JP5658805B2 - オペレーティングシステム、プログラム、情報処理装置および制御方法 - Google Patents

オペレーティングシステム、プログラム、情報処理装置および制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、オペレーティングシステム、プログラム、情報処理装置および制御方法に関し、特に、マルチウインドウシステムにおいてドラッグされたオブジェクトに関する情報を扱う技術に関する。
現在、コンピュータ上でマルチウインドウシステムを実現するオペレーティングシステム(OS)(例えば、Windows(登録商標))が普及している。マルチウインドウシステムでは、図8に示すように、1つの表示画面1800上に複数のウインドウ1801及び1802を表示することが可能である。
ここで、表示画面1800において、ウインドウ1801に表示されているオブジェクト(例えば、ファイル)をドラッグ&ドロップすることにより、ウインドウ1802を司るアプリケーションにこのオブジェクトを移動したりコピーしたりすることを考える。この場合、ウインドウ1802がウインドウ1801の下に隠れていてオブジェクトのドロップを受け付けることができない。そこで、ユーザはドラッグ&ドロップに先立ち、ウインドウ1801内のドラッグ&ドロップ対象のオブジェクトとウインドウ1802内のドロップ領域の少なくとも一部とが重ならずに表示されるよう、各ウインドウの位置を調整する必要がある(図9参照)。
ドラッグ&ドロップに伴うユーザの操作負担を軽減するいくつかの技術が提案されている。
特許文献1によれば、画面に表示されたアイコンのドラッグ操作が開始されたことを、OSが全てのウインドウに通知する。各ウインドウはドラッグされたアイコンの属性情報によって、ドラッグ操作に対応可能か否かの判断を行い、ウインドウを非表示の状態にするか、表示の状態にする。
特許文献2によれば、ドラッグ操作を開始すると、ドラッグされたオブジェクトのドロップ先となるアプリケーションに該当するウインドウをマルチウインドウ環境の最前面に表示してアクティブ化する。
特許文献3によれば、ファイルブラウザやデスクトップ上のアイコンのドラッグ操作を開始すると、ドラッグ開始位置の近傍にドロップ対象一覧ウインドウを最前面化して表示する。
特開平8−185301号公報 特開2003−108281号公報 特開2000−56885号公報
従来の技術では、ドラッグ対象のオブジェクトに関する情報をOSが全てのウインドウ(少なくとも、このオブジェクトを処理可能な全てのウインドウ)に対して通知していた。換言すれば、ドラッグ対象のオブジェクトの処理を希望しないプログラムに対しても、通知が行われていた。従って、OSが管理しているウインドウの数が多い場合などに特に、コンピュータにとっての処理負荷が大きくなるという問題があった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、マルチウインドウシステムにおいて、ドラッグされたオブジェクトに関する情報をより効率的に伝達する技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、第1の本発明は、メモリを有するコンピュータ上で動作し、複数のウインドウを表示可能な表示画面を持つマルチウインドウシステムを実現するオペレーティングシステムにしたがって動作する情報処理装置であって、前記表示画面に、前記オペレーティングシステムの制御下で動作する第1プログラムのウインドウを描画する描画手段と、前記オペレーティングシステムの制御下で動作する第2プログラムが実行する通知要求処理にしたがい、前記第1プログラムのウインドウにおいてオブジェクトがドラッグされた場合に当該オブジェクトに関するドラッグ情報を当該第2プログラムに通知するように前記オペレーティングシステムに要求する通知要求を発行する通知要求手段と、前記通知要求を、前記通知要求処理を実行した前記第2プログラムと対応付けて前記メモリに格納する格納手段と、前記オペレーティングシステムの制御下で前記第1プログラムから前記ドラッグ情報を受信するドラッグ情報受信手段と、前記ドラッグ情報受信手段により前記ドラッグ情報が受信された場合に、前記オペレーティングシステムにしたがい前記メモリに格納されている通知要求に対応する前記第2プログラムに対して当該ドラッグ情報を通知する通知手段と、を備えることを特徴とする情報処理装置を提供する。
また、第の本発明は、メモリを有するコンピュータ上で動作し、複数のウインドウを表示可能な表示画面を持つマルチウインドウシステムを実現するオペレーティングシステムであって、前記コンピュータを、前記表示画面に、前記オペレーティングシステムの制御下で動作する第1プログラムのウインドウを描画する描画手段と、前記オペレーティングシステムの制御下で動作する第2プログラムが実行する通知要求処理にしたがい、前記第1プログラムのウインドウにおいてオブジェクトがドラッグされた場合に当該オブジェクトに関するドラッグ情報を当該第2プログラムに通知するように前記オペレーティングシステムに要求する通知要求を発行する通知要求手段と、前記通知要求を、前記通知要求処理を実行した前記第2プログラムと対応付けて前記メモリに格納する格納手段と、前記オペレーティングシステムの制御下で前記第1プログラムから前記ドラッグ情報を受信するドラッグ情報受信手段と、前記ドラッグ情報受信手段において前記ドラッグ情報が受信された場合に、前記オペレーティングシステムにしたがい前記メモリに格納されている通知要求に対応する前記第2プログラムに対して当該ドラッグ情報を通知する通知手段と、として機能させるためのオペレーティングシステムを提供する
なお、その他の本発明の特徴は、添付図面及び以下の発明を実施するための最良の形態における記載によって更に明らかになるものである。
以上の構成により、本発明によれば、マルチウインドウシステムにおいて、ドラッグされたオブジェクトに関する情報をより効率的に伝達することが可能となる。
実施例1に係るOSとアプリケーションとを実行するパーソナルコンピュータ(PC)100の構成を示すブロック図である。 実施例1におけるOS及びアプリケーションの動作の概要を示す図である。 実施例1においてOSがドラッグ情報を受信して共有領域に格納する処理の流れを示すフローチャートである。 実施例2におけるOS及びアプリケーションの動作の概要を示す図である。 実施例2においてOSがドラッグ情報の通知要求を格納し、通知要求に従ってドラッグ情報をアプリケーションに対して通知する処理の流れを示すフローチャートである。 実施例3におけるアプリケーションの動作の概要を示す図である。 実施例3におけるアプリケーションの動作の流れを示すフローチャートである。 背景技術を説明する図である。 背景技術を説明する図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施例を説明する。以下で説明される個別の実施例は、本発明の上位概念から下位概念までの種々の概念を理解するために役立つであろう。
なお、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確定されるのであって、以下の個別の実施例によって限定されるわけではない。また、実施例の中で説明されている特徴の組み合わせすべてが、本発明に必須とは限らない。
また、以下の各実施例で利用するオペレーティングシステム(OS)は、Windows(登録商標)である。しかし、他のOSを利用する場合であっても、利用するプログラム関数などが異なるだけで基本的なコンセプトは変わらない。従って、本実施例は、Windows(登録商標)に限定されず、コンピュータ上で動作すると複数のウインドウを表示可能な表示画面を持つマルチウインドウシステムを実現するものであれば、いかなるOSを利用しても構わない。
図1は、実施例1に係るOSとアプリケーションとを実行するパーソナルコンピュータ(PC)100(情報処理装置)の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、PC100は、CRT101、VRAM102、BMU103、キーボード104、PD105、CPU106、ROM107、RAM108、HDD109、FDD110、及びネットワークI/F111を有する。
CRT(Cathode Ray Tube)101には、例えば編集中の文書、図形、画像、その他の編集情報、アイコン、メッセージ、メニュー、その他のユーザインタフェースなどの情報が表示される。
VRAM102には、CRT101に表示するための画像が描画される。このVRAM102に描画された画像データは、所定の規定に従ってCRT101に転送され、これによりCRT101に画像が表示される。
BMU(ビットムーブユニット)103は、例えば、メモリ間(例えば、VRAM102と他のメモリとの間)のデータ転送や、メモリと各I/Oデバイス(例えば、ネットワークI/F111)との間のデータ転送を制御する。
キーボード104は、文書等を入力するための各種キーを有する。
PD(ポインティングデバイス)105は、例えば、CRT101に表示されたアイコン、メニュー、その他のコンテンツを指示するために使用される。
CPU106は、ROM107、HDD109、又はフレキシブルディスク(FD)に格納された制御プログラムに基づいて、各デバイスを制御する。
ROM107は、各種制御プログラムやデータを保存する。
RAM108は、CPU106のワーク領域、エラー処理時のデータの退避領域、制御プログラムのロード領域等を有する。
HDD109は、PC100内で実行される各制御プログラムやコンテンツを格納する。
例えば、HDD109には、ブラウザ、OS、アプリケーションプログラム、画像ファイル、ドキュメントファイル、音楽ファイル、電子アルバムデータ、電子アルバム編集プログラムなどが格納される。
FDD110は、フロッピー(登録商標)等に代表されるFDに対するアクセスを制御する。
ネットワークI/F111は、他のPCやプリンタ等とネットワークを介して通信を行う。
CPUバス112は、アドレスバス、データバス、及びコントロールバスを含む。
CPU106に対する制御プログラムの提供は、ROM107、HDD109、FDD110から行うこともできるし、ネットワークI/F111を介してネットワーク経由で他のPC等から行うこともできる。
以下の説明で、OS、ブラウザ、各アプリケーションプログラムおよびそれらのウインドウが実行する動作は、CPU106がこれらをHDD109から読み出して起動し、上述の各モジュールを制御することにより実現される。
図2は、実施例1におけるOS及びアプリケーションの動作の概要を示す図である。図2において、画面200は、OSによってCRT101に表示される表示画面である。ウインドウ201は、アプリケーションのウインドウであり、ドラッグ対象のオブジェクト207(例えば、ファイルアイコン)を含む。ウインドウ202及びウインドウ203はそれぞれ、別々のアプリケーションのウインドウである。共有領域205は、OSがRAM108などのメモリに割り当てた共有領域であり、OSの制御下で動作する各アプリケーションからアクセス可能である。
ウインドウ201においてオブジェクト207がドラッグされると、矢印204に示すように、ウインドウ201のアプリケーション(第1プログラム)はオブジェクト207に関する情報(ドラッグ情報)を共有領域205に格納する。
これにより、他のアプリケーション、例えばウインドウ203のアプリケーション(第2プログラム)は、矢印206に示すように、共有領域205を参照することによってドラッグ情報を取得することができる。
なお、ドラッグ情報には例えば、ドラッグ対象のオブジェクトに関連づけられたデータと、このデータの種別(例えば、JPEG、TEXT等のファイルタイプ)とのうちの少なくとも一方が含まれる。
図3は、実施例1においてOSがドラッグ情報を受信して共有領域に格納する処理の流れを示すフローチャートである。本フローチャートの各ステップの処理は、PC100のCPU106が、特に断らない限り、OSやアプリケーション(例えば、ウインドウ201−203のアプリケーション)を実行することによって実現される。これは、以下の各フローチャートにおいても同様である。
S301で、ウインドウ201においてドラッグが開始されると、ウインドウ201のアプリケーション(ドラッグ開始アプリケーション)は、ドラッグ対象のオブジェクトが存在するか否かを判定する。例えば範囲指定などのためにドラッグが行われた場合はドラッグ対象のオブジェクトが存在しないので、処理は終了する。そうでなければ、処理はS302に進む。S302で、ドラッグ開始アプリケーションは、OSに対してドラッグ情報を送信する。
OSは、S303で、ドラッグ開始アプリケーションからドラッグ情報を受信し、RAM108に共有領域205を割り当てる。共有領域205は、他のウインドウから参照できるセキュリティ属性を持つ。但し、共有領域205の割り当ては、事前に行われても構わない。次いでS304で、OSは、ドラッグ情報を共有領域205に格納する。
S304の処理が実行されると、ウインドウ203のアプリケーション(ドラッグ情報取得アプリケーション)は、S305で、OSのマウスイベントを検知し、ドラッグが行われたか否か判定する。ドラッグが行われていれば、S306で、ウインドウ203のアプリケーションは共有領域205からドラッグ情報を取得する。
図3においてはウインドウ203のアプリケーションをドラッグ情報取得アプリケーションとして説明したが、代わりに、或いはこれに加えて、ウインドウ202のアプリケーションがドラッグ情報取得アプリケーションとして動作してもよい。
従って、ドラッグ情報を必要とするアプリケーションのみがドラッグ情報を取得するので、ドラッグ情報がより効率的に伝達され、PC100の処理負荷が軽減される。また、マウスカーソルがドラッグ情報を必要とするアプリケーションのウインドウ上に無い状態でも、ドラッグ情報の取得が可能である。
実施例2でも、実施例1のPC100(図1参照)を利用する。
図4は、実施例2におけるOS及びアプリケーションの動作の概要を示す図である。図4において、画面400は、OSによってCRT101に表示される表示画面である。ウインドウ401は、アプリケーションのウインドウであり、ドラッグ対象のオブジェクト409(例えば、ファイルアイコン)を含む。ウインドウ402−405はそれぞれ、別々のアプリケーションのウインドウである。
他のアプリケーションにおけるドラッグ情報の取得を欲するアプリケーション(例えば、ウインドウ403のアプリケーション)は、矢印406に示すように、OSに対してイベント取得登録(通知要求)を行う。これにより、イベント取得リスト407に、ウインドウ403が登録される。
ウインドウ401においてオブジェクト409がドラッグされると、矢印408に示すように、ウインドウ401のアプリケーションはOSに対してドラッグ情報を送信する。ドラッグ情報を受信したOSは、イベント取得リスト407に従って、ドラッグ情報を各アプリケーションに対して順次送信する。これにより、ウインドウ403のアプリケーションは、ドラッグ情報を取得することができる。
図5は、実施例2においてOSがドラッグ情報の通知要求を格納し、通知要求に従ってドラッグ情報をアプリケーションに対して通知する処理の流れを示すフローチャートである。
S501で、ドラッグ情報取得アプリケーション(例えば、ウインドウ403のアプリケーション)は、実行に必要な初期化処理を行う。S502で、ドラッグ情報取得アプリケーションは、OSに対してドラッグ情報の通知要求を送信する(即ち、イベント取得登録を行う)。S503で、OSは、通知要求を受信し(通知要求受信手段)、これをRAM108に格納する。
なお、不図示ではあるが、イベントにはドラッグイベントの他にもキーボードやマウスなどの入力イベントやウインドウの生成や表示などイベントが存在する。従って、必要のないイベントを取得できなうようにするためにフィルタリング設定ができることは言うまでもない。また、複数のアプリケーションがドラッグ情報取得アプリケーションとして動作してもよい。
次に、ドラッグ開始アプリケーションがS301及びS302の処理を行うが、これは実施例1と同様である(図3参照)。
その後、S504で、OSは、ドラッグ情報を受信し(ドラッグ情報受信手段)、且つ、フィルタ設定の条件に基づき、ドラッグ情報を取得するように設定されている通知要求をRAM108から取得する。
S505で、OSは、通知要求を参照する変数INDEXを0に設定し、S504で取得した通知要求の数を変数COUNTに設定する。S506で、OSは、変数INDEX<変数COUNTであるか否かを判定し、YesであればS507へ、NoであればS511へ進む。
S507で、OSは、変数INDEXの示す通知要求に対応するドラッグ情報取得アプリケーションに対して、ドラッグ情報を通知する。ドラッグ情報取得アプリケーションはS508でこのドラッグ情報を受信する。S509で、OSは変数INDEXに1を加算して、S506に戻る。
また、ドラッグ情報取得アプリケーションは、例えばアプリケーション終了時などに、通知要求を削除することができる。
まず、S510で、ドラッグ情報取得アプリケーションは通知要求の削除を要求(削除要求)をOSに対して送信する。OSは削除要求を受信する(削除要求受信手段)と、S511で、この削除要求を送信したドラッグ情報取得アプリケーションに対応する通知要求をRAM108から削除する。最後に、S512で、ドラッグ情報取得アプリケーションは終了に必要な終了処理を行う。
なお、通知要求はOS管理しており、ドラッグ情報取得アプリケーションの終了をOSは知ることができるので、ドラッグ情報取得アプリケーションの終了に合わせてOSが自動的に通知要求を削除してもよい。また、ドラッグ情報取得アプリケーションは、図5に示すタイミング以外の任意のタイミングで削除要求を送信することができる。
以上の処理により、ウインドウ403のアプリケーションなどのように、ドラッグ情報を必要とするアプリケーションのみがドラッグ情報を取得することができる。
従って、ドラッグ情報がより効率的に伝達され、PC100の処理負荷が軽減される。また、マウスカーソルがドラッグ情報を必要とするアプリケーションのウインドウ上に無い状態でも、ドラッグ情報の取得が可能である。
なお、本実施例ではS506−S509においてループ処理を行っているが、イベント取得の情報(通知要求)をチェインにしてドラッグ情報を通知したり、通知要求ごとにスレッド化してドラッグ情報を通知したりしてもよい。
実施例3でも、実施例1のPC100(図1参照)を利用する。
図6は、実施例3におけるアプリケーションの動作の概要を示す図である。図6において、画面600は、OSによってCRT101に表示される表示画面である。ウインドウ601は、アプリケーションのウインドウであり、ドラッグ対象のオブジェクト604(例えば、ファイルアイコン)を含む。ウインドウ602は、別のアプリケーションのウインドウである。
画面600において、ウインドウ602のアプリケーションは矢印603に示すように、ドラッグを開始したウインドウ601にドラッグ情報を問い合わせることにより、ドラッグ情報を取得できる。
図7は、実施例3におけるアプリケーションの動作の流れを示すフローチャートである。
S701で、ドラッグ情報取得アプリケーション(ウインドウ602のアプリケーション)は、他のプログラムであるドラッグ開始アプリケーション(ウインドウ601のアプリケーション)においてオブジェクト604がドラッグされたことを検出する。
S702で、ドラッグ情報取得アプリケーションは、S701で検出したアプリケーションに対してドラッグ情報を要求し、S703で、ドラッグ開始アプリケーションは要求に応えてドラッグ情報を返信する。
本実施例では、OSで規定されているウィンドウメッセージを利用してドラッグ情報取得アプリケーションとドラッグ開始アプリケーションとが通信することができる。或いは、セマッフォなどの仕組みを利用して構築したプロセス間通信の技術を利用して通信が実現されてもよい。
以上の処理により、ウインドウ602のアプリケーションなどのように、ドラッグ情報を必要とするアプリケーションのみがドラッグ情報を取得することができる。
従って、ドラッグ情報がより効率的に伝達され、PC100の処理負荷が軽減される。また、マウスカーソルがドラッグ情報を必要とするアプリケーションのウインドウ上に無い状態でも、ドラッグ情報の取得が可能である。
[その他の実施例]
上述した各実施例の機能を実現するためには、各機能を具現化したソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体をシステム或は装置に提供してもよい。そして、そのシステム或は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによって、上述した各実施例の機能が実現される。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した各実施例の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。このようなプログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピィ(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスクなどを用いることができる。或いは、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることもできる。
また、上述した各実施例の機能を実現するための構成は、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することだけには限られない。そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した各実施例の機能が実現される場合も含まれている。
更に、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書きこまれてもよい。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した各実施例の機能が実現される場合も含むものである。

Claims (7)

  1. メモリを有するコンピュータ上で動作し、複数のウインドウを表示可能な表示画面を持つマルチウインドウシステムを実現するオペレーティングシステムにしたがって動作する情報処理装置であって、
    前記表示画面に、前記オペレーティングシステムの制御下で動作する第1プログラムのウインドウを描画する描画手段と、
    前記オペレーティングシステムの制御下で動作する第2プログラムが実行する通知要求処理にしたがい、前記第1プログラムのウインドウにおいてオブジェクトがドラッグされた場合に当該オブジェクトに関するドラッグ情報を当該第2プログラムに通知するように前記オペレーティングシステムに要求する通知要求を発行する通知要求手段と、
    前記通知要求を、前記通知要求処理を実行した前記第2プログラムと対応付けて前記メモリに格納する格納手段と、
    前記オペレーティングシステムの制御下で前記第1プログラムから前記ドラッグ情報を受信するドラッグ情報受信手段と、
    前記ドラッグ情報受信手段により前記ドラッグ情報が受信された場合に、前記オペレーティングシステムにしたがい前記メモリに格納されている通知要求に対応する前記第2プログラムに対して当該ドラッグ情報を通知する通知手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第2プログラムから、当該第2プログラムに対応する前記通知要求を削除する削除要求を受信する削除要求受信手段と、
    前記削除要求受信手段により前記削除要求が前記第2プログラムから受信された場合に、当該第2プログラムに対応する前記通知要求を前記メモリから削除する削除手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記オペレーティングシステムにしたがい、前記第2プログラムの終了を検知する検知手段と、
    前記検知手段により前記第2プログラムの終了が検知されると、当該第2プログラムに対応する前記通知要求を前記メモリから削除する削除手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記ドラッグ情報は、前記オブジェクトに関連づけられたデータと当該データの種別とのうちの少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記通知要求処理を実行した前記第2プログラムは複数存在し、前記通知手段は前記複数の前記第2プログラムに対して前記ドラッグ情報を順次、通知することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. メモリを有するコンピュータ上で動作し、複数のウインドウを表示可能な表示画面を持つマルチウインドウシステムを実現するオペレーティングシステムにしたがって情報処理装置が実行する制御方法であって、
    描画手段が、前記表示画面に、前記オペレーティングシステムの制御下で動作する第1プログラムのウインドウを描画する描画工程と、
    通知要求手段が、前記オペレーティングシステムの制御下で動作する第2プログラムが実行する通知要求処理にしたがい、前記第1プログラムのウインドウにおいてオブジェクトがドラッグされた場合に当該オブジェクトに関するドラッグ情報を当該第2プログラムに通知するように前記オペレーティングシステムに要求する通知要求を発行する通知要求工程と、
    格納手段が、前記通知要求を、前記通知要求処理を実行した前記第2プログラムと対応付けて前記メモリに格納する格納工程と、
    ドラッグ情報受信手段が、前記オペレーティングシステムの制御下で前記第1プログラムから前記ドラッグ情報を受信するドラッグ情報受信工程と、
    通知手段が、前記ドラッグ情報受信工程において前記ドラッグ情報が受信された場合に、前記オペレーティングシステムにしたがい前記メモリに格納されている通知要求に対応する前記第2プログラムに対して当該ドラッグ情報を通知する通知工程と、
    を備えることを特徴とする制御方法。
  7. メモリを有するコンピュータ上で動作し、複数のウインドウを表示可能な表示画面を持つマルチウインドウシステムを実現するオペレーティングシステムであって、前記コンピュータを、
    前記表示画面に、前記オペレーティングシステムの制御下で動作する第1プログラムのウインドウを描画する描画手段と、
    前記オペレーティングシステムの制御下で動作する第2プログラムが実行する通知要求処理にしたがい、前記第1プログラムのウインドウにおいてオブジェクトがドラッグされた場合に当該オブジェクトに関するドラッグ情報を当該第2プログラムに通知するように前記オペレーティングシステムに要求する通知要求を発行する通知要求手段と、
    前記通知要求を、前記通知要求処理を実行した前記第2プログラムと対応付けて前記メモリに格納する格納手段と、
    前記オペレーティングシステムの制御下で前記第1プログラムから前記ドラッグ情報を受信するドラッグ情報受信手段と、
    前記ドラッグ情報受信手段において前記ドラッグ情報が受信された場合に、前記オペレーティングシステムにしたがい前記メモリに格納されている通知要求に対応する前記第2プログラムに対して当該ドラッグ情報を通知する通知手段と、
    として機能させるためのオペレーティングシステム。
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