JP5663466B2 - リチウムイオン伝導性材料 - Google Patents

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Description

本発明は、リチウムイオン伝導性材料に関する。
従来、二次電池の電解質として、プロピレンカーボネート、エチレンカーボネート、ジエチルカーボネート、ジメチルカーボネート等の有機溶媒に、LiPF、LiBF等の支持塩を溶解させた非水系電解液が用いられている。しかし、前記電解液を用いる二次電池では、容器が破損した場合等に該電解液が外部に漏洩する虞がある。
また、前記電解液と共にリチウムイオンを用いる二次電池では、リチウム金属、リチウム合金、グラファイト等からなる負極にリチウムデンドライド(樹枝状晶)が析出、成長するという問題がある。前記リチウムデンドライドが正極にまで到達すると、前記二次電池内部で短絡を引き起こすことがある。
そこで、前記二次電池の電解質として、固体電解質等のリチウムイオン伝導性材料を用いることが検討されている。前記リチウムイオン伝導性材料として、例えば、化学式LiLaZr12で表され、ガーネット型構造を備える複合金属酸化物が知られており、該複合金属酸化物は、優れたリチウムイオン伝導性と優れた電気化学的安定性とを備えているとされている(例えば非特許文献1参照)。
Murugan et al., Angew.Chem.Int.Ed. 46(2007), pp.1-5
しかしながら、前記化学式LiLaZr12で表され、ガーネット型構造を備える複合金属酸化物を前記二次電池の固体電解質として用いるためには、さらにリチウムイオン伝導性と電気化学的安定性とを向上させることが望まれる。
そこで、本発明は、かかる事情に鑑み、前記複合金属酸化物と同等のリチウムイオン伝導性を備えると共に、さらに優れた電気化学的安定性を備えるリチウムイオン伝導性材料を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明のリチウムイオン伝導性材料は、化学式LiLa3−xZr12(式中、AはY、Nd、Sm、Gdからなる群から選択されるいずれか1種の金属であり、xは0.1≦x≦0.2の範囲である)で表されガーネット型構造を備える複合金属酸化物からなることを特徴とする。
前記化学式LiLaZr12で表されガーネット型構造を備える複合金属酸化物のリチウムイオン伝導性を向上させるために、構成元素の一部を置換したり、他の元素を添加したりすることが考えられる。ところが、前記複合金属酸化物は、構成元素の一部を置換したり、他の元素を添加したりすると、その電気化学的安定性が損なわれることがある。この傾向は、Nb等の価数変化を起こしやすい元素や、Al等のようにLiの一部を置換したときにLiサイトに欠陥を作りやすい元素を用いて前記構成元素の一部を置換したときに顕著になる。
また、前記複合金属酸化物を構成するLaの一部を、Mg、Ca、Sr、Ba等の2価の金属Mで置換すると、置換後の複合金属酸化物が電気的中性を保つために安定な組成は、化学式Li7+xLa3−xZr12で表されるものとなる。前記組成は、化学式LiLaZr12で表される複合金属酸化物の結晶格子中で、Liが安定して存在できるLiサイトの数よりもLiの数が多くなり結晶構造の規則性が崩れるので、別の結晶構造が生成しやすくなって安定性が損なわれる傾向がある。
そこで、本発明は、前記複合金属酸化物を構成するLaの一部を、Laと同じ3価の金属であり、Laのイオン半径値に近いイオン半径を備えるY、Nd、Sm、Gdからなる群から選択されるいずれか1種の金属で置換する。このようにすることにより、前記複合金属酸化物の結晶構造や格子定数の変化を抑制することができ、そのリチウムイオン伝導性を損なうことなく、より優れた電気化学的安定性を得ることができる。
本発明のリチウムイオン伝導性材料において、前記複合金属酸化物は、Li化合物とLa化合物とZr化合物と、Y、Nd、Sm、Gdからなる群から選択されるいずれか1種の金属の化合物とを混合した混合原料を焼成してなる。このとき、前記複合金属酸化物は、前記混合原料に、Al化合物とSi化合物、又はAl化合物とGe化合物からなる焼結助剤を添加して焼成してなることが好ましい。前記混合原料に前記焼結助剤を添加して焼成することにより焼結が促進されるので、得られる前記複合金属酸化物を緻密化することができる。
また、本発明のリチウムイオン伝導性材料において、Aは、Nd、Sm、Gdのいずれか1種の金属であってもよいが、Yであることが好ましい。本発明のリチウムイオン伝導性材料において、AがYであるときには、AがNd、Sm、Gdのいずれか1種の金属である場合に比較して電位窓を広くすることができ、さらに優れた電気化学的安定性を得ることができる。
本発明のリチウムイオン伝導性材料におけるボルタンメトリーの結果を示すグラフ。
次に、添付の図面を参照しながら本発明の実施の形態についてさらに詳しく説明する。
本実施形態のリチウムイオン伝導性材料は、化学式LiLa3−xZr12(式中、AはY、Nd、Sm、Gdからなる群から選択されるいずれか1種の金属であり、xは0.1≦x≦0.2の範囲である)で表されガーネット型構造を備える複合金属酸化物からなる。
本実施形態のリチウムイオン伝導性材料は、化学式LiLaZr12で表される複合金属酸化物において、Laの一部を、Laと同じ3価の金属であり、Laのイオン半径値に近いイオン半径を備えるY、Nd、Sm、Gdからなる群から選択されるいずれか1種の金属、好ましくはYで置換したものである。本実施形態のリチウムイオン伝導性材料は、このようにすることにより、化学式LiLaZr12で表される前記複合金属酸化物の結晶構造や格子定数の変化を抑制することができ、そのリチウムイオン伝導性を損なうことなく、より優れた電気化学的安定性を得ることができる。
本実施形態のリチウムイオン伝導性材料は、Li化合物と、La化合物と、Zr化合物と、Y、Nd、Sm、Gdからなる群から選択されるいずれか1種の金属の化合物とを混合した混合原料を焼成することにより得ることができる。また、このとき、前記混合原料に、Al化合物とSi化合物、又はAl化合物とGe化合物からなる焼結助剤を添加して焼成することにより、焼結を促進し、緻密化されたリチウムイオン伝導性材料を得ることができる。
前記Li化合物としては、例えば、LiOH又はその水和物、LiCO、LiNO、CHCOOLi等を挙げることができる。前記La化合物としては、La、La(OH)、La(CO、La(NO、(CHCOO)La等を挙げることができる。前記Zr化合物としては、Zr、ZrO(NO、ZrO(CHCOO)、Zr(OH)CO、ZrO等を挙げることができる。
また、Y化合物としては、Y、Y(CO、Y(NO、(CHCOO)Y等を挙げることができる。Nd化合物としては、Nd、Nd(CO、Nd(NO、(CHCOO)Nd等を挙げることができる。Sm化合物としては、Sm、Sm(CO、Sm(NO、(CHCOO)Sm等を挙げることができる。Gd化合物としては、Gd、Gd(CO、Gd(NO、(CHCOO)Gd等を挙げることができる。
また、前記Al化合物としては、Al、Al(OH)、Al(NO等を挙げることができる。前記Si化合物としては、SiO、テトラエトキシシラン、オルトケイ酸等を挙げることができる。前記Ge化合物としては、GeO、ゲルマニウムエトキシド、GeCl等を挙げることができる。
前記焼成は、まず、前記混合原料をボールミル、ミキサー等の粉砕、混合機器により、粉砕、混合した後、850〜950℃の範囲の温度に5〜7時間の範囲の時間保持して一次焼成する。次に、前記一次焼成により得られた焼成体を再度ボールミル、ミキサー等の粉砕、混合機器により、粉砕、混合した後、1000〜1100℃の範囲の温度に5〜7時間の時間保持して二次焼成する。
この結果、化学式LiLa3−xZr12(式中、AはY、Nd、Sm、Gdからなる群から選択されるいずれか1種の金属であり、xは0<x<3の範囲である)で表されガーネット型構造を備える複合金属酸化物を得ることができる。尚、前記焼成の際に前記焼結助剤を用いるときには、前記一次焼成の前に前記混合原料に該焼結助剤を添加し、該混合原料と共に粉砕、混合する。
前記焼成により得られた前記複合金属酸化物は、前記リチウムイオン伝導性材料として用いるために、1〜50μmの範囲の粒径を備えるようにされていることが好ましい。50μmより大きな粒径の粒子が多く含まれる場合には、前記焼成により得られた前記複合金属酸化物を、例えば、ボールミル、ミキサー等の粉砕、混合機器により粉砕して、1〜50μmの範囲の粒径を備えるようにする。
前記リチウムイオン伝導性材料は、さらに前記複合金属酸化物からなる焼結体としてもよい。前記焼結体は、前記焼成により得られた前記複合金属酸化物の粉末をダイに収容して仮成形した後、1000〜1200℃の範囲の温度で焼結処理することにより得ることができる。前記焼結処理は、大気下、真空下、アルゴン雰囲気下等で行うことができ、処理の間に加圧することにより、緻密化された焼結体を得ることができる。
前記リチウムイオン伝導性材料は、前記焼結体とすることにより粒界抵抗を低減して、さらにリチウムイオン伝導性を向上させることができる。
本実施形態のリチウムイオン伝導性材料の電気化学的安定性は、前記化学式で表されガーネット型構造を備える複合金属酸化物の単位格子に1原子を挿入又は1原子を脱離させた際の自由エネルギー変化から酸化還元電位を算出することにより評価することができる。前記自由エネルギー変化は、第一原理電子状態計算プログラムであるVASP(Vienna Ab initio Simulation Package)を用いて、GGA(Generalized Gradient Approximation)/PAW(Projector Augmented Wave)法により、カットオフエネルギー480eV、k点=3×3×3の条件で、第一原理計算法により、求めることができる。尚、前記酸化還元電位は、Li/Li電極反応の電位を基準とするときの還元電位及び酸化電位である。
次に、本発明の実施例及び比較例を示す。
〔実施例1〕
本実施例では、まず、水酸化リチウム一水和物を、真空雰囲気下、350℃の温度で6時間加熱し脱水処理することにより、水酸化リチウム無水物を得た。また、酸化ランタンを、大気雰囲気下、950℃の温度で24時間加熱することにより、脱水及び脱炭酸処理した。
次に、得られた水酸化リチウム無水物、脱水及び脱炭酸された酸化ランタンに加え、酸化イットリウムと、酸化ジルコニウムとを、Li:La:Y:Zr=7.7:2.9:0.1:2のモル比となるように秤量し、遊星型ボールミル(商品名:premium line P-7、フリッチュジャパン株式会社製)を用いて、360rpmの回転数で3時間粉砕混合し、混合原料を得た。
次に、前記混合原料をアルミナ製坩堝に収容し、大気雰囲気下、900℃の温度に6時間保持して一次焼成することにより、粉末状の一次焼成物を得た。次に、得られた一次焼成物を、前記遊星型ボールミルを用いて、360rpmの回転数で3時間粉砕混合した後、アルミナ製坩堝に収容し、大気雰囲気下、1050℃の温度に6時間保持して二次焼成することにより、粉末状の二次焼成物を得た。
次に、得られた二次焼成物を、前記遊星型ボールミルを用いて、360rpmの回転数で3時間粉砕し、粉末状のリチウムイオン伝導性材料を得た。得られたリチウムイオン伝導性材料は、化学式LiLa2.90.1Zr12で表わされ、ガーネット型構造を備える複合金属酸化物からなるものであった。
次に、得られたリチウムイオン伝導性材料10gを内径が20mmの黒鉛製焼結ダイに装入し、該黒鉛製焼結ダイを放電プラズマ焼結装置(商品名SPS−3.20S、SPSシンテックス株式会社製)の真空チャンバー内に配置した。次に、真空チャンバー内を圧力20Paの真空雰囲気とした後、20MPaの圧力の加圧下に、900〜1000Aの範囲の直流電流を300Hzでパルス印加することにより、100℃/分の昇温速度で800℃まで昇温させた。次に、5℃/分の昇温速度で1170℃まで昇温させ、1170℃の温度に10分間保持して焼結することにより、前記リチウムイオン伝導性材料からなる焼結体を得た。
次に、得られた焼結体をダイアモンドカッターにて750μmの厚さに切断し、シリコンカーバイドの耐水ペーパーにて研磨処理することにより、500μmの厚さの円盤状焼結体を得た。次に、前記円盤状焼結体を試料として、該円盤状焼結体を形成するリチウムイオン伝導性材料の密度を求めると共に、リチウムイオン伝導率を測定した。
前記円盤状焼結体を形成するリチウムイオン伝導性材料の密度は、該円盤状焼結体の体積をマイクロメータにより計測した後、該円盤状焼結体の乾燥重量を該体積で除することにより算出した。
前記円盤状焼結体を形成するリチウムイオン伝導性材料のリチウムイオン伝導率は、次のようにして測定した。まず、前記円盤状焼結体の一方の面にAuをスパッタして、直径15mmの作用極を形成した。次に、前記円盤状焼結体の一方の面にAuをスパッタして、電極界面抵抗を低下させるための界面層を形成した後、該界面層上に、厚さ0.05mm、直径15mmのLi箔を貼付して対極を形成した。次に、前記作用極及び前記対極に接触抵抗を低減するためのCuメッシュを貼付して、試験体を形成した。
次に、前記試験体を2極セルに装着し、インピーダンスアナライザ1287(商品名、Solartron社製、1〜0.1MHz、電圧振幅20mV)を用いて交流インピーダンス測定を行った。そして、交流抵抗値から前記円盤状焼結体を形成するリチウムイオン伝導性材料のリチウムイオン伝導率を算出した。前記円盤状焼結体を形成するリチウムイオン伝導性材料の密度及びリチウムイオン伝導率を表2に示す。
次に、前記試験体を用いて、前記円盤状焼結体を形成するリチウムイオン伝導性材料の電気化学的安定性の評価を行った。前記電気化学的安定性の評価は、前記試験体を2極セルに装着し、マルチスタット1470E(商品名、Solartron社製)を用いてリニアスイープボルタンメトリーを測定することにより行った。電位走査速度は0.2V/秒とし、酸化側の走査電位範囲はLi/Li電極反応の電位を基準として2.0〜8.0Vの範囲とし、還元側の走査電位範囲はLi/Li電極反応の電位を基準として2.0〜−3.0Vの範囲とした。
本実施例で得られたリチウムイオン伝導性材料は、前記表1に示すLiLa3−xZr12と同等であり、LiLaZr12よりも広い電位窓を備えている。すなわち、LiLaZr12よりも酸化電位が高く、還元電位が低くなっている。
そこで、前記リニアスイープボルタンメトリーにおいて、酸化側の電位走査では反応に伴う電流ピークは確認されず、前記リチウムイオン伝導性材料は十分な耐酸化性を備えていた。また、還元側の電位走査では、0〜−1V付近にLiの析出に伴う電流ピークが確認された以外は電流ピークは確認されず、前記リチウムイオン伝導性材料は十分な耐還元性を備えていた。
還元側の電位走査におけるLiの析出に伴う電流ピーク以外の電流ピークが確認された電位を反応電位として表2に示す。
〔実施例2〕
本実施例では、水酸化リチウム無水物と、脱水及び脱炭酸された酸化ランタンと、酸化イットリウムと、酸化ジルコニウムと、無水シリカと、水酸化アルミニウムとを、Li:La:Y:Zr:Si:Al=7.7:2.9:0.1:2:0.05:0.05のモル比となるようにして混合原料を得た以外は、実施例1と全く同一にして粉末状のリチウムイオン伝導性材料を得た。得られたリチウムイオン伝導性材料は、化学式LiLa2.90.1Zr12で表わされ、ガーネット型構造を備える複合金属酸化物からなると共に、7モルのLiに対し、0.05モルのSiと0.05モルのAlとを含んでいた。
次に、本実施例で得られたリチウムイオン伝導性材料を用いた以外は、実施例1と全く同一にして円盤状焼結体を形成し、実施例1と全く同一にして該円盤状焼結体を形成するリチウムイオン伝導性材料の密度を求め、リチウムイオン伝導率を測定すると共に、電気化学的安定性の評価を行った。
前記円盤状焼結体を形成するリチウムイオン伝導性材料の密度、リチウムイオン伝導率及び反応電位を表2に示す。
本実施例で得られたリチウムイオン伝導性材料は、前記表1に示すLiLa3−xZr12と同等であり、LiLaZr12よりも広い電位窓を備えている。すなわち、LiLaZr12よりも酸化電位が高く、還元電位が低くなっている。
そこで、前記リニアスイープボルタンメトリーにおいて、酸化側の電位走査では反応に伴う電流ピークは確認されず、前記リチウムイオン伝導性材料は十分な耐酸化性を備えていた。また、還元側の電位走査では、0〜−1V付近にLiの析出に伴う電流ピークが確認された以外は電流ピークは確認されず、前記リチウムイオン伝導性材料は十分な耐還元性を備えていた。
還元側の電位走査の結果を図1に示す。
〔実施例3〕
本実施例では、水酸化リチウム無水物と、脱水及び脱炭酸された酸化ランタンと、酸化イットリウムと、酸化ジルコニウムと、無水シリカと、水酸化アルミニウムとを、Li:La:Y:Zr:Si:Al=7.7:2.9:0.1:2:0.1:0.1のモル比となるようにして混合原料を得た以外は、実施例1と全く同一にして粉末状のリチウムイオン伝導性材料を得た。得られたリチウムイオン伝導性材料は、化学式LiLa2.90.1Zr12で表わされ、ガーネット型構造を備える複合金属酸化物からなると共に、7モルのLiに対し、0.1モルのSiと0.1モルのAlとを含んでいた。
次に、本実施例で得られたリチウムイオン伝導性材料を用いた以外は、実施例1と全く同一にして円盤状焼結体を形成し、実施例1と全く同一にして該円盤状焼結体を形成するリチウムイオン伝導性材料の密度を求め、リチウムイオン伝導率を測定すると共に、電気化学的安定性の評価を行った。
前記円盤状焼結体を形成するリチウムイオン伝導性材料の密度、リチウムイオン伝導率及び反応電位を表2に示す。
本実施例で得られたリチウムイオン伝導性材料は、前記表1に示すLiLa3−xZr12と同等であり、LiLaZr12よりも広い電位窓を備えている。すなわち、LiLaZr12よりも酸化電位が高く、還元電位が低くなっている。
そこで、前記リニアスイープボルタンメトリーにおいて、酸化側の電位走査では反応に伴う電流ピークは確認されず、前記リチウムイオン伝導性材料は十分な耐酸化性を備えていた。また、還元側の電位走査では、0〜−1V付近にLiの析出に伴う電流ピークが確認された以外は電流ピークは確認されず、前記リチウムイオン伝導性材料は十分な耐還元性を備えていた。
〔実施例4〕
本実施例では、水酸化リチウム無水物と、脱水及び脱炭酸された酸化ランタンと、酸化イットリウムと、酸化ジルコニウムとを、Li:La:Y:Zr=7.7:2.8:0.2:2のモル比となるようにして混合原料を得た以外は、実施例1と全く同一にして粉末状のリチウムイオン伝導性材料を得た。得られたリチウムイオン伝導性材料は、化学式LiLa2.80.2Zr12で表わされ、ガーネット型構造を備える複合金属酸化物からなるものであった。
次に、本実施例で得られたリチウムイオン伝導性材料を用いた以外は、実施例1と全く同一にして円盤状焼結体を形成し、実施例1と全く同一にして該円盤状焼結体を形成するリチウムイオン伝導性材料の密度を求め、リチウムイオン伝導率を測定すると共に、電気化学的安定性の評価を行った。
前記円盤状焼結体を形成するリチウムイオン伝導性材料の密度、リチウムイオン伝導率及び反応電位を表2に示す。
本実施例で得られたリチウムイオン伝導性材料は、前記表1に示すLiLa3−xZr12と同等であり、LiLaZr12よりも広い電位窓を備えている。すなわち、LiLaZr12よりも酸化電位が高く、還元電位が低くなっている。
そこで、前記リニアスイープボルタンメトリーにおいて、酸化側の電位走査では反応に伴う電流ピークは確認されず、前記リチウムイオン伝導性材料は十分な耐酸化性を備えていた。また、還元側の電位走査では、0〜−1V付近にLiの析出に伴う電流ピークが確認された以外は電流ピークは確認されず、前記リチウムイオン伝導性材料は十分な耐還元性を備えていた。
〔実施例5〕
本実施例では、水酸化リチウム無水物と、脱水及び脱炭酸された酸化ランタンと、酸化イットリウムと、酸化ジルコニウムと、無水シリカと、水酸化アルミニウムとを、Li:La:Y:Zr:Si:Al=7.7:2.8:0.2:2:0.05:0.05のモル比となるようにして混合原料を得た以外は、実施例1と全く同一にして粉末状のリチウムイオン伝導性材料を得た。得られたリチウムイオン伝導性材料は、化学式LiLa2.80.2Zr12で表わされ、ガーネット型構造を備える複合金属酸化物からなると共に、7モルのLiに対し、0.05モルのSiと0.05モルのAlとを含んでいた。
次に、本実施例で得られたリチウムイオン伝導性材料を用いた以外は、実施例1と全く同一にして円盤状焼結体を形成し、実施例1と全く同一にして該円盤状焼結体を形成するリチウムイオン伝導性材料の密度を求め、リチウムイオン伝導率を測定すると共に、電気化学的安定性の評価を行った。
前記円盤状焼結体を形成するリチウムイオン伝導性材料の密度、リチウムイオン伝導率及び反応電位を表2に示す。
本実施例で得られたリチウムイオン伝導性材料は、前記表1に示すLiLa3−xZr12と同等であり、LiLaZr12よりも広い電位窓を備えている。すなわち、LiLaZr12よりも酸化電位が高く、還元電位が低くなっている。
そこで、前記リニアスイープボルタンメトリーにおいて、酸化側の電位走査では反応に伴う電流ピークは確認されず、前記リチウムイオン伝導性材料は十分な耐酸化性を備えていた。また、還元側の電位走査では、0〜−1V付近にLiの析出に伴う電流ピークが確認された以外は電流ピークは確認されず、前記リチウムイオン伝導性材料は十分な耐還元性を備えていた。
〔実施例6〕
本実施例では、水酸化リチウム無水物と、脱水及び脱炭酸された酸化ランタンと、酸化イットリウムと、酸化ジルコニウムと、無水シリカと、水酸化アルミニウムとを、Li:La:Y:Zr:Si:Al=7.7:2.8:0.2:2:0.1:0.1のモル比となるようにして混合原料を得た以外は、実施例1と全く同一にして粉末状のリチウムイオン伝導性材料を得た。得られたリチウムイオン伝導性材料は、化学式LiLa2.80.2Zr12で表わされ、ガーネット型構造を備える複合金属酸化物からなると共に、7モルのLiに対し、0.1モルのSiと0.1モルのAlとを含んでいた。
次に、本実施例で得られたリチウムイオン伝導性材料を用いた以外は、実施例1と全く同一にして円盤状焼結体を形成し、実施例1と全く同一にして該円盤状焼結体を形成するリチウムイオン伝導性材料の密度を求め、リチウムイオン伝導率を測定すると共に、電気化学的安定性の評価を行った。
前記円盤状焼結体を形成するリチウムイオン伝導性材料の密度、リチウムイオン伝導率及び反応電位を表2に示す。
本実施例で得られたリチウムイオン伝導性材料は、前記表1に示すLiLa3−xZr12と同等であり、LiLaZr12よりも広い電位窓を備えている。すなわち、LiLaZr12よりも酸化電位が高く、還元電位が低くなっている。
そこで、前記リニアスイープボルタンメトリーにおいて、酸化側の電位走査では反応に伴う電流ピークは確認されず、前記リチウムイオン伝導性材料は十分な耐酸化性を備えていた。また、還元側の電位走査では、0〜−1V付近にLiの析出に伴う電流ピークが確認された以外は電流ピークは確認されず、前記リチウムイオン伝導性材料は十分な耐還元性を備えていた。
〔比較例1〕
本比較例では、水酸化リチウム無水物と、脱水及び脱炭酸された酸化ランタンと、酸化ジルコニウムとを、Li:La:Zr=7.7:3:2のモル比となるようにして混合原料を得た以外は、実施例1と全く同一にして粉末状のリチウムイオン伝導性材料を得た。得られたリチウムイオン伝導性材料は、化学式LiLaZr12で表わされ、ガーネット型構造を備える複合金属酸化物からなるものであった。
次に、本比較例で得られたリチウムイオン伝導性材料を用いた以外は、実施例1と全く同一にして円盤状焼結体を形成し、実施例1と全く同一にして該円盤状焼結体を形成するリチウムイオン伝導性材料の密度を求め、リチウムイオン伝導率を測定すると共に、電気化学的安定性の評価を行った。
前記円盤状焼結体を形成するリチウムイオン伝導性材料の密度、リチウムイオン伝導率及び反応電位を表2に示す。
本比較例で得られたリチウムイオン伝導性材料は、前記表1に示すように、LiLa3−xZr12よりも狭い電位窓を備えている。
そこで、前記リニアスイープボルタンメトリーにおいて、酸化側の電位走査では反応に伴う電流ピークは確認されず、前記リチウムイオン伝導性材料は十分な耐酸化性を備えていたが、還元側の電位走査では、0〜−1V付近にLiの析出に伴う電流ピークが確認され、さらに−1.6V付近に前記試験体の分解又は短絡に伴う電流ピークが確認された。
〔比較例2〕
本比較例では、水酸化リチウム無水物と、脱水及び脱炭酸された酸化ランタンと、酸化ジルコニウムと、無水シリカと、水酸化アルミニウムとを、Li:La:Zr:Si:Al=7.7:3:2:0.05:0.05のモル比となるようにして混合原料を得た以外は、実施例1と全く同一にして粉末状のリチウムイオン伝導性材料を得た。得られたリチウムイオン伝導性材料は、化学式LiLaZr12で表わされ、ガーネット型構造を備える複合金属酸化物からなると共に、7モルのLiに対し、0.05モルのSiと0.05モルのAlとを含んでいた。
次に、本比較例で得られたリチウムイオン伝導性材料を用いた以外は、実施例1と全く同一にして円盤状焼結体を形成し、実施例1と全く同一にして該円盤状焼結体を形成するリチウムイオン伝導性材料の密度を求め、リチウムイオン伝導率を測定すると共に、電気化学的安定性の評価を行った。
前記円盤状焼結体を形成するリチウムイオン伝導性材料の密度、リチウムイオン伝導率及び反応電位を表2に示す。
本比較例で得られたリチウムイオン伝導性材料は、前記表1に示すように、LiLa3−xZr12よりも狭い電位窓を備えている。
そこで、前記リニアスイープボルタンメトリーにおいて、酸化側の電位走査では反応に伴う電流ピークは確認されず、前記リチウムイオン伝導性材料は十分な耐酸化性を備えていたが、還元側の電位走査では、0〜−1V付近にLiの析出に伴う電流ピークが確認され、さらに−2.3V付近に前記試験体の分解又は短絡に伴う電流ピークが確認された。
還元側の電位走査の結果を図1に示す。
〔比較例3〕
本比較例では、水酸化リチウム無水物と、脱水及び脱炭酸された酸化ランタンと、酸化ジルコニウムと、無水シリカと、水酸化アルミニウムとを、Li:La:Zr:Si:Al=7.7:3:2:0.1:0.1のモル比となるようにして混合原料を得た以外は、実施例1と全く同一にして粉末状のリチウムイオン伝導性材料を得た。得られたリチウムイオン伝導性材料は、化学式LiLaZr12で表わされ、ガーネット型構造を備える複合金属酸化物からなると共に、7モルのLiに対し、0.1モルのSiと0.1モルのAlとを含んでいた。
次に、本比較例で得られたリチウムイオン伝導性材料を用いた以外は、実施例1と全く同一にして円盤状焼結体を形成し、実施例1と全く同一にして該円盤状焼結体を形成するリチウムイオン伝導性材料の密度を求め、リチウムイオン伝導率を測定すると共に、電気化学的安定性の評価を行った。
前記円盤状焼結体を形成するリチウムイオン伝導性材料の密度、リチウムイオン伝導率及び反応電位を表2に示す。
本比較例で得られたリチウムイオン伝導性材料は、前記表1に示すように、LiLa3−xZr12よりも狭い電位窓を備えている。
そこで、前記リニアスイープボルタンメトリーにおいて、酸化側の電位走査では反応に伴う電流ピークは確認されず、前記リチウムイオン伝導性材料は十分な耐酸化性を備えていたが、還元側の電位走査では、0〜−1V付近にLiの析出に伴う電流ピークが確認され、さらに−0.8V付近に前記試験体の分解又は短絡に伴う電流ピークが確認された。
Figure 0005663466
表2から、化学式LiLaZr12で表わされ、ガーネット型構造を備える複合金属酸化物のLaサイトの一部をYで置換した実施例1〜6のリチウムイオン伝導性材料は、化学式LiLaZr12で表わされ、ガーネット型構造を備える複合金属酸化物からなる比較例1〜3のリチウムイオン伝導性材料に対し、ほぼ同等のイオン伝導率を備えていることが明らかである。
また、前記比較例1〜3のリチウムイオン伝導性材料が、リニアスイープボルタンメトリーにおける還元側の電位走査において、前記反応電位として示される前記試験体の分解又は短絡に伴う電流ピークを示すのに対し、前記実施例1〜6のリチウムイオン伝導性材料は、該反応電位が観測されず、優れた耐還元性を備えており、優れた電気化学的安定性を備えていることが明らかである。
また、前記混合原料にAl化合物及びSi化合物を含む前記実施例2,3,5,6のリチウムイオン伝導性材料は、密度が4.88以上であり、緻密な焼結体を形成していることが明らかである。

Claims (4)

  1. 化学式LiLa3−xZr12(式中、AはY、Nd、Sm、Gdからなる群から選択されるいずれか1種の金属であり、xは0.1≦x≦0.2の範囲である)で表されガーネット型構造を備える複合金属酸化物からなることを特徴とするリチウムイオン伝導性材料。
  2. 請求項1記載のリチウムイオン伝導性材料において、前記複合金属酸化物は、Li化合物とLa化合物とZr化合物と、Y、Nd、Sm、Gdからなる群から選択されるいずれか1種の金属の化合物とを混合した混合原料を焼成してなることを特徴とするリチウムイオン伝導性材料。
  3. 請求項2記載のリチウムイオン伝導性材料において、前記複合金属酸化物は、前記混合原料に、Al化合物とSi化合物、又はAl化合物とGe化合物からなる焼結助剤を添加して焼成してなることを特徴とするリチウムイオン伝導性材料。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載のリチウムイオン伝導性材料において、AはYであることを特徴とするリチウムイオン伝導性材料。
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