JP5651364B2 - 固体撮像素子およびその製造方法、電子情報機器 - Google Patents

固体撮像素子およびその製造方法、電子情報機器 Download PDF

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Description

本発明は、被写体からの画像光を光電変換して撮像する半導体素子で構成された固体撮像素子およびその製造方法であって、特に、固体撮像素子の電荷転送電極間絶縁膜の製造方法およびこの製造方法により作製された固体撮像素子に関し、この固体撮像素子を画像入力デバイスとして撮像部に用いた例えばデジタルビデオカメラおよびデジタルスチルカメラなどのデジタルカメラや、監視カメラなどの画像入力カメラ、スキャナ装置、ファクシミリ装置、テレビジョン電話装置、カメラ付き携帯電話装置などの電子情報機器に関する。
近年、固体撮像素子においては、高画素化が進んでおり、画素数増加に伴い信号電荷の高速転送が必要となるため、とりわけ電荷転送電極の低抵抗化と、電荷転送電極間ギャップの微細化が重要となってきている。
この電荷転送電極間ギャップは、狭く加工して転送チャネル内のポテンシャルを均一にする必要がある。従来、電荷転送電極間ギャップを形成した後、電荷転送電極であるポリシリコンなどの導電性膜を酸化させて電荷転送電極間への絶縁膜形成を行っており、この熱酸化膜形成方法では、転送チャネル表面や、ポリシリコンなどの導電性膜が熱酸化により、侵食されてスマイリング形状となり、電荷転送電極間ギャップが広がることから、素子の微細化の妨げとなるだけではなく、電荷転送電極幅が小さくなって転送チャネル内のポテンシャルを均一な状態にできなくなり、これによって、転送チャネルへの転送パルスが局所的に印加されにくい領域が形成されることになることから、電荷転送劣化が生じてしまう問題があった。
このため、特許文献1では、電荷転送電極間ギャップに、熱酸化を行わずに、LPCVD法で絶縁膜を充填させることにより、電荷転送電極間ギャップの拡がりがなく、絶縁膜を形成させる方法が開示されている。
この特許文献1での製造方法を簡単に説明すると、まず、シリコン基板上にゲート絶縁膜と、ゲート電極としてのポリシリコンを成膜し、電荷転送電極間ギャップに開口を有するレジストパターンの形成を行って、それをマスクにポリシリコンをエッチングし、電荷転送電極間ギャップを形成させる。この後、LPCVD法により、シリコン酸化膜(HTO)や、シリコン窒化膜を成膜することによりギャップ部を充填させるようにして、電荷転送電極間ギャップに絶縁膜を形成させている。
図12(a)〜図12(c)、図13(a)および図13(b)はそれぞれ、特許文献1に開示されている従来の固体撮像素子の製造方法の各製造工程を示す要部縦断面図である。
図12(a)に示すように、従来の固体撮像素子の製造方法として、このシリコン基板101上のゲート酸化膜102上に、Heで希釈したSiHを反応性ガスとして用いた減圧CVD法により、膜厚0.4μmの多結晶シリコン膜を形成する。このときの基板温度は摂氏600〜700度とする。この後、POClとNとOとの混合ガス雰囲気中で摂氏900度の熱処理を行って多結晶シリコン膜103をドーピングする(リン酸処理)。
続いて、この上層にポジレジストを厚さ0.5〜1.4μmとなるように塗布する。図12(b)に示すように、フォトリソグラフィにより所望のマスクを用いて露光し、現像、水洗を行い、開口幅g=0.2μmのレジストパターンR1を形成する。
この後、図12(c)に示すように、このレジストパターンR1をマスクとして、HBrとOまたはHBrとClとの混合ガスを用いた反応性イオンエッチングにより、ゲート酸化膜102の窒化シリコン膜102bをエッチングストッパとして多結晶シリコン膜103を選択的にエッチング除去し、電極パターンを形成する。ここでは、ECRまたはICPなどのエッチング装置を用いるのが望ましい。ここでは、アッシングによりレジストパターンR1を除去している。
さらに、図13(a)に示すように、モノシランとNOとを用いた減圧CVD法により、この電極のパターンの表面に膜厚80nmの酸化シリコン膜(HTO)からなる電極間絶縁膜104を形成する。ここで、基板温度は摂氏750度に維持し、成膜室内の圧力は1.2Torrとした。
この後、図13(b)に示すように、NHとDCS(SiHCl)とを用いた減圧CVD法によりこの電極間絶縁膜104全体を覆うように窒化シリコン膜からなる絶縁膜105を形成する。
次に、レジストを塗布し、フォトリソグラフィにより光電変換部であるフォトダイオード形成領域に開口部を有するレジストパターンを形成し、レジストパターンをマスクとして、HBrとOまたはHBrとClとの混合ガスを用いた反応性イオンエッチングにより、フォトダイオード形成領域上を開口する。
その後、このレジストパターンをそのまま残し、これをマスクとしてフォトダイオードのpn接合を形成するためのイオン注入を行い、シリコン基板101との間にpn接合を形成する拡散領域を形成する。このpn接合によって受光部としての光電変換部が形成される。
このように、狭ギャップの電極間領域を持つように電極パターンを形成し、この電極パターン間に減圧CVD法により、酸化シリコン膜からなる電極間絶縁膜を形成している。ここでは、電極間領域の幅gを0.2μmとし、この狭い電極間領域に減圧CVDにより膜質の良好な酸化シリコン膜からなる電極間絶縁膜104を形成したものである。ここでは、この微細幅の開口を形成するために、フォトリソグラフィによりレジスト膜に開口を形成した後に、有機材料を塗布し、加熱処理により熱硬化を行うことにより、レジスト膜の表面に熱硬化層を形成し、開口部のサイズを縮小し、微細開口部を形成することにより、解像限界を超えた微細幅の微細開口を形成し、このレジスト膜をマスクとしてエッチングを行い、高精度の寸法精度で微細間隙を持つ電荷転送電極を形成することができる。
特開2004−335804号公報
上記従来の固体撮像素子の製造方法では、電荷転送電極間ギャップ(電極間領域の幅g)のみを形成し、そこに絶縁膜を埋め込み、その後、受光部である光電変換部上方の開口部を加工している。電荷転送電極間ギャップと光電変換部上方の開口部とを同時に形成すると、光電変換部上方の開口部側壁にギャップ埋め込み用の絶縁膜が付いて開口幅が狭くなってしまう。このため、電荷転送電極間ギャップと光電変換部上方の開口部の形成は別工程で行っている。このように、別工程のため、光電変換部上方の開口部の形成に際して、位置合わせ精度がばらつくことにより、光電変換部形成用の開口部が電荷転送電極間ギャップ部側にまでオーバーラップすることもあり、この場合には、ポリシリコンエッチング中に電荷転送電極間ギャップ部の絶縁膜が除去されたり、シリコン基板自体がエッチングされたり、不要なイオン注入が行われて、リークが生じてしまい、結果的に受光感度などの画素特性が劣化するという問題があった。
また、上記従来の固体撮像素子の製造方法では、光電変換部の開口に用いるレジストパターンをそのまま残して、これをマスクにしてフォトダイオードの表面P+注入を行っている。このイオン注入は、ゲート電極のエッチング後の下地残膜越しに行われることになるので、エッチング残膜がばらついた場合にシリコン基板内の不純物イオン注入の深さや濃度が変動してしまい、これによって安定した受光感度が得られなくなって画素特性が劣化するといった問題があった。
さらに、従来の一般的な固体撮像素子の製造方法では、受光部(光電変換部)における反射光の発生を抑制し、反射光の再入射による画質の乱れを防止するために、受光部上にシリコン窒化膜からなる反射防止膜(低反射膜)を設けている。これを上記従来の製造方法に適用した場合には、電荷転送電極間ギャップ部への埋め込み絶縁膜と、受光部上の反射防止膜とを別々の工程で作成する必要がある。このため、コスト増となったり、ゲート電極上に必要以上に層間膜が形成されてしまい、遮光膜表面が高くなることによりレンズと基板間距離が大きくなって、特に、斜め集光ができなくなり、受光感度が劣化するといった問題があった。
本発明は、上記従来の問題を解決するもので、電荷転送不良や受光領域の縮小、さらには受光感度の劣化など各種画素特性の劣化がなく、転送電極間ギャップ内に絶縁膜を形成することができる固体撮像素子の製造方法および、この固体撮像素子の製造方法により製造した固体撮像素子を画像入力デバイスとして撮像部に用いた例えばカメラ付き携帯電話装置などの電子情報機器を提供することを目的とする。
本発明の固体撮像素子の製造方法は、半導体基板上にゲート絶縁膜を介して成膜された導電性膜をパターニングして電荷転送部上にギャップ部を形成しかつ、入射光を撮像する複数の受光部の上方にそれぞれ開口部を形成した電荷転送電極を形成する電荷転送電極形成工程と、該電荷転送電極上および該ギャップ部内を含むゲート絶縁膜上にCVD法により第1の絶縁膜を成膜する第1の絶縁膜成膜工程と、該第1の絶縁膜上に第2の絶縁膜を成膜する第2の絶縁膜成膜工程と、該ギャップ部内の第2の絶縁膜を残存させた状態で、該受光部の上方の基板面および該電荷転送電極の上表面が露出するまで各絶縁膜を除去するエッチバック工程と、該受光部の上方の基板面および該電荷転送電極の上表面に熱酸化により第3の絶縁膜を成膜する第3の絶縁膜成膜工程と、該ギャップ部内の第2の絶縁膜を除去した後に、基板全面に第4の絶縁膜を成膜する第4の絶縁膜成膜工程とを有するものであり、そのことにより上記目的が達成される。
また、好ましくは、本発明の固体撮像素子の製造方法における第1の絶縁膜成膜工程は、LPCVD法でSiHガスとNOを用いて、所定の温度で所定膜厚のシリコン酸化膜を前記第1の絶縁膜として成膜する。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子の製造方法における第2の絶縁膜成膜工程は、LPCVD法でSiHCLガスとNHガスを用いて、所定の温度で所定膜厚のシリコン窒化膜を前記第2の絶縁膜として成膜する。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子の製造方法におけるエッチバック工程は、前記第2の絶縁膜を前記第1の絶縁膜が露出するまで全面エッチバックを行って、前記受光部の表面側および該電荷転送電極の表面側の該第2の絶縁膜を除去しつつ、該ギャップ部内の第2の絶縁膜を残存させる第2の絶縁膜除去工程と、該受光部の表面上方の基板面が露出するまで該第1の絶縁膜および該ゲート絶縁膜を除去すると共に、該電荷転送電極の上表面が露出するまで該第1の絶縁膜を除去する第1の絶縁膜除去工程とを有する。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子の製造方法における第3の絶縁膜を通して前記受光部の表面側に、該受光部の不純物導電型とは逆導電型の不純物をイオン注入して表面逆導電型層を形成する表面逆導電型層形成工程を更に有する。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子の製造方法における第4の絶縁膜の成膜前に、リン酸(HPO)を用いて、前記ギャップ部内の第2の絶縁膜をエッチング除去する。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子の製造方法において、前記第4の絶縁膜形成工程は、前記第4の絶縁膜の前記ギャップ部内への充填と、前記受光部の表面上方への反射防止膜としての該第4の絶縁膜の形成を同時に行う。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子の製造方法において、前記電荷転送電極形成工程の前に、前記半導体基板に所定の不純物をイオン注入して、前記受光部と、該受光部からの信号電荷を電荷転送するための電荷転送部とをそれぞれ形成する不純物拡散領域形成工程を更に有する。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子の製造方法において、前記第4の絶縁膜成膜工程の後に、前記第4の絶縁膜上に遮光膜を形成し、前記受光部の上方の遮光膜を開口する遮光膜形成工程を更に有する。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子の製造方法において、前記第2の絶縁膜と前記第4の絶縁膜とは共にシリコン窒化膜である。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子の製造方法において、前記第1の絶縁膜はCVD酸化膜であり、前記第3の絶縁膜は熱酸化膜である。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子の製造方法において、前記ギャップ部は、電荷転送電極間ギャップである。
本発明の固体撮像素子は、本発明の上記固体撮像素子の製造方法により製造された固体撮像素子であって、前記半導体基板上に前記ゲート絶縁膜を介して、前記電荷転送部上に所定間隔の前記ギャップ部と前記受光部上方に開口部を有する導電性膜からなる電荷転送電極が設けられ、該ギャップ部内は該導電性膜が熱酸化により侵食されておらず、該ギャップ部内は基板表面から該ゲート絶縁膜を介して前記第1の絶縁膜および前記第4の絶縁膜が埋め込まれ、該受光部上方の基板表面は該第3の絶縁膜を介して該第4の絶縁膜が形成されているものであり、そのことにより上記目的が達成される。
また、好ましくは、本発明の固体撮像素子において、前記第3の絶縁膜である熱酸化膜により前記半導体基板の表面に段差ができている。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子において、前記電荷転送電極間のギャップ部内への埋め込み絶縁膜が前記第4の絶縁膜で構成され、該第4の絶縁膜が前記受光部上の反射防止膜を兼ねている。
本発明の電子情報機器は、本発明の上記固体撮像素子を画像入力デバイスとして撮像部に用いたものであり、そのことにより上記目的が達成される。
上記構成により、以下、本発明の作用を説明する。
本発明においては、半導体基板上にゲート絶縁膜を介して成膜された導電性膜をパターニングして電荷転送部上にギャップ部を形成しかつ、入射光を撮像する複数の受光部の上方にそれぞれ開口部を形成した電荷転送電極を形成する電荷転送電極形成工程と、電荷転送電極上およびギャップ部内を含むゲート絶縁膜上に第1の絶縁膜を成膜する第1の絶縁膜成膜工程と、第1の絶縁膜上に第2の絶縁膜を成膜する第2の絶縁膜成膜工程と、ギャップ部内の第2の絶縁膜を残存させた状態で、受光部の上方の基板面および該電荷転送電極の上表面が露出するまで各絶縁膜を除去するエッチバック工程と、受光部の上方の基板面および電荷転送電極の上表面に熱酸化により第3の絶縁膜を成膜する第3の絶縁膜成膜工程と、ギャップ部内の第2の絶縁膜を除去した後に、基板全面に第4の絶縁膜を成膜する第4の絶縁膜成膜工程とを有している。この第3の絶縁膜を通して受光部表面側に、受光部の不純物導電型とは逆導電型の不純物を注入して表面逆導電型層を形成する表面逆導電型層形成工程を更に有している。
これによって、第3の絶縁膜形成時に、電荷転送電極間ギャップ内には、熱酸化抑制膜としての第2の絶縁膜が充填されているので、ギャップ下の転送チャネル表面や電荷転送電極の側壁は酸化されず、電荷転送電極間ギャップの従来のような熱酸化による拡大が抑制されて、電荷転送不良や受光領域の縮小などの画素特性が劣化しない。
また、電荷転送電極間ギャップと光電変換部上方の開口部とを同時に一工程で形成するため、工程の簡略化が図られると共に、電荷転送電極間ギャップと光電変換部上方の開口部と位置合わせ精度もばらつかず、それによる受光感度などの画素特性の劣化も発生しない。
さらに、第3の絶縁膜は受光部の表面を熱酸化して膜厚が安定しているので、この膜厚が安定した第3の絶縁膜を通してシリコン基板内の表面側に受光部とは逆導電型の不純物イオンを注入するので、その不純物イオンの深さや濃度が変動することなく、それによる受光感度などの画素特性も劣化しない。
第2の絶縁膜をギャップ内から除去して、第4の絶縁膜をギャップ内に埋め戻しているので、ゲート電極上やその側壁の第2の絶縁膜も除去され、ゲート電極の高さやその側壁の絶縁膜の幅が必要最小限に抑えられる。また、電荷転送電極間ギャップ部への埋め込み絶縁膜と、受光部上の反射防止膜とを同一工程で作成するため、工程が簡略化されると共に、ゲート電極上に必要以上に層間膜が形成されず、遮光膜表面も高くならない。これによって、従来のように例えば斜め集光ができなくなって感度が劣化するといった問題も解消される。
したがって、電荷転送不良や受光領域の縮小、さらには受光感度の劣化など各種画素特性の劣化がなく、転送電極間に絶縁膜を形成することができる。
以上により、本発明によれば、熱酸化する第3の絶縁膜形成時に、電荷転送電極間ギャップ内には、熱酸化抑制膜としての第2の絶縁膜が充填されているため、ギャップ下の転送チャネル表面や電荷転送電極の側壁は酸化されず、電荷転送電極間ギャップの従来のような熱酸化による拡大を抑制することができて、電荷転送不良や受光領域の縮小などの画素特性の劣化がない。また、電荷転送電極間ギャップと光電変換部上方の開口部とを同時に形成するため、従来のように電荷転送電極間ギャップと光電変換部上方の開口部との位置合わせ精度がばらつくこともなく、それによる電荷転送不良などの画素特性の劣化も発生しない。さらに、受光部の表面を熱酸化して膜厚が薄く安定した第3の絶縁膜を成膜し、この膜厚が薄く安定した第3の絶縁膜を通して半導体基板内に、受光部とは逆導電型の不純物イオンの注入が為されるため、その不純物イオンの注入深さやその濃度が変動したりばらついたりすることなく、それによる受光感度など画素特性の劣化も発生しない。さらに、第2の絶縁膜をギャップ内から除去して、第4の絶縁膜をギャップ内に埋め戻しているため、電荷転送電極側壁の第2の絶縁膜も除去され、ゲート電極側壁の絶縁膜幅を必要最小限に抑えることができる。また、電荷転送電極間ギャップ部への埋め込み絶縁膜と、受光部上の反射防止膜とを同一工程で同一材料にて作成すれば、電荷転送電極上に必要以上に層間膜が形成されず、遮光膜表面の高さが従来のように高くならず、従来のように例えば斜め集光ができなくなって感度が劣化するといった問題も解消される。したがって、電荷転送不良や受光領域の縮小、さらには受光感度の劣化など各種画素特性の劣化がなく、転送電極間ギャップ内に絶縁膜を安定的に形成することができる。
本発明の実施形態1における固体撮像素子の単位画素部の要部構成例を示す平面図である。 (a)は、図1の縦方向のAA’線断面図、(b)は、図1の横方向のBB’線断面図である。 図1の固体撮像素子の製造方法における不純物拡散領域形成・ゲート絶縁膜およびゲート電極材料成膜工程を示す縦断面図であって、(a)は図1のAA’線縦断面図、(b)は図1のBB’線縦断面図である。 図1の固体撮像素子の製造方法におけるゲート電極形成工程を示す縦断面図であって、(a)は図1のAA’線縦断面図、(b)は図1のBB’線縦断面図である。 図1の固体撮像素子の製造方法におけるシリコン酸化膜(第1の絶縁膜)およびシリコン窒化膜(第2の絶縁膜)成膜工程を示す縦断面図であって、(a)は図1のAA’線縦断面図、(b)は図1のBB’線縦断面図である。 図1の固体撮像素子の製造方法におけるシリコン窒化膜(第2の絶縁膜)エッチバック工程を示す縦断面図であって、(a)は図1のAA’線縦断面図、(b)は図1のBB’線縦断面図である。 図1の固体撮像素子の製造方法におけるシリコン酸化膜(第1の絶縁膜)およびゲート絶縁膜エッチング除去工程を示す縦断面図であって、(a)は図1のAA’線縦断面図、(b)は図1のBB’線縦断面図である。 図1の固体撮像素子の製造方法におけるシリコン熱酸化膜(第3の絶縁膜)形成工程を示す縦断面図であって、(a)は図1のAA’線縦断面図、(b)は図1のBB’線縦断面図である。 図1の固体撮像素子の製造方法におけるフォトダイオード表面P+注入およびギャップG内第2絶縁膜除去工程を示す縦断面図であって、(a)は図1のAA’線縦断面図、(b)は図1のBB’線縦断面図である。 図1の固体撮像素子の製造方法におけるシリコン窒化膜(第4の絶縁膜)形成工程を示す縦断面図であって、(a)は図1のAA’線縦断面図、(b)は図1のBB’線縦断面図である。 本発明の実施形態2として、本発明の実施形態1の固体撮像素子20からの撮像信号を所定の信号処理をしてカラー画像信号を得る固体撮像装置を撮像部に用いた電子情報機器の概略構成例を示すブロック図である。 (a)〜(c)はそれぞれ、特許文献1に開示されている従来の固体撮像素子の製造方法の各製造工程(その1)を示す要部縦断面図である。 (a)および(b)はそれぞれ、特許文献1に開示されている従来の固体撮像素子の製造方法の各製造工程(その2)を示す要部縦断面図である。
以下に、本発明の固体撮像素子およびその製造方法の実施形態1および、この固体撮像素子の製造方法により製造された固体撮像素子を画像入力デバイスとして撮像部に用いた例えばカメラ付き携帯電話装置などの電子情報機器の実施形態2について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図における構成部材のそれぞれの厚みや長さなどは図面作成上の観点から、図示する構成に限定されるものではない。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1における固体撮像素子の単位画素部の要部構成例を示す平面図である。
図1において、本実施形態1の固体撮像素子20は、被写体からの画像光を光電変換して撮像する複数の受光部5が縦方向および横方向にマトリクス状に配置されている。縦方向に配列された複数の受光部5と、この複数の受光部5に隣接する縦方向に配列された複数の受光部5との間には、縦方向に電荷転送電極であるゲート電極8およびその下の垂直CCD電荷転送部3が配置されている。受光部5から左右いずれかの転送ゲート電極8下の垂直CCD電荷転送部3に読み出された信号電荷を、転送ゲート電極8に所定の転送パルスを印加して垂直方向(ここでは図1の下方向)に垂直CCD電荷転送部3に沿って電荷転送するようになっている。
図2(a)は、図1の縦方向のAA’線断面図、図2(b)は、図1の横方向のBB’線断面図である。
図2(a)に示すように、シリコン基板であるn型半導体基板1に低濃度のp型ウェル2が形成され、このp型ウェル2上にn型不純物による垂直CCD転送部3が形成されている。
n型半導体基板1の表面上にゲート絶縁膜7を介して、ギャップ部Gを有する転送ゲート電極8が形成され、ギャップ部G間には、第1の絶縁膜9として、CVDによるシリコン酸化膜が形成されており、転送ゲート電極8上に第3の絶縁膜11として、熱酸化によるシリコン酸化膜がそれぞれ形成されている。これら第1の絶縁膜9、第3の絶縁膜11の上面に形成されるシリコン窒化膜からなる第4の絶縁膜12を介して、例えばタングステン(W)膜などの遮光膜13が設けられている。
このギャップ部G間には、CVDによるシリコン酸化膜とシリコン窒化膜により充填されており、ギャップ部G間のゲート電極材と、ギャップG下の基板表面にはゲート絶縁膜以外の熱酸化による従来のような侵食部がない。
一方、図2(b)に示すように、n型半導体基板1に低濃度のp型ウェル2が形成されている。さらに、p型ウェル2内には、信号電荷を電化転送するための領域である垂直CCD電荷転送部3と、画素毎の素子分離領域であるチャネルストップ領域4と、画素毎の受光部であるフォトダイオード部5と、このフォトダイオード部5で発生した信号電荷を垂直CCD電荷転送部3に読出すための電荷読出し領域6とが形成されている。
ゲート電極8は基板上にゲート絶縁膜7を介して形成されている。この場合、転送ゲート電極8は電荷転送と信号電荷の読出しとを兼用している。このゲート電極8の上面および側壁には、シリコン酸化膜からなる第1の絶縁膜9または第3の絶縁膜11が形成され、少なくともシリコン窒化膜からなる第4の絶縁膜12を介して、例えばタングステン(W)膜などの遮光膜13が設けられている。受光部5の表面には、熱酸化による均一な膜厚で形成される第3の絶縁膜11が設けられているので、フォトダイオード表面P+注入がばらつき少なく行われるので、読み出し特性の劣化が抑制できる。
したがって、本実施形態1の固体撮像素子20において、基板表面上にゲート絶縁膜7と、垂直転送部にギャップGと受光部5に開口部を有する導電性膜(ゲート電極材料8a)からなるゲート電極8とが形成されており、ギャップGは少なくとも導電性膜が従来のように熱酸化により侵食されていない領域を有している。このギャップGにおいて、基板表面側からゲート絶縁膜7と第1の絶縁膜9(シリコン酸化膜)を介して第4の絶縁膜12(シリコン窒化膜)が埋め込まれている。一方、受光部5の表面側には、膜厚が安定した第3の絶縁膜11(熱酸化膜)を介して、第4の絶縁膜12が形成されていることを特徴とし、第1の絶縁膜9はCVD酸化膜であり、その上の第3の絶縁膜11は熱酸化膜であることを特徴としている。上述した本発明に係る固体撮像素子20によれば、電荷転送電極間ギャップGは導電性膜の従来のような熱酸化による拡がりがなく、また、ギャップG下の転送チャネル表面も第1の絶縁膜9によって酸化されていないので、電荷転送に劣化がない。また、受光部5の表面側は、熱酸化膜である第3の絶縁膜11により膜厚が均一な絶縁膜が形成されることにより、フォトダイオード表面P+の不純物イオン注入がばらつき少なく行われるので、読み出し特性の劣化が抑制できる。さらに、ギャップGの埋め込み絶縁膜と、受光部5上の反射防止膜をシリコン窒化膜の第4の絶縁膜12で同時に形成されているので、ゲート電極8上に層間膜が必要以上に形成されることがなく、その結果、遮光膜13の表面高さがより高くなることがないので、斜め光に対する受光感度劣化をも抑制することができる。
上記構成の本実施形態1の固体撮像素子20の製造方法について図3〜図10を用いて詳細に説明する。
図3〜図10はそれぞれ、図1の固体撮像素子20の製造方法における各製造工程を示す縦断面図であって、図3(a)〜図10(a)は、図1のAA’線縦断面図、図3(b)〜図10(b)は、図1のBB’線縦断面図である。
図3(a)および図3(b)の不純物拡散領域形成工程に示したように、まず、例えばn型シリコンからなるn型半導体基板1にp型ウェル2を形成し、p型ウェル2内に各不純物拡散領域として、n型不純物を導入してフォトダイオード部5と、垂直CCD電荷転送部3と、選択的にp型不純物を導入してチャネルストップ画素分離部4と、信号電荷を垂直電荷転送部3に読出すための電荷読出し領域6とをそれぞれ形成する。
さらに、ゲート絶縁膜およびゲート電極材料成膜工程では、各不純物拡散領域が形成された半導体基板1の表面上に、例えば膜厚30nmのシリコン酸化膜からなるゲート絶縁膜7と、この上に、例えば膜厚200nmのリンドープポリシリコンからなるゲート電極材料膜8aとを形成する。
次に、図4(a)および図4(b)のゲート電極形成工程に示すように、フォトレジスト(図示せず)をマスクとして、ゲート絶縁膜7の残膜が例えば10nm程度になるように、ゲート電極材料膜8aをドライエッチングして、スペース幅が例えば100nmのギャップGと、受光部5の上方に開口部8bを有するゲート電極8を形成する。
その後、図5(a)および図5(b)のシリコン酸化膜(第1の絶縁膜)およびシリコン窒化膜(第2の絶縁膜)成膜工程に示すように、ゲート絶縁膜7およびゲート電極8上の基板全面に、LPCVD法などでSiHガスとNOを用いて、例えば摂氏800度の温度で膜厚が20nmのシリコン酸化膜(HTO)からなる第1の絶縁膜9を成膜する。引き続いて、第1の絶縁膜9上に、LPCVD法などでSiHCLガスとNHガスを用いて、例えば摂氏800度の温度で膜厚が70nmのシリコン窒化膜からなる第2の絶縁膜10(犠牲膜)を成膜する。この場合、ギャップG内には、これらの第1の絶縁膜9とその上の第2の絶縁膜10により完全充填されるように適宜膜厚が設定される。
このように、第1の絶縁膜9とその上の第2の絶縁膜10とを分けて成膜するのは、リンドープポリシリコンからなるゲート電極材料膜8aに、シリコン窒化膜からなる第2の絶縁膜10を直に成膜すると付き難いため、ポリシリコンのギャップG内にポリシリコンに接着性のよい第1の絶縁膜9を介して第2の絶縁膜10を成膜している。
続いて、図6(a)および図6(b)のシリコン窒化膜(第2の絶縁膜)エッチバック工程に示すように、第2の絶縁膜10のシリコン窒化膜を第1の絶縁膜9のシリコン酸化膜が露出するまで全面エッチバックを行って、受光部5の表面上方の第2の絶縁膜10のシリコン窒化膜を除去しつつ、ギャップG内の第2の絶縁膜10は残存させ、ゲート電極8の側壁にサイドウオールとして第2の絶縁膜10を形成する。なお、この全面エッチバックはゲート電極8上の第1の絶縁膜9を完全に除去するまで行ってもよい。但し、例えばエッチング量が多すぎた場合にはギャップG内に充填されていた第1の絶縁膜9と第2の絶縁膜10が後退し、後に行う熱酸化での酸化抑制膜としての機能が損なわれることになるので、全面エッチバック後に第2の絶縁膜10でギャップGが保護されるように適宜調整すればよい。
さらに、図7(a)および図7(b)のシリコン酸化膜(第1の絶縁膜)およびゲート絶縁膜エッチング除去工程に示すように、受光部5の表面上方の第1の絶縁膜9と、ゲート絶縁膜7をシリコン基板が露出するように、例えばフッ酸(HF)により、エッチング除去する。
このときのウエットエッチングは、ゲート電極8の側壁の第2の絶縁膜10がリフトオフしないように調整する。図6(a)および図6(b)に示す全面エッチバックの工程において、ゲート絶縁膜7のエッチング後の残膜を10nm以下に薄くすることにより、本ウエットエッチングを極力少なくすることができるので、ゲート電極8端部下部の第1の絶縁膜7のウエット横入りを小さくすることができる。
その後、図8(a)および図8(b)のシリコン熱酸化膜(第3の絶縁膜)形成工程に示すように、例えば摂氏850度の熱酸化を行って、受光部5の表面およびゲート電極8の表面に第3の絶縁膜11としてのシリコン酸化膜を10nmの厚みで形成する。この第3の絶縁膜11である熱酸化膜により、受光部5上方のn型半導体基板1のシリコン表面に段差ができている。受光部5の表面の第3の絶縁膜11は、熱酸化により均一な膜厚で形成されているので、この後に行う(図示せず)、フォトダイオード表面P+注入がばらつき少なく行われるので、読み出し特性の劣化が抑制できる。
なお、この場合、熱酸化を行っても、ギャップG内には、酸化抑制膜として機能する第2の絶縁膜10により保護されているので、酸化シフトは0であるから、ギャップG間のゲート電極8のスペース幅の広がりを抑制することができる。
続いて、図9(a)および図9(b)のフォトダイオード表面P+注入およびギャップG内第2絶縁膜除去工程に示すように、シリコン熱酸化膜である第3の絶縁膜11を通してフォトダイオード表面P+注入を安定的に行って表面P+層(図示せず)を形成し、リン酸(HPO)を用いて、ギャップG内の第2の絶縁膜10を完全にエッチング除去する。ゲート電極8は、リン酸の第2の絶縁膜10に対して選択比の高いシリコン酸化膜で構成される第1の絶縁膜9または第3の絶縁膜11で覆われているので、ゲート電極8としてのポリシリコン表面が荒れて抵抗異常となることもない。
さらに、図10(a)および図10(b)のシリコン窒化膜(第4の絶縁膜)形成工程に示すように、第4の絶縁膜12として例えば厚さが50nmのシリコン窒化膜を形成して、ギャップG内への層間絶縁膜の充填と、受光部5の表面上方への反射防止膜の形成を同時に行う。
リン酸(HPO)により、シリコン窒化膜の第2の絶縁膜10をギャップG内から除去して、同じシリコン窒化膜からなる第4の絶縁膜12をギャップG内に埋め戻しているため、ゲート電極8側壁の第2の絶縁膜10も除去され、ゲート電極8側壁の絶縁膜の幅が必要最小限に抑えられるので、遮光膜13による開口部を平面視面積で狭くすることがなくなり、また、ゲート電極8上に層間膜が必要以上に形成されることがなく、遮光膜13の表面高さが従来のように高くなることもないので、斜め光に対する受光感度の劣化を抑制することができる。
以上の各工程によって、受光部5の表面の均一な絶縁膜形成と、ギャップGの拡がりがない層間絶縁膜の理想形状を両立して形成することが可能となる。
その後、遮光膜形成工程において、例えばCVD法などによって膜厚100nmのタングステン(W)膜などの遮光膜13を基板全面に形成し、フォトダイオード5に対応する箇所の遮光膜10を開口して、図2(a)および図2(b)に示した固体撮像素子20を得る。なお、図示しないが、遮光膜13のゲート電極8や半導体基板1との耐圧確保を目的に、第4の絶縁膜12上の遮光膜13との間に例えば膜厚が50nmのシリコン酸化膜を形成したり、密着性向上を目的にチタンナイトライド膜を形成してもよい。
その後、図示しないがプラズマCVD法などでシリコンナイトライドなどのパッシベーション膜を形成してカラーフィルタさらにその上にオンチップレンズなどを形成して固体撮像素子20を得ることができる。
したがって、本実施形態1の固体撮像素子20の製造方法は、n型シリコン基板である半導体基板1のp型ウェル内にn型不純物を注入して、受光部5と、受光部5からの信号電荷を電荷転送するための垂直CCD電荷転送部3とをそれぞれ形成する不純物拡散領域形成工程と、不純物拡散領域として受光部5および垂直CCD電荷転送部3が形成されたn型半導体基板1上にゲート絶縁膜7を介して成膜された導電性膜としてのゲート電極材料膜8aをパターニングして垂直CCD電荷転送部3に等間隔にギャップG(ギャップ部)を形成しかつ、入射光を撮像する複数の受光部5の上方にそれぞれ開口部8bを形成したゲート電極8を形成する電荷転送電極形成工程と、ゲート電極8およびゲート絶縁膜7上に第1の絶縁膜9を成膜して、ギャップG内にも第1の絶縁膜9を成膜する第1の絶縁膜成膜工程と、第1の絶縁膜9上に犠牲膜としての第2の絶縁膜10を成膜して、ギャップG内に第2の絶縁膜10を埋め込む第2の絶縁膜成膜工程と、ギャップG内の第2の絶縁膜10を残存させた状態で、受光部5の上方の基板面が露出するまで、受光部5の上方の第2の絶縁膜10、第1の絶縁膜9およびゲート絶縁膜を除去すると共に、ゲート電極8の上表面(上面)が露出するまで、ゲート電極8上の第2の絶縁膜10および第1の絶縁膜9を除去するエッチバック工程と、受光部5の上方の基板面およびゲート電極8の上側表面に熱酸化により膜厚が薄く安定化した第3の絶縁膜11を成膜する第3の絶縁膜成膜工程と、第3の絶縁膜11を通して受光部5の表面側(基板面側)に、受光部5の不純物導電型(n型)とは逆導電型のp型不純物を注入して表面逆導電型層である表面p+層を受光部5上に形成する表面p+層形成工程と、ギャップG内の第2の絶縁膜10を除去した後に、基板全面に第4の絶縁膜12を成膜して絶縁膜を埋め直す第4の絶縁膜成膜工程と、第4の絶縁膜12上に遮光膜13を形成し、この受光部5の上方の遮光膜13を光入射用の開口部を開口する遮光膜形成工程とを有している。
この場合、熱酸化処理時に、電荷転送電極間ギャップG内には、熱酸化抑制膜としてのシリコン窒化膜が充填されている。また、電荷転送電極間ギャップGと光電変換部である受光部5上方の開口部8bとを同時に形成する。さらに、受光部5の表面を熱酸化して膜厚が薄く安定した第3の絶縁膜11を成膜し、この膜厚が薄く安定した第3の絶縁膜11を通してn型半導体基板1の受光部5の表面部にp型不純物イオンの注入が為されて高濃度表面p+層を形成する。さらに、第2の絶縁膜10をギャップG内から除去して、第4の絶縁膜12をギャップG内に埋め戻している。また、電荷転送電極間ギャップGへの埋め込み絶縁膜(第4の絶縁膜12)と、受光部5上の反射防止膜(第4の絶縁膜12)とを同一工程で同一材料で作製する。
以上により、本実施形態1の固体撮像素子20の製造方法によれば、熱酸化処理時に、電荷転送電極間ギャップG内には、熱酸化抑制膜としてのシリコン窒化膜が充填されているので、ギャップG下の転送チャネル表面やゲート電極8の側壁は酸化されず、電荷転送電極間ギャップGの従来のような熱酸化による拡大を抑制することができる。このように、信号電荷の読み出し特性や受光部5での受光感度の劣化がなく、熱酸化処理での電荷転送間ギャップGの拡大を抑制することができるため、微細で高速電荷転送可能な固体撮像素子20を製造することができる。
また、電荷転送電極間ギャップGと光電変換部である受光部5上方の開口部8bとを同時に形成するため、従来のように電荷転送電極間ギャップGと受光部5上方の開口部8bとの位置合わせ精度がばらつくこともなく、それによる画素特性の劣化も発生しない。
さらに、受光部5の表面を熱酸化して膜厚が薄く安定した第3の絶縁膜11を成膜し、この膜厚が薄く安定した第3の絶縁膜11を通してn型半導体基板1の受光部5の表面部にp型不純物イオンの注入が為されて高濃度表面p+層を形成するため、p型不純物イオンの注入深さやその濃度が変動したりばらついたりすることなく、それによる画素特性の劣化も発生しない。
さらに、第2の絶縁膜10をギャップG内から除去して、第4の絶縁膜12をギャップG内に埋め戻しているため、ゲート電極8の側壁の第2の絶縁膜10も除去され、ゲート電極8の側壁の絶縁膜幅を必要最小限に抑えることができる。また、電荷転送電極間ギャップGへの埋め込み絶縁膜(第4の絶縁膜12)と、受光部5上の反射防止膜(第4の絶縁膜12)とを同一工程で同一材料で作製するため、ゲート電極8上に必要以上に層間膜(ここでは第3の絶縁膜11および第4の絶縁膜12だけ)が形成されず、遮光膜13の表面高さが高くならない。
したがって、画素特性の劣化なく、ゲート電極8間ギャップG内に絶縁膜(ここでは第1の絶縁膜9および第4の絶縁膜12だけ)を形成することができる。
(実施形態2)
図11は、本発明の実施形態2として、本発明の実施形態1の固体撮像素子20からの撮像信号を所定の信号処理をしてカラー画像信号を得る固体撮像装置を撮像部に用いた電子情報機器の概略構成例を示すブロック図である。
図6において、本実施形態3の電子情報機器90は、上記実施形態1の固体撮像素子20からの撮像信号を所定の信号処理をしてカラー画像信号を得る固体撮像装置91と、この固体撮像装置91からのカラー画像信号を記録用に所定の信号処理した後にデータ記録可能とする記録メディアなどのメモリ部92と、この固体撮像装置91からのカラー画像信号を表示用に所定の信号処理した後に液晶表示画面などの表示画面上に表示可能とする液晶表示装置などの表示部93と、この固体撮像装置91からのカラー画像信号を通信用に所定の信号処理をした後に通信処理可能とする送受信装置などの通信部94と、この固体撮像装置91からのカラー画像信号を印刷用に所定の印刷信号処理をした後に印刷処理可能とするプリンタなどの画像出力部95とを有している。なお、この電子情報機器90として、これに限らず、固体撮像装置91の他に、メモリ部92と、表示部93と、通信部94と、プリンタなどの画像出力部95とのうちの少なくともいずれかを有していてもよい。
この電子情報機器90としては、前述したように例えばデジタルビデオカメラ、デジタルスチルカメラなどのデジタルカメラや、監視カメラ、ドアホンカメラ、車載用後方監視カメラなどの車載用カメラおよびテレビジョン電話用カメラなどの画像入力カメラ、スキャナ装置、ファクシミリ装置、カメラ付き携帯電話装置および携帯端末装置(PDA)などの画像入力デバイスを有した電子機器が考えられる。
したがって、本実施形態3によれば、この固体撮像装置91からのカラー画像信号に基づいて、これを表示画面上に良好に表示したり、これを紙面にて画像出力部95により良好にプリントアウト(印刷)したり、これを通信データとして有線または無線にて良好に通信したり、これをメモリ部92に所定のデータ圧縮処理を行って良好に記憶したり、各種データ処理を良好に行うことができる。
なお、上記実施形態1では、特に詳細には説明しなかったが、半導体基板上にゲート絶縁膜を介して成膜された導電性膜をパターニングして電荷転送部上にギャップ部を形成しかつ、入射光を撮像する複数の受光部の上方にそれぞれ開口部を形成した電荷転送電極を形成する電荷転送電極形成工程と、電荷転送電極上およびギャップ部内を含むゲート絶縁膜上に第1の絶縁膜を成膜する第1の絶縁膜成膜工程と、第1の絶縁膜上に第2の絶縁膜を成膜する第2の絶縁膜成膜工程と、ギャップ部内の第2の絶縁膜を残存させた状態で、受光部の上方の基板面および電荷転送電極の上表面が露出するまで各絶縁膜を除去するエッチバック工程と、受光部の上方の基板面および電荷転送電極の上表面に熱酸化により第3の絶縁膜を成膜する第3の絶縁膜成膜工程と、ギャップ部内の第2の絶縁膜を除去した後に、基板全面に第4の絶縁膜を成膜する第4の絶縁膜成膜工程とを有すれば、電荷転送不良や受光領域の縮小、さらには受光感度の劣化など各種画素特性の劣化がなく、転送電極間ギャップ内に絶縁膜を形成することができる本発明の目的を達成することができる。
以上のように、本発明の好ましい実施形態1、2を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態1、2に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態1、2の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。本明細書において引用した特許、特許出願および文献は、その内容自体が具体的に本明細書に記載されているのと同様にその内容が本明細書に対する参考として援用されるべきであることが理解される。
本発明は、被写体からの画像光を光電変換して撮像する半導体素子で構成された固体撮像素子およびその製造方法であって、特に、固体撮像素子の電荷転送電極間絶縁膜の製造方法およびこの製造方法により作製された固体撮像素子に関し、この固体撮像素子を画像入力デバイスとして撮像部に用いた例えばデジタルビデオカメラおよびデジタルスチルカメラなどのデジタルカメラや、監視カメラなどの画像入力カメラ、スキャナ装置、ファクシミリ装置、テレビジョン電話装置、カメラ付き携帯電話装置などの電子情報機器の分野において、熱酸化する第3の絶縁膜形成時に、電荷転送電極間ギャップ内には、熱酸化抑制膜としての第2の絶縁膜が充填されているので、ギャップ下の転送チャネル表面や電荷転送電極の側壁は酸化されず、電荷転送電極間ギャップの従来のような熱酸化による拡大を抑制することができて、電荷転送不良や受光領域の縮小などの画素特性の劣化がない。また、電荷転送電極間ギャップと光電変換部上方の開口部とを同時に形成するため、従来のように電荷転送電極間ギャップと光電変換部上方の開口部との位置合わせ精度がばらつくこともなく、それによる電荷転送不良などの画素特性の劣化も発生しない。さらに、受光部の表面を熱酸化して膜厚が薄く安定した第3の絶縁膜を成膜し、この膜厚が薄く安定した第3の絶縁膜を通して半導体基板内に、受光部とは逆導電型の不純物イオンの注入が為されるため、その不純物イオンの注入深さやその濃度が変動したりばらついたりすることなく、それによる受光感度など画素特性の劣化も発生しない。さらに、第2の絶縁膜をギャップ内から除去して、第4の絶縁膜をギャップ内に埋め戻しているため、電荷転送電極側壁の第2の絶縁膜も除去され、ゲート電極側壁の絶縁膜幅を必要最小限に抑えることができる。また、電荷転送電極間ギャップ部への埋め込み絶縁膜と、受光部上の反射防止膜とを同一工程で同一材料にて作成すれば、電荷転送電極上に必要以上に層間膜が形成されず、遮光膜表面の高さが従来のように高くならず、従来のように例えば斜め集光ができなくなって感度が劣化するといった問題も解消される。したがって、電荷転送不良や受光領域の縮小、さらには受光感度の劣化など各種画素特性の劣化がなく、転送電極間ギャップ内に絶縁膜を安定的に形成することができる。
1 n型半導体基板(半導体基板)
2 p型ウェル
3 垂直CCD電荷転送部(電荷転送部)
4 チャネルストップ領域(画素分離領域)
5 受光部(フォトダイオードまたは光電変換部)
6 電荷読出し領域
7 ゲート絶縁膜
8 ゲート電極(電荷転送電極)
8a ゲート電極材料膜(導電性膜)
8b 開口部
9 第1の絶縁膜(CVDシリコン酸化膜)
10 第2の絶縁膜(シリコン窒化膜)
11 第3の絶縁膜(シリコン熱酸化膜)
12 第4の絶縁膜(シリコン窒化膜)
13 遮光膜(タングステン膜)
G ギャップ(ギャップ部)
20 固体撮像素子
90 電子情報機器
91 固体撮像装置
92 メモリ部
93 表示部
94 通信部
95 画像出力部

Claims (16)

  1. 半導体基板上にゲート絶縁膜を介して成膜された導電性膜をパターニングして電荷転送部上にギャップ部を形成しかつ、入射光を撮像する複数の受光部の上方にそれぞれ開口部を形成した電荷転送電極を形成する電荷転送電極形成工程と、該電荷転送電極上および該ギャップ部内を含むゲート絶縁膜上にCVD法により第1の絶縁膜を成膜する第1の絶縁膜成膜工程と、該第1の絶縁膜上に第2の絶縁膜を成膜する第2の絶縁膜成膜工程と、該ギャップ部内の第2の絶縁膜を残存させた状態で、該受光部の上方の基板面および該電荷転送電極の上表面が露出するまで各絶縁膜を除去するエッチバック工程と、該受光部の上方の基板面および該電荷転送電極の上表面に熱酸化により第3の絶縁膜を成膜する第3の絶縁膜成膜工程と、該ギャップ部内の第2の絶縁膜を除去した後に、基板全面に第4の絶縁膜を成膜する第4の絶縁膜成膜工程とを有する固体撮像素子の製造方法。
  2. 前記第1の絶縁膜成膜工程は、LPCVD法でSiHガスとNOを用いて、所定の温度で所定膜厚のシリコン酸化膜を前記第1の絶縁膜として成膜する請求項1に記載の固体撮像素子の製造方法。
  3. 前記第2の絶縁膜成膜工程は、LPCVD法でSiHCLガスとNHガスを用いて、所定の温度で所定膜厚のシリコン窒化膜を前記第2の絶縁膜として成膜する請求項1に記載の固体撮像素子の製造方法。
  4. 前記エッチバック工程は、前記第2の絶縁膜を前記第1の絶縁膜が露出するまで全面エッチバックを行って、前記受光部の表面側および該電荷転送電極の表面側の該第2の絶縁膜を除去しつつ、該ギャップ部内の第2の絶縁膜を残存させる第2の絶縁膜除去工程と、該受光部の表面上方の基板面が露出するまで該第1の絶縁膜および該ゲート絶縁膜を除去すると共に、該電荷転送電極の上表面が露出するまで該第1の絶縁膜を除去する第1の絶縁膜除去工程とを有する請求項1に記載の固体撮像素子の製造方法。
  5. 前記第3の絶縁膜を通して前記受光部の表面側に、該受光部の不純物導電型とは逆導電型の不純物をイオン注入して表面逆導電型層を形成する表面逆導電型層形成工程を更に有する請求項1に記載の固体撮像素子の製造方法。
  6. 前記第4の絶縁膜の成膜前に、リン酸(HPO)を用いて、前記ギャップ部内の第2の絶縁膜をエッチング除去する請求項1に記載の固体撮像素子の製造方法。
  7. 前記第4の絶縁膜形成工程は、前記第4の絶縁膜の前記ギャップ部内への充填と、前記受光部の表面上方への反射防止膜としての該第4の絶縁膜の形成を同時に行う請求項1に記載の固体撮像素子の製造方法。
  8. 前記電荷転送電極形成工程の前に、前記半導体基板に所定の不純物をイオン注入して、前記受光部と、該受光部からの信号電荷を電荷転送するための電荷転送部とをそれぞれ形成する不純物拡散領域形成工程を更に有する請求項1に記載の固体撮像素子の製造方法。
  9. 前記第4の絶縁膜成膜工程の後に、前記第4の絶縁膜上に遮光膜を形成し、前記受光部の上方の遮光膜を開口する遮光膜形成工程を更に有する請求項1に記載の固体撮像素子の製造方法。
  10. 前記第2の絶縁膜と前記第4の絶縁膜とは共にシリコン窒化膜である請求項1に記載の固体撮像素子の製造方法。
  11. 前記第1の絶縁膜はCVD酸化膜であり、前記第3の絶縁膜は熱酸化膜である請求項1に記載の固体撮像素子の製造方法。
  12. 前記ギャップ部は、電荷転送電極間ギャップである請求項1に記載の固体撮像素子の製造方法。
  13. 請求項1〜12のいずれかに記載の固体撮像素子の製造方法により製造された固体撮像素子であって、
    前記半導体基板上に前記ゲート絶縁膜を介して、前記電荷転送部上に所定間隔の前記ギャップ部と前記受光部上方に開口部を有する導電性膜からなる電荷転送電極が設けられ、該ギャップ部内は該導電性膜が熱酸化により侵食されておらず、該ギャップ部内は基板表面から該ゲート絶縁膜を介して前記第1の絶縁膜および前記第4の絶縁膜が埋め込まれ、該受光部上方の基板表面は該第3の絶縁膜を介して該第4の絶縁膜が形成されている固体撮像素子。
  14. 前記第3の絶縁膜である熱酸化膜により前記半導体基板の表面に段差ができている請求項13に記載の固体撮像素子。
  15. 前記電荷転送電極間のギャップ部内への埋め込み絶縁膜が前記第4の絶縁膜で構成され、該第4の絶縁膜が前記受光部上の反射防止膜を兼ねている請求項13に記載の固体撮像素子。
  16. 請求項13〜15のいずれかに記載の固体撮像素子を画像入力デバイスとして撮像部に用いた電子情報機器。

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