JP5678770B2 - 救急医療情報の提供方法、装置、及びプログラム - Google Patents

救急医療情報の提供方法、装置、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、患者に対して救急医療を行うための救急医療情報の提供方法、装置、及びプログラムに関する。
従来の救急医療においては、患者または介護者が、電話により医療機関・災害救急情報センタへ電話により連絡を行う。また、救急隊員は、救急車内で確認した病状や患者に対する問診を基にして、幾つかの医療機関(病院)に無線等で連絡する。そして、患者は、収容確認のとれた医療機関まで運ばれ、その医療機関で治療を受ける。従来の救急医療では、救急患者発生時、病院が患者の救急治療や収容を断った為、救急隊員が別の病院を探しているうちに、患者の生命が救えない場合も発生していた。
このように、連絡をした者が、適切な搬送先をその場で判断することが難しい場合がある。受け入れ先が見つかるまで何度も連絡しなおさなければならないという問題点がある。また、医師間で共有される情報は、過去に記載されたカルテデータのみとなる。このため、複数の医師がリアルタイムに患者の状態を把握することも非常に困難である。そのため、患者の症状によっては搬送後に別の医療機関で治療を受けるのが良いと判断される場合もある。このような状況は、救急にもかかわらず対応が遅れてしまう原因となる。
このため、患者からの緊急連絡の際、患者から担当医師に連絡がとれない場合、通話が自動的に連携した他の医師に転送され、転送された医師にその患者の情報が送信される医療情報システムが知られている(特許文献1)。
しかしながら、上述の技術は、予め登録した医師の中から、主治医を優先的に選択できるに過ぎない。
また、通信ネットワークを通して救急医療用センターと医療機関と救急車の車載器などが互いに接続された構成の救急医療システムが知られている(特許文献2)。救急車が緊急医療を必要とされる患者を搬送する事態が発生した場合、救急隊員から患者搬送先医療機関を問い合わせる救急医療申請情報が通信ネットワークを介して救急医療サーバに送信される。救急隊員が、車載機の画面に表示されている救急医療申請表に救急医療申請情報を入力する。救急医療サーバは、救急搬送先の病院の受入状況を把握している。救急車から救急医療申請があった時点において、医療機関に問い合わせすることなく、搬送先医療機関を検索して救急車に通知する。
しかしながら、上述の技術は、搬送のしやすい病院を検索し表示するに止まるものである。
また、携帯電話に電子カルテをダウンロードする技術が知られている(特許文献3)。この技術は、カルテを携帯電話にダウンロードし使用する。
特開2000−342544号公報 特開2009−187167号公報 特開2008−015820号公報
以上のように、いずれの従来技術においても、救急患者を適切な医療施設に搬送することや、迅速な手当を施すことに支障が生じる可能性があるという問題があった。
本方法、装置、及びプログラムは、上記実情に鑑みなされたもので、患者、医師、医療機関の情報を総合的に管理することによって、患者に対して救急医療を迅速かつ的確に行うための救急医療情報を提供することを目的とする。
本方法の一観点によれば、コンピュータによって実行される方法であって、複数の医療機関から、患者IDと患者を診察した医師の医師IDと診療科とを含む診療情報を取得し記憶部に記憶し、端末装置から患者IDおよび診療科の指定を含む要求を受信し、受診した前記患者IDおよび前記診療科に基づいて、対応する医師IDを前記記憶部から取得し、取得した医師IDを含む医師情報を前記端末装置へ出力することを特徴とする方法が提供される。
開示の方法、装置及びプログラムによって、救急患者のための適切な担当医や医療機関等の情報を提供することができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態としてのシステム構成を示す図である。 本実施形態の処理フローを示した図である。 本実施形態の端末に表示される画面を示した図である。 本実施形態の医療機関の治療設備情報の例を示す図である。 本実施形態における医療機関別設備情報の図である。 本実施形態における症状に対応する設備情報の図である。 本実施形態のカルテ情報の一部を示す図である。 本実施形態の医師情報の一部を示す図である。 本実施形態のログイン状態を示す図である。 本実施形態の症状と診療科等の関係を示す図である。 本実施形態のサーバ装置の機能構成を示す図である。 本実施形態のサーバ装置のハードウエア構成を示す図である。 本実施形態の端末の機能構成を示す図である。 本実施形態の端末のハードウエア構成を示す図である。
以下、図を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態としての救急医療情報の提供システムの構成を示している。医療機関110及び医療機関120には、それぞれ、救急医療の連絡用に供される端末112及び122が備えられている。図1では、各医療機関に1台の端末しか示されていないが、診療科毎、医師毎、部屋毎等、複数の端末を設置してもよい。この端末の台数は、医療機関の規模、医師を含むスタッフの数に応じて適切な台数を用意すればよい。また、端末112の近くに医師111、端末122の近くに医師121が在籍している。
そして、これらの端末112及び122は、ネットワーク130を介してサーバ装置101と接続されている。サーバ装置101には、電子カルテシステム102および診療情報を含む情報が格納された記憶部103が接続されている。なお、サーバ装置101の位置は、いずれの場所であってもよく、医療機関内に存在してもよい。また、サーバ装置101、電子カルテシステム102、記憶部103は、複数の機器や記憶装置に分散されていてもよい。サーバ装置101と電子カルテシステム102とが一つのコンピュータで実現されていてもよい。また、記憶部103に格納されたデータは、一つの記憶装置に蓄積されていてもよく、あるいは、任意に複数の記憶装置に分割されて蓄積されていてもよい。
そして、ネットワーク130に救急搬送車の端末142が接続されている。ネットワーク130との接続には、無線回線131が用いられている。救急搬送車には、端末142を操作できる救急隊員144及び患者143が乗っている。
図1に示す、医師111、医師121、及び救急隊員144は、それぞれの端末112、122及び142を用いて、相互に連絡をとることができる。連絡手段としては、音声通話、映像通信、キーボードを利用した文字の通信、スキャナ等を利用した画像通信、心電図や血圧等のデータの通信等が含まれてもよい。また、タブレットやボタンなどの入力機器が用いられてもよい。加えて、個人を特定するために、磁気カードリーダ、指紋認証などの生体認証、暗証番号の入力等が用いられてもよい。
また、医療機関110及び120において、救急患者を受け入れるために必要な空床数(空きベットの数)、手術室の利用状況、心電図の情報(不図示)などもネットワークを経由して、サーバ装置101が収集してもよい。この収集されたデータは、記憶部103に保管され、利用されてもよい。これらのデータは、各医療機関の治療設備の状況を示す情報として利用され得る。
図2は、一実施例の処理フロー200を示している。図2は、概略のフローであるため、詳細な内容については、後述する。
まず、患者が救急搬送車に運ばれると、患者の特定ステップ211が行われる。例えば、患者が医療機関の診察券を所持していれば、その記載内容から患者が特定できる。さらに、診察券によれば、患者がどの病院で治療を受けた経験があるかも知ることができる。診察券には、磁気媒体を有するもの(磁気カード)や、ICが埋め込まれているものがある。この場合には、カードに記録されている内容を適切なリーダによって読み込んでもよい。患者の特定は、その他種々のものがある。入手できるあらゆる情報を用いて、正確な患者の特定をすることが重要であることは言うまでもない。
ステップ215において、患者の情報から患者の診療情報を取得する。例えば、診察券から取得した患者ID(診察券No等)を、図1のネットワーク130を介してサーバ装置101に転送し、記憶部103に格納されたデータを検索する。このデータの検索により、例えば患者の受診した医療機関、治療を受けている主治医、診療を担当したことがある医師、診療科、病歴等を入手することができる。特に主治医は、患者の症状をよく把握している。このため、救急搬送においても、主治医のいる医療機関へ患者を搬送することが好ましい場合が多い。このステップ215において、候補となる医師のIDも入手できる。なお、この医師のIDをサーバ装置101に転送し、記憶部103を検索して、医師の所属する医療機関の情報(例えば、手術は可能か、入院のための空きベッドはあるか)等を併せて入手してもよい。この候補医師の情報は、サーバ装置101に保持してもよい。
次に、他方のフローについて、説明する。まず、ステップ221で、救急隊員等の専門家が、患者の症状や診療科を救急搬送車140に設置された端末に入力する。患者に意識がない場合には、救急隊員144の所見、心電図等の医療機器の結果を基に、救急隊員が判断する。なお、端末142または他の連絡手段を利用して、リモートの医師などに、症状の判断を仰いでもよい。この入力された情報は、診療科を特定するための情報の一例である。
次に、ステップ225において、入力された情報がサーバ装置101に送られる。サーバ装置101は、記憶部103を検索して、症状又は診療科に対応する医師を検索する。この検索と同時に、医師の勤務する医療機関の情報(例えば、手術は可能か、入院のための空きベッドはあるか)等を入手してもよい。なお、検索する場合には、医師の所在する地域、付随的な資格等を加味して検索してもよい。ステップ225において検索された医師の情報は、サーバ装置101に保持しておいてもよい。
ステップ230において、患者を診察する候補の医師のIDを含む医師の情報が取得される。医師IDがA(231)である医師乃至、医師IDがZ(233)である医師の情報が取得されている。このリストは、例えばサーバ装置101が管理してもよい。そして、この段階で、候補医師のリストを救急搬送車の端末142に送信してもよい。また、医療機関110又は、120のそれぞれの端末112又は122に転送してもよい。
次に、ステップ240において、候補医師の各々に対してスコア値が付与される。スコア値とは、患者の治療にふさわしい医師の優先度を表す一つの指標を意味する。
ステップ240のスコア値の計算の一実施例を以下に示す。たとえば、以下に示す5つの条件を設定する。そして、各々の候補医師(例えば医師ID=A)のスコア値Sの初期値を0としておく(S=0)。そして、複数の条件をチェックする。例えば、もし条件を満足していれば、値5をSに加える(S=S+5)。もし条件を満足していなければ、値0を加える(S=S+0)。そして、各条件について、全ての候補医師に対してチェックをおこなう。最大のスコア値を持つ医師IDに対応する医師が、患者に対して、最適な医師であると判断してもよい。以下に医師Aのスコア値Sの算出の一例を示す。
(0)初期値の設定 S=0
(1)患者の症状から、手術が必要であるが、医師の所属医療機関の手術可能性について
医療機関が手術の設備を持っている S=S+5
医療機関が手術の設備を持っていない S=S+0
(2)医療機関の手術室に空きはあるか
手術室に空きあり S=S+5
手術室に空きなし S=S+0
(3)入院用の空きベッドはあるか
空きベッドあり S=S+5
空きベッドなし S=S+0
(4)医師が電子カルテシステムにログインしている(医療機関に勤務中か)
ログイン中 S=S+5
ログアウト中 S=S+0
(5)患者の主治医か
主治医である S=S+5
主治医でない S=S+0
ステップ230及び240の場合、以上の処理(0)乃至(5)(図2における241乃至245)を、SからSまで行う。
そして、ステップ250において、医師情報やこのスコア値の情報は、サーバ装置101から救急搬送車の端末142に送信されてもよい。また、同様の情報は医療機関110の端末112又は、医療機関120の端末122に送信(配信)されてもよい。
次に、ステップ251で、各端末において、医師の優先度(スコア値)にしたがって、医師の情報を画面に表示させてもよい。医師の数が多い場合には、スクロールするようにしてもよい。あるいは、スコア値の上位の一定の数の医師を端末の画面に表示してもよい。
次に、ステップ252において、救急隊員と所望の医師との間で、連絡を行ってもよい。また、医師間で連絡をしてもよい。連絡の方法としては、テレビ電話、音声電話等が用いられてもよい。このように、患者の症状に対して対応できる医師と、救急隊員とが相互に連絡を行うことが容易にできる。
そして、ステップ253において、所望の医師の在籍する医療機関に患者が搬送される。
図3は、本実施形態の端末に表示される画面を示す。図3(a)は、救急搬送車の端末142の画面の例であり、患者及び救急隊員が見る画面310を示している。また、図3(b)は、例えば医療機関120の端末122の画面の例であり、医師Aが見る画面350を示している。
まず、図3(a)について説明する。画面の左に、患者情報320が表示されている。救急隊員が確認し入力した患者の識別情報等を基に、サーバ装置101が記憶部103を用いて患者に関する情報を検索し、端末142に転送された情報が320の欄に表示される。また、救急隊員は、患者の状況を基にして、診療科の欄343又は症状の欄345に、情報を入力する。サーバ装置101は、これらの情報を基に、331乃至336の欄に表示されうる情報を含む情報を端末142に転送する。その主な情報としては、医師/病院名331、診療科332、患者の受診回数333、現時点における医師のログイン情報334、医師の電話番号(連絡アドレス)335、医師のランク値に基づく優先度情報336が含まれる。なお、検索ボタン344及び346は、サーバ装置101に検索を開始させるためのトリガーのボタンである。
また、図3(a)には、高い優先度を持つ医師A341及び医師C342の動画像が表示されている。これらは、テレビ電話の画像であり、患者又は救急隊員は、図示しないスピーカとマイクによって、医師A及び医師Cとリアルタイムのコミュニケーションが行える。また、医師Aと医師Cとがコミュニケーションを取ることも可能である。これについては図3(b)で述べる。
このように、患者及び救急隊員は、患者を識別する情報(例えば患者ID)、診療科又は症状を端末142に入力する。医師を選択すれば、その医師とコミュニケーションをとることができる。この環境において、医師A、医師C及び救急隊員が、救急搬送車内においても適切な応急処置が行えると共に、搬送すべき病院を迅速に決めることができる。
図3(b)は、医師Aが見ている端末の画面350の例を示している。図3(a)と同じ項目については、説明を省略する。医療機関351の欄は、医療機関の詳細を表示するためのリンクボタン「詳細」が表示されている。医療機関の詳細を確認したい場合には、対応する欄の「詳細」をタップ(または選択)することにより、画面を切り替えることができる。その詳細については、図4を用いて詳述する。
動画像352は、救急搬送車内の動画像であり、現在は救急隊員が表示されている。なお、患者を映し出すことも可能である。患者を表示することにより、医師Aは、患者の病状をより詳細に把握することができる。また、医師は、患者や救急隊員とのコミュニケーションを図ることができる。また、画像353は、医師Dの動画も表示されている。図3(a)の端末は、医師Aの見ている端末であるため、医師Aの画像の表示は省略されている。なお、医師Aの画像を表示させてもよい。医師Aは、この画面350を用いて、救急隊員や患者ばかりでなく、他の関連する医師C及び医師Dとコミュニケーションをとってもよい。これによって、他の医師からの適切なアドバイスを得ることも可能である。また、患者の搬送先についての調整を行うことも可能である。
図4は、本実施形態の医療機関の治療設備情報の画面表示の例を示す図である。この情報によって、医療機関の設備が患者の治療に役立つか否かを確かめることができる。また、手術が可能であるか否か、入院の可否を判断するための空床数(空きベットの数)等を確認することもできる。これらの医療機関の設備情報は、上述したように、サーバ装置101の管理する記憶部103等に蓄積されている。そしてこの情報は、各医療機関とネットワークで結ばれたサーバ装置101または他のシステム(不図示)によりリアルタイムで更新されてもよい。したがって、図4に表示された情報は、患者の搬送先を適切に決定するための基礎情報として利用することができる。
以上、各端末に表示される情報の一実施形態を説明したが、本発明は、上述の説明に限定されるものではない。
次に、図5及び図6を用いて、医療機関が患者の治療に必要な治療設備を有するか否かを判断するための手法と情報管理に関する事例を説明する。
図5は、医療機関設備テーブル1の内容の例として、本実施形態における医療機関別設備情報を示している。サーバ装置101、又はこのサーバ装置101に接続された他のシステム(不図示)は、この情報を保持し、常にアップデートしてもよい。サーバ装置101は、各医療機関の設備の変更情報をリアルタイムに入手することにより、この情報をアップデートすることができる。なお、医療機関には、医療機関IDを付与して管理してもよい。
図6は、医療機関設備テーブル2の内容の例として、本実施形態における症状に対応する設備情報を示している。このテーブルは、新しい医療機器が利用可能になった場合には、アップデートされてもよい。設備名に対応して、症状として、大分類、中分類、小分類、及び病名のエントリが並んでいる。そして、病名には、国際医療疾病分類(第10版)に基づくIDC10コードが付与されている。IDC10コードは、国際的な規格の一つであるため、この情報を付与しておくことにより、他の医療システムとの連携を図るときに有利である。また、医師等の専門家がこのコードにより病名を指定することも可能である。
図5及び図6のテーブルには、共通のエントリとして「設備」のエントリが存在する。したがって、この2つのテーブル(医療機関設備テーブル1及び医療機関設備テーブル2)を用いることにより、症状に対応できる医療機関を迅速に検索することができる。また、このように2つのテーブルに分けることにより、管理が容易となり、かつテーブルの情報量を小さくすることができる。
図7は、本実施形態のカルテ情報の一部を示している。この例の場合には、複数の病院のカルテを扱うデータ構造となっている。エントリとしては、病院名、日付、患者ID、患者名、診療科、記載者(医師名)などが含まれる。このカルテ情報を用いることにより、患者ID(又は患者名)が分かれば、診察した医師、医療機関、診療科を知ることができる。
図8は、本実施形態の医師情報の一部を示している。この情報を用いることにより、例えば診療科を検索キーとして、医師名、医療機関名、及び医師の資格を知ることができる。この情報により、患者を治療できる医師を検索することができる。
図9は、本実施形態のログイン状態を示している。通常、医師が処方箋を出す場合には、電子カルテシステム901に対してログインを行う。ログインを行うことによって、自分が処方箋を発行できる資格のある医師であることを電子カルテシステム901に確認させることができる。一実施形態では、この電子カルテシステム901に対するログイン情報を利用して、医師が医療機関に存在することを確認している。ログインテーブル910には、医師ID911、ログイン時刻912、ログアウト時刻913が含まれる。したがって、図9に示される例の場合には、R医師及びE医師はログインを行っており、ログアウトしていないため、医療機関内にいることが推定できる。なお、医師が医療機関内にいることが確認できる他の手段を用いてもよい。例えば、出退勤システム、出入り口のセキュリティシステムなどの情報を用いてもよい。
図10は、本実施形態の症状及び診療科等の関係を示している。例えば、くも膜下出血の症状を呈している場合には、診療科は脳神経外科であることが分かる。加えて、手術の要否、医師の資格の情報を保持している。この情報を用いることにより、例えば、症状だけを入力しても、診療科、必要な処置、医師の資格を知ることができる。この情報は、適切な医師を発見するためのスコア値の算出に利用してもよい。
図7乃至図10のデータは、記憶部103又はその他の記憶装置(不図示)に記憶されている。以上、各種のデータの構造について説明したが、上述の説明は、本発明を限定するためのものではない点に留意すべきである。
図11Aは、本実施形態のサーバ装置1100の機能構成を示している。サーバ装置1100は、端末装置1200、外部医療機関1150と接続されてもよい。サーバ装置内には、受信部1101、医師ID取得部1102、医師情報出力部1103、スコア算出部1104、ログインテーブル1136を含む電子カルテシステム1135、診療情報1125、医療機関設備テーブル1126を含む記憶部1120を有してもよい。また、外部医療機関1150は、ログインテーブル1156を含む電子カルテシステム1155を備えてもよい。受信部1101は、端末装置1200から患者ID及び診療科の指定を含む要求を受信する。医師ID取得部は、取得された患者ID及び診療科に基づいて、対応する医師IDを記憶部1120の診療情報1125から取得する。医師情報出力部は、取得された医師IDを含む医師情報を必要に応じて記憶部から取得して端末装置1200に出力する。
また、医師ID取得部1102は、電子カルテシステム1135内のログインテーブル1136を参照して、ログインしている医師IDを取得する。なお、医師ID取得部1102は、外部医療機関1150の電子カルテシステム1155内のログインテーブル1156を参照して、ログインしている医師IDを取得してもよい。
さらに、医師ID取得部1102は、医療機関設備テーブル1126を参照し、患者の治療に必要な治療設備を有する医療機関IDの医療機関に所属する医師の医師IDを取得してもよい。
なお、記憶部1120内の情報は、複数の外部医療機関1150から適切なものを取得してもよい。あるいは、サーバ装置1100が、外部の医療機関に必用な情報を問い合わせてもよい。したがって、記憶部の場所は、サーバ装置から遠隔地にあってもよい。また、電子カルテシステムもサーバ装置の外に存在してもよい。
また、スコア算出部1104は、既に図2のステップ240において説明したように、予め定められた基準に基づいて、医師IDに対応するスコア値を算出する。このスコア値は、医師情報出力部1103を介して端末装置1200に出力される。端末装置1200では、このスコア値を基にして、医師の表示順序を制御してもよい。また、医師情報出力部1103は、医師の電話番号やアドレスを端末装置1200に出力してもよい。
図11Bは、本実施形態のサーバ装置1100のハードウエア構成を示す図である。サーバ装置1100は、CPU1111、ROM1112、RAM1113、I/O1114、ハードディスク及びリムーバブルディスクを読み書きし得るドライブ1115、入力装置1116、出力装置1117、表示装置1118、通信装置1119等が、バス1160で接続されている。図11Aに示される各機能部は、CPU1111が適切なプログラムを読み込んで実行することで、仮想的に実現されてもよい。
また図12Aは、本実施形態の医療機関や救急搬送車に設置される端末装置1200の機能構成を示している。端末装置1200は、入力部1201、表示部1202、選択部1203、端末接続部1204、送信部1205、及び受信部1206を含んでもよい。また、端末装置は、サーバ装置1100および他の端末1250と接続されてもよい。
入力部1201は、患者IDや診療科を入力するために用いられる。入力されたこれらの情報は、送信部1205によってサーバ装置1100に送信される。サーバ装置から送信された情報は、受信部1206で受信される。表示部1202は、サーバ装置から送られた医師情報をスコア値に基づいて優先順序をつけて表示してもよい。選択部1203は、救急隊員からの選択入力を受け付ける。例えば、医師が選択された場合には、選択された医師の電話番号やアドレスの情報を用いて、端末接続部1204によって、医師の端末に接続される。
図12Bは、本実施形態の端末装置1200のハードウエア構成を示す図である。端末装置1200は、CPU1211、ROM1212、RAM1213、I/O1214、ハードディスク及びリムーバブルディスクを読み書きし得るドライブ1215、入力装置1216、出力装置1217、表示装置1218、通信装置1219等が、バス1260で接続されている。図12Aに示される各機能部は、CPU1211が適切なプログラムを読み込んで実行することで、仮想的に実現されてもよい。
以上の複数の実施形態に関し、さらに以下の付記を記載する。
(付記1)
コンピュータによって実行される方法であって、
複数の医療機関から、患者IDと患者を診察した医師の医師IDと診療科とを含む診療情報を取得し記憶部に記憶し、
端末装置から患者IDおよび診療科の指定を含む要求を受信し、
受診した前記患者IDおよび前記診療科に基づいて、対応する医師IDを前記記憶部から取得し、
取得した医師IDを含む医師情報を前記端末装置へ出力することを特徴とする方法。
(付記2)
前記記憶部から取得する処理は、1つ以上の医療機関のための電子カルテシステムにログインしている医師IDを管理するログインテーブルを参照し、前記ログインしている医師IDを取得することを特徴とする付記1に記載の方法。
(付記3)
前記記憶部から取得する処理は、前記複数の医療機関を互いに識別する医療機関IDと医療機関が備える医療設備とを管理する医療機関設備テーブルを参照し、前記患者の治療に必要な治療設備を有する医療機関IDの医療機関に所属する医師の医師IDを取得することを特徴とする付記1又は2に記載の方法。
(付記4)
予め定められた基準に基づき、前記医師IDのスコア値を算出し、
前記端末装置に出力する処理において、さらに前記スコア値を出力することを特徴とする付記1乃至3のうちいずれか1項に記載の方法。
(付記5)
前記端末装置へ出力する処理において、前記医師または前記医療機関のアドレスまたは電話番号をさらに出力することを特徴とする付記1乃至4のうちいずれか1項に記載の方法。
(付記6)
複数の医療機関から取得した、患者IDと患者を診察した医師の医師IDと診療科とを含む診療情報を記憶した記憶部と、
端末装置から患者IDおよび診療科の指定を含む要求を受信する受信部と、
受診した前記患者IDおよび前記診療科に基づいて、対応する医師IDを前記記憶部から取得する医師ID取得部と、
取得した医師IDを含む医師情報を前記端末装置へ出力する医師情報出力部と、
を有することを特徴とするサーバ装置。
(付記7)
前記医師ID取得部は、1つ以上の医療機関のための電子カルテシステムにログインしている医師IDを管理するログインテーブルを参照し、前記ログインしている医師IDを取得することを特徴とする付記6に記載のサーバ装置。
(付記8)
前記医師ID取得部は、前記複数の医療機関を互いに識別する医療機関IDと医療機関が備える医療設備とを管理する医療機関設備テーブルを参照し、前記患者の治療に必要な治療設備を有する医療機関IDの医療機関に所属する医師の医師IDを取得することを特徴とする付記6又は7に記載のサーバ装置。
(付記9)
予め定められた基準に基づき、前記医師IDのスコア値を算出するスコア算出部をさらに有し、
前記医師情報出力部は、さらに前記スコア値を出力することを特徴とする付記6乃至8のうちいずれか1項に記載のサーバ装置。
(付記10)
前記医師情報出力部は、前記医師または前記医療機関のアドレスまたは電話番号をさらに、出力することを特徴とする付記6乃至9のうちいずれか1項に記載のサーバ装置。
(付記11)
複数の医療機関から、患者IDと患者を診察した医師の医師IDと診療科とを含む診療情報を取得し記憶部に記憶し、
端末装置から患者IDおよび診療科の指定を含む要求を受信し、
受診した前記患者IDおよび前記診療科に基づいて、対応する医師IDを前記記憶部から取得し、
取得した医師IDを含む医師情報を前記端末装置へ出力する、
処理をコンピュータに実行させるプログラム。
(付記12)
前記記憶部から取得する処理は、1つ以上の医療機関のための電子カルテシステムにログインしている医師IDを管理するログインテーブルを参照し、前記ログインしている医師IDを取得することを特徴とする付記11に記載のプログラム。
(付記13)
前記記憶部から取得する処理は、前記複数の医療機関を互いに識別する医療機関IDと、医療機関が備える医療設備を管理する医療機関設備テーブルを参照し、前記患者の治療に必要な治療設備を有する医療機関IDの医療機関に所属する医師の医師IDを取得することを特徴とする付記11又は12に記載のプログラム。
(付記14)
予め定められた基準に基づき、前記医師IDのスコア値を算出し、
前記端末装置に出力する処理において、さらに前記スコア値を出力することを特徴とする付記11乃至13のうちいずれか1項に記載のプログラム。
(付記15)
前記端末装置へ出力する処理において、前記医師または前記医療機関のアドレスまたは電話番号をさらに出力することを特徴とする付記11乃至14のうちいずれか1項に記載のプログラム。
101 サーバ装置
102 電子カルテシステム
103 記憶部
110 医療機関
112 端末
120 医療機関
122 端末
124 端末
130 ネットワーク
131 無線回線
140 救急搬送車
142 端末

Claims (6)

  1. コンピュータによって実行される方法であって、
    複数の医療機関から、患者IDと患者を診察した医師の医師IDと診療科とを含む診療情報を取得し記憶部に記憶し、
    端末装置から患者IDおよび診療科の指定を含む要求を受信し、
    受信した前記患者IDおよび前記診療科に基づいて、対応する医師IDを前記記憶部から取得し、
    前記患者IDから取得される患者の主治医か否かを含む情報と所定の算出基準とに基づき、前記医師IDのスコア値を算出し、
    取得した前記医師ID及び前記医師IDのスコア値を含む医師情報を前記端末装置へ出力することを特徴とする方法。
  2. 前記記憶部から取得する処理は、1つ以上の医療機関のための電子カルテシステムにログインしている医師IDを管理するログインテーブルを参照し、前記ログインしている医師IDを取得することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記記憶部から取得する処理は、前記複数の医療機関を互いに識別する医療機関IDと医療機関が備える医療設備とを管理する医療機関設備テーブルを参照し、前記患者の治療に必要な治療設備を有する医療機関IDの医療機関に所属する医師の医師IDを取得することを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記端末装置へ出力する処理において、前記医師または前記医療機関のアドレスまたは電話番号をさらに出力することを特徴とする請求項1乃至のうちいずれか1項に記載の方法。
  5. 複数の医療機関から取得した、患者IDと患者を診察した医師の医師IDと診療科とを含む診療情報を記憶した記憶部と、
    端末装置から患者IDおよび診療科の指定を含む要求を受信する受信部と、
    受信した前記患者IDおよび前記診療科に基づいて、対応する医師IDを前記記憶部から取得する医師ID取得部と、
    前記患者IDから取得される患者の主治医か否かを含む情報と所定の算出基準とに基づき、前記医師IDのスコア値を算出するスコア算出部と、
    取得した前記医師IDを含む医師情報を前記端末装置へ出力する医師情報出力部と、
    を有することを特徴とするサーバ装置。
  6. 複数の医療機関から、患者IDと患者を診察した医師の医師IDと診療科とを含む診療情報を取得し記憶部に記憶し、
    端末装置から患者IDおよび診療科の指定を含む要求を受信し、
    受信した前記患者IDおよび前記診療科に基づいて、対応する医師IDを前記記憶部から取得し、
    前記患者IDから取得される患者の主治医か否かを含む情報と所定の算出基準とに基づき、前記医師IDのスコア値を算出し、
    取得した前記医師ID及び前記医師IDのスコア値を含む医師情報を前記端末装置へ出力する、
    処理をコンピュータに実行させるプログラム。
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