JP5646698B1 - 火災演習施設の排煙処理システム - Google Patents

火災演習施設の排煙処理システム Download PDF

Info

Publication number
JP5646698B1
JP5646698B1 JP2013140294A JP2013140294A JP5646698B1 JP 5646698 B1 JP5646698 B1 JP 5646698B1 JP 2013140294 A JP2013140294 A JP 2013140294A JP 2013140294 A JP2013140294 A JP 2013140294A JP 5646698 B1 JP5646698 B1 JP 5646698B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
smoke
fire
treatment device
zone
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013140294A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015012942A (ja
Inventor
真彦 渡辺
真彦 渡辺
一彦 大井
一彦 大井
大 前多
大 前多
関根 孝夫
孝夫 関根
康生 岡田
康生 岡田
哲次 不破
哲次 不破
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Zosen Plant Engineering Inc
Original Assignee
Mitsui Zosen Plant Engineering Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Zosen Plant Engineering Inc filed Critical Mitsui Zosen Plant Engineering Inc
Priority to JP2013140294A priority Critical patent/JP5646698B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5646698B1 publication Critical patent/JP5646698B1/ja
Publication of JP2015012942A publication Critical patent/JP2015012942A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)

Abstract

【課題】第1に、局部的,集中的に濃煙を吸引することにより、小型化が実現され、第2に、大気取入口や排煙口を開閉制御して温度調整可能としたことにより、この面からも小型化が実現され、第3に、しかもこれらが簡単容易に、コスト面にも優れて実現される、火災演習施設の排煙処理システムを提案する。【解決手段】この排煙処理システムは、次のシャッター21等の昇降体27,排煙処理装置17,排煙口28,ダクト30等を、有している。すなわち、建物2内をゾーンJに区画可能な昇降体27と、特定のゾーンJである対応ゾーンK内から濃煙Hを吸引,導入可能な排煙処理装置17と、各ゾーンJの天井4に配設されダンパ29が付設された排煙口28と、各排煙口28と排煙処理装置17との間に設けられ、対応ゾーンKの排煙口28からの濃煙Hの煙道となるダクト30と、を有している。【選択図】図1

Description

本発明は、火災演習施設の排煙処理システムに関する。すなわち、建物内で消火訓練,防災訓練を行う火災演習施設において、火災演習台から発生する排煙の処理システムに関する。
《技術的背景》
消防関係者等の訓練対象者に、実際の火災現場に準じた臨場感のもとで、消火訓練や防災訓練を実施する、体験型,実験型の火災演習施設が開発,使用されている。
訓練対象者は、火災演習施設の建物内で、火災時に近い状況下で煙や熱を体感しつつ、消火訓練や防災訓練を行うことができる。例えば、煙の挙動とポジショニングの関係を確認したり、火元からの距離と熱の関係を認識したり、多種多様で新開発も相次ぐ消火剤の使用を習得したり、その他各種のシミュレーション訓練が可能となる。
このような火災演習施設としては、例えば、次の特許文献1に示されたものが挙げられる。
特開2011−34024号公報
《従来技術》
さて、この種の火災演習施設の建物規模は様々であるが、略体育館状の大型建造物よりなる例も多い。内部に広くて高い大空間が形成され、消防車も訓練に参加可能な大型建物よりなることも多い。
図4は、このような火災演習施設1の従来例を示し、大型建造物の建物2内には、煙Aと熱気を発生させる火災実演台3が設けられている。図中Bは火災実演台3の炎、Cは可燃物、でありDは訓練対象者,Eは消防車である。
そして訓練に際し、火災実演台3で発生した煙Aは、次のような排煙処理システムにて処理されていた。すなわち煙Aは、建物2の天井4の各エリアに設けられた排煙口5や、排煙口5にそれぞれ付設されたダンパ6(開に切換)等を介し、ダクト7にて排煙処理装置8へと吸引,導入される。排煙処理装置8は、導入された煙Aを無害化して大気放出する。
ところで、このような従来技術については、次の第1,第2の課題が指摘されていた。
《第1の課題》
第1に、図4等に示したように、訓練に際し、火災演習施設1の建物2内の煙Aは、排煙処理システムの各排煙口5,開のダンパ6,ダクト7等を介し、排煙処理装置8へと導かれ、無害化されて大気放出される。
ところで、このような煙Aが発生する建物2は、前述したように、内部に広くて高い大空間が形成された大型建造物よりなる。そこで、火災実演台3からの煙A(濃煙)は、大空間を四方八方に拡散し、やがて建物2の天井4下一面の内部空間全体に広がる。煙Aは、図中の煙溜まりFのように、量が多く大容積化すると共に、極めて濃度の薄い薄煙G化する。
従って、このような煙A(薄煙G)を吸引,導入する排煙処理システムの排煙処理装置8が、大掛りとなり大規模化する、という問題が指摘されていた。
例えば、大容積化した多量の煙A(薄煙G),大風量の排煙を、速やかに排煙処理装置8へと吸引するため、大型で強力な排風機9が排煙処理装置8に付設されていた。排風機9として、大容量のファン,ブロワ,エジェクター等が、必須的に使用されていた。
もって、排煙処理システムの排煙処理装置8そして火災演習施設1全体が、大型化すると共にコストが嵩み、更に騒音対策等の環境対策への配慮も必要となる、等々が指摘されていた。
《第2の課題》
第2に、上述したように、火災演習施設1の建物2内の煙Aは、排煙処理装置8へと導かれ、無害化されて大気放出される。
ところで、このような排煙処理システムの排煙処理装置8は、その耐熱温度への配慮を要する方式のものも多い。そこで、この種の排煙処理装置8では、高温の煙Aが導入された場合に備え、これを耐熱温度以下に下げる手段が、従来より付設されている。
例えば、図4に示したバグフィルタ集塵方式の集塵機10を採用した排煙処理装置8は、有害物質の発生がないと共に高効率,高性能が知られているが、その耐熱温度が200℃程度である。そこで、煙Aが高温である場合に備え、水噴射式の減温塔11付のものが一般的となっていた。図中12は水噴射ノズル、13は水タンク、14は脱臭装置、15は大気放出ダクトである。
もってこの面からも、排煙処理システムの排煙処理装置8そして火災演習施設1全体が、大掛りとなり大規模化し大型化すると共に、コスト面等に問題が指摘されていた。
《本発明について》
本発明の火災演習施設の排煙処理システムは、このような実情に鑑み、上記従来技術の課題を解決すべく成されたものである。
そして本発明は、第1に、局部的,集中的に濃煙を吸引することにより、小型化が実現され、第2に、大気取入口や排煙口を開閉制御して温度調整可能としたことにより、この面からも小型化が実現され、第3に、しかもこれらが簡単容易に、コスト面にも優れて実現される、火災演習施設の排煙処理システムを提案することを、目的とする。
《各請求項について》
このような課題を解決する本発明の技術的手段は、特許請求の範囲の請求項1に記載したように、次のとおりである。
この火災演習施設の排煙処理システムは、建物内で消火,防災訓練を行う火災演習施設において、該建物内に設けられた火災実演台から発生する煙の処理システムに関する。
そして、該建物内を下部を除きゾーン区画可能な昇降体と、区画された該ゾーン内から濃煙を吸引,導入可能であり濃煙を無害化して大気放出する排煙処理装置と、該昇降体にて区画可能な各該ゾーンの天井にそれぞれ配設され、ダンパが付設された排煙口と、各該排煙口と該排煙処理装置との間に設けられ、該排煙口から排煙された濃煙の煙道となるダクトとを、更に有している。
訓練に際し該火災実演台上に対応位置する該ゾーンの対応ゾーンは、建物下部を除く高さ位置まで降下可能な該昇降体にて、その他の該ゾーンと区画される。すなわち、訓練対象者の床面での訓練活動に支障を生じない高さ位置まで降下した該昇降体にて、その他の該ゾーンと区画される。
そして該対応ゾーンは、その天井の該排煙口のダンパを開とすることにより、該火災実演台からの濃煙を、排煙として集中的に、該排煙口から該ダクトを経由して該排煙処理装置へと、吸引,導入せしめる。
これに対し、訓練に際し該火災実演台上には位置せず、降下した該昇降体にて該対応ゾーンとは区画されたその他の該ゾーンは、その天井の該ダンパが閉とされ、該排煙口からの排煙は行われない。
該ダクトは、各該排煙口からの集合部位に、大気取入口が付設されている。該大気取入口は、常時は閉鎖されているが、該排煙処理装置に吸引,導入される濃煙温度が、該排煙処理装置の耐熱温度を越える虞がある場合、開放されて大気取入が実施される。
そして、該ダクトの該排煙処理装置入口付近に配設された第1温度センサと、該第1温度センサの検出に基づき、該大気取入口を開制御可能な制御手段と、各該ゾーンの天井にそれぞれ複数個ずつ配設された該排煙口と、該ダクトの分岐部位の各該排煙口付近にそれぞれ配設された第2温度センサと、該第2温度センサの検出に基づき対応する該排煙口を開制御可能な該制御手段とを、更に有している。
そして該制御手段は、該排煙処理装置に吸引,導入される濃煙温度が、該排煙処理装置の耐熱温度を越える虞がある場合、該第1温度センサの検出に基づき、該対応ゾーンの複数個の該排煙口のダンパを、該第2温度センサの検出温度が低い方から順次開制御可能となっている。そして事後、必要な場合に該大気取入口の開制御が実施されること、を特徴とする。
《作用等について》
本発明は、このような手段よりなるので、次のようになる。
(1)火災演習施設の建物は、大型建造物よりなる。
(2)建物内では、火災実演台で発生した煙のもとで訓練が実施される。
(3)そして煙は、ダクトを介し排煙処理装置へと吸引,導入される。
(4)さて本発明では、火災実演台上の対応ゾーンを、降下したシャッター等の昇降体にて、その他のゾーンと区画する。
(5)対応ゾーンは、天井の排煙口のダンパが開とされ、煙が濃煙のまま排煙処理装置へと排煙される。
(6)その他のゾーンは、ダンパが閉で排煙は行われない。
(7)従って、煙が拡散せず濃煙のまま排煙処理装置へと排煙されるので、排風機や排煙処理装置が小型化される。
(8)又、次により、吸引,導入される濃煙が耐熱温度に達しないようになっている。
(9)すなわち、ダクトに大気取入口を設け、第1温度センサに基づき開放して、外気を導入可能である。更に、対応ゾーンの排煙口のダンパが、第2温度センサに基づき、検出温度の低い方から順次開放可能となっている。
(10)そしてこれらは、シャッター等の昇降体、排煙処理装置、ダンパ付排煙口、大気取入口付ダクト、温度センサ、等を組み合わせて採用したことにより、簡単な構成により容易に実現される。
(11)そこで、本発明の火災演習施設の排煙処理システムは、次の効果を発揮する。
《第1の効果》
第1に、局部的,集中的に濃煙を吸引する方式を採用したことにより、小型化が実現される。
本発明の火災演習施設の排煙システムでは、建物内の火災実演台からの煙を、昇降体で区画された対応ゾーン天井の排煙口から吸引して、排煙処理装置へと導入する。
そこで煙は、前述したこの種従来技術のように、四方八方に拡散して広がり大容積化,薄煙化することなく、濃煙のまま局部的,集中的に、より少ない量で吸引されて、排煙処理装置に導入される。
従って、従来技術のように、大型で強力な排風機、つまり大容量のファン,ブロワ,エジェクター等を要しなくなる。もってその分、排煙処理装置そして火災演習施設全体の大型化,大掛かり化,大規模化等が回避される。小容量化,小型化,小規模化が促進され、騒音対策等の環境対策への配慮ニーズも減少する。
なお、トンネル内火災対策として、散水により水幕を形成してゾーン区画し、もって区画されたゾーン内の煙を、ダクト排気することも行われているが、水を扱うので散水設備等の装置の大型化は避けられず、火災演習施設への転用は考えられない。
《第2の効果》
第2に、大気取入口や排煙口を開閉制御して、温度調整可能とする方式を採用したので、この面からも小型化が実現される。
本発明の火災演習施設の排煙システムでは、ダクトに設けた大気取入口および対応ゾーン天井の複数個の排煙口を、開閉制御することにより、排煙処理装置へと導入される高温の濃煙を、予めその耐熱温度以下に温度調整可能とした。
前述したこの種従来技術のように、耐熱温度に配慮を要する排煙処理装置は、水噴射式の減温塔その他の手段を付設することなく、耐熱温度以下への温度調整が実現される。
もってこの面からも、排煙処理装置そして火災演習施設全体の大型化,大規模化が回避され、小型化,小規模化が実現される。
《第3の効果》
第3に、そしてこれらは簡単容易に、コスト面に優れて実現される。本発明の火災演習施設の排煙システムは、建物内をゾーン区画可能なシャッター等の昇降体を設けることにより、上述した第1の効果(濃煙吸引による小型化)を、容易に実現する。前述したこの種従来技術に比し、簡単な構成により、コスト面や重量面にも優れつつ実現する。
又、大気取入口をダクトに設けると共に、対応ゾーンの複数個の排煙口を温度センサの検出に基づき開閉することにより、前述した第2の効果(温度調整の小型化)を、容易に実現する。つまり、前述したこの種従来技術に比し、より簡単な構成によりコスト面に優れて実現する。
更に、これらの制御は、制御手段を用いることにより、遠隔操作により、集中管理のもと、自動的に達成される。
このように、この種従来技術に存した課題がすべて解決される等、本発明の発揮する効果は、顕著にして大なるものがある。
本発明に係る火災演習施設の排煙処理システムについて、発明を実施するための形態の説明に供し、その1例の正面説明図であり、消火,防災訓練状況(その1)を示す。 同発明を実施するための形態の説明に供し、その1例の正面説明図であり、消火,防災訓練状況(その2)を示す。 同発明を実施するための形態の説明に供し、他の例の正面説明図であり、消火,防災訓練状況を示す。 この種従来例の説明に供し、正面説明図であり、消火,防災訓練状況を示す。
以下、本発明を実施するための形態について、詳細に説明する。
《建物2について》
本発明は、火災演習施設16の排煙処理システムに関する。そこでまず、前提となる火災演習施設16について、図1〜図3を参照して説明する。
火災演習施設16では、実際の火災現場に準じた臨場感のもとで、消火訓練や防災訓練をシミュレーション実施可能となっている。そして建物2と排煙処理装置17とを、少なくとも備えてなる。
まず、建物2について説明する。火災演習施設16の本体部である建物2は、略体育館状の大型建造物よりなり、内部に広くて高い大空間が形成されており、消防車Eも入場して訓練に参加可能である。すなわち建物2は、天井4,壁,床等を備えた大型建造物よりなり、内部大空間が、訓練対象者Dの訓練室となる。例えば、高さ20m×奥行き40m×幅30m程度の大型建造物よりなる。図中20は、出入口シャッターである。
そして建物2内には、煙Aと熱気を発生させる火災実演台3が設けられている。着火台である火災実演台3では、可燃物Cが炎Bを伴いつつ燃焼され、もって煙A(濃煙H)と熱気とを発生させる。可燃物Cとしては、実際の住居火災を模して、木質パレット,廃材,合板,間伐材等々が使用される。
火災実演台3は移動可能であり、その設置位置を自由,自在に設定可能であり、建物2内のあらゆる箇所で広く使用可能である。火災実演台3は、通常は1台使用されるが、複数台同時使用も可能である。又、火災実演台3を内部に組み込んだ小建物状のブロック体が、建物2内で使用されるケースもある。
ところで、建物2の壁,天井4,出入口シャッター20,更には後述するシャッター21には、硬質材が使用される。すなわち、これらは長年使用すると、煙A由来の油等の付着物が生じ、その洗浄,掃除が容易でない。そこで、その材質として鋼等の金属製や樹脂製の硬質材を使用しておくと、高圧水洗等により洗浄,清掃が容易化する。
建物2の概略については、以上のとおり。
《排煙処理装置17について》
次に、火災演習施設16の排煙処理装置17について、説明する。排煙処理装置17は、建物2内で発生した煙A(濃煙H)を、ダクト7を経由して吸引,導入し、もって無害化処理して大気放出する。
このような排煙処理装置17の煙A処理方式としては、バグフィルタ集塵方式,電気集塵方式,水噴霧スクラバー方式,燃焼方式等が代表的である。
図1,図2に示した例の排煙処理装置17では、バグフィルタ集塵方式の集塵機18が、採用されている。
バグフィルタ集塵方式の集塵機18は、多孔質の布やフェルト製の濾過袋を用いて、煙Aの煤じんを捕集,除去する。この方式の集塵機18は、ダイオキシン等の有害物質発生がないと共に高効率,高性能が知られているが、その耐熱温度は200℃程度である。
そして、付設されたファン,ブロワ,又はエジェクター等の排風機19にて、煙Aを含むエアーを集塵機18へと吸引,導入する。集塵機18にて無害化処理されたエアーは、脱臭装置14を経由した後、大気放出ダクト15から大気放出される。
図3に示した例の排煙処理装置17では、燃焼方式の燃焼室22が採用されている。
燃焼方式の燃焼室22は、バーナー23,エアー導入機24,排風機25等を備えており、ファン,ブロワ,又はエジェクター等の排風機25にて、煙Aを含むエアーを燃焼室22へと吸引,導入する。
そして燃焼室22において、ファン,ブロワ,又はエジェクター等のエアー導入機24にて燃焼用エアーを導入し、バーナー23にて補助燃料とエアーを高温噴射することにより、煙Aの煤を燃焼せしめて、大気放出ダクト26から大気放出する。
ところで、導入された煙Aを含むエアー中には、未燃分の混入が予想されるので、臭気成分を含むガスの放出を回避すべく、600℃以上、例えば800℃以上の燃焼温度に設定しておくとよい。そこで図3に示した例では、建物2屋上に燃焼方式の排煙処理装置17が設置されており、建物2内からの煙Aを含むエアーが、ダクト30の距離が短く高温のまま導入される。バーナー23への燃料としては、都市ガス,灯油,軽油,重油,その他が使用されている。
なお、このような図示の例によらず、水噴霧スクラバー方式や電気集塵方式の排煙処理装置17の採用も、考えられる。煙Aを含んだエアーについて、スクラバー方式では水噴霧により煙Aを洗浄分離,除去し、電気集塵方式では、静電気を利用して帯電分離,除去する。排煙処理装置17としては、その他公知の各種処理方式のものも採用可能である。
排煙処理装置17については、以上のとおり。
《本発明の概要》
以下、図1〜図3を参照しつつ、本発明について説明する。まず、本発明の概要については、次のとおり。
本発明に係る火災演習施設16の排煙処理システムは、まず、昇降体27,排煙処理装置17,排煙口28,ダンパ29,ダクト30等を、備えてなる。
すなわち、建物2内を下部を除きゾーンJに区画可能な昇降体27と、区画された特定のゾーンJ(対応ゾーンK)内から濃煙Hを吸引,導入可能な排煙処理装置17と、昇降体27にて区画可能な各ゾーンJの天井4にそれぞれ配設され、ダンパ29が付設された排煙口28と、各排煙口28と排煙処理装置17との間に設けられ、特定のゾーンJ(対応ゾーンK)の排煙口28から排煙された濃煙Hの煙道となるダクト30と、を有している。
本発明の概要については、以上のとおり。
《昇降体27について》
以下、このような本発明について詳述する。まず、本発明の排煙処理システムで採用された昇降体27について、説明する。昇降体27は、建物2内を区画可能である。建物2内を下部を除き、複数のゾーンJに区画可能である。
すなわち昇降体27は、訓練対象者Dの床面での訓練活動に支障を生じない高さ位置まで(例えば床上2m,3m程度)、降下可能となっている。つまり、このような建物2下部を除く高さ位置まで、降下可能となっている(図1,図3の例を参照)。勿論、その途中の降下位置まで、降下することも可能である。
そして昇降体27は、訓練に際し降下位置まで降下することにより、区画したゾーンJを、火災実演台3上に対応位置する特定のゾーンJつまり対応ゾーンKと、残りのその他のゾーンLとに、区画する。区画態様としては、図示のように紙面と直角方向のみならず、紙面と平行方向も可能であり、更には、両者の組み合わせも可能である。
昇降体27としては、図示したようにシャッター21が代表的に用いられる。シャッター21は、建物2の天井4下に取付けられ、巻下げられて降下位置を取り(図1を参照)、天井4近くまで巻上げられて上昇位置を取る(図2を参照)。
昇降体27は、このようなシャッター21以外にも、各種可能である。例えば、巻上げ巻下げ可能なシート体や、縦移動可能(上下動可能)な板体(区画としての不使用時は天井4上に上昇突出される)や、横移動可能な板体(区画としての不使用時は壁外に露出突出される)や、天井4下に軸支されてフラッパー回動可能な板体(区画としての使用時は垂下されると共に、区画としての不使用時は天井4に添設される)、折り畳み式の板体、等々も使用可能である。
そして、このようなシャッター21等の昇降体27は、火災実演台3が建物2内を移動可能であり、設置位置を変更設定可能であることに鑑み、建物2内を複数のゾーンJに区画可能となっている。つまり、各ゾーンJはそれぞれ、対応ゾーンKとなる可能性があると共に、その他のゾーンLとなる可能性もあるので、シャッター21等の昇降体27は、建物2内各所に配設される。
昇降体27については、以上のとおり。
《対応ゾーンK,その他のゾーンL等について》
次に、本発明の排煙処理システムにおいて、昇降体27にて区画形成される対応ゾーンKと、その他のゾーンLとについて、説明する。
訓練に際し火災実演台3上に対応位置する対応ゾーンKは、降下した昇降体27にて、その他のゾーンLと区画される。そして対応ゾーンKは、その排煙口28のダンパ29を開とすることにより、火災実演台3からの濃煙Hを集中的に、排煙口28からダクト30を経由して排煙処理装置17へと、吸引,導入せしめる。
これに対し、その他のゾーンLについては、次のとおり。訓練に際し火災実演台3上には位置せず、降下した昇降体27にて対応ゾーンKとは区画されたその他のゾーンLは、その天井4のダンパ29が閉とされ、その排煙口28からの排煙は行われない。
これらについて、更に詳述する。まず、訓練に際し建物2内は、例えば、建物2下部を除く高さ位置まで降下したシャッター21等の昇降体27にて、複数のゾーンJに区画される。すなわち、火災実演台3上の対応ゾーンKと、火災実演台3上には位置しないその他のゾーンLとに、区画される(図1,図3の例を参照)。
なお第1に、その他のゾーンL間については、相互間も昇降体27を降下させて、区画するようにしてもよい(図1の例を参照)。これに対し、相互間は昇降体27を降下させず、区画しないようにしてもよい(図3の例を参照)。
なお第2に、訓練に際し建物2内を昇降体27にて全く区画しないことも、可能である(図2の例を参照)。例えば、消防車Eから距離的に離隔した火災実演台3に向けて、高所経由で放水する消火訓練に際しては、その邪魔にならない様、昇降体27を巻上げ上昇等させたまま降下させないで、訓練が実施される。
この場合は、図示のように消防車E近くの出入口シャッター20を開放して、→外部エアーを導入する。→そして建物2内において、煙Aそして濃煙Hを含むエアーの流れを、→火災実演台3上に対応位置する排煙口28(そのダンパ29開)に向けて形成させる(他の排煙口28のダンパ29は勿論閉)。→後は、前述および後述と同様。
さて、訓練に際し通常は、昇降体27の降下により、ゾーンJは対応ゾーンKとその他のゾーンLとに、区画される。
ところで、対応ゾーンKであるとその他のゾーンLであるとを問わず、各ゾーンJの天井4には、ダンパ29が付設された排煙口28が、それぞれ配設されている。各ゾーンJの排煙口28の数は、複数個(図1の例を参照)よりなる(図3の例では、複数個の図示は省略)。
各排煙口28は、煙道となるダクト30を経由して、排煙処理装置17に接続されている。図中31は、ダクト30の各排煙口28への分岐部位であり、32は、分岐部位31が集合せしめられた後の集合部位である。
火災実演台3上に位置する対応ゾーンKについては次の通り。対応ゾーンKの天井4の排煙口28は、そのダンパ29が常閉から開に切換えられる。
もって、火災実演台3からの濃煙Hは、対応ゾーンKを、そのままストレートに又は煙溜まりFを一旦形成した後、対応ゾーンK天井4の開の排煙口28へと、局部的,集中的に吸引,導入される。濃煙Hは、排煙として、排煙処理装置17へと吸引,導入せしめられる。
これに対し、火災実演台3上には位置しないその他のゾーンLについては、次の通り。その他のゾーンL天井4の排煙口28は、そのダンパ29が常閉を維持する。もって、その排煙口28からの排煙は行われない。ダンパ29の開閉は、図示例では、中央制御室33の制御手段34からの信号により、行われる。
対応ゾーンK,その他のゾーンL等については、以上のとおり。
《温度調整について》
次に、本発明の排煙処理システムで採用された温度調整方式について、説明する。排煙処理装置17は、その耐熱温度(例えば200℃程度)への配慮を要する。そこで、排煙となって吸引,導入される濃煙Hが高温である場合、耐熱温度を越えないように、排煙処理装置17への入口温度の調整方式1,2が、採用されている。
まず、温度調整方式1については、次のとおり。温度調整方式1では、ダクト30に、大気取入口35が設けられている。大気取入口35は、常時は閉鎖されているが、排煙処理装置17に吸引,導入される濃煙Hの温度が排煙処理装置17の耐熱温度を越える虞がある場合、開放されて大気取入が実施される。
そして、ダクト30の排煙処理装置17入口付近に配設された第1温度センサ36と、第1温度センサ36の検出に基づき、大気取入口35を開制御可能な制御手段34とが、設けられている。
これらについて、更に詳述する。この温度調整方式1では、ダクト30の各ゾーンJの排煙口28からの煙道を集合した集合部位32に、大気取入口35が設けられている。大気取入口35は、付設された弁等のその開閉手段37により、常閉に設定されている。
これと共に、ダクト30のより下流の排煙処理装置17の入口付近には、排煙処理装置17に導入される濃煙Hを含むエアーの温度を検出する第1温度センサ36が、温度調節機能付きで配設されている。
そして図示例では、中央制御室33の制御手段34が、この第1温度センサ36からの入力される検出信号に基づき、その検出温度が高温で、排煙処理装置17の耐熱温度(例えば200℃)を越える虞があると判断した場合、開信号を開閉手段37に送出する。
そこで大気取入口35は、開閉手段37が開に切換えられ、もって、ダクト30にて排煙処理装置17へと供給される濃煙Hを含むエアーに、常温の外気が導入,混入される。これにより、排煙処理装置17に導入される濃煙Hを含むエアーの温度が、その耐熱温度以下に低下せしめられる。
温度調整方式1では、このようにして、排煙処理装置17への濃煙Hを含むエアーの温度が、自動的に調整制御される。
次に、この排煙処理システムの温度調整方式2については、次のとおり。温度調整方式2では、各ゾーンJの天井4にそれぞれ複数個ずつ排煙口28が配設されている。そして、ダクト30の分岐部位31の各排煙口28付近にそれぞれ配設された第2温度センサ38と、第2温度センサ38の検出に基づき、排煙口28を開制御可能な制御手段34とが、設けられている。
制御手段34は、吸引,導入される濃煙Hの温度が、排煙処理装置17の耐熱温度を越える虞がある場合、吸引,導入を実施する対応ゾーンKの複数個の排煙口28のダンパ29を、第2温度センサ38の検出温度が低い方から順次開制御可能となっている。
そして事後必要な場合には、前述した大気取入口35の開制御が実施される。つまり、このような温度調整方式2の後に、それでも耐熱温度を越える虞がある場合は、前述した温度調整方式1が実施される。
これらについて、更に詳述する。まず、各ゾーンJの天井4には排煙口28が、それぞれ複数個ずつ配設されている(図1の例等を参照)。
そして第2温度センサ38が、ダクト30の各分岐部位31、つまり各ゾーンJの複数個の排煙口28付近に、各々配設されている。なお、図示よりも更に排煙口28に接近した位置に配設してもよく、図示例によらず、ダンパ29よりも排煙口28側の位置に、配設することも考えられる。
図示例では、中央制御室33の制御手段34に、この第2温度センサ38から検出信号が入力可能となっている。つまり、濃煙Hの吸入,導入が実施される対応ゾーンKの複数個の排煙口28に配設された第2温度センサ38から、それぞれ検出信号が、制御手段34に入力可能となっている。
制御手段34は、排煙処理装置17に吸引,導入される濃煙Hを含むエアーの温度が高温で、排煙処理装置17の耐熱温度を越える虞がある場合、次の制御を実施する。
すなわち、対応ゾーンK天井4の複数個の排煙口28のダンパ29について、第2温度センサ38の検出温度が低い方のダンパ29から高い方のダンパ29へと、順次開いて行くように、開信号を送出する。
そして、それでも排煙処理装置17へと吸引,導入される濃煙Hを含むエアーの温度が下がらず、排煙処理装置17の耐熱温度を越える虞がある場合は、前述した温度調整方式1が実施される。すなわち、第1温度センサ36の検出に基づき、大気取入口35が開制御される。
温度調整については、以上のとおり。
《作用等》
本発明の火災演習施設16の排煙処理システムは、以上説明したように構成されている。そこで、以下のようになる。
(1)この火災演習施設16の建物2は、大型建造物よりなり、内部に広くて高い大空間が形成されている。消防車Eも、訓練に参加可能である。
(2)建物2内では、実際の火災現場に準じた臨場感のもとで、消火訓練や防災訓練がシミュレーション実施される。すなわち建物2内では、訓練に際し、火災実演台3上にて可燃物Cが燃焼され、もって発生した煙Aと熱気のもとで、訓練対象者Dの訓練が実施される(図1〜図3を参照)。
(3)そして、建物2内の火災実演台3で発生した煙Aは、煙道となるダクト7を介し、排煙処理装置17へと吸引,導入され、無害化処理されて大気放出される。
(4)さて、このような火災演習施設16において、本発明の排煙処理システムは、まず、次のように作用する。すなわち、訓練に際し火災実演台3上に対応位置する対応ゾーンK(ゾーンJ)を、降下したシャッター21等の昇降体27にて、その他のゾーンLと区画する。
(5)そして対応ゾーンKについては、次のとおり。すなわち、対応ゾーンKの天井4の排煙口28のダンパ29が、開とされ、もって火災実演台3からの煙Aは、濃煙Hのまま排煙となって、排煙口28やダクト30を介し、排煙処理装置17へと吸引,導入される。
(6)これに対し、その他のゾーンLについては、次のとおり。すなわち、火災実演台3上には位置しないと共に、降下したシャッター21等の昇降体27にて、上述した対応ゾーンKとは区画されたその他のゾーンLについては、その天井4のダンパ29は閉のままとされ、その排煙口28からの排煙は行われない。
(7)このように、本発明の排煙処理システムによると、煙Aは、建物2内で拡散化,薄煙G化,大容積化することはない。対応ゾーンK内に充満した濃煙Hのまま、局部的,集中的に少ない処理風量で、排煙処理装置17へと吸引,導入される。もって、排風機19そして排煙処理装置17の大型化が回避され、小型化が実現される。
(8)ところで、排煙処理装置17において代表的に使用されるバグフィルタ集塵方式の集塵機10は、その耐熱温度が例えば200℃程度である。
そこで、本発明の排煙処理システムは、次のように作用する。すなわち、排煙処理装置17へと吸引,導入される濃煙Hが高温である場合、その耐熱温度に達しないよう例えば170℃以下とする。
(9)すなわちまず、ダクト30の大気取入口35を、第1温度センサ36の検出に基づき開放して、常温の外気を導入する。もって、排煙処理装置17へと吸引,導入される濃煙Hを、冷却可能となる。
又、対応ゾーンK天井4の複数個の排煙口28について、そのダンパ29を、第2温度センサ38の検出に基づき、検出温度が低い方から順次開放することにより、排煙処理装置17へと吸引,導入される濃煙Hの過剰な高温化が回避される。もって、高効率,高性能なバグフィルタ集塵方式の集塵機10が、採用可能となる。
(10)そして、このような本発明の排煙処理システムは、まず建物2内をゾーンJに区画可能なシャッター21等の昇降体27を設けると共に、排煙口28のダンパ29を開閉することにより、前述した(7)の点が、簡単な構成により容易に実現される。
又、大気取入口35をダクト30に設けると共に、対応ゾーンKの複数個の排煙口28を、第2温度センサ38の検出に基づき開閉することにより、前述した(8),(9)の点が、簡単な構成により容易に実現される。
更に、これらの制御は、中央制御室33の制御手段34により、遠隔操作方式,集中管理方式のもと、自動的に行われる。
本発明の作用等については、以上のとおり。
A 煙
B 炎
C 可燃物
D 訓練対象者
E 消防車
F 煙溜まり
G 薄煙
H 濃煙
J ゾーン
K 対応ゾーン
L その他のゾーン
1 火災演習施設(従来技術)
2 建物
3 火災実演台
4 天井
5 排煙口(従来技術)
6 ダンパ(従来技術)
7 ダクト(従来技術)
8 排煙処理装置(従来技術)
9 排風機(従来技術)
10 集塵機(従来技術)
11 減温塔
12 水噴射ノズル
13 水タンク
14 脱臭装置
15 大気放出ダクト
16 火災演習施設(本発明)
17 排煙処理装置(本発明)
18 集塵機(本発明)
19 排風機(本発明)
20 出入口シャッター
21 シャッター
22 燃焼室
23 バーナー
24 エアー導入機
25 排風機
26 大気放出ダクト
27 昇降体
28 排煙口(本発明)
29 ダンパ(本発明)
30 ダクト(本発明)
31 分岐部位
32 集合部位
33 中央制御室
34 制御手段
35 大気取入口
36 第1温度センサ
37 開閉手段
38 第2温度センサ

Claims (1)

  1. 建物内で消火,防災訓練を行う火災演習施設において、該建物内に設けられた火災実演台から発生する煙の処理システムであって、
    該建物内を下部を除きゾーン区画可能な昇降体と、区画された該ゾーン内から濃煙を吸引,導入可能であり該濃煙を無害化して大気放出する排煙処理装置と、
    該昇降体にて区画可能な各該ゾーンの天井にそれぞれ配設され、ダンパが付設された排煙口と、
    各該排煙口と該排煙処理装置との間に設けられ、該排煙口から排煙された濃煙の煙道となるダクトとを、有してなり、
    訓練に際し該火災実演台上に対応位置する該ゾーンの対応ゾーンは、建物下部を除く高さ位置まで降下可能な該昇降体にて、すなわち訓練対象者の床面での訓練活動に支障を生じない高さ位置まで降下した該昇降体にて、その他の該ゾーンと区画されると共に、
    該対応ゾーンは、その天井の該排煙口のダンパを開とすることにより、該火災実演台からの濃煙を、排煙として集中的に、該排煙口から該ダクトを経由して該排煙処理装置へと、吸引,導入せしめ、
    訓練に際し該火災実演台上には位置せず、降下した該昇降体にて該対応ゾーンとは区画されたその他の該ゾーンは、その天井の該ダンパが閉とされ、該排煙口からの排煙は行われず、
    該ダクトは、各該排煙口からの集合部位に、大気取入口が付設されており、該大気取入口は、常時は閉鎖されているが、該排煙処理装置に吸引,導入される濃煙温度が、該排煙処理装置の耐熱温度を越える虞がある場合、開放されて大気取入が実施され、
    該ダクトの該排煙処理装置入口付近に配設された第1温度センサと、該第1温度センサの検出に基づき、該大気取入口を開制御可能な制御手段と、
    各該ゾーンの天井にそれぞれ複数個ずつ配設された該排煙口と、該ダクトの分岐部位の各該排煙口付近にそれぞれ配設された第2温度センサと、該第2温度センサの検出に基づき、対応する該排煙口を開制御可能な該制御手段とを、更に有しており、
    該制御手段は、該排煙処理装置に吸引,導入される濃煙温度が、該排煙処理装置の耐熱温度を越える虞がある場合、該対応ゾーンの複数個の該排煙口のダンパを、該第2温度センサの検出温度が低い方から順次開制御可能となっており、
    事後必要な場合に該大気取入口の開制御が実施されること、を特徴とする火災演習施設の排煙処理システム。
JP2013140294A 2013-07-04 2013-07-04 火災演習施設の排煙処理システム Active JP5646698B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013140294A JP5646698B1 (ja) 2013-07-04 2013-07-04 火災演習施設の排煙処理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013140294A JP5646698B1 (ja) 2013-07-04 2013-07-04 火災演習施設の排煙処理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5646698B1 true JP5646698B1 (ja) 2014-12-24
JP2015012942A JP2015012942A (ja) 2015-01-22

Family

ID=52139261

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013140294A Active JP5646698B1 (ja) 2013-07-04 2013-07-04 火災演習施設の排煙処理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5646698B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105096725A (zh) * 2015-01-22 2015-11-25 中国石油技术开发公司 一种用于zj70d陆地钻机安装操作模拟***的钻机井架底座的起升下放模型

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6662133B2 (ja) * 2016-03-18 2020-03-11 株式会社大林組 機械排煙システム及び火災対策構造
JP6889081B2 (ja) * 2017-09-25 2021-06-18 能美防災株式会社 火災実験設備及び火災実験設備の実験方法
JP6873016B2 (ja) * 2017-09-25 2021-05-19 能美防災株式会社 火災実験設備
JP7464805B1 (ja) 2024-02-19 2024-04-09 Jfeプロジェクトワン株式会社 実火災訓練装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105096725A (zh) * 2015-01-22 2015-11-25 中国石油技术开发公司 一种用于zj70d陆地钻机安装操作模拟***的钻机井架底座的起升下放模型

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015012942A (ja) 2015-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5646698B1 (ja) 火災演習施設の排煙処理システム
JP5628226B2 (ja) 実火災訓練装置
EP2269697A1 (en) Training unit for use during trainings within the framework of fire fighting
JP6189404B2 (ja) ビル火災救命システムおよびビル火災救命システムの使用方法
KR102194461B1 (ko) 지하주차장 공기정화 시스템
KR101242179B1 (ko) 고층건물의 제연방법
TWI230241B (en) Range hood
US6802767B2 (en) Local exhausting and ventilating methods, and local exhausting device and local ventilating system
KR20100128779A (ko) 방화용 대피실
KR20120109873A (ko) 옥내의 환기시스템 및 그 제연 방법
JP4917131B2 (ja) 実火災訓練装置
KR102035835B1 (ko) 다층 건물의 환기 및 화재 확산 방지 시스템
KR100932628B1 (ko) 고층건물의 제연방법
KR20110077895A (ko) 화재 발생시의 강제 배기장치
KR20140076653A (ko) 화재발생시 연기흡입 방출시스템
JP2001033072A (ja) 換気システム
KR102320354B1 (ko) 공동주택의 화재발생시 매연을 제거하는 매연제거장치
CN215065965U (zh) 一种小尺寸全面模拟步梯楼火灾烟气运移规律的实验装置
CN205908501U (zh) 一种建筑防火用排烟装置
US10000920B2 (en) Fire-fighting wall-casing system
KR102240700B1 (ko) 실내의 유독가스 절감시스템
JP4145502B2 (ja) 局所排気方法および換気方法、ならびに局所排気装置および換気システム
JP6889081B2 (ja) 火災実験設備及び火災実験設備の実験方法
JP2013235121A (ja) 実火災訓練装置の安全システム
KR102117090B1 (ko) 소방용 축전식 배연시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140918

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141104

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141105

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5646698

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250