JP5649821B2 - メルカプト官能性シランを含む弾性体組成物およびその作製のプロセス - Google Patents
メルカプト官能性シランを含む弾性体組成物およびその作製のプロセス Download PDFInfo
- Publication number
- JP5649821B2 JP5649821B2 JP2009531441A JP2009531441A JP5649821B2 JP 5649821 B2 JP5649821 B2 JP 5649821B2 JP 2009531441 A JP2009531441 A JP 2009531441A JP 2009531441 A JP2009531441 A JP 2009531441A JP 5649821 B2 JP5649821 B2 JP 5649821B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- methyl
- rubber
- group
- mercapto
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C1/00—Tyres characterised by the chemical composition or the physical arrangement or mixture of the composition
- B60C1/0016—Compositions of the tread
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/36—Sulfur-, selenium-, or tellurium-containing compounds
- C08K5/43—Compounds containing sulfur bound to nitrogen
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/54—Silicon-containing compounds
- C08K5/548—Silicon-containing compounds containing sulfur
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/54—Silicon-containing compounds
- C08K5/549—Silicon-containing compounds containing silicon in a ring
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L21/00—Compositions of unspecified rubbers
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L9/00—Compositions of homopolymers or copolymers of conjugated diene hydrocarbons
- C08L9/06—Copolymers with styrene
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
Description
a)少なくとも一つのゴム成分;
b)少なくとも一つの微粒子充填剤;そして
c)一般式(1)の、少なくとも一つのメルカプト官能性シラン:
を含有する充填剤入り弾性体組成物を提供する:
[HSG1SiZθZβ]m[HSG2SiZβ 3]n[HSG3SiZβ 2X]o[HSG4SiZβX2]p (1)
式中:
G1、G2、G3、およびG4の各々は、独立して、アルキル、アルケニル、アリール、またはアラルキルの水素の置換によって誘導される二価の基からなる群から選択される1から30までの炭素原子を有するヒドロカルビレン基、または2から30の炭素原子と一つもしくはそれ以上のエーテル性の酸素(−O−)および/または硫黄(−S−)の原子とを有する二価の置換ヘテロ炭素であり;
Xの各々は、−Cl、−Br、RO−、RC(=O)O−、R2C=NO−、R2NO−、−R、(HO)d−1G5O−からなる群から独立して選択され、ここで、各々のRは、水素、不飽和を有しても、または有さなくてもよい、直鎖、環状または分岐のアルキル、アルケニル基、アリール基、およびアラルキル基からなる群から独立して選択され、ここで、水素以外の各々のRは、1から18までの炭素原子を有し、G5は、独立して2から15までの炭素原子のヒドロカルビレン基、または一つもしくはそれ以上のエーテル性酸素原子を有する約4から約15までの炭素原子の二価のヘテロ炭素基であり、
Zβの各々は、二つのケイ素原子の間に架橋構造を形成し、[−OG5(OH)d−2O−]0.5であり、ここで、G5の各々は、2から15までの炭素原子のヒドロカルビレン基、または一つもしくはそれ以上のエーテル性酸素原子を有する4から15までの炭素原子の二価のヘテロ炭素基からなる群から独立して選択され;
Zθの各々は、ケイ素原子をもつ環状構造を形成し、独立して−OG5(OH)d−2O−によって与えられ、ここで、G5は、2から15までの炭素原子のヒドロカルビレン基、または一つもしくはそれ以上のエーテル性酸素原子を有する4から15までの炭素原子の二価のヘテロ炭素基からなる群から独立して選択され;
下付文字d、m、n、o、およびpの各々は、独立して整数であり、dは、第一の実施態様において2から6まで、第二の実施態様において2または3であり、そして第三の実施態様において2であり;mは0から20であり;nは0から18であり;oは0から20であり;そして、pは0から20であり;ただし、m+n+o+pは2と等しいかもしくはそれ以上である、という条件である。
a) (i)少なくとも一つのゴム成分、
(ii)少なくとも一つの微粒子充填剤、そして
(iii)上式(1)の少なくとも一つのメルカプト官能性シラン;
を混合する。
b)任意選択で:
(iv)少なくとも一つの硬化剤および/または
(v)少なくとも一つの促進剤および/または
(vi)少なくとも一つのポリヒドロキシ含有化合物;
を工程(a)から生成する組成物中に混合する。
c)任意選択で工程(b)から生成する組成物を成形する;そして
d)任意選択で工程(b)および工程(c)から生成する組成物を硬化する。
を含有する充填剤入り弾性体組成物を作製するプロセスを指向する。
a)一般式(2)、(3)、(4)、および(5)からなる群から選択される少なくとも一つのメルカプト官能性シラン:
(HS)−G1−(SiX3) (2)
(HS)−G2−(SiX3) (3)
(HS)−G3−(SiX3) (4)
(HS)−G4−(SiX3) (5)
〔式中:
G1、G2、G3、およびG4の各々は、独立して、アルキル、アルケニル、アリール、またはアラルキルの水素の置換によって誘導される1から30までの炭素原子を有するヒドロカルビレン基、または2から30の炭素原子と一つもしくはそれ以上のエーテル性酸素(−O−)および/または硫黄(−S−)の原子とを有する二価のヘテロ炭素基であり;
Xの各々は、−Cl、−Br、RO−、RC(=O)O−、R2C=NO−、−R2NO、−Rからなる群から独立して選択され、ここで、各々のRは、水素、不飽和を有しても、または有さなくてもよい、直鎖、環状または分岐のアルキル、アルケニル基、アリール基、およびアラルキル基からなる群から独立して選択され、ここで、水素以外の各々のRは、1から18までの炭素原子を有し;ただし、Xのうちの少なくとも一つが、そして有利には二つが加水分解性基である、という条件である〕;
と、
b)一般式(6)の一つ以上のポリヒドロキシ含有化合物:
G5(OH)d (6)
〔式中、G4は、2から15までの炭素原子のヒドロカルビル基、または一つもしくはそれ以上のエーテル性酸素原子を有する4から15までの炭素原子のヘテロカルビル基であり、dは2から6までの整数である〕
とを、エステル交換反応状態の下で反応させることでメルカプト官能性シラン(1)を生成する事を含有するプロセスによって調製される。
(HS)−G1−(SiOR)3 (7)
(HS)−G2−(SiOR)3 (8)
(HS)−G3−(SiOR)3 (9)
(HS)−G4−(SiOR)3 (10)
式中:
G1、G2、G3、およびG4の各々は、独立して、アルキル、アルケニル、アリール、またはアラルキルの水素の置換によって誘導される、1から12までの炭素原子を有するヒドロカルビレン基であり;
各々のRは、独立して上述の意味のうちの一つを有し、有利にはメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、またはsec−ブチル基である。
G5(OH)d (11)
式中、G5は、2から15までの炭素原子のヒドロカルビル基、または一つもしくはそれ以上のエーテル性酸素原子を有する、4から15までの炭素原子のヘテロカルビル基であり、そしてdは2から6まで、より具体的には2から4まで、そして、なおより具体的には2の整数である。
HO(R0CR0)fOH (12)
HO(CR0 2CR0 2O)eH (13)
式中、R0は、Rに関して上に列挙した構成要素のうちの一つによって独立して与えられ、fは2から15であり、そしてeは2から7である。
G5(OH)d (14)
式中、G5は、2から15までの炭素原子の置換ヒドロカルビル基、または一つもしくはそれ以上のエーテル性酸素原子を有する、4から15までの炭素原子の置換ヘテロ炭素であり;そしてdは3から6までの整数である。
〔ここで、
G1、G2、G3、およびG4の各々は、独立して、アルキル、アルケニル、アリール、またはアラルキルの水素の置換によって誘導される、1から30までの炭素原子を有するヒドロカルビレン基であり、より具体的には1から6までの炭素原子の、なおより具体的には1から3までの炭素原子の、そしてさらにより具体的には3の炭素原子の直鎖または分岐のアルキレン基であり;
各々のRは、18までの炭素原子を有する、直鎖、環状および分岐のアルキル、アルケニル、アリール、およびアラルキルからなる群から独立して選択される〕;
は、式(12)の少なくとも一つのジオールによりエステル交換され
〔ここで、
R0およびfの各々は、Rに関して上に列挙した構成要素の一つおよび水素によって独立して与えられ、そしてfは2から15であり、より具体的にはR0の各々は、水素、および1から6までの炭素原子の直鎖または分岐のアルキル基からなる群から独立して選択され、fは約2から約6までの整数であり、さらに具体的には、R0の各々は、水素、および1から3までの炭素原子の直鎖または分岐のアルキル基からなる群から独立して選択され、そしてfは2から4までの整数であり、そしてより具体的にはR0の各々は、水素、および1または2の炭素原子の直鎖アルキル基からなる群から独立して選択されるが、ただし、少なくとも一つのR0はアルキル基であり、そしてfは2または3の整数である、という条件である〕、
任意選択で、たとえば非限定的な例としてパラ−トルエンスルホン酸のようなエステル交換反応触媒の存在下で、式(1)のメルカプト官能性シランを提供する:
[HSG1SiZθZβ]m[HSG2SiZβ 3]n[HSG3SiZβ 2X]o[HSG4SiZβX2]p (1)
ここで、G1、G2、G3、およびG4の各々は、アルキル、アルケニル、アリール、またはアラルキルの、水素の置換によって誘導される、独立して1から30までの炭素原子を有するヒドロカルビレン基であり、より具体的には1から6までの炭素原子の、さらに具体的には1から3までの炭素原子の、そして、なおより具体的には3の炭素原子の直鎖または分岐のアルキレン基を有し;
Zβの各々は、二つのケイ素原子の間の架橋構造を形成し、独立して[−O(R0CR0)fO−]0.5であり、ここで、R0の各々は、Rに関して上に列挙した構成要素の中の一つによって独立して与えられ、fは2から15までであり、より具体的には、R0の各々は、水素、および1から6までの炭素原子の直鎖また分岐のアルキル基からなる群から独立して選択され、そしてfは2から6までの整数であり、さらに具体的にはR0の各々は、水素、および1から3の炭素原子の直鎖また分岐のアルキル基からなる群から独立して選択され、そしてfは2から4までの整数であり、最も具体的にはR0の各々は、水素、および1または2の炭素原子の直鎖アルキル基からなる群から独立して選択され、ただし、少なくとも一つのR0はアルキル基であり、そしてfは2または3の整数である、という条件であり;
Zθの各々は、これはケイ素原子をもつ環状構造を形成するが、独立して−O(R0CR0)fO−であり、ここで、R0の各々は、Rに関して上に列挙した構成要素のうちの一つによって独立して与えられ、そしてfは2から15であり、より具体的にはR0の各々は、水素、および1から6までの炭素原子の直鎖また分岐のアルキル基からなる群から独立して選択され、そしてfは2から6までの整数であり、さらに具体的にはR0の各々は、水素、および1から3までの炭素原子の直鎖また分岐のアルキル基からなる群から独立して選択され、そしてfは2から4までの整数であり、最も具体的にはR0の各々は、水素、および1または2の炭素原子の直鎖アルキル基からなる群から独立して選択され、ただし、少なくとも一つのR0はアルキル基であり、そしてfは2または3の整数である、という条件であり;
Xの各々は、独立して−ORであり、ここで、Rの各々は、直鎖、環状および分岐の、18までの炭素原子を有するアルキル、アルケニル、アリール、およびアラルキルからなる群から独立して選択され;そして、
m、n、o、およびpの各々は、独立して整数であり、ここで、mは0から20までであり、より具体的には0から5までであり、さらに具体的には0から2までであり;nは具体的には0から18までであり、より具体的には0から4までであり、より具体的には0から2であり、そしてまだ具体的には1または2までであり;oは具体的には0から20までであり、より具体的には0から5までであり、さらに具体的には0から2までであり、そしてまだ具体的には1または2であり;pは具体的には0から約20までであり、より具体的には0から5までであり、さらに具体的には0から2までであり;ただし、m+n+o+pは2と等しいかもしくはそれ以上である、という条件である。
[HSG1SiZθZβ]m[HSG2SiZβ 3]n[HSG3SiZβ 2X]o[HSG4SiZβX2]p (1)
式中:
G1、G2、G3、およびG4の各々は、独立して、1から約30までの炭素原子を有するアルキル、アルケニル、アリール、またはアラルキルの水素の置換によって誘導される基であり;
Xの各々は、−Cl、−Br、RO−、RC(=O)O−、R2C=NO−、R2NO−、R2N−、−R、(HO)d−1G5O−、HO(CR0 2)fO−、およびHO(CR0 2CR0 2O)e−からなる群から独立して選択され、ここで、各々のRは、水素、不飽和を有しても、または有さなくてもよい、直鎖、環状または分岐のアルキル、アルケニル基、アリール基、およびアラルキル基からなる群から独立して選択され、ここで、水素以外の各々のRは、1から18までの炭素原子を有し、G5は、独立して2から15までの炭素原子のヒドロカルビレン基、または一つもしくはそれ以上のエーテル性酸素原子を有する4から15までの炭素原子の二価のヘテロ炭素基であり、R0は、Rに関して列挙した構成要素のうちの一つによって独立して与えられ、fは2から15であり、そしてeは2から7であり;
Zβの各々は、これは二つのケイ素原子の間に架橋構造を形成するが、[−OG5(OH)d−2O−]0.5、[−O(CR0 2CR0 2O)e−]0.5および[−O(R0CR0)fO−]0.5からなる群から独立して選択され、ここで、R0の各々は、Rに関して上に列挙した構成要素のうちの一つによって独立して与えられ;そして、G5の各々は、2から15までの炭素原子の置換炭化水素基、または4から15までの炭素原子の、一つもしくはそれ以上のエーテル性酸素原子を有する置換ヘテロ炭素からなる群から独立して選択され;
Zθの各々は、ケイ素原子をもつ環状構造を形成し、−OG5(OH)d−2O−,−O(CR0 2CR0 2O)e−および−O(R0CR0)fO−によって独立して与えられ、ここで、R0の各々は、Rに関して上に列挙した構成要素の一つによって独立して与えられ;
下付文字d、e、f、m、n、o、およびpの各々は、独立して整数であり、ここで、dは2から6までであり、より具体的には2から4までであり、さらにより具体的には2であり;eは2から7までであり、より具体的には2から4までであり、そしてなお具体的には2であり;fは約2から15までであり、より具体的には2から4までであり、そしてなお具体的には3であり;mは0から20までであり、より具体的には0から5までであり、そしてなお具体的には1または2であり;nは0から18までであり、より具体的には0から4までであり、そしてなお具体的には1または2であり;oは0から20までであり、そして具体的には0から5までであり、そしてなお具体的には1から2であり;そして、pは0から20までであり、より具体的には0から5であり、そしてなお具体的には0から2までであり;ただし、m+n+o+pは2と等しいかもしくはそれ以上である、という条件であり、そして、ただし、上記の式(1)のメルカプト官能性シランの各々は、少なくとも一つの加水分解性基、ZβまたはZθを含む、という追加条件である。
(HS)−G1−(SiX3) (2)
(HS)−G2−(SiX3) (3)
(HS)−G3−(SiX3) (4)
(HS)−G4−(SiX3) (5)
〔ここで、G1、G2、G3、G4、およびXの各々は、上述の意味の一つを持ち、ただし、Xの少なくとも一つは加水分解性基である、という条件である〕
そしてこの混合物を有利にはエステル交換反応触媒の存在下で、一般式(6)の一つもしくはそれ以上のポリヒドロキシ含有化合物によりエステル交換することを含有する。:
G5(OH)d (6)
〔ここで、G5およびdの各々は、上述の意味のうちの一つを持つ〕
(HS)−G1−(SiX3) (2)
(HS)−G2−(SiX3) (3)
(HS)−G3−(SiX3) (4)
(HS)−G4−(SiX3) (5)
ここで、G1、G2、G3、G4、およびXの各々は、上述の意味の一つを持ち、ただし、Xの少なくとも一つは加水分解性基である、という条件であり;
そしてこの混合物を一般式(12)および(13)の一つもしくはそれ以上のジオールによりエステル交換することを含有し:
HO(R0CR0)fOH (12)
HO(CR0 2CR0 2O)eH (13)
ここで、R0、eおよびfは、上述の意味のうちの一つを持つ。
HO(R0CR0)fOH (12)
式中、fおよびR0は、ここに定義されるとおりである。これらの構造は、上述の式(11)の化合物に合致して二つの水素原子が−OHで置き換えられた炭化水素を含む。
−O(R0CR0)fO− (14)
式中、fとR0は、ここに定義されるとおりである。
(HO)d−1G5O− (15)
HO(R0CR0)fO− (16)
HO(CR0 2CR0 2O)e− (17)
式中、G5、e、f、およびR0は、上に定義される。ここでのヒドロキシアルコキシ基は、Xによって表わされる。
HO(CR0 2CR0 2O)e−H (13)
さらに他の実施態様において、シランは式(1)によって記載され、ここで、G1、G2、G3、およびG4は、独立してC3−C6の直鎖アルキルの水素の置換によって誘導される二価の基であり;Xは−ORであり、ここで、Rはエチルまたは−O(R0CR0)fOHであり;Zβは[−O(R0CR0)fO−]0.5であり、そしてZθは−O(R0CR0)fO−であり、ここで、R0は水素またはメチルであり、fは2または3であり、そしてm、n、o、およびpは0から2であり;ただし、m+n+o+pは2と等しいかもしくはそれ以上である、という条件である。
(R1O)d−1G5O− (18)
R1O(R0CR0)fO− (19)
R1O(CR0 2CR0 2O)e− (20)
式中、R1は、1から18までの炭素原子を有する、直鎖、環状または分岐のアルキル基、アルケニル基、アリール基、およびアラルキル基からなる群から独立して選択され;そして、R0、G5、e、およびfは、ここに定義されるとおりである。一つの実施態様において、Xは、非限定的な例としてメチルおよびエチルのような、一価のアルキル基であってよい。
R1O(CR0 2CR0 2O)e− (20)
式中、R0、R1、およびeは、ここに定義されるとおりである。他の実施態様において、これらの環状および/または架橋のメルカプト官能性シラン(すなわち、環状および/または架橋のジアルコキシメルカプト官能性そしてシロキサンおよび/またはシラノール)の部分的な加水分解物および/または縮合物は、ここでシランによって包含されてもよく、この部分的な加水分解物および/または縮合物が、ここに記載したシランを製造するほとんどの方法の副生成物であるか、または、特に湿度の高い条件で、または調製から残存している残留水が調製後に完全には除去されない条件下で、貯蔵中に生じてしまうからであることがさらに理解される。
a)一般式(2)、(3)、(4)、および/または(5)の少なくとも一つのメルカプトシランを混合すること:式中、G1、G2、G3、G4、およびXの各々は、ここに定義されるとおりであり、ただし、Xの少なくとも一つは加水分解性基である、という条件である;そして、
b)この混合物を、G5(OH)d、HO(R0CR0)fOHまたはHO(CR0 2CR0 2O)e−Hの構造を有する少なくとも一つのジオールにより、任意選択で、エステル交換反応触媒の存在下でエステル交換すること;そして、生成するX−H基を除去すること;ここで、G5、R0、d、e、およびfの各々はここに定義されるとおりである;
を含有する。
a)薄膜型反応器において、式(2)、(3)、(4)、および/または(5)の少なくとも一つのシランの混合物を含有する薄膜型反応媒体を、式(6)の少なくとも一つのポリヒドロキシ含有化合物と、任意選択で、エステル交換反応触媒と共に反応させて、環状および/または架橋のジアルコキシ基そして副生成物のモノアルコールを含むメルカプト官能性シランを提供する;
b)反応を促進するために薄膜から副生成物のモノアルコールを蒸発させる;
c)任意選択で、凝縮によって副生成物のモノアルコールを回収する;
d)有機官能性シラン反応生成物を回収する;そして、
e)任意選択で、メルカプト官能性シラン生成物の貯蔵安定性を改善するために反応媒体を中和する;
を含有する。
a)少なくとも一つの微粒子充填剤;および、
b)式(1)のシランを含有するメルカプト官能性シラン組成物;
を含有する自由流動性の充填剤組成物が提供される:
[HSG1SiZθZβ]m[HSG2SiZβ 3]n[HSG3SiZβ 2X]o[HSG4SiZβX2]p (1)
式中:
G1、G2、G3、およびG4の各々は、独立して、アルキル、アルケニル、アリール、またはアラルキルの水素の置換によって誘導される1から30までの炭素原子を有するヒドロカルビレン基、または2から30の炭素原子と一つもしくはそれ以上のエーテル性の酸素(−O−)および/または硫黄(−S−)の原子とを有する二価のヘテロ炭素であり;
Xの各々は、−Cl、−Br、RO−、RC(=O)O−、R2C=NO−、R2NO−、−R、(HO)d−1G5O−からなる群から独立して選択され、ここで、各々のRは、水素、不飽和を有しても、または有さなくてもよい、直鎖、環状または分岐のアルキル、アルケニル基、アリール基、およびアラルキル基からなる群から独立して選択され、ここで、水素以外の各々のRは、1から18までの炭素原子を有し、G5は、独立して2から15までの炭素原子の置換ヒドロカルビレン基、または4から15までの炭素原子の、一つもしくはそれ以上のエーテル性酸素原子を有する置換ヘテロ炭素基であり;
Zβの各々は、二つのケイ素原子の間の架橋構造を形成し、[−OG5(OH)d−2O−]0.5であり、ここで、G5の各々は、2から15までの炭素原子の置換ヒドロカルビレン基、または一つもしくはそれ以上のエーテル性酸素原子を有する、4から15までの炭素原子の置換ヘテロ炭素からなる群から独立して選択され;
Zθの各々は、ケイ素原子をもつ環状構造を形成し、独立して−OG5(OH)d−2O−によって与えられ、ここで、G5は、2から15までの炭素原子のヒドロカルビレン基、または一つもしくはそれ以上のエーテル性酸素原子を有する、4から15までの炭素原子の二価のヘテロ炭素基からなる群から独立して選択され;
下付文字、d、m、n、o、およびpの各々は、独立して整数であり、ここで、dは2からまで6であり、より具体的には2または3であり、そしてより具体的には2であり;mは0から20までであり;nは具体的には0から18までであり;oは0から20までであり;pは0から20までであり;ただし、m+n+o+pは2と等しいかもしくはそれ以上である、という条件である。
a)少なくとも一つの予備混合操作において、約140℃から約180℃までの温度で、そのような混合操作のために約1から約20分までの合計の混合時間で:
i)共役ジエン単独重合体、共役ジエン共重合体、および少なくとも一つの共役ジエンと芳香族ビニル化合物との共重合体からなる群から選択される少なくとも一つの硫黄加硫性ゴムの約100重量部、
ii)微粒子充填剤の約5から約100重量部、ここで、充填剤は、好ましくは0から約85重量パーセントまでのカーボンブラックを含む、および、
iii)充填剤重量に基づいて、請求項1に記載の式(1)の少なくとも一つのメルカプト官能性シランの約0.05から約20重量部;
、を熱機械的に混合する工程;
b)最終の熱機械的な混合工程において、ゴムを配合するのに充分な時間に約50℃から約130℃までの温度で、工程(a)からの混合物と0から5重量部の硬化剤とを配合する;および、
(c)任意選択で、約5から約60分までの間に約130から約200℃までの範囲の温度で、この混合物を硬化する工程;
の連続する工程を含有するプロセスによって調製される。
3−メルカプトプロピルトリエトキシシラン(General Electricから商品名Silquest A−1891で入手した、514.3グラム、2.16モル)、および2−メチル−1,3−プロパンジオール(Aldrichから購入、194.4グラム、2.16モル)を、磁気式撹拌機、短い凝縮器および受器フラスコを備えた1リットル丸底フラスコに入れた。Purolite(Rohm & Haasから購入、3.5グラム)を反応フラスコに加え、混合物を最初は60torrから約1torrの減圧下で約3時間、50℃に加熱した。エタノール(185グラム、4.02モル)を回収した。反応生成物は3.5マイクロメートル(3.5ミクロン)のパッドを通して加圧ろ過した。回収した生成物の重量は501.7グラムであった。GC/MSによって、3−({3−[2−メルカプト−プロピル)−5−メチル−[1,3,2]ジオキサシリナン−2−イルオキシ]−2−メチル−プロピル}−ジエトキシ−シラニル)−プロパン−1−チオールおよび3−2−{3−[2−(3−メルカプト−プロピル)−5−メチル−[1,3,2]ジオキサシリナン−2−イルオキシ]−2−メチル−プロポキシ}−5−メチル−[1,3,2]ジオキサシリナン−2−イル)−プロパン−1−チオールを含む複雑な混合物であることが分かった。
3−メルカプトプロピルトリエトキシシラン(General Electricから商品名Silquest A−1891で入手した、438.8グラム、1.84モル)、および2−メチル−1,3−プロパンジオール(Aldrichから購入、331.7グラム、3.68モル)を、磁気式撹拌機、短い凝縮器および受器フラスコを備えた1リットル丸底フラスコに入れた。硫酸(0.39グラム)を反応フラスコに添加し、混合物を最初は40torrから約1torr(全真空)の減圧下で約3.5時間、50℃に加熱した。エタノール(263グラム、5.71モル)を回収した。その後、反応生成物をナトリウムエトキシ(sodium ethoxy)の21%エタノール溶液1.44グラムで中和し、次に、1.5時間で低沸点成分を取り除いた。回収した生成物の重量は485.6グラムであった。GC分析によって、3−({3−[2−メルカプト−プロピル)−5−メチル−[1,3,2]ジオキサシリナン−2−イルオキシ]−2−メチル−プロピル}−ジエトキシ−シラニル)−プロパン−1−チオールおよび高分子量の成分であることが分かった。
3−メルカプトプロピルトリエトキシシラン(General Electricから商品名Silquest A−1891で入手した、720.5グラム、3.02モル)、および2−メチル−1,3−プロパンジオール(Aldrichから購入、817.0グラム、9.07モル)を、磁気式撹拌機、短い凝縮器および受器フラスコを備えた3リットル丸底フラスコに入れた。硫酸(0.78グラム)を反応フラスコに添加し、混合物を最初は30torrから約10torrの減圧下で約3.5時間、約50℃に加熱した。エタノール(389.4グラム、8.5モル)を回収した。その後、反応生成物をナトリウムエトキシの21%エタノール溶液2.5グラムで中和し、次に、1時間で低沸点成分を取り除いた。回収した生成物の重量は1108.9グラムであった。
3−メルカプトプロピルトリエトキシシラン(100グラム、0.42モル)、および2−メチル−2,4−ペンタンジオール(50グラム、0.42モル)を、磁気式撹拌機、短い凝縮器および受器フラスコを備えた1リットル丸底フラスコに入れた。チタンイソプロポキシド(0.85グラム)を反応フラスコに添加し、混合物を最初は約370torrの減圧下で1時間、70℃に加熱した。2−メチル−1,3−プロパンジオール(18.9グラム、0.21モル)を添加して加熱した。
プラーク状の硬化したゴム組成物を調製し、その物理的性質および力学的性質を測定し、荷重の影響を決定した。
硬化手順/測定 試験規格
ムーニー粘度およびスコーチ ASTM D1646
振動ディスクレオメトリー ASTM D2084
試験プラークの硬化 ASTM D3182
応力−歪み特性 ASTM D412
発熱性 ASTM D623
ペイン効果歪み掃引(Payne effect strain sweeps)は、10Hz、60℃で0.01%の動的歪振幅から、約25%のせん断歪振幅まで行った。動的パラメータ、G’initial、ΔG’、G’’max、tanδmaxは、小さな歪みでのゴム化合物の非線形応答から抽出した。幾つかの場合において、tanδの定常値は、35%(60℃で)の歪み振幅で15分間の動的な振動の後に測定した。動的性質の温度依存性は、さらに10Hzの周波数での小さな歪み振幅(1または2%)で約−80℃から+80℃まで測定した。ゴム配合物、比較例5および6(シランはSilquest A−1891シランである)、実施例7、8、9、および10(実施例3からのシラン)のレオロジー的性質、物理的性質および動的性質を表3に示す。
ゴム配合物は、比較例5に記載した手順によって調製した。充填率は72パーセントであり、実施例11では二パス手順を用いた。データは、ゴムの性能に対する非生産的な混合温度の影響を示す。データを表4に示す。
Claims (17)
- 充填剤入り弾性体組成物であって:
a)スチレン−ブタジエンゴム、天然ゴム、ポリブタジエンゴム、およびエチレン−プロピレン−ジエン単量体三元重合体からなる群から選択される、100重量部の、少なくとも一つのゴム成分;
b)シリカおよびカーボンブラックからなる群から選択される、ゴムの100重量部当たり5〜100重量部の、少なくとも一つの微粒子充填剤;および、
c)ゴムの100重量部当たり0.2〜10重量部の、式(1)の少なくとも一つのメルカプト官能性シラン:
[HSG1SiZθZβ]m[HSG2SiZβ 3]n[HSG3SiZβ 2X]o[HSG4SiZβX2]p (1)
〔式中:
G1、G2、G3、およびG4の各々は、独立して、C 1 〜C 12 アルキルの置換によって誘導される二価の基であり;
Xの各々は、−R、−ORおよび−O(R 0 CR 0 ) f OHからなる群から独立して選択され、ここでRはメチルもしくはエチルであり、R 0 は水素もしくはメチルであり;
Zβの各々は、これは二つのケイ素原子の間に架橋構造を形成し、そして[−O(R 0 CR 0 ) f O−] 0.5 であり、ここで、R 0 が水素もしくはメチルであり、fが2もしくは3であり;
Zθの各々は−O(R 0 CR 0 ) f O−であり、ここで、R 0 が水素もしくはメチルであり、fが2もしくは3であり、かつこれはケイ素原子へと結合させてケイ素原子をもつ環状構造を形成し、そのそれぞれの2個の酸素原子は共通の炭化水素基へと結合し;
下付文字m、n、o、およびpの各々は、独立して整数であり、ここで、mは0から2であり;nは0から2であり;oは0から2であり;そして、pは0から2であり;ただし、m+n+o+pは2と等しいかもしくはそれ以上である、という条件である〕
を含有する、充填剤入り弾性体組成物。 - ポリブタジエンゴムが、シス−1,4−ポリブタジエン、35から50パーセントのビニル含量の中ビニルポリブタジエンゴム、および50から75パーセントのビニル含量の高ビニルポリブタジエンゴムからなる群から選択される、請求項1に記載の充填剤入り弾性体組成物。
- スチレン−ブタジエンゴムが、5から50重量パーセントの結合スチレンを有する溶液法のスチレン−ブタジエンゴムである、請求項1に記載の充填剤入り弾性体組成物。
- スチレン−ブタジエンゴムが、9から36重量パーセントの結合スチレンを有する溶液法のスチレン−ブタジエンゴムである、請求項1に記載の充填剤入り弾性体組成物。
- スチレン−ブタジエンゴムが、20から30重量パーセントの結合スチレンを有する溶液法のスチレン−ブタジエンゴムである、請求項4に記載の充填剤入り弾性体組成物。
- ポリブタジエンゴムが、少なくとも90重量パーセントのシス−1,4含量を有するポリブタジエンゴムである、請求項1に記載の充填剤入り弾性体組成物。
- 微粒子充填剤(b)が、シリカとカーボンブラックとの混合物である、請求項1に記載の充填剤入り弾性体組成物。
- メルカプト官能性シラン(c)において、G1、G2、G3、およびG4の各々が独立して三つの炭素原子である、請求項1に記載の充填剤入り弾性体組成物。
- メルカプト官能性シラン(c)が、3−(2−{3−[2−(3−メルカプト−プロピル)−5−メチル−[1,3,2]ジオキサシリナン−2−イルオキシ]−2−メチル−プロポキシ}−5−メチル−[1,3,2]ジオキサシリナン−2−イル)−プロパン−1−チオール;3−(2−{3−[2−(3−メルカプト−プロピル)−4,4,6−トリメチル−[1,3,2]ジオキサシリナン−2−イルオキシ]−2−メチル−プロポキシ}−4,4,6−トリメチル−[1,3,2]ジオキサシリナン−2−イル)−プロパン−チオール;3−(2−{3−[2−(3−メルカプト−プロピル)−4,4,6−トリメチル−[1,3,2]ジオキサシリナン−2−イルオキシ]−1,1−ジメチル−ブトキシ}−4,4,6−トリメチル−[1,3,2]ジオキサシリナン−2−イル)−プロパン−1−チオール;3−({3−[2−メルカプト−プロピル)−5−メチル−[1,3,2]ジオキサシリナン−イルオキシ]2−メチル−プロポキシ}−ビス−[3−ヒドロキシ−2−メチル−プロポキシ]−シラニル)−プロパン−1−チオール;3−[{3−[{3−ビス(3−ヒドロキシ−2−メチル−プロピル)−(3−メルカプト−プロピル)−シラニルオキシ]−1−メチル−プロポキシ}−(3−ヒドロキシ−2−メチル−プロポキシ)−(3−メルカプト−プロピル)−シラニルオキシ]−2−メチル−プロパン−1−オール;3−[[3−((3−ヒドロキシ−3−メチル−プロポキシ)−3−メルカプト−プロピル)−{3−[2−(3−メルカプト−プロピル)−5−メチル−[1,3,2]ジオキサシリナン−2−イルオキシ]−1−メチル−プロポキシ}−シラニルオキシ)−2−メチル−プロポキシ−(3−ヒドロキシ−2−メチル−プロポキシ)−3−メルカプト−プロピル)−シラニル]−2−メチルプロパン−1−オール;3−(2−{3−[2−(3−メルカプト−ブチル)−[1,3,2]ジオキサシリナン−2−イルオキシ]−プロポキシ}−[1,3,2]ジオキサシリナン−2−イル)−ブタン−1−チオール;3−({3−[2−メルカプト−メチル)−5−メチル−[1,3,2]ジオキサシリナン−2−イルオキシ]−2−メチル−プロポキシ}−ジエトキシ]−シラニル)−メタン−1−チオール;3−[{3−[{3−ビス−(3−ヒドロキシ−2,2−ジメチル−プロピル)−(3−メルカプト−プロピル)−シラニルオキシ]−2,2−ジメチル−プロポキシ}−(3−ヒドロキシ−2,2−ジメチル−プロポキシ)−(3−メルカプト−プロピル)−シラニルオキシ]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オール;および3−[{3−[(メチル)−(3−ヒドロキシ−2−メチル−プロポキシ)−(3−メルカプト−プロピル)−シラニルオキシ]−2−メチル−プロポキシ}−メチル)−(3−メルカプト−プロピル)−シラニルオキシ]−2−メチル−プロパン−1−オールからなる群から選択される少なくとも一つの構成要素である、請求項1に記載の充填剤入り弾性体組成物。
- (d)少なくとも一つの硬化剤;(e)メルカプト官能性シラン(a)の加水分解からその場で生成される、および/または別々に組成物に添加される少なくとも一つのポリヒドロキシ含有配合物;そして、(f)任意選択で、少なくとも一つの促進剤をさらに含有する、請求項1に記載の充填剤入り弾性体組成物。
- 少なくとも一つの成分が、請求項1に記載の硬化された充填剤入り弾性体組成物である、製造品。
- 前記製造品が、タイヤ、靴底部、ホース、シール、ガスケット、ケーブル外被、コンベヤベルト、および動力伝達ベルトからなる群から選択される、請求項11に記載の製造品。
- 充填剤入り弾性体組成物を作製するプロセスであって:
a) (i)スチレン−ブタジエンゴム、天然ゴム、ポリブタジエンゴム、およびエチレン−プロピレン−ジエン単量体三元重合体からなる群から選択される、100重量部の、少なくとも一つのゴム成分、
(ii)シリカおよびカーボンブラックからなる群から選択される、ゴムの100重量部当たり5〜100重量部の、少なくとも一つの微粒子充填剤、および、
(iii)式(1)の少なくとも一つのメルカプト官能性シラン:
[HSG1SiZθZβ]m[HSG2SiZβ 3]n[HSG3SiZβ 2X]o[HSG4SiZβX2]p (1)
〔式中:
G1、G2、G3、およびG4の各々は、独立して、C 1 〜C 12 アルキルの置換によって誘導される二価の基であり;
Xの各々は、−R、−ORおよび−O(R 0 CR 0 ) f OHからなる群から独立して選択され、ここでRはメチルもしくはエチルであり、R 0 は水素もしくはメチルであり;
Zβの各々は、これは二つのケイ素原子の間に架橋構造を形成し、そして[−O(R 0 CR 0 ) f O−] 0.5 であり、ここで、R 0 が水素もしくはメチルであり、fが2もしくは3であり;
Zθの各々は−O(R 0 CR 0 ) f O−であり、ここで、R 0 が水素もしくはメチルであり、fが2もしくは3であり、かつこれはケイ素原子へと結合させてケイ素原子をもつ環状構造を形成し、そのそれぞれの2個の酸素原子は共通の炭化水素基へと結合し;
下付文字m、n、o、およびpの各々は、独立して整数であり、ここで、mは0から2であり;nは0から2であり;oは0から2であり;そして、pは0から2であり;ただし、m+n+o+pは2と等しいかもしくはそれ以上である、という条件である〕
を混合する;
b)任意選択で、:
(iv)ゴムの100重量部当たり0.4〜3重量部の、少なくとも一つの硬化剤および/または、
(v)ゴムの100重量部当たり0.05〜3重量部の、少なくとも一つの促進剤および/または、
(vi)少なくとも一つのポリヒドロキシ含有化合物、
を工程(a)から生成する組成物に混合する;
c)任意選択で、工程(b)から生成する組成物を成形する;そして、
d)任意選択で、工程(b)および工程(c)から生成する組成物を硬化する;
を含有する、プロセス。 - 少なくとも微粒子充填剤(ii)の一部分が、ゴム成分(i)との混合に先立って、メルカプト官能性シラン(iii)の少なくとも一部分で前処理され、生成する処理された充填剤が、追加の微粒子充填剤(ii)および/またはメルカプト官能性シラン(iii)と一緒に、またはそれら無しに、ゴム成分と混合される、請求項13に記載のプロセス。
- 処理された充填剤が、充填剤と混合している、および/または充填剤に化学的に結合された、メルカプト官能性シラン(iii)を含む、請求項14に記載のプロセス。
- ゴムを作製するプロセスであって:
a)少なくとも一つの予備混合操作において、140℃から180℃までの温度で、そのような混合操作のために1から20分までの合計混合時間で:
i)スチレン−ブタジエンゴム、天然ゴム、ポリブタジエンゴム、およびエチレン−プロピレン−ジエン単量体三元重合体から選択される少なくとも一つの、100重量部の、硫黄加硫性ゴム
ii)ゴムの100重量部当たり5から100重量部の、微粒子充填剤、ここで、充填剤は、シリカおよび0から85重量パーセントのカーボンブラックを含む;および、
iii)ゴムの100重量部当たり0.2から10重量部の、式(1)の少なくとも一つのメルカプト官能性シラン:
[HSG1SiZθZβ]m[HSG2SiZβ 3]n[HSG3SiZβ 2X]o[HSG4SiZβX2]p (1)
〔式中:
G1、G2、G3、およびG4の各々は、独立して、C 1 〜C 12 アルキルの置換によって誘導される二価の基であり;
Xの各々は、−R、−ORおよび−O(R 0 CR 0 ) f OHからなる群から独立して選択され、ここでRはメチルもしくはエチルであり、R 0 は水素もしくはメチルであり;
Zβの各々は、これは二つのケイ素原子の間に架橋構造を形成し、そして[−O(R 0 CR 0 ) f O−] 0.5 であり、ここで、R 0 が水素もしくはメチルであり、fが2もしくは3であり;
Zθの各々は−O(R 0 CR 0 ) f O−であり、ここで、R 0 が水素もしくはメチルであり、fが2もしくは3であり、かつこれはケイ素原子へと結合させてケイ素原子をもつ環状構造を形成し、そのそれぞれの2個の酸素原子は共通の炭化水素基へと結合し;
下付文字m、n、o、およびpの各々は、独立して整数であり、ここで、mは0から2であり;nは0から2であり;oは0から2であり;そして、pは0から2であり;ただし、m+n+o+pは2と等しいかもしくはそれ以上である、という条件である〕
を熱機械的に混合する;
b)最終の熱機械的な混合工程において、ゴムを配合するのに充分な時間に50℃から130℃までの温度で、工程(a)からの混合物と0から5重量部の硬化剤とを配合する;および、
c)任意選択で、5から60分までの期間に130から200℃までの範囲の温度で、前記混合物を硬化する;
を含有する、プロセス。 - 工程(b)において、少なくとも一つのポリヒドロキシ含有化合物も工程(a)からの混合物に配合される、請求項16に記載のプロセス。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US11/544,142 | 2006-10-06 | ||
US11/544,142 US7550524B2 (en) | 2006-10-06 | 2006-10-06 | Elastomer composition containing mercaptofunctional silane and process for making same |
PCT/US2007/021265 WO2008045262A2 (en) | 2006-10-06 | 2007-10-03 | Elastomer composition containing mercaptofunctional silane and process for making same |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010505999A JP2010505999A (ja) | 2010-02-25 |
JP5649821B2 true JP5649821B2 (ja) | 2015-01-07 |
Family
ID=39275471
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009531441A Expired - Fee Related JP5649821B2 (ja) | 2006-10-06 | 2007-10-03 | メルカプト官能性シランを含む弾性体組成物およびその作製のプロセス |
Country Status (14)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7550524B2 (ja) |
EP (1) | EP2079793B1 (ja) |
JP (1) | JP5649821B2 (ja) |
KR (1) | KR101430688B1 (ja) |
CN (1) | CN101622307B (ja) |
AR (1) | AR063077A1 (ja) |
AT (1) | ATE490995T1 (ja) |
BR (1) | BRPI0718232B1 (ja) |
CA (1) | CA2665189A1 (ja) |
CL (1) | CL2007002844A1 (ja) |
DE (1) | DE602007011097D1 (ja) |
PL (1) | PL2079793T3 (ja) |
TW (1) | TWI434884B (ja) |
WO (1) | WO2008045262A2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7560583B2 (en) * | 2006-10-06 | 2009-07-14 | Momentive Performance Materials Inc. | Mercaptofunctional silane and process for its preparation |
US8124206B2 (en) * | 2008-10-30 | 2012-02-28 | Momentive Performance Materials, Inc. | Sulfur-containing cycloaliphatic compound, filled sulfur-vulcanizable elastomer composition containing sulfur-containing cycloaliphatic compound and articles fabricated therefrom |
JP5575118B2 (ja) * | 2009-05-20 | 2014-08-20 | 株式会社ブリヂストン | 有機ケイ素化合物、並びにそれを用いたゴム組成物及びタイヤ |
US20130035437A1 (en) * | 2010-02-28 | 2013-02-07 | Xiao-Dong Pan | Rubber compositions including siliceous fillers |
DE102010037323A1 (de) | 2010-09-03 | 2012-03-08 | Continental Reifen Deutschland Gmbh | Kautschukmischung mit verbessertem Abriebverhalten |
JP5631761B2 (ja) * | 2011-01-24 | 2014-11-26 | 東洋ゴム工業株式会社 | タイヤ用ゴム組成物の製造方法 |
US9587741B2 (en) * | 2014-11-21 | 2017-03-07 | Akebono Brake Industry Co., Ltd. | Piston with out of phase mode |
FR3065960B1 (fr) | 2017-05-05 | 2019-06-28 | Compagnie Generale Des Etablissements Michelin | Composition de caoutchouc comprenant au moins une silice en tant que charge renforcante inorganique |
BR112021008694A2 (pt) * | 2018-11-05 | 2021-08-10 | Momentive Performance Materials Inc. | composições de silano de formação de rede de polímero |
FR3124798A1 (fr) | 2021-06-30 | 2023-01-06 | Compagnie Generale Des Etablissements Michelin | Composition de caoutchouc |
Family Cites Families (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4362884A (en) * | 1981-11-23 | 1982-12-07 | Petrarch Systems, Inc. | Silacrown ethers, method of making same, and use as phase-transfer catalysts |
JPS62181346A (ja) * | 1986-02-05 | 1987-08-08 | Bridgestone Corp | ゴム組成物 |
DE4004781A1 (de) | 1990-02-16 | 1991-08-22 | Degussa | Verfahren zur herstellung von mit organosiliciumverbindungen modifizierten fuellstoffen, die so hergestellten fuellstoffe und deren verwendung |
CA2105719A1 (en) | 1993-06-28 | 1994-12-29 | Rene Jean Zimmer | Silica based aggregates, elastomers reinforced therewith and tire with tread thereof |
EP0845016B1 (en) | 1995-08-16 | 2004-07-07 | General Electric Company | Stable silane compositions on silica carrier |
JPH10292068A (ja) * | 1997-04-16 | 1998-11-04 | Toray Dow Corning Silicone Co Ltd | ゴム組成物 |
ATE239737T1 (de) * | 1997-08-21 | 2003-05-15 | Crompton Corp | Blockierte merkaptosilane als kupplungsmittel für gefüllte kautschukzusammensetzung |
DE10015309A1 (de) | 2000-03-28 | 2001-10-18 | Degussa | Kautschukmischungen |
ATE266669T1 (de) | 2001-08-06 | 2004-05-15 | Degussa | Organosiliciumverbindungen |
EP1551913B1 (en) | 2002-07-09 | 2021-03-31 | Momentive Performance Materials Inc. | Silica-rubber mixtures having improved hardness |
US7138537B2 (en) * | 2003-04-02 | 2006-11-21 | General Electric Company | Coupling agents for mineral-filled elastomer compositions |
JP2005008563A (ja) * | 2003-06-19 | 2005-01-13 | Nippon Shokubai Co Ltd | アルコキシシランの製造法 |
DE10327624B3 (de) * | 2003-06-20 | 2004-12-30 | Degussa Ag | Organosiliciumverbindungen, Verfahren zu ihrer Herstellung, sowie ihre Verwendung |
US7256231B2 (en) | 2004-11-12 | 2007-08-14 | Bridgestone Corporation | Silica-reinforced rubber compounded with blocked mercaptosilanes and alkyl alkoxysilanes |
DE102004061014A1 (de) * | 2004-12-18 | 2006-06-29 | Degussa Ag | Kautschukmischungen |
US7718819B2 (en) | 2006-02-21 | 2010-05-18 | Momentive Performance Materials Inc. | Process for making organofunctional silanes and mixtures thereof |
US7504456B2 (en) * | 2006-02-21 | 2009-03-17 | Momentive Performance Materials Inc. | Rubber composition containing organofunctional silane |
US7919650B2 (en) | 2006-02-21 | 2011-04-05 | Momentive Performance Materials Inc. | Organofunctional silanes and their mixtures |
US7510670B2 (en) | 2006-02-21 | 2009-03-31 | Momentive Performance Materials Inc. | Free flowing filler composition based on organofunctional silane |
US7550540B2 (en) * | 2006-08-14 | 2009-06-23 | Momentive Performance Materials Inc. | Rubber composition and articles therefrom both comprising mercapto-functional silane |
US7560583B2 (en) | 2006-10-06 | 2009-07-14 | Momentive Performance Materials Inc. | Mercaptofunctional silane and process for its preparation |
US8021564B2 (en) * | 2006-10-06 | 2011-09-20 | Tokyo Electron Limited | Method for detecting an end point of resist peeling, method and apparatus for peeling resist, and computer-readable storage medium |
-
2006
- 2006-10-06 US US11/544,142 patent/US7550524B2/en active Active
-
2007
- 2007-10-01 AR ARP070104337A patent/AR063077A1/es unknown
- 2007-10-02 CL CL200702844A patent/CL2007002844A1/es unknown
- 2007-10-03 WO PCT/US2007/021265 patent/WO2008045262A2/en active Application Filing
- 2007-10-03 DE DE602007011097T patent/DE602007011097D1/de active Active
- 2007-10-03 AT AT07839210T patent/ATE490995T1/de not_active IP Right Cessation
- 2007-10-03 CN CN2007800454303A patent/CN101622307B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2007-10-03 JP JP2009531441A patent/JP5649821B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2007-10-03 KR KR1020097007066A patent/KR101430688B1/ko active IP Right Grant
- 2007-10-03 CA CA002665189A patent/CA2665189A1/en not_active Abandoned
- 2007-10-03 EP EP07839210A patent/EP2079793B1/en not_active Not-in-force
- 2007-10-03 PL PL07839210T patent/PL2079793T3/pl unknown
- 2007-10-03 BR BRPI0718232-5A patent/BRPI0718232B1/pt not_active IP Right Cessation
- 2007-10-04 TW TW096137297A patent/TWI434884B/zh not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TWI434884B (zh) | 2014-04-21 |
WO2008045262A2 (en) | 2008-04-17 |
AR063077A1 (es) | 2008-12-23 |
KR20090077044A (ko) | 2009-07-14 |
TW200837113A (en) | 2008-09-16 |
CA2665189A1 (en) | 2008-04-17 |
DE602007011097D1 (de) | 2011-01-20 |
EP2079793B1 (en) | 2010-12-08 |
PL2079793T3 (pl) | 2011-05-31 |
ATE490995T1 (de) | 2010-12-15 |
EP2079793A2 (en) | 2009-07-22 |
CL2007002844A1 (es) | 2008-03-14 |
US20080085960A1 (en) | 2008-04-10 |
BRPI0718232B1 (pt) | 2018-06-19 |
US7550524B2 (en) | 2009-06-23 |
JP2010505999A (ja) | 2010-02-25 |
KR101430688B1 (ko) | 2014-08-14 |
BRPI0718232A2 (pt) | 2013-11-12 |
CN101622307A (zh) | 2010-01-06 |
CN101622307B (zh) | 2012-11-21 |
WO2008045262A3 (en) | 2008-08-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5514546B2 (ja) | メルカプト官能性シランおよびその調製のプロセス | |
JP5563298B2 (ja) | メルカプト官能性シラン | |
JP5649821B2 (ja) | メルカプト官能性シランを含む弾性体組成物およびその作製のプロセス | |
EP1994038B1 (en) | Rubber composition containing organofunctional silane | |
US7550540B2 (en) | Rubber composition and articles therefrom both comprising mercapto-functional silane | |
US8008519B2 (en) | Process for making mercapto-functional silane | |
US7816435B2 (en) | Halo-functional silane, process for its preparation, rubber composition containing same and articles manufactured therefrom | |
US8097744B2 (en) | Free flowing filler composition comprising mercapto-functional silane |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20101004 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130115 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A132 Effective date: 20130122 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20130329 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20130405 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20130520 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20130527 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20130611 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20130618 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130722 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140415 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20140620 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20140627 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20140815 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20140822 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20140916 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20140924 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141014 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20141111 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141112 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5649821 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |