JP5672146B2 - 送風装置 - Google Patents
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Description
前記ダンパを回動移動させるステッピングモータと、
前記ステッピングモータの出力軸の回転速度を減速させる減速ギアと、
前記減速ギアの軸部を回動自在に挿入させて前記本体ケースに固定されて当該軸部を前記本体ケースとで回動自在に支持する押さえ部材とを備え、
前記ダンパは、前記軸部が前記本体ケースと前記押さえ部材とで回動自在に支持されている状態となっている前記減速ギアを介して前記ステッピングモータにより回動移動されることを特徴とする。
[本体ケース]
本体ケース20は、樹脂製の内ケース21と、この内ケース21を覆った金属製の外ケース30とを有している。
[内ケース]
内ケース21は、送風ファン室22と送風路27とダンパ室23とを形成し、下面が開口されている。送風路27は、図5に示すように送風ファン室22の外周側(送風ファン40の外周側)の外周風路27Aと、この外周風路27Aとダンパ室23との間を連通した連通風路27Bとを有している。
[外ケース]
外ケース30は、ほぼ直方体状に形成され、下面が開口されている。外ケース30の側面には内ケース21の排気口28に対向して排気口31が形成され、内ケース21の排気口28と外ケース30の排気口31とが接合され、排気口31には接続ダクト32が取り付けられている。この接続ダクト32には図示しない排気ダクトが接続されて、浴室の空気が外へ排気されるようになっている。
[フロントパネル]
フロントパネル70には、吸気口25に対向した吸込開口71と、吹出口26に対向した吹出開口72とが形成されている。吸込開口71は、図3に示すように内ケース21の吸気口25に連通し、吹出開口72は内ケース21の吹出口26に連通している。
[ダンパ]
ダンパ50は、図3に示す位置と図18に示す位置との間を回動移動するようになっており、図3に示す位置に位置されると吹出口26が閉塞(全閉)され(排気口31が全開)、送風ファン40によってダンパ室23へ送風されてきた空気が排気口28へ案内されるようになっている。また、ダンパ50が図18に示す位置に位置されると排気口28が閉塞(全閉)され(吹出口26が全開)、ダンパ室23へ送風されてきた空気が吹出口26へ案内される。
[駆動機構]
駆動機構100は、図4に示すように、ダンパ室23の側壁23Sの外側に設けられている。駆動機構100は、ギヤードモータであるステッピングモータ101と、樹脂製の減速ギア110と、樹脂製のリンク部材140と、樹脂製の押さえ部材160等とを有している。
[減速ギア]
減速ギア110は、図8に示すように、周囲の3/4ほどギア111を形成した円板部112を有し、この円板部112の一側面の中央部に円形の膨出部113が形成されている。この膨出部113の中心部には軸部114が一体形成されている。
[リンク部材]
リンク部材140は、図10および図11に示すように、Dカットの軸孔141を形成した軸部142を有し、軸部142の一端には径方向に延び且つ減速ギア110の穴112Hに嵌合する第1アーム部143が形成されている。第1アーム部143の先端部には孔143aが形成され、この孔143a内には磁石144が装着されている。
[押さえ部材]
押さえ部材160は、図13に示すように、左右に延びた押さえ板部161と、この押さえ板部161の中央部に形成した筒部162とを有している。押さえ板部161の両端には、ネジ孔161a,161bが形成され、筒部162の穴162aには、図6および図7に示すように、減速ギア110の軸部114が回動自在に挿入されている。
[検知装置]
図4および図6において、170は減速ギア110の原点位置を検知する検知装置(検知手段)であり、この実施例では磁石144を検知するホール素子(図示せず)を有している。検知装置170は、図4および図6に示すように、ネジN5によりダンパ室23の側壁23Sに設けたネジボスB5に固定されている。
[制御系]
図14は空調装置10の制御系の構成を示したブロック図である。図14において、180は浴室12の外である例えば洗面所などに設ける操作部であり、この操作部180は操作キー(図示せず)の操作によって換気、乾燥、暖房、涼風などの各モードを設定する。300は操作部180の操作や検知装置170の検知に基づいてステッピングモータ101やモータMやヒータ60やイオン発生器200を制御する制御装置(制御手段)である。
[動 作]
次に、上記のように構成される空調装置10の動作について説明する。
[涼風モード、乾燥モード]
例えば、操作部180の操作により涼風モードが設定されると、制御装置300は予め設定されている設定数のパルスを出力して、ステッピングモータ101を逆転駆動させ、ダンパ50を図17に示す中間位置へ移動させる。ダンパ50を図18に示す位置を基準にして設定数のパルスによりステッピングモータ101を逆転駆動させるものであるから、ダンパ50を常に図17に示す中間位置へ正確に移動させることができることになる。ダンパ50が図17に示す中間位置に移動しているときは、減速ギア110は図15に示す位置に回動移動している。
[換気モード、暖房モード]
ダンパ50が図17に示す中間位置に移動している状態から、換気モードまたは暖房モードを操作部180の操作により設定すると、制御装置300は所定の設定数のパルスを出力してステッピングモータ101を逆転あるいは正転駆動させて、ダンパ50を図3または図18に示す位置へ移動させる。この移動の際のパルス数は、ダンパ50の先端部50aが吹出口26の縁部26aや送風路27の天井壁部27Tに当接するより多い数に設定され、ダンパ50の先端部50aが吹出口26の縁部26aや送風路27の天井壁部27Tに確実に当接される。
[停止モード]
換気モード中あるい涼風モード中に、操作部180の停止スイッチ(図示せず)が操作されると、制御装置300はモータMの駆動を停止させるとともに、ステッピングモータ101を正転駆動させて図3または図17の中間位置にあるダンパ50を図18に示す位置へ回動移動させる。この回動移動の際、図18に示す位置へ移動させるに必要なパルス数より多いパルス数を出力して、減速ギア110の突起116をストッパ板120に確実に当接させ、これによりダンパ50の原点位置を確実に検出してステッピングモータ101を停止させる。
[24時間換気]
ダンパ50が図18に示す位置に移動されている場合(停止モードの場合)、操作部180の操作により24時間換気(常時換気)が設定されると、制御装置300は、ダンパ50を図18に示す位置を基準にしてステッピングモータ101を制御して、ダンパ50を図3に示す位置へ移動させ、モータMを駆動させて送風ファン40を回転させる。
[固着された場合]
次に、ダンパ50が例えば図18に示す位置に固着して回動移動しない場合について説明する。
[リンク部材について]
ところで、図9に示す減速ギア110の凹部112aと穴112Hに、図11に示すリンク部材140の軸部142と第1アーム部143が図12に示すように嵌入されるとともに、減速ギア110の軸115がリンク部材140の軸孔141に嵌入されていることにより、減速ギア110の回転力は軸115を介してリンク部材140の軸部142に伝達する他に、減速ギア110の穴112Hを介してリンク部材140の第1アーム部143に伝達するので、ダンパ50を回動移動させる際に、減速ギア110の軸115のみに大きな負荷が掛かってしまうことがなく、このため、樹脂製の軸115であってもダンパ50の回動移動の際に破損してしまうことがない。
[ダンパの回動移動について]
ダンパ50の回動移動は、図3、図17および図18に示すように、カムピン146を回動させることにより行うものである。つまり、ステッピングモータ101を正転・逆転させて減速ギア110を正転・逆転させることにより行うものであり、減速ギア110を1回転させる必要がない。このため、ダンパ50を軸51から大きく離れた矢印Rの範囲の位置だけで回動移動させることができ、ステッピングモータ101に掛かる負荷を小さくすることができる。
[イオン発生]
イオン発生器200は、暖房モードや送風モードが設定されたとき、イオン発生器200が動作し、図5に示す電極201からプラスのイオンが発生し、電極202からマイナスのイオンが発生し、これらイオンが吹出口26から浴室12内へ送り込まれるが、送風路27の天井壁部27Tに設けた整流板27Sによりプラスイオンとマイナスイオンとが直ちに結合して消滅してしまうことがなく、このため、多量のプラスイオンとマイナスイオンを浴室12へ供給することができる。
25 吸気口
26 吹出口
28 排気口
40 送風ファン
50 ダンパ
51 軸
101 ステッピングモータ
110 減速ギア
Claims (5)
- 室内の空気を吸気するための吸気口と、吸気した空気を外へ排気するための排気口と、前記吸気口から吸気した空気を前記室内へ戻す吹出口とを有する本体ケース内に、前記吸気口から空気を吸引して送風する送風機と、この送風機から送風される空気の送風方向を、軸を中心にして回動移動することによって前記排気口や吹出口などへ切り換えるダンパとを設けた送風装置であって、
前記ダンパを回動移動させるステッピングモータと、
前記ステッピングモータの出力軸の回転速度を減速させる減速ギアと、
前記減速ギアの軸部を回動自在に挿入させて前記本体ケースに固定されて当該軸部を前記本体ケースとで回動自在に支持する押さえ部材とを備え、
前記ダンパは、前記軸部が前記本体ケースと前記押さえ部材とで回動自在に支持されている状態となっている前記減速ギアを介して前記ステッピングモータにより回動移動されることを特徴とする送風装置。 - 前記減速ギアの軸を中心にして該減速ギアの回動移動とともに回動移動するカムピンを設け、
該カムピンの回動移動によって前記ダンパを回動移動させ、
前記ダンパの軸の位置と反対側の位置で前記ピンが回動移動するように設定したことを特徴とする請求項1に記載の送風装置。 - 前記ダンパが停止位置から他の位置へ移動する際、初期動作時に通常速度より遅い低速で前記ステッピングモータを駆動させ、この後通常の速度でステッピングモータを駆動させる制御手段を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の送風装置。
- 前記ダンパが所定の停止位置に位置していることを検知する検知手段を設け、 前記ダンパを前記所定の停止位置から他の位置へ移動させる際、
前記制御手段は、ダンパを所定角度まで前記低速で回動移動させるパルスを出力し、この後、前記検知手段がダンパを検知しているとき、ダンパを前記所定角度の位置から停止位置へ戻すパルスを出力し、これら動作を複数回繰り返すことを特徴とする請求項3に記載の送風装置。 - 前記吹出口から吹き出す空気を暖める加熱手段を備えていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1つに記載の送風装置。
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