JP5652198B2 - 電子制御装置、起動制御方法 - Google Patents
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Description
(1)起動・監視回路は定期的にアプリA、アプリBをそれぞれ起動する。
(2)優先度の低いアプリBがWDT2をオーバーフローさせた場合(図1左下)、起動回路はアプリBのみ起動を停止する。この場合、リセット回路はマイコンをリセットしない。
(3)優先度の高いアプリAがWDT1をオーバーフローさせた場合(図1右下)、リセット回路21はマイコンをリセットする。
図2は、電子制御装置100の概略構成図の一例を示す。電子制御装置(ECU:Electronic Control Unit)100は、例えばエンジン、駆動用モータ、ホイルシリンダ圧など、各種の車載装置を制御するために用いられる。
図3は、電子制御装置100の動作を模式的に説明する図の一例である。起動回路24は、アプリAの起動タイミングになると、アプリA起動要求(Highアクティブ)を起動手段31に出力し、アプリBの起動タイミングになると、アプリB起動要求(Highアクティブ)を起動手段31に出力する。
図4は、本実施例の起動・監視回路90が動作する手順を示すフローチャート図の一例である。図4の手順は、アプリA又はアプリBの起動タイミングになると実行される。
マイコン80が3つ以上のアプリを実行する場合も同様に軌道制御できる。
図7は、電子制御装置100の概略構成図の一例を示す。図7において図2と同一部には同一の符号を付しその説明は省略する。
図8(a)は、電子制御装置100の動作を模式的に説明する図の一例である。上記のように、起動回路24が割り込み起動要求を起動手段31に出力することで、マイコン80はスケジュール手段36を起動させる。マイコン80の起動手段31については実施例1と同様に、例えばINTC15が割り込み起動要求に応じてCPU12に割り込むことで実現される。INTC15は割り込み起動要求を割り込みの一種として受け付け、CPU12はベクターテーブルから割り込み起動要求に対応した割り込みベクター(アドレス)の命令を実行する。本実施例では、割り込みベクターに対応した割り込みハンドラがスケジュール手段36を起動させる。
図10は、マイコン80と起動・監視回路90の動作手順を示すシーケンス図の一例である。
アプリA、Bに異常が生じていなければ、スケジュール手段36は定期的に起動してスケジュールに従ってアプリA、Bをそれぞれ起動する。
本実施例の電子制御装置100は、実施例1と同様にマイコン80が3つ以上のアプリを実行する場合も好適に適用できる。
12 CPU
13 リセット端子
14 ROM
15 INTC
21 リセット回路
22 WDT
23 I/O
24 起動回路
80 マイコン
90 起動・監視回路
100 電子制御装置
Claims (8)
- 複数のアプリケーションを実行するプロセッサを備えたマイコン及びマイコンをリセットするリセット手段を備えた監視回路を有する車両用の電子制御装置であって、
前記監視回路は、アプリケーション毎に定められた起動タイミングで前記マイコンに繰り返し各アプリケーションの起動要求を出力する起動要求手段と、
各アプリケーション毎に異常を検出する異常検出手段と、を有し、
前記異常検出手段が異常を検出したアプリケーションの優先度が閾値以下の場合、前記起動要求手段は該アプリケーションの起動要求を停止し、
前記異常検出手段が異常を検出したアプリケーションの優先度が前記閾値より大きい場合にのみ、前記リセット手段がマイコンをリセットし、
前記異常検出手段が、優先度が前記閾値以下の複数のアプリケーションの異常を検出した場合、前記リセット手段がマイコンをリセットする、
ことを特徴とする電子制御装置。 - 複数のアプリケーションを実行するプロセッサを備えたマイコン及びマイコンをリセットするリセット手段を備えた監視回路を有する電子制御装置であって、
前記マイコンは、スケジュールにしたがって各アプリケーションを繰り返し起動させるスケジュール制御手段と、
複数のアプリケーションのそれぞれに対応して設けられたフラグと、
複数の前記フラグのそれぞれに接続され、各アプリケーションが正常に動作している場合に対応する前記フラグをONにして、全ての前記フラグがONになると前記監視回路に正常通知を出力する正常通知手段と、を有し、
前記監視回路は、前記正常通知を送信するための線で前記正常通知手段と接続され、前記正常通知の有無によりいずれかのアプリケーションの異常を検出する1つの異常検出手段と、
前記異常検出手段がアプリケーションの異常を検出したことを前記マイコンに通知する異常通知手段と、を有し、
前記スケジュール制御手段は異常が生じたアプリケーションを、異常が検出された際に実行していたアプリケーションに基づき推定し、該アプリケーションの優先度が閾値以下の場合、該アプリケーションを起動対象から除外すると共に、該アプリケーションに対応した前記フラグをONにし、前記正常通知手段は、前記監視回路に正常通知を出力する、
ことを特徴とする電子制御装置。 - 異常が生じたアプリケーションの優先度が閾値以下でない場合、前記スケジュール制御手段は該アプリケーションを起動対象から除外せず、
前記リセット手段は、前記異常通知手段が前記マイコンにアプリケーションの異常を検出したことを通知した後、再度、前記異常検出手段がアプリケーションの異常を検出した場合、マイコンをリセットする、ことを特徴とする請求項2記載の電子制御装置。 - 前記スケジュール制御手段は異常が生じたと推定したアプリケーションの優先度が閾値以下の場合、該アプリケーションを強制的に終了する、
ことを特徴とする請求項2又は3記載の電子制御装置。 - 前記スケジュール制御手段が、異常があると推定した優先度が閾値以下のアプリケーションの数が所定数以上になった場合、異常があると推定されたアプリケーションに対応する前記フラグをONにすることなく、前記正常通知手段は前記監視回路に正常通知を出力しない、ことを特徴とする請求項2記載の電子制御装置。
- 前記異常検出手段はウォッチドッグタイマである、ことを特徴とする請求項1又は2記載の電子制御装置。
- 複数のアプリケーションを実行するプロセッサを備えたマイコン及びマイコンをリセットするリセット手段を備えた監視回路を有する車両用の電子制御装置の起動制御方法であって、
前記監視回路が、アプリケーション毎に定められた起動タイミングで前記マイコンに繰り返し各アプリケーションの起動要求を出力するステップと、
異常検出手段が各アプリケーション毎に異常を検出するステップと、
前記異常検出手段が異常を検出したアプリケーションの優先度が閾値以下の場合、起動要求手段は該アプリケーションの起動要求を停止するステップと、
前記異常検出手段が異常を検出したアプリケーションの優先度が前記閾値より大きい場合にのみ、前記リセット手段がマイコンをリセットするステップと、
前記異常検出手段が、優先度が前記閾値以下の複数のアプリケーションの異常を検出した場合、前記リセット手段がマイコンをリセットするステップと、
を有することを特徴とする起動制御方法。 - 複数のアプリケーションを実行するプロセッサを備えたマイコン及びマイコンをリセットするリセット手段を備えた監視回路を有する電子制御装置の起動制御方法であって、
前記マイコンのスケジュール制御手段が、スケジュールにしたがって各アプリケーションを繰り返し起動させるステップと、
各アプリケーションが、正常に動作している場合にアプリケーションのそれぞれに対応して設けられたフラグをONにするステップと、
アプリケーションの全てが正常に動作して前記フラグが全てONになると、正常通知手段が、接続された線を介して前記監視回路に正常通知を出力するステップと、
前記監視回路の1つの異常検出手段が、前記正常通知の有無によりいずれかのアプリケーションの異常を検出するステップと、
異常通知手段が、前記異常検出手段がアプリケーションの異常を検出したことを前記マイコンに通知するステップと、
前記スケジュール制御手段が、異常が生じたアプリケーションを、異常が検出された際に実行してたアプリケーションに基づき推定するステップと、
推定されたアプリケーションの優先度が閾値以下の場合、該アプリケーションを起動対象から除外すると共に、該アプリケーションに対応した前記フラグをONにするステップと、
前記正常通知手段が、前記監視回路に正常通知を出力するステップと、
を有することを特徴とする起動制御方法。
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JP2010289655A JP5652198B2 (ja) | 2010-12-27 | 2010-12-27 | 電子制御装置、起動制御方法 |
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Family Applications (1)
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