JP5648918B2 - ストレージシステム、ストレージ装置及びスナップショット処理方法 - Google Patents

ストレージシステム、ストレージ装置及びスナップショット処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、ストレージシステム、ストレージ装置及びスナップショット処理方法に関する。
コピー・オン・ライト方式のスナップショットは、スナップショットの作成と削除を一瞬で行えるため、ストレージ装置のデータ状態を保持するために広く利用されている。例えば、ソフトウェアの修正パッチを当てる前にスナップショットを取っておくことにより、なんらかの問題が後に生じた場合にもスナップショット時点のソフトウェアに戻すことが可能になる。
また、スナップショットは、データのバックアップ又はウィルススキャンにも利用することが可能である。スナップショットを作成することにより、当該時点のデータを全て保持することができ、データの走査中にデータが更新されても影響を受けなくなる。例えば、SAN(Storage Area Network)のようにブロック単位でアクセスするストレージ装置においては、ある装置がファイルシステムを更新中に別の装置からファイルを走査するとデータの不整合が発生する可能性があるため、スナップショットの作成が必要である。
また、データを保持する技術に関連する技術として、フラッシュメモリ及びハードディスクドライブを有するストレージシステムにおいて、保持するデータがランダム、且つリード重視である場合は、当該データをフラッシュメモリに保持し、リード重視のデータでない場合は当該データをハードディスクドライブに保持するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−15623号公報
従来のストレージシステムにおいては、スナップショットデータは、差分データと最新データの両方のデータを読み出し、これら読み出したデータに基づいてスナップショットデータを生成するため、最新データの出力能力等と比較して出力性能が低かった。
また、差分データは、断片的なデータの集合であるため、ランダムアクセスが必要であるが、磁気ディスクドライブにおけるランダムアクセスは半導体ドライブと比較して低速である。このため、差分データを磁気ディスクドライブに保持した場合、スナップショットデータの出力性能が更に低くなる。
これを回避するために、磁気ディスクドライブをランダムアクセスが高速な半導体ドライブに置き換える方法が考えられる。しかしながら、半導体ドライブは、磁気ディスクドライブに比べて容量あたりのコストが非常に高い。このため、スナップショットデータの出力性能は向上しても、製造コストの悪化につながり、製品としての魅力は低減する。更に、差分データを常に半導体ドライブに保持し、スナップショットデータを長期的に保持しても、そのスナップショットデータにアクセスが全くない場合がある。この場合、容量あたりのコストの高い半導体ドライブに差分データを保持するのは経済的ではない。
また、特許文献1に記載の技術のように、ストレージシステムが保持するデータに応じて自動的に記憶先を選択する技術を用いる場合、データの記憶先を自動で判断するための構成が必要になる。これでは、スナップショット処理が複雑化し、ストレージシステムの負荷が大きくなる。特に、頻繁にスナップショットを作成する必要があるストレージシステムの場合には、この傾向は顕著になる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、スナップショットデータを高速に出力することができると共にデータ処理の負荷を低減することができるストレージシステム、ストレージ装置及びスナップショット処理方法を提供することにある。
本発明は、情報処理装置と、第1の速度でデータにアクセス可能な第1の記憶部及び第1の速度より速い第2の速度でデータにアクセス可能な第2の記憶部を備えるストレージ装置とがネットワークを介して接続されたストレージシステムであって、ストレージ装置は、情報処理装置から送信された最新のデータを第1の記憶部又は第2の記憶部に記憶する最新データ記憶手段と、最新データ及び所定の時点におけるデータと最新のデータとの差分データの記憶先に関するルールを定めた割当ポリシに従って、差分データを第1の記憶部又は第2の記憶部に記憶するかを割り当てる管理手段と、管理手段によって割り当てられた記憶部に差分データを記憶する差分データ記憶手段と、情報処理装置からスナップショットデータを作成する指示を受信した場合、最新データ記憶手段によって記憶される最新のデータ及び差分データ記憶手段によって記憶される差分データに基づいて、スナップショットデータを作成し、当該作成したスナップショットデータを情報処理装置へ出力するスナップショットデータ出力手段と、を有し、情報処理装置は、スナップショットデータの作成指示とともに割当ポリシを送信するスナップショット作成指示手段を有する、ことを特徴とする。
また、他の本発明は、情報処理装置とネットワークを介して接続され、第1の速度でデータにアクセス可能な第1の記憶部と、第1の速度より速い第2の速度でデータにアクセス可能な第2の記憶部と、を備えるストレージ装置であって、最新のデータを第1の記憶部又は第2の記憶部に記憶する最新データ記憶手段と、最新データ及び所定の時点におけるデータと最新のデータとの差分データの記憶先に関するルールを定めた割当ポリシに従って、差分データを第1の記憶部又は第2の記憶部に記憶するかを割り当てる管理手段と、管理手段によって割り当てられた記憶部に差分データを記憶する差分データ記憶手段と、情報処理装置からスナップショットデータを作成する指示を受信した場合、最新データ記憶手段によって記憶される最新のデータ及び差分データ記憶手段によって記憶される差分データに基づいて、スナップショットデータを生成し、情報処理装置へ出力するスナップショットデータ出力手段と、を備えることを特徴とする。
更に、他の本発明は、情報処理装置とネットワークを介して接続され、第1の速度でデータにアクセス可能な第1の記憶部と、第1の速度より速い第2の速度でデータにアクセス可能な第2の記憶部と、を備えるストレージ装置のスナップショット処理方法であって、最新のデータを第1の記憶部又は第2の記憶部に記憶するステップと、最新データ及び所定の時点におけるデータと最新のデータとの差分データの記憶先に関するルールを定めた割当ポリシに従って、差分データを第1の記憶部又は第2の記憶部に記憶するかを割り当てるステップと、割り当てられた記憶部に差分データを記憶するステップと、情報処理装置からスナップショットデータを作成する指示を受信した場合、記憶されている最新のデータ及び記憶されている差分データに基づいて、スナップショットデータを生成し、情報処理装置へ出力するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によると、スナップショットを高速に出力すると共にデータ処理の負荷を低減することができるストレージシステム、ストレージ装置及びスナップショット処理方法を提供できる。
本発明の実施の形態に係るストレージシステムの概略的な構成を示す図である。 同実施の形態に係る最新データの一例を示す図である。 同実施の形態に係る差分データの一例を示す図である。 同実施の形態に係るメタデータの一例を示す図である。 同実施の形態に係る最新データ使用処理を示すフローチャートである。 同実施の形態に係るスナップショットデータ処理を示すフローチャートである。 同実施の形態に係るスナップショットデータ処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、ストレージシステム1の構成を概略的に示す図である。同図に示すように、ストレージシステム1は、最新データ使用装置10、スナップショットデータ処理装置20及びストレージ装置30を有している。
最新データ使用装置10は、ストレージ装置30から最新データを読み出し、又はストレージ装置30に最新データを書き込む装置である。最新データ使用装置10は、例えば、ストレージ装置30に接続されたサーバである。より具体的には、WWWサーバ、アプリケーションサーバ、データベースサーバ、又は、ファイルサーバである。
スナップショットデータ処理装置20は、ストレージ装置30に一時的なスナップショットを作成し、スナップショットを削除する処理を行う装置である。スナップショットデータ処理装置30は、スナップショット作成削除手段34(後述する。)に一時的なスナップショットの作成または削除を指示する一時スナップショット作成削除指示手段21と、スナップショットデータ出力手段37(後述する。)から出力されたスナップショットデータを処理するデータ処理手段22と、を備えており、これら一時スナップショット作成削除指示手段21及びデータ処理手段22により既述のスナップショットの処理を実行する。
また、スナップショットデータ処理装置20が、ストレージ装置30に接続されたバックアップ装置である場合、データ処理手段(バックアップ手段)22によりスナップショットデータのデータバックアップ処理を行い、ストレージ装置30に接続されたウィルスチェック装置である場合、データ処理手段(ウィルスチェック手段)22によりスナップショットデータのウィルスチェック処理を行う。
なお、本実施の形態においては、最新データ使用装置10とスナップショットデータ処理装置20とは異なる装置の場合で説明するが、これらは同一の情報処理装置に包まれるように構成されていても良い。
ストレージ装置30は、第1の記憶部である磁気ディスクドライブ31、第2の記憶部である半導体ドライブ32、最新データ記憶手段である最新データ入出力手段33、スナップショット作成削除手段34、管理手段である領域管理手段35、差分データ記憶手段であるコピー手段36、スナップショットデータ出力手段37を有している。また、磁気ディスクドライブに31は最新データ31aが記憶され、半導体ドライブ32には差分データ32a及びメタデータ32bが記憶される。
磁気ディスクドライブ31は、回転する磁気ドライブに磁気でデータを記憶する装置である。磁気ディスクドライブ31は、磁気ディスクドライブに記憶されるデータの記憶単位を一意に識別するためにアドレスを用いる。
また、ストレージ装置30においては、複数の磁気ディスクドライブ31がRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)構成になっていることが望ましいが、磁気ディスクドライブ31は1つでもよい。なお、本実施の形態では、RAID構成の磁気ディスクドライブ31、又は、1つの磁気ディスクドライブ31が有する記憶単位を一意に識別するアドレスは物理アドレスと表記する。
磁気ディスクドライブ31は、例えば、ハードディスクドライブであり、記憶したデータに第1の速度でアクセス可能になっている。
半導体ドライブ32は、NAND型フラッシュメモリ等を用いて磁気ディスクドライブと同様のインタフェースでデータを記憶する装置である。半導体ドライブ32は、磁気ディスクドライブと同様に、半導体ドライブ32に記憶されるデータの記憶単位を一意に識別するために、アドレスを用いる。
また、ストレージ装置30においては、複数の半導体ドライブ32がRAID構成になっていることが望ましいが、半導体ドライブ32は1つでもよい。本実施の形態では、RAID構成の半導体ドライブ32、又は、1つの半導体ドライブ32がもつ記憶単位を一意に識別するアドレスは物理アドレスと表記する。
半導体ドライブ32は、例えば、フラッシュSSD(Solid State Drive)であり、既述の第1の速度より速い第2の速度でデータにアクセス可能になっている。
最新データ入出力手段33は、最新データ使用装置10とネットワーク又はバスで接続し、メタデータ32bを参照して磁気ディスクドライブ31又は半導体ドライブ32に記憶されたデータにアクセスする。
最新データ入出力手段33は、データ入力においては、メタデータ32bを参照してデータを記憶するドライブと当該ドライブの物理アドレスを判断し、最新データを記憶する処理を行う。また、最新データ入出力手段33は、データ出力においては、メタデータ32bを参照してデータを読み出すドライブと当該ドライブの物理アドレスを判断し、データを読み出す処理を行う。
最新データ31aは、最新データ入出力手段33が磁気ディスクドライブ31又は半導体ドライブ32に記憶したデータである。最新データ31aは、具体的には、ドライブ内に構成される論理ユニットである。
図2に最新データ31aの一例40を示す。図2を参照すると、最新データ42は一連のバイト列で、それぞれのバイトは論理アドレス41で識別される。最新データ42を磁気ディスクドライブ31及びと半導体ドライブ32のいずれに記憶するかは領域管理手段35が判断する。
なお、最新データ31aは磁気ディスクドライブ31及び半導体ドライブ32に分けて記憶しても良い。すなわち、1つの論理ユニットを磁気ディスクドライブ31と半導体ドライブ32とに分けて記憶しても良い。
差分データ32aは、コピー手段36によってコピーされたデータであり、ある時点のスナップショットと最新データ31aとの差分を表現したデータである。
図3に差分データ32aの一例50を示す。図3を参照すると、差分データ50は更新論理アドレス52と更新前データ53を含んでいる。なお、差分データ50において、論理アドレス51のアドレスは省略して図示していない。
更新論理アドレス52は、スナップショットの作成後に更新された最新データ31aの論理アドレスである。図3においては、差分データ作成の単位を64KBと仮定しており、更新論理アドレス52の「00030000」は、論理アドレス「00030000」から「0003FFFF」のうち少なくとも1バイトが更新されたことを示している。
更新前データ53は、最新データ31aを更新する前にコピーしたデータである。差分データ50はスナップショットの数だけ存在する。差分データ50を磁気ディスクドライブ31及び半導体ドライブ32のいずれに記憶するかは領域管理手段35により判断される。また、あるスナップショットの差分データ32aを磁気ディスクドライブ31及び半導体ドライブ32に分けて記憶してもよい。
メタデータ32bは、領域管理手段35が記憶したデータであり、最新データ31a及び差分データ32aをいずれのドライブのどの領域に記憶するかを示すデータである。
図4にメタデータ32bの一例60を示す。図4を参照すると、メタデータ60は、論理アドレス61、領域ID62、最新データ領域ID63、ドライブID64、開始物理アドレス65、サイズ66、…、を含んでいる。なお、メタデータ60において、論理アドレス61のアドレスは省略して図示していない。また、メタデータ32bは、半導体ドライブ32に記憶することが望ましいが、磁気ディスクドライブ31に記憶しても良い。
領域ID62は、領域を識別するデータである。
最新データ領域ID63は、領域が差分データ32aに使用されている場合に、当該差分データ32aと対応する最新データ31aの領域IDを示している。図4においては、最新データ領域ID63の「00000000」は、その領域が最新データ31aに使用されていることを示している。
ドライブID64は、領域がいずれのドライブに割り当てられているかを示している。図4において、ドライブID64の「0001」は磁気ディスクドライブ31を示し、「0002」は半導体ドライブ32を示している。
開始物理アドレス65及びサイズ66は、領域がドライブ内のいずれから何バイト割り当てられているかを示している。例えば、領域ID62が「00000001」の例では、先頭「00000000」から32MBである。
なお、図4においては、図示及び説明の簡単化のためにすべての領域を1つのドライブの連続した領域に割り当てることを前提として説明したが、領域は連続しない領域に割り当てても良く、更に言えば、複数のドライブに割り当てるようにしてもよい。
スナップショット作成削除手段34は、スナップショットデータ処理装置20とネットワーク又はバスで接続し、スナップショットデータ処理装置20の要求に従って、領域管理手段35に差分データ32aを記憶する領域の割り当て処理を要求する。
領域管理手段35は、最新データ使用装置10から最新データ入出力手段33を介して、又は、スナップショットデータ処理装置20からスナップショット作成削除手段34を介して与えられた割当ポリシに基づいて、最新データ31a又は差分データ32aを記憶する領域を磁気ディスクドライブ31又は半導体ドライブ32に割り当て、更に、データが不要になれば磁気ディスクドライブ31又は半導体ドライブ32への割り当てを解放する。
ここで、割当ポリシは、最新データ31a及び差分データ32aのいずれかを、優先的に半導体ドライブ32に割り当てること、又は、優先的に半導体ドライブ32に割り当てないことをルールとして定めることができるようになっている。換言すれば、割当ポリシは、差分データ32a等の記憶先に関するルールを定めており、本実施の形態においては、少なくも半導体ドライブ32に優先的に差分データ32aを記憶するように定められる。
なお、割当ポリシは、既述のルールに代えて、例えば、最新データ31a及び差分データ32aを必ず半導体ドライブ32に割り当てるように、又は、優先的に磁気ディスクドライブ31に割り当てるように、更には、必ず磁気ディスクドライブ31に割り当てるように、などとユーザが任意に定めても良い。
さらに、割当ポリシは、同一の最新データ31aについて異なる時刻に複数のスナップショットが作成される、すなわち、複数世代のスナップショットが作成されるように構成されている場合、前世代の差分データを記憶しているドライブに基づいて新しい差分データの領域を割り当てるようにしても良い。
この割当ポリシは、最新データ使用装置10が最新データ31aを使用する場合、又はスナップショットデータ処理装置20が一時スナップショット処理をする場合に、ユーザの指示に基づいて、又は、ユーザが予め行った設定に基づいて、ストレージ装置30に送信される。したがって、ユーザが、最新データ31aを使用する場合、又は、一時スナップショットデータを作成する場合に、ストレージ装置30のデータの記憶状況等に応じて、臨機応変に割当ポリシを変更することも可能である。
また、領域管理手段35は、最新データ31a,差分データ32aを記憶する領域を割り当て、又は当該割り当てを解放した場合、メタデータ32bを更新する。
コピー手段36は、最新データ入出力手段33が最新データ21aを更新する前に、更新されるデータが差分データ32aにコピー済みであるかを判断し、コピー済みでない場合、更新される最新データ31aを差分データ32aにコピーする。一般的に、この方法はコピー・オン・ライトと呼ばれる。このデータのコピーによってスナップショットが保持される。
スナップショットデータ出力手段37は、スナップショットデータ処理装置20とネットワーク又はバスで接続し、データ処理手段22の要求に従って、メタデータ32bを参照し、最新データ31aに差分データ32aを反映してスナップショットデータを作成し、この作成したスナップショットデータを出力する。
したがって、ストレージ装置は30、差分データ32aの領域を優先的に半導体ドライブ32に割り当てる割当ポリシを適用することにより、領域管理手段35が差分データ32aを優先的にランダムアクセスが高速な半導体ドライブ32に配置するため、スナップショットデータの出力を高速化することができる。
また、ストレージ装置30は、最新データ使用装置10及びスナップショットデータ処理装置20が同時に使用できるように構成される。すなわち、最新データ使用装置10が最新データの読み書き動作を行っている間に、スナップショットデータ処理装置20が当該最新データのスナップショット処理を行うことが可能である。
次に、最新データ使用装置10がストレージ装置30に保持されている最新データ31aを使用する場合に、ストレージシステム1が実行する処理について、図5に示すフローチャートを参照して説明する。
先ず、最新データ使用装置10からの指示に基づいて、最新データ入出力手段33は領域管理手段35に割当ポリシを送信するとともに最新データ31aを書き込むための領域の割り当てを要求する。領域管理手段35は割当ポリシに従って半導体ドライブ32又は磁気ディスクドライブ31、或いはいその両方に最新データ31aの領域を割り当ててメタデータ32bを更新する(S101)。当該割当ポリシは最新データ使用装置10から送信され、本実施の形態においては、“磁気ディスクドライブに優先的に配置する”とする。このように最新データ31aを優先的に磁気ディスクドライブ31に記憶する割当ポリシを適用することにより、差分データ32aを優先的に半導体ドライブ32に記憶する確率を上げることができる。
次に、最新データ入出力手段33は、最新データ使用装置10からの指示に基づいて、最新データ31aの書き込みか否か、換言すれば、最新データ31aの書き込みか、又は、最新データ31aの読み出しかを判断する(ステップS102)。
最新データ31aの書き込みでない、換言すれば、最新データ31aの読み出しであると判断した場合(S102:NO)、最新データ入出力手段33は、半導体ドライブ32からメタデータ32bを読み出し、読み出す最新データ31aがいずれのドライブのどの物理アドレスに記憶されているかを取得する(S103)。図4の例においては、領域ID62「00000001」で識別される領域の先頭から最新データ31aを読み出す場合、ドライブID64「0001」で識別されるドライブ(磁気ディスクドライブ31)の物理アドレス65「00000000」から始まる領域が該当する。
次に、最新データ入出力手段33は、ステップS103で取得した物理アドレスに基づいて最新データ31aを読み出し、最新データ使用装置10に送信する(ステップS104)。図2の例においては、論理アドレス41「00010000」から4バイトを読み出す場合、送信するデータは「07 42 93 37」になる。
一方、最新データ31aの書き込みであると判断した場合(S102:YES)、最新データ入出力手段33は、半導体ドライブ32からメタデータ32bを読み出し、いずれのドライブのどの物理アドレスに最新データ31aを記憶するかを取得する(ステップS105)。図4の例においては、領域ID62「00000001」で識別される領域の先頭からデータを書き込む場合、ドライブID64「0001」で識別されるドライブ(磁気ディスクドライブ31)の物理アドレス65「00000000」から始まる領域が該当する。
また、コピー手段36は、最新データ入出力手段33が最新データ31aを更新する前に差分データ32aを参照し、更新される最新データ31aが差分データ32aにコピー済みかを判断する(S106)。図3の例においては、更新論理アドレス52を参照すればよい。ただし、最新データ31aの書き込み処理が行われる毎に、更新論理アドレス52をドライブから読みだすのは非効率なため、ストレージ装置30を制御するプロセッサから高速にアクセスできる主記憶装置(メインメモリ)にも更新論理アドレス52を保持しておくことが望ましい。
コピー済みでないと判断した場合(S106:NO)、コピー手段36は、更新論理アドレス52及び更新前データ53を差分データ32aにコピーする(S107)。当該コピー時に、差分データ32aを記憶する領域のサイズが不足している場合、差分データ32aを記憶する領域をより大きいサイズで再度割り当てる。
また、最新データ31aに対して複数世代のスナップショットが存在する場合、最新世代のスナップショットの差分データ32aだけをコピーするようにしてもよい。この場合、スナップショットデータの読み出し時に、読み出す世代よりも後の世代のスナップショットの差分データ32aも読み出す必要がある。そのため、当該方式では、スナップショットを削除する場合、削除する世代のスナップショットよりも前の世代のスナップショットがある場合、当該削除する世代のスナップショットの差分データ32aは削除しないようにする。
このステップS107のコピー処理が終了した場合、又は、コピー手段36がコピー済みであると判断した場合(S106:YES)、最新データ入出力手段33は、最新データ31aを更新する(S108)。
次に、最新データ入出力手段33が、最新データ使用装置10の指示に基づいて、最新データ31aの使用が終了したか否かを判断する(S109)。最新データ31aの使用処理が終了してないと判断した場合(S109:NO)、既述のステップS102乃至S108の処理が繰り返される。このように、最新データ31aを使用する処理を繰り返し実施することが可能である。
一方、最新データ31aの使用処理が終了したと判断した場合(S109:YES)、最新データ入出力手段33は、この処理を終了する。
次に、スナップショットデータ処理装置20がストレージ装置30に記憶されているスナップショットを処理する場合に、ストレージシステム1が実行する処理について図6及び図7に示すフローチャートを参照して説明する。
一時スナップショット作成削除指示手段21からの指示に基づいて、スナップショット作成削除手段34は一時スナップショットを作成するために、領域管理手段35に割当ポリシを送信するとともに差分データ32aを記憶するための領域の割り当てを要求する(S201)。当該割当ポリシは、スナップショットデータ処理装置20から送信され、本実施の形態においては、“半導体ドライブ32に優先的に配置する”とする。このように差分データ32aを優先的に半導体ドライブ32に記憶することにより、差分データ32aに高速にランダムアクセスでき、スナップショットデータの出力性能を高めることが可能になる。差分データ32aを記憶するための領域のサイズは、例えば、最新データ31aを記憶している領域のサイズの10%である。
次に、領域管理手段35は、半導体ドライブ32に優先的に配置する割当ポリシを受信した場合、半導体ドライブ32に空きがあるか否かを判断する(S202)。具体的には、領域管理手段35は、半導体ドライブ32に記憶されているメタデータ32bを参照し、指定されたサイズの領域を割り当てられる半導体ドライブ32が存在するか否かを判断する。
半導体ドライブ32に空きがあると判断した場合(S202:YES)、領域管理手段35は、半導体ドライブ32に差分データ32aを記憶する領域を割り当てる(S203)。具体的には、領域管理手段35は、差分データ32aに領域ID62を割り当てて、当該割り当てた領域ID62と最新データ領域ID63と半導体ドライブ32を識別するドライブID64と開始物理アドレス65とサイズ66をメタデータ32bに追加する。
一方、半導体ドライブ32に空きがないと判断した場合(S202:NO)、領域管理手段35は、磁気ディスクドライブ31に差分データ32aを記憶する領域を割り当てる(S204)。具体的には、領域管理手段35は、差分データ32aに領域ID62を割り当てて、当該割り当てた領域ID62と最新データ領域ID63と磁気ディスクドライブ31を識別するドライブID64と開始物理アドレス65とサイズ66をメタデータ32bに追加する。
このように差分データ32aを記憶する領域を割り当てた後(S203又はS204)、データ処理手段22は、スナップショットデータ出力手段37にスナップショットデータの出力を要求する(S205)。
次に、スナップショットデータ出力手段37は、差分データ32aを参照して、要求されたデータが差分データ32aにあるか否かを判断する(S206)。図3の例においては、更新論理アドレス52を参照して判断すればよい。ただし、スナップショットデータの出力を行う毎に更新論理アドレス52をドライブから読みだすのは非効率であるため、ストレージ装置30を制御するプロセッサから高速にアクセスできる主記憶装置(メインメモリ)にも更新論理アドレス52を保持しておくことが望ましい。
要求されたスナップショットデータが差分データ32aにないと判断した場合(S206:NO)、スナップショットデータ出力手段37は、最新データ31aから要求されたスナップショットデータを読み出し、この読み出したスナップショットデータをデータ処理手段22に送信する(S207)。
一方、要求されたスナップショットデータが差分データ32aにあると判断した場合(S206:YES)、スナップショットデータ出力手段37は、差分データ32aから要求された差分データを読み出し、この読み出したスナップショットデータをデータ処理手段22に送信する(S208)。
次に、データ処理手段22は、ステップS207又はS208において、スナップショットデータ出力手段37から受信したスナップショットデータを処理する(S209)。具体的にはデータ処理手段22は、スナップショットデータをバックアップとして保存し、又は、スナップショットデータのウィルスチェックを実施する。
次に、データ処理手段22は、スナップショットデータの処理が終了したか否かを判断する(S210)。処理が終了していないと判断した場合(S210:NO)、既述のステップS205からS209の処理が繰り返される。このように繰り返し処理を行うことにより、複数世代のスナップショットデータを処理することが可能になる。
スナップショットデータの処理が終了したと判断した場合(S210:YES)、一時スナップショット作成削除指示手段21は、スナップショット作成削除手段34に一時スナップショットの削除を要求する。この要求を受けてスナップショット作成削除手段34は、一時スナップショット削除の要求を領域管理手段35へ送信する(S211)。
次に、領域管理手段35は、一時スナップショット作成削除指示手段21からスナップショット作成削除手段34を介してスナップショット削除の要求を受信した場合、磁気ディスクドライブ31又は半導体ドライブ32に一時スナップショットデータを割り当てた領域を開放する(S212)。具体的には領域管理手段35は、差分データ32aを記憶するために割り当てた領域の情報をメタデータ32bから削除する。
以上説明したように、ストレージシステム1によると、最新データ31aの使用動作と一時スナップショットデータの処理とを同時に行うことができる。また、ストレージシステム1によると、割当ポリシに従って磁気ディスクドライブ31にデータを保存するか、半導体ドライブ32にデータを保存するかを判断するため、データ処理の負荷を低減することができる。
更に、ストレージシステム1は、ランダムアクセスが主となる差分データ32aをランダムアクセスが高速な半導体ドライブ32から読み出す確率が高く、このように半導体ドライブ32から読み出した差分データ32aに基づいて一時スナップショットデータを作成することにより、スナップショットデータの出力性能を高めることができる。
また更に、ストレージシステム1は、ストレージ装置30に搭載する全てのドライブのうちの一部に半導体ドライブ32を用いているため全てのドライブを半導体ドライブ32にする場合と比較して、安価に製造することが可能になる。
なお、本発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、その実施に際して様々な変形が可能である。
上記実施の形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
情報処理装置と、第1の速度でデータにアクセス可能な第1の記憶部及び前記第1の速度より速い第2の速度でデータにアクセス可能な第2の記憶部を備えるストレージ装置とがネットワークを介して接続されたストレージシステムであって、
前記ストレージ装置は、
前記情報処理装置から送信された最新のデータを前記第1の記憶部又は前記第2の記憶部に記憶する最新データ記憶手段と、
前記最新データ及び所定の時点における前記データと前記最新のデータとの差分データの記憶先に関するルールを定めた割当ポリシに従って、前記差分データを前記第1の記憶部又は前記第2の記憶部に記憶するかを割り当てる管理手段と、
前記管理手段によって割り当てられた記憶部に前記差分データを記憶する差分データ記憶手段と、
前記情報処理装置からスナップショットデータを作成する指示を受信した場合、前記最新データ記憶手段によって記憶される最新のデータ及び前記差分データ記憶手段によって記憶される差分データに基づいて、スナップショットデータを作成し、当該作成したスナップショットデータを前記情報処理装置へ出力するスナップショットデータ出力手段と、を有し、
前記情報処理装置は、
前記スナップショットデータの作成指示とともに前記割当ポリシを送信するスナップショット作成指示手段を有する、
ことを特徴とするストレージシステム。
(付記2)
前記ルールは、少なくとも前記第2の記憶部に優先的に差分データを記憶するように定められている、ことを特徴とする付記1記載のストレージシステム。
(付記3)
前記情報処理装置は、バックアップ装置であり、前記スナップショットデータ出力手段から出力されたスナップショットデータをバックアップするバックアップ手段を有する、ことを特徴とする付記1又は2記載のストレージシステム。
(付記4)
前記情報処理装置は、ウィルスチェック装置であり、前記スナップショットデータ出力手段から出力されたスナップショットデータのウィルスチェックをするウィルスチェック手段を有する、ことを特徴とする付記1又は2記載のストレージシステム。
(付記5)
情報処理装置とネットワークを介して接続され、第1の速度でデータアクセス可能な第1の記憶部と、前記第1の速度より速い第2の速度でデータにアクセス可能な第2の記憶部と、を備えるストレージ装置であって、
最新のデータを前記第1の記憶部又は前記第2の記憶部に記憶する最新データ記憶手段と、
前記最新データ及び所定の時点における前記データと前記最新のデータとの差分データの記憶先に関するルールを定めた割当ポリシに従って、前記差分データを前記第1の記憶部又は前記第2の記憶部に記憶するかを割り当てる管理手段と、
前記管理手段によって割り当てられた記憶部に前記差分データを記憶する差分データ記憶手段と、
前記情報処理装置からスナップショットデータを作成する指示を受信した場合、前記最新データ記憶手段によって記憶される最新のデータ及び前記差分データ記憶手段によって記憶される差分データに基づいて、スナップショットデータを生成し、前記情報処理装置へ出力するスナップショットデータ出力手段と、
を備えることを特徴とするストレージ装置。
(付記6)
前記ルールは、少なくとも前記第2の記憶部に優先的に差分データを記憶するように定められている、ことを特徴とする付記5記載のストレージ装置。
(付記7)
情報処理装置とネットワークを介して接続され、第1の速度でデータにアクセス可能な第1の記憶部と、前記第1の速度より速い第2の速度でデータにアクセス可能な第2の記憶部と、を備えるストレージ装置のスナップショット処理方法であって、
最新のデータを前記第1の記憶部又は前記第2の記憶部に記憶するステップと、
前記最新データ及び所定の時点における前記データと前記最新のデータとの差分データの記憶先に関するルールを定めた割当ポリシに従って、前記差分データを前記第1の記憶部又は前記第2の記憶部に記憶するかを割り当てるステップと、
前記割り当てられた記憶部に前記差分データを記憶するステップと、
前記情報処理装置からスナップショットデータを作成する指示を受信した場合、前記記憶されている最新のデータ及び前記記憶されている差分データに基づいて、スナップショットデータを生成し、前記情報処理装置へ出力するステップと、
を含むことを特徴とするストレージ装置のスナップショット処理方法。
(付記8)
前記ルールは、少なくとも前記第2の記憶部に優先的に差分データを記憶するように定められている、ことを特徴とする付記7記載のストレージ装置のスナップショット処理方法。
スナップショットデータを処理するストレージシステム、ストレージ装置及びストレージ装置のスナップショット処理方法に広く適用可能である。
1・・・ストレージシステム
10・・・最新データ使用装置
20・・・スナップショットデータ処理装置
21・・・一時スナップショット作成削除指示手段
22・・・データ処理手段
30・・・ストレージ装置
31・・・磁気ディスクドライブ
32・・・半導体ドライブ
33・・・最新データ入出力手段
34・・・スナップショット削除処理手段
35・・・領域管理手段
36・・・コピー手段
37・・・スナップショットデータ出力手段
40・・・最新データの一例
50・・・差分データの一例
60・・・メタデータの一例

Claims (8)

  1. 情報処理装置と、第1の速度でデータにアクセス可能な第1の記憶部及び前記第1の速度より速い第2の速度でデータにアクセス可能な第2の記憶部を備えるストレージ装置とがネットワークを介して接続されたストレージシステムであって、
    前記ストレージ装置は、
    前記情報処理装置から送信された最新のデータを前記第1の記憶部又は前記第2の記憶部に記憶する最新データ記憶手段と、
    前記最新データ及び所定の時点における前記データと前記最新のデータとの差分データの記憶先に関するルールを定めた割当ポリシに従って、前記差分データを前記第1の記憶部又は前記第2の記憶部に記憶するかを割り当てる管理手段と、
    前記管理手段によって割り当てられた記憶部に前記差分データを記憶する差分データ記憶手段と、
    前記情報処理装置からスナップショットデータを作成する指示を受信した場合、前記最新データ記憶手段によって記憶される最新のデータ及び前記差分データ記憶手段によって記憶される差分データに基づいて、スナップショットデータを作成し、当該作成したスナップショットデータを前記情報処理装置へ出力するスナップショットデータ出力手段と、を有し、
    前記情報処理装置は、
    前記スナップショットデータの作成指示とともに前記割当ポリシを送信するスナップショット作成指示手段を有する、
    ことを特徴とするストレージシステム。
  2. 前記ルールは、少なくとも前記第2の記憶部に優先的に差分データを記憶するように定められている、ことを特徴とする請求項1記載のストレージシステム。
  3. 前記情報処理装置は、バックアップ装置であり、前記スナップショットデータ出力手段から出力されたスナップショットデータをバックアップするバックアップ手段を有する、ことを特徴とする請求項1又は2記載のストレージシステム。
  4. 前記情報処理装置は、ウィルスチェック装置であり、前記スナップショットデータ出力手段から出力されたスナップショットデータのウィルスチェックをするウィルスチェック手段を有する、ことを特徴とする請求項1又は2記載のストレージシステム。
  5. 情報処理装置とネットワークを介して接続され、第1の速度でデータアクセス可能な第1の記憶部と、前記第1の速度より速い第2の速度でデータにアクセス可能な第2の記憶部と、を備えるストレージ装置であって、
    最新のデータを前記第1の記憶部又は前記第2の記憶部に記憶する最新データ記憶手段と、
    前記最新データ及び所定の時点における前記データと前記最新のデータとの差分データの記憶先に関するルールを定めた割当ポリシに従って、前記差分データを前記第1の記憶部又は前記第2の記憶部に記憶するかを割り当てる管理手段と、
    前記管理手段によって割り当てられた記憶部に前記差分データを記憶する差分データ記憶手段と、
    前記情報処理装置からスナップショットデータを作成する指示を受信した場合、前記最新データ記憶手段によって記憶される最新のデータ及び前記差分データ記憶手段によって記憶される差分データに基づいて、スナップショットデータを生成し、前記情報処理装置へ出力するスナップショットデータ出力手段と、
    を備えることを特徴とするストレージ装置。
  6. 前記ルールは、少なくとも前記第2の記憶部に優先的に差分データを記憶するように定められている、ことを特徴とする請求項5記載のストレージ装置。
  7. 情報処理装置とネットワークを介して接続され、第1の速度でデータにアクセス可能な第1の記憶部と、前記第1の速度より速い第2の速度でデータにアクセス可能な第2の記憶部と、を備えるストレージ装置のスナップショット処理方法であって、
    最新のデータを前記第1の記憶部又は前記第2の記憶部に記憶するステップと、
    前記最新データ及び所定の時点における前記データと前記最新のデータとの差分データの記憶先に関するルールを定めた割当ポリシに従って、前記差分データを前記第1の記憶部又は前記第2の記憶部に記憶するかを割り当てるステップと、
    前記割り当てられた記憶部に前記差分データを記憶するステップと、
    前記情報処理装置からスナップショットデータを作成する指示を受信した場合、前記記憶されている最新のデータ及び前記記憶されている差分データに基づいて、スナップショットデータを生成し、前記情報処理装置へ出力するステップと、
    を含むことを特徴とするストレージ装置のスナップショット処理方法。
  8. 前記ルールは、少なくとも前記第2の記憶部に優先的に差分データを記憶するように定められている、ことを特徴とする請求項7記載のストレージ装置のスナップショット処理方法。
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