JP5675909B2 - 局所情報サービス - Google Patents

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Description

本発明は、セルラ通信ネットワークのインフラを使用して局所情報サービスを提供する方法と、このような局所情報サービスを提供するためのシステムと、セルラ通信ネットワークのネットワーク・エンティティと、このようなネットワーク・エンティティを制御する方法とに関するものである。
セルラ無線電話ネットワーク等のセルラ通信ネットワークにおいて、場所に基づくサービス(LBS:Location Based Services)と呼ばれるサービスが提供されていることが知られている。このようなサービスは、典型的には、例えば、全地球測位システム(GPS:Global Positioning System)または移動測位システム(MPS:Mobile Positioning System)の助けを借りて端末の場所を推定するためのメカニズムを備える。このメカニズムは、セルID情報、またはタイミングアドバンスおよび/または三角測量に基づいたアルゴリズムを使用して、端末の位置を判定することができる。端末の場所に関する知識に基づいて、具体的な場所に基づくサービス(例えば、端末の周辺にあるレストランや観光の推薦)を当該端末に提供することができる。
さらに、セルブロードキャスト・サービス(CBS:Cell Broadcast Services)と呼ばれるサービスの助けを借りて情報をブロードキャストすることにより、1つ以上のセルの中にある複数の端末に対して情報を分配するサービスが知られている。それぞれの端末は、それぞれのブロードキャスト・チャネルを聴く機能をイネーブルしなければならない。移動端末に対して広帯域ブロードキャストを提供するマルチメディアブロードキャストおよびマルチキャスト・サービス(MBMS:Multimedia Broadcast and Multicast Service)と呼ばれるサービスが知られている。端末へのコンテンツの送信は、アプリケーション層の上で、ファイル送信またはストリーミング送信を使用して行うことができる。ファイル送信は、例えばFLUTE(File Delivery over Unidirectional Transport)を使用し、ストリーミング送信はRTP(Real Time Transport Protocol)を使用する。
さらに、救急サービスが知られており、このサービスでは、移動端末からの救急メッセージを受信することに応答して、当該端末の場所の判定が行われて、例えば、その場所に(例えば救急車という形で)救助を送ることができる。
本発明の目的は、セルラ無線電話ネットワーク等のセルラ通信ネットワークのインフラを使用して、改善された、場所に基づくサービスを提供することである。
上記目的は独立請求項の態様によって達成される。好適な実施形態は従属請求項の中に記載されている。
本発明の1つの実施形態に従えば、セルラ通信ネットワークのインフラを使用した局所情報サービスを提供するための方法が提案される。このセルラ通信ネットワークは、ネットワーク・アップロード・メッセージをセルラ通信ネットワークに送信するサービス発信端末を備え、ネットワーク・アップロード・メッセージはペイロード部分を備える。セルラ通信ネットワークにはリフレクション・エンティティが提供される(例えば、セルラ通信ネットワークの中に、またはセルラ通信ネットワークに接続可能な形で)。リフレクション・エンティティは、ネットワーク・アップロード・メッセージを受信し、ペイロード部分を備える1つ以上のリフレクション・メッセージを生成し、1つ以上のリフレクション・メッセージをサービス発信端末と所定の空間的位置関係にある複数のサービス宛先端末のグループに送信する。
このように、本願の中ではデータ・リフレクションと呼ぶ新規な概念が提案される。すなわち、発信端末はネットワーク・アップロード・メッセージのペイロード部分の中で特定のコンテンツを送信する。ネットワーク・アップロード・メッセージは、他の端末の終点アドレスを含まないメッセージである(例えば、SMSまたはMMSの等の場合にはこのように考えられるであろう)。しかしながら、ネットワーク・アップロード・メッセージは、例えば、所定の一片の情報を搬送しているまたはそれを持たないことによって、反射されるべきメッセージとして認識することができるように構成される。ネットワークの中にはリフレクション・エンティティが提供され、リフレクション・エンティティはネットワーク・アップロード・メッセージを認識するように構成される。リフレクション・エンティティは、ペイロード部分の中のコンテンツを「反射」する。この反射は、ネットワーク・アップロード・メッセージを送信した端末と所定の空間的位置関係にある宛先端末に向けられたメッセージの中に単にそれを挿入することにより行う。この所定の空間的位置関係は、リフレクション・エンティティが明白な形で判定することができる。これは、例えば、ネットワーク・アップロード・メッセージを送信したサービス発信端末の場所を判定し、そして、前記サービス発信端末からの、例えば、所定の距離の中にある宛先端末を判定することにより行われる。または、空間的位置関係は、暗黙に確立することができる。これは例えば、リフレクション・エンティティそれ自身の位置によって行われ、リフレクション・エンティティを、例えば、ネットワーク基地局と関連づけて、その基地局のカバーエリアの中にある全ての端末に対してリフレクション・メッセージを送信するように構成することができる。
データ・リフレクションというこの概念によって、空間的に限定された、ある数の端末に対して高速に情報を分配することができる。これはすなわち、大きな遅延なしに情報を分配することができるということである。これは、殆ど処理を加える必要がないということであり、ペイロード部分の中のコンテンツは「反射」されて、通信ネットワークの中では更なる処理が行われないからである。
このように、局所情報サービスを提供することができ、このサービスでは、あるサービス発信端末(これはまた同時にサービス宛先端末として動作できることが望ましい)がアップロード・メッセージを送信することにより、情報の流れを起動することができる。そして、このアップロード・メッセージは、リフレクション・エンティティによって、空間的に限定されたサービス宛先端末のグループへ、即座に反射される。このようなサービスは、リフレクション・エンティティが基地局またはeNodeB(すなわち、無線アクセスネットワークの中の)と共に配置される場合には、特に高速であり遅延を低くすることができる。リフレクション・エンティティが端末に近ければ近いほど、遅延は少なくなる。しかしながら、リフレクション・エンティティは、セルラ通信ネットワークのコアネットワークの内部に設置することもできるし、さらにまたはネットワークの外部であってもよい。
ネットワーク・アップロード・メッセージは適切な形の指標を搬送し、それにより、通信ネットワークは、それがネットワークアップロードタイプのメッセージであること、すなわち、リフレクション・エンティティによって反射されると決められているものであると認識することができる、という点に注意を要する。このような指標は、サーバアドレス(ここで、リフレクション・エンティティが宛先のサーバでない場合には、実際には、前記宛先にはサーバが存在する必要がないという点に注意を要する。言い換えれば、サーバアドレスは仮想サーバに対するものであってもよい)であってよい。または、メッセージヘッダの中の所定のフラグ等の他の任意の適切な形の指標であってもよい。メッセージのアドレスフィールドの中に情報が存在しない等、所定の一片の情報がない場合でも、ネットワーク・アップロード・メッセージを識別することが同様に可能である。
さらなる実施形態に従えば、セルラ通信ネットワークのインフラを使用した局所情報サービスを提供するためのシステムが提案される。セルラ通信ネットワークは、セルラ通信ネットワークにネットワーク・アップロード・メッセージを送信するように構成されたサービス発信端末を備える。ここで、ネットワーク・アップロード・メッセージはペイロード部分を備える。そして、システムは、セルラ通信ネットワークのリフレクション・エンティティを更に備える。リフレクション・エンティティは、ネットワーク・アップロード・メッセージを受信し、ペイロード部分を備える1つ以上のリフレクション・メッセージを生成し、そして1つ以上のリフレクション・メッセージをサービス発信端末と所定の特別な関係にあるサービス宛先端末のグループに送信するように構成される。
さらなる実施形態に従えば、セルラ通信ネットワークのリフレクション・エンティティとしてのネットワーク・エンティティが提案される。このネットワーク・エンティティは、ペイロード部分を備えるネットワーク・アップロード・メッセージをサービス発信端末から受信するための受信機と、ペイロード部分を備える1つ以上のリフレクション・メッセージを生成するためのメッセージ生成器と、そしてこの1つ以上のリフレクション・メッセージをサービス発信端末と所定の特別な関係にあるサービス発信端末のグループに送信するためのメッセージ送信機とを備える。
さらなる実施形態に従えば、本発明は、このようなリフレクション・エンティティを制御するための方法に関する。本方法は、ペイロード部分を備えるネットワーク・アップロード・メッセージをサービス発信端末から受信するための手順と、ペイロード部分を備える1つ以上のリフレクション・メッセージを生成するための手順と、この1つ以上のリフレクション・メッセージをサービス発信端末と所定の特別な関係にあるサービス宛先端末のグループに送信する手順とを備える。
図面を参照して本発明の実施形態を記述する。これは、本発明の概念をよりよく理解するために提供するものであって、本発明を限定すると見るべきではない。
本発明の方法の実施形態のフローチャートである。 本発明が適用される端末およびネットワークを示す図である。 本発明の実施形態に従ったネットワーク・エンティティを示す図である。 リフレクション・エンティティを制御するための本発明の方法の実施形態のフローチャートである。 局所情報サービスを提供することに関わるネットワークの実施例の要素を示す図である。 本発明の実施形態の中で使用することができる種々の異なる変形を示す概観図である。 本発明の実施形態を説明するためのプロトコルスタックの例を示す図である。 本発明の実施形態におけるネットワーク要素の間のシグナリングの実施例を示す図である。 本発明の更なる実施形態におけるネットワーク要素の間のシグナリングの実施例を示す図である。 本発明の更なる実施形態におけるネットワーク要素の間のシグナリングの実施例を示す図である。 基地局の中にリフレクション・エンティティが提供される1つの実施例におけるプロトコル階層化を示す図である。 本発明の更なる実施形態におけるネットワーク要素の間のシグナリングの実施例を示す図である。
図1は本発明の方法の基本的な実施形態のフローチャートを示す。第1のステップS10において、セルラ通信ネットワークの端末は、ネットワーク・アップロード・メッセージをセルラ通信ネットワークに送信する。ここで、アップロード・メッセージは、ある特定なコンテンツをペイロード部分の中に備える。
「ネットワーク・アップロード・メッセージ」という用語は、当該メッセージがセルラ通信ネットワークにアップロードされることを意味しているが、これはまた、局所情報サービスのために設計された特定のメッセージであるということを意味している。これは、ネットワーク・アップロード・メッセージが適切な形の指標を含み、これにより、セルラ通信ネットワークが、そのネットワーク・アップロード・メッセージがペイロード部分を備えるメッセージであり、ペイロード部分には局所情報サービスにおいてサービス宛先端末に反射し返すべきコンテンツを含むと認識できるからである。指標は、任意の適切なまたは望ましい様式で選定することができる。それは、例えば、サーバアドレス等の所定のデータストリングであってもよく、またはメッセージのヘッダの中のフラグ等の、いずれか他の指標であってもよい。指標はまた、特定の一片の情報が欠落していること、例えばアドレスが欠落していてもよい。
ネットワーク・アップロード・メッセージの送信の起動もまた、任意の適切なまたは望ましい様式で選定することができる。例えば、メッセージは、移動端末のユーザが、移動端末上のアプリケーションを適切に操作することにより送信することができる。または、このようなネットワーク・アップロード・メッセージは自動的に送信することもできる。これは例えば、緊急の状況では、危険またはハザードに置かれる可能性がある周辺に対して警報を発することが望まれるからである。この様式では、本発明の概念は、車両の中の適切な検知器が危険な状況を認識したときに、警告または警報コンテンツを備えるネットワーク・アップロード・メッセージを外部に自動的に送信するように構成された車両搭載システムの場合に有利に適用することができる。これは例えば、事故が発生したことを事故検知器が検知したような場合である。
ステップS11において、セルラ通信ネットワークの中のリフレクション・エンティティは、ネットワーク・アップロード・メッセージを受信する。「エンティティ」という用語は、示した機能を提供するための装置または装置のグループを示す。従って、ノード、ノードの部分またはノードのグループはネットワーク・エンティティを形成することができる。
上述したように、ネットワーク・アップロード・メッセージは、適切な指標を搬送している。リフレクション・エンティティは、この指標を認識できるように構成される。これは様々な様式で行うことができる。例えば、指標は単にリフレクション・エンティティを備えるサービスのアドレスであってよく、これにより、ネットワーク・アップロード・メッセージがネットワークによってリフレクション・エンティティに転送される。この意味で、サーバはアップロード・メッセージを自動的に認識する。しかしながら、例えば、セルラ通信ネットワークの中に1つ以上のノードを配置して、メッセージを分析して指標(例えば、所与のサーバアドレス)を求め、そしてそれによりネットワーク・アップロード・メッセージであることを認識して、それをインターセプトするということも可能である。例えば、リフレクション・エンティティは基地局の中に設置することが可能であり、1つ以上の所与のサーバアドレスを検知することができる。そして、リフレクション操作を直接に実行することができる。すなわちこの場合は、指示されたアドレスに向けてメッセージを実際に転送することはしない。従ってこの場合には、所与のアドレスのもとにサーバが実際に存在する必要はないと理解することができる。同様に、ネットワーク・エンティティはメッセージヘッダの中のフラグ等の指標を認識するように構成することもできる。
ステップS12において、リフレクション・エンティティは1つ以上のリフレクション・メッセージを生成する。リフレクション・メッセージは、ネットワーク・アップロード・メッセージの中で受信したペイロード部分を備える。例えば、ペイロード部分は、送信端末が自分自身の周囲の特定のエリアの中で分配することを望む警報または警告情報を備えることができる。生成されたリフレクション・メッセージは、例えば、メッセージ(制御情報を有するヘッダとコンテンツを有するペイロード部分を備える)のペイロード部分は手が加えられていないままで反射されて、メッセージのヘッダだけが変更されているというようにすることができる。
サービス宛先端末のグループの判定、すなわち、受信可能な端末のうちの何れの端末が実際にリフレクション・メッセージを受信するべきであるかの判定は、様々な様式で行うことができる。例えば、リフレクション・エンティティは、空間的位置関係を確立するために、専用の判定処理を実行することができる。または既に実行している。これは例えば、送信端末の場所を推定し(例えば、GPSまたはセルラシステム移動測位システム(MPS)の助けを借りて)、そして、この情報サービスに対して可能な終点である端末の推定場所に基づいて、特定のルール(「半径xy以内にある全ての端末を見いだす」等)を適用することにより行うことができる。
しかしながら、空間的位置関係はまた、暗黙に判定することができる。例えば、リフレクション・エンティティそれ自身の場所に基づいて行うことができる。すなわち、リフレクション・エンティティが、所定のエリア(基地局等)にサービスを提供しているセルラ通信ネットワークのノードに関連している場合には、空間的位置関係は、上記所定のエリアの中の全ての端末にリフレクション・メッセージを送信することで確立することができる。これは、送信端末がその所定のエリアの中に位置しているからである。当然のことながら、空間的位置関係はまた、リフレクション・メッセージを、所定のエリア(例えばセル)の中にある端末ばかりでなく、セルラ通信ネットワークのエリア方式の中の近隣する所定のエリア(例えば近隣セル)の中にある端末にも送信することと規定することができるであろう。
局所情報サービスは、サービスに対して登録した端末だけが、サービス発信端末および/またはサービス宛先端末として動作することができるという様式でサービスを提供することができるという点に注意を要する。
ステップS13においては、リフレクション・エンティティは、その1つ以上のリフレクション・メッセージをサービス発信端末と所定の空間的位置関係の中で終端する複数のサービス宛先端末に送信する。この送信は、種々の異なる様式行うことができる。これは更に続けて示す実施例から明らかになるであろう。
図2は、セルラ通信ネットワーク20のいくつかの端末21〜24を示す。セルラ通信ネットワーク20は、リフレクション・エンティティ25を備える。図中に示した実施例においては、ネットワーク端末21はサービス発信端末として動作し、ネットワーク・アップロード・メッセージ200をセルラ通信ネットワーク20に向けて送信する。このネットワーク・アップロード・メッセージ200はリフレクション・エンティティ25によって受信される。これは、例えば、ネットワーク・アップロード・メッセージ200がリフレクション・エンティティ25を備えるサーバを宛先としているからである。或いは、例えば、リフレクション・エンティティ25がネットワーク・アップロード・メッセージ200の中の専用の指標を読むことができ、従って、メッセージをインターセプトできるからである。そして、リフレクション・エンティティ25は、リフレクション・メッセージ201、202を生成し、これらを、それぞれネットワーク端末22および23に送信する。この実施例では、これら端末22および23が、端末21と所定の空間的位置関係203にあり、端末21はサービス発信端末として動作する。より具体的には、図2の実施例では、空間的位置関係は、端末21の周囲のエリア203として示されている。図からわかるように、端末24はエリアの中には位置していない。すなわち、端末24は端末21とは所定の空間的位置関係にはない。従って、リフレクション・メッセージは端末24には送信されないことになる。
ここに示した実施例では、端末21はサービス発信端末として動作し、端末22、および23はサービス宛先端末として動作している。局所情報サービスは、1つのグループの端末(端末21〜24等)がそれぞれサービスに対して登録をすれば、それぞれが、サービス発信端末およびサービス宛先端末のどちらとしても動作することができるという様式で提供されることが望ましい。
さらに、図2の実施例では、リフレクション・メッセージ201および202は、端末22および23に送信されたが、発信端末21には送信されなかった。オプションとして、リフレクション・エンティティ25はまた、リフレクション・メッセージをサービス発信端末21に送信し返すように構成することもできるであろう。これにより、例えば、サービス発信端末21は、ネットワーク・アップロード・メッセージ200が適切に受信されたことを確認することができる。
上記で言及したように、局所情報サービスに対してイネーブルされた端末は、サービス発信端末およびサービス宛先端末として動作できることが望ましい。しかしながら、いくつかの端末はサービス発信端末としてだけ動作して、他の端末はサービス宛先端末としてだけ動作するということもまた可能である。
図2は単に例示であって、局所情報サービスには、典型的にはさらに多くの端末が関わるであろうという点に注意すべきである。さらに、2つ以上のリフレクション・エンティティを提供することもできる。
好適な実施形態に従えば、サービス発信端末およびリフレクション・エンティティは、リフレクション・アップロード・セッションを確立しそれを維持して、局所情報サービスを提供するように構成される。言い換えれば、図2の端末21等のサービス発信端末とリフレクション・エンティティ25とは、初期にセッション設定パラメータを交換して、リフレクション・アップロード・セッションを確立する。さらに、サービス宛先端末22、23とリフレクション・エンティティ25とは、それぞれのリフレクション・ダウンロード・セッションを確立して維持することが望ましい。言い換えれば、サービス宛先端末として動作することを望む端末は、初期にセッション設定パラメータをリフレクション・エンティティ25と交換し、リフレクション・ダウンロード・セッションを確立する。リフレクション・アップロード・セッションとリフレクション・ダウンロード・セッションとは、互いに独立に保持することができるという点に注意を要する。端末がサービス発信端末およびサービス宛先端末の両方として動作することができる場合には、それらの端末は、リフレクション・アップロード・セッションとリフレクション・ダウンロード・セッションとを同時に保持して、それらはその後に、リフレクション・エンティティに関係する上記所与の端末に対する単一の局所情報サービスセッションとなることが望ましい。
セッションを確立し保持することに対する重要な視点は、リフレクション・エンティティが、どのネットワーク端末が可能性のあるサービス発信端末としてまたは可能性のあるサービス宛先端末として局所情報サービスに参加しているかを追尾し続けることができる点である。従って、セッションの保持は、キープ・アライブ・メッセージを端末からリフレクション・エンティティに送信して、端末がまだ存在していることをリフレクション・エンティティに通知するステップを含むことができる。
好適な実施形態に従えば、リフレクション・アップロード・セッションは、端末とリフレクション・エンティティとの間の接続を継続して維持できるように、セッションが継続している間はセルラ通信ネットワークのユニキャスト・チャネルを保持するステップを含むことができる。このようなユニキャスト・チャネルは、例えば、端末とリフレクション・エンティティとの間は回線交換による接続またはパケット交換による接続であってよい(汎用パケット無線サービス(GPRS:General Packet Radio Service)接続または汎用移動通信システム(UMTS:Universal Mobile Telecommunications System)接続等におけるような)。そして、ネットワーク・アップロード・メッセージは、こうして確立し保持したユニキャスト・チャネルを介して送信される。
同様に、リフレクション・ダウンロード・セッションは、リフレクション・ダウンロード・セッションが継続している間は、リフレクション・エンティティとそれぞれのサービス宛先端末との間で、セルラ通信ネットワークのユニキャスト・チャネルを保持するステップを含むことができる。このようなユニキャスト・チャネルはまた、サービス宛先端末とリフレクション・エンティティとの間は、例えば回線交換チャネルまたはパケット交換チャネルであってよい。
このようなユニキャスト・チャネルを保持する利点は、ネットワーク・アップロード・メッセージおよび/またはリフレクション・メッセージの送信を非常に高速にできる(すなわち遅延が殆どない)という点である。これは、アップロード・メッセージまたはリフレクション・メッセージを送信するときに、最初に通信チャネルを設定する必要がないからである。サービスを運用することに対して遅延が低減されると言う点は、このサービスを局所警告または警報システムとして使用する場合に(例えば、救急または事故の場合に周囲に警報を発する車両搭載型の端末に対して)、特に重要である。
端末とリフレクション・エンティティとの間の通信を考えると、それぞれのアプリケーションが端末とリフレクション・エンティティとの中でセッションを確立し、そして、通信が転送層接続の上で(例えば、ユーザデータグラムプロトコル(UDP:User Datagram Protocol)、伝送制御プロトコル(TCP:Transmission Control Protocol)等を使用して)保持され、転送層接続は更に下位層(MAC(メディアアクセス制御)層等)の上で保持されることが望ましい。1つの実施例が図7に示されている。
セッション保持の一部としてキープ・アライブ・メッセージを端末からリフレクション・エンティティに送信する場合には、キープ・アライブ・メッセージは周期的に送信されることが望ましい。この周期の時間間隔は、下位層の(例えば、転送層、リンク層、MAC層等における)通信プロトコルで使用されるいずれのタイムアウトタイマの時間間隔よりも短い時間に設定されることが望ましい。言い換えれば、この様式では、アプリケーション層で動作する端末およびリフレクション・エンティティの中のアプリケーションが、例えばある制御された様式で終了する以前に、下位層でのタイムアウトによって接続が失われてしまうというのを回避することができる。キープアライブ時間間隔は、端末の中で事前設定することができる。または端末は、以前の接続の解析を実行し、その結果からキープアライブ時間間隔を判定するよう適合させることができる。また、端末は適応的な手順を有し、それによりキープアライブの時間間隔を適応的に変化させることができる。すなわち、現在設定されているキープアライブ時間間隔は、試験実行メカニズムを使用して増加させることができる。これは例えば、時間間隔を引き延ばしてみて、そして接続が保持されているかの試験を行い、この引き延ばしがうまくいけばこの引き延ばした時間間隔を使用するというものである。問題が検知された場合には、端末は事前設定された値に戻ることができる。このような試験手順は、時間間隔の引き延ばしを段階的な様式で規定することができる。代替としてまたは追加として、リフレクション・エンティティは、時間間隔を端末にシグナリングすることができ、この時間間隔はデフォルト値として使用するか、または端末の中で事前設定されていた他の任意の時間間隔を書き替えることができる。
上記の記述で、好適な実施形態に従えば端末とリフレクション・エンティティとはユニキャスト・チャネルを保持できることを注記した。追加または代替として、例えばセルラ通信ネットワークのランダムアクセス・チャネル等の共有アップロードチャネルの上でサービスを提供し、セルラ通信ネットワークのブロードキャスト・チャネルまたはマルチキャスト・チャネルの上でリフレクション・メッセージを送信することもまた可能である。共有アップロードチャネル、およびマルチキャストまたはブロードキャスト・チャネルを使用することは、ユニキャスト・チャネルを保持することと同じ利点を有する。これはすなわち、これらのチャネルは既に設定されていて、従って、局所情報サービスにおけるチャネル設定の遅延を回避することができるからである。
言い換えれば、局所情報サービスでは、事前に確立されて継続して保持されている通信チャネルを利用して、ネットワーク・アップロード・メッセージおよび/またはリフレクション・メッセージを送信することが望ましい
上述したように、リフレクション・エンティティは、空間的位置関係の判定処理を実行して所定の空間的位置関係を有するサービス宛先端末のグループを判定するように構成することができる。この判定処理は、ネットワーク・アップロード・メッセージを送信したサービス発信端末の場所を推定するステップとともに、サービス宛先端末として可能性のある端末の場所を推定するステップを含むことができる。これは、GPSから得られる測位データまたはセルID等のネットワーク・アップロード・メッセージの中の場所指標を解析するステップを、1つの例として備えることができる。同様に、サービス宛先端末の場所を推定するステップは、サービス宛先端末として可能性のある端末が、周期的にメッセージをリフレクション・エンティティに送信するステップを含むことができる。このメッセージは、GPS測位データまたはセルID等の場所指標を備える。このような場所指標は、例えば、リフレクション・ダウンロード・セッションの一部として正規に送信することができて、これは、恐らくはキープ・アライブ・メッセージとともに送信される。同様に、ネットワークは、セルラネットワークのMPSを使用することにより、サービス宛先端末の場所を推定することができる。
ネットワーク・アップロード・メッセージが受信されたときの、空間的位置関係の判定処理に関わる可能性のある遅延を低減するために、空間的位置関係の判定処理は、リフレクション・アップロード・セッションおよびリフレクション・ダウンロード・セッションの間は連続して実行されることが望ましい。これは、リフレクション・エンティティが、サービス発信端末としての可能性がある各端末に対して、サービス発信端末としての可能性がある各端末と所定の空間的位置関係にあるサービス宛先端末のグループを連続して確立するというような様式で実行されることが望ましい。従ってその場合には、ネットワーク・アップロード・メッセージが、サービス発信端末としての可能性がある端末の内の1つから受信された時には、上記サービス発信端末に対するサービス宛先端末のグループは既に確立されていて、リフレクション・メッセージは直ちに送信することができる。言い換えれば、リフレクション・エンティティは、サービス発信端末としての可能性がある各端末に対して、所定の空間的位置関係にある(例えば、所定の半径の中にある)サービス宛先端末のグループの連続した記録を保持しいて、それにより、ネットワーク・アップロード・メッセージを受信したときには、サービス宛先端末のグループが直ちに利用可能となるようにすることが望ましい。従って、上記グループを判定するステップに対して遅延が生ずることはない。
所定の空間的位置関係の判定はまた、暗黙の様式で行うことができる。すなわち、リフレクション・エンティティを、所定のエリアでサービスを提供する、セルラ通信ネットワークのノードと関連づけることにより行うことができる。この場合には、所与のエリアから受信したネットワーク・アップロード・メッセージは、単に上記エリアの中に反射し返すだけでよく、空間的位置関係の特定の判定処理を実行する必要はない。例えば、反射点をセルラ通信ネットワークの基地局に設置して、上記基地局のカバーエリアからのネットワーク・アップロード・メッセージを、リフレクション・メッセージとして上記カバーエリアの中に反射し返すことができる。
以下の点に注意を要する。リフレクション・エンティティにおいて空間的位置関係の明確な判定処理を実行するという概念と、所定の空間的位置関係を有するグループの暗黙な判定を行うという概念とは合成することができるという点である。これはすなわち、所定のエリアにサービスを提供するノードと共に提供することができるリフレクション・エンティティによって合成することができる。また同時に、局所情報サービスに関わる1つ以上の端末に対する空間的位置関係の判定処理を実行することもできるという点である。
本発明のさらなる実施形態に従えば、リフレクション・エンティティは、サービス発信端末を識別する情報を1つ以上のリフレクション・メッセージから削除するためのメッセージ匿名化処理を実行するように構成されることが望ましい。言い換えれば、サービス発信端末のプライバシーを保護するために、ネットワーク・アップロード・メッセージのペイロード部分の中の、サービス発信端末が分配を希望する情報だけがリフレクション・メッセージの中にコピーされて、サービス発信端末を識別する情報(アドレス情報等)はコピーされないように、リフレクション・エンティティを構成することが可能である。
既に言及したように、本発明および上記の実施形態の基本的な概念は、サービス発信端末および/またはサービス宛先端末が車両搭載型である場合のサービスという状況の中で有利に適用することができる。従って、1つの形の交通警報情報サービスが、本発明の概念によって可能になる。更に具体的に言うならば、警報または救急メッセージは、ネットワーク・アップロード・メッセージとして送信することができ、その後に、サービス発信端末の近傍(例えば、所定の半径の中)における交通参加者に対してそれを反射させることができる。ネットワークアップロードの送信は、任意の所望の様式で起動することができる。これは例えば、車両の運転者が手動で行ってもよいし、または、車両内の検知器が、近傍の交通参加者に警告するほうが良いと判断される所定の条件を検知した場合には自動的に行われることが望ましい。
さらに、リフレクション・アップロード・セッションおよび/またはリフレクション・ダウンロード・セッションを使用する場合には、車両搭載型端末は、例えば車両イグニションが活性化されたときにはいつでも、それぞれのセッションを自動的に確立するように構成することができる。当然のことながら、この確立はまた、車両の運転者が手動で起動することもできるであろう。同様に、イグニションが不活性化されたときには、セッションを自動的に終了させることができる。すなわち、端末はそのときには、適切なセッション終了メッセージをリフレクション・エンティティに送信する。
さらに、車両搭載という用語は、端末は車両に取り付けられていることを意味し、これは永久的な形式でもよいし着脱可能な形式でもよいという点に注意を要する。例えば、サービス発信端末またはサービス宛先端末として動作することができる端末は、車両インタフェースシステムに適切に取り付けられた移動電話端末であってよい。この車両インタフェースシステムは、例えば自動車に対する公知の移動電話インタフェースであってよい。しかしながら、端末はまた車に固定的に搭載されていてもよい。
図3は、リフレクション・エンティティとして動作するように構成されたネットワーク・エンティティ30を図示したものである。ネットワーク・エンティティ30は、サービス発信端末からペイロード部分を備えるネットワーク・アップロード・メッセージを受信するための受信機301と、ペイロード部分を備える1つ以上のリフレクション・メッセージを生成するためのメッセージ生成器302と、この1つ以上のリフレクション・メッセージを、サービス発信端末と所定の空間的位置関係にあるサービス宛先端末のグループに送信するためのメッセージ送信機303とを備える。
エンティティ30は、例えばサーバであってよく、受信機301、メッセージ生成器302、およびメッセージ送信機303は、ハードウェア、ソフトウェア、またはハードウェおよびソフトウェアの任意の適切な組み合わせとして提供することができる。例えば、それらは、プログラム可能なプロセッサの上で実行するためのコンピュータコードの部分として提供することができる。
図4は、エンティティ30等の、ネットワーク・エンティティに対する基本的な制御方法のフローチャートを示す。この制御方法は、ペイロード部分を備えるネットワーク・アップロード・メッセージをサービス発信端末から受信するための手順S41と、ペイロード部分を備える1つ以上のリフレクション・メッセージを生成するための手順S42と、この1つ以上のリフレクション・メッセージをサービス発信端末と所定の空間的位置関係に位置する複数のサービス宛先端末のグループに送信するための手順S43とを備える。
この基本的な制御方法は、上記で記述した任意の実施形態に従って変更することができるとともに、この制御方法自身をコンピュータプログラムまたはコンピュータプログラムを記憶した記憶媒体として実施することができる。ここで、コンピュータプログラムまたはコンピュータプログラムを記憶した記憶媒体は、プログラム可能なネットワーク・エンティティの上で実行されるときに、制御方法を実行するためのコンピュータコードの部分を備える。
以前に記述した実施形態に従えば、ネットワーク・エンティティ30には、サービス発信端末との間にリフレクション・アップロード・セッションを確立してそれを保持するためのリフレクション・アップロード・セッションマネージャも提供されることが望ましい。さらに、ネットワーク・エンティティ30は、サービス宛先端末との間に、それぞれのリフレクション・ダウンロード・セッションを確立してそれを保持するためのリフレクション・ダウンロード・セッションマネージャを備えることができる。リフレクション・アップロード・セッションマネージャは、リフレクション・アップロード・セッションが継続している間は、セルラ通信ネットワークのユニキャスト・チャネルを保持するように構成されることが望ましい。ここで、受信機301は、ユニキャスト・チャネルを介してネットワーク・アップロード・メッセージを受信するように構成される。代替としてまたは追加として、受信機301は、セルラ通信ネットワークの共通アクセス・チャネルを介してアップロード・メッセージを受信するように構成することができる。
同様に、リフレクション・ダウンロード・セッションマネージャは、リフレクション・ダウンロード・セッションが継続している間は1つ以上のダウンロードセッションがセルラ通信ネットワークのユニキャスト・チャネルを保持するステップを含むように構成されることが望ましい。ここで、メッセージ送信器303は、ユニキャスト・チャネルを介してリフレクション・メッセージを送信するように構成される。追加としてまたは代替として、メッセージ送信器303はまた、セルラ通信ネットワークのブロードキャスト・チャネルまたはマルチキャスト・チャネルを介して、上記1つ以上のリフレクション・メッセージを送信するように構成することができる。
セッションマネージャは、ハードウェア、ソフトウェア、またはハードウェアとソフトウェアとの任意の適切な組み合わせとして提供することができるという点に注意を要する。
リフレクション・エンティティ30はさらに、サービス宛先端末のグループを判定するために空間的位置関係の判定処理を実行するためのプロセッサを備えることが望ましい。プロセッサは、ネットワーク・アップロード・メッセージの中の場所指標を解析するためのアナライザを備えることができる。アナライザは、ハードウェア、ソフトウェア、またはハードウェアとソフトウェアとの任意の適切な組み合わせとして提供することができるという点に注意を要する。プロセッサは、サービス宛先端末の場所を推定するための推定器を更に備えることができる。再び、推定器は、ハードウェア、ソフトウェア、またはハードウェアとソフトウェアとの任意の適切な組み合わせとして提供することができる。
既に具体的に述べたように、リフレクション・エンティティ30は、セルラ通信ネットワークのノーと関連づけることができる。このノードは、セルラ通信ネットワークの基地局またはeNodeB等のように所定のエリアでサービスを提供する。
さらに、リフレクション・エンティティ30は、上記1つ以上のリフレクション・メッセージからサービス発信端末を識別する情報を削除するためのメッセージ匿名化器(アノニマイザ)を備えることができる。メッセージ匿名化器は、ハードウェア、ソフトウェア、またはハードウェアとソフトウェアとの任意の適切な組み合わせとして提供することができる。
以下ではより詳細な実施例を記述する。その中では、上記で挙げたいくつかの実施形態が変形されて組み合されている。
図5は、本発明を3Gセルラ通信システムに適用した場合を図示したものである。ここで、車両の中に搭載された端末50は、NodeBを介してネットワーク・アップロード・メッセージ501をネットワークに送信する。このネットワークは、RNC(無線ネットワーク制御装置:Radio Network Controller)、SGSN(サービングGPRSサービスノード:Serving GPRS Service Node)、GGSN(ゲートウェイGPRSサービスノード:Gateway GPRS Service Node)、およびデータ・リフレクタを備える。データ・リフレクタは、リフレクション・エンティティの1つの実施例であり、GGSNに接続されている。さらに、BM−SC(ブロードキャストマルチキャスト・サービスセンタ:Broadcast Multicast Service Crenter)、CBC(セルブロードキャストセンタ:Cell Broadcast Center)、およびMPS(移動測位センタ:Mobile Positioning Center)が示されている。
図6は、リフレクション・エンティティを設置するための3つの好適な概念を概観したものである。これは、データ・リフレクタユニットとして示されており、その動作を示している。3つのメカニズムを以下で説明する。既に言及したように、「ネットワーク・アップロード・メッセージ」は、メッセージのヘッダの中の反射指標(例えば、フラグ等のヘッダ要素、および/または具体的なアドレスまたはポート等)によって特徴付けられる。
番号1はユニキャスト送信の場合を表し、ここでは、データ・リフレクタは、データ・リフレクタに接続されている(すなわち、接続セッションを保持している)端末(例えば車両の中の)のリストを管理する。リストは、各端末の現在の位置の推定位置を含む。データ・リフレクタは、ジオタグ(geo−tag)を付したネットワーク・アップロード・メッセージを受信することにより、メッセージによって影響を受ける端末を選定し、これらの端末(車両)にネットワーク・アップロード・メッセージを送信し返す。各端末は、データ・リフレクタとの転送層接続を保持して無線資源を継続して割り当てることにより、時間を要する接続の確立を回避しようと試みる。
番号2は、ネットワークがブロードキャストメカニズムをサポートする場合を表し、データ・リフレクタは、ネットワーク・アップロード・メッセージの場所情報に基づいて、パケットがどのエリア(すなわち、セルのある特定なセット)に転送されるべきであるかを決定する。MBMSは、使用することができる可能性がある1つのブロードキャストメカニズムである。
番号3は、基地局の中に統合した新しいリフレクション・エンティティを追加することによってネットワークを強化することができる場合を表す。このようなリフレクション・エンティティによって、パケットの中に場所情報が埋め込まれていない場合でも、メッセージの高速反射が可能になる。従って、基地局は、アップロード・メッセージを送信したセル(およびオプションとして、それに近隣するセル)に、場所に基づいた反射を暗黙に行うことができる。
以下では、これらの3つの事例をより詳細に検討する。
ユニキャストの場合(番号1)では、図7に示すように、各車両は、データ・リフレクタとの転送層接続(TCP、UDP、...)を保持し続けようとする。アプリケーション層(リフレクション)プロトコルはこの接続の保持に対する責任を有する。データパケットが送信されるべき場合には、メディアアクセス制御(MAC)層の上で無線資源が割り当てられる。アプリケーション層(リフレクション)プロトコルは、割り当てられた無線資源を、セッションの全継続時間を介して保持することにより、資源割り当て手順を行わないようにすることができる。
従って、この実施形態では、以下の手順を使用することができる。
−端末(車両)は、転送層接続を確立し、無線資源を割り当てることにより、アプリケーション層(リフレクション)セッションを開始する。アプリケーションタイプ、更新周波数等のセッションパラメータがデータ・リフレクタと交換される。この1つの実施例が図8に示されている。図8は、アプリケーション層プロトコル・エンティティ(app.ent.)、転送層プロトコル・エンティティ(tran.ent.)、およびMAC層プロトコル・エンティティ(MAC ent.)を示す。左側の3つのエンティティ80、81、82は発信端末の中に設置され、中央のMACエンティティ83はネットワークに属し、そして右側のエンティティ84、85はリフレクタエンティティに属する。図8における手順は、以下の図9、図10および図12においては1つの矢印「リフレクション・セッション開始」で表されているという点に注意を要する。これらの図では、ネットワーク・アップロード・メッセージの例として警報メッセージを示しており、またリフレクション・メッセージの例として反射警報メッセージを示しているという点にさらに注意を要する。これらのメッセージは、アプリケーション層の上で交換されることが望ましい。また、ここに示されているキープ・アライブ・メッセージは、転送層の上で交換されることが望ましい。
−端末はアップロード・メッセージをデータ・リフレクタに送信し、他の端末(車両)からのリフレクション・メッセージをデータ・リフレクタから受信する。メッセージは転送層(TCP、UDP)パケットの中に埋め込まれる。データ・リフレクタのところに到着するアップロード・メッセージは、そのアップロード・メッセージに関連する該当エリアの中に推定場所がある端末リストの端末へ、それらの場所に従って送り返される(反射される)。該当エリアは、リフレクション・メッセージタイプおよびリフレクション・セッションパラメータに依存して任意に定義可能な地理的エリアである。
−データ・リフレクタは、アップロード・メッセージを受信した後に以下の手順を実行することができる。
−−セッションID(これはメッセージの中に含めることができるであろう、または端末ID/アドレスをセッションIDと相関させることにより得られる)を識別する。
−−関連するセッションパラメータを抽出する。
−−メッセージパラメータ(メッセージタイプ、位置参照)を読み出す。位置参照は、例えば、GPSから得られる測位データまたはセルIDであってよい。
−−セッションパラメータおよびメッセージパラメータに依存したアップロード・メッセージの該当(所定の空間的位置関係にある)エリアを導出する。例えば、「事故警報」フラグおよびセルID4711を有するアップロード・メッセージが受信されたとすれば、6角形セルの場合には、対応する該当エリアは境を接する全ての6つのセル(ID:4708、4709、4710、4712、4713、4714)である。
−−接続された端末のリストと、該当エリアへのそれらの推定場所(セルラネットワークまたはGPSに基づく追尾を介して得られた)とを整合させる。および、該当エリアの中にある全ての端末(→影響を受ける端末)を抽出する。メッセージ発信端末は除外してもよいし含めてもよい。
−−影響を受ける端末(車両)にリフレクション・メッセージ(ネットワーク・アップロード・メッセージのペイロード部分を含み、従って、アップロード・メッセージを送信しているサービス発信端末が分配を意図するコンテンツを含む)を送り返す前に、メッセージ始点IDおよびメッセージ始点アドレスを削除する(プライバシー規制に従って)。しかしながら、悪用を防ぐために、送信者IDおよび可能な署名は、専用の監視サーバの中に記録して、後に、故意の権利侵害を識別することができる。
−ある特定な時間間隔のあいだに、確立した接続を介してデータパケットが送信されない場合には、端末はキープ・アライブ・メッセージ(おそらく有用なアプリケーションデータを含む)を送出する。これは、発信端末に反射されるだけであり、他の端末には反射されないであろう。これは図9を参照されたい。このアプリケーション層メッセージは、特定のプロトコル状態のマシーン動作を知らずに転送層タイマおよびMAC層タイマをリセットするという結果を引き起こす。タイマは、プロトコル構成を知ることにより、または前もって行う測定結果を使用することにより決定することができる。
−端末は、リフレクタにおけるセッションの終了またはタイムアウトを指示するメッセージをデータ・リフレクタに送信することにより、データ・リフレクション・セッションの終了を決定することができる。タイムアウトしたセッションに対するキープ・アライブ・メッセージを受信した結果は、新しいセッション確立手順になる。
以下では、図10を参照してブロードキャストの実施形態(番号2)の記述を行う。
手順は以下の通りとすることができる。
−端末は、転送層接続を確立して無線資源を割り当てることにより、アプリケーション層セッションを開始する(例えば、カウンティングまたは登録履歴に対して)。データ・リフレクタとパラメータ(アプリケーションタイプ、更新周波数等)を交換した後には、アプリケーション層セッションを活性に保持する必要はない。
−送信するデータがない時には、端末は短いキープ・アライブ・メッセージ(おそらく有用なアプリケーションデータを含む)を送信する。これは、いずれの端末にも反射されないであろう。このアプリケーション層メッセージは、インフラを成すアクセスネットワークの、特定のプロトコル状態のマシーン動作を知らずに転送層タイマおよびMAC層タイマをリセットするという結果を引き起こす。UE(ユーザ装置)追尾を適用することができるが、しかし、この追尾は、データ・リフレクタのこの種類の実施形態に対しては必須ではない。
−端末はネットワーク・アップロード・メッセージをデータ・リフレクタに送信する。アップロード・メッセージは、転送層(TCP、UDP)パケットの中に埋め込むことができる。データ・リフレクタに到着したネットワーク・アップロード・メッセージはブロードキャスト・サービスに送られ、そのネットワーク・アップロード・メッセージの該当エリアの内部でメッセージの流布が行われる。あるいは、該当エリアの指示を有するコンテンツ部分だけが転送される。または完全なリフレクション・メッセージが生成されて、該当エリアの指示とともに転送される。該当エリアは、ネットワーク・アップロード・メッセージタイプおよびアップロードセッションパラメータに依存して任意に定義可能な地理的エリアである。
−端末は、リフレクション・メッセージに専用の特定のブロードキャスト・チャネルを常に監視して聴くことにより、リフレクション・メッセージを受信する。
−データ・リフレクタは、アップロード・メッセージを受信した後に、以下の手順を実行することができる。
−−メッセージパラメータ(例えば、メッセージタイプ、位置参照)を読み出す。位置参照は、例えば、GPSから得られる測位データまたはセルIDであってよい。
−−メッセージパラメータに依存したアップロード・メッセージの該当エリアを導出する。
−−該当エリアを、利用可能なブロードキャスト・サービスに特化したブロードキャストエリア(すなわち、MBMSの場合のサービスエリア)にマッピングする。
−−メッセージ始点IDおよびメッセージ始点アドレスを削除する(プライバシー規制に従って)ことにより、リフレクション・メッセージを匿名化する。
−−リフレクション・メッセージ、またはアップロード・メッセージ、またはアップロード・メッセージのコンテンツ部分を、該当エリア情報とともにネットワークの中のブロードキャスト・サービスノードに送信し、ブロードキャスト・サービスノードが、影響を受けるセルの中でメッセージのブロードキャストを開始する。すなわち、リフレクション・メッセージを、BM−SCに送信して、BM−SCは、関連するサービスエリアの中における分配を起動する。
−−高速データ送信を保証するために、ブロードキャスト・サービスが高速リフレクション・メッセージに専用の共有チャネルを常に保持する。MBMSを使用する場合には、リフレクション・メッセージに対してMBMS転送チャネルを常に割り当てることができるであろう。
−−異なるサービスまたは異なる優先度クラスを1つの転送チャネルの上に多重化する場合には、反射された道路交通警報は、ブロードキャスト・チャネルを介して、最も高い優先度でブロードキャストエリアの中の全ての端末に対して送出することができるであろう。
−オプションとして、端末は、データパケットをデータ・リフレクタに送信し、自分のデータ・リフレクション・セッションの終了を指示することにより、自分のデータ・リフレクション・セッションを明白な形で終了することができる。
以下では、図11および12を参照してローカルな反射の実施形態(番号3)を記述する。
基地局の中のリフレクション・エンティティによって、非常に高速にメッセージを反射することが可能になる。これは、基地局がリフレクション・エンティティによって強化されている場合に可能である(図11参照)。インフラ設備に基づくいくつかの通信システム(WiMax(Worldwide Interoperability for Microwave Access)およびLTE(Long Term Evolution)等)においては、無線リンクのデータリンク層は基地局の中で終端される。しかしながら、新しいリフレクタエンティティはネットワーク層パケットにアクセスを有する。
リフレクタは、以下の手順を実行することができる。
−入力メッセージがアップロード・メッセージであるかを検査する。これは、例えば、送信メッセージが宛先としている特定のIPアドレスを調べることによって実現することができるであろう。別のオプションは、アプリケーションプロトコルを調べて、反射タグが設定されているかを検査することである。
−もしメッセージがアップロード・メッセージであれば、リフレクタ・エンティティは、以下のステップの内の1つ以上のステップを行うことができる。
−−メッセージそのものを始点のセルへとダウンリンク方向に帰還する。これは、ネットワーク層アドレスをマルチキャスト/ブロードキャストアドレスに変更することにより達成することができる。
−−さらに、メッセージタイプに依存して、メッセージを周囲の基地局に送信することができる。LTE(Long Term Evolution)においては、これは、X2インタフェースを介して行うデータ交換であろう。基地局は、この機能に対して近隣リストを保持することができる。
−−さらに、ネットワーク・アップロード・メッセージまたはその上にある情報は、コアネットワークを介してサーバ(図12においては「監視サーバ」と示されている)に転送し、全てのリフレクション・メッセージのログをとる(悪用を防ぐ)ことができる。このような監視サーバは、上記の全ての実施形態の中で使用することができるという点に注意を要する。
データ・リフレクションに関するこの実施形態では、位置参照は必要としない。場所に関する知識は暗黙の内に考慮されている。
本発明の実施形態は、セルラネットワークにおける局所情報サービスの遅延動作性能を改善し(伝送遅延を低減する)、それにより新規な応用を可能にするものである。新規な応用は道路交通ハザード警告等への応用であり、すなわち、車両は、事故、危険な運転状況、滑りやすい道路状態等に関して、近接した場所にいる車両に対して警告することができる。
これまで、詳細な実施形態を記述したが、これらは、本発明のよりよい理解を与えるために提供されただけのものであり、本発明を限定するものと見るべきではない。本発明は、添付の特許請求の範囲によって画定される。

Claims (21)

  1. セルラ通信ネットワークのインフラを用いて局所情報サービスを提供する方法であって、
    車両に設けられた検知器が危険な状況を認識したときに、車両搭載型のサービス発信端末が、ペイロード部分を含むネットワーク・アップロード・メッセージを前記セルラ通信ネットワークに自動的に送信するステップと、
    前記セルラ通信ネットワークのリフレクション・エンティティが、前記ネットワーク・アップロード・メッセージを受信し、前記ペイロード部分を含む1つ以上のリフレクション・メッセージを生成し、前記1つ以上のリフレクション・メッセージを、前記車両搭載型のサービス発信端末と所定の空間的位置関係に位置する複数のサービス宛先端末のグループへ送信するステップと
    を含み、
    前記車両搭載型のサービス発信端末及び前記リフレクション・エンティティは、前記局所情報サービスを提供するリフレクション・アップロード・セッションを確立して維持し、
    前記車両搭載型のサービス発信端末は、前記リフレクション・エンティティに対して、前記車両搭載型のサービス発信端末の場所を示す場所指標を含むキープ・アライブ・メッセージを周期的に送信することを特徴とする方法。
  2. 前記リフレクション・アップロード・セッションは、前記リフレクション・アップロード・セッションの期間中に前記セルラ通信ネットワークのユニキャスト・チャネルを維持するステップを含み、
    前記ネットワーク・アップロード・メッセージは、前記ユニキャスト・チャネルを介して送信されることを特徴とする請求項に記載の方法。
  3. 前記ネットワーク・アップロード・メッセージは、前記セルラ通信ネットワークの共有チャネルを介して送信されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記サービス宛先端末及び前記リフレクション・エンティティは、それぞれのリフレクション・ダウンロード・セッションを確立して維持することを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の方法。
  5. 各リフレクション・ダウンロード・セッションは、当該リフレクション・ダウンロード・セッションの期間中に、前記セルラ通信ネットワークのユニキャスト・チャネルを維持するステップを含み、
    前記リフレクション・メッセージは、前記ユニキャスト・チャネルを介して送信されることを特徴とする請求項に記載の方法。
  6. 前記1つ以上のリフレクション・メッセージは、前記セルラ通信ネットワークのブロードキャスト・チャネル又はマルチキャスト・チャネルを介して送信されることを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の方法。
  7. 前記リフレクション・エンティティは、前記複数のサービス宛先端末のグループを判定する空間的位置関係の判定処理を実行することを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の方法。
  8. 前記空間的位置関係の判定処理は、前記ネットワーク・アップロード・メッセージにおいて場所指標を解析するステップを含むことを特徴とする請求項に記載の方法。
  9. 前記空間的位置関係の判定処理は、前記複数のサービス宛先端末の場所を推定するステップを含むことを特徴とする請求項又はに記載の方法。
  10. 前記リフレクション・エンティティは、前記1つ以上のリフレクション・メッセージから前記車両搭載型のサービス発信端末を識別する情報を削除するメッセージ匿名化処理を実行することを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の方法。
  11. セルラ通信ネットワークのインフラを用いて局所情報サービスを提供するシステムであって、
    車両に設けられた検知器が危険な状況を認識したときに、ペイロード部分を含むネットワーク・アップロード・メッセージを前記セルラ通信ネットワークに送信する車両搭載型のサービス発信端末と、
    前記ネットワーク・アップロード・メッセージを受信し、前記ペイロード部分を含む1つ以上のリフレクション・メッセージを生成し、前記1つ以上のリフレクション・メッセージを、前記車両搭載型のサービス発信端末と所定の空間的位置関係に位置する複数のサービス宛先端末のグループへ送信する、前記セルラ通信ネットワークのリフレクション・エンティティと
    を備え
    前記車両搭載型のサービス発信端末及び前記リフレクション・エンティティは、前記局所情報サービスを提供するリフレクション・アップロード・セッションを確立して維持し、
    前記車両搭載型のサービス発信端末は、前記リフレクション・エンティティに対して、前記車両搭載型のサービス発信端末の場所を示す場所指標を含むキープ・アライブ・メッセージを周期的に送信することを特徴とするシステム。
  12. 前記リフレクション・アップロード・セッションは、前記リフレクション・アップロード・セッションの期間中に前記セルラ通信ネットワークのユニキャスト・チャネルを維持され、
    前記ネットワーク・アップロード・メッセージは、前記ユニキャスト・チャネルを介して送信されることを特徴とする請求項11に記載のシステム。
  13. 前記ネットワーク・アップロード・メッセージは、前記セルラ通信ネットワークの共有チャネルを介して送信されることを特徴とする請求項11に記載のシステム。
  14. 前記サービス宛先端末及び前記リフレクション・エンティティは、それぞれのリフレクション・ダウンロード・セッションを確立して維持することを特徴とする請求項11乃至13の何れか1項に記載のシステム。
  15. 各リフレクション・ダウンロード・セッションは、当該リフレクション・ダウンロード・セッションの期間中に、前記セルラ通信ネットワークのユニキャスト・チャネルを維持し、
    前記リフレクション・メッセージは、前記ユニキャスト・チャネルを介して送信されることを特徴とする請求項14に記載のシステム。
  16. 前記1つ以上のリフレクション・メッセージは、前記セルラ通信ネットワークのブロードキャスト・チャネル又はマルチキャスト・チャネルを介して送信されることを特徴とする請求項11乃至14の何れか1項に記載のシステム。
  17. 前記リフレクション・エンティティは、前記複数のサービス宛先端末のグループを判定する空間的位置関係の判定処理を実行することを特徴とする請求項11乃至16の何れか1項に記載のシステム。
  18. 前記空間的位置関係の判定処理は、前記ネットワーク・アップロード・メッセージにおいて場所指標を解析するステップを含むことを特徴とする請求項17に記載のシステム。
  19. 前記空間的位置関係の判定処理は、前記複数のサービス宛先端末の場所を推定するステップを含むことを特徴とする請求項17又は18に記載のシステム。
  20. 前記リフレクション・エンティティは、前記1つ以上のリフレクション・メッセージから前記車両搭載型のサービス発信端末を識別する情報を削除するメッセージ匿名化処理を実行することを特徴とする請求項11乃至19の何れか1項に記載のシステム。
  21. 請求項1に記載の方法における各ステップをコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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