JP5689196B1 - 発電装置および発電方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】より簡便且つ効率的に発電を行うことが可能な発電装置および発電方法を提供する。【解決手段】発電装置1は、気体流を生成するジェットエンジン10と、気体流に水を供給して作動流体を生成する水供給装置30と、作動流体を受けて回転する羽根車40と、羽根車40に接続される発電機50と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、発電を行う発電装置および発電方法に関する。
従来、化石燃料の燃焼エネルギーを利用する火力発電においては、主に汽力発電によって発電が行われている。この汽力発電では、石炭や天然ガス等をボイラで燃焼させて蒸気を生成し、この蒸気により回転する蒸気タービンによって発電機を回転させることで発電を行う。また、近年の火力発電では、より熱効率を高めたコンバインドサイクル発電も行われている(例えば、特許文献1参照)。このコンバインドサイクル発電では、ガスタービンによって直接発電機を回転させて発電を行うだけでなく、さらにガスタービンの廃熱によって蒸気を生成し、蒸気タービンによっても発電を行うことで汽力発電よりも高い熱効率を達成している。
一方、化石燃料の枯渇や地球温暖化等、近年の環境意識の高まりと共に、水力や風力、太陽光等の自然エネルギー(再生可能エネルギー)を利用した発電が見直されてきている。このような自然エネルギーを利用した発電は、化石燃料を燃焼させる火力発電と比較してエネルギー源が枯渇するといったことがなく、さらに二酸化炭素を排出しない等、環境負荷が低いというメリットを有している。このうち水力発電は、密度の高い水の流れを利用することからエネルギー変換効率が高く、さらに安定的な発電が可能であるため、古くから商用発電に利用されており、近年では上下水道や小河川等に設けた小水力発電が普及してきている(例えば、特許文献2参照)。
特開平10−306708号公報 特開2006−189014号公報
しかしながら、従来のコンバインドサイクル発電は、汽力発電よりも高い熱効率が得られるものの、ガスタービンに加えて廃熱回収ボイラ、蒸気タービンおよび復水器等を必要とすることから設備費およびメンテナンス費が増大するという問題があった。また、水力発電は、設置場所が河川等の水流のある場所に限定されることから、設置場所が電力消費地から離れている場合には送電ロスが大きくなるという問題があった。さらに水力発電では、発電量を大きくするためにはダム等を建設して水の落差を大きくする必要があり、設備費が増大すると共に周囲の自然環境が破壊されるという問題があった。
本発明は、斯かる実情に鑑み、より簡便且つ効率的に発電を行うことが可能な発電装置および発電方法を提供しようとするものである。
(1)本発明は、気体流を生成するジェットエンジンと、前記気体流に水を供給して作動流体を生成する水供給装置と、前記作動流体を順番に受ける複数の羽根列を有し、前記作動流体を受けて回転する羽根車と、前記羽根列から流出した前記作動流体を次の前記羽根列に向けて偏向する偏向部材と、前記羽根車に接続される発電機と、を備えることを特徴とする、発電装置である。
(2)本発明はまた、前記羽根車と共に回転するフライホイールを備えることを特徴とする、上記(1)に記載の発電装置である。
(3)本発明はまた、前記フライホイールの回転を前記ジェットエンジンに伝達して前記ジェットエンジンを起動する起動装置を備えることを特徴とする、上記(2)に記載の発電装置である。
(4)本発明はまた、前記ジェットエンジンの稼動中に前記羽根車の回転数が第1の回転数まで上昇したら前記ジェットエンジンを停止し、前記ジェットエンジンの停止中に前記羽根車の回転数が第2の回転数まで低下したら前記ジェットエンジンを起動する制御装置を備えることを特徴とする、上記(2)または(3)に記載の発電装置である。
(5)本発明はまた、前記気体流を前記羽根車に向けて誘導する誘導配管を備え、前記水供給装置は、前記誘導配管内に水を供給するように構成されることを特徴とする、上記(1)乃至(4)のいずれかに記載の発電装置である。
)本発明はまた、前記水供給装置は、自然水を貯留する貯水槽を備え、落差を利用して水を供給するように構成されることを特徴とする、上記(1)乃至()のいずれかに記載の発電装置である。
)本発明はまた、ジェットエンジンの生成した気体流に水を混合したものを作動流体として回転する羽根車によって発電機を回転させる発電方法であって、前記羽根車は、前記作動流体を順番に受ける複数の羽根列を有し、前記羽根列から流出した前記作動流体を偏向部材によって次の前記羽根列に向けて偏向することを特徴とする、発電方法である。

本発明に係る発電装置および発電方法によれば、より簡便且つ効率的に発電を行うことが可能という優れた効果を奏し得る。
本発明の実施形態に係る発電装置の構成を示した概略平面図である。 発電装置の一部の構成の概略正面図である。 (a)羽根車および偏向部材の概略平面図である。(b)羽根車および偏向部材の一部を断面で示した概略正面図である。 羽根車および偏向部材における作動流体の流れを示した概略図である。 羽根車の回転数および発電装置各部の稼動のタイムチャートである。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面を参照して説明する。
まず、本実施形態に係る発電装置1の構成について説明する。図1は、本実施形態に係る発電装置1の構成を示した概略平面図であり、図2は、発電装置1の一部の構成の概略正面図である。なお、図2では、理解を容易にするために一部の構成の記載を省略している。
これらの図に示されるように、発電装置1は、気体流を生成するジェットエンジン10と、ジェットエンジン10に空気を供給する空気供給タワー20と、ジェットエンジン10の生成した気体流に水を供給して作動流体を生成する水供給装置30と、作動流体を受けて回転する羽根車40と、羽根車40に接続された発電機50と、羽根車40を起動する羽根車起動装置60と、ジェットエンジン10を起動するジェットエンジン起動装置70と、発電装置1全体を制御する制御装置80と、を備えている。本実施形態の発電装置1は、ジェットエンジン10の生成した気体流に水を混合したものを作動流体として羽根車40を回転させ、この羽根車40の回転力によって発電機50を回転させることで発電を行うように構成されている。
ジェットエンジン10は、空気供給タワー20から供給された空気により燃料を燃焼させ、燃焼ガスを高温、高圧のジェット(噴流)として排出し、これにより気体流を生成するものである。すなわち、ジェットエンジンは、燃料の持つ化学エネルギーを熱エネルギーおよび運動エネルギーに変換して取り出すものである。
ジェットエンジン10は、キャビン11内に収容されており、キャビン11の吸気側には、空気供給タワー20に繋がる吸気配管12が接続されている。また、キャビン11の排気側には、ジェットエンジン10の生成した気体流を羽根車40に向けて誘導する誘導配管13が接続されている。従って、ジェットエンジン10は、吸気配管12を介して空気を取り込み、燃焼ガスを誘導配管13に向けて噴出する。これにより、キャビン11内から誘導配管13内を通過する気体流が生成される。
誘導配管13の先端は、羽根車40に向けて作動流体を噴出するノズル13aとなっている。また、吸気配管12には、キャビン11内に供給される空気の流量を検出する吸気側流量センサ14が設けられている。同様に、誘導配管13には、キャビン11から流出する気体流の流量を検出する排気側流量センサ15が設けられている。
なお、ジェットエンジン10としては、例えば既存の航空機用のものを使用することが可能であり、安価な中古品を使用するようにしてもよい。また、ジェットエンジン10は、ターボジェットエンジンであってもよいし、ターボファンジェットエンジンであってもよい。ターボファンジェットエンジンを使用する場合は、燃焼ガスおよびファンからの空気流によって誘導配管13を通過する気体流が生成されることとなる。また、ジェットエンジンの使用する燃料が特に限定されないことは言うまでもない。
空気供給タワー20は、ジェットエンジン10に供給する空気を取り入れる空気取入口21が上部に設けられたタワー(塔)である。このように空気取入口21を高い位置に配置することで、砂埃等の異物の吸い込みを防止すると共に、比較的低温の空気を取り入れてジェットエンジン10の熱効率を向上させることが可能となる。空気供給タワー20の内部には、キャビン11から空気取入口21に向かう吸気配管12が通されている。そして、本実施形態では、吸気配管12の先端にブロワ22を接続している。
このように、空気供給タワー20にブロワ22を設けることで、大気の状態に影響されることなく、より効率的且つ安定的に所定の流量の空気をジェットエンジン10に供給することが可能となる。なお、空気取入口21の位置は、異物の吸い込み防止および吸気温度の低下の観点からは高い方が好ましいが、位置を高くするほど吸気配管12の圧力損失が大きくなるという問題がある。従って、これらのバランスを考慮すると、空気取入口21は、20〜100mの高さに配置することが好ましい。
水供給装置30は、誘導配管13内に水を供給することで、誘導配管13内を流れる気体流に水を混合するものである。このように、ジェットエンジン10の生成した気体流に水を混合することで、高温の燃焼ガスを含む誘導配管13内の気体流を冷却し、羽根車40を回転させる作動流体の温度を下げることが可能となる。また、混合された水の少なくとも一部は燃焼ガスにより加熱されて蒸発、膨張することとなるため、作動流体をさらに加速させることが可能となる。すなわち、気体流に水を混合することで、燃焼ガスの有する熱エネルギーを運動エネルギーに変換することができる。さらに、水を混合することにより作動流体の密度が高まるため、作動流体の運動エネルギーを効率的に羽根車40に伝達させることが可能になる。
水供給装置30は、河川水、湖沼水、地下水または雨水等の自然水を貯留する貯水槽31と、貯水槽31内の水を誘導配管13まで導く水供給配管32と、誘導配管13内に供給する水の流量を調整する調整バルブ33と、誘導配管13内に供給する水の流量を検出する水流量センサ34と、を備えている。本実施形態では、貯水槽31を誘導配管13よりも高い位置に配置し、落差を利用して水を供給するようにしている。誘導配管13内への水の供給には水力発電程の落差を必要としないため、本実施形態の発電装置1は、自然水を利用しながらも設置場所が限定されないようになっている。なお、貯水槽31の位置に応じて適宜のポンプを設けるようにしてもよいことは、言うまでもない。
羽根車40は、ノズル13aから噴出された作動流体を受けて回転するものである。すなわち、羽根車40は、作動流体の運動エネルギーを回転動力に変換して出力するものである。羽根車40は、略円柱状に構成され、回転軸を略水平方向とした状態で2つの基台41によって回転自在に支持されている。羽根車40の外周部には、作動流体を衝突させる第1の羽根列42および第2の羽根列43の2つの羽根列が設けられている。そして、ノズル13aの近傍における羽根車40の正面側には、第1の羽根列42から流出した作動流体を第2の羽根列43に向けて偏向する偏向部材90が配置されている。すなわち、本実施形態の羽根車40は、一旦第1の羽根列42に衝突させた作動流体を、偏向部材90を介して再度第2の羽根列43に衝突させることで、作動流体の運動エネルギーを効率的に羽根車40に伝達させるようにしている。
図3(a)は、羽根車40および偏向部材90の概略平面図であり、図3(b)は、羽根車40および偏向部材90の一部を断面で示した概略正面図である。これらの図に示されるように、羽根車40の外周部には、軸方向の一端側(背面側)において複数(本実施形態では、36)の第1の羽根42aが周方向に沿って配列されており、この複数の第1の羽根42aによって第1の羽根列42が構成されている。同様に、羽根車40の外周部における軸方向の他端側(正面側)には、複数(本実施形態では、36)の第2の羽根43aが周方向に沿って配列されており、この複数の第2の羽根43aによって第2の羽根列43が構成されている。
第1の羽根列42は、第1の遮蔽板44によって一端側(背面側)から覆われており、第2の羽根列43は、第2の遮蔽板45によって他端側(正面側)から覆われている。そして、第1の羽根列42と第2の羽根列43の間は、中間遮蔽板46によって仕切られている。また、第2の遮蔽板45には、流出配管47を介して第1の羽根42aの間の空間と繋がる第1の流出口45a、および第2の羽根43aの間の空間と繋がる第2の流出口45bが設けられている。
本実施形態では、第1の羽根42aよりも小さい運動エネルギーが伝達されることとなる第2の羽根43aを第1の羽根42aよりも小さく構成すると共に、羽根車40の外周側寄り配置することで、第2の羽根43aおよび流出配管47を半径方向に並べて効率的に配置することを可能としている。
偏向部材90は、正面視の形状が羽根車40の円周方向(回転方向)に沿う略円弧状に構成された回収部91と、回収部91から突出する偏向部92と、から構成されている。回収部91は、羽根車40側が開口した略箱状に構成されており、複数(本実施形態では、3つ)の第1の流出口45aを覆うように構成されている。また、回収部91と羽根車40の第2の遮蔽板45の間には適宜のシール構造が設けられている。偏向部92は、回収部91の下部、すなわち羽根車40の回転方向の前方側端部から第2の羽根列43に向かう管状に構成されており、先端部は第2の羽根43aに向けて作動流体を噴出するノズル92aとなっている。
図4は、羽根車40および偏向部材90における作動流体の流れを示した概略図である。同図に示されるように、作動流体はノズル13aから第1の羽根42aに向けて噴出され、第1の羽根42aに衝突した後に大部分が流出配管47内に流入し、第1の流出口45aから偏向部材90の回収部91内に流入する。回収部91内に流入した作動流体はその後、回収部91内を羽根車40の回転方向に沿って流動して偏向部92内に流入し、ノズル92aから第2の羽根43aに向けて噴出する。第2の羽根43aに衝突した作動流体は、一部は第2の流出口45bから流出し、一部はそのまま第2の羽根43aから落下する。
このように本実施形態では、羽根車40に対して作動流体を2回衝突させるようにしているため、より多くの運動エネルギーを回転動力に変換することが可能となっている。また、この結果、第2の羽根43aに衝突した後の作動流体の有する運動エネルギーが十分に小さくなるため、使用後の作動流体に含まれる水を容易に回収、排出することが可能となっている。なお、流出配管47を設ける代わりに第1の流出口45aを第1の遮蔽板44に設け、第1の遮蔽板44側に偏向部材90を配置するようにしてもよい。
図3(a)および(b)に戻って、羽根車40における第1の羽根42aおよび第2の羽根43aよりも中心側の部分は、適宜の重量(質量)を有するように構成されたフライホイール部48となっている。すなわち本実施形態では、羽根車40をフライホイールと一体的に構成している。換言すれば、本実施形態では、羽根車40自体の重量を大きくすることで羽根車40をフライホイールとして機能するように構成している。
このように、フライホイール部48を設けて羽根車40の重量を大きくすることにより、羽根車40の回転を安定させることが可能となる。さらに、作動流体から伝達された運動エネルギーを羽根車40に蓄えることができるため、ジェットエンジン10を間欠運転させることが可能となる。すなわち、羽根車40は一定期間であれば慣性力のみによって回転を維持し、発電を行うことができるため、慣性力で回転する羽根車40の回転数が所定の下限値まで低下した場合にジェットエンジン10を起動して羽根車40を駆動し、羽根車40の回転数が所定の上限値まで上昇したならばジェットエンジン10を停止して、再度羽根車40を慣性力で回転させるといった運転方法が可能となる。この結果、ジェットエンジン10の燃料消費量および水供給装置30による水の消費量を軽減すると共に、ジェットエンジン10内部、第1の羽根42aおよび第2の羽根43a等の寿命を伸ばすことができる。
羽根車40の大きさおよび重量、ならびに羽根車40の回転数は、特に限定されるものではなく、必要な発電量等の各種条件に応じて適宜に設定すればよい。本願発明者の知見によれば、例えば100000kW程度の定格(電気)出力を想定した場合には、羽根車40の外径を15〜25m、羽根車40の重量を40〜60ton、羽根車40の定格回転数を150〜250rpmに設定することで、安定的な発電が可能となる。さらに、この場合、推力が6000〜7000lbfのジェットエンジン10を使用することで、ジェットエンジン10の稼動時間を発電時間の10%程度に低減することが可能となる。
また、250000kw程度の定格(電気)出力を想定した場合には、本願発明者の知見によれば、羽根車40の外径を40〜60m、羽根車40の重量を80〜120ton、羽根車40の定格回転数を150〜250rpmに設定することで、安定的な発電が可能となる。さらに、この場合、推力が8000〜9000lbfのジェットエンジン10を使用することで、ジェットエンジン10の稼動時間を発電時間の10%程度とすることが可能となる。
なお、羽根車40にフライホイール部48を設けるのではなく、羽根車40とは別体のフライホイールを設けるようにしてもよいことは言うまでもない。また、この場合、フライホイールを配置する位置は特に限定されるものではなく、フライホイールを羽根車40と同軸に配置するようにしてもよいし、別軸に配置するようにしてもよい。
図1および2に戻って、羽根車40は、支軸49を介して基台41に回転自在に支持されており、この支軸49には羽根車40の回転数を検出する回転数センサ49aが設けられている。また、羽根車40の下方にはピット100が設けられており、羽根車40は、このピット100内に下側の一部を収容された状態で配置されている。ピット100には、使用後の作動流体に含まれる水を排出するための排出通路101が接続されており、羽根車40に衝突後落下した水はこの排出通路101を介して外部に排出される。また、偏向部材90は、支持部材93を介してピット100内の基礎等に固定されている。
なお、羽根車40を覆うケーシングおよび排気塔を設け、使用後の作動流体に含まれる燃焼ガス等を上方に向けて効率的に排出するようにしてもよい。さらに、このケーシングまたは排気塔内に、使用後の作動流体に含まれる蒸気を水にして回収する水回収装置を設けるようにしてもよいし、脱硝装置や脱硫装置等を設けるようにしてもよい。また、排出通路101から排出した水を再度貯水槽31に戻すようにしてもよい。
発電機50は、羽根車40の回転動力を受けて発電を行うものである。発電機50は、増速機51、発電機用クラッチ52およびベルト伝導装置53を介して羽根車40と接続されている。増速機51は、入力軸51aが羽根車40の支軸49に接続され、出力軸51bがベルト伝導装置53に接続されている。増速機51は、入力軸51aに入力された羽根車40の回転動力を所定の増速比で増速して出力軸51bから出力する。発電機用クラッチ52は、出力軸51bに設けられており、羽根車40への発電機50の接続および遮断の切り替えを行う。ベルト伝導装置53は、出力軸51bと略並列に配置された発電機50に出力軸51bの回転動力を伝達する。ベルト伝導装置53はまた、所定の増速比で出力軸51bの回転数を増速して発電機50に伝達する。
本実施形態では、羽根車40にフライホイール機能を持たせると共に比較的低速で回転させることで、簡便且つ効率的な発電を行うようにしている。このため、羽根車40の回転動力は、増速機51およびベルト伝導装置53によって所定の回転数に増速された上で発電機50に伝達される。なお、発電機50、増速機51、発電機用クラッチ52およびベルト伝導装置53としては、既存の各種構造のものを使用することができる。また、本実施形態では、発電機50を4台設けるようにしているが、発電機50の個数は特に限定されるものではない。また、ベルト伝導装置53に代えて、例えばチェーン伝導装置や歯車伝導装置等の他の伝導装置を使用するようにしてもよい。また、増速を増速機51のみで行うようにしてもよい。
羽根車起動装置60は、羽根車40の起動、すなわち停止している羽根車40を回転させる場合に使用されるものである。羽根車起動装置60は、回転動力を発生するモータ61と、増速機51の出力軸51bに接続された接続軸62と、を備え、モータ61の回転動力を増速機51の出力軸51bに入力することによって羽根車40を回転させるように構成されている。従って、羽根車40を起動する際には、増速機51は減速機として機能することとなる。羽根車起動装置60はまた、モータ61の回転動力を減速して出力する減速機63と、減速機63から出力された回転動力を接続軸62に伝達するおよびベルト伝導装置64を備えている。また、羽根車起動装置60は、接続軸62に設けられた羽根車起動用クラッチ65を備えており、この羽根車起動用クラッチ65によって羽根車40への羽根車起動装置60の接続および遮断が切り替えられるようになっている。
本実施形態では、羽根車40の重量を大きくしてフライホイール機能を持たせるようにしているが、このように羽根車起動装置60を設けることで、羽根車40を迅速に起動することが可能となる。また、ジェットエンジン10の推力のみで羽根車40を起動する必要がなくなるため、小型のジェットエンジン10を使用して発電時にジェットエンジン10を略全負荷の状態で稼動させることが可能となる。これにより、設備費および燃料費を削減すると共に、ジェットエンジン10の熱効率を向上させることができる。
ジェットエンジン起動装置70は、ジェットエンジン10のコンプレッサおよびタービン等に回転動力を伝達し、ジェットエンジン10を起動するためのものである。ジェットエンジン起動装置70は、羽根車40が停止している場合にジェットエンジン10を起動するモータ起動部71と、羽根車40が回転している場合にジェットエンジン10を起動する伝達起動部72と、を備えている。
モータ起動部71は、回転動力を発生するモータ71aと、モータ71aの回転動力を増速してジェットエンジン10に伝達する増速機71bと、を備えている。すなわち、モータ起動部71は、モータ71aの回転動力によってジェットエンジン10のコンプレッサ等を回転させるように構成されている。モータ起動部71はまた、増速機71bとジェットエンジン10の間にモータ起動部用クラッチ71cを備えており、このモータ起動部用クラッチ71cによってジェットエンジン10へのモータ起動部71の接続および遮断を切り替えるようになっている。
伝達起動部72は、増速機51の入力軸51aの回転動力を増速してジェットエンジン10に伝達するベルト伝導装置72aおよび増速機72bを備えている。すなわち、伝達起動部72は、羽根車40の回転動力によってジェットエンジン10のコンプレッサ等を回転させるように構成されている。伝達起動部72はまた、伝達起動部用クラッチ72cを増速機72bとジェットエンジン10の間に備えており、この伝達起動部用クラッチ72cによってジェットエンジン10への伝達起動部72の接続および遮断を切り替えるようになっている。
上述のように本実施形態では、発電中はジェットエンジン10を間欠運転させ、ジェットエンジン10の停止中は慣性力によって羽根車40を回転させるようにしているが、ジェットエンジン起動装置70に伝達起動部72を設けることにより、この羽根車40の慣性力を有効活用してジェットエンジン10を起動することができる。これにより、発電装置1の稼動中(すなわち、発電中)、定期的に起動されることとなるジェットエンジン10を、電力に変換される前の回転動力によって起動することができるため、発電効率を高めることが可能となる。なお、伝達起動部72において、ベルト伝導装置72aと入力軸51aの間にクラッチを設けるようにしてもよい。また、ベルト伝導装置72aに代えて、例えばチェーン伝導装置や歯車伝導装置等の他の伝導装置を使用するようにしてもよい。
制御装置80は、CPU、ROM、RAMおよびハードディスク等を含む既存のコンピュータ等から構成されている。制御装置80は、ジェットエンジン10、ブロワ22、水供給装置30、発電機50、発電機用クラッチ52、羽根車起動装置60およびジェットエンジン起動装置70等、発電装置1の各部を制御する。
例えば、制御装置80は、吸気側流量センサ14、排気側流量センサ15および回転数センサ49aの検出結果に基づき、ジェットエンジン10およびブロワ22を制御する。制御装置80はまた、水流量センサ34および排気側流量センサ15の検出結果に基づいて調整バルブ33を制御することで、水の供給量を調整する。制御装置80はまた、回転数センサ49aの検出結果に基づいてジェットエンジン10およびジェットエンジン起動装置70を制御することで、ジェットエンジン10を起動または停止する。
本実施形態の発電装置1はまた、キャビン11(ジェットエンジン10)、羽根車40、発電機50、羽根車起動装置60、ジェットエンジン起動装置70および制御装置80等を収容する建屋110を備えている。この建屋110の構造は、特に限定されるものではなく、例えば空気供給タワー20または貯水槽31と一体的に構成されるものであってもよい。また、発電装置1の構成ごとに個別に建屋110を設けるようにしてもよいし、発電装置1の構成の全部または一部を地下に設けるようにしてもよい。
次に、発電装置1による発電方法について説明する。図5は、羽根車40の回転数および発電装置1各部の稼動のタイムチャートであり、横軸に時間を示し、縦軸に羽根車40の回転数および各部のオン/オフ、すなわち稼動または停止を示している。
発電を開始するには、まず羽根車40を起動し、回転数を第1の回転数R1(本実施形態では、220rpm)まで上昇させる。制御装置80は、羽根車起動装置60の羽根車起動用クラッチ65を接続し、モータ61を起動する。制御装置80はまた、これと略並行してブロワ22を起動すると共に、ジェットエンジン起動装置70のモータ起動部用クラッチ71cを接続してモータ71aによりジェットエンジン10を起動する。制御装置80はさらに、水供給装置30の調整バルブ33を開いて作動流体を生成する。
この結果、羽根車40は、モータ61の回転動力および作動流体の衝突力を受けて回転を開始し、起動時間T0(例えば、約15分)をかけて第1の回転数R1まで加速する。なお、制御装置80は、ジェットエンジン10が起動したならば、モータ起動部用クラッチ71cを遮断(開放)してジェットエンジン起動装置70をジェットエンジン10から切り離すと共に、モータ71aを停止する。
羽根車40の回転数が第1の回転数R1まで上昇したならば、制御装置80は、羽根車起動用クラッチ65を遮断して羽根車起動装置60を羽根車から切り離すと共に、モータ61を停止する。制御装置80はまた、ブロワ22およびジェットエンジン10を停止すると共に、水供給装置30の調整バルブ33を閉じて水の供給を停止する。この結果、羽根車40は慣性力で回転することとなる。次に、制御装置80は、発電機用クラッチ52を接続する。これにより、発電機50が羽根車40の回転動力を受けて回転することとなり、発電が開始される。なお、発電機用クラッチは、羽根車40の回転数が第1の回転数R1に到達する前、または羽根車40の回転開始前に予め接続しておいてもよい。
慣性力によって回転する羽根車40は、発電中徐々に回転数が低下し、持続時間T1(例えば、約54分)の経過後に回転数が第2の回転数R2(本実施形態では、190rpm)となる。羽根車40の回転数が第2の回転数R2となったならばブロワ22およびジェットエンジン10を起動し、水供給装置30の調整バルブ33を開いて作動流体を生成する。これにより、羽根車40は作動流体を受けて加速し、加速時間T2(例えば、6分)経過後に回転数は再び第1の回転数R1に到達することとなる。
なお、この場合のジェットエンジン10の起動は、羽根車40の回転数が第2の回転数R2となる前の所定のタイミングにおいて、ジェットエンジン起動装置70の伝達起動部用クラッチ72cを接続し、羽根車40の回転動力をジェットエンジン10に伝達することによって行う。また、制御装置80は、ジェットエンジン10が起動したならば、伝達起動部用クラッチ72cを遮断して、ジェットエンジン起動装置70をジェットエンジンから切り離す。
羽根車40の回転数が第1の回転数R1に到達したならば、制御装置80は、ブロワ22およびジェットエンジン10を停止すると共に水供給装置30の調整バルブ33を閉じて水の供給を停止する。これにより、羽根車40は再び慣性力で回転することとなり、持続時間T1の経過後に回転数が第2の回転数R2となる。羽根車40の回転数が第2の回転数R2となったならば、制御装置80は、ブロワ22およびジェットエンジン10を起動し、水供給装置30の調整バルブ33を開いて作動流体を生成する。これにより、羽根車40は再び加速し、加速時間T2の経過後に回転数が第1の回転数R1となる。以後、これを繰り返すことによって、発電が継続される。
本実施形態の発電装置1では、このようにして発電が行われる。なお、発電を停止する場合には、制御装置80は、発電機用クラッチ52を遮断する。また、このときジェットエンジン10が稼動している場合には、制御装置80はジェットエンジン10を停止する。羽根車40は、メンテナンス等が必要な場合には、適宜に設けたブレーキ等によって停止させる。また、羽根車40を停止させる必要がない場合には、そのまま慣性力によって回転させ続けることで、発電再開に必要なエネルギーを削減することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る発電装置1は、気体流を生成するジェットエンジン10と、気体流に水を供給して作動流体を生成する水供給装置30と、作動流体を受けて回転する羽根車40と、羽根車40に接続される発電機50と、を備えている。また、本実施形態に係る発電方法は、ジェットエンジン10の生成した気体流に水を混合したものを作動流体として回転する羽根車40によって発電機50を回転させる。
このような構成とすることで、より簡便且つ効率的に発電を行うことができる。すなわち、ジェットエンジン10の生成した高温、高圧の気体流に水を混合することで、羽根車40の受ける作動流体の温度を下げることが可能となるため、羽根車40およびその周辺を簡素且つ安価に構成することができる。また、密度の高い作動流体を生成すると共に、水の蒸発、膨張により作動流体を加速させることが可能となるため、羽根車40に効率的にエネルギーを伝達し回転させることができる。
また、発電装置1は、羽根車40と共に回転するフライホイール(フライホイール部48)を備えている。このようにすることで、羽根車40の回転を安定させることができる。また、作動流体のエネルギーを羽根車40に蓄えることが可能となるため、ジェットエンジン10および水供給装置30の稼動時間を短縮し、燃料消費量および水消費量を削減すると共に、各部を長寿命化することができる。
また、発電装置1は、フライホイールの回転をジェットエンジン10に伝達してジェットエンジン10を起動する起動装置(ジェットエンジン起動装置70)を備えている。このようにすることで、電力に変換される前の回転動力でジェットエンジン10を起動することが可能となるため、発電効率を高めることができる。
また、発電装置1は、ジェットエンジン10の稼動中に羽根車40の回転数が第1の回転数R1まで上昇したらジェットエンジン10を停止し、ジェットエンジン10の停止中に羽根車40の回転数が第2の回転数R2まで低下したらジェットエンジン10を起動する制御装置80を備えている。このようにすることで、燃料消費量および水消費量を必要最低限としながらも、羽根車40を安定的に回転させて安定的な発電を行うことができる。
また、発電装置1は、気体流を羽根車40に向けて誘導する誘導配管13を備え、水供給装置30は、誘導配管13内に水を供給するように構成されている。このようにすることで、発生した蒸気の略全てを羽根車40に向かわせることが可能となるため、ジェットエンジン10からの気体流の有する熱エネルギーを効率的に作動流体の運動エネルギーに変換し、羽根車40に伝達することができる。
また、羽根車40は、作動流体を順番に受ける複数の羽根列(第1の羽根列42および第2の羽根列43)を有している。このようにすることで、より多くのエネルギーを作動流体から羽根車40に伝達すると共に、使用後の作動流体の処理を容易にすることができる。
また、発電装置1は、羽根列(第1の羽根列42)から流出した作動流体を次の羽根列(第2の羽根列43)に向けて偏向する偏向部材90を備えている。このようにすることで、複数の羽根列に作動流体を確実に受けさせることが可能となるため、エネルギーの伝達効率を高めることができる。
また、水供給装置30は、自然水を貯留する貯水槽31を備え、落差を利用して水を供給するように構成されている。このようにすることで、河川水等の自然に存在する水を有効活用して効率的な発電を行うことができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の発電装置および発電方法は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、発電装置1各部の形状や配置構成は、上記実施形態において示したものに限定されず、他の任意の形状や配置構成を採用することができる。
また、羽根車40の形状は、作動流体を受けて回転することが可能な形状であれば、どのような形状であってもよい。さらに、羽根車40は、軸流式、遠心式または斜流式のものであってもよい。また、羽根車40の有する羽根列の数は、3つ以上であってもよいし、1つであってもよい。また、複数の羽根列ごとに複数の羽根車40を別体に設けるようにしてもよい。また、羽根車40を回転させる作動流体は、水を含んだ気液二相流であってもよいし、混合した水が全て蒸気となった気体流であってもよい。
また、1つの羽根車40に対して複数のジェットエンジン10を設けるようにしてもよく、この場合さらにジェットエンジン10ごとに専用の羽根列を設けるようにしてもよい。また、誘導配管13を分岐させる等して、1つのジェットエンジン10に対して複数の羽根車40を設けるようにしてもよい。また、ジェットエンジン10や発電機50等を2セット設け、各セットを交互に運転するようにしてもよく、この場合、発電を停止することなく、メンテナンスを行うことができる。
また、上記実施形態において示した作用および効果は、本発明から生じる最も好適な作用および効果を列挙したものに過ぎず、本発明による作用および効果は、これらに限定されるものではない。
本発明に係る発電装置および発電方法は、商用発電のみならず、自家発電や非常時発電においても利用することができる。
1 発電装置
10 ジェットエンジン
13 誘導配管
30 水供給装置
31 貯水槽
40 羽根車
42 第1の羽根列
43 第2の羽根列
48 フライホイール部
50 発電機
70 ジェットエンジン起動装置
80 制御装置
90 偏向部材
R1 第1の回転数
R2 第2の回転数

Claims (7)

  1. 気体流を生成するジェットエンジンと、
    前記気体流に水を供給して作動流体を生成する水供給装置と、
    前記作動流体を順番に受ける複数の羽根列を有し、前記作動流体を受けて回転する羽根車と、
    前記羽根列から流出した前記作動流体を次の前記羽根列に向けて偏向する偏向部材と、
    前記羽根車に接続される発電機と、を備えることを特徴とする、
    発電装置。
  2. 前記羽根車と共に回転するフライホイールを備えることを特徴とする、
    請求項1に記載の発電装置。
  3. 前記フライホイールの回転を前記ジェットエンジンに伝達して前記ジェットエンジンを起動する起動装置を備えることを特徴とする、
    請求項2に記載の発電装置。
  4. 前記ジェットエンジンの稼動中に前記羽根車の回転数が第1の回転数まで上昇したら前記ジェットエンジンを停止し、前記ジェットエンジンの停止中に前記羽根車の回転数が第2の回転数まで低下したら前記ジェットエンジンを起動する制御装置を備えることを特徴とする、
    請求項2または3に記載の発電装置。
  5. 前記気体流を前記羽根車に向けて誘導する誘導配管を備え、
    前記水供給装置は、前記誘導配管内に水を供給するように構成されることを特徴とする、
    請求項1乃至4のいずれかに記載の発電装置。
  6. 前記水供給装置は、自然水を貯留する貯水槽を備え、落差を利用して水を供給するように構成されることを特徴とする、
    請求項1乃至のいずれかに記載の発電装置。
  7. ジェットエンジンの生成した気体流に水を混合したものを作動流体として回転する羽根車によって発電機を回転させる発電方法であって、
    前記羽根車は、前記作動流体を順番に受ける複数の羽根列を有し、
    前記羽根列から流出した前記作動流体を偏向部材によって次の前記羽根列に向けて偏向することを特徴とする、発電方法。
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