているように、シリコンは間接遷移型の半導体であり、一般に発光効率が良くない。このため、シリコンでは高強度の発光素子を実現することは難しいという本質的な課題がある。加えて、シリコンフォトニクス技術を光ファイバー通信技術と結びつけて利用することを目指す場合、シリコン発光ダイオードの活性層の発光波長が、近赤外領域、例えば1.5μm程度である必要がある。これは、光デバイスとして必要なポンプ光および信号光が、通信波長帯域の近赤外光であることが望ましいからである。したがって、これらの技術的要請にこたえることが、シリコンを用いた発光素子(アクティブデバイス)の開発および実現には非常に重要となる。
シリコンを発光デバイスの活性層として利用する技術は、材料開発の観点から、いくつか提案されてきている。シリコンナノクリスタルの利用、シリコン極薄膜の形成およびそのエピタキシャル膜の形成、シリコン基板内に形成される欠陥の利用、シリコン基板への希土類の添加(例えばイオン注入)、あるいはそれぞれの技術の組み合わせた手法が挙げられる。
まず、シリコンに発光元素をイオン注入する技術は、最も基本となる方法である(非特許文献1参照)。例えば、シリコン基板に、エルビウムなどの希土類をイオン注入し、この後で加熱処理を行うことによりエルビウムを光学的に活性にすることができる。エルビウムイオンの第1励起準位から基底準位への遷移による発光は約1550nmなので、ドーピングしたエルビウムを発光させることで、シリコンを近赤外領域で発光させることができる。
さらに、イオン注入法の利点は、希土類以外に、酸素および窒素などの軽元素あるいは銀などの金属を、希土類と共に添加(共添加)できることである(非特許文献3参照)。例えば、エルビウムと酸素とを共添加すると、エルビウム−酸素原子コンプレックスと呼ばれる発光体が形成され、これによりエルビウムの発光が増強されることが知られている(非特許文献2,特許文献1参照)。
しかし、シリコン基板中に注入できるエルビウムおよび酸素の量はシリコンへのエルビウムおよび酸素の固溶度により上限が決められてしまうこと、注入量が増加すると、シリコン基板内に多数の欠陥が形成されてしまうことが欠点として挙げられる。さらに、イオン打ち込みする元素(原子)の密度が通常の打ち込み条件では深さ方向に幅広いガウス分布を示すため、エルビウムと酸素を効果的に近接させることが難しく、エルビウム−酸素の発光体の数を増加させることが難しいという課題もある。
次に、シリコンナノクリスタルの利用は、シリコンナノ粒子の寸法(粒径)を、光の量子閉じ込めが起こる3nm以下とした場合に、シリコン自体を直接遷移型として発光させられるという利点がある。しかし、ナノクリスタルの発光波長は、通信波長帯ではないため、シリコンフォトニクスの通信技術との融合には直接的につながらない。また、シリコンナノ粒子を内包するシリコン酸化膜に希土類、特にエルビウムをイオン注入し、通信波長帯で発光させる試みがなされてきている(非特許文献3,特許文献2参照)。
この技術では、シリコンナノクリスタルで吸収されたエネルギーをエルビウムイオンに移動させ、エルビウムイオンを発光させることによりシリコンの発光波長を通信波長帯に合わせることができるという利点がある。しかし、注入されたエルビウムイオンがすべて発光に寄与するのではない。発光に寄与する数は、シリコンナノ粒子の数により上限がほぼ決められてしまい、発光に寄与できるエルビウムイオン数が足りないため高強度で発光させる、あるいはレージング(発振)させることができないという問題がある。また、このエルビウムを添加したシリコンナノ結晶内包のアモルファス酸化膜では、エルビウムの発光を増強することができるが、膜自体が絶縁体であるため膜中に電流を流すことができず、発光ダイオード(LED)の構造として不適当であるという問題がある。
また、シリコン内の欠陥の発光をLEDとして利用するために、人為的に欠陥を導入する方法としては、水素や窒素などの軽元素をシリコンにイオン注入する方法、シリコン基板の貼り合わせ界面に形成される転位ネットワークを利用する方法などがある(非特許文献4,5参照)。この技術により、実際にシリコン発光ダイオードが実現されている(非特許文献4参照)。しかし、シリコン内に人工的に導入した欠陥の発光をLEDとして利用する場合には、前述した技術と同様に発光効率が良くないという課題がある。
以上の技術の利点と欠点を考慮すると、電流注入型の発光素子を考えた場合には、シリコンにエルビウムおよび酸素よりなる発光体を効果的に形成する技術が、高い可能性を示している。したがって、通信波長帯で高強度に発光するエルビウムなどの希土類と酸素とを添加したシリコン発光ダイオードの実現が強く求められている。
特開2004−319668号公報 特開2004−281972号公報
A. J. Kenyon, "Erbium in silicon", Semicond. Sci. Technol. , vol.20, pp.R65-R84, 2005. G. Franz et al. , "Erbium.oxygen interactions in crystalline silicon", Semicond. Sci. Technol. , vol.26, 055002, 2005. M. Fujii et al. , "1.54 mm photoluminescence of Er3+ doped into SiO2 films containing Si nanocrystals: Evidence for energy transfer from Si nanocrystals to Er3+", Appl. Phys. Lett. , vol.71, no.9, pp.1198-1200, 1997. X. Yu et al. , "A pure 1.5 m electroluminescence from metal-oxide-silicon tunneling diode using dislocation network", Applied Physics Letters, vol.93, 041108, 2008. E. Toyoda et al. , "Mechanical Properties and Chemical Reactions at the Directly Bonded Si.Si Interface", Japanese Journal of Applied Physics, vol.48, 011202, 2009.
しかしながら、先に述べたとおり、シリコン基板にエルビウムおよび酸素をイオン注入した場合、注入された原子はシリコン基板内の表面から深さ方向に対して幅広くガウス分布するため、アニール処理を施すだけではエルビウムと酸素とを効果的に結合させることができない。また、エルビウムおよび酸素のイオン注入量を増やすと、シリコン基板中の欠陥も増加するため、シリコン基板中のエルビウムの発光効率を高めることができないという問題がある。
本発明は、以上のような問題点を解消するためになされたものであり、通信波長帯で発光するエルビウムなどの希土類と酸素とを添加したシリコンによる発光素子の発光効率を、より高めることを目的とする。
また、本発明に係るシリコン発光素子の製造方法は、基板の上の第1シリコン層に第2シリコン層を貼り合わせる第1工程と、第1シリコン層と第2シリコン層との界面に希土類および酸素をドープして界面に活性層を形成する第2工程とを少なくとも備える。
上記シリコン発光素子の製造方法において、基部の上に埋め込み絶縁層を介して表面シリコン層が形成されているSOI基板の表面シリコン層を第1シリコン層に貼り合わせ、埋め込み絶縁層および基部を除去することで、第1シリコン層に表面シリコン層からなる第2シリコン層を貼り合わせればよい。
また、本発明に係るシリコン発光素子の製造方法は、基板の上の第1シリコン層に酸化シリコン層を介して第2シリコン層を備える基板の酸化シリコン層に希土類および酸素をドープする第1工程と、不活性な雰囲気で加熱することで酸化シリコン層を消失させ、第1シリコン層と第2シリコン層との界面に希土類および酸素がドープされた活性層を形成する第2工程とを少なくとも備える。
また、本発明に係るシリコン発光素子の製造方法は、基板の上の第1シリコン層に希土類および酸素をドープしてドープ層を形成する第1工程と、ドープ層を形成した側の第1シリコン層の表面に第2シリコン層を貼り合わせる第2工程と、第1シリコン層および第2シリコン層を加熱してドープ層の希土類および酸素を拡散させることで、第1シリコン層と第2シリコン層との界面に希土類および酸素をドープして界面に活性層を形成する第3工程とを少なくとも備える。
上記シリコン発光素子の製造方法において、第1シリコン層は第1導電型とし、第2シリコン層は第2導電型としてもよい。また、第1シリコン層および第2シリコン層は同じ導電型としてもよい。
上記シリコン発光素子の製造方法において、希土類は、エルビウムであればよい。
以上説明したことにより、本発明によれば、通信波長帯で発光するエルビウムなどの希土類と酸素とを添加したシリコンによる発光素子の発光効率を、より高めることができるようになる。
図1は、本発明の実施の形態1におけるシリコン発光素子の製造方法を説明するための説明図である。 図2は、本発明の実施の形態1におけるシリコン発光素子の製造方法を説明するための説明図である。 図3は、本発明の実施の形態1におけるシリコン発光素子の構成を示す断面図である。 図4Aは、本発明の実施の形態2におけるシリコン発光素子の製造方法を説明するための、製造過程における各工程の状態を示す模式的な断面図である。 図4Bは、本発明の実施の形態2におけるシリコン発光素子の製造方法を説明するための、製造過程における各工程の状態を示す模式的な断面図である。 図4Cは、本発明の実施の形態2におけるシリコン発光素子の製造方法を説明するための、製造過程における各工程の状態を示す模式的な断面図である。 図4Dは、本発明の実施の形態2におけるシリコン発光素子の製造方法を説明するための、製造過程における各工程の状態を示す模式的な断面図である。 図4Eは、本発明の実施の形態2におけるシリコン発光素子の製造方法を説明するための、製造過程における各工程の状態を示す模式的な断面図である。 図5Aは、本発明の実施の形態3におけるシリコン発光素子の製造方法を説明するための、製造過程における各工程の状態を示す模式的な断面図である。 図5Bは、本発明の実施の形態3におけるシリコン発光素子の製造方法を説明するための、製造過程における各工程の状態を示す模式的な断面図である。 図5Cは、本発明の実施の形態3におけるシリコン発光素子の製造方法を説明するための、製造過程における各工程の状態を示す模式的な断面図である。 図5Dは、本発明の実施の形態3におけるシリコン発光素子の製造方法を説明するための、製造過程における各工程の状態を示す模式的な断面図である。 図5Eは、本発明の実施の形態3におけるシリコン発光素子の製造方法を説明するための、製造過程における各工程の状態を示す模式的な断面図である。 図6Aは、本発明の実施の形態4におけるシリコン発光素子の製造方法を説明するための、製造過程における各工程の状態を示す模式的な断面図である。 図6Bは、本発明の実施の形態4におけるシリコン発光素子の製造方法を説明するための、製造過程における各工程の状態を示す模式的な断面図である。 図6Cは、本発明の実施の形態4におけるシリコン発光素子の製造方法を説明するための、製造過程における各工程の状態を示す模式的な断面図である。 図7Aは、本発明の実施の形態5におけるシリコン発光素子の製造方法を説明するための、製造過程における各工程の状態を示す模式的な断面図である。 図7Bは、本発明の実施の形態5におけるシリコン発光素子の製造方法を説明するための、製造過程における各工程の状態を示す模式的な断面図である。 図7Cは、本発明の実施の形態5におけるシリコン発光素子の製造方法を説明するための、製造過程における各工程の状態を示す模式的な断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
[実施の形態1]
はじめに、本発明の実施の形態1におけるシリコン発光素子の製造方法について図1を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態におけるシリコン発光素子の製造方法を説明するための説明図である。図1では、製造過程における各工程の状態を、模式的な断面図で示している。
まず、図1の(a)に示すように、第1シリコン層101を用意する。第1シリコン層101は、所定の基板の上に形成されたものである。基板は、例えばシリコン基板であり、この場合、第1シリコン層101は、シリコン基板の表面側の部分であり、言い換えると、第1シリコン層101はシリコン基板である。次に、図1の(b)に示すように、第1シリコン層101に第2シリコン層102を貼り合わせる。第2シリコン層102は、やはりシリコン基板であればよい。シリコン基板を用いる場合、貼り合わせた後、所定の厚さにまで薄層化して第2シリコン層102とすればよい。ここで、第1シリコン層101および第2シリコン層102は、単結晶シリコンであることが重要である。
なお、第1シリコン層101および第2シリコン層102は、各々所定の不純物を導入することでn型およびp型としてもよい。例えば、第1シリコン層101がn型であり、第2シリコン層102がp型であってもよく、また、第1シリコン層101がp型であり、第2シリコン層102がn型であってもよい。また、両者ともにp型もしくはn型であってもよい。
シリコン基板である第1シリコン層101とシリコン基板である第2シリコン層102とを貼り合わせる場合、まず、各シリコン基板の貼り合わせ面を,各々洗浄し、また、フッ化水素水中で化学エッチングする。この処理により、各シリコン基板の貼り合わせ面の自然酸化膜を除去し、各シリコン基板の貼り合わせ面の表面に疎水性の水素終端面を形成する。次いで、図2に示すように、シリコン基板201の方位とシリコン基板202の方位とを、任意の角度(φ、θ)に設定する。この状態で、両者を室温(23℃程度)で圧着する。θは回転角であり、φはあおり角である。
次に、上述したように室温で貼り合わせた2つのシリコン基板を、200℃〜400℃で加熱する処理を施し、両者を完全に貼り合わせる。このようにして第1シリコン層101に第2シリコン層102を貼り合わせた後、第2シリコン層102のシリコン基板を研削研磨して薄層化する。この薄層により、第2シリコン層102の表面側から界面103までの深さを調整する。
次に、図1の(c)に示すように、第1シリコン層101と第2シリコン層102との界面103に希土類および酸素をドープして界面103に活性層104を形成する。例えば、400℃〜700℃に加熱し、例えばイオン注入法を用いて希土類と酸素をドープする。希土類は、エルビウムであればよい。
ここで、打ち込み量の深さ方向の分布の最大が、界面103に一致するように、イオン注入の条件を適宜設定することが重要である。イオン注入法で希土類および酸素を添加する場合、注入量は例えば1×1014〜1×1015cm-2程度とすればよい。イオン注入の最適量は、第2シリコン層102の層厚に応じて適宜設定する。イオン注入後は、第1シリコン層101,第2シリコン層102に対して窒素雰囲気で700℃〜1000℃に加熱する処理を行い、注入したイオンの活性化とイオン注入によるシリコン層の損傷回復とを行う。
以上のようにして、2つのシリコン層の界面103に希土類および酸素がドープされた活性層104を形成した後、図3に示すように、第1シリコン層101に接続する第1電極301を形成し、第2シリコン層102に接続する第2電極302を形成する。例えば、スパッタリング法により、チタンなどの金属を蒸着することで、各電極を形成すればよい。図3に示すシリコン発光素子は、基板の上に形成された第1シリコン層101と、第1シリコン層101の表面に貼り合わされた第2シリコン層102と、第1シリコン層101と第2シリコン層102との界面103に、希土類および酸素をドープすることで形成された活性層104とを備えている。
上述したことにより製造したシリコン発光素子によれば、2つのシリコン層の界面に希土類および酸素をドープすることで活性層を形成しているので、ドープされた希土類および酸素は、界面に凝集されるようになる。これは、2つのシリコン層の界面においては、内包されている元素(原子)を凝集する効果があるためである。このため、実施の形態1におけるシリコン発光素子においては、活性層においてエルビウム−酸素原子コンプレックス(Er−Ocomplex)が高い効率で形成されるようになる。この結果、実施の形態1のシリコン発光素子によれば、発光の効率をより高めることができるようになる。
[実施の形態2]
次に、本発明の実施の形態2について図4A〜図4Eを用いて説明する。図4A〜図4Eは、本発明の実施の形態2におけるシリコン発光素子の製造方法を説明するための、製造過程における各工程の状態を示す模式的な断面図である。
まず、図4Aに示すように、シリコン基部401の上に埋め込み絶縁層402を介して表面シリコン層403が形成されているSOI基板を用意する。表面シリコン層403は、単結晶シリコンである。次に、図4Bに示すように、シリコン基部401を、切削研磨して薄層化する。
次に、図4Cに示すように、シリコン基板404の表面に、上述したSOI基板の表面シリコン層403を貼り合わせる。シリコン基板404は、単結晶シリコンから構成されている。この貼り合わせでは、シリコン基板404および表面シリコン層403の貼り合わせ面を,各々洗浄し、また、フッ化水素水中で化学エッチングする。この処理により、各々の貼り合わせ面の自然酸化膜を除去し、各々の貼り合わせ面の表面に疎水性の水素終端面を形成する。次いで、シリコン基板404の方位と表面シリコン層403の方位とを、任意の角度に設定する。この状態で、両者を室温で圧着する。
次に、シリコン基部401を機械研磨により切削研磨して薄層化し、加えて水酸化カリウムなどのアルカリによる化学エッチングで除去する。また、埋め込み絶縁層402を、例えばフッ化水素を用いてエッチング除去する。これらのことにより、シリコン基部401および埋め込み絶縁層402を除去し、図4Dに示すように、シリコン基板(第1シリコン層)404の上に、表面シリコン層(第2シリコン層)403が貼り合わされた状態とする。
次に、図4Eに示すように、シリコン基板404と表面シリコン層403との界面405に希土類および酸素をドープして界面405に活性層406を形成する。例えば、400℃〜700℃に加熱し、例えばイオン注入法を用いて希土類と酸素をドープする。希土類は、エルビウムであればよい。
ここで、打ち込み量の深さ方向の分布の最大が、界面405に一致するように、イオン注入の条件を適宜設定することが重要である。イオン注入法で希土類および酸素を添加する場合、注入量は例えば1×1014〜1×1015cm-2程度とすればよい。イオン注入の最適量は、表面シリコン層403の層厚に応じて適宜設定する。イオン注入後は、シリコン基板404,表面シリコン層403に対して窒素雰囲気で700℃〜1000℃に加熱する処理を行い、注入したイオンの活性化とイオン注入によるシリコンの損傷回復とを行う。
以上のようにして、2つのシリコン層の界面に希土類および酸素がドープされた活性層406を形成した後、シリコン基板404に接続する第1電極(不図示)を形成し、表面シリコン層403に接続する第2電極(不図示)を形成する。例えば、スパッタリング法によりチタンなどの金属を蒸着することで、各電極を形成すればよい。
上述したことにより製造したシリコン発光素子によれば、シリコン基板と表面シリコン層との界面に希土類および酸素をドープすることで活性層を形成しているので、ドープされた希土類および酸素は、界面に凝集されるようになる。これは、2つのシリコン層の界面においては、内包されている元素(原子)を凝集する効果があるためである。このため、実施の形態2におけるシリコン発光素子においても、活性層においてエルビウム−酸素原子コンプレックスが高い効率で形成されるようになる。この結果、実施の形態2のシリコン発光素子においても、発光の効率をより高めることができるようになる。
[実施の形態3]
次に、本発明の実施の形態3について図5A〜図5Eを用いて説明する。図5A〜図5Eは、本発明の実施の形態3におけるシリコン発光素子の製造方法を説明するための、製造過程における各工程の状態を示す模式的な断面図である。
まず、図5Aに示すように、シリコン基部501の上に埋め込み絶縁層502を介して表面シリコン層503が形成されているSOI基板を用意する。表面シリコン層503は、単結晶シリコンである。次に、図5Bに示すように、シリコン基部501を、切削研磨して薄層化する。
次に、図5Cに示すように、シリコン基部504の上に埋め込み絶縁層505を介して表面シリコン層506が形成されている他のSOI基板の表面シリコン層506の表面に、上述したSOI基板の表面シリコン層503を貼り合わせる。表面シリコン層506は、単結晶シリコンである。この貼り合わせでは、表面シリコン層506および表面シリコン層503の貼り合わせ面を,各々洗浄し、また、フッ化水素水中で化学エッチングする。この処理により、各々の貼り合わせ面の自然酸化膜を除去し、各々の貼り合わせ面の表面に疎水性の水素終端面を形成する。次いで、表面シリコン層506の方位と表面シリコン層503の方位とを、任意の角度に設定する。この状態で、両者を室温で圧着する。
次に、シリコン基部501を機械研磨により切削研磨して薄層化し、加えて水酸化カリウムなどのアルカリによる化学エッチングで除去する。また、埋め込み絶縁層502を、例えばフッ化水素を用いてエッチング除去する。これらのことにより、シリコン基部501および埋め込み絶縁層502を除去し、図5Dに示すように、他のSOI基板の表面シリコン層(第1シリコン層)506の上に、表面シリコン層(第2シリコン層)503が貼り合わされた状態とする。
次に、図5Eに示すように、表面シリコン層506と表面シリコン層503との界面507に希土類および酸素をドープして界面507に活性層508を形成する。例えば、400℃〜700℃に加熱し、例えばイオン注入法を用いて希土類と酸素をドープする。希土類は、エルビウムであればよい。
ここで、打ち込み量の深さ方向の分布の最大が、界面507に一致するように、イオン注入の条件を適宜設定することが重要である。イオン注入法で希土類および酸素を添加する場合、注入量は例えば1×1014〜1×1015cm-2程度とすればよい。イオン注入の最適量は、表面シリコン層503の層厚に応じて適宜設定する。イオン注入後は、表面シリコン層506,表面シリコン層503に対して窒素雰囲気で700℃〜1000℃に加熱する処理を行い、注入したイオンの活性化とイオン注入によるシリコンの損傷回復とを行う。
以上のようにして、2つのシリコン層の界面に希土類および酸素がドープされた活性層508を形成した後、表面シリコン層506に接続する第1電極(不図示)を形成し、表面シリコン層503に接続する第2電極(不図示)を形成する。例えば、スパッタリング法によりチタンなどの金属を蒸着することで、各電極を形成すればよい。また、表面シリコン層506に接続する第1電極は、一部の表面シリコン層503を除去して表面シリコン層506を露出させた箇所に形成すればよい。
上述したことにより製造したシリコン発光素子によれば、シリコン基板と表面シリコン層との界面に希土類および酸素をドープすることで活性層を形成しているので、ドープされた希土類および酸素は、界面に凝集されるようになる。これは、2つのシリコン層の界面においては、内包されている元素(原子)を凝集する効果があるためである。このため、実施の形態3におけるシリコン発光素子においても、活性層においてエルビウム−酸素原子コンプレックスが高い効率で形成されるようになる。この結果、実施の形態3のシリコン発光素子においても、発光の効率をより高めることができるようになる。
また、実施の形態3においては、活性層が、埋め込み絶縁層の上のシリコン層界面に形成されるため、電子励起による発光デバイスヘの応用に加え、光励起用デバイスへの応用も可能となる。例えば、公知のリソグラフィー技術およびエッチング技術を用いてパターニングすることで、埋め込み絶縁層をクラッドとし、活性層を備えるシリコン層をコアとする光導波路構造が形成可能であり、光導波路構造とした光励起用デバイスが実現できる。また、同様にすることで、光増幅アンプ、フォトニック結晶などが実現可能である。
[実施の形態4]
次に、本発明の実施の形態4について図6A〜図6Cを用いて説明する。図6A〜図6Cは、本発明の実施の形態4におけるシリコン発光素子の製造方法を説明するための、製造過程における各工程の状態を示す模式的な断面図である。
まず、図6Aに示すように、シリコン基部601の上に埋め込み酸化シリコン層602を介して表面シリコン層603が形成されているSOI基板を用意する。
次に、埋め込み酸化シリコン層602に対して希土類をドープし、図6Bに示すように、希土類添加層612が、シリコン基部601と表面シリコン層603との間に挟まれて形成された状態とする。例えば、イオン注入法を用いて希土類をドープする。希土類は、エルビウムであればよい。ここで、打ち込み量の深さ方向の分布の最大が、埋め込み酸化シリコン層602に一致するように、イオン注入の条件を適宜設定することが重要である。
以上のようにして、シリコン基部601と表面シリコン層603との間に希土類添加層612を形成したら、これらを不活性な雰囲気で、1000〜1350℃に加熱し、酸化シリコンを消失させる。不活性な雰囲気は、真空中あるいは窒素あるいはアルゴン雰囲気であればよい。また、不活性な雰囲気は、低酸素濃度の、窒素あるいはアルゴンガス雰囲気であってもよい。
このように不活性な雰囲気で加熱すると、「Si(固相)+SiO2→2SiO」の反応により、酸化シリコンからなる埋め込み酸化シリコン層であった希土類添加層612が消失する。この消失により、図6Cに示すように、シリコン基部601と表面シリコン層603とが貼り合わされた状態となる。また、シリコン基部601と表面シリコン層603との界面604には、これらに固溶している酸素原子が析出する。これらの結果、界面604には、エルビウムおよび酸素がドープされた状態となり、活性層605が形成されるようになる。
以上のようにして 2つのシリコン層の界面に希土類および酸素がドープされた活性層605を形成した後、シリコン基部601に接続する第1電極(不図示)を形成し、表面シリコン層603に接続する第2電極(不図示)を形成する。例えば、スパッタリング法によりチタンなどの金属を蒸着することで、各電極を形成すればよい。
上述したことにより製造したシリコン発光素子によれば、シリコン基部と表面シリコン層との界面に希土類および酸素をドープすることで活性層を形成しているので、ドープされた希土類および酸素は、界面に凝集されるようになる。これは、2つのシリコン層の界面においては、内包されている元素(原子)を凝集する効果があるためである。このため、実施の形態4におけるシリコン発光素子においても、活性層においてエルビウム−酸素原子コンプレックスが高い効率で形成されるようになる。この結果、実施の形態4のシリコン発光素子においても、発光の効率をより高めることができるようになる。
また、実施の形態4によれば、エルビウムのドープは酸化シリコンからなる非晶質の埋め込み酸化シリコン層に対して行っている。このため、イオン注入によるシリコン結晶における損傷(欠陥)の発生が抑制できるようになる。
[実施の形態5]
次に、本発明の実施の形態5におけるシリコン発光素子の製造方法について図7A〜図7Cを用いて説明する。図7A〜図7Cは、本発明の実施の形態におけるシリコン発光素子の製造方法を説明するための、製造過程における各工程の状態を示す模式的な断面図である。
まず、図7Aに示すように、第1シリコン層701の表面近傍に、希土類および酸素をドープしてドープ層702を形成する。例えば、400℃〜700℃に加熱し、例えばイオン注入法を用いて希土類と酸素をドープする。希土類は、エルビウムであればよい。ここで、打ち込み量の深さ方向の分布の最大が、第1シリコン層701の表面より50nm程度の深さとなるようにイオン注入の条件を適宜に設定するとよい。この注入深さは、後述する希土類および酸素の拡散により、希土類および酸素が界面にまで到達可能な条件とすればよい。
次に、図7Bに示すように、第1シリコン層701のドープ層702形成側の表面に第2シリコン層703を貼り合わせる。例えば、各シリコン層の貼り合わせ面を,各々洗浄し、また、フッ化水素水中で化学エッチングする。この処理により、各シリコン層の貼り合わせ面の自然酸化膜を除去し、各シリコン層の貼り合わせ面の表面に疎水性の水素終端面を形成する。次いで、各シリコン層の方位を、任意の角度(φ、θ)に設定し、両者を室温(23℃程度)で圧着する。
次に、上述したように室温で貼り合わせた2つのシリコン層を、窒素雰囲気で700℃〜1000℃に加熱する処理を行い、両者を完全に貼り合わせると共に、注入したイオンの活性化とイオン注入によるシリコン層の損傷回復とを行う。また、この加熱処理により、注入したエルビウムおよび酸素を拡散させることで、界面704に、エルビウムおよび酸素がドープされる状態を形成し、図7Cに示すように、2つのシリコン層の界面704に希土類および酸素がドープされた活性層712を形成する。
以上のようにして、2つのシリコン層の界面に希土類および酸素がドープされた活性層712を形成した後、第1シリコン層701に接続する第1電極(不図示)を形成し、第2シリコン層703に接続する第2電極(不図示)を形成する。例えば、スパッタリング法によりチタンなどの金属を蒸着することで、各電極を形成すればよい。
上述したことにより製造したシリコン発光素子によれば、2つのシリコン層の界面に希土類および酸素をドープすることで活性層を形成しているので、ドープされた希土類および酸素は、界面に凝集されるようになる。これは、2つのシリコン層の界面においては、内包されている元素(原子)を凝集する効果があるためである。このため、実施の形態5におけるシリコン発光素子においては、活性層においてエルビウム−酸素原子コンプレックスが高い効率で形成されるようになる。この結果、実施の形態5のシリコン発光素子においても、発光の効率をより高めることができるようになる。
以上に説明したように、本発明によれば、2つのシリコン層の界面を形成し、この界面に希土類および酸素をドープすることで活性層を形成するようにしたので、通信波長帯で発光するエルビウムなどの希土類と酸素とを添加したシリコンによる発光素子の発光効率を、より高めることができるようになる。
なお、本発明は以上に説明した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想内で、当分野において通常の知識を有する者により、多くの変形および組み合わせが実施可能であることは明白である。例えば、SOI基板としては、SIMOX(Separation by implanted oxygen)基板、Soitec社製のUNIBOND基板、キャノン社製のERTRAN(Epitaxial layer transfer)基板を用いることができる。また、希土類は、エルビウムに限るものではなく、例えば、ツリウムであってもよい。ツリウムであれば、通信波長帯の発光が得られる。
101…第1シリコン層、102…第2シリコン層、103…界面、104…活性層。

Claims (7)

  1. 基板の上の第1シリコン層に第2シリコン層を貼り合わせる第1工程と、
    前記第1シリコン層と前記第2シリコン層との界面に希土類および酸素をドープして前記界面に活性層を形成する第2工程と
    を少なくとも備えることを特徴とするシリコン発光素子の製造方法。
  2. 請求項記載のシリコン発光素子の製造方法において、
    基部の上に埋め込み絶縁層を介して表面シリコン層が形成されているSOI基板の前記表面シリコン層を前記第1シリコン層に貼り合わせ、前記埋め込み絶縁層および前記基部を除去することで、前記第1シリコン層に前記表面シリコン層からなる前記第2シリコン層を貼り合わせることを特徴とするシリコン発光素子の製造方法。
  3. 基板の上の第1シリコン層に酸化シリコン層を介して第2シリコン層が形成された基板の前記酸化シリコン層に希土類および酸素をドープする第1工程と、
    不活性な雰囲気で加熱することで前記酸化シリコン層を消失させ、前記第1シリコン層と前記第2シリコン層との界面に希土類および酸素がドープされた活性層を形成する第2工程と
    を少なくとも備えることを特徴とするシリコン発光素子の製造方法。
  4. 基板の上の第1シリコン層に希土類および酸素をドープしてドープ層を形成する第1工程と、
    前記ドープ層を形成した側の前記第1シリコン層の表面に第2シリコン層を貼り合わせる第2工程と、
    前記第1シリコン層および前記第2シリコン層を加熱して前記ドープ層の希土類および酸素を拡散させることで、前記第1シリコン層と前記第2シリコン層との界面に希土類および酸素をドープして前記界面に活性層を形成する第3工程と
    を少なくとも備えることを特徴とするシリコン発光素子の製造方法。
  5. 請求項のいずれか1項に記載のシリコン発光素子の製造方法において、
    前記第1シリコン層は第1導電型とし、前記第2シリコン層は第2導電型とすることを特徴とするシリコン発光素子の製造方法。
  6. 請求項のいずれか1項に記載のシリコン発光素子の製造方法において、
    前記第1シリコン層および前記第2シリコン層は同じ導電型とすることを特徴とするシリコン発光素子の製造方法。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のシリコン発光素子の製造方法において、
    前記希土類は、エルビウムであることを特徴とするシリコン発光素子の製造方法。
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