JP5678003B2 - 光走査装置の取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、コピー機、プリンター、複合機等の画像形成装置の光走査装置の取付構造に関する。
従来から、コピー機、プリンター、複合機等に代表される画像形成装置は、画像形成装置内に設けられた支持構造体としてのフレームに対して、光走査装置としてのレーザー・スキャニング・ユニット(LSU)を位置決め固定したユニット構造体を備えている。
従来のフレームに対するLSUの位置決め固定手段としては、例えば、図9に示すように、4種類のトナーの色毎に設けられたLSU40を固定部材41によって枠状のフレーム42に固定する画像形成装置が周知である(例えば、特許文献1参照)。詳しくは、図10に示すように、各LSU40の長手方向の一側面には断面円形の一対の位置決めボス43が形成されており、フレーム42には位置決めボス43が挿入可能な開口部44(図11参照)が形成されている。また、固定部材41は横長な矩形板状に形成されており、固定部材41の上部には一対の環状部45a,45bが横並びに形成されている。
一方の環状部45aの下部には、図11に示すように、後方に向かって延出した後方延出部46が形成されており、後方延出部46の外周面が開口部44の内周面に嵌合可能に構成されている。また、両方の環状部45a,45bの内周面には、内側に向かって僅かに突出した複数のリブ47が形成されており、リブ47が位置決めボス43の外周面と嵌合可能に構成されている。さらに、固定部材41の後面には、他方の環状部45bに隣接した外側に突起部48が設けられており、この突起部48がこれに対応してフレーム42の開口部44に隣接して設けられた貫通孔49に嵌合可能に構成されている。
そして、このように構成されたフレーム42の開口部44にLSU40の位置決めボス43を保持した状態で、貫通孔49に突起部48を挿入すると共に、環状部45a,45bを位置決めボス43と開口部44との間に挿入すると、後方延出部46の外周面が開口部44の内周面に嵌合し、且つ、リブ47が位置決めボス43の外周面に嵌合する。このように位置決めボス43と環状部45とを位置決めした後、ビス50とヘッダーピン51(何れも図10参照)によってフレーム42にLSU40を固定していた。
また、従来の他のLSUの位置決め固定手段としては、LSUが動作位置にあるときに、左右一対の位置決め軸を左右の側板の位置決め溝に当接させると共に、支持突起を後側板に当接させて、LSUが回動軸とは非接触な状態で、LSUを装置本体に支持する画像形成装置が周知である(例えば、特許文献2参照)。また、ブロックに組み付けたLSUを位置調整手段によって位置ズレを調整した後に、LSUが位置調整されたブロックをフレームに装着する画像形成装置が周知である(例えば、特許文献3参照)。さらに、前側板と後側板との間に並べて置かれる各LSUは、前側板と後側板との間に固定されるステーで仕切られており、各側板間には取付部材が取り付けられ、ステーは取付部材にも固定され、取付部材を突き当て部に突き当てた状態で回動させることで、取付部材の位置決めがなされる画像形成装置が周知である(例えば、特許文献4参照)。
特開2011−209557号公報 特開2009−75522号公報 特開平11−194281号公報 特開平11−334174号公報
ところが、上記特許文献1に記載された発明では、図12に示すように、リブ47と位置決めボス43それぞれの対向面の横断面が直線形状に加工されているため、これらに寸法精度のばらつきが生じると、これらの間に隙間が生じ、組み付け時のガタつきが大きくなってしまっていた。これにより、LSUの位置決め精度が低下して、振動影響に伴う画像欠陥が生じる虞があった。また、特許文献2及び特許文献4に記載された発明でも、特許文献1に記載された発明と同様に、部品の寸法精度のばらつきによってLSUの位置決め精度が低下する虞があった。一方、特許文献3に記載された発明では、組み付けとは別工程で位置決めする手間や設備が必要となってしまっていた。
そこで、本発明は、例えば上述したような問題に鑑みなされたものであり、本発明の課題は、部品に寸法精度のばらつきが生じても、簡単な構成で、組み付け時のガタつきを抑制し、振動影響に伴う画像欠陥が生じることを抑制することが可能な光走査装置の取付構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、開口部が形成された支持構造体に、前記開口部に保持される位置決めボスが形成された光走査装置を、固定部材によって位置決め固定する光走査装置の取付構造であって、前記固定部材には、外周面が前記開口部に嵌合可能であり、且つ、内周面が前記位置決めボスに嵌合可能な環状部が形成され、前記環状部の内周面と前記位置決めボスの外周面との何れか一方には凸部が形成されると共に、他方には前記凸部が挿入可能な凹部が形成され、前記凸部の先端面と前記凹部の底面との少なくとも一方は、前記環状部と前記位置決めボスの周方向の一方側に傾斜しており、前記開口部に前記位置決めボスを挿入した状態で、前記環状部を前記開口部に嵌合させ、前記凸部の先端面と前記凹部の底面との隙間が狭くなる方向に前記固定部材を回転させることによって、前記光走査装置が前記支持構造体に固定されることを特徴とする。
上記構成によれば、凸部の先端面と凹部の底面との寸法精度にばらつきが生じたとしても、固定部材を凸部の先端面と凹部の底面との隙間が狭くなる方向に回転させることで、凸部の先端面が凹部の底面に締め込まれるため、環状部と位置決めボスとを隙間なく嵌合させることができる。これにより、支持構造体に対して光走査装置を位置決め精度良く固定することができる。
この際、前記凸部の先端面と前記凹部の底面との両面は、同方向に傾斜していることが好ましい。
上記構成によれば、凸部の先端面と溝の底面とが摺動する面積が増加するため、支持構造体に対して光走査装置を確実に位置決め固定することができる。
また、前記環状部の内周面に前記凸部を周方向に複数形成すると共に、前記位置決めボスの外周面に前記凸部に対応させて前記凹部を周方向に複数形成していることが好ましい。
上記構成によれば、位置決めボスを周方向に複数の箇所で位置決めすることができ、支持構造体に対する光走査装置の位置決め精度を向上させることが可能となる。
また、前記光走査装置には、前記位置決めボスが複数形成されていると共に、前記固定部材は、各位置決めボスに対応して複数設けられていることが好ましい。
上記構成によれば、位置決めボスが個別に位置決め固定されるため、支持構造体に対する光走査装置の位置決め精度をより向上させることが可能となる。
上述した本発明によれば、部品に寸法精度のばらつきが生じても、簡単な構成で、組み付け時のガタつきを抑制し、支持構造体に対する光走査装置の位置決め精度を向上して、振動影響に伴う画像欠陥が生じることを抑制することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す模式図である。 本発明の実施形態に係るユニット構造体の概略構成を示す拡大正面図である。 本発明の実施形態に係るLSUの位置決めボス及び位置決め部材の概略構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るLSUの位置決めボスの概略構成を示す左上方から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係るLSUの位置決めボスの概略構成を示す右下方から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係るLSUの位置決めボスの概略構成を示す正面図である。 本発明の実施形態に係る固定部材の概略構成を示す正面図である。 (a)は本発明の実施形態に係るLSUと固定部材とを位置決め固定する前の正面図であり、(b)はLSUと固定部材と位置決め固定した後の正面図である。 従来のユニット構造体の概略構成を示す斜視図である。 従来のユニット構造体の概略構成を示す拡大斜視図である。 従来の固定部材をフレームに組み付ける前の状態を後方側から見た拡大斜視図である。 従来の固定部材によってフレームとLSUとを組み付けた後の状態を示す拡大横断面図である。
まず、図1を用いてレーザー・スキャニング・ユニット(LSU)9をフレーム26に固定したユニット構造体27を備えた画像形成装置としてのカラープリンター1の全体の構成について説明する。以下、便宜上、図1における手前側を各部材の正面側として説明する。図1は、本発明の実施形態に係るカラープリンターの概略構成を示す模式図である。尚、本明細書中及び図面において適宜表示される(Y)、(C)、(M)、(K)の記号は、それぞれ、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの色を示している。
カラープリンター1は、箱型形状の筐体2を備えており、筐体2の下部には転写紙(図示せず)を収納した給紙カセット3が設けられ、筐体2の上部には排紙トレイ4が設けられている。
筐体2の上部には、像担持体としての中間転写ベルト5が複数のローラー間に架設され、中間転写ベルト5の下方には、トナーの色ごとに設けられた4個のLSU9(Y)、9(C)、9(M)、9(K)(以下、「LSU9」と表示する。)で構成される露光器10が配置され、中間転写ベルト5の下部に沿って4個の画像形成部6(Y)、6(C)、6(M)、6(K)(以下、「画像形成部6」と表示する。)がトナーの色ごとに設けられている。
各画像形成部6には、感光体ドラム7が回転可能に設けられており、感光体ドラム7の周囲には、帯電器8と、現像器11と、一次転写部12と、クリーニング装置13と、除電器14とが配置されている。
現像器11の下部には一対の攪拌ローラー15が設けられ、攪拌ローラー15の斜め上方には磁気ローラー16が設けられ、磁気ローラー16の斜め上方には現像ローラー17が設けられている。現像器11の上方には、各画像形成部6と対応する4個のトナー容器としてのコンテナ18(Y)、18(C)、18(M)、18(K)(以下、「コンテナ18」と表示する。)が、トナーの色ごとに設けられている。
筐体2の一側(図面上右側)には、転写紙の搬送経路20が設けられている。搬送経路20の上流端には給紙部21が設けられ、搬送経路20の中流部には中間転写ベルト5の一端(図面上右端)に二次転写部22が設けられ、搬送経路20の下流部には定着部23が設けられ、搬送経路20の下流端には排紙口24が設けられている。
次に、このような構成を備えたカラープリンター1の画像形成動作について説明する。カラープリンター1に電源が投入されると、各種パラメーターが初期化され、定着部23の温度設定等の初期設定が実行される。そして、カラープリンター1に接続されたコンピューター等から画像データが入力され、印刷開始の指示がなされると、以下のようにして画像形成動作が実行される。
まず、帯電器8によって感光体ドラム7の表面が帯電された後、露光器10からのレーザー光(矢印P参照)により感光体ドラム7に対して画像データに対応した露光が行われ、感光体ドラム7の表面に静電潜像が形成される。次に、この静電潜像を、現像器11がトナーにより対応する色のトナー像に現像する。このトナー像は、一次転写部12において中間転写ベルト5の表面に一次転写される。以上の動作を各画像形成部6が順次繰り返すことによって、中間転写ベルト5上にフルカラーのトナー像が形成される。なお、感光体ドラム7上に残留したトナー及び電荷は、クリーニング装置13及び除電器14によって除去される。
一方、給紙部21によって給紙カセット3又は手指しトレイ(図示せず)から取り出された転写紙は、上記した画像形成動作とタイミングを合わせて二次転写部22へと搬送され、二次転写部22において、中間転写ベルト5上のフルカラーのトナー像が転写紙に二次転写される。トナー像を二次転写された転写紙は、搬送経路20を下流側へと搬送されて定着部23に進入し、この定着部23において転写紙にトナー像が定着される。トナー像が定着された転写紙は、排紙口24から排紙トレイ4の上に排出される。
次に、上記したLSU9を支持構造体としてのフレーム26に固定部材25によって位置決め固定したユニット構造体27について説明する。ユニット構造体27は、図1及び図2に示すように、位置決めボス28が形成された合計4つのLSU9と、位置決めボス28を保持する開口部29が形成されたフレーム26と、各LSU9をフレーム26に位置決め固定する固定部材25と、を備えている。
LSU9は、長尺な箱状に形成されている。図2に示すように、LSU9の長手方向の前側(一側)には、左右横並びに一対の位置決めボス28が形成されている。位置決めボス28は、円筒状に形成されている。一方、LSU9の長手方向の後側(他側)には、図示しない位置決めボスが形成されている。
位置決めボス28の外周面には、図3乃至図6に示すように、位置決めボス28の先端側の縁から後方に向かって延設された溝状の凹部30が形成されている。本実施形態における凹部30は、位置決めボス28の外周面に3箇所ずつ設けられており、各凹部30は位置決めボス28の周方向に対して等間隔に配置されている。この凹部30の底面30aは、正面側から見て時計回りに向かって上り傾斜している。即ち、凹部30の深さは、正面側から見て時計回りに向かって徐々に浅くなるように形成されている。
フレーム26は、図1に示すように、筐体2内に取り付けられている。このフレーム26は、図2に示すように、前側板31と後側板と右側板と左側板(何れも図示せず)とによって平面視四角形の枠状に構成されている。前側板31の上端部及び下端部は、前方(側方)に向かって折り曲げられており、前側板31の上端部の折り曲げ部分には、位置決めボス28を挿通可能な開口部29が各位置決めボス28に対応して形成されている。開口部29は、前側板31の折り曲げ部分を跨ぐように切り欠かれて形成されている。この開口部29の内径は、位置決めボス28の外径よりも大きくなるように設定されている。一方、後側板には、LSU9の長手方向の後側の前記位置決めボスを挿通可能な開口部(図示せず)が形成されている。
固定部材25は、図3及び図7に示すように、下端の両隅が内側に切り欠かれた板状に形成されている。固定部材25の下部にはビス33(図2及び図8(b)参照)が挿通可能な貫通孔34が設けられている一方、固定部材25の上部には円筒状の環状部35が形成されている。この環状部35の上部は、固定部材25の上端から突出して設けられており、環状部35の下部には、後方に向かって延出した半円筒状の後方延出部35a(図3参照)が形成されている。この後方延出部35aの外周面は開口部29の内周面に嵌合可能な寸法に設定されていると共に、環状部35の内周面は位置決めボス28の外周面に嵌合可能な寸法に設定されている。
環状部35の内周面には、位置決めボス26の凹部30に挿入可能な凸部36が形成されている。本実施形態においては、凸部36は各凹部30に対応して環状部35の内周面に3箇所形成されており、各凸部36は周方向に等間隔に配置されている。この凸部36の先端面36aは、正面側から見て凹部30の底面30aと同方向(時計回り)に向かって下り傾斜している。即ち、凸部36の高さは、環状部35を正面側から見て時計回りに向かって徐々に低くなるように形成されている。
次に、このように構成されたユニット構造体27の組み付け手順について説明する。上記の如く構成されたものにおいて、まずLSU9の前部を上方に傾けた状態で、フレーム26の内側から前記後側板の前記開口部に対してLSU9の後側の前記位置決めボスを挿入する。続いて、この挿入部分を支点としてLSU9を寝かせるように当該LSU9の前部を下方に回動させることで、フレーム26の前側板32の開口部29に対してLSU9の前側の位置決めボス28を上方から挿入する。
この挿入状態で、固定部材25の後方延出部35a側の面をフレーム26に対向させると共に正面側から見て環状部35を中心に反時計回りに僅かに傾けた姿勢で、各凹部30と各凸部36とが略合うように環状部35を位置決めボス28に挿入する。この際、位置決めボス28の外周面が環状部35の内周面を案内し、図8(a)に示すように、位置決めボス28の外周面と開口部29の内周面との間に環状部35の後方延出部35aが位置付けられる。
そして、環状部35を更に押し込みながら正面側から見て時計回りに固定部材25を回転させる(この回転方向を符号Aで示す)と、後方延出部35aの外周面が開口部29の内周面に嵌合すると共に、凸部36の先端面36aと凹部30の底面30aとの隙間が無くなって環状部35の内周面が位置決めボス28の外周面に嵌合する。その後、図8(b)に示すように、貫通孔34にビス33を挿通して、フレーム26のねじ孔26a(図8(a)参照)にビス33を螺合する。これにより、LSU9がフレーム26に固定部材25によって位置決め固定される。
本実施形態によれば、凸部36の先端面36aと凹部30の底面30aとの両面が正面側から見て周方向の同方向に向かって傾斜しているため、環状部35と位置決めボス28との寸法精度にばらつきが生じたとしても、別途に位置決め手段位置や決め工程を必要とせずに、組み付け時のガタつきを抑制し、フレーム26に対するLSU9の位置決め精度を向上して、振動影響に伴う画像欠陥が生じることを抑制することができる。
また、環状部35の内周面には凸部36を周方向に等間隔に3箇所形成すると共に、位置決めボス28の外周面には凸部36に応じて凹部30を周方向に等間隔に3箇所形成しているため、位置決めボス28の全周を位置決め固定することができ、フレーム26に対するLSU9の位置決め精度をより向上させることが可能となる。
また、LSU9には、一対の位置決めボス28が横並びに形成されていると共に、固定部材25が、各位置決めボス28に対応して一対設けられているため、位置決めボス28が個別に位置決め固定され、フレーム26に対するLSU9の位置決め精度をより向上させることが可能となる。
なお、上記した実施形態では、環状部35の内周面に凸部36を形成すると共に、位置決めボス28の外周面に凹部30を形成した場合について説明したが、他の異なる実施形態では、環状部35の内周面に凹部30を形成すると共に、位置決めボス28の外周面に凸部36を形成しても良い。
上記した実施形態では、凸部36の先端面36aと凹部30の底面30aとの両面を正面側から見て周方向の同方向に傾斜した場合について説明したが、他の異なる実施形態では、凸部36の先端面36aと凹部30の底面30aとの何れか一方を正面側から見て周方向の一方側に傾斜させても良い。
上記した実施形態では、凸部36の先端面36aを正面側から見て時計回りに下り傾斜させると共に凹部30の底面30aを正面側から見て時計回りに上り傾斜させる場合について説明したが、他の異なる実施形態では、凸部36の先端面36a及び凹部30の底面30aが傾斜する向きを、それぞれ逆向きにしても良い。この際は、固定部材25を正面側から見て反時計回りに回転させる。即ち、凸部36の先端面36aと凹部30の底面30aとの隙間が狭くなる方向に固定部材25を回転させれば良い。
上記した実施形態では、環状部35の内周面に凸部36を3箇所形成すると共に、位置決めボス28の外周面に凹部30を3箇所形成している場合について説明したが、他の異なる実施形態では、凸部36と凹部30とをそれぞれ1箇所ずつ形成しても良い。即ち、凹部30と凸部36とが一組以上設けられていれば良い。
9 LSU(光走査装置)
25 固定部材
26 フレーム(支持構造体)
27 ユニット構造体
28 位置決めボス
29 開口部
30 凹部
30a 底面
35 環状部
36 凸部
36a 先端面

Claims (4)

  1. 開口部が形成された支持構造体に、前記開口部に保持される位置決めボスが形成された光走査装置を、固定部材によって位置決め固定する光走査装置の取付構造であって、
    前記固定部材には、外周面が前記開口部に嵌合可能であり、且つ、内周面が前記位置決めボスに嵌合可能な環状部が形成され、
    前記環状部の内周面には凸部が形成されると共に、前記位置決めボスの外周面には前記凸部が挿入可能な凹部が形成され、
    前記凸部の先端面と前記凹部の底面は、前記環状部と前記位置決めボスの周方向の一方側に傾斜しており、
    前記開口部に前記位置決めボスを挿入した状態で、前記環状部を前記開口部に嵌合させ、前記凸部の先端面と前記凹部の底面との隙間が狭くなる方向に前記固定部材を回転させて、前記固定部材を前記支持構造体に締結することによって、前記光走査装置が前記支持構造体に固定されることを特徴とする光走査装置の取付構造。
  2. 前記凸部の先端面と前記凹部の底面との両面は、同方向に傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置の取付構造。
  3. 前記環状部の内周面に前記凸部を周方向に複数形成すると共に、前記位置決めボスの外周面に前記凸部に対応させて前記凹部を周方向に複数形成していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の光走査装置の取付構造。
  4. 前記光走査装置には、前記位置決めボスが複数形成されていると共に、前記固定部材は、各位置決めボスに対応して複数設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の光走査装置の取付構造。
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