JP5652934B2 - インターホンシステム - Google Patents

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Description

本発明は、インターホンシステム、特に玄関先に設置される室外装置にモニタ画面を設けたインターホンシステムに関する。
一般的なインターホンシステムでは、玄関先に設置される室外装置(子機)には、来訪者によって操作される呼び出しボタン(集合住宅における部屋番号を入力するためのテンキーを含む)、マイクロホン、スピーカ及び必要に応じて撮像装置が設けられているのみであり、動画を含む2次元画像を表示するためのモニタ画面は備えられていない。
来訪者が呼び出しボタンを操作すると、室内装置(親機)からチャイムなどの呼び出し音が出力されると共に、撮像装置が設けられている場合はその撮像装置が撮像を開始し、室内装置のモニタ画面に来訪者の姿が映し出される。撮像装置が設けられている場合は、居住者は、モニタ画面に映し出された来訪者の姿を確認して、呼び出しに応答するか否かを判断することができる。そして、室内装置の受話器を取り又は応答ボタンを押すことによって、室内装置と室外装置の間で通話が可能になる。
来訪者の中には、セールスや勧誘など居住者にとって迷惑なものも存在するが、その要件は実際に会話をしてみないと分からない。手慣れたセールスマンや勧誘者は、容易には引き下がらず、気の弱い居住者は断りづらいという問題を有している。また、結果的に、居住者が根負けして、不要なものを購入したり、意に反する契約をさせられたりするなど、社会的な問題となることも少なくない。撮像装置が設けられている場合であっても、手慣れたセールスマンや勧誘者は、撮像装置に近づいたりして、自分の姿がはっきりとは写らないようにするなど、様々なテクニックを有している。
特許文献1には、玄関先に設置される室外装置にモニタ画面を設け、室内装置からの操作によって、室外装置にモニタ画面に警告表示を表示可能なドアホンシステムが提案されている。このようなドアホンシステムによっても、迷惑な来訪者を退散させることは可能であるが、居住者が来訪者と会話して、来訪の用件を確認していることが前提となる。従って、言葉巧みな手慣れたセールスマンや勧誘者であれば、虚偽の用件を言って扉を開けさせてしまうことも可能である。また、来訪者に居住者が在宅していることを知られてしまうという問題がある。
特開2008−113396号公報
本発明は、上記従来例の問題を解決するためになされたものであり、居住者が応答する前に来訪者の用件をある程度察知することが可能であり、迷惑な来訪者である場合には、応答することなく居留守を使うことが可能なインターホンシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、親機と子機とを備えるインターホンシステムであって、
前記親機は、居住者によって操作される第1操作部と、来訪者と居住者の間で通話するための第1マイクロホン及び第1スピーカと、所定の画像を表示するための第1画像表示装置と、前記第1画像表示装置の画面に所定の画像を表示するための第1画像表示制御部を備え、
前記子機は、来訪者によって操作される第2操作部と、来訪者と居住者の間で通話するための第2マイクロホン及び第2スピーカと、所定の画像を表示するための第2画像表示装置と、前記第2画像表示装置の画面に所定の画像を表示するための第2画像表示制御部と、来訪者の存在を検出する来訪者検出部と、来訪者の画像を撮像する撮像装置を備え、
前記来訪者検出部によって来訪者の存在が検出されたときに、前記第1画像表示装置の画面に前記撮像装置により撮像された来訪者の画像を表示し、一定時間内に、居住者が前記第1操作部を操作しなかった場合には、前記第2画像表示制御部は、前記第2画像表示装置の画面に、少なくとも2以上の来訪の用件及び来訪者に対していずれかの来訪の用件を選択するメッセージを含む来訪用件表示画像を表示し、
来訪者が前記第2操作部を操作することによっていずれかの来訪の用件が選択されたときに、前記第1画像表示制御部は、前記第1画像表示装置の画面に選択された来訪の用件を表示し、
前記一定時間内に、居住者が前記第1操作部を操作した場合には、前記来訪要件表示画像を表示しないことを特徴とする。
また、前記親機は、前記第1スピーカから出力される音声を制御する音声制御部と、前記親機の全体を制御するための親機制御部と、前記子機との間で信号の送受信を行う第1インターフェースとをさらに備え、
前記子機は、前記子機の全体を制御するための子機制御部と、前記親機との間で信号の送受信を行う第2インターフェースと、来訪者の存在を検出する来訪者検出部とをさらに備え、
来訪者によって前記第2操作部が操作されると、前記来訪者検出部は所定の呼び出し信号を出力し、
前記子機制御部は、前記第1及び第2インターフェースを介して前記呼び出し信号を前記親機に送信し、
前記親機制御部は、前記呼び出し信号を受信すると、前記音声制御部を介して、前記第1スピーカから所定の呼び出し音を出力し、
前記子機制御部は、前記撮像装置を起動して来訪者の画像を撮像させ、前記撮像装置からの画像信号を前記第1及び第2インターフェースを介して前記親機に送信し、
前記第1画像表示制御部は、受信した画像信号を用いて、第1画像表示装置14の画面上に来訪者の画像を表示し、
一定時間内に、居住者が前記第1操作部11を操作しなかった場合、前記第1画像表示制御部は、前記第1及び第2インターフェースを介して、前記第2画像表示装置の画面に、複数の来訪の用件及び来訪者に対していずれかの来訪の用件を選択するメッセージを含む来訪用件表示画像を表示させ、
所定時間内に、来訪者がいずれかの来訪の用件を選択すると、前記子機制御部は、来訪者が選択した用件に対応した用件選択信号を前記第1及び第2インターフェースを介して前記親機に送信し、
前記親機制御部が前記所定の用件選択信号を受信すると、前記第1画像表示制御部は、前記第1画像表示装置の画面に来訪者の画像に、さらに選択された来訪の用件を重ねて表示し、
前記一定時間内に、居住者が前記第1操作部を操作した場合には、前記来訪要件表示画像を表示しないことが好ましい。
また、居住者による前記第1操作部の操作に応じて、前記第2画像表示制御部は、前記撮像装置によって撮像された画像を前記第2画像表示装置の画面に表示することが好ましい。
また、居住者による前記第1操作部の操作に応じて、前記第2画像表示制御部は、前記第2画像表示装置の画面に表示された前記撮像装置によって撮像された画像の上に、さらに警告文を重ねて表示することが好ましい。
本発明によれば、子機の第2画像表示装置の画面上に来訪の用件及び来訪者に対していずれかの来訪の用件を選択するメッセージが表示されるので、来訪者はいずれかの用件を選択しない限り居住者は応答しないことが分かる。従って、この段階である程度の迷惑な来訪者を排除することができる。一方、来訪者が来訪の用件を選択すると、その選択された来訪の用件が親機の第1画像表示装置の画面に表示されるので、居住者は、来訪者と会話する前に用件を察知することができる。そして、応答すべきでないと判断したときは、そのまま応答せずに放置すればよい。また、来訪者が虚偽の用件を選択した場合でも、来訪者との会話から来訪者が不審者又は迷惑な人であることを察知することができ、来訪者に対して虚偽の事実を指摘することができる。来訪者検出部としては、例えば来訪者により操作される呼び出しボタンや、後述するタッチパネルや人体感知センサなどを用いることができる。なお、来訪者が前記第2操作部を操作したときに、第1スピーカからチャイムなどの呼び出し音が出力されることはいうまでもない。また、来訪者が家族や知人である場合、第1画像表示装置の画面上に来訪者の画像からすぐにそれと判断できるので、居住者はインターホンの応答ボタンを操作するか又はオートロックなどの解錠ボタンを操作すると考えられる。従って、一定時間内に、居住者が第1操作部を操作した場合は、来訪用件表示画像を表示しないので、来訪者に対して来訪の用件を選択させる煩わしさを解消することができる。
また、撮像装置によって撮像された来訪者の画像が親機の第1画像表示装置の画面に表示することにより、来訪者が選択した用件が真実であるか否かを、居住者は容易に判断することができる。例えば、郵便や宅配の場合、来訪者は制服を着ており、また、手に郵便物や荷物などを持っているので、セールスマンや勧誘者などが虚偽の用件を選択しても、選択された用件が虚偽であることが一目瞭然となる。
さらに、居住者が来訪者に対して不審を抱いた場合、第1操作部を操作することによって、撮像装置によって撮像された画像を子機の第1画像表示装置の画面に表示することができる。すなわち、来訪者は、自分の姿が撮像装置によって撮像されていることを認識する。一般的に、詐欺や押し売りなど悪事を働こうとする者は、自己の姿を録画されることを嫌うので、この段階で退散する可能性が高くなる。
さらに、不審な来訪者に対して、早急に退散しなければ「録画中」などの撮像された画像の上に警告文を重ねて表示すれば、来訪者が退散する可能性がさらに高くなる。
本発明の第1実施形態に係る示すインターホンシステムの構成を示すブロック図。 第1実施形態における室外装置(子機)第2画像表示装置に表示される初期画像(来訪用件表示画像)の表示例を示す図。 室内装置(親機)の第1画像表示装置の画面に表示される来訪者の画像に、重ねて来訪の用件を文字表示した表示例を示す図。 室内装置(親機)の第1画像表示装置の画面に表示される来訪者の画像に、重ねて(虚偽の)来訪の用件を文字表示した表示例を示す図。 室外装置の第2画像表示装置の画面に来訪者自身の画像を表示した表示例を示す図。 第1実施形態に係るインターホンシステムの動作を示すフローチャート。 第2実施形態における室外装置(子機)第2画像表示装置に表示される初期画像の表示例を示す図。 第2実施形態における室外装置(子機)第2画像表示装置に表示される来訪用件表示画像の表示例を示す図。 第2実施形態に係るインターホンシステムの動作を示すフローチャート。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係るインターホンシステムについて説明する。第1実施形態に係るインターホンシステムは、室内装置(親機)1と室外装置(子機)2で構成される。室内装置1は、居住者によって操作される第1操作部11と、来訪者と居住者の間で通話するための第1マイクロホン12及び第1スピーカ13と、所定の画像を表示するための第1画像表示装置14と、第1画像表示装置14の画面に所定の画像を表示するための第1画像表示制御部15と、第1スピーカから出力される音声を制御する音声制御部16と、室内装置1の全体を制御するための親機制御部17と、室外装置2との間で信号の送受信を行うインターフェース(I/F)18と、必要に応じて撮像装置26によって撮像された画像を記憶するための記憶部19を備えている。
一方、室外装置2は、来訪者によって操作される第2操作部21と、来訪者と居住者の間で通話するための第2マイクロホン22及び第2スピーカ23と、所定の画像を表示するための第2画像表示装置24と、第2画像表示装置24の画面に所定の画像を表示するための第2画像表示制御部25と、室外装置2の周囲の所定範囲の画像を撮像するための撮像装置26と、室外装置2の全体を制御するための子機制御部27と、室内装置1との間で信号の送受信を行うインターフェース(I/F)28と、来訪者の存在を検出する来訪者検出部29を備えている。
室外装置2には、来訪者によって操作される呼び出しボタンの他に、いわゆるタッチパネルが設けられており、タッチパネルの操作画面が第2操作部21の一部として機能し、タッチパネルの表示画面が第2画像表示装置24として機能する。なお、第2操作部21及び第2画像表示装置24はタッチパネルに限定されるものではなく、前者はいわゆるテンキーやカーソルキーなどの操作ボタンであってもよく、後者は表示機能のみを備えた液晶パネルなどの表示装置であってもよい。第1操作部11及び第1画像表示装置14についても同様である。また、呼び出しボタンをタッチパネル上に表示してもよい。
第1実施形態では、来訪者検出部29として、来訪者によって操作される呼び出しボタンを用いた場合を例にして説明するが、これに限定されるものではなく、来訪者が第2操作部21に触れたこと又は操作したことを検出するような静電容量式のセンサ(タッチパネル)などであってもよいし、人体から発せられる赤外線を検出する焦電式の人体感知センサなどであってもよい。また、インターフェース18と28の間は有線接続されていてもよいし、あるいは、電波による無線通信装置で接続されていてもよい。
第1画像表示制御部15、音声制御部16及び親機制御部17は、例えば同一のCPU、ROM及びRAMなどで構成された制御装置であり、ROMにインストールされた制御プログラムに従ってそれぞれの機能を実行する。第2画像表示制御部25及び子機制御部27も同様に、親機制御部17などとは別のCPU、ROM及びRAMなどで構成されている。記憶部19としては、例えばハードディスク装置やSDカードなどの大容量記憶装置を用いることができる。
次に、このインターホンシステムの動作について、図2乃至図5に示す画面表示例及び図6に示すフローチャートを参照しつつ説明する。図2は、来訪者検出部29によって来訪者の存在が検出されたときの第2画像表示装置24に表示される初期画像の表示例を示す。第1実施形態は、例えば戸建て住戸に使用される場合を例示しており、集合住宅のような部屋番号を入力する画像は省略されている。また、図3及び図4は、室内装置1の第1画像表示装置14の画面14aに表示される来訪者の画像に、重ねて来訪の用件を文字表示した表示例を示す。図5は、室外装置2の第2画像表示装置24の画面24aに来訪者自身の画像を表示した表示例を示す。
来訪者が呼び出しボタンを押すと又はタッチパネル上の呼び出しボタンに手を触れると(#1)、来訪者検出部29が来訪者の検出に対応した所定の呼び出し信号を出力するので、子機制御部27は、その呼び出し信号をインターフェース28及び18を介して室内装置1に送信する。親機制御部17は、呼び出し信号を受信すると、音声制御部16を介して、第1スピーカ13から所定の呼び出し音を出力する(#2)。それと平行して、子機制御部27は、撮像装置26を起動して来訪者の画像を撮像させ、撮像装置26からの画像信号をインターフェース28及び18を介して室内装置1に送信する。第1画像表示制御部15は、受信した画像信号を用いて、第1画像表示装置14の画面上に来訪者の画像を表示する(#3)。
ここで、来訪者が家族や知人である場合、第1画像表示装置14の画面上に来訪者の画像からすぐにそれと判断できるので、居住者はインターホンの応答ボタンを操作するか又はオートロックなどの解錠ボタンを操作すると考えられる。従って、一定時間内に、居住者が第1操作部11を操作した場合は、以下の動作を行わずに終了する(#4でYes)。それによって、来訪者に対して来訪の用件を選択させる煩わしさを解消することができる。
一方、一定時間内にそれらの操作を行わなかった場合には(#4でNo)、第1画像表示制御部15は、インターフェース18及び28を介して、室外装置2の第2画像表示装置24の画面24aに、図2に示すような「集金・出前」、「郵便・宅配」、「セールス・勧誘」、「その他」など複数の来訪の用件及び来訪者に対していずれかの来訪の用件を選択するメッセージを含む来訪用件表示画像を表示させる(#5)。そして、所定時間内に、来訪者が第2操作部21として機能するタッチパネルの画面上に表示されたいずれかの来訪の用件に手を触れると(#6でYes)、子機制御部27は、来訪者が選択した用件に対応した用件選択信号をインターフェース28及び18を介して室内装置1に送信する。
親機制御部17が所定の用件選択信号を受信すると、第1画像表示制御部15は、図3に示すように、室内装置1の第1画像表示装置の画面に来訪者の画像に、さらに選択された来訪の用件を重ねて表示する(#7)。また、室外装置2の第2画像表示装置24の画面上に来訪の用件及び来訪者に対していずれかの来訪の用件を選択するメッセージが表示されるので、来訪者はいずれかの用件を選択しない限り居住者は応答しないことが分かる。従って、その段階である程度、セールスや勧誘などの迷惑な来訪者を排除することができる(#6でNo)。
図3に示す表示例では、来訪者が来訪用件として正しく「郵便・宅配」を選択した場合を例示する。一方、図4に示す表示例では、来訪者が来訪用件として虚偽の「郵便・宅配」を選択した場合を例示する。通常、郵便や宅配の場合、来訪者は制服を着ているし、また、手に郵便物や荷物などを持っている。一方、訪問販売などのセールスや勧誘の場合、外見上明らかに郵便や宅配の配達員とは異なる。そのため、来訪者が選択した用件が真実であるか否かを、居住者は容易に判断することができる。そして、居住者が応答すべきでないと判断したときは(#8でNo)、そのまま応答せずに放置すればよい。また、居住者が来訪者と応対すべきでありと判断したときは(#8でYes)、第1操作部11の応答ボタンなどを操作して、来訪者と通話することができる(#9)。
一方、居住者が来訪者と通話することを選択した場合でも、来訪者との会話から来訪者が虚偽の用件を選択したことが分かる場合もあり得る。手慣れたセールスマンや勧誘者などは言葉を巧みに操ってなかなか退散せず、居住者が根負けして不要なものを購入させられたり、意に反する契約をさせられたりしてしまうことも少なくない。そこで、本実施形態では、居住者が来訪者に対して不審を抱いた場合、第1操作部11を操作することによって、図5に示すように、撮像装置26によって撮像された画像を室外装置2の第2画像表示制御部25を介して第2画像表示装置24の画面に表示することができる。すなわち、来訪者に、自分の姿が撮像装置26によって撮像されていることを認識させることができる。一般的に、詐欺や押し売りなど悪事を働こうとする者は、自己の姿を録画されることを嫌うので、この段階で退散する可能性が高くなる。また、撮像装置26によって撮像された画像の上に、さらに「録画中」などの警告文を重ねて表示してもよい。さらに、撮像装置26によって撮像された画像を記憶部19に録画してもよい。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係るインターホンシステムについて説明する。第2実施形態に係るインターホンシステムは、例えば集合住宅などに設置され、複数の室内装置(親機)1と1又は複数の室外装置2で構成されるものとする。個々の室内装置(親機)1及び室外装置(子機)2の基本的な構成は図1に示す第1実施形態の場合と同様である。また、来訪者検出部29として、人体感知センサを用いるものとする。
来訪者検出部29として機能する人体感知センサが来訪者を検知すると(#11)、第2画像表示制御部25は、第2画像表示装置24の画面24aに、図7に示すような、訪問先の部屋番号を入力させるための初期画面を表示する。例えば、来訪者がタッチパネル上の「7」、「0」及び「3」の順に触れると部屋番号として「0703」と表示され、次に「呼出」に触れると、703号室の室内装置1が呼び出される。次に、第2画像表示制御部25は、第2画像表示装置24の画面24aに、図8に示すような来訪用件表示画像が表示される(#12)。来訪用件選択の一例として、来訪者は、階層順に「その他」及び「知人」を選択し、キーボードを操作して自己の氏名などを入力する(#13)。
来訪用件の選択が完了すると、子機制御部27は、所定の呼び出し信号をインターフェース28及び18を介して室内装置1に送信する。親機制御部17は、呼び出し信号を受信すると、音声制御部16を介して、第1スピーカ13から所定の呼び出し音を出力する(#14)。それと平行して、子機制御部27は、撮像装置26を起動して来訪者の画像を撮像させ、撮像装置26からの画像信号をインターフェース28及び18を介して室内装置1に送信する。第1画像表示制御部15は、受信した画像信号を用いて、第1画像表示装置14の画面上に来訪者の画像に、さらに選択された来訪の用件を重ねて表示する(#15)。そして、居住者が応答すべきでないと判断したときは(#16でNo)、そのまま応答せずに放置すればよい。また、居住者が来訪者と応対すべきであると判断したときは(#16でYes)、第1操作部11の応答ボタンなどを操作して、来訪者と通話することができる(#17)。
なお、第2実施形態では、室内装置1に呼び出し信号が送信された時点で来訪者の来訪用件が選択されているので、音声制御部16は、選択された来訪の用件に応じて、異なる音色で第1スピーカ13から呼び出し音を出力するように構成してもよい。それにより、居住者は、室内装置1の第1画像表示装置14の画面14aに表示された用件を確認するまでもなく、呼び出し音によって来訪者の用件を察知することができる。
なお、本発明に係るインターホンシステムは、上記実施形態に限定されるのもではなく、集合住宅のエントランスと各住戸の室内に設けられるインターホンシステムや、研究施設など部外者の入室を禁止するような施設に設けられるインターホンシステムとして用いることができる。また、室外装置(子機)は、必ずしも撮像装置を備えている必要はなく、少なくとも、来訪者に来訪の用件を選択して入力させるための第2画像表示装置及び第2操作部を備えていればよい。同様に、室内装置(親機)も、必ずしも記憶部及び音声制御部を備えている必要はない。
さらに、第2実施形態のようにタッチパネル上に文字入力にためのキーボードが表示される場合、来訪用件表示画像に用意されていない特殊な用件の場合や、居住者が不在の場合にメッセージなどを、来訪者に入力してもらうことができる。
1 室内装置(親機)
2 室外装置(子機)
11 第1操作部
12 第1マイクロホン
13 第1スピーカ
14 第1画像表示装置
15 第1画像表示制御部
16 音声制御部
17 親機制御部
18 インターフェース(I/F)
19 記憶部
21 第2操作部
22 第2マイクロホン
23 第2スピーカ
24 第2画像表示装置
25 第2画像表示制御部
26 撮像装置
27 子機制御部
28 インターフェース(I/F)
29 来訪者検出部

Claims (4)

  1. 親機と子機とを備えるインターホンシステムであって、
    前記親機は、居住者によって操作される第1操作部と、来訪者と居住者の間で通話するための第1マイクロホン及び第1スピーカと、所定の画像を表示するための第1画像表示装置と、前記第1画像表示装置の画面に所定の画像を表示するための第1画像表示制御部を備え、
    前記子機は、来訪者によって操作される第2操作部と、来訪者と居住者の間で通話するための第2マイクロホン及び第2スピーカと、所定の画像を表示するための第2画像表示装置と、前記第2画像表示装置の画面に所定の画像を表示するための第2画像表示制御部と、来訪者の存在を検出する来訪者検出部と、来訪者の画像を撮像する撮像装置を備え、
    前記来訪者検出部によって来訪者の存在が検出されたときに、前記第1画像表示装置の画面に前記撮像装置により撮像された来訪者の画像を表示し、一定時間内に、居住者が前記第1操作部を操作しなかった場合には、前記第2画像表示制御部は、前記第2画像表示装置の画面に、少なくとも2以上の来訪の用件及び来訪者に対していずれかの来訪の用件を選択するメッセージを含む来訪用件表示画像を表示し、
    来訪者が前記第2操作部を操作することによっていずれかの来訪の用件が選択されたときに、前記第1画像表示制御部は、前記第1画像表示装置の画面に選択された来訪の用件を表示し、
    前記一定時間内に、居住者が前記第1操作部を操作した場合には、前記来訪要件表示画像を表示しないことを特徴とするインターホンシステム。
  2. 前記親機は、前記第1スピーカから出力される音声を制御する音声制御部と、前記親機の全体を制御するための親機制御部と、前記子機との間で信号の送受信を行う第1インターフェースとをさらに備え、
    前記子機は、前記子機の全体を制御するための子機制御部と、前記親機との間で信号の送受信を行う第2インターフェースと、来訪者の存在を検出する来訪者検出部とをさらに備え、
    来訪者によって前記第2操作部が操作されると、前記来訪者検出部は所定の呼び出し信号を出力し、
    前記子機制御部は、前記第1及び第2インターフェースを介して前記呼び出し信号を前記親機に送信し、
    前記親機制御部は、前記呼び出し信号を受信すると、前記音声制御部を介して、前記第1スピーカから所定の呼び出し音を出力し、
    前記子機制御部は、前記撮像装置を起動して来訪者の画像を撮像させ、前記撮像装置からの画像信号を前記第1及び第2インターフェースを介して前記親機に送信し、
    前記第1画像表示制御部は、受信した画像信号を用いて、第1画像表示装置14の画面上に来訪者の画像を表示し、
    一定時間内に、居住者が前記第1操作部を操作しなかった場合、前記第1画像表示制御部は、前記第1及び第2インターフェースを介して、前記第2画像表示装置の画面に、複数の来訪の用件及び来訪者に対していずれかの来訪の用件を選択するメッセージを含む来訪用件表示画像を表示させ、
    所定時間内に、来訪者がいずれかの来訪の用件を選択すると、前記子機制御部は、来訪者が選択した用件に対応した用件選択信号を前記第1及び第2インターフェースを介して前記親機に送信し、
    前記親機制御部が前記所定の用件選択信号を受信すると、前記第1画像表示制御部は、前記第1画像表示装置の画面に来訪者の画像に、さらに選択された来訪の用件を重ねて表示し、
    前記一定時間内に、居住者が前記第1操作部を操作した場合には、前記来訪要件表示画像を表示しないことを特徴とする請求項1に記載のインターホンシステム。
  3. 居住者による前記第1操作部の操作に応じて、前記第2画像表示制御部は、前記撮像装置によって撮像された画像を前記第2画像表示装置の画面に表示することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のインターホンシステム。
  4. 居住者による前記第1操作部の操作に応じて、前記第2画像表示制御部は、前記第2画像表示装置の画面に表示された前記撮像装置によって撮像された画像の上に、さらに警告文を重ねて表示することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のインターホンシステム。
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