JP5684399B2 - 旋回式かみそり - Google Patents

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Description

本発明は、かみそり、特に身体の剃毛のためのかみそりに関する。
近年、特許文献、例えば米国特許第5,787,586号において、様々な数の刃を有するかみそりが提案されており、該特許は概して、ハンドルと、該ハンドルに接続されたカートリッジとを有するカミソリについて記載しており、該特許は参照により本明細書に組み込まれる。より最近になって、旋回式の刃ユニットと、ばね付勢された付勢プランジャとの組み合わせが、参照により本明細書に組み込まれる米国特許出願第20050198841号に示され、The Gillette Companyによってフュージョンかみそりとして商品化されている。反応的に傾斜するこの刃ユニットは、身体表面の輪郭に適合して、剃毛の接近性と心地よさとを改善するかみそりを提供したことによって、該分野に更なる利点を提供した。付勢プランジャは安定化孔を用いてかみそり内に固定されてもよく、安定化孔の周囲は、付勢プランジャの側方動作を阻止する役割を果たして、付勢プランジャが緩く、かつかみそりの形成が不十分に見えることを防止する。しかしながら、付勢プランジャは、そこから該付勢プランジャが突出する孔内にくっつき又は絡まる可能性があり得、このことは身体表面に対するかみそりの効率的な適合を低減して、剃毛の接近性と心地よさとを低減する。
米国特許第5,787,586号 米国特許出願第20050198841号
したがって、旋回式刃ユニットの機能に向上された信頼性を提供するかみそりが依然として必要とされている。
第1の実施形態において、本発明は、付勢プランジャによって静止位置に付勢される旋回可能な刃ユニットを含むかみそりに関し、このかみそりは、内部で付勢プランジャの貫入部分が往復運動するように構成された安定化孔を含み、貫入部分の最大断面は、安定化孔の最小断面の形状とは異なる形状を有して、付勢プランジャの貫入部分と安定化孔との間の接触面積を低減する。
第2の実施形態において、本発明は、付勢プランジャによって静止位置に付勢される旋回可能な刃ユニットを含むかみそりに関し、このかみそりは、内面を画定する安定化孔を含み、かつ前記安定化孔の内部で付勢プランジャの貫入部分が往復運動するように構成され、内面は、少なくとも1つのガイド溝又はガイド突起を含み、付勢プランジャは、内面のガイド溝又はガイド突起と適合するように構成された少なくとも1つのガイド溝又はガイド突起を含む。
第3の実施形態において、本発明は、表面から毛髪又は剛毛を除去する方法に関し、該方法は、第1又は第2の実施形態によるかみそりを提供する工程と、かみそりを表面にわたって移動する工程と、を含む。
第4の実施形態において、本発明は、毛髪又は剛毛を除去するための、第1又は第2の実施形態によるかみそりの使用に関する。
第5の実施形態において、本発明は、少なくとも1つの、第1又は第2の実施形態によるかみそりと、この少なくとも1つのかみそり用の包装材料とを含むキットに関する。
かみそりの斜視図。 刃ユニットがハンドルから分離されている、図1のかみそりの斜視図。 図2のハンドルの斜視図。 図2の刃ユニットの正面図。 図3の3A−3A線に沿った図3の弾性部材の断面図。 図3の刃ユニットの背面図。 図1のかみそりの側面図。 図1のかみそりの正面図。 図2Aのハンドルの一部の分解図。 付勢プランジャの正面図及び断面図。 付勢プランジャの正面図及び断面図。 かみそりのハンドルの正面図。 かみそりのハンドルの正面図。 静止位置にある図3の刃ユニットと、図7及び8の付勢プランジャとの断面図。 完全に回転された位置にある図3の刃ユニットと、図7及び8の付勢プランジャとの断面図。 かみそりのハンドルの断面図。 付勢プランジャと刃ユニットとが連結されている、かみそりのハンドルの断面図。 図12の12A−12A線に沿ったかみそりのハンドルの一部の断面図。
本発明は、かみそり、特に身体の剃毛のためのかみそり、即ち剃毛かみそりに関する。
図1、2、2A、4及び5を参照すると、かみそり10は、刃ユニット12を含み、一体化された又は別個のハンドル14を含んでもよい(図2A)。刃ユニット12は旋回可能であり、旋回軸70の周りをハンドル14に対して旋回してもよい。刃ユニット12は、ハンドル14に解放可能に又は永久的に取り付けられていてもよい。かみそり10は更に付勢プランジャ16を含み、付勢プランジャ16の貫入部分は、かみそり10内の安定化孔22内で又は安定化孔22を通して往復運動するよう構成され、また付勢プランジャ16は、刃ユニット12を静止位置に付勢する。付勢プランジャ16は、刃ユニット12に向かった方向に付勢されることが好ましく、刃ユニット12上のカム表面18と接触してもよい。付勢プランジャ16は、使用中のその往復運動のライン(図7の8)の方向に画定された、中心に位置する長手方向軸、又は長さを含む。本明細書で使用するとき、特に明記しない限り、任意の断面は、このラインに直交する面内で取られる。貫入部分は、長手方向軸に直交する面(図7の8)内で取られた、最大断面を画定する断面を含む。最大断面は、長手方向軸に直交する各断面が長手方向軸の位置を一定に保って重なり合った際、即ち同軸で重なり合った際、全断面の最も外側の輪郭線を含む。
以下図11を参照すると、かみそり10は、該かみそり10の少なくとも一部分、例えばハンドル14内に延びる安定化孔22を含む。安定化孔22は、ハンドル内で内面を少なくとも部分的に画定し、かつハンドル14の表面内の開口部20において第1の末端部を含み、該開口部20を通して付勢プランジャ16(図示せず)が付勢されて延び、また開口部20の遠位に第2の末端部を含む。安定化孔は、付勢プランジャの往復運動ラインに直交する面内で取られた断面を含み、長手方向軸に直交する断面のそれぞれが同軸に重なり合った際に、全断面の最も内側の輪郭線を含む最小断面を含む。
本発明の第1の実施形態によれば、図9A及び9Bを参照すると、付勢プランジャの貫入部分の最大断面は、安定化孔の最小断面の形状とは異なる形状を有し、したがって、安定化孔22の内面は、付勢プランジャ16の長手方向軸が安定化孔22内の中心に位置付けられた際、付勢プランジャ16の外周の周りの該プランジャ16の側面から等距離の所にはない。本明細書で使用するとき、形状の相違に対する任意の参照は、単なるサイズの変化(即ち、全次元における長さの変化)ではなく、形状内の少なくとも1つの次元(全部の次元ではない)における変化に関連する。例えば、1cm×1cm正方形と2cm×2cm正方形は、両方とも正方形であるため、上記の意味において同一形状であるが、異なるサイズを有し、一方が他方よりも大きい。一方、1cm×2cm矩形は、2cm×2cm正方形とは異なる形状を有する。したがって、本発明の文脈では、安定化孔は、付勢プランジャが安定化孔を通過するよう該付勢プランジャを構成するために、少なくとも付勢プランジャよりもごく僅かに大きい必要があることが理解される。前述した形状の相違は、付勢プランジャ16と安定化孔22との接触面積を低下させて、使用時に付勢プランジャ16が安定化孔22内にくっつく可能性を低減する。本出願人らは、断面の形状が安定化孔22の最小断面の形状とは異なる貫入部分の長さの増大は、付勢プランジャ16と安定化孔22の外周との間の可能な接触面積が更に低減することによって、使用時に付勢プランジャ16がくっつく可能性を更に低減することを理解している。したがって、有利な実施形態では、貫入部分の断面は、貫入部分の長さの少なくとも約6%、好ましくは少なくとも約10%、より好ましくは少なくとも約30%、更により好ましくは少なくとも約50%、更により好ましくは尚、少なくとも約70%、更により好ましくは少なくとも約90%、更にまた好ましくは約100%にわたって、安定化孔の最小断面とは異なる形状を有する。
別の有利な実施形態では、付勢プランジャの長手方向軸が安定化孔内で中心に位置付けられた際、付勢プランジャ16の貫入部分の最大断面と安定化孔22の最小断面の最も近い地点との間の距離は、約0.01mm〜約1mm、好ましくは約0.03mm〜約0.1mm、より好ましくは約0.04mm〜約0.06mm、更により好ましくは約0.045mm〜約0.055mmである。更に有利には、付勢プランジャ16の貫入部分の最大断面と安定化孔22の最小断面の最も近い地点との間の全ての距離は、上記の範囲内にある。本出願人らは、小さすぎる間隙が付勢プランジャ16のくっつきの可能性を増大させる一方、大きすぎる間隙は付勢プランジャ16の側方の多量の動作を可能にし、付勢プランジャ16が緩くなり、作動が非効率となることを見出した。特に、上記の好ましい距離と組み合わせて、更なる好ましい実施形態では、付勢プランジャは、その長さの少なくとも約10%にわたって、好ましくはその長さの少なくとも約30%、より好ましくは少なくとも約50%、更により好ましくは少なくとも約70%、更により好ましくは尚、少なくとも約80%にわたって、その長手方向軸に直交して実質的に一貫した幅を有する。一貫した幅は、付勢プランジャと安定化孔の内面との間の距離を上記に特定した好ましい範囲内に保持して、付勢プランジャの側方の動作又はくっつきを更に防止することを助ける。プランジャの幅は、代替的に、先細にされ又は別様にその長さにわたって変動してもよいが、本発明の不在下では、このことはくっつきの問題を特に悪化させる。先細の幅を有する貫入部分を、安定化孔の最小断面と実質的に同一の形状の最大断面と組み合わせて使用することにより、付勢プランジャが安定化孔内へのくさびとして作用して、くっついた状態となり得る。
尚図9A及び9Bを参照すると、付勢プランジャ16の貫入部分の最大断面は、安定化孔22の最小断面内の対応する頂点220を伴う、1つ以上の鋭い又は丸みのある頂点162を含んでもよい。本出願人らは、付勢プランジャ16のくっつきは特に、例えば使用中の摩滅の結果、付勢プランジャが長手方向軸の方向とは僅かに異なる方向に付勢される場合、付勢プランジャ上の頂点162が安定化孔22内の対応する頂点220内へのくさびのように作用する傾向を有するために生じ得ることを見出した。したがって、好ましい実施形態では、付勢プランジャ16の貫入部分の断面内の少なくとも1つの頂点162の形状は、安定化孔22の断面内の対応する頂点220の形状とは異なっており、したがって付勢プランジャの頂点162(1つ又は複数)と安定化孔の内面の対応する頂点220(1つ又は複数)との間に間隙202が形成される。換言すれば、安定化孔22は貫入部分の少なくとも1つの頂点162の付近において拡大されている。この形状の変化は、例えば、貫入部分の少なくとも1つの頂点の曲率半径が、安定化孔の対応する頂点の曲率半径とは異なる(即ち、より大きい又はより小さい)ことを確実にすることにより達成され得る。例えば、貫入部分上の鋭い頂点(曲率半径が実質的にゼロ)は、他の鋭い頂点内に押し込まれる場合と比較して、曲率半径1mmの丸みのある頂点内に押し込まれる可能性は低く、その逆も同様である。同様に、曲率半径1mmの丸みのある頂点は、曲率半径1mmの対応する丸みのある頂点内に押し込まれる場合と比較して、曲率半径2mmの対応する丸みのある頂点内に押し込まれる可能性は低い。
本発明の第2の実施形態によれば、第1の実施形態に加えて又は該実施形態の代わりに、図9A、9B、11及び12を参照すると、安定化孔22は、安定化孔の内面22の少なくとも一部分内に少なくとも1つのガイド溝200を含む。対応して、付勢プランジャ16はガイド溝200内に適合するよう構成されたガイド突起160を含んで、使用中に付勢プランジャ16を更に安定化し、付勢プランジャ16が整合から外れて移動する可能性を低減し、さもなければ、付勢プランジャ16がくっついて、作動が非効率となり得る。有利には、滑らかな動きを向上させるために、ガイド溝200は付勢プランジャ16の意図される動きの方向(図7の8)と実質的に平行な方向に延びる。ガイド溝は、かみそり10の表面内の開口部20に延びて、より大きい可動域にわたって付勢プランジャ16を安定化してもよく、又はガイド溝は、開口部20に到達せずに付勢プランジャ16が開口部20から外部に過度に延びることを防止してもよく、即ちガイド溝の末端部が停止地点として作用する。ガイド突起160とガイド溝200とは、付勢プランジャ16の断面の平面内で任意の相補的な2つの形状を有してもよく、例えば半円形の凸状突起と半円形の凹状溝、三角形のガイド溝/突起の組み合わせ、又は好ましくは、図9Aに示すような矩形又は正方形の突起と矩形又は正方形の溝であってもよく、この矩形又は正方形の形状は、付勢プランジャ16の側方の動きをより防止する可能性のある接触を提供するため好ましい。ガイド突起160は歯のような個別体であってもよく、又はガイド突起160は付勢プランジャ16の貫入部分の長さの少なくとも一部分に沿って、例えば貫入部分の長さの少なくとも約10%、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約50%、少なくとも約70%、少なくとも約90%又は約100%にわたってレールのように延びてもよい。
有利な実施形態では、図9B及び12を参照すると、安定化孔の内面22は複数のガイド溝200を含んでもよく、対応して、付勢プランジャ16は複数のガイド突起160を含んでもよく、前記複数のガイド突起16は、それらの対応するガイド溝200内に適合するよう構成されて、付勢プランジャ16の側方動作、特に側方面内の異なる方向の動作を更に制限するように、より多数の繋留地点を提供する。更なる有利な実施形態では、尚図9B及び12を参照すると、少なくとも一対のガイド突起160と、それらの対応するガイド溝200とは、付勢プランジャ16の実質的に対向側に位置して、付勢プランジャ16の側方動作を更に低減するように、向上された繋留地点を提供する。
任意のガイド溝及びガイド突起のそれぞれの位置はまた、任意のガイド溝が付勢プランジャ16の一部であり、かつ任意のガイド突起が安定化孔の内面上に存在するように、本明細書の範囲内で逆転されてもよい。同様に、任意のガイド溝及び突起のそれぞれの位置の混合物、例えば安定化孔の内面上のガイド突起に相補的なプランジャ内の1つのガイド溝を、付勢プランジャ上の他のガイド突起に相補的な安定化孔の内面内の他のガイド孔と組み合わせて、使用してもよい。
付勢プランジャ
図1、6、7及び8を参照すると、本発明のかみそり10は、刃ユニット12を静止位置に付勢する付勢プランジャ16を含む。付勢プランジャ16は、安定化孔22内で又は安定化孔22を通して往復運動するよう構成され、かつ中空又は中実であり得る貫入部分を含む。付勢プランジャ16は、安定化孔22を通して往復運動するよう構成され、かつ少なくとも1つの突起135も含み得る貫入部分137を含み、突起135は、ガイド突起160と等価であってもよく、又は単に停止部として機能して、開口部20を越えるプランジャ16の過剰な延びを防止してもよい。有利な実施形態では、付勢プランジャ16は、刃ユニット12と接触するように構成され、特にカム面18において刃ユニット12と接触するように構成された末端部139も含み得る。付勢プランジャ16の外側表面は好ましくは滑らかであり、かつ好ましくはまた、例えば油、水若しくは他の液体、又は固体の材料若しくはコーティングで潤滑化されて、安定化孔22内の又は安定化孔22を通した往復運動を容易にしてもよい。
図12を参照すると、付勢プランジャ16は、刃ユニット12に向かった方向に付勢されることが好ましい。付勢プランジャ16は、付勢発生部材205、例えばばね又はスポンジによって付勢されてもよく、この付勢発生部材205は、かみそり10の一部と付勢プランジャ16の一部とに接触するよう位置してもよい。詳細には、付勢プランジャはばね付勢されてもよく、したがってかみそり10は更に、付勢発生部材205であるばねを含んでもよい。付勢プランジャ16は更に、製造中、付勢プランジャ16をかみそり10内へ装填することを容易にするために、付勢プランジャをより小さい幅に絞ることを可能にする長手方向スリット(図示せず)を含んでもよい。
尚図12を参照すると、付勢プランジャ16は更に、刃ユニット12の遠位において付勢プランジャ16の末端部に凹部133を含んでもよく、前記凹部133は付勢発生部材205の一部を刃ユニット12の近位方向において凹部1333の末端部に受容するように構成されている。本出願人らは、付勢発生部材が、特に一定の使用期間後、屈曲して型崩れする場合があるため、特に付勢発生部材205の断面が付勢プランジャ16内の凹部133の断面と同一の形状である場合、付勢プランジャ16の末端部内の凹部133の存在が付勢発生部材205の安定性を維持し、それにより付勢プランジャ16の効率的な作動を促進することを理解している。刃ユニット12の表面(例えば、図1のカム面18)と接触して刃ユニット12を静止位置に付勢する、付勢プランジャ16の末端部139は、刃ユニット12の旋回動作の全体にわたって良好な接触を維持するよう丸みがあることが好ましい場合がある。
安定化孔
図11及び12を参照すると、本発明のかみそりは、内部を付勢プランジャ16が往復運動し得る安定化孔22を含む。安定化孔は、一貫した断面形状を有してもよく、又は断面形状はその長さに沿って変動してもよい。詳細には、安定化孔は刃ユニット12の遠位の末端部において細い部分24を含んでもよく、細い部分24は付勢発生部材205の一部分を受容するように構成されている。付勢プランジャ16に関して上述したように、安定化孔22の細い部分24は、特に付勢発生部材205の断面が安定化孔22の細い部分24の断面と同一の形状である場合、付勢発生部材205を更に安定化することを助け、作動の効率性の向上をもたらす。付勢発生部材の過度の側方動作を防止するため、細い部分24の断面の寸法は、対応するばね205の断面の寸法の約25%以下、より大きいことが好ましく、好ましくは対応する付勢発生部材の断面の寸法の約20%以下、より大きく、より好ましくは約15%以下、より大きく、更により好ましくは約10%以下、より大きく、また更により好ましくは尚、約5%以下、より大きい。例として、付勢発生部材205及び細い部分24がそれぞれ円形断面を有する、図12A(図12の12A−12A線に沿った断面)に示したシステムにおいて、これら円形断面の半径又は直径(r、r)は、測定される寸法を適切に表している。異なる断面形状を有する付勢部材及び細い部分の場合、付勢部材の断面の寸法又は方向と同一の、細い部分の寸法又は方向に沿って、測定を行う必要がある。
ハンドル
図4及び5を参照すると、ハンドル14は、刃28と同一側で凹状の単一の緩やかな曲線部720を含んでもよい。ハンドル14は2つの部分722、724に分岐し、部分722と724の間に空の領域を提供して、曲線部720の凹側に位置してもよい指パッド726へのアクセスを提供してもよい。主要な刃及び指パッド726と同一側の緩やかな曲線部720と、分岐ハンドルにより提供されるパッド726へのアクセスとにより、もみあげ若しくは他のほお髭又はユーザーの皮膚上の毛髪をトリミングする際、ユーザーは親指又はその他の指を、図4に示すトリミングアセンブリ30上に位置し得るトリミング刃と一直線上に、かつ該刃の直下に配置することができる。指パッド726は、弾性材料から形成されることが好ましく、突出部を含んで良好な係合を提供する。部分722、724の内側表面は除去されて、指パッド726へのアクセスを提供してもよい。指パッド726は、ハンドル14に固定された別個の部材であることが好ましい。
使用時、ユーザーはハンドル14を180度にわたって回転させ、ハンドル14が通常親指が指パッド726上にあるように把持される位置から、刃ユニットの背部を剃毛される皮膚範囲に向かって移動し、ここでトリミングアセンブリ30のトリミング刃は、例えばきれいなもみあげの下縁、又は口髭若しくはあご髭の縁、又はユーザーの鼻の下部が所望される位置において、さもなくば剃毛が困難なこれらの位置の毛髪を剃毛する際に、トリミングされる毛髪の縁と整合されている。刃ユニット12は、ハンドル14に関連してその制止位置に配置されているため、ユーザーが刃ユニット12の背部を皮膚に対して押圧し、その後刃ユニット12を皮膚上で移動して毛髪をトリミングするときに旋回しない。
刃ユニット
また図3、3A及び3Bを参照すると、刃ユニット12は、前部106、側部104、前縁44及び後縁46を有する支持構造枠115を含んでもよい。ハウジングは更に、刃ユニット12の後部の平滑ストリップ26、枠115の境界内の刃28、刃28用の支持物36、及び、スロット40、42内に進入するクリップ32によって刃ユニット12の後部に取り付けられているトリミングアセンブリ30を含んでもよく、クリップ32は刃28も刃ユニット12内に保持する。刃28は枠115内の比較的遮るもののない領域内に位置して、例えば、使用中、刃ユニット12の濯ぎを容易にすることが好ましい。図10Aに関連して、1つ以上の刃28は刃ユニット12の後部部分に位置してもよく、この後部部分は、旋回軸70と、カートリッジハウジングの後縁46との間に画定されている。再度図3を参照すると、平滑ストリップ26は、存在する場合、平滑な剃毛援助を提供し、当技術分野にて既知のように、また例えば参照により本明細書に組み込まれる米国特許第5,113,585号及び同第5,454,164号に記載されているように、疎水性材料と浸水可能な親水性ポリマー材料との混合物を含む材料で形成されていてもよい。刃ユニット12は更に、先端部124及び末端部120を有する弾性フィン114の少なくとも1つのグループ112を有してもよく、グループ112は、刃28と前縁44との間に位置することが好ましい。
旋回構造
図1及び2を参照すると、刃ユニット12は、かみそり10に旋回的に接続され、したがって本質的にハンドル14に旋回的に接続されてもよい。刃ユニット12は、刃ユニット12及びハンドル14により提供される協働旋回構造に起因して、旋回軸70を中心としてハンドル14に対して旋回することができる。図10A及び10Bを参照すると、刃28の先端部は、刃面122を形成してもよい。付勢プランジャ16は、好ましくは地点x、yにてカム面18と接触し、刃面内の距離、即ち面距離(plane distance)、d、dは、旋回軸70から約0.8mm以上である。
いくつかの実施において、付勢プランジャ16は地点x、yにてカム面18と接触し、旋回軸70からの直接(即ち最短)距離l、1は、少なくとも約0.8mm、好ましくは少なくとも約2.5mmである。いくつかのケースでは、面距離d、dは、刃ユニット12がハンドル14に対して回転又は旋回するにつれて、例えば最小距離約0.8mm以上から最大距離約3.5mm以下のように変動する。いくつかの実施形態では、旋回軸70からの付勢プランジャ16とカム面18との接触地点x、yの直接距離l、1は、最小約3mm以上から最大約5mm以下まで変動する。刃ユニット12はハンドル14に対して回転又は旋回するため、付勢プランジャ16と刃ユニット12(好ましくはカム面18)との接触地点x、yは変化する。面距離d及び直接距離lはそれぞれ、刃ユニット12が付勢された静止位置にある際、地点xにおいて最小であり、dは、旋回軸70に直交し、刃面122と平行なラインに沿って測定される。同様に旋回軸70に直交し、刃面122と平行なラインに沿って測定される水平距離dと、直接距離lとはそれぞれ、刃ユニット12が完全に回転された位置にある際、接触地点yにおいて最大である。図示した実施形態では、dは約0.9mmであり、lは約3mmであり、dは約3.5mmであり、lは約5mmである。代替的に、dは約0.8〜1.0mmであってもよく、lは約2.5〜3.5mmであってもよく、dは約3〜4mmであってもよく、lは約4.5〜5.5mmであってもよい。
再び図1、7及び8を参照すると、刃ユニット12は、好ましくは付勢プランジャ16、好ましくはばね付勢された付勢プランジャである付勢プランジャ16により、直立した静止位置(図1に示す)に付勢されている。付勢プランジャ16の遠位端139は、好ましくはカム面18において、また旋回軸70から離間した位置において、刃ユニット12と接触して(図10A及び10B)、刃ユニット12に旋回軸70の周りにて付勢力を付与する。付勢プランジャ/刃ユニット接触地点を、旋回軸70から離間して位置付けることにより、てこの作用が提供され、したがって付勢プランジャ16は、負荷除去によって刃ユニット12をその直立した静止位置に戻すことができる。このてこの作用はまた、ユーザーにより付与される変動負荷に応答して、刃ユニット12がその直立位置と完全負荷位置との間で自由に旋回することを可能にする。
以下図3、10A及び10Bを参照すると、刃ユニット12がその静止位置から回転するにつれて、旋回軸70を中心とするトルクは、少なくとも部分的に、付勢プランジャ16により付与される力に起因して、接触地点x、yと旋回軸70との間の面距離の増大と、カム面18に対する、より直交する配向への付勢プランジャ16の回転との増大とによって増大する。いくつかの実施形態では、例えば静止位置において付勢プランジャ16により付与される最小トルクは、少なくとも約1.5N−mm、例えば約2N−mmである。いくつかのケースでは、例えば完全に回転された位置において、付勢プランジャにより付与される最大トルクは、約6N−mm以下、例えば約3.5N−mmである。
刃ユニット12とハンドル14は、旋回軸70が面122から離れた位置(例えば、刃ユニット12内の位置)に、また刃28の前方(例えば、刃ユニット12の前縁44と刃28との間)に配置されるように接続されてもよい。旋回軸70を刃28の前方に位置付けることは、時には「前方旋回」配置と称される。
刃ユニット12の前縁44と後縁46との間の旋回軸70の位置は、カートリッジが旋回軸70を中心としてどのように旋回するかを決定し、また、剃毛中にユーザーが付与する圧力がユーザーの皮膚にどのように伝達され、かみそりカートリッジの表面積上に分配されるかを決定するであろう。例えば、旋回軸70が刃面122からある距離、刃ユニット12の本体内に配置され、かつハウジングの前縁に比較的近い位置に配置されることにより旋回軸が刃ユニット12の幅の中心部から有意に離間している場合、刃ユニットは、ユーザーがハンドルを介して皮膚に圧力を付与した際、「後方固定」を有する傾向があり得る。「後方固定」とは、ユーザーがより大量の圧力を付与したときに、より幅広い刃ユニットの刃支持部分が、皮膚から離れて固定される傾向を指す。このように旋回軸を位置付けることにより、概して安全な剃毛がもたらされるが、付与する圧力を変動させることによってユーザーが剃毛の接近性を調整することが、より困難となる傾向があり得る。
刃ユニット12において、旋回軸70と刃ユニット12の前縁44との間の距離は、旋回軸70を中心としてカートリッジの均衡を保つように十分に長いことが好ましい。このように刃ユニットの均衡を保つことにより、後方固定が低減されると共に前方旋回配置の安全性の利益が尚提供される。ユーザーが付与する追加の圧力は、中心旋回配置(刃の間に旋回軸が配置される刃ユニット)の場合のように、主として刃に伝達されるのではなく、刃と支持構造115の間にて比較的均一に分配されるため、安全性が維持される。刃ユニット12の前縁44から旋回軸70までの距離は、使用中、刃ユニット12を介して皮膚に適用された圧力が比較的均等に分配されるように、刃ユニット12の後縁46から旋回軸70までの距離と十分類似することが好ましい。剃毛中の圧力の分配は、コンピュータモデリングにより予想することができる。
かみそり10、ハンドル14、刃ユニット12及び付勢プランジャ16を形成するための材料は、所望により選択することができる。ハンドル14は、亜鉛合金等の金属から形成されることが好ましい。しかしながら、ハンドルケーシングは、プラスチック(例えば、めっきしたアクリロニトリル−ブタジエン−スチレン)及び参照により本明細書に組み込まれる米国特許第5,822,869号に記載されているもの等の金属インサートを有するプラスチックを含む、他の材料から形成されてもよい。注型、インベストメント鋳造及び成形を含む、ハンドルケーシングの形成のための任意の好適な方法を使用することができる。刃ユニット12及び付勢プランジャ16の形成に好適な材料には、熱可塑材が挙げられる。例えば、刃ユニット12及び付勢プランジャ16は、アセタール又はポリプロピレンから形成されてもよい。形成のための好適な方法には、射出成形等の成形が挙げられる。
クリップ
図3及び3Bを参照すると、クリップ32は、刃ユニット12のそれぞれの側部付近に固定されている。各クリップ32は刃ユニット12の前縁44と後縁46との間に位置した一対のスロット40及び42を通過する。クリップ32は、5052−H16アルミニウムから形成され、約0.3mmの厚さを有することが好ましい。以下により詳細に記載するように、クリップ32が刃ユニット12の前縁44と後縁46との内側に位置することにより(図3に示すように)、かみそり10の所定の剃毛機構とのクリップの干渉が低減する。加えて、クリップ32を刃ユニット12内のスロット40及び42に通すことにより、クリップ32は刃ユニット12上にしっかり装着されることができる。上記したように、クリップ32は刃28を刃ユニット12内に保持する。刃28は更にばね付勢されてもよく、その状況下で、クリップ32はまた、静止位置にある際に、ばね付勢された刃28の切縁(cutting edge)を望ましい露出状態で位置させる。
クリップ32をハウジングに通すことは、数個の利点を提供し得る。例えば、クリップ32は刃ユニットの前縁44と後縁46との内側に配置されているため、クリップ32の長さをかなり増大させることなく、より幅広い刃ユニット16を提供することができる。これは、例えばハウジングの外周と刃ユニットの前面及び後面上を覆う金属クリップを使用する米国特許第6,035,537号とは対照的である。また、クリップ32の脚部は、刃ユニット12のスロット40及び42内に比較的閉じ込められ、比較的鋭い屈曲(即ち、比較的短い曲げ半径を有する屈曲)によりハウジング上で屈曲している。この屈曲形状は、刃ユニット12に対するクリップ32の非常にしっかりした取り付けを提供することができ、クリップ32を破壊することなく該クリップをスロット40及び42から除去することを困難にする。加えて、クリップ32を金属から形成し、該金属を鋭く屈曲させることにより、クリップを十分真っ直ぐにして屈曲部分をスロット40、42を介して牽引することが比較的困難となり得る。

図1、2、3及び3Bを参照すると、刃ユニット12は、少なくとも1つの支持物36によって安定化され得る、少なくとも1つの細長い刃28を含むことが理解される。刃スパンは、皮膚接触要素と刃縁との間に延びる接線に沿って測定して、刃縁から、その縁の直前の皮膚接触要素までの距離として定義される。各刃の切縁は、隣接する刃の切縁から、刃間のスパン距離にて分離され、平均刃間スパン距離は、約0.95mm〜約1.15mm、好ましくは約1.0mm〜約1.1mm、最も好ましくは約1.05mmである。刃の露出は、刃ユニット要素の皮膚接触表面の接平面に関連して測定した、刃縁の前隣りと後隣りの直交距離又は高さとして定義される。切縁は、静止している際、クリップ32に支えられ得るため、それらの切縁は、3つの中間刃の露出がゼロであるように共通面内に存在し得る。前方刃は−0.04mmの負の露出を有してもよく、後方刃は正の露出を有してもよい。最初の刃の低下された露出と、最後の刃の増大された露出とは、米国特許第6,212,777号に記載されているように、剃毛性能を向上させる。
増大された刃数は、望ましくは皮膚に対して刃の圧迫力を分配する傾向があるが、スパンが同一のままである場合、刃が占める範囲を増大させ、操縦性及びトリミングを困難にする可能性がある。刃数増大のためのスパンの低下は、望ましくは刃が占める全範囲を低下させ、切縁間の皮膚の膨張を低減し、心地よさを改善する可能性がある。しかしながら、スパンの低下は、濯ぎ性と、刃範囲からの剃毛屑の除去の能力を低下させる場合がある。したがって、刃ユニット12は更に、米国特許出願第20050198841号に記載されているもの等のトリミングアセンブリ30を含んでもよい。
5枚刃かみそりでは、スパン範囲の下限約0.95のmmが高い心地よさを提供するが、剃毛屑の除去に関連した問題を増大させる可能性があり、スパン範囲の上限約1.15mmが剃毛屑の良好な除去を提供するが、皮膚膨張と心地よさの低下の可能性があり、したがって、前記範囲内のスパン値、特により好ましい約1.05mmスパンに近い値は、低減されたサイズと高い心地よさとの良好なバランスを提供すると共に、十分な濯ぎ性を維持して剃毛屑の問題を避ける。前方切縁から後方切縁までの距離は、刃間のスパンの平均の4倍であり、したがって約3.8mm〜約4.6mm、好ましくは約4.0mm〜約4.4mm、最も好ましくは約4.2mm、即ち、約4.1mm〜約4.3mmである。
弾性フィン
再び図3を参照すると、刃ユニット12は、枠115内に配置された弾性フィン114のグループ112を含んでもよい。枠115はフィンの外周の周りに連続的な弾性表面を提供してもよく、該弾性表面は、剃毛中にカートリッジの追跡を向上させることができ、また枠115により提供される皮膚の引き伸ばし及び触覚性を向上させることができる。また図3Aを参照すると、フレーム115の凹壁118とフィン114の末端部120との間に溝116が設けられている。この溝116は、フィンがその末端部において枠115に連結された場合のように、それらの末端部において固定されるのではなく、誘導部分106が偏向された際にフィンが屈曲し、例えば互いに閉じることを可能にする。しかしながら、所望であれば、フィンは枠に連結されてもよく、又は枠115は省略されてもよく、フィンが刃ハウジング12の寸法全体にわたって延びてもよい。
図示した実施形態では、グループ112は15個のフィンを含む。概して、フィン114のグループ112は、より少数又はより多数のフィン114(例えば約10〜約20個のフィン)を含んでもよい。所定のピッチ及びフィン形状において、より多数のフィン114は、概して、より皮膚を引き伸ばして、より接近した剃毛を与えるが、所定の数を超えるフィンは、皮膚引き延ばしを増大させない傾向があり(又は増大された皮膚引き延ばしは必要ではない)、また弾性部材の幅が広くなりすぎる可能性があり、ユーザーが狭い範囲内を剃毛することを困難にする。
再度図23を参照すると、弾性フィン114の先端部124は、刃28から最も遠いフィンから刃28に最も近いフィンまで曲線部に沿って高さが増大し得る。先端部124のいくつかは、刃面122の片側に存在してもよく、先端部124のいくつかは、刃面122の反対側に存在してもよい。増大するフィン114の高さは、皮膚接触を徐々に増大させる傾向がある。増大する高さはまた、剃毛中に先端部を皮膚に適合させる。フィン114は先端部から基部までの高さ「h」約0.4〜約0.9mmと細いプロファイルとを有してもよく、即ち、フィンは約14度未満(好ましくは約14〜約8度、例えば約11度)の内角θを画定してもよい。フィン114は、中心から中心へのピッチ約0.14mm〜約0.57mm、例えば0.284mmで離間されてもよく、それらの基部の太さは約0.1mm〜約0.4mm、例えば0.217mmである。最初のフィンの前部から最後のフィンの後部までの基部における距離は、約4mmであってもよい。代替的に、この距離は、約2.5mm〜約6mmであってもよい。細い、例えば約8度〜約14度のフィンプロファイルθは、フィンの可撓性を向上させ、これは次いで皮膚の引き延ばしを助け、それにより毛髪を立てて、刈り取りを向上させる。
枠115を形成するための材料は、所望により選択されてもよい。枠115は、例えば28〜60のショアAのデュロメータを有する、ブロックコポリマー等の弾性材料(又は他の好適な材料)から形成されることが好ましい。フィン114はまた、例えば約28〜約60のショアA硬度(例えば、約40〜約50、例えば約40〜約45のショアA)を有する比較的軟性の材料から形成されることが好ましい。値がこの範囲を超えて増加するにつれて、性能が低下する傾向がある場合があり、また値がこの範囲を下回って低下すると、製造上の問題が発生する場合がある。フィン114と枠115とは、同一の材料で一体的に形成されてもよい。別のケースでは、フィンと弾性部材とは、異なる材料で形成されている。枠115を刃ユニット12に固定する方法も、所望により選択されてもよい。好適な方法には、例として、枠115を刃ユニット12上に接着、溶接及び成形(例えばオーバーモールド又は二段成形)することが挙げられる。
第3の実施形態によれば、本発明は、表面から毛髪又は剛毛(例えば、ほお髭、無精髭又は同様の性質及び寸法を有する他の材料)を除去する方法、特に美容的方法に関し、該方法は、上記の本開示によるかみそりを提供する工程と、かみそりを表面にわたって移動する工程と、を含む。特定の実施形態では、毛髪は不必要であり、表面は皮膚であり、又はより詳細にはヒトの皮膚である。本方法は更に、毛髪除去の前又は後に、例えば液体洗顔料又は石鹸を用いて洗浄する工程、毛髪除去の前又は後に、水、又は剃毛補助剤、又は油等の液体を用いて表面を湿潤させて表面を潤滑化又は後処理する工程、特にかみそりを表面にわたって移動する工程の前に、剃毛ジェル又はフォーム等の剃毛調製物を適用する工程、及び、特にかみそりを表面にわたって移動する工程の後に、クリーム、又は香油、又はローション等の後処理組成物を適用する工程等の追加の工程の任意の組み合わせを含んでもよい。剃毛調製物及び後処理組成物の例は、潤滑剤、界面活性剤、皮膚軟化剤、保湿剤、日焼け止め剤等の成分が挙げられる。剃毛調製物は、後発泡ジェル、ムース、フォーム、又は、自発的に泡立ち若しくはユーザーによる例えば手若しくはブラシを用いた泡立てを必要とする他の製品の形態であってもよい。かみそりを表面にわたって移動する工程はまた、電気バリカンの使用、はさみによる刈り取り、脱毛剤(化学的)毛髪除去、脱毛(電気、又は例えばワックスを用いて)又は引き抜き等の他の毛髪除去操作に先行し又は後続してもよい。
第4の実施形態によれば、本発明は、毛髪又は剛毛、特に不必要な毛髪を除去するための、上記の開示によるかみそりの使用に関する。毛髪は典型的には、特に美容的理由により表面から除去される。かみそりの使用は、上述した他のタイプの毛髪除去、又は潤滑剤、剃毛調製物若しくは補助剤、後処理組成物、洗浄組成物、若しくは洗浄/泡立て手段の使用と組み合わされてもよい。
本発明の第5の実施形態によれば、少なくとも1つの、上記の本開示によるかみそりと、この少なくとも1つのかみそり用の包装材料とを含む剃毛キットを提供する。キットは更に、1つ以上の追加のかみそり、スペア部品、スペア刃ユニット(カートリッジ)等の付属品、又はかみそり(1つ又は複数)用のホルダー、及び/又は他の構成要素の任意の組み合わせを含んでもよい。キットは更に、かみそり又は前述したキットの任意の構成要素用の更なる包装材料に加えて、本発明の第3の実施形態による方法における任意の工程、又は、本発明の第4の実施形態による任意の使用を実行するのに必要な又は所望される任意の構成要素、例えば剃毛調製物、後処理組成物、脱毛剤組成物、洗浄組成物、潤滑剤、脱毛装置又はワックス、ピンセット、剃毛ブラシ、バリカン、はさみの任意の組み合わせを含んでもよい。
本明細書に開示される寸法及び値は、列挙された正確な数値に厳密に限定されるものとして理解されるべきではない。それよりむしろ、特に規定がない限り、こうした各寸法は、列挙された値とその値周辺の機能的に同等の範囲との両方を意味することを意図している。例えば、「40ミリメートル」として開示される寸法は、「約40ミリメートル」を意味するものである。
相互参照されるか又は関連する全ての特許又は特許出願を含む、本願に引用される全ての文書を、特に除外すること又は限定することを明言しない限りにおいて、その全容にわたって本願に援用するものである。いずれの文献の引用も、こうした文献が本願で開示又は特許請求される全ての発明に対する先行技術であることを容認するものではなく、また、こうした文献が、単独で、あるいは他の全ての参照文献とのあらゆる組み合わせにおいて、こうした発明のいずれかを参照、教示、示唆又は開示していることを容認するものでもない。更に、本文書において、用語の任意の意味又は定義の範囲が、参考として組み込まれた文書中の同様の用語の任意の意味又は定義と矛盾する場合には、本文書中で用語に割り当てられる意味又は定義に準拠するものとする。
本発明の特定の実施形態が例示され記載されてきたが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく他の様々な変更及び修正を実施できることが、当業者には自明であろう。したがって、本発明の範囲内にあるそのような全ての変更及び修正を添付の特許請求の範囲で扱うものとする。

Claims (15)

  1. 付勢プランジャ16によって静止位置に付勢される旋回可能な刃ユニット12を含むかみそり10であって、内部で前記付勢プランジャ16の貫入部分137が往復運動するように構成された安定化孔22を含み、前記貫入部分137の長手方向軸に直交する最も外側の断面輪郭線を含む最大断面が、前記安定化孔22の長手方向軸に直交する最も内側の断面輪郭線を含む最小断面の形状とは異なる形状を有して、前記付勢プランジャ16の前記長手方向軸が前記安定化孔22の前記長手方向軸に位置付けられた際、当該安定化孔22の前記最小断面において、当該安定化孔22の内面は、前記付勢プランジャ16の外面から等距離に配置されていない、かみそり。
  2. 前記安定化孔が内面を画定し、前記内面が、少なくとも1つのガイド溝200又はガイド突起162を含み、前記付勢プランジャが、前記内面の前記ガイド溝200又はガイド突起162と適合するように構成された少なくとも1つのガイド溝200又はガイド突起162を含む、請求項1に記載のかみそり。
  3. 前記付勢プランジャの前記貫入部分の前記最大断面が、少なくとも1つの鋭い又は丸みのある頂点162を含み、前記貫入部分の前記最大断面内の前記頂点162の形状が、前記安定化孔の前記最小断面内の対応する頂点220の形状とは異なる、請求項1又は2に記載のかみそり。
  4. 前記貫入部分の前記最大断面における外面と前記安定化孔の前記最小断面における内面との間の距離が、約0.01mm〜約1mmである、請求項1〜3のいずれか一項に記載のかみそり。
  5. 前記旋回可能な刃ユニットが、前縁44及び少なくとも1つの刃28を含み、前記少なくとも1つの刃28が、剃毛される表面に沿って、前記前縁44の後方に通過するように位置し、前記旋回可能な刃ユニットが、前記前縁44と前記1つ以上の刃28との間に位置する旋回軸70を中心として旋回する、請求項1〜のいずれか一項に記載のかみそり。
  6. 前記付勢プランジャが、前記刃28の先端部により形成される刃面122に沿った面における前記旋回軸70から約0.8mm以上の距離において前記刃ユニットと接触する、請求項に記載のかみそり。
  7. 少なくとも1つのガイド溝が、前記付勢プランジャが往復運動するように構成された方向と実質的に平行な方向に延びる、請求項2又は3に記載のかみそり。
  8. 前記ガイド溝が、前記ガイド突起と接触するように構成された末端部を含んで、前記付勢プランジャを制止する、請求項2又は3に記載のかみそり。
  9. 前記安定化孔と前記付勢部分の貫入部分とが、複数のガイド溝と、前記ガイド溝内に適合するように構成された複数のガイド突起とを含、請求項2又は3に記載のかみそり。
  10. 一対のガイド溝を形成する少なくとも2つのガイド溝は、前記付勢プランジャの実質的に対向側に位置している、請求項9に記載のかみそり。
  11. 前記安定化孔が、前記付勢プランジャが通って突出し得る開口部20を含み、前記かみそりが、前記安定化孔の前記開口部20の遠位の位置において前記かみそりと接触し、かつ前記付勢プランジャと接触する付勢発生部材205を更に含、請求項1〜10のいずれか一項に記載のかみそり。
  12. 前記プランジャが、前記付勢発生部材205が内部に延びる凹部133を更に含む、請求項11に記載のかみそり。
  13. 前記安定化孔が前記開口部20の遠位に細い部分24を含み、前記細い部分24内に前記付勢発生部材が延びる、請求項11または12に記載のかみそり。
  14. 前記細い部分が、前記付勢発生部材の断面と同一の形状の断面を有する、請求項13に記載のかみそり。
  15. 前記付勢発生部材および前記細い部分はそれぞれ、円形断面を有し、
    前記細い部分の前記断面の直径が、対応する前記付勢発生部材の前記断面の直径の約25%以下、より大きい、請求項14に記載のかみそり。
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