JP5648202B1 - 吊りボルト補強具 - Google Patents

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Abstract

【課題】空調機や軒樋等の設置に用いられる吊りボルトを安く、簡便に補強することを目的とする。【解決手段】吊りボルト50の補強に用いられる吊りボルト補強具10であって、断面がL字形状の柱状体10aと、柱状体10aの内側の2面に、柱状体10aに対して垂直に設置された複数の爪部10bとを有し、複数の爪部10bが、千鳥状に配置されていることを特徴とする吊りボルト補強具。【選択図】図1

Description

本発明は、空調機、軒樋等の設置に使用される吊りボルトを補強する吊りボルト補強具に関する。
屋根裏に設置される空調ダクト、空調機等は上部コンクリート床に固定する必要があるが、その際吊りボルトがしばしば使用される。図5は、空調機80の設置状態を示した図である。空調機80は、アンカーボルト55に挿入、固定された吊りボルト50を取付座80aに挿入しナットNによって固定される。この垂直方向の吊りボルト50のみの固定では横方向の揺れに対して充分な強度が得られないため、補強ネジ棒51が2つの取付金具52,53を使って吊りボルト50と上部コンクリート床の間に斜めに設置され補強が施されている。
また、例えば特許文献1には、吊りボルトを補強する他の技術が開示されている。特許文献1に開示されている従来の補強具15は、軒樋等を軒先に吊り下げ保持する折板屋根等吊り具90を補強する補強具である。図6(a)は、補強具15の分解斜視図である。補強具15の取付対象である折板屋根等吊り具90は、折板屋根33の軒先部33aに吊り下げ固定される吊りボルト91と、吊りボルト91の下部に連結した軒樋吊り具22とを有している。そして、吊りボルト91の上部において、防水パッキン25、山座24を介して上下のナット23、26で固定される。なお、軒樋吊り具22は、その略中央部で吊りボルト91と連結されており、その連結部位の前後に、軒樋(不図示)の前耳、後耳を保持する樋耳保持部22a、22aを備えている。
補強具15は、折板屋根等吊り具90を補強するもので、特に吊りボルト91に対して補強材として取り付けられる。補強具15は、吊りボルト91の添え木として作用する補強杆体16と、この補強杆体16を吊りボルト91に連結固定するための上下一対の連結具R、Rとより構成されている(図6(b))。
特開2012−26186号公報
しかし、上記した吊りボルト50の補強においては補強ネジ棒51や取付金具52,53が、また特許文献1の補強具15では補強杆体16や連結具Rが必要であり、補強に時間とコストがかかるという課題があった。
本発明は、以上の課題に着目して成されたもので、吊りボルトを安く、簡便に補強することができる吊りボルト補強具を提供することを目的とする。
本発明は上記課題を解決するため、以下の構成を備えるものである。
(1)吊りボルトの補強に用いられる吊りボルト補強具であって、
断面がL字形状の柱状体と、
前記柱状体の内側の2面に、前記柱状体に対して垂直に設置された複数の爪部と、を有し、
前記複数の爪部が、千鳥状に配置されていることを特徴とする吊りボルト補強具。
(2)前記爪部の先端形状が、丸み形状であることを特徴とする前記(1)記載の吊りボルト補強具。
(3)前記吊りボルト補強具の材料が金属であって、
前記爪部が前記柱状体を曲げ起こして形成される、または前記爪部が前記柱状体に溶接で固定されることを特徴とする前記(1)または(2)に記載の吊りボルト補強具。
(4)前記吊りボルト補強具の材料が、硬質ゴムまたは樹脂であることを特徴とする前記(1)または(2)に記載の吊りボルト補強具。
本発明によれば、吊りボルトを安く、簡便に補強することができる吊りボルト補強具を提供することができる。
実施例の吊りボルト補強具を説明するための図 実施例の他の吊りボルト補強具を説明するための図 実施例の吊りボルト補強具を用いて天井裏に空調機を設置した状態を示す図 実施例の吊りボルト補強具を用いて軒樋吊り具を補強した状態を示す図 従来の屋根裏の空調機の設置状態を示す図 従来の軒樋吊り具の吊りボルト用の補強具を示す図
以下、本発明を実施するための形態を、実施例により詳しく説明する。
本発明の吊りボルト補強具が吊りボルトに装着された状態を図1(a)に示す。吊りボルト補強具10は、金属、硬質ゴム、樹脂等の材料によって作成される。以下では、吊りボルト補強具10は金属により作成されているものとする。吊りボルト補強具10は、断面がL字形状の柱状体10aと爪部10bによって構成されている。爪部10bは図1(b)に示したように、切欠き部10cを形成して曲げ起こして形成しても良いし、図1(c)の吊りボルト補強金具20ように点溶接の溶接部20cによって固定しても良い。吊りボルト補強金具20は、吊りボルト補強具10と同様に断面がL字形状の柱状体20aと爪部20bを有している。また、爪部10b,20bは、吊りボルト50の軸方向に沿って、千鳥の状態に配置されている。これは、吊りボルト50を吊りボルト補強金具10,20に押し込みやすくするためである。爪部10b,20bの形成位置は、吊りボルト50を挟み込んだ状態で、吊りボルト50ががたつかないような位置に形成されているものとする。なお、図1に示した吊りボルト補強金具10,20では、爪部10b,20bの先端部がR形状を有している。これは、吊りボルト50が吊りボルト補強金具10,20に容易に挿入できるようにするためである。
図2は、本発明の吊りボルト補強具の他の例を示した図である。図2の吊りボルト補強具30,40は、図1の吊りボルト補強具10,20と異なり、爪部30b,40bの先端部がR形状を有していない。爪部の先端部をR形状に加工するにはより多くの時間とコストが発生するため、先端部のR形状を省略したものである。図2(a)は、吊りボルト50が吊りボルト補強具30に装着された状態を示す。図2(b)は吊りボルト補強具30の爪部30bが曲げ起こして形成された場合を示し、図2(c)は吊りボルト補強具40の爪部40bが点溶接の溶接部40cによって固定された場合を示している。
図3は、本発明の吊りボルト補強具の使用状態を示す図である。空調機60は、天井板65の裏側に4本の吊りボルト50によって天井コンクリート70に固定されている。吊りボルト50の天井コンクリート70側の端部は、天井コンクリート70に埋め込まれたアンカーボルト(不図示)にねじ込まれており、他方の端部は空調機60の取付座60aにナットNによって固定されている。吊りボルト補強具10は、4本の吊りボルト50のそれぞれに設置されており、爪部10bの間に吊りボルト50を押し込むことによって固定される。なお、爪部10bの間に吊りボルト50を押し込むことによって吊りボルト50のネジ部は変形する。しかし、吊りボルト50のネジ部は、吊りボルト50の両端部で有効であればよいので、ネジ部は変形してもよい。
吊りボルト50を吊りボルト補強具10で補強することで、十分な耐震性を確保して空調機60を設置することができる。
図4は、本発明の吊りボルト補強具10の他の使用状態を示す図である。吊りボルト補強具10は、軒樋を支持する吊りボルト91を補強するために設置されている。既に述べた従来の補強具と比較して極めて簡便に吊りボルトを補強できる。
本発明の吊りボルト補金具によれば、空調機や軒樋等の設置に用いられる吊りボルトを安く、簡便に補強することができる。
10 吊りボルト補強金具
10a 柱状体
10b 爪部
10c 切欠き部
20 吊りボルト補強金具
20a 柱状体
20b 爪部
20c 溶接部
22 軒樋吊り具
22a 樋耳保持部
23 ナット
24 山座
25 防水パッキン
30 吊りボルト補強金具
30a 柱状体
30b 爪部
30c 切欠き部
33 折板屋根
33a 軒先部
40 吊りボルト補強金具
40a 柱状体
40b 爪部
40c 溶接部
50 吊りボルト
60 空調機
60a 取付座
65 天井板
70 天井コンクリート
91 吊りボルト
B ボルト
N ナット

Claims (4)

  1. 吊りボルトの補強に用いられる吊りボルト補強具であって、
    断面がL字形状の柱状体と、
    前記柱状体の内側の2面に、前記柱状体に対して垂直に設置された複数の爪部と、を有し、
    前記複数の爪部が、千鳥状に配置されていることを特徴とする吊りボルト補強具。
  2. 前記爪部の先端形状が、丸み形状であることを特徴とする請求項1記載の吊りボルト補強具。
  3. 前記吊りボルト補強具の材料が金属であって、
    前記爪部が前記柱状体を曲げ起こして形成される、または前記爪部が前記柱状体に溶接で固定されることを特徴とする請求項1または2に記載の吊りボルト補強具。
  4. 前記吊りボルト補強具の材料が、硬質ゴムまたは樹脂であることを特徴とする請求項1または2に記載の吊りボルト補強具。
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