JP5685229B2 - 建築用木材の連結構造 - Google Patents

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Description

本発明は、長尺な建築用木材と他の木材や建築用基礎などの建築要素とを連結する建築用木材の連結構造に関するものである。
木造軸組工法においては、柱などの縦材と梁などの横材とで形成される矩形枠構造の対角位置に筋違材を架設固定したり、縦材と横材との間に斜材(トラス材)を架設固定したりすることによって矩形枠構造を補強し変形を防止している。
また、この筋違材や斜材などの補強用木材の、矩形枠構造への固定方法は、縦材や横材の側面に補強用木材の端部を嵌合させる切り込みを形成し、この切り込みに補強用木材の端部を嵌合させた上で釘打ちなどにより固定している。
しかしながら、木造建築の場合、補強用木材を釘止めなどの比較的簡単な方向で固定すると、補強用木材に引張力が働いた時に付け根がはずれてしまう危険性がある。
そこで近年は、金物を用いて補強用木材を縦材や横材に確固に固定する方法が主流となってきている(例えば、特許文献1参照。)。
意匠登録第1064391号公報
本発明は、上記特許文献1のような、筋違材やトラス材などの建築用木材と、他の木材や建築用基礎などの建築要素とを金物を用いて確固に連結しようとするものの改良であって、建築用木材と建築要素とを極めて確固に連結できて高強度な軸組を構築可能となる建築用木材の連結構造を提供するものである。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
長尺な建築用木材1の端部に軸力伝達金具2を設け、他の木材3Aや建築用基礎3Bなどの建築要素3に連結金具4を設け、この軸力伝達金具2と連結金具4とを重合止め連結して前記建築用木材1と前記建築要素3とを連結する建築用木材の連結構造であって、前記建築用木材1の端部に設ける前記軸力伝達金具2は、この建築用木材1の端部に建築用木材1の軸方向に沿って形成されたホゾ穴5に挿入した後ドリフトピン6を交差貫通して抜け止め係止するホゾ部7を、前記建築用木材1の端部に当接する端部当接プレート8の内側に突設した構成とすると共に、この端部当接プレート8の外側に、前記連結金具4の連結板部9に重合止めする重合連結板部10を突設した構成とし、前記建築用木材1に、前記ドリフトピン6を挿通する挿通孔15を前記ホゾ穴5と連通状態にして形成し、この挿通孔15から挿通する前記ドリフトピン6を交差貫通する貫通係止孔16を前記軸力伝達金具2の前記ホゾ部7に形成し、この挿通孔15と貫通係止孔16とを、前記ホゾ穴5に前記ホゾ部7を挿入した際に連通状態にして且つ位置ズレ状態に設けて、前記ホゾ穴5に前記ホゾ部7を挿入した後、この貫通係止孔16に前記挿通孔15から挿通したドリフトピン6を交差貫通させると、前記軸力伝達金具2が前記建築用木材1側へ引き寄せられて前記端部当接プレート8の内側板面が建築用木材1の端部に圧接当接するように、前記挿通孔15と、前記貫通係止孔16との位置ズレ度を設定したことを特徴とする建築用木材の連結構造に係るものである。
また、前記軸力伝達金具2は、前記建築用木材1の端部の木口11に当接する前記端部当接プレート8の内側板面に、この内側板面に対して直角に前記ホゾ部7を突設した構成とすると共に、この端部当接プレート8の外側板面に、この外側板面に対して直角に前記重合連結板部10を突設した構成としたことを特徴とする請求項1記載の建築用木材の連結構造に係るものである。
また、前記連結金具4は、前記建築要素3に埋め込まれる埋め込み部12と、この埋め込み部12を建築要素3に埋め込んだ際に建築要素3の外側に突設される前記連結板部9とから成る構成としたことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の建築用木材の連結構造に係るものである。
また、前記連結金具4は、前記建築要素3に形成した埋め込み穴13に挿入して埋め込まれる埋め込み部12を、前記建築要素3の周面部に当接する周面部当接プレート14の内側に突設した構成とすると共に、この周面部当接プレート14の外側に、前記軸力伝達金具2の重合連結板部10を重合止めする前記連結板部9を突設した構成としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の建築用木材の連結構造に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、建物に対して地震などによる外力が加わった際に、建築用木材の材軸方向に働く軸力を、軸力伝達金具と連結金具を介して建築要素へと良好に伝達して軸組の変形を抑制することができる極めて実用性に優れた建築用木材の連結構造となる。
また、本発明においては、ドリフトピンの交差貫通によって軸力伝達金具の端部当接プレートが建築用木材の端部に圧接当接するので、建築用木材の端部に対して軸力伝達金具がガタつくことがなく、この軸力伝達金具を介して建築用木材の材軸方向に働く軸力が直接的に連結金具・建築要素へと伝達されることになる一層実用性に優れた構成の建築用木材の連結構造となる。
また、請求項2記載の発明においては、建築用木材の材軸方向に働く軸力を端部当接プレート若しくはドリフトピンにより建築用木材のホゾ穴に抜け止め係止されるホゾ部で支持して重合連結板部から確実に連結金具・建築要素へと伝達することができる軸力伝達金具を、簡易構成により容易に設計実現可能となる一層実用性に優れた構成の建築用木材の連結構造となる。
また、請求項3,4記載の発明においては、建築要素に強固な位置決め状態で設けられる連結金具を簡易に設計実現可能となり、この強固に位置決められた連結金具を介して建築用木材の材軸方向に働く軸力を、建築要素へと確実に伝達することができる一層実用性に優れた構成の建築用木材の連結構造となり、特に請求項4記載の発明においては、連結金具に伝達される建築用木材の軸力が、連結金具の周面部当接プレートを介して建築要素の周面へと一層良好に伝達されることになる。
実施例1を示す概略説明正面図である。 実施例1の軸力伝達金具のトラス材(建築用木材)への取付構造を示す拡大説明分解斜視図である。 実施例1のドリフトピンによる軸力伝達金具の建築用木材への引き寄せ取付構造を示す拡大説明図である。 実施例1の連結金具の、梁材(建築要素)への取付構造を示す拡大説明分解斜視図である。 実施例1の軸力伝達金具と、梁材に設けた連結金具との連結構造を示す拡大説明分解斜視図である。 実施例1の連結金具の、柱材(建築要素)への取付構造を示す拡大説明分解斜視図である。 実施例1の軸力伝達金具と、柱材に設けた連結金具との連結構造を示す拡大説明分解斜視図である。 実施例2を示す概略説明正面図である。 実施例2の連結金具の、柱材(建築要素)と建築用基礎(建築要素)への取付構造を示す拡大説明分解斜視図である。 実施例2の軸力伝達金具と、柱材と建築用基礎とに設けた連結金具との連結構造を示す拡大説明分解斜視図である。 実施例3を示す概略説明正面図である。 実施例3の方杖(建築用木材)の端部に設けた軸力伝達金具と、真束(建築要素)に設けた連結金具との連結構造を示す拡大説明正面図である。 実施例3の方杖(建築用木材)の端部に設けた軸力伝達金具と、合掌梁(建築要素)に設けた連結金具との連結構造を示す拡大説明正面図である。 実施例4を示す概略説明平面図並びに概略説明正面図である。 実施例4の建築用木材の端部に設けた軸力伝達金具と、梁材(建築要素)に設けた連結金具との連結構造、並び連結金具の、梁材(建築要素)への取付構造を示す拡大説明正面図である。
好適と考える本発明の実施形態を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
長尺な建築用木材1の端部のホゾ穴5に、軸力伝達金具2のホゾ部7を挿入した後ドリフトピン6を交差貫通してホゾ部7を抜け止め係止すると、建築用木材1の端部に軸力伝達金具2が設けられると共に、建築用木材1の端部に当接する端部当接プレート8の外側に重合連結板部10が突設することになる。
この軸力伝達金具2の重合連結板部10を、他の木材3Aや建築用基礎3Bなどの建築要素3に設けた連結金具4の連結板部9に重合止め連結することにより、建築用木材1と前記建築要素3とを強固に連結することができる。
例えば、本発明の建築用木材の連結構造を木造軸組工法の矩形枠構造Wに組み入れると、建物に地震などによる外力が加わることによって建築用木材1の材軸方向に力が働いた際(建築用木材1がその材軸方向に動こうとした際)に、この材軸方向に働く軸力が軸力伝達金具2に伝達され、この軸力伝達金具2から連結金具4を介して建築要素3へと伝達されることになる。
具体的には、建築用木材1に、この建築用木材1を前記建築要素3に対して引っ張ろうとする軸力(引張軸力)が働くと、軸力伝達金具2は、そのホゾ部7が建築用木材1の軸方向に沿って形成されたホゾ穴5に挿入されて、交差貫通するドリフトピン6によって抜け止め係止しているため、この引張軸力が直交貫通するドリフトピン6を介してホゾ部7(軸力伝達金具2)へと良好に伝達されることになる。
また、建築用木材1に、この建築用木材1を前記建築要素3の方向に圧縮しようとする軸力(圧縮軸力)が働くと、軸力伝達金具2の端部当接プレート8に建築用木材1の端部が当接して、この圧縮軸力が端部当接プレート8(軸力伝達金具2)へと良好に伝達されることになる。
そして、このようにして軸力伝達金具2に伝達された前記軸力(引張軸力若しくは圧縮軸力)は、軸力伝達金具2の重合連結板部10から連結金具4の連結板部9に伝達されるが、この際、重合止め連結されている重合連結板部10と連結板部9との摩擦接合により、重合連結板部10と連結板部9との重合板面全体で前記軸力が良好に伝達されることになる。
従って、建物に加わる何らかの外力によって建築用木材1の材軸方向に働く軸力が、軸力伝達金具2,連結金具4を介して建築要素3へと良好に伝達されることになるので、例えば、建築用木材1を筋違材やトラス材などの補強材として軸組の矩形枠構造Wの建築要素3に連結すれば、この建築用木材1に働く軸力を柱や梁などの他の建築要素3に対して良好に伝達させてこの軸力を建築要素3で支持することができ、この建築用木材1による補強作用が十分に発揮されて矩形枠構造Wの変形が抑制されることになる。
本発明の具体的な実施例1について図1〜図7に基づいて説明する。
本実施例は、建築用の基礎3Bと、この建築用基礎3B上に固定した柱脚金具17に連結した二本の木材3A(柱材)と、この二本の木材3Aの上端部に直交連結した木材3A(梁材)とから成る矩形枠構造W内に、長尺な建築用木材1を斜設状態に設けたトラス構造を示している。尚、図面は、建築用基礎3B上に直接柱脚金具17を固定して矩形枠構造Wを構成した場合を示したが、建築用基礎3B上に木土台を設置し、この木土台上に柱脚金具17を固定して矩形枠構造Wを構成しても良い。図中符号18はアンカーボルトである。
具体的には、建築用木材1の端部に軸力伝達金具2を設け、他の建築要素3としての木材3Aと建築用基礎3Bとに連結金具4を設け、この軸力伝達金具2と連結金具4とを重合止め連結することによって前記建築用木材1と前記建築要素3とを連結する構成としている。
本実施例の建築用木材1は、角棒状とし、両端部の木口11(建築用木材1の端面)の中心部に、建築用木材1の軸方向に沿った穴長を有する丸穴形状のホゾ穴5を所定長(所定深さ)穿設した構成として、このホゾ穴5に後述する軸力伝達金具2のホゾ部7を挿入し得るようにしている。
また、このホゾ穴5と連通状態にして、建築用木材1の長さ方向と直交する方向に建築用木材1を貫通する小径丸孔形状の挿通孔15を複数(図面では三箇所)穿設して、この各挿通孔15に建築用木材1の側方からドリフトピン6を挿通し得るようにしている。
更にこの複数の挿通孔15は、一つ以上を他の挿通孔15に対して直交状態に設けて、複数のドリフトピン6を直交状態に挿通し得るように構成している。
即ち、本実施例の建築用木材1は、両端部の木口11の中心部に前記ホゾ穴5が開口し、両端部付近の周面部の対向位置に前記挿通孔15が複数開口する構成としている。
この建築用木材1のホゾ穴5及び挿通孔15はプレカットすることが好ましい。
本実施例の軸力伝達金具2は、建築用木材1端部の前記ホゾ穴5に挿入した後ドリフトピン6を交差貫通して抜け止め係止するホゾ部7を、前記建築用木材1の端部に当接する端部当接プレート8の内側に突設した構成とすると共に、この端部当接プレート8の外側に、前記連結金具4の連結板部9に重合止めする重合連結板部10を突設した構成としている。
更に詳しくは、前記端部当接プレート8は、図2,図5に示すように、前記建築用木材1の端部の木口11形状よりやや小形な方形状の金属板で構成して、この端部当接プレート8の板面の全面が木口11に面接当接するようにしている。
この端部当接プレート8の内側に突設する前記ホゾ部7は、図2に示すように、前記ホゾ穴5の穴長よりやや短い金属製丸パイプで構成し、このホゾ部7の中ほどより端部側に、前記挿通孔15から挿通する前記ドリフトピン6を交差貫通する貫通係止孔16を複数貫通形成している。
また、この複数の貫通係止孔16は、前記建築用木材1に設ける挿通孔15と同様に、一つ以上を他の貫通係止孔16に対して直交状態に設けて、複数のドリフトピン6を直交状態に挿通し得るように構成している。
また、このホゾ部7の前記端部当接プレート8への取付構造は、端部当接プレート8の中心部に図示省略の貫通孔を形成し、この貫通孔にホゾ部7の基端部7Aを挿通してこの基端部7Aを端部当接プレート8の外側へやや突出させた状態で、この貫通孔に対しホゾ部7の基端部7Aを溶接固定して一体化すると共に、このホゾ部7を端部当接プレート8の内側板面に対して直角に突設させた構造としている。
端部当接プレート8の外側に突設する前記重合連結板部10は、図2に示すように、先細形状の二枚の金属板(側面視略三角形状の金属板)で構成し、この二枚の金属板を小間隔を置いて平行並設状態に突設して、この二枚の重合連結板部10間に後述する連結金具4の連結板部9を挟み込み重合し得るように構成している。
また、この二枚の重合連結板部10には、その並設方向に貫通するボルト孔19を形成して、このボルト孔19に後述する連結ボルト27を挿通し得るように構成している。
また、この二枚の重合連結板部10の前記端部当接プレート8への取付構造は、各重合連結板部10の基端部に、この基端部を端部当接プレート8の外側板面に当接した際にこの外側板面に突設する前記ホゾ部7の基端部7Aを避ける切欠20を設け、この切欠20を除く各重合連結板部10の基端部を端部当接プレート8の外側板面に溶接固定すると共に、切欠20をホゾ部7の基端部7Aに溶接固定して、端部当接プレート8の外側板面に、この外側板面に対して直角に重合連結板部10を突設した構造としている。このように構成したことにより、重合連結板部10が端部当接プレート8並びにホゾ部7(の基端部7A)と高強度に一体化した軸力伝達金具2となる。
また、この軸力伝達金具2の前記建築用木材1の端部への取付構造は、前記ホゾ部7を前記ホゾ穴5に挿入して複数の前記貫通係止孔16を複数の前記挿通孔15と連通させ、この連通する各貫通係止孔16と各挿通孔15とに建築用木材1の側方からドリフトピン6を打ち込んで挿通させると、この各貫通係止孔16を介してホゾ部7に交差貫通するドリフトピン6によりホゾ部7がホゾ穴5に抜け止め係止する(軸力伝達金具2が建築用木材1の端部に固定される)構造としている。
また、図3に示すように、この挿通孔15と貫通係止孔16とは、前記ホゾ穴5に前記ホゾ部7を挿入した際に連通状態にして且つ位置ズレ状態に設け、前記ホゾ穴5に前記ホゾ部7を挿入した後、この貫通係止孔16に前記挿通孔15から挿通したドリフトピン6を交差貫通させると、前記軸力伝達金具2が前記建築用木材1側へ引き寄せられて前記端部当接プレート8の内側板面が建築用木材1の端部に圧接当接するように、前記挿通孔15と、前記貫通係止孔16との位置ズレ度を設定している。
即ち、ドリフトピン6を打ち込むことによって建築用木材1の端部に軸力伝達金具2がガタつきなく固定される構成とし、これにより建築用木材1にその材軸方向の力が働くと、その軸力が直接的に軸力伝達金具2に伝達される構成としている。
本実施例の連結金具4は、他の木材3A(建築要素3)としての横材(梁材など)の周面部に設ける横材連結金具4Aと、他の木材3A(建築要素3)としての縦材(柱材など)の周面部に設ける縦材連結金具4Bと、建築要素3としての建築用基礎3Bの上面に設ける基礎連結金具4Cの3タイプを図示している。
本実施例の横材連結金具4Aについて説明すると、前記建築要素3に形成した埋め込み穴13に挿入して埋め込まれる埋め込み部12を、前記建築要素3の周面部に当接する周面部当接プレート14の内側に突設した構成とすると共に、この周面部当接プレート14の外側に、前記軸力伝達金具2の重合連結板部10を重合止めする連結板部9を突設した構成としている。
具体的には、前記周面部当接プレート14は、図4に示すように、他の木材3A(横材)の長さ方向に沿った長さを有する長方形状の金属板で構成して、この周面部当接プレート14の板面の全面が横材3Aの周面(図面では下面)に面接当接し得るようにしている。
この周面部当接プレート14の内側に突設する前記埋め込み部12は、図4に示すように、高強度な無垢の金属製丸棒で構成し、この埋め込み部12を周面部当接プレート14に複数突設している。更に詳しくは、埋め込み部12は、周面部当接プレート14の長さ方向の両端部付近の二箇所に突設している。尚、この埋め込み部12は、高強度を有するパイプ材で構成しても良い。
また、この埋め込み部12は、その長さ方向の両端部付近に、ドリフトピン6を交差貫通するピン係止孔21を、この埋め込み部12の長さ方向と直交する方向に複数貫通形成している。
この埋め込み部12の前記周面部当接プレート14への取付構造は、周面部当接プレート14の長さ方向の両端部付近に図示省略の貫通孔を形成し、この各貫通孔に埋め込み部12の基端部12Aを挿通してこの基端部12Aを周面部当接プレート14の外側へやや突出させた状態で、この貫通孔に対し各埋め込み部12の基端部12Aを溶接固定して一体化すると共に、この埋め込み部12は、周面部当接プレート14の内側板面に対して直角に突設させた構造としている。
この周面部当接プレート14の外側に突設する前記連結板部9は、図4に示すように、側面視略台形状の金属板で構成し、この連結板部9を、前記二枚の重合連結板部10間に挿入して挟み込み重合し得るように構成している。
また、この連結板部9の両端部付近には、前記ボルト孔19に連通させるボルト通し孔22を形成して、この各ボルト通し孔22に後述する連結ボルト27を挿通し得るように構成している。
また、この連結板部9の前記周面部当接プレート14への取付構造は、連結板部9の基端部の両端部付近に、この基端部を周面部当接プレート14の外側板面に当接した際にこの外側板面に突設する複数の前記埋め込み部12の基端部12Aを避ける避け凹部23を切欠形成し、この各避け凹部23を除く連結板部9の基端部を周面部当接プレート14の外側板面に溶接固定すると共に、各避け凹部23を埋め込み部12の基端部12Aに溶接固定して、周面部当接プレート12の外側板面に、この外側板面に対して直角に連結板部9を突設した構造としている。
また、この連結板部9の両側の板面の中間部と、周面部当接プレート14の外側板面とに補強板24を溶接固定して、連結板部9が簡単に変形することなく高強度を発揮するように構成している。
本実施例の縦材連結金具4Bについて説明すると、前記横材連結金具4Aと同等の構成を具備しているが、横材連結金具4Aより更に長さを有する構成としている。
即ち、図6に示すように、周面部当接プレート14を横材連結金具4Aのそれより長さのある長方形板とし、連結板部10もこの周面部当接プレート14と同等の長さを有する形状に形成している。
また、周面部当接プレート14を長くしたことに伴い、前記埋め込み部12を一本増やして三本突設した構成とすると共に、連結板部10を長くしたことに伴い、前記補強板24を片側二枚ずつに増やした構成としている。
ここで、横材連結金具4A及び縦材連結金具4Bが設けられる他の木材3Aについて説明すると、いずれも角棒状であって、この木材3Aの長さ方向の途中の周面部の複数箇所に、この木材3Aの軸方向と直交する方向に添った穴長を有する丸穴形状の埋め込み穴13を所定長穿設した構成として、この埋め込み穴13に前記埋め込み部12を挿入し得るようにしている。また、この埋め込み穴13は、横材連結金具4A及び縦材連結金具4Bに突設される埋め込み部12の本数に応じた数(梁材3Aは二箇所,柱材3Aは三箇所)が設けられる。
また、この埋め込み穴13と連通状態にして、木材3Aの長さ方向と直交する方向に木材3Aを貫通する小径丸孔形状のピン挿通孔25を、前記埋め込み穴13に挿入される前記埋め込み部12の前記ピン係止孔21に対応させて複数穿設し、この各ピン挿通孔25に木材3Aの側方からドリフトピン6を挿通し得るようにしている。
即ち、本実施例の他の木材3A(梁材3A並びに柱材3A)は、前記矩形枠構造Wの内側に存する途中部の周面部の、前記矩形枠構造Wの内側に存する面に前記埋め込み穴13が複数開口し、この埋め込み穴13が存する面に隣接する対向面に前記ピン挿通孔25が複数開口する構成としている。
この他の木材3Aの埋め込み穴13及びピン挿通孔25はプレカットすることが好ましい。
また、この横材連結金具4A及び縦材連結金具4Bの他の木材3Aの周面部への取付構造は、前記埋め込み部12を前記埋め込み穴13に挿入してピン係止孔21をピン挿通孔25と連通させ、この連通するピン係止孔21とピン挿通孔25とに木材3Aの側方からドリフトピン6を打ち込んで挿通させると、このピン係止孔21を介して埋め込み部12に交差貫通するドリフトピン6により埋め込み部12が埋め込み穴13に抜け止め係止する(横材連結金具4A及び縦材連結金具4Bが木材3Aの周面部に固定される)構造としている。
このように構成した本実施例の横材連結金具4Aと縦材連結金具4Bは、周面部当接プレート14と一体化させた高強度の埋め込み部12を木材3Aの軸方向と直交する方向に挿通して埋め込むから、建物に地震などによる外力が加わることによってこの横材連結金具4A及び縦材連結金具4Bと木材3Aとの間にせん断力が生じると、木材3Aの材軸方向と直交する方向に沿って形成された埋め込み穴13に挿入して位置決められている埋め込み部12が前記せん断力を支持して位置ズレに強固に抵抗することになるので、この横材連結金具4Aと縦材連結金具4Bの木材3Aに対する位置ズレが防止されることになる。
また、本実施例の基礎連結金具4Cについて説明すると、建築用基礎3Bに埋め込まれているアンカーボルト18を前記埋め込み部12として機能させるものである。建築用基礎3Bの上面部に当接する上面部当接プレート26に前記埋め込み部12としてのアンカーボルト18を挿通止めする図示省略の取付穴を貫通形成し、この上面部当接プレート26の外側板面に前記横材連結金具4Aのそれと同等の構成の連結板部9を突設した構成としている。
本実施例では、前記横材連結金具4Aを前記矩形枠構造Wの梁材3Aの中間位置の周面部(下面)に設け、前記縦材連結金具4Bを矩形枠構造Wの左右の柱材3Aの中間位置の周面部(左右に隣接する柱材3Aの対向内側面)に設け、前記基礎連結金具4Cを矩形枠構造Wの建築用基礎3Bの中間位置の上面部に設けて、横材連結金具4Aと左右の縦材連結金具4Bとの間に前記建築用木材1を架設状態に連結すると共に、左右の縦材連結金具4Bと基礎連結金具4Cとの間に前記建築用木材1を架設状態に連結したトラス構造を構成した場合を示している(図1参照。)。
また、本実施例の建築用木材1の端部に設けた軸力伝達金具2と、建築要素3に設けた連結金具4との連結構造は、軸力伝達金具2の前記二枚の重合連結板部10間に連結金具4の前記連結板部9を挟み込み重合して各重合連結板部10の前記ボルト孔19と連結板部9の前記ボルト通し孔22とを連通させ、この連通するボルト孔19とボルト通し孔22とに連結ボルト27を挿通し、連結ボルト27先端にナット28を螺着して締付することにより摩擦接合する構成としている(図5,図7参照。)。
この本実施例の連結構造を用いて構成したトラス構造によれば、建物に地震などによる外力が加わると、梁材3Aを水平方向に動かそうとする力が働いてこの梁材3Aの周面部に対して横材連結金具4Aを位置ズレさせようとするせん断力が生じるが、横材連結金具4Aの埋め込み部12が梁材3Aの埋め込み穴13に位置決められていることによってこの埋め込み部12が前記せん断力を強固に支持して位置ズレに強固に抵抗することになる。
そして、この位置ズレしない横材連結金具4Aの前記連結板部9から、矩形枠構造Wの上方に存する建築用木材1の一端部に設けられた軸力伝達金具2の重合連結板部10へと、即ち軸力伝達金具2が設けられた建築用木材1へと前記せん断力が伝達されて、このせん断力が建築用木材1をその材軸方向へ動かそうとする軸力(引張軸力若しくは圧縮軸力)に変化することになる。
更にこの建築用木材1に働く軸力は、建築用木材1の他端部に設けた軸力伝達金具2の重合連結板部10から、柱材3Aの周面部に設けられた縦材連結金具4Bの連結板部9へと、即ち縦材連結金具4Bが設けられた柱材3Aへと伝達されて、この軸力が縦材連結金具4Bを柱材3Aの周面部に対して位置ズレさせようとするせん断力に変化するが、縦材連結金具4Bの埋め込み部12が柱材3Aの埋め込み穴13に位置決められていることによってこの埋め込み部12が前記せん断力を強固に支持して位置ズレに強固に抵抗することになるので、このせん断力が柱材3Aによって支持されることになる。
また、地震などの外力により、梁材3Aを水平方向に動かそうとする力が働くと、これに連動して柱材3Aが傾こうとする力が働いて、柱材3Aの周面部に対して縦材連結金具4Bを位置ズレさせようとするせん断力が生じるが、縦材連結金具4Bは前記したように柱材3Aに対して位置ズレしないから、このせん断力が矩形枠構造Wの下方に存する建築用木材1の軸力へと変化してこの軸力が基礎連結金具4C、即ちこの基礎連結金具4Cが設けられた建築用基礎3Bへと伝達され、更にこの軸力が基礎連結金具4Cを建築用基礎3Bの上面部に対して位置ズレさせようとするせん断力に変化するが、基礎連結金具4Cの埋め込み部12(アンカーボルト18)が建築用基礎3Bに埋設固定されて位置決められていることによってこの埋め込み部12が前記せん断力を強固に支持して位置ズレに強固に抵抗することになるので、このせん断力が建築用基礎3Bによって支持されることになる。
このようにせん断力や軸力が建築要素3と建築用木材1との間で良好に伝達されることにより、各建築用木材1による補強作用が十分に発揮されて矩形枠構造Wの変形が抑制されることになる。
本発明の具体的な実施例2について図8〜図10に基づいて説明する。
本実施例は、前記実施例1における柱脚金具17を連結金具4(柱脚部連結金具4D)に改造し、この左右の柱脚部連結金具4Dと梁材3Aに設けた前記横材連結金具4Aとの間に、長尺な建築用木材1をトラス材として連結した場合である。
本実施例の柱脚連結金具4Dは、アンカーボルト18により建築用基礎3Bに固定されるベース部29の上部に柱材3Aに埋め込まれるプレート状の前記埋め込み部12を立設状態に突設した構成とすると共に、このプレート状の埋め込み部12には、その板面を貫通するピン係止孔21を複数形成して、このピン係止孔21にドリフトピン6を挿通係止し得るようにしている。
また、このプレート状の埋め込み部12は、一側部を側方へ突出する形状に形成して、この突出部9を木材3Aの周面部から外方へ突出する連結板部9とし、この連結板部9にボルト通し孔22を貫通形成している。
一方、この柱脚連結金具4Dが設けられる柱材3Aの下端部には、前記プレート状の埋め込み部12が差し込まれる(埋め込まれる)スリット状の埋め込み穴13を形成し、更にこの埋め込み穴13と連通状態にして、柱材3Aの長さ方向と直交する方向に柱材3Aを貫通する小径丸孔形状のピン挿通孔25を複数穿設して、この各ピン挿通孔25に柱材3Aの側方からドリフトピン6を挿通し得るようにしている。
また、この柱脚部連結金具4Dの他の木材3A(柱材)への取付構造は、前記埋め込み部12を前記埋め込み穴13に挿入してピン係止孔21をピン挿通孔25と連通させ、この連通するピン係止孔21をピン挿通孔25とに柱材3Aの側方からドリフトピン6を打ち込んで挿通させると、このピン係止孔21を介して埋め込み部12に交差貫通するドリフトピン6により埋め込み部12が埋め込み穴13に抜け止め係止する(柱脚部連結金具4Dが柱材3Aの下部に固定される)構造としている。そして、この際、埋め込み穴13の側方部位から前記連結板部9が木材3Aの側方へ突出することになる構成としているもので、突出するこの連結板部9に前記実施例1と同様に前記軸力伝達金具2を連結(摩擦接合)する。
他の構成は、前記実施例1と同様である。
本発明の具体的な実施例3について図11〜図13に基づいて説明する。
本実施例は、建物の屋根部分の真束(他の木材3A)と合掌梁(他の木材3A)との間に、方杖として機能する建築用木材1を連結した場合である。
また、本実施例の連結金具4は、周面部当接プレート14の内側板面に埋め込み部12を一本だけ突設した構成とすると共に、この周面部当接プレート14に、ボルト31Aやネジ31Bなどの固定具31を用いることでこの周面部当接プレート14を前記他の木材3Aの周面部に固定する固定部30を設けた場合を示している。
具体的には、周面部当接プレート14の例えば四隅部に、ボルト31Aやネジ31Bなどの固定具7を挿通する図示省略の挿通穴を貫通形成して前記固定部30を構成している。
尚、図12の真束3Aに設ける連結金具4(縦材連結金具4B)は、前記固定具31として無頭ボルト31Aを採用し、この無頭ボルト31Aを真束3Aに貫通させ、この無頭ボルト31Aの両端部を真束3Aの対向周面に背中合わせに配設した縦材連結金具4Bの各周面部当接プレート14の挿通穴に挿通させてナット32止めした場合を示し、図13の合掌梁3Aに設ける連結金具4(横材連結金具4A)は、前記固定具31として木ネジ31Bを採用した場合を示している。
また、本実施例では、横材連結金具4Aにも縦材連結金具4Bにも、前記補強板24を設けず、更に図12の縦材連結金具4Bは、埋め込み部12にピン係止孔21を設けない場合を示している。
本発明の具体的な実施例4について図14,図15に基づいて説明する。
本実施例は、建物の長尺な横材3A(梁材3A)の中間部に縦材3Aを垂設し、この縦材3Bと梁材3Aの両端部との間に、補強用トラス材として機能する建築用木材1を連結した場合である。
また、本実施例では、縦材3Aと建築用木材1の連結に用いる連結金具4は、前記実施例3の縦材連結金具4Bと同様の金具を採用し、梁材3Aと建築用木材1の連結に用いる連結金具4は、前記実施例1の縦材連結金具4Bにおいて、連結板部9の一端部付近にだけ前記ボルト孔19(図示省略)に連通させるボルト通し孔22(図示省略)を形成した構成としている(図15参照。)。
他の構成は前記実施例1と同様である。
尚、本発明は、実施例1〜4に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
1 建築用木材
2 軸力伝達金具
3 建築要素
3A 木材
3B 建築用基礎
4 連結金具
5 ホゾ穴
6 ドリフトピン
7 ホゾ部
8 端部当接プレート
9 連結板部
10 重合連結板部
11 木口
12 埋め込み部
13 埋め込み穴
14 周面部当接プレート
15 挿通孔
16 貫通係止孔

Claims (4)

  1. 長尺な建築用木材の端部に軸力伝達金具を設け、他の木材や建築用基礎などの建築要素に連結金具を設け、この軸力伝達金具と連結金具とを重合止め連結して前記建築用木材と前記建築要素とを連結する建築用木材の連結構造であって、前記建築用木材の端部に設ける前記軸力伝達金具は、この建築用木材の端部に建築用木材の軸方向に沿って形成されたホゾ穴に挿入した後ドリフトピンを交差貫通して抜け止め係止するホゾ部を、前記建築用木材の端部に当接する端部当接プレートの内側に突設した構成とすると共に、この端部当接プレートの外側に、前記連結金具の連結板部に重合止めする重合連結板部を突設した構成とし、前記建築用木材に、前記ドリフトピンを挿通する挿通孔を前記ホゾ穴と連通状態にして形成し、この挿通孔から挿通する前記ドリフトピンを交差貫通する貫通係止孔を前記軸力伝達金具の前記ホゾ部に形成し、この挿通孔と貫通係止孔とを、前記ホゾ穴に前記ホゾ部を挿入した際に連通状態にして且つ位置ズレ状態に設けて、前記ホゾ穴に前記ホゾ部を挿入した後、この貫通係止孔に前記挿通孔から挿通したドリフトピンを交差貫通させると、前記軸力伝達金具が前記建築用木材側へ引き寄せられて前記端部当接プレートの内側板面が建築用木材の端部に圧接当接するように、前記挿通孔と、前記貫通係止孔との位置ズレ度を設定したことを特徴とする建築用木材の連結構造。
  2. 前記軸力伝達金具は、前記建築用木材の端部の木口に当接する前記端部当接プレートの内側板面に、この内側板面に対して直角に前記ホゾ部を突設した構成とすると共に、この端部当接プレートの外側板面に、この外側板面に対して直角に前記重合連結板部を突設した構成としたことを特徴とする請求項1記載の建築用木材の連結構造。
  3. 前記連結金具は、前記建築要素に埋め込まれる埋め込み部と、この埋め込み部を建築要素に埋め込んだ際に建築要素の外側に突設される前記連結板部とから成る構成としたことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の建築用木材の連結構造。
  4. 前記連結金具は、前記建築要素に形成した埋め込み穴に挿入して埋め込まれる埋め込み部を、前記建築要素の周面部に当接する周面部当接プレートの内側に突設した構成とすると共に、この周面部当接プレートの外側に、前記軸力伝達金具の重合連結板部を重合止めする前記連結板部を突設した構成としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の建築用木材の連結構造。
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