JP5669498B2 - 使い捨ておむつ - Google Patents
使い捨ておむつ Download PDFInfo
- Publication number
- JP5669498B2 JP5669498B2 JP2010213186A JP2010213186A JP5669498B2 JP 5669498 B2 JP5669498 B2 JP 5669498B2 JP 2010213186 A JP2010213186 A JP 2010213186A JP 2010213186 A JP2010213186 A JP 2010213186A JP 5669498 B2 JP5669498 B2 JP 5669498B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- elastic
- waist
- warp
- disposable diaper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
Description
パンツタイプ使い捨ておむつにおいては、身体へのフィット性を向上させるために、外装シートにおける各所に、糸ゴム等の細長状弾性伸縮部材を伸長状態で固定することが行われており、中でも、ウエスト開口部の縁部において幅方向に沿うウエスト縁部弾性伸縮部材、ならびにウエスト縁部弾性伸縮部材よりも股間側において幅方向に沿うウエスト下部弾性伸縮部材を備えているものは、身体に対するフィット性が比較的に高く、汎用されている。
一方、テープタイプ使い捨ておむつは、股間部と、股間部の前側に延在する腹側部分と、股間部の後側に延在する背側部分と、背側部分の両側部からそれぞれ突出するファスニングテープと、腹側部分の外面に位置し、ファスニングテープが連結されるターゲットテープとを有しており、身体への装着に際して、ファスニングテープを腰の両側から腹側部分外面に回してターゲットテープに連結する構造を有している。このようなテープタイプ使い捨ておむつは、乳幼児向けとして用いられる他、介護用途(成人用途)で広く使用されている。一般に、テープタイプ使い捨ておむつは、パンツタイプ使い捨ておむつと比べて胴回り方向のフィット性に劣るため、これを改善するために、背側部分の胴回り部に幅方向に沿って糸ゴム等の細長状弾性伸縮部材を設けることが行われている。
しかしながら、細長状弾性伸縮部材を用いて構成された従来の弾性伸縮部は、皺が不均一で見栄えが悪く、また皺の不均一さゆえに皺の集中部分が発生し、その部分での通気性が低下するといった問題点があった。
この問題点を解決するものとして、間欠的に設けた接合部により接合した2枚のシート材間の非接合部に、両シート材とは独立して伸縮自在の複数の弾性部材を配置して、弾性伸縮部を形成する技術(特許文献1参照)が知られている。この場合、接合部が縦方向に整列する部分が縦方向に連続する溝となるため、規則的な皺が形成され、その結果として縦方向の通気性も向上する。しかし、この特許文献1記載の技術は、弾性部材を固定しないように接合部を設ける必要があり、接合部をヒートエンボスにより形成する場合には弾性部材を切断しないようにする工夫がいる等、製造が容易なものではなかった。
<請求項1記載の発明>
シート状の伸縮部を備え、
この伸縮部に、縦方向に間隔を空けて平行に配置された幅方向に沿う横糸部と、幅方向に間隔を空けて平行に配置された縦方向に沿う縦糸部とからなり、縦糸部及び横糸部により形成される矩形部分が縦長であるネット状弾性伸縮部材が、幅方向にのみ伸長された状態で固定されており、
前記伸縮部は、隣接する前記縦糸部の固定部分が前記横糸部の幅方向収縮により近寄ることによって、縦方向に連続する縦皺が縦糸部の間隔で幅方向に並設されている、
ことを特徴とする使い捨ておむつ。
このように、シート状の伸縮部に、横糸部及び縦糸部を有するネット状弾性伸縮部材を幅方向にのみ伸長した状態で固定すると、隣接する縦糸部の固定部分が横糸部の幅方向収縮により近寄ることによって、縦方向に連続する縦皺(凹又は凸)が縦糸部の間隔で幅方向に並設される。この際、縦糸部の固定部分は縦方向に収縮しない(固定時に縦方向に伸長していない)こと、及び縦糸部が骨として機能することにより、縦皺が崩れることなく、綺麗な直線状の縦皺が規則的に形成され、その結果として縦方向の通気性にも優れるようになる。
前記ネット状弾性伸縮部材は、自然長の状態において、隣接する前記横糸部の間隔をaとし、隣接する前記縦糸部の間隔をbとしたとき、
1.5 < a/b < 4 …(1)
3mm < a < 10mm …(2)
0.75mm < b < 6.7mm …(3)
の関係式を全て満足し、かつ
前記固定時の伸長率が120〜360%である、
請求項1記載の使い捨ておむつ。
このように、縦糸部及び横糸部により形成される矩形部分を十分に小さく且つ縦長とすることにより、ネット状弾性伸縮部材により形成される縦皺が、より一層崩れ難くなり、より一層規則的に形成されるようになる。なお、自然長の状態とは、外力により伸長も収縮もしていない状態をいう。また、伸長率とは自然長を100%としたときの値を意味する。
前記伸縮部が伸縮不織布により形成されている、請求項2記載の使い捨ておむつ。
本発明では、ネット状弾性伸縮部材は固定時に縦方向に伸長していないため、自然長状態では縦方向の収縮がない。したがって、固定対象である伸縮部が縦方向に伸長する素材でないと、縦方向の伸縮は不可能である。しかし、本項記載のように伸縮部を伸縮不織布により形成すれば、伸縮部が縦糸部とともに縦方向に弾性伸縮可能となり、縦糸部の弾性も機能するようになる。
前身頃及び後身頃を構成する外装シートと、この外装シートの内面に固定された、吸収体を含む内装体とを備え、前身頃における外装シートの両側部と後身頃における外装シートの両側部とがそれぞれ接合されることにより、胴回り部が環状に形成されるとともに、ウエスト開口部及び左右一対の脚開口部が形成された、パンツタイプ使い捨ておむつであって、
前記胴回り部におけるウエスト縁部から腰下部にわたるように、前記ネット状弾性伸縮部材による伸縮部が設けられることにより、前記縦皺が腰下部からウエスト縁部まで縦方向に連続するように形成されている、
請求項1〜3のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。
本発明の伸縮部をパンツタイプ使い捨ておむつにおける胴回り部に適用する場合、上述のようにウエスト縁部から腰下部にわたるようにネット状弾性伸縮部材による伸縮部を設けて縦皺を形成することにより、おむつ内外の空気が縦皺を介して通気し易くなり、群れ難いおむつとなる。
図1〜図8は、パンツタイプ使い捨ておむつの一例100を示している。このパンツタイプ使い捨ておむつ100は、製品外面(裏面)をなす外装シート12と、外装シートの内面に貼り付けられた内装体200とから構成されているものである。内装体200は、尿等の***物等を吸収保持する部分であり、外装シート12は着用者に装着するための部分である。なお、断面図における点模様部分は各構成部材を接合する接合部分を示しており、ホットメルト接着剤などのベタ、ビード、カーテン、サミットまたはスパイラル塗布などにより形成されるものである。なお、「前後方向(縦方向)」とは腹側(前側)と背側(後側)を結ぶ方向を意味し、「幅方向(横方向)」とは前後方向と直交する方向(左右方向)を意味し、「上下方向」とはおむつ100の装着状態、すなわちおむつ100の前身頃両側部と後身頃量側部を重ね合わせるようにおむつ100を股間部で2つに折った際に胴回り方向と直交する方向、換言すればウエスト開口部WO側と股間部側とを結ぶ方向を意味する。
内装体200は任意の形状を採ることができるが、図示の形態では長方形である。内装体200は、図3〜図5に示されるように、身体側となる表面シート30と、不透液性バックシート11と、これらの間に介在された吸収要素50とを備えているものであり、吸収機能を担う本体部である。符号40は、表面シート30を透過した液を速やかに吸収要素50へ移行させるために、表面シート30と吸収要素50との間に設けられた中間シート(セカンドシート)を示しており、符号60は、内装体200の両脇に***物が漏れるのを防止するために、内装体200の両側に設けられた、身体側に起立する立体ギャザー60を示している。
表面シート30は、液を透過する性質を有するものであり、例えば、有孔又は無孔の不織布や、多孔性プラスチックシートなどを例示することができる。また、このうち不織布は、その原料繊維が何であるかは、特に限定されない。例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維などや、これらから二種以上が使用された混合繊維、複合繊維などを例示することができる。さらに、不織布は、どのような加工によって製造されたものであってもよい。加工方法としては、公知の方法、例えば、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法、エアスルー法、ポイントボンド法等を例示することができる。例えば、柔軟性、ドレープ性を求めるのであれば、スパンボンド法、スパンレース法が、嵩高性、ソフト性を求めるのであれば、エアスルー法、ポイントボンド法、サーマルボンド法が、好ましい加工方法となる。
表面シート30を透過した液を速やかに吸収体へ移行させるために、表面シート30より液の透過速度が速い、中間シート(「セカンドシート」とも呼ばれている)40を設けることができる。この中間シート40は、液を速やかに吸収体へ移行させて吸収体による吸収性能を高めるばかりでなく、吸収した液の吸収体からの「逆戻り」現象を防止し、表面シート30上を常に乾燥した状態とすることができる。中間シート40は省略することもできる。
不透液性バックシート11の素材は、特に限定されるものではないが、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂等からなるプラスチックフィルムや、不織布の表面にプラスチックフィルムを設けたラミネート不織布、プラスチックフィルムに不織布等を重ねて接合した積層シートなどを例示することができる。不透液性バックシート11には、近年、ムレ防止の観点から好まれて使用されている不透液性かつ透湿性を有する素材を用いることが好ましい。透湿性を有するプラスチックフィルムとしては、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を混練して、シートを成形した後、一軸又は二軸方向に延伸して得られた微多孔性プラスチックフィルムが広く用いられている。このほかにも、マイクロデニール繊維を用いた不織布、熱や圧力をかけることで繊維の空隙を小さくすることによる防漏性強化、高吸水性樹脂または疎水性樹脂や撥水剤の塗工といった方法により、プラスチックフィルムを用いずに液不透過性としたシートも、不透液性バックシート11として用いることができる。
また、不透液性バックシート11の内側、特に吸収体56側面に、液分の吸収により色が変化する***インジケータを設けることができる。
立体ギャザー60は、内装体200の両側部に沿って前後方向全体にわたり延在する帯状部材であり、表面シート30上を伝わって横方向に移動する尿や軟便を遮断し、横漏れを防止するために設けられているものである。本実施の形態の立体ギャザー60は、内装体200の側部から起立するように設けられ、付け根側の部分は幅方向中央側に向かって斜めに起立し、中間部より先端側の部分は幅方向外側に向かって斜めに起立するものである。
吸収要素50は、吸収体56と、この吸収体56の全体を包む包装シート58とを有する。包装シート58は省略することもできる。
吸収体56は、繊維の集合体により形成することができる。この繊維集合体としては、綿状パルプや合成繊維等の短繊維を積繊したものの他、セルロースアセテート等の合成繊維のトウ(繊維束)を必要に応じて開繊して得られるフィラメント集合体も使用できる。繊維目付けとしては、綿状パルプや短繊維を積繊する場合は、例えば100〜300g/m2程度とすることができ、フィラメント集合体の場合は、例えば30〜120g/m2程度とすることができる。合成繊維の場合の繊度は、例えば、1〜16dtex、好ましくは1〜10dtex、さらに好ましくは1〜5dtexである。フィラメント集合体の場合、フィラメントは、非捲縮繊維であってもよいが、捲縮繊維であるのが好ましい。捲縮繊維の捲縮度は、例えば、1インチ当たり5〜75個、好ましくは10〜50個、さらに好ましくは15〜50個程度とすることができる。また、均一に捲縮した捲縮繊維を用いる場合が多い。吸収体56中には高吸収性ポリマー粒子を分散保持させるのが好ましい。
吸収体56には、その一部又は全部に高吸収性ポリマー粒子を含有させることができる。高吸収性ポリマー粒子とは、「粒子」以外に「粉体」も含む。高吸収性ポリマー粒子の粒径は、この種の吸収性物品に使用されるものをそのまま使用でき、1000μm以下、特に150〜400μmのものが望ましい。高吸収性ポリマー粒子の材料としては、特に限定無く用いることができるが、吸水量が40g/g以上のものが好適である。高吸収性ポリマー粒子としては、でんぷん系、セルロース系や合成ポリマー系などのものがあり、でんぷん−アクリル酸(塩)グラフト共重合体、でんぷん−アクリロニトリル共重合体のケン化物、ナトリウムカルボキシメチルセルロースの架橋物やアクリル酸(塩)重合体などのものを用いることができる。高吸収性ポリマー粒子の形状としては、通常用いられる粉粒体状のものが好適であるが、他の形状のものも用いることができる。
包装シート58を用いる場合、その素材としては、ティッシュペーパ、特にクレープ紙、不織布、ポリラミ不織布、小孔が開いたシート等を用いることができる。ただし、高吸収性ポリマー粒子が抜け出ないシートであるのが望ましい。クレープ紙に換えて不織布を使用する場合、親水性のSMS不織布(SMS、SSMMS等)が特に好適であり、その材質はポリプロピレン、ポリエチレン/ポリプロピレン複合材などを使用できる。目付けは、5〜40g/m2、特に10〜30g/m2のものが望ましい。
外装シート12は、股間部から腹側に延在する前身頃Fを構成する部分と、股間部から背側に延在する後身頃Bを構成する部分とを有し、これら前身頃Fの両側部と後身頃Bの両側部とが接合されて、図8に示すように、装着者の胴を通すためのウエスト開口部WO及び脚を通すための左右一対の脚開口部LOが形成されているものである。符号12Aは接合部分を示している(以下、この部分をサイドシール部ともいう)。なお、股間部とは、展開状態における前身頃Fのウエスト端縁から後身頃Bのウエスト端縁までの前後方向中央を意味し、それよりも前側の部分及び後側の部分が前身頃F及び後身頃Bをそれぞれ意味する。
1.5 < a/b < 4 …(1)
3mm < a < 10mm …(2)
0.75mm < b < 6.7mm …(3)
の関係式を全て満足するのが好ましく、さらに、20〜80g/m2程度のものが好ましい。また、ネット状弾性伸縮部材13の固定時の幅方向伸長率は120〜360%程度であるのが好ましい。このように、縦糸部13y及び横糸部13xにより形成される矩形部分を十分に小さく且つ縦長とすることにより、ネット状弾性伸縮部材13により形成される縦皺が、より一層崩れ難くなり、より一層規則的に形成されるようになる。
1.5・ZX0 < ZX4 < 4.0・ZX0 …(4)
1.5・ZY0 < ZY4 < 6.0・ZY0 …(5)
また、ネット状弾性伸縮部材13は、縦方向及び幅方向ともに、2倍伸長時の引張応力σが1.0N/40mm≦σ≦5.0N/40mmであるのが好ましい。
外装シート12の後身頃Bの外面における幅方向中央部には、後処理テープ70(固定手段)が設けることができる。後処理テープ70は、おむつ100を表面シート30が内側に且つ前身頃Fが内側となるように丸め若しくは折り畳んだ状態で固定するためのものである。一般的な後処理テープ70は、図5に示すように、基端部71が外装シート12の外面に接着剤等により固定されるとともに、この基端部71よりも先端側の部分は三つ折り(断面Z字状)や二つ折りで折り畳まれて、折り重なり部分間が仮止め接着剤72により剥離可能に固定(仮固定)されている。また、先端部に白色等の不透明色に着色された摘み部73を有するとともに、この摘み部73を除く部分が透明または半透明であり、この後処理テープ70における透明または半透明の部分を通して、後処理テープ70の外面側から後述するデザインが視認可能になっている。具体的な構造は適宜構成することができるが、図示形態では、全体を透明又は半透明の複数の基材を長手方向に連結して形成するとともに、摘み部73に着色テープ74を張り合わせた構造を採用している。
不透液性バックシート11と外装シート12との間(外装シート12の層間を含む)には、印刷によりデザインの施された印刷シート25が設けられている。外装シート12を省略し、印刷シート25が外面に露出する形態とすることもできる。また、図示例の印刷シート25は、それが配置される身頃よりも小さい面積を有しており、前身頃F及び後身頃Bに個別に設けられているが、前身頃Fから股間部を通り後身頃Bまで一体的に連続するように設けることもできる。
上述の例では、前身頃Fから後身頃Bまでを一体的な外装シート12により連続的に覆っているが、外装シートが、装着者の胴回りのうち腹側を覆う腹側外装シートと背側を覆う背側外装シートとに分割されており、腹側外装シートの幅方向中央部内面に内装体の前端部がホットメルト接着剤等により連結されるとともに、背側外装シートの幅方向中央部内面に内装体の後端部がホットメルト接着剤等により連結されており、腹側外装シートと背側外装シートとが股間側で連続しておらず、離間されている形態も採用することができる。この離間距離は150〜250mm程度とすることができる。この場合、内装体における不透液性バックシートの裏面には、内装体の裏面全体を覆うように、あるいは腹側外装シートと背側外装シートとの間に露出する部分全体を覆うように、股間部外装シートを固定することもできる。股間部外装シートとしては、前述した外装シートに用いられるものと同様の資材を用いることができる。股間部外装シートも本発明の外装シートに相当する。
上記例は、パンツタイプ使い捨ておむつの胴回り部等への適用例であるが、従来の技術の項で述べたテープタイプ使い捨ておむつの背側部分の胴回り部や、その他の伸縮部にも適用することができる。
Claims (4)
- シート状の伸縮部を備え、
この伸縮部に、縦方向に間隔を空けて平行に配置された幅方向に沿う横糸部と、幅方向に間隔を空けて平行に配置された縦方向に沿う縦糸部とからなり、縦糸部及び横糸部により形成される矩形部分が縦長であるネット状弾性伸縮部材が、幅方向にのみ伸長された状態で固定されており、
前記伸縮部は、隣接する前記縦糸部の固定部分が前記横糸部の幅方向収縮により近寄ることによって、縦方向に連続する縦皺が縦糸部の間隔で幅方向に並設されている、
ことを特徴とする使い捨ておむつ。 - 前記ネット状弾性伸縮部材は、自然長の状態において、隣接する前記横糸部の間隔をaとし、隣接する前記縦糸部の間隔をbとしたとき、
1.5 < a/b < 4 …(1)
3mm < a < 10mm …(2)
0.75mm < b < 6.7mm …(3)
の関係式を全て満足し、かつ
前記固定時の伸長率が120〜360%である、
請求項1記載の使い捨ておむつ。 - 前記伸縮部が伸縮不織布により形成されている、請求項2記載の使い捨ておむつ。
- 前身頃及び後身頃を構成する外装シートと、この外装シートの内面に固定された、吸収体を含む内装体とを備え、前身頃における外装シートの両側部と後身頃における外装シートの両側部とがそれぞれ接合されることにより、胴回り部が環状に形成されるとともに、ウエスト開口部及び左右一対の脚開口部が形成された、パンツタイプ使い捨ておむつであって、
前記胴回り部におけるウエスト縁部から腰下部にわたるように、前記ネット状弾性伸縮部材による伸縮部が設けられることにより、前記縦皺が腰下部からウエスト縁部まで縦方向に連続するように形成されている、
請求項1〜3のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010213186A JP5669498B2 (ja) | 2010-09-24 | 2010-09-24 | 使い捨ておむつ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010213186A JP5669498B2 (ja) | 2010-09-24 | 2010-09-24 | 使い捨ておむつ |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012065849A JP2012065849A (ja) | 2012-04-05 |
JP2012065849A5 JP2012065849A5 (ja) | 2013-09-19 |
JP5669498B2 true JP5669498B2 (ja) | 2015-02-12 |
Family
ID=46163840
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010213186A Active JP5669498B2 (ja) | 2010-09-24 | 2010-09-24 | 使い捨ておむつ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5669498B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013168701A1 (ja) * | 2012-05-09 | 2013-11-14 | ユニ・チャーム株式会社 | 複合伸縮性材料 |
JP5836881B2 (ja) * | 2012-05-09 | 2015-12-24 | ユニ・チャーム株式会社 | 複合伸縮性材料 |
JP5836880B2 (ja) * | 2012-05-09 | 2015-12-24 | ユニ・チャーム株式会社 | 複合伸縮性材料 |
JP6463126B2 (ja) * | 2014-12-24 | 2019-01-30 | ユニ・チャーム株式会社 | 使い捨て着用物品 |
JP7345365B2 (ja) | 2019-11-20 | 2023-09-15 | 大王製紙株式会社 | 使い捨ておむつ |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IN154935B (ja) * | 1979-07-25 | 1984-12-22 | Johnson & Johnson Baby Prod | |
US4525407A (en) * | 1982-08-27 | 1985-06-25 | Chicopee | Elastic composites |
SE508632C2 (sv) * | 1995-02-02 | 1998-10-19 | Sca Hygiene Prod Ab | Sätt att elastifiera ett underlagsämne |
EP1124683B1 (en) * | 1998-10-02 | 2010-03-03 | The Procter & Gamble Company | Elastic laminates and disposable garment employing the same |
CA2536856A1 (en) * | 2006-02-16 | 2007-08-16 | Irving Personal Care Limited | Side panel for absorbent article |
JP4994027B2 (ja) * | 2006-12-28 | 2012-08-08 | 花王株式会社 | パンツ型物品及びその製造方法 |
JP5007288B2 (ja) * | 2008-08-26 | 2012-08-22 | 大王製紙株式会社 | 使い捨て紙おむつ |
-
2010
- 2010-09-24 JP JP2010213186A patent/JP5669498B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012065849A (ja) | 2012-04-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5632261B2 (ja) | パンツタイプ使い捨ておむつ | |
JP5462047B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP5791260B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP4659109B2 (ja) | パンツタイプ使い捨ておむつ | |
JP2012095937A (ja) | パンツタイプ使い捨ておむつ | |
JP5441590B2 (ja) | パンツタイプ使い捨ておむつ | |
JP2012100694A5 (ja) | ||
JP2011206217A5 (ja) | ||
JP5669500B2 (ja) | 使い捨ておむつ | |
JP6452123B2 (ja) | 吸収性物品の伸縮構造 | |
JP6222687B2 (ja) | 吸収性物品の伸縮構造 | |
JP5632520B2 (ja) | パンツタイプ使い捨ておむつ | |
JP5669498B2 (ja) | 使い捨ておむつ | |
JP5390325B2 (ja) | パンツタイプ使い捨ておむつ | |
JP2011072429A5 (ja) | ||
JP5717489B2 (ja) | パンツタイプ使い捨ておむつ | |
JP5743470B2 (ja) | パンツタイプ使い捨ておむつ | |
JP2012200295A5 (ja) | ||
JP5596379B2 (ja) | パンツタイプ使い捨ておむつ | |
JP5946120B2 (ja) | パンツタイプ使い捨ておむつ | |
JP5554673B2 (ja) | 使い捨ておむつ | |
JP5638305B2 (ja) | パンツタイプ使い捨ておむつ | |
JP5632184B2 (ja) | パンツタイプおむつ | |
JP6008559B2 (ja) | 使い捨ておむつ | |
JP5918825B2 (ja) | パンツタイプ使い捨ておむつ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130801 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130801 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140312 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140314 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140509 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20141121 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141216 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5669498 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |