JP5685444B2 - 充水機能を備えたバタフライ弁 - Google Patents
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Description
また、弁箱シールリングがディスクテール部外周面の凹部の底部にも圧接するので、止水性が向上する。
上記凹部は条溝であり、上記条溝は複数あり、隣り合う上記条溝の間のピッチより上記弁箱シールリングの上記ディスクテール部との圧接幅が大きいものである。
以下、本発明における第1の実施の形態を図1〜図10に基づいて説明する。1はバタフライ弁であり、その弁箱2は両側のポート(図示省略)に上流側配管(図示省略)と下流側配管(図示省略)とが接続されている。
上記の説明は弁体シール部9を含む平面上に回転軸心5がある、いわゆる同心タイプの充水機能を備えたバタフライ弁について述べてきたが、弁体シール部9を含む平面上に回転軸心5がない偏心タイプのバタフライ弁についても同様に本発明が適用できる。同心タイプのバタフライ弁は、弁箱シールリング3がその円周方向に弁棒2によって2分割されるが、偏心タイプのバタフライ弁は弁箱シールリング3が分割されることがなく、止水性に優れる。以下に偏心タイプの充水機能を備えたバタフライ弁について述べる。
以下に他の実施の形態を説明する。
(1)条溝16は両方のディスクテール部11a,11bであっても、ディスクテール部11a,11bのうちのいずれか一方であっても、同様に上述の効果が得られる。
(2)隣り合う条溝16間のピッチや溝の深さが全て同じ値でなくてもよい。
(3)条溝16の深さが長手方向に変化してもよい。凸条17の高さが長手方向に変化してもよい。
(4)凹部13の底部と相対的に径外方向に突き出た部分である凸部14の頂部との差(凹部13の深さ)がすべて同じ値でなくてもよい。
(5)図11に示す偏心タイプのバタフライ弁を、さらに弁棒3の回転軸心5を弁体シール部9の外周を含む平面に平行でかつ流路軸心4と交差しない位置に移動させた、いわゆる二重偏心バタフライ弁があるが、このバタフライ弁に設けたディスクテール部の外周面に本発明を適用してもよい。
(6)複数の凹部13が穴状で隣の凹部13とは連結せず孤立しているものであってもよい。これら凹部13はディスクテール部11の外表面をボール盤、フライス盤などで穴状に加工したものである。
(7)通水孔12の数は複数でもよく、また、ディスクテール部11の周方向に並ぶ構成であってもよい。さらに、形状は長円状に限らず円、矩形など通水が可能であればよい。
(8)通水孔12の開口面積は、ディスクテール部11の厚み方向外側に拡大、縮小など変化してもよい。
(9)条溝16は、ディスクテール部11の外周面のほぼ全領域に設けられていなくても良く、通水孔12の周囲など、ディスクテール部11の外周面の一部に設けられていても良い。
(10)実施の形態では、バタフライ弁1を流れる流体の一例として水を挙げたが、水以外の液体、または気体を流してもよい。
2 弁箱
3 弁箱シールリング
6 弁体
11 ディスクテール部
11a ディスクテール部(上流側)
11b ディスクテール部(下流側)
12 通水孔
13 凹部
16 条溝
W ディスクテール部と弁箱シールリングの圧接幅
P 条溝間のピッチ
D 条溝の深さ
A 弁箱シールリングの変形量
Claims (7)
- 弁箱内に内周面に弁箱シールリングが設けられ、
弁箱内の流路を開閉する弁体が設けられ、
上記弁体の外周に弁開方向における上記弁体の背面側に形成された一対のディスクテール部が設けられ、
上記一対のディスクテール部は、上記弁体の微小開度において上記弁箱シールリングに圧接するように湾曲した外周面を有し、
少なくとも一方のディスクテール部に、一端がディスクテール部の外周面に開口するとともに他端が弁体の上記背面側に開口する通水孔が形成された
充水機能を備えたバタフライ弁において、
上記ディスクテール部の少なくとも一方の外周面に凹部が設けられ、
上記ディスクテール部が上記弁箱シールリングに圧接する際に、上記凹部の底部にも圧接する
ことを特徴とする充水機能を備えたバタフライ弁。 - 上記凹部は上記ディスクテール部の外周面のほぼ全領域に亘って設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の充水機能を備えたバタフライ弁。 - 上記凹部は条溝である
請求項1〜2に記載の充水機能を備えたバタフライ弁。 - 上記条溝の長手方向は弁体のほぼ円周方向である
請求項3に記載の充水機能を備えたバタフライ弁。 - 弁箱内に内周面に弁箱シールリングが設けられ、
弁箱内の流路を開閉する弁体が設けられ、
上記弁体の外周に弁開方向における上記弁体の背面側に形成された一対のディスクテール部が設けられ、
上記一対のディスクテール部は、上記弁体の微小開度において上記弁箱シールリングに圧接するように湾曲した外周面を有し、
少なくとも一方のディスクテール部に、一端がディスクテール部の外周面に開口するとともに他端が弁体の上記背面側に開口する通水孔が形成された
充水機能を備えたバタフライ弁において、
上記ディスクテール部の少なくとも一方の外周面に凹部が設けられ、
上記凹部は条溝であり、
上記弁箱シールリングの内周面の変形可能な曲率より上記条溝の各点での曲率の方が小さい
ことを特徴とする充水機能を備えたバタフライ弁。 - 弁箱内に内周面に弁箱シールリングが設けられ、
弁箱内の流路を開閉する弁体が設けられ、
上記弁体の外周に弁開方向における上記弁体の背面側に形成された一対のディスクテール部が設けられ、
上記一対のディスクテール部は、上記弁体の微小開度において上記弁箱シールリングに圧接するように湾曲した外周面を有し、
少なくとも一方のディスクテール部に、一端がディスクテール部の外周面に開口するとともに他端が弁体の上記背面側に開口する通水孔が形成された
充水機能を備えたバタフライ弁において、
上記ディスクテール部の少なくとも一方の外周面に凹部が設けられ、
上記凹部は条溝であり、
上記条溝は複数あり、隣り合う上記条溝の間のピッチより上記弁箱シールリングの上記ディスクテール部との圧接幅が大きい
ことを特徴とする充水機能を備えたバタフライ弁。 - 上記条溝の幅方向の端部が連結してなる
請求項6に記載の充水機能を備えたバタフライ弁。
Priority Applications (1)
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JP2011001588A JP5685444B2 (ja) | 2011-01-07 | 2011-01-07 | 充水機能を備えたバタフライ弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011001588A JP5685444B2 (ja) | 2011-01-07 | 2011-01-07 | 充水機能を備えたバタフライ弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2012145123A JP2012145123A (ja) | 2012-08-02 |
JP5685444B2 true JP5685444B2 (ja) | 2015-03-18 |
Family
ID=46788897
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2011001588A Active JP5685444B2 (ja) | 2011-01-07 | 2011-01-07 | 充水機能を備えたバタフライ弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP5685444B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2011
- 2011-01-07 JP JP2011001588A patent/JP5685444B2/ja active Active
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