JP5678249B2 - ベルト状金型の製造方法 - Google Patents
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また、本願請求項2に係るベルト状金型の製造方法は、請求項1に記載のベルト状金型の製造方法であり、前記円柱状の回転体はマンドレルであって前記薄肉金属管状体は該マンドレルに略密着するように装着され、前記加圧ロールは該薄肉金属管状体を押圧しながら回転方向に直交する方向に移動して該薄肉金属管状体の表面に前記マザーパターンが螺旋状に金型模様として転写されるとともに、該薄肉金属管状体には回転方向に直交する方向に張力が付与され、前記薄肉金属管状体の両小口が切断されてベルト状とされる、ことを特徴としている。
そして、本願請求項3に係るベルト状金型の製造方法は、請求項1に記載のベルト状金型の製造方法であり、前記円柱状の回転体は主ロールであり前記薄肉金属管状体は無端ベルトであって、該薄肉金属管状体は該主ロールおよび副ロールに巻回されるとともに該主ロールおよび該副ロールは互いに離反方向に付勢されて該薄肉金属管状体には回転方向に張力が付与され、前記加圧ロールが前記主ロールにバックアップされた該薄肉金属管状体を押圧することにより前記マザーパターンが金型模様として転写される、ことを特徴としている。
(1)円柱状の回転体にバックアップされた薄肉金属管状体が加圧ロールに押圧されてマザーパターンが塑性変形に因り金型模様として転写されるため、金型を製作する際にダイヤモンド工具による切削加工を必要とせず、また、回転させながら押圧して転写することにより、転写面積の大型化と高スループット化が可能となる。
(2)本発明では、薄肉金属管状体の表面を押圧して塑性変形に因り転写し、転写後の薄肉金属管状体の全断面が略同径となるようにベルト状にすることとしている。成型後のベルト裏面はエンボス模様と異なって平滑な状態であり、かつ、全断面が略同径であるため、ロールに密着して動力が効率よくベルトに伝達される。
(3)円柱状の回転体をマンドレルとして薄肉金属管状体属をマンドレルに略密着して装着することとした場合には、従来のスピニング加工装置を使用することができる。
(4)円柱状の回転体を主ロールとし、薄肉金属管状体を無端ベルトとして主ロールおよび副ロールに巻回する場合は、塑性変形後の薄肉金属管状体の全断面が略同径となるような成形は殆ど不要になるとともに、装置の主な構成は主ロールおよび副ロールであるから簡単な構成からなる装置となって、メンテナンスが容易である。
(5)薄肉金属管状体に回転方向に直交する方向に張力を付与し、あるいは回転方向に張力を付与することにより、薄肉金属管状体の塑性変形が生じやすくなるとともに、薄肉金属管状体の塑性変形による盛り上がり変形が吸収される。
(1)押圧前の薄肉金属環状体11は円筒体で、上端部は内側に曲折し、下端部は外側に曲折して鍔部が形成されている。この薄肉金属環状体11をマンドレル13に装着する。
(2)薄肉金属環状体11の鍔部を張力付与手段21が下方に押し下げるように押圧して薄肉金属環状体11に張力を付与する。
(3)マンドレル13を回転させ、マンドレル13と共に回転する薄肉金属環状体11に連れ回る加圧ロール15が押圧する。加圧ロール15は薄肉金属環状体11を押圧しながら下方に移動していくが、押圧により薄肉金属環状体11は塑性変形を生じて加圧ロール15の押圧面に刻設されたマザーパターン3が螺旋状となって金型模様5として転写される。
(4)転写後の薄肉金属環状体11の上端部および下端部の鍔部を切断してベルト状とする。
5 金型模様
10 実施例1に係るベルト状金型の成形装置
11 薄肉金属管状体
13 マンドレル(円柱状の回転体)
15 加圧ロール
21 張力付与手段
30 実施例2に係るベルト状金型の成形装置
31 無端ベルト
33 主ロール(円柱状の回転体)
35 加圧ロール
37 副ロール1
Claims (3)
- 中心軸を中心に回転する円柱状の回転体に薄肉金属管状体が装着されて共に回転し、
回転する前記薄肉金属管状体に連れ回りする加圧ロールが該薄肉金属管状体を押圧し、
前記加圧ロールの押圧面に刻設された凹凸状の微細なパターンからなるマザーパターンが塑性変形に因り前記薄肉金属管状体の表面に凹凸が逆の金型模様として転写され、
前記薄肉金属管状体がベルト状に成形される、ことを特徴とするベルト状金型の製造方法。 - 前記円柱状の回転体はマンドレルであって前記薄肉金属管状体は該マンドレルに略密着するように装着され、
前記加圧ロールは該薄肉金属管状体を押圧しながら回転方向に直交する方向に移動して該薄肉金属管状体の表面に前記マザーパターンが螺旋状に金型模様として転写されるとともに、該薄肉金属管状体には回転方向に直交する方向に張力が付与され、
前記薄肉金属管状体の両小口が切断されてベルト状とされる、ことを特徴とする請求項1に記載のベルト状金型の製造方法。 - 前記円柱状の回転体は主ロールであり前記薄肉金属管状体は無端ベルトであって、該薄肉金属管状体は該主ロールおよび副ロールに巻回されるとともに該主ロールおよび該副ロールは互いに離反方向に付勢されて該薄肉金属管状体には回転方向に張力が付与され、
前記加圧ロールが前記主ロールにバックアップされた該薄肉金属管状体を押圧することにより前記マザーパターンが金型模様として転写される、ことを特徴とする請求項1に記載のベルト状金型の製造方法。
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JP2012120296A JP5678249B2 (ja) | 2012-05-25 | 2012-05-25 | ベルト状金型の製造方法 |
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JP2013244671A JP2013244671A (ja) | 2013-12-09 |
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JP2007268866A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Toppan Printing Co Ltd | ベルト状金属版及び微細パターン転写方法、並びにそれを用いた光ディスクの製造方法 |
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