JP5682634B2 - 内燃機関の冷却システム - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の冷却システムに関する。
所定温度で比熱が変わる冷却水が知られている(例えば、特許文献1参照)。この冷却水は、相転移を起こす物質を封入したカプセルを液体の中に分散させて構成される。また、サーモスタットの開弁を禁止することで冷却水温度を上昇させる技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。
ここで、設定された冷却水温度となるように電子サーモスタットを制御するシステムにおいて、所定温度で比熱が変わる冷却水を使用する場合には、従来と同じように電子サーモスタットを制御したのでは、冷却水の比熱が変わるという特性を十分に活用しているとはいえない。
また、冷却水はユーザにより交換されることもある。このため、比熱が変化する冷却水から比熱が変化しない冷却水へ交換されることもある。また、比熱が変化する温度が異なる冷却水に交換されることもある。これらの冷却水は、夫々、サーモスタットの適正な開弁時期が異なる。したがって、冷却水の性状に応じてサーモスタットの制御を行わなければ、内燃機関の過熱を招いたり、または、内燃機関の暖機完了までに時間を要したりする虞がある。
特開2010−168538号公報 特開2003−138940号公報
本発明は、上記したような問題点に鑑みてなされたものであり、冷却水の性状を正確に推定することを目的とする。
上記課題を達成するために本発明による内燃機関の冷却システムは、
内燃機関の冷却水通路に設けられ冷却水から熱を奪うラジエータと、
前記ラジエータをバイパスするバイパス通路と、
閉弁時には前記ラジエータへの冷却水の流通を遮断して前記バイパス通路に冷却水を流通させ、開弁時には少なくとも前記ラジエータに冷却水を流通させるサーモスタットと、
前記サーモスタットが開弁する温度を変更する制御装置と、
を備える内燃機関の冷却システムにおいて、
前記サーモスタットの開弁を禁止し、このときの冷却水の温度の推移に基づいて該冷却水の性状を推定する推定装置を備える。
冷却水の性状の推定には、所定温度で冷却水の比熱が変化するものであるか否かの推定、または、該所定温度の推定が含まれる。この所定温度は、例えば冷却水に含まれる物質に構造相転移が起こる温度とすることができる。すなわち、構造相転移により熱が放出されるか又は熱が吸収されるため、構造相転移が起こる温度では冷却水の比熱が高くなる。このため、所定温度においては、熱の出入が多少あったとしても冷却水の温度は略一定となる。
ここで、サーモスタットの開弁を禁止することにより、冷却水がラジエータを流通しなくなるので、冷却水の温度が徐々に上昇する。このときの温度の推移は冷却水の性状によって変わる。したがって、温度の推移に基づいて冷却水の性状を推定することができる。なお、サーモスタットの開弁を禁止している場合であっても、過熱の虞がある場合にはサーモスタットの開弁を許可することもできる。すなわち、サーモスタットが開弁する温度を、過熱を抑制し得る温度または過熱しない温度の上限値に設定してもよい。さらに、推定装置により冷却水の性状を推定するときには、冷却水の性状を推定していないときよりも、サーモスタットが開弁する温度を高くするとしてもよい。
また、本発明においては、前記推定装置は、比熱が変化する冷却水が用いられているか、または比熱が変化しない冷却水が用いられているかを推定することができる。ここで、比熱が変化する冷却水が用いられている場合には、冷却水の温度が上昇し得る運転状態の場合であっても冷却水の温度が一定となる時期がある。一方、比熱が変化しない冷却水が用いられている場合には、このような時期はない。したがって、冷却水の温度の推移に基づいて、比熱が変化する冷却水が用いられているか、または比熱が変化しない冷却水が用いられているかを推定することができる。
また、本発明においては、前記推定装置は、比熱が変化する冷却水が用いられているときの比熱が変化する温度を推定することができる。ここで、比熱が変化する冷却水が用いられている場合には、比熱が変化する温度になると該温度で一定となる時期がある。このため、冷却水の温度の推移に基づいて、比熱が変化する温度を推定することができる。
また、本発明においては、前記推定装置は、前記サーモスタットの開弁が禁止されているときに、
冷却水の温度が一定になる場合には、比熱が変化する冷却水が用いられており且つ一定になるときの温度が該冷却水の比熱が変化する温度であると推定し、
冷却水の温度が一定にならない場合には、比熱が変化しない冷却水が用いられていると推定することができる。
ここで、比熱が変化する冷却水が用いられている場合には、冷却水の温度が上昇し得る運転状態の場合であっても冷却水の温度が一定となる時期がある。このように冷却水の温度が一定となれば、比熱が変化する冷却水が用いられていると判断することができる。一方、冷却水の温度が一定とならなければ、比熱が変化しない冷却水が用いられていると判断することができる。また、比熱が変化するときには冷却水の温度が一定となるため、該一定となる温度が、比熱が変化する温度であると判断することができる。
また、本発明においては、前記制御装置は、比熱が変化する冷却水が用いられているときの前記サーモスタットの開弁温度を、前記推定装置により推定される比熱が変化する温度よりも高い温度に設定することができる。
ここで、サーモスタットが開くと、ラジエータに冷却水が流通するため、冷却水の温度上昇が抑制される。仮に、冷却水の比熱が変化する温度よりも低い温度のときにサーモスタットが開くと、冷却水の比熱が変化する温度まで上昇することが抑制されるので、比熱が大きくなる特性を活用できない。一方、冷却水の比熱が変化する温度よりも高い温度のときにサーモスタットが開くように設定すると、サーモスタットが閉じているときに、冷却水の比熱が大きくなり得るため、比熱が大きくなる特性を活用できる。すなわち、サーモスタットが閉じているときに冷却水の温度を一定に維持することができるため、冷却水の温度の変動に対応した制御が不要となる。このため、内燃機関の運転状態を安定させることができる。
また、本発明においては、前記推定装置は、前記比熱が変化する温度よりも高い温度になる位置の冷却水の温度と、前記比熱が変化する温度よりも低い温度になる位置の冷却水の温度と、の差に基づいて、前記冷却水が劣化しているか否か推定することができる。
ここで、冷却水が内燃機関を通過すると、該内燃機関から冷却水へ熱が移動するため、冷却水の温度が上昇する。また、冷却水がラジエータを通過すると、冷却水から熱が奪われるため、冷却水の温度が下降する。このように、内燃機関の前後やラジエータの前後では、冷却水の温度が変化し得る。そして、比熱が変化する冷却水が用いられている場合には、冷却水が内燃機関を通過するとき又はラジエータを通過するときに比熱が変化するように比熱が変化する温度を設定しておけば、冷却水の温度の変動を抑制し得る。すなわち、比熱が変化する温度よりも高い温度になる位置には、内燃機関よりも下流で且つラジエータよりも上流の冷却水通路が含まれる。また、比熱が変化する温度よりも低い温度になる位置には、ラジエータよりも下流で且つ内燃機関よりも上流の冷却水通路が含まれる。しかし、冷却水が劣化すると、比熱の変化が十分でなくなったり、比熱が変化しなくなったりするため、冷却水の温度の変動が大きくなる。すなわち、比熱が変化する温度よりも高い温度になる位置の冷却水の温度と、比熱が変化する温度よりも低い温度になる位置の冷却水の温度と、の差は、冷却水の劣化の度合いに応じて大きくなる。したがって、この温度の差に基づいて冷却水の劣化を推定することができる。
また、本発明においては、前記推定装置は、前記比熱が変化する温度よりも高い温度になる位置の冷却水の温度と、前記比熱が変化する温度よりも低い温度になる位置の冷却水の温度と、の差が閾値よりも大きな場合に、前記冷却水が劣化していると推定することができる。ここでいう閾値は、冷却水が劣化しているか否かの境にあるときの前記温度の差とすることができる。すなわち、劣化の度合いが大きくなるほど、前記温度の差が大きくなるため、閾値を設定しておけば、該温度の差と閾値とを比較することで、冷却水の劣化を容易に推定することができる。なお、この温度の差が大きいほど、冷却水の劣化の度合いが大きいと推定することもできる。
また、本発明においては、前記推定装置は、定期的に冷却水の性状を推定することができる。ここで、冷却水は時間と共に劣化して性状が変化することがある。また、ユーザが冷却水を交換することにより、冷却水の性状が変化することもある。したがって、定期的に冷却水の性状を推定することで、これら冷却水の性状の変化した場合であってもサーモスタットの開閉条件を最適化することができる。なお、「定期的」には、所定の走行距離毎または所定の時間毎を含むことができる。
本発明によれば、冷却水の性状を正確に推定することができる。これにより、サーモスタットの開弁温度を適正に設定することができる。
実施例に係る内燃機関の冷却システムの概略構成を示す図である。 内燃機関の暖機時の出口側温度の推移を示したタイムチャートである。 比熱変化温度と、比熱が変化する温度を推定するときに設定されるサーモスタットの開弁温度と、比熱変化温度に基づいて設定されるサーモスタットの開弁温度と、の関係を示した図である。 実施例1に係る冷却水の温度制御のフローを示したフローチャートである。 内燃機関に流入する冷却水の温度と、内燃機関に流入する冷却水の温度と、比熱変化温度と、の関係を示した図である。 実施例2に係る冷却水の劣化判定のフローを示したフローチャートである。
以下、本発明に係る内燃機関の冷却システムの具体的な実施態様について図面に基づいて説明する。
図1は、本実施例に係る内燃機関の冷却システムの概略構成を示す図である。図1に示す内燃機関1は、水冷式の内燃機関である。
内燃機関1の内部には冷却水を循環させるためのウォータジャケット2が形成されている。また、内燃機関1には、第1冷却水通路11及び第2冷却水通路12が接続されている。この、第1冷却水通路11及び第2冷却水通路12には、ラジエータ13及びバイパス通路14が接続されている。
第1冷却水通路11は、ウォータジャケット2の出口側とラジエータ13の入口側とを接続している。すなわち、第1冷却水通路11は、ウォータジャケット2から冷却水を排出するための通路である。また、第2冷却水通路12は、ラジエータ13の出口側とウォータジャケット2の入口側とを接続している。すなわち、第2冷却水通路12は、ウォータジャケット2へ冷却水を供給するための通路である。
また、第2冷却水通路12とウォータジャケット2との接続部には、第2冷却水通路12側からウォータジャケット2側へ冷却水を吐出するウォータポンプ3が設けられている。
バイパス通路14は、第1冷却水通路11と第2冷却水通路12とを連通することで、ラジエータ13をバイパスしている。
また、第2冷却水通路12とバイパス通路14との接続部よりもラジエータ13側の第2冷却水通路12には、電子制御式のサーモスタット15が設けられている。このサーモスタット15は、後述するECU30からの信号に応じて開度が調整される。そして、サーモスタット15の開度が制御されることにより、ラジエータ13に供給される冷却水の量が調整される。
サーモスタット15が閉じているときには、ウォータジャケット2から第1冷却水通路11へ流出した冷却水は、バイパス通路14を経由して再びウォータジャケット2に送られる。こうした冷却水の循環によって冷却水が徐々に暖められ、内燃機関1の暖機が促進される。
また、サーモスタット15が開いているときには、ラジエータ13及びバイパス通路14を経由して冷却水が循環される。なお、サーモスタット15の状態に関わらず、ラジエータ13及びバイパス通路14以外の部位にも冷却水は循環するが、図1ではこれらの部位を省略している。
また、ウォータジャケット2の接続部とバイパス通路14の接続部との間の第1冷却水通路11には、ウォータジャケット2から流出する冷却水の温度(以下、出口側温度ともいう。)を測定する出口側温度センサ31が取り付けられている。また、ウォータジャケット2の接続部とバイパス通路14の接続部との間の第2冷却水通路12には、ウォータジャケット2へ流入する冷却水の温度(以下、入口側温度ともいう。)を測定する入口側温度センサ32が取り付けられている。
以上述べたように構成された内燃機関1には、該内燃機関1を制御するための電子制御ユニットであるECU30が併設されている。このECU30は、内燃機関1の運転条件や運転者の要求に応じて内燃機関1を制御する。
また、ECU30には、上記センサの他、アクセル開度に応じた電気信号を出力し機関負荷を検出するアクセル開度センサ33、および機関回転数を検出するクランクポジションセンサ34が電気配線を介して接続さている。そして、これらのセンサの出力信号がECU30に入力される。一方、ECU30には、サーモスタット15が電気配線を介して接続され、ECU30はこのサーモスタット15を制御する。なお、本実施例においてはサーモスタット15を制御するECU30が、本発明における制御装置に相当する。
ここで、本実施例に係る冷却水には、所定温度で比熱が変化するものを用いることができる。この冷却水は、例えば所定温度で固体から液体、または液体から固体へ相転移する物質を含んで構成される。すなわち、冷却水の温度が高くなる過程で所定温度となると、冷却水に含まれる物質が固体から液体へ変化し、このときには周りから熱を吸収する。一方、冷却水の温度が低くなる過程で所定温度となると、冷却水に含まれる物質が液体から固体へ変化し、このときには周りへ熱を放出する。このように液体と固体との間で相転移するときには冷却水の比熱が変化する。
図2は、内燃機関1の暖機時の出口側温度の推移を示したタイムチャートである。図2において、AからBの期間では、出口側温度が所定温度Dで一定となる。また、Cで示される時刻においてサーモスタット15が開く温度Eとなり、サーモスタット15が開いている。これにより、冷却水がラジエータ13を流通するため、出口側温度は略一定となる。なお、サーモスタット15が開くまでは、出口側温度と入口側温度とは略同じである。
すなわち、所定温度Dのときには相転移が起こるため、他の温度のときよりも、冷却水の比熱が高くなる。このため、図2に示されるように、AからBの期間で出口側温度が所定温度Dで一定となる。そして、図2は、サーモスタット15が開く温度Eのほうが所定温度Dよりも高い場合を示している。なお、比熱が変化する温度である所定温度Dを、以下では比熱変化温度Dともいう。
このように、出口側温度が比熱変化温度Dよりも高いときにサーモスタット15が開くように設定しておけば、冷却水の比熱が高くなる特性、すなわち冷却水温度が一定となる特性を活用することできる。すなわち、冷却水温度が上昇しているときには、熱を奪うことにより温度の上昇を抑制し、冷却水温度が下降しているときには、熱を与えることにより温度の下降を抑制できる。このため、冷却水温度が変動することを抑制できるので、内燃機関1の運転状態を安定させることができる。
なお、サーモスタット15を開く温度Eは、たとえば内燃機関1の暖機が完了する温度としてもよいが、これに限らない。また、比熱変化温度Dが、内燃機関1の暖機が完了する温度よりも低くなるように、冷却水に含まれる成分を決定してもよい。比熱変化温度Dの最適値は実験等により求めることができる。
ところで、ユーザが冷却水を交換するときに、比熱が比熱変化温度Dで変化するものから、比熱が変化しないものに交換することが考えられる。また、比熱変化温度Dが交換前と交換後とで異なることも考えられる。さらに、冷却水を交換しなくても、冷却水が劣化することにより、比熱変化温度Dが変わることもある。これらの場合に、サーモスタット15を開く温度をそれぞれの冷却水に応じた値に設定することで、内燃機関1の過熱や燃費の悪化を抑制できる。
そこで、本実施例では、冷却水の比熱が変化するか否か判定し、さらに冷却水の比熱が変化するときには、比熱変化温度Dを求める。
図3は、比熱変化温度Dと、比熱が変化する温度を推定するときに設定されるサーモスタット15の開弁温度T1と、比熱変化温度Dに基づいて設定されるサーモスタット15の開弁温度T2と、の関係を示した図である。実線は冷却水の比熱が変化する場合を示し、一点鎖線は冷却水の比熱が変化しない場合を示している。横軸は時間を示している。
比熱変化温度Dを推定するときに設定されるサーモスタット15の開弁温度T1は、前回に比熱変化温度Dとして推定された温度よりも高い温度で、且つ、内燃機関1が過熱する温度よりも低い温度に設定される。さらに、このサーモスタット15の開弁温度T1は、冷却水の比熱が変化し得る温度よりも高い温度に設定される。このサーモスタット15の開弁温度T1は、内燃機関1の過熱を抑制するために設定されるため、この温度まではサーモスタット15の開弁が禁止されるともいえる。
このようにサーモスタット15の開弁温度T1を設定することで、比熱が変化する冷却水が用いられている場合には、サーモスタット15の開弁温度T1に達する前に比熱が変化するために温度が一定となる時期がある。すなわち、冷却水の温度が一定となる時期がある場合には、比熱が変化する冷却水が用いられていると判断することができる。そして、温度が一定となる時期の該温度は、比熱変化温度Dと判断することができる。その後、比熱が変化する温度Dよりも所定値だけ高い温度を、サーモスタット15の開弁温度T2として設定する。この開弁温度T2は、比熱が変化する冷却水が用いられているか否かの推定または比熱変化温度Dの推定が行われているとき以外のときにサーモスタット15が開弁される温度である。
一方、冷却水の温度が一定となる時期がない場合には、比熱が変化しない冷却水が用いられていると判断することができる。この場合には、サーモスタット15の開弁温度T2を、比熱が変化しない冷却水を用いたときの温度に設定する。この開弁温度T2は、予めECU30に記憶させておく。
図4は、本実施例に係る冷却水の温度制御のフローを示したフローチャートである。本ルーチンは所定の時間毎に実行される。
ステップS101では、冷却水が交換されたか否か判定する。すなわち、冷却水の比熱が変化する虞があるか否か判定している。例えば冷却水の水位を検出するセンサを備え、該センサにより冷却水の水位が所定値まで下がったときに冷却水が交換されたと判定できる。また、出口側温度センサ31または入口側温度センサ32により検出される温度に基づいて判定することもできる。さらに、冷却水を交換したときにユーザが押すスイッチを設置しておき、該スイッチが押されたか否かに基づいて判定することもできる。ステップS101で肯定判定がなされた場合にはステップS103へ進み、否定判定がなされた場合にはステップS102へ進む。
ステップS102では、冷却水の比熱を推定する時期であるか否か判定される。例えば、予め設定されている距離を走行した場合、または予め設定されている期間が経過した場合に冷却水の比熱を推定する時期であると判定される。この時期は、たとえば冷却水が劣化し得る時期として予め設定される。ステップS102で肯定判定がなされた場合にはステップS103へ進み、否定判定がなされた場合にはサーモスタット15の開弁温度T2を変更する必要がないため、本ルーチンを終了させる。
ステップS103では、サーモスタット15の開弁温度を、比熱変化温度Dを推定するときに設定されるサーモスタット15の開弁温度T1に設定する。すなわち、サーモスタット15の開弁温度を、本ルーチンが実行されていないときに設定されるサーモスタット15の開弁温度T2よりも高くする。なお、このときの開弁温度T1は、比熱が変化する冷却水を用いた場合に比熱が変化し得る温度よりも高く、且つ、内燃機関1が過熱する温度よりも低く設定される。本ステップでは、比熱変化温度Dを判断するため、または比熱が変化する冷却水が用いられているか否か判断するために、サーモスタット15の開弁を禁止しているともいえる。
ステップS104では、冷却水温度の推移に基づいて比熱変化温度Dが推定される。すなわち、冷却水温度が一定となる時期を検出し、該一定となる時期の温度が比熱変化温度Dであると推定する。また、冷却水温度が一定となる時期が存在しなければ、比熱が変化しない冷却水が用いられていると推定する。なお、たとえばアイドル運転時には、冷却水の比熱が変化するか否かにかかわらず、冷却水温度が一定となる。このため、本ステップでは、冷却水温度が上昇し得る運転状態であるにもかかわらず、冷却水温度が一定となる時期を検出する。このため、内燃機関1の運転状態を考慮して比熱変化温度Dが推定される。なお、本実施例においてはステップS103及びステップS104を処理するECU30が、本発明における推定手段に相当する。
ステップS105では、比熱変化温度Dよりも所定値高い温度をサーモスタット15の開弁温度T2として設定する。また、比熱変化温度Dよりも所定比率高い温度をサーモスタット15の開弁温度T2として設定してもよい。このときに設定されるサーモスタット15の開弁温度T2は、本ルーチンが実行されていないときにサーモスタット15が開かれる温度である。なお、比熱変化温度Dが存在しない場合には、予めECU30に記憶されている温度をサーモスタット15の開弁温度T2に設定する。
ステップS106では、ステップS105で設定されるサーモスタット15の開弁温度T2が、上限値T3よりも高いか否か判定される。上限値T3は、たとえば内燃機関1が過熱する虞のない温度の上限値として設定される。すなわち、比熱変化温度Dが高すぎるために、サーモスタット15の開弁温度T2が高くなると、内燃機関1が過熱する虞があるため、上限値T3を設定している。テップS106で肯定判定がなされた場合にはステップS108へ進んでサーモスタット15の開弁温度T2を上限値T3に設定し直す。ステップS106で否定判定がなされた場合にはステップS107へ進む。
ステップS107では、ステップS105で設定されるサーモスタット15の開弁温度T2が、下限値T4よりも低いか否か判定される。下限値T4は、たとえば燃費が許容範囲内となるサーモスタット15の開弁温度の下限値である。すなわち、比熱変化温度Dが低すぎるために、サーモスタット15の開弁温度T2が低くなると、内燃機関1の燃費が悪化する虞があるため、下限値T4を設定している。ステップS107で否定判定がなされた場合には、ステップS105で設定されるサーモスタット15の開弁温度T2をそのまま採用して本ルーチンを終了させる。一方、ステップS107で肯定判定がなされた場合にはステップS109へ進んでサーモスタット15の開弁温度T2を下限値T4に設定し直す。
以上説明したように本実施例によれば、サーモスタット15の開弁を禁止したり、開弁温度を高い温度に設定したりすることで、比熱が変化する冷却水が用いられているか否か判断することができる。また、比熱が変化する冷却水が用いられている場合には、この比熱が変わる温度を推定することができる。また、サーモスタット15の開弁温度に上限値T3を設定することにより、内燃機関1の過熱を抑制できる。さらに、サーモスタット15の開弁温度に下限値T4を設定することにより、内燃機関1の燃費の悪化を抑制できる。そして、サーモスタット15の開弁温度を適正に設定することができる。
本実施例では、実施例1で設定されるサーモスタット15の開弁温度T2にしたがってECU30がサーモスタット15を制御しているときの冷却水の温度の変化幅に基づいて、冷却水が劣化しているか否か推定する。その他の装置などは実施例1と同じため説明を省略する。
ここで図5は、内燃機関1に流入する冷却水の温度(入口側温度)と、内燃機関1に流入する冷却水の温度(出口側温度)と、比熱変化温度Dと、の関係を示した図である。ここで、本実施例では、以下の関係が成立するようにサーモスタット15の開弁温度が設定される。
入口側温度<比熱変化温度D<出口側温度
すなわち、入口側温度よりも比熱変化温度Dのほうが高くなり、且つ、比熱変化温度Dよりも出口側温度のほうが高くなる。このため、冷却水がウォータジャケット2を流通しているときに比熱変化温度Dとなる。そうすると、内燃機関1の内部で比熱が高くなるため、内燃機関1の内部での冷却水の温度上昇を抑制することができる。これにより、内燃機関1の運転状態を安定させることができる。
ところで、冷却水の劣化の度合いが大きくなるほど、出口側温度と入口側温度との差である温度変化幅が大きくなる。同様に、ラジエータ13に流入する冷却水の温度と、ラジエータ13から流出する冷却水の温度と、の差も冷却水の劣化に応じて大きくなる。すなわち、冷却水の劣化の度合いが大きくなると、比熱の変化で吸収できる熱量が減少するため、温度変化幅が大きくなる。このため、温度変化幅に基づいて冷却水の劣化を判定することができる。
なお、サーモスタット15の開弁温度T2が適正に設定されていない場合にも温度変化幅が大きくなるため、いずれが原因となって温度変化幅が大きくなっているのか判断する必要もある。
図6は、本実施例に係る冷却水の劣化判定のフローを示したフローチャートである。本ルーチンは、実施例1で設定されるサーモスタット15の開弁温度T2にしたがって該サーモスタット15がECU30により制御されているときの所定の時間毎に実行される。
ステップS201では、温度変化幅が所定値ΔT1よりも大きいか否か判定される。所定値ΔT1は、冷却水が劣化していないとされる範囲の上限値である。ステップS201で肯定判定がなされた場合にはステップS202へ進み、否定判定がなされた場合には冷却水は劣化していないと推定されるため本ルーチンを終了させる。
ステップS202では、比熱変化温度が推定される。すなわち、実施例1で説明したように比熱変化温度が推定される。例えばバッテリ交換などでECU30に記憶されていた比熱変化温度が変わる場合もある。このような場合にも、温度変化幅が大きくなる。このため、比熱変化温度の設定が誤っているのか、または冷却水が劣化しているのかを判断する必要があるので、比熱変化温度を再度推定している。
ステップS203では、ステップS202で推定される値が、前回推定された値と変化がないか否か判定される。すなわち、ステップS203では、比熱変化温度の推定値が正しいか否か判定している。ステップS203で肯定判定がなされた場合にはステップS204へ進んで冷却水は劣化していると判定される。一方、ステップS203で否定判定がなされた場合には本ルーチンを終了させる。また、否定判定がなされた場合には、サーモスタット15の開弁温度T2が適正に設定されていない虞があるため、開弁温度T2を再度設定する。
冷却水が劣化していると判定された場合には、比熱が変化しない冷却水が用いられているときよりもサーモスタット15の開弁温度を低く設定してもよい。すなわち、比熱が変化する冷却水の場合、変化する前及び変化した後の比熱は、比熱が変化しない冷却水よりも低い。そうすると、内燃機関1の暖機を促進させることができる。このため、比熱が変化する冷却水が劣化すると、比熱が変化しない冷却水を用いた場合よりも過熱し易くなる。これに対しサーモスタット15の開弁温度を低くすることで、内燃機関1が過熱することを抑制できる。
以上説明したように本実施例によれば、冷却水の劣化を容易に推定することができる。そして、冷却水の劣化に応じてサーモスタット15の開弁温度を設定できる。
1 内燃機関
2 ウォータジャケット
3 ウォータポンプ
11 第1冷却水通路
12 第2冷却水通路
13 ラジエータ
14 バイパス通路
15 サーモスタット
30 ECU
31 出口側温度センサ
32 入口側温度センサ
33 アクセル開度センサ
34 クランクポジションセンサ

Claims (7)

  1. 内燃機関の冷却水通路に設けられ冷却水から熱を奪うラジエータと、
    前記ラジエータをバイパスするバイパス通路と、
    閉弁時には前記ラジエータへの冷却水の流通を遮断して前記バイパス通路に冷却水を流通させ、開弁時には少なくとも前記ラジエータに冷却水を流通させるサーモスタットと、
    前記サーモスタットが開弁する温度を変更する制御装置と、
    を備える内燃機関の冷却システムにおいて、
    前記サーモスタットの開弁を禁止し、このときの冷却水の温度の推移に基づいて該冷却水の性状を推定する推定装置を備え
    前記推定装置は、比熱が変化する冷却水が用いられているか、または比熱が変化しない冷却水が用いられているかを推定する内燃機関の冷却システム。
  2. 前記推定装置は、比熱が変化する冷却水が用いられているときの比熱が変化する温度を推定する請求項1に記載の内燃機関の冷却システム。
  3. 前記推定装置は、前記サーモスタットの開弁が禁止されているときに、
    冷却水の温度が一定になる場合には、比熱が変化する冷却水が用いられており且つ一定になるときの温度が該冷却水の比熱が変化する温度であると推定し、
    冷却水の温度が一定にならない場合には、比熱が変化しない冷却水が用いられていると推定する請求項1または2に記載の内燃機関の冷却システム。
  4. 前記制御装置は、比熱が変化する冷却水が用いられているときの前記サーモスタットの開弁温度を、前記推定装置により推定される比熱が変化する温度よりも高い温度に設定する請求項2または3に記載の内燃機関の冷却システム。
  5. 前記推定装置は、前記比熱が変化する温度よりも高い温度になる位置の冷却水の温度と、前記比熱が変化する温度よりも低い温度になる位置の冷却水の温度と、の差に基づいて、前記冷却水が劣化しているか否か推定する請求項2から4の何れか1項に記載の内燃機関の冷却システム。
  6. 前記推定装置は、前記比熱が変化する温度よりも高い温度になる位置の冷却水の温度と
    、前記比熱が変化する温度よりも低い温度になる位置の冷却水の温度と、の差が閾値よりも大きな場合に、前記冷却水が劣化していると推定する請求項5に記載の内燃機関の冷却システム。
  7. 前記推定装置は、定期的に冷却水の性状を推定する請求項1から6の何れか1項に記載の内燃機関の冷却システム。
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