JP5679999B2 - 列車制御装置 - Google Patents

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本発明は、地上列車制御装置から情報を伝送して列車を制御する列車制御装置に関し、特に、軌道回路に故障が発生した際に、列車の衝突を防止し、列車走行を継続可能とする列車制御装置に関するものである。
従来、列車の衝突を防ぐために列車速度を制御する技術として、特許文献1には、列車が進行可能な限界位置(以下、停止目標位置情報)を地上列車制御装置から与えられ、これを越えて列車が進行しないよう、速度防護パターンを設定し、自らの位置と速度防護パターンを照らし合わせて、これを超えないよう速度制御を行い、自らの位置に対応した速度制御を行うことで保安を実現することが示されている。
また、軌道回路故障が発生した場合の列車を制御する技術として、特許文献2には、駅間で軌道回路故障が発生した場合、駅間を1閉塞区間に切換え、その区間には1列車のみ進入できるようにすることで、この閉塞区間において列車運行速度を高めて列車を走行させることが、また、特許文献3には、軌道回路故障が発生した場合、故障が発生している軌道回路と、列車進行方向からみて、その軌道回路より先にある内方軌道回路に列車非在線であることを乗務員が目視で確認し、乗務員が指令に列車非在線であることを連絡し、指令からの操作で故障軌道回路と故障軌道回路の内方軌道回路を1閉塞区間に切換えることで、保安を実現することがそれぞれ示されている。
特開2002−284011号公報 特開2002−178922号公報 特開2008−100623号公報
しかしながら、特許文献1に示される技術では、軌道回路の故障発生により列車検知用のディジタル信号が破壊され、地上列車制御装置で前記ディジタル信号の正当性が確認できない場合、地上列車制御装置はこの軌道回路を故障と判断し、列車の進行方向からみて手前の故障軌道回路の外方に在線する列車に対する停止目標位置情報は、故障と判断した軌道回路の外方に設定され、軌道回路故障が正常になるまでは、この停止目標位置情報が故障軌道回路の内方となることが禁じられるため、やむを得ず故障軌道回路に進入する場合は、列車の運転士が、車上列車制御装置の列車制御方式を、低速度を維持した徐行走行を行う列車制御方式に手動で変更する必要がある。
また、軌道回路故障の箇所を進出し、正常な軌道回路に復帰した際に、車上列車制御装置の列車制御方式を徐行走行前の方式に戻す場合も、列車の運転士が、車上列車制御装置の列車制御方式を手動で徐行走行を行う列車制御方式から、通常の列車制御方式に戻す必要がある。
さらに、車上列車制御装置の列車制御方式を、手動で徐行走行のみで走行可能な列車制御方式にした場合、前方に列車が在線していても後方列車は徐行走行が可能である為、後方列車の運転士が前方列車の目視確認を怠り、列車停止が遅れたような場合を想定すると、前方列車と衝突する可能性を排除できない。
また、こうした特許文献2、特許文献3に示される技術に、特許文献1の技術を適用しようとすると、軌道回路故障区間では、列車制御用のディジタル信号が破壊され、列車側で正常に受信できないため、軌道回路故障区間への進入が禁止されるので、やはり、手動により列車制御方式を徐行走行を行う列車制御方式に切り換え、軌道回路故障区間も走行可能とする必要がある。
さらに、特許文献3に示される技術では、軌道回路故障が発生した場合、故障が発生している軌道回路と、その内方軌道回路に列車が非在線であることを乗務員が目視で確認し、乗務員が地上列車制御装置側の指令に列車非在線であることを連絡し、指令からの操作により、故障軌道回路と故障軌道回路の内方軌道回路を1閉塞区間に切換えるが、乗務員が確認ミス、あるいは確認結果の連絡ミスをした場合には、列車衝突を回避不能となる可能性を排除できない。
そこで、本発明の目的は、軌道回路故障発生時に、列車の運転士が車上列車制御装置の列車制御方式を手動で変更することなく、列車制御装置の指示により、自動で車上列車制御装置の列車制御方式を変更する方法と、軌道回路故障区間を走行する際は、車上列車制御装置の列車制御方式を徐行走行とし、列車制御用の信号を受信出来なくても、列車走行を可能とする方法と、軌道回路故障により徐行走行を行う区間に列車非在線の場合のみ徐行走行を許可するようにした列車制御装置を提案するものである。
上記課題を解決するために、本発明の列車制御装置においては、次のような技術的手段を講じた。すなわち、
(1)地上列車制御装置と、該地上列車制御装置から自列車の先頭軌道回路及び停止目標軌道回路を受信することで前記自列車を制御する車上列車制御装置とを備える列車制御装置において、前記地上列車制御装置は、各軌道回路から受信した列車検知信号の受信レベルに基づいて列車在線軌道回路を検知する列車在線検知手段と、前記列車検知信号の正当性の有無に基づいて故障軌道回路を検知する故障軌道回路検知手段と、前記故障軌道回路を徐行走行指示装置へ送信する手段と、前記列車在線軌道回路及び前記故障軌道回路に基づいて前記停止目標軌道回路を生成する手段と、前記徐行走行指示装置から受信した、前記故障軌道回路に対応する徐行走行開始軌道回路及び徐行走行解除軌道回路を、前記車上列車制御装置に送信する手段とを備え、前記車上列車制御装置は、前記地上列車制御装置から受信した前記徐行走行開始軌道回路、前記停止目標軌道回路及び前記自列車の先頭軌道回路の3軌道回路がすべて一致した場合に、自動的に徐行走行モードに切り換える手段と、前記地上列車制御装置から受信した前記徐行走行解除軌道回路と前記自列車の先頭軌道回路が一致した場合に、自動的に前記徐行走行モードを解除する手段とを備えた。
(2)上記の列車制御装置において、前記地上列車制御装置は、前記故障軌道回路及び該故障軌道回路の1軌道内方の軌道回路に列車が非在線であれば、該故障軌道回路の1軌道外方の軌道回路を前記停止目標軌道回路とする手段と、前記故障軌道回路及び該故障軌道回路の1軌道内方の軌道回路のいずれかに列車が在線していれば、該故障軌道回路の1軌道外方の軌道回路とした前記停止目標軌道回路を、前記車上列車制御装置が無効と判断するための情報を生成するとともに、前記故障軌道回路の1軌道外方の軌道回路よりさらに外方の軌道回路を前記停止目標軌道回路とする手段とを備えるようにした。
(3)上記の列車制御装置において、前記徐行走行指示装置は、前記地上列車制御装置から前記故障軌道回路を受信し、該故障軌道回路の外方1軌道回路を前記徐行走行開始軌道回路と判断する手段と、前記地上列車制御装置から前記故障軌道回路を受信し、前記故障軌道回路の1軌道内方の軌道回路を前記徐行走行解除軌道回路と判断する手段とを備えるようにした。
(4)上記の列車制御装置において、前記地上列車制御装置は、前記徐行走行指示装置から受信した前記徐行走行開始軌道回路と前記徐行走行解除軌道回路を、制御用LAN、徐行走行伝送装置及び伝送手段、あるいは、前記制御用LAN、送受信器及び伝送路を介して、列車に送信する手段を備えるようにした。
(5)上記の列車制御装置において、前記車上列車制御装置は、伝送手段と通信可能な手段あるいは伝送路と通信可能な手段と、前記伝送手段あるいは前記伝送路から受信した前記徐行走行開始軌道回路と前記徐行走行解除軌道回路を受信する手段と、前記地上列車制御装置が制御用LAN、送受信器及び前記伝送路を介して送信した前記停止目標軌道回路を受信する手段とを備えるようにした。
本発明によれば、地上列車制御装置が列車在線軌道回路と故障軌道回路に基づいて停止目標軌道回路を生成するとともに、この停止目標軌道回路、徐行走行指示装置が故障軌道回路に基づいて決定した徐行走行開始軌道回路及び自列車の先頭軌道回路を車上列車制御装置に送信し、車上列車制御装置ではこれらの軌道回路がすべて一致することで、自動的に徐行走行への切り換えを行い、地上列車制御装置が送信した徐行走行解除軌道回路と、停止位置情報の自列車の先頭軌道回路が一致することで、自動的に徐行走行を解除することができるので、保守負担を抜本的に低減するとともに、人為的なミスを確実に防止することができる。
また、上記構成によれば、故障軌道回路と前記故障軌道回路の内方1軌道回路で故障未検知の軌道回路に列車が在線しており、徐行走行を開始する軌道回路に列車の先頭が在線していた場合、地上列車制御装置が徐行走行を開始する軌道回路に送信する停止位置情報の停止軌道回路を、車上列車制御装置で無効と判断する情報とすることで、徐行走行を開始する軌道回路に在線している列車を徐行走行に切り換えないようにし、前方列車との追突を確実に回避することができる。
さらに、徐行走行を開始する軌道回路の外方に在線している列車には、地上列車制御装置が送信する停止目標停止軌道回路を、故障軌道回路の1軌道外方の軌道回路とさらに外方軌道回路とすることで、徐行走行開始軌道回路に進入できようにし、前方列車との追突を確実に回避することができる。
また、上記構成によれば、故障軌道回路の区間は、その内方に先行列車が非在線であることを条件に徐行走行を行い、地上列車制御装置が送信する停止目標軌道回路を使用しないで走行可能となるため、故障軌道回路の区間でディジタル信号が破壊されても、走行を継続することができる。
このように、本発明によれば、列車検知信号の受信レベル変化で列車検知を行い、列車検知を行うためのディジタル信号の正当性確認によって軌道回路故障を検知しており、軌道回路故障と前記軌道回路故障の内方1軌道回路で故障未検知の軌道回路に列車が非在線時のみ、列車制御装置が軌道回路故障区間への進入を許可する為、人為的ミスによる列車衝突を回避することができる。
さらに、本発明によれば、軌道回路故障発生時に、地上列車制御装置の指示により、自動的に車上列車制御装置の列車制御方式を変更することができ、軌道回路故障区間への列車の進入は、軌道回路故障区間に列車非在線であることを列車制御装置が確認し、徐行走行を許可するため、徐行走行中の列車衝突を回避することも可能となる。
本発明の列車制御装置を実現するための全体システムの一構成例を示す図である。 図1の地上列車制御装置の一実施例を示す図である。 軌道回路故障を判定する処理のフローチャートを示す図である。 図2の軌道回路故障記憶部204の一構成例を示す図である。 図2の徐行開始位置・徐行解除位置記憶部206の一構成例を示す図である。 列車在線軌道回路を判定する処理のフローチャートを示す図である。 図2の列車在線位置記憶部209の一構成例を示す図である。 停止目標軌道回路を生成するための処理のフローチャートを示す図である。 図1の徐行走行指示受信装置102の一構成例を示す図である。 図9の徐行走行開始軌道回路記憶部902の一構成例を示す図である。 図9の徐行走行解除軌道回路記憶部905の一構成例を示す図である。 図1の車上列車制御装置101の一構成例を示す図である。 図12の停止目標軌道回路記憶部1201の一構成例を示す図である。 速度防護パターンを通常の速度防護パターンから徐行走行パターンへ自動で切換える処理のフローチャートを示す図である。 速度防護パターンを徐行走行パターンから通常の速度防護パターンへ自動的に切り換える処理のフローチャートを示す図である。
以下、本発明の実施例を図面に従って説明する。ここでは、鉄道のレールを伝送路とする軌道回路を用いて情報伝送を行うディジタル式列車制御装置を例に説明する。
図1に本発明の列車制御装置を実現するための全体システムの構成例を示す。
全体システムは、車上列車制御装置101、徐行走行指示受信装置102、列車103、徐行走行指示装置104、地上列車制御装置105、制御用LAN106、徐行走行指示伝送装置107、伝送手段108、送受信器109、伝送路110で構成される。
地上列車制御装置105は、制御用LAN106と送受信器109と伝送路110を介して周期的に列車検知をする為のディジタル信号を送信し、伝送路110と送受信器109と制御用LAN106を介して周期的に、列車検知するために送信したディジタル信号を受信する。地上列車制御装置105は、受信したディジタル信号から列車の在線位置と軌道回路故障を検知する。
図2に、地上列車制御装置105の一実施例を示す。
地上列車制御装置105は、列車検知信号送信部201、列車検知信号受信部202、軌道回路故障判定部203、軌道回路故障記憶部204、軌道回路故障送信部205、徐行開始位置・徐行解除位置記憶部206、徐行開始指示・徐行解除指示出力部207、列車在線位置判定部208、列車在線位置記憶部209、停止目標位置情報生成部210、停止目標位置情報出力部211で構成される。
図3は、軌道回路故障判定部203で軌道回路故障を判定するフローチャート、図4は、軌道回路故障記憶部204の一構成例を示す。
軌道回路故障記憶部204は、軌道回路故障記憶テーブル401で構成されており、故障と判断した軌道回路を記憶する。
列車検知信号送信部201は、制御用LAN106と送受信器109と伝送路110を介して、周期的に列車検知をする為のディジタル信号を送信し、列車検知信号受信部202は、伝送路110と送受信器109と制御用LAN106を介して周期的に、列車検知するために送信したディジタル信号を受信する。
軌道回路故障判定部203は、列車検知信号受信部202で受信したディジタル信号のうち、例えば、例えば、軌道回路毎に割り当てられたIDコード等予め定められたアドレスに格納された情報を解析して、これが正しく受信されたか否かをチェックすることにより、ディジタル信号の正当性を確認し(ステップS301)、正当性が確認できなかった場合に、軌道回路故障と判断し、故障が発生している軌道回路を軌道回路故障記憶部204の軌道回路故障記憶テーブル401に記憶する(ステップS303)。
軌道回路故障送信部205は、軌道回路故障記憶部204の軌道回路故障記憶テーブル401に記憶している、故障が発生している軌道回路の情報を、徐行走行指示装置104へ送信する。故障が発生している軌道回路の情報を受信した徐行走行指示装置104は、徐行を開始する軌道回路を徐行開始位置情報とし、徐行を解除する軌道回路を徐行解除位置情報として、双方の情報を地上列車制御装置105へ送信する。
徐行を開始する軌道回路と徐行を解除する軌道回路は、徐行走行指示装置104が、受信した故障軌道回路情報に基づいて、徐行走行指示装置104が自動で徐行を開始する軌道回路と徐行を解除する軌道回路を算出するが、地上列車制御装置側で指令を行う者が、その都度確認して、これらの軌道回路を決定するようにしてもよい。
図5に、徐行開始位置・徐行解除位置記憶部206の一構成例を示す。
この例では、図1の上側に示すように、列車が軌道回路ATに在線し、2T、3Tが故障軌道回路である場合、徐行を開始する軌道回路(1T)、徐行を解除する軌道回路(4T)が決定される。
徐行走行指示装置104から、徐行開始位置情報(1T)と徐行解除位置情報(4T)を受信した、地上列車制御装置105は、徐行を開始する軌道回路、徐行を解除する軌道回路として、徐行開始位置・徐行解除位置記憶部206の徐行開始位置・徐行解除位置記憶テーブル501に記憶する。
徐行開始指示・徐行解除指示出力部207は、徐行開始位置・徐行解除位置記憶部206の徐行開始位置・徐行解除位置記憶テーブル501に記憶している、徐行を開始する軌道回路(1T)を、徐行走行開始指示情報として生成し、制御用LAN106、徐行走行指示伝送装置107、伝送手段108を介して、徐行走行開始指示情報112として列車103の徐行走行指示受信装置102に送信する。
また、徐行開始指示・徐行解除指示出力部207は、徐行開始位置・徐行解除位置記憶部206の徐行開始位置・徐行解除位置記憶テーブル501に記憶している、徐行を解除する軌道回路(4T)を、徐行走行解除指示情報として生成し、制御用LAN106、徐行走行指示伝送装置107、伝送手段108を介して、徐行走行解除指示情報114として列車103の徐行走行指示受信装置102に送信する。
ただし、徐行走行開始指示情報と徐行走行解除指示情報は、制御用LAN106、送受信器109、伝送路110を介して、列車103の徐行走行指示受信装置102に送信することも可能である。
図6は、列車在線位置判定部208で列車在線を判定するフローチャート、図7は、列車在線位置記憶部209の一構成例を示す。
列車在線位置記憶部209は、列車在線位置記憶テーブル701で構成されており、列車在線と判断した軌道回路を記憶する。
列車在線位置判定部208は、一般に対象とする軌道回路に列車が在線している場合、列車の車輪、車軸によりレール間が導通され、送受信器への電流が迂回されることを利用して、列車検知信号受信部202で受信したディジタル信号の受信レベルが、列車在線判定レベル以下(ステップS601)の場合に、当該軌道回路に列車が在線していると判断するもので、軌道回路故障判定部203により、列車検知信号受信部202で受信したディジタル信号の正当性が確認できないような故障が発生した場合でも、ディジタル信号の受信レベルにより、列車が在線しているか、非在線であるかは確実に検出することができる。このように、在線と判断された軌道回路は、列車在線軌道回路を列車在線位置記憶部209の列車在線位置記憶テーブル701に記憶する(ステップS602)。図7の例では、列車が現在在線している軌道(AT)から先の8個の軌道回路に列車が在線していない状態を示している。
図8は、停止目標位置情報生成部210で、軌道回路毎の停止目標位置情報を作成するフローチャートである。
停止目標位置情報生成部210は、軌道回路故障記憶部204の軌道回路故障記憶テーブル401から、故障軌道回路情報を取得するとともに、列車在線位置記憶部209の列車在線位置記憶テーブル701から列車が在線している軌道回路情報を取得し、故障軌道回路に列車非在線(ステップS801)で、かつ、故障軌道回路の内方1軌道にある故障未検出の軌道回路に列車非在線の場合(ステップS802)は、故障軌道回路の外方1軌道回路にある故障未検知の軌道回路における停止目標位置を、故障軌道回路の外方1軌道回路とする情報と(ステップS803)、故障軌道回路の外方2軌道にある故障未検出の軌道回路における停止目標位置を、故障軌道回路の外方1軌道回路とする情報(ステップS804)を生成し、停止目標位置情報を送信する列車の先頭が在線する軌道回路情報を付加し、停止目標位置情報出力部211から制御用LAN106、送受信器109、伝送路110を介して列車103の車上列車制御装置101に送信する。
図1の上側を例に説明すると、列車が現在在線している軌道をAT(0T)としたとき、軌道回路1Tが故障未検出、軌道回路2T、3Tが故障軌道回路であり、軌道回路2T、3T、4Tに先行列車が非在線のため、軌道回路1Tにおける停止目標位置を1Tとし、ATより外方の軌道回路(−1T、−2T・・・)における停止目標位置も1Tとする。
一方、停止目標位置情報生成部210が、軌道回路故障記憶部204の軌道回路故障記憶テーブル401から、故障軌道回路情報を取得するとともに、列車在線位置記憶部209の列車在線位置記憶テーブル701から列車が在線している軌道回路情報を取得し、故障軌道回路に列車が在線している(ステップS801)場合、あるいは、故障軌道回路の内方1軌道回路にある故障未検知の軌道回路で列車在線の場合(ステップS802)は、故障軌道回路の外方1軌道回路にある故障未検出の軌道回路における停止目標位置を、車上列車制御装置で無効と判断する情報と(ステップS805)、故障軌道回路の外方2軌道にある故障未検出の軌道回路における停止目標位置を、故障軌道回路の外方2軌道回路とする情報(ステップS806)を生成する。
そして、停止目標位置情報を送信する列車の先頭が在線する軌道回路情報を付加し、停止目標位置情報出力部211から制御用LAN106、送受信器109、伝送路110を介して列車103の車上列車制御装置101に送信する。
図1の上側において、故障軌道回路2T、3Tより1軌道内方の軌道回路4Tに先行列車が在線している場合を例に説明すると、軌道回路4Tに先行列車が在線しているため、軌道回路1Tとする停止目標位置を無効情報とし、さらに1軌道外方の軌道回路(0T)を停止目標位置とする。
図9に、徐行走行指示受信装置102の一構成例を示す。徐行走行指示受信装置102は、徐行走行開始指示受信部901、徐行走行開始軌道回路記憶部902、徐行走行開始軌道回路情報出力部903、徐行走行解除指示受信部904、徐行走行解除軌道回路記憶部905、徐行走行解除軌道回路情報出力部906で構成される。
図10に、徐行走行開始軌道回路記憶部902の一構成例を示す。徐行走行開始軌道回路記憶部902は、徐行走行開始軌道回路記憶テーブル1001で構成されており、この例では、故障軌道回路が2T、3Tのみであるため、徐行走行を開始する軌道回路として1Tを記憶する。
図11に、徐行走行解除軌道回路記憶部905の一構成例を示す。徐行走行解除軌道回路記憶部905は、徐行走行解除軌道回路記憶テーブル1101で構成されており、この例では、故障軌道回路2T、3Tの1軌道内方である4Tを徐行走行解除を行う軌道回路として記憶する。
徐行走行指示受信装置102は、地上列車制御装置105から、制御用LAN106、徐行走行指示伝送装置107、伝送手段108を介して、徐行走行開始指示情報112を、徐行走行開始指示受信部901で受信し、徐行走行開始軌道回路記憶部902の徐行走行開始軌道回路記憶テーブル1001に、徐行走行を開始する軌道回路を記憶する。徐行走行開始軌道回路情報出力部903は、徐行走行開始軌道回路記憶部902の徐行走行開始軌道回路記憶テーブル1001に記憶している、徐行走行を開始する軌道回路情報を、車上列車制御装置101へ送信する。
また、徐行走行指示受信装置102は、地上列車制御装置105から、制御用LAN106、徐行走行指示伝送装置107、伝送手段108を介して、徐行走行解除指示情報114を、徐行走行解除指示受信部904で受信し、徐行走行解除軌道回路記憶部905の徐行走行解除軌道回路記憶テーブル1101に、徐行走行を解除する軌道回路を記憶する。徐行走行解除軌道回路情報出力部906は、徐行走行解除軌道回路記憶部905の徐行走行解除軌道回路記憶テーブル1101に記憶している、徐行走行を解除する軌道回路情報を、車上列車制御装置101へ送信する。
図12に、車上列車制御装置101の一構成例を示す。車上列車制御装置101は、停止目標軌道回路記憶部1201、速度防護パターン生成部1202で構成され、図13に、停止目標軌道回路記憶部1201の一構成例を示す。
停止目標軌道回路記憶部1201は、停止目標軌道回路記憶テーブル1301で構成されており、停止目標位置情報内の停止目標軌道回路と、停止目標位置情報内の列車先頭軌道回路を記憶するもので、この例では、停止目標軌道回路として1Tを設定し、列車在線位置判定部208により、列車先頭の軌道回路が1Tで、両者が一致している状態を示している。
図14は、速度防護パターン生成部1202で、通常の速度防護パターンから徐行走行パターンへ切換えるフローチャートを示している。
車上列車制御装置101の速度防護パターン生成部1202は、伝送路110から受信し、停止目標軌道回路記憶部1201の停止目標軌道回路記憶テーブル1301に記憶している、停止目標軌道回路と列車先頭軌道回路が一致し(ステップS1401)、かつ徐行走行開始軌道回路情報出力部903から受信した、徐行走行を開始する軌道回路と、伝送路110から受信し、停止目標軌道回路記憶部1201の停止目標軌道回路記憶テーブル1301に記憶している、停止目標軌道回路が一致した場合(ステップS1402)、速度防護パターンを通常の速度防護パターンから徐行走行パターンに自動で切換える(ステップS1403)。
また、車上列車制御装置101の速度防護パターン生成部1202は、伝送路110から受信し、停止目標軌道回路記憶部1201の停止目標軌道回路記憶テーブル1301に記憶している、停止目標軌道回路と列車先頭軌道回路が不一致(ステップS1401)、あるいは、徐行走行開始軌道回路情報出力部903から受信した、徐行走行を開始する軌道回路と、伝送路110から受信し、停止目標軌道回路記憶部1201の停止目標軌道回路記憶テーブル1301に記憶している、停止目標軌道回路が不一致の場合(ステップS1402)、速度防護パターンは通常の速度防護パターンのままとする(ステップS1404)。
図15は、速度防護パターン生成部1202で、徐行走行パターンから通常の速度防護パターンへ切換えるフローチャートである。
車上列車制御装置101の速度防護パターン生成部1202は、徐行走行解除軌道回路情報出力部906から受信した、徐行走行を解除する軌道回路と、伝送路110から受信し、停止目標軌道回路記憶部1201の停止目標軌道回路記憶テーブル1301に記憶している、列車先頭軌道回路が一致した場合(ステップS1501)、速度防護パターンを徐行走行パターンから通常の速度防護パターンに自動で切換える(ステップS1502)。
また、車上列車制御装置101の速度防護パターン生成部1202は、徐行走行解除軌道回路情報出力部906から受信した、徐行走行を解除する軌道回路と、伝送路110から受信し、停止目標軌道回路記憶部1201の停止目標軌道回路記憶テーブル1301に記憶している、列車先頭軌道回路が不一致した場合(ステップS1501)、速度防護パターンは徐行走行パターンのままとする(ステップS1503)。
本発明によれば、車上列車制御装置101は、故障軌道回路の外方軌道回路で徐行走行モードに自動で切換わり、故障軌道回路の内方軌道回路で通常の速度防護パターンに自動で切換えて走行する列車制御が可能となる。
また、故障軌道回路に列車が在線している間、地上列車制御装置105は、故障軌道回路より外方に在線する列車へ送信する停止目標位置情報を、徐行走行に切換える軌道回路とはせず、徐行走行に切換える軌道回路の外方1軌道回路とし、軌道回路故障区間へ列車を進入できないようにすることで、列車が追突しないように安全を確保することが可能となる。
これを、図1を例に説明すると、軌道回路3Tに先行列車が在線していた場合、故障軌道回路2T、3Tより外方の軌道回路を停止目標位置とする。
さらに、故障軌道回路に先行列車が在線している間、地上列車制御装置105は、故障軌道回路2T、3Tより外方に在線する列車へ送信する停止目標位置情報を、徐行走行開始軌道回路記憶部902の徐行走行開始軌道回路記憶テーブル1001に記憶している徐行走行を開始する軌道回路とはせず、これより徐行走行に切換える軌道回路の外方1軌道回路としているが、誤って後方列車が徐行走行に切換える軌道回路に進入した場合でも、地上列車制御装置105は、徐行走行に切換える軌道回路に送信する停止目標位置情報の停止目標軌道回路を、車上列車制御装置101で無効と認識する情報を送信することで、列車が徐行走行モードに自動で切換わることを抑止し、故障軌道回路へ列車を進入できないようにし、列車が追突しないように安全を確保することが可能となる。
すなわち、図1の例では、軌道回路3Tに先行列車が在線していた場合、軌道回路1Tの停止目標位置は、車上列車制御装置で無効と認識する情報とする。
上記実施形態では、列車制御装置として、鉄道のレールを伝送路とする軌道回路を用いて情報伝送を行うディジタル式列車制御装置が採用されている場合について説明したが、本発明は軌道を伝送路とし、ディジタル信号を用いて列車を制御する装置(多段ブレーキ制御のATC、ATS、ATO、ループコイルを用いた列車制御装置等)に適用すれば同様の効果が得られる。
以上説明したように、本発明によれば、地上列車制御装置が列車在線軌道回路と故障軌道回路に基づいて停止目標軌道回路を生成するとともに、この停止目標軌道回路、徐行走行指示装置が故障軌道回路に基づいて決定した徐行走行開始軌道回路及び自列車の先頭軌道回路を車上列車制御装置に送信し、車上列車制御装置ではこれらの軌道回路がすべて一致することで、自動的に徐行走行への切り換えを行い、地上列車制御装置が送信した徐行走行解除軌道回路と、停止位置情報の自列車の先頭軌道回路が一致することで、特別な機器を付加することなく自動的に徐行走行を解除することが可能となるので、保守負担を抜本的に低減するとともに、人為的なミスを確実に防止する列車制御装置として広く採用されることが期待できる。
101 車上列車制御装置
102 徐行走行指示受信装置
103 列車
104 徐行走行指示装置
105 地上列車制御装置
106 制御用LAN
107 徐行走行指示伝送装置
108 伝送手段
109 送受信器
110 伝送路
111 徐行開始前の速度防護パターン
112 徐行走行開始指示情報
113 徐行走行パターン
114 徐行走行解除指示情報
115 徐行解除後の速度防護パターン
201 列車検知信号送信部
202 列車検知信号受信部
203 軌道回路故障判定部
204 軌道回路故障記憶部
205 軌道回路故障送信部
206 徐行開始位置・徐行解除位置記憶部
207 徐行開始指示・徐行解除指示出力部
208 列車在線位置判定部
209 列車在線位置記憶部
210 停止目標位置情報生成部
211 停止目標位置情報出力部
401 軌道回路故障記憶テーブル
501 徐行開始位置・徐行解除位置記憶テーブル
701 列車在線位置記憶テーブル
901 徐行走行開始指示受信部
902 徐行走行開始軌道回路記憶部
903 徐行走行開始軌道回路情報出力部
904 徐行走行解除指示受信部
905 徐行走行解除軌道回路記憶部
906 徐行走行解除軌道回路情報出力部
1001 徐行走行開始軌道回路記憶テーブル
1101 徐行走行解除軌道回路記憶テーブル
1201 停止目標軌道回路記憶部
1202 速度防護パターン生成部
1301 停止目標軌道回路記憶テーブル

Claims (5)

  1. 地上列車制御装置と、
    該地上列車制御装置から自列車の先頭軌道回路及び停止目標軌道回路を受信することで前記自列車を制御する車上列車制御装置とを備える列車制御装置において、
    前記地上列車制御装置は、各軌道回路から受信した列車検知信号の受信レベルに基づいて列車在線軌道回路を検知する列車在線検知手段と、
    前記列車検知信号の正当性の有無に基づいて故障軌道回路を検知する故障軌道回路検知手段と、
    前記故障軌道回路を徐行走行指示装置へ送信する手段と、
    前記列車在線軌道回路及び前記故障軌道回路に基づいて前記停止目標軌道回路を生成する手段と、
    前記徐行走行指示装置から受信した、前記故障軌道回路に対応する徐行走行開始軌道回路及び徐行走行解除軌道回路を、前記車上列車制御装置に送信する手段とを備え、
    前記車上列車制御装置は、
    前記地上列車制御装置から受信した前記徐行走行開始軌道回路、前記停止目標軌道回路及び前記自列車の先頭軌道回路の3軌道回路がすべて一致した場合に、自動的に徐行走行モードに切り換える手段と、
    前記地上列車制御装置から受信した前記徐行走行解除軌道回路と前記自列車の先頭軌道回路が一致した場合に、自動的に前記徐行走行モードを解除する手段とを備えること
    を特徴とする列車制御装置。
  2. 請求項1に記載の列車制御装置において、
    前記地上列車制御装置は、
    前記故障軌道回路及び該故障軌道回路の1軌道内方の軌道回路に列車が非在線であれば、該故障軌道回路の1軌道外方の軌道回路を前記停止目標軌道回路とする手段と、
    前記故障軌道回路及び該故障軌道回路の1軌道内方の軌道回路のいずれかに列車が在線していれば、該故障軌道回路の1軌道外方の軌道回路とした前記停止目標軌道回路を、前記車上列車制御装置が無効と判断するための情報を生成するとともに、前記故障軌道回路の1軌道外方の軌道回路よりさらに外方の軌道回路を前記停止目標軌道回路とする手段とを備えることを特徴とする列車制御装置。
  3. 請求項1に記載の列車制御装置において、
    前記徐行走行指示装置は、前記地上列車制御装置から前記故障軌道回路を受信し、該故障軌道回路の外方1軌道回路を前記徐行走行開始軌道回路と判断する手段と、
    前記地上列車制御装置から前記故障軌道回路を受信し、前記故障軌道回路の1軌道内方の軌道回路を前記徐行走行解除軌道回路と判断する手段とを備えることを特徴とする列車制御装置。
  4. 請求項1ないし請求項3に記載の列車制御装置において、
    前記地上列車制御装置は、前記徐行走行指示装置から受信した前記徐行走行開始軌道回路と前記徐行走行解除軌道回路を、制御用LAN、徐行走行伝送装置及び伝送手段、あるいは、前記制御用LAN、送受信器及び伝送路を介して、列車に送信する手段を備えることを特徴とする列車制御装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の列車制御装置において、
    前記車上列車制御装置は、伝送手段と通信可能な手段あるいは伝送路と通信可能な手段と、前記伝送手段あるいは前記伝送路から受信した前記徐行走行開始軌道回路と前記徐行走行解除軌道回路を受信する手段と、前記地上列車制御装置が制御用LAN、送受信器及び前記伝送路を介して送信した前記停止目標軌道回路を受信する手段とを備えることを特徴とする列車制御装置。
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