JP5646040B2 - レーザービームの周波数変換のための装置及び方法 - Google Patents

レーザービームの周波数変換のための装置及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、第1の非線形結晶と、第2の非線形結晶と、前記第1及び第2の非線形結晶間に配置された光学系とを含み、前記第1の非線形結晶内では、入射された第1波長の第1のレーザービームから周波数倍加により、前記第1のレーザービームに対して共線的に進行する第2波長の第2のレーザービームが発生され、前記第2の非線形結晶内では、前記第1及び第2のレーザービームから周波数混合によって第3波長の第3のレーザービームが発生され、前記光学系は前記レーザービーム相互間の分離のために設けられている、レーザービームを周波数変換するための装置に関している。また本発明はこの装置に対応する周波数変換のための方法にも関している。
中程度の出力、すなわち、約0〜30ワットの出力範囲のUVレーザービームを発生するためには、第1のステップにおいて、レーザー発振器によってフィルタリングされた、例えばλ1=1064nmの第1波長(基本波長)から、第1の非線形結晶を用いた非臨界位相整合により、例えばλ2=λ1/2=532nmの第2波長(いわゆる第2高調波)の周波数倍加されたレーザービームを発生することが可能である(いわゆる"第2高調波発生、" SHG)。この場合基本波と第2高調波は、線形に偏光され、相互に直角な偏光方向を有する。前記基本波と第2の高調波は、臨界位相整合を有する第2の非線形結晶内で、以下の式、
1/λ3=(1/λ1)+(1/λ2)=3/λ1(いわゆる "和周波発生"SFG)
に従って和周波を発生する。本願の実施例によれば、UV領域に望まれるような波長すなわちλ3=355nmの第3のレーザービームが発生される。
非線形結晶におけるいわゆる臨界位相整合は、次のようなことを引き起こす。すなわち、周波数混合において3つに分割された波長のベクトルが以下の条件、
3=k2+k1
を満たす(SHGについてはk2=2k1)。但しこの臨界位相整合は、非線形結晶の複屈折特性に基づいて、2つの入射レーザービームのうちの一方を(異常な偏光波)、第2の入射レーザービーム(正常な偏光波)からいわゆる"ウォークオフ"角度で離脱させるようになる。従ってこの2つのレーザービームは、非線形結晶内で所定の伝播区間を進行した後で分離し、いわゆる空間ウォークオフを有することになる。
冒頭に述べたような方式の高い出力を備えたUVレーザービーム発生の場合には、基本波は、典型的には第2の結晶内で適正に偏光され、それに対して結晶内の第2の高調波は異常偏光される。そのため第2の非線形結晶内ではウォークオフ作用が発生する。それに対して第1の非線形結晶内では非臨界位相整合によりそこではウォークオフ作用は何も現われず、基本波と第2高調波は結晶から共線的に出射する。
第2の非線形結晶内での基本波と第2高調波の間のウォークオフは、第3高調波(UVビーム)発生における効率を低減する。なぜなら周波数変換がなされる相互作用長さの縮小が生じるからである。ウォークオフ作用の補償によって、相互作用長さは拡大し、それによってUVビームの発生のもとで効率も大幅に上昇する。
DE10143709A1明細書には、周波数変換の際のウォークオフ作用を補償するための方法が開示されている。この方法では、第1の非線形リチウムトリボレート(LBO)結晶が、周波数倍加のための非臨界位相整合に用いられ、第2のLBO結晶は、第3高調波発生のための臨界位相整合に用いられている。この第1及び第2の非線形結晶の間には、複屈折結晶が配設され、この複屈折結晶において非線形光学特性が回避されている。この複屈折結晶によって、基本波のビームずれと、第2の非線形結晶における第2高調波を引き起こすウォークオフが形成される。このビームずれは、第2のLBO結晶のウォークオフに相反的に向けられてそれを補償すべきである。
但し、前記DE10143709A1に開示されている構成のもとでは、付加的な構成要素(複屈折結晶)をビームパス内に配置する必要がある。このことは調整コストをさらに増大させることにつながる。なぜなら、第2の非線形結晶のウォークオフ作用に反作用する結晶の複屈折特性は温度に依存しており、そのためレーザービームの分離のために用いる複屈折結晶は、そのほかにもさらに一定温度のもとに維持しなければならない必要性があるからである。
EP0503875A2明細書からは、非線形結晶のもとでの臨界位相整合を用いたウォークオフ補償のさらに別の手段が開示されている。ここでは、正常なビームと異常なビームとの間のウォークオフが次のことによって補償されている。すなわち、2つのビームを共線化し結晶表面に対して所定の角度で、臨界位相整合を備えた結晶に入射させている。レーザービームが所定の角度で結晶に入射すると、屈折が生じ、ビームの波長ベクトルは、偏光方向に依存して種々の値分だけ変化する。結晶入射面に対する結晶軸(n)の適切な配向と入射角の適切な選択とによって、ウォークオフの補償が達成可能である。しかしながらこの解決手段は、非線形結晶の相応のカッティングと調整も必要とする。この場合の典型的な手法によれば、結晶軸(n)は、結晶表面に対して直角若しくは平行に延在するのではなく、結晶表面に対して所定の角度で延在している。それ故に、結晶のカッティングに関する角度は、非常に正確でなければならない。なぜなら不正確なカッティング角度は、結晶全体を傾斜させたり回転させても補償できるものではないからである。
US2006/0250677号明細書からは、ウォークオフ補償のための手段が開示されている。ここでは複数のレーザービームが同じ入射点から非線形結晶に入射している。但しここでは光学系を用いて事前に分離がなされており、そのためこれらのレーザービームの、結晶表面に対する入射角は、互いに異なっている。例えばそれらのレーザービームのうちの一方のレーザービームは結晶表面に対して直角に入射し、他方のレーザービームは別の所定の角度で非線形結晶に入射する。分離のための光学系として複プリズムが非線形結晶の手前に配置される。異なる波長のレーザービームを適用するケースでは、場合によってダイクロイックビームスプリッターを使用することも提案される。最大のウォークオフ補償を達成するためには、非線形結晶も最適なカッティングを備えていなければならない。すなわち結晶軸が結晶表面に対して所定の角度で延在していなければならない。
発明の課題
本発明の課題は、冒頭に述べたような形式の装置において、ウォークオフ作用の補償が非常に簡単に可能となるように改善を行うことである。
発明の対象
本発明によれば前記課題は、冒頭に述べたような形式の装置において、レーザービームの空間分離を引き起こすために、光学系が少なくとも1つのレンズを有していることによって解決される。このことは有利である。なぜなら、良好な変換効率を得るためには、通常は複数のレーザービームが(ここで用いられているポンピングパワーのもとで)集光されなければならないからである。そのため、この目的のためにいずれにせよビームパス内に設けられるレンズがさらにビーム形成ないし結像のためと、レーザービームの空間分離のために用いられる。
有利な実施形態によれば、空間分離を引き起こすために、第1及び第2のレーザービームが波長に依存した分離のために光軸に対してずらされて、及び/又は、光軸に対して傾斜して、レンズを貫通する。このようなレンズの光軸に対するレーザービームのずれ、ないし傾斜によれば、これらのビームがレンズ入射面ないしレンズ出射面に対して直角に入射ないし出射しなくなる。そのため、これらのレーザービームは、レンズ内への入射の際と、レンズからの出射の際に、種々異なる波長に基づいて、様々な角度で屈折する。それ故これらのレーザービームは、レンズから出射した後では、もはや共線的になるのではなくて、相互に所定の角度を有するようになる。本発明では、空間的ウォークオフ作用を補償するための、レンズ光軸に対するレーザービームのシフト(ずれ)ないし傾斜は、比較的小さな規模で十分であることが認識されており、そのため、レーザービームの過度な楕円化が回避され得る。
本発明の光学系には、典型的な両凸レンズとして構成された集束レンズないし凸レンズが通常用いられる。しかしながら場合によってはその他のタイプの凸レンズ、例えば平凸レンズ、凹凸レンズなどが用いられてもよい。ここで重要なのは、使用されるレンズ材料が波長依存性の屈折率を有していることである。ここで使用される異なるレーザー波長毎の屈折率の違いは、できるだけ大きい方がよい。本発明で使用する波長の場合、石英ガラスやBK7ガラスがレンズ材料として特に適している。石英ガラスの場合は、1064nmと532nmの間の屈折率の差Δnは約0.0108である。またBK7ガラスの場合には、屈折率の差Δnは約0.01284である。その他の材料の場合は通常はさらに小さな屈折率の差となる。
レンズ(n)のシフトないし傾斜に対して代替的又は付加的に、複数のレンズのうちの少なくとも1つを、分離を引き起こすために複屈折材料から形成してもよい。なぜなら本発明におけるポンピング出力のもとでは、レンズはいずれにせよ集束のために必要とされるものなので、レーザービームの分離にレンズを使用する場合でも調整コストの引き上げにつながることはない。
本発明によれば、複数の光学系ないしレンズが、第1のレーザービームと第2のレーザービームとの間で、第2の非線形結晶のビーム入射面に対するビームずれを形成すると有利であることがわかっている。なぜならそのようなケースでは、通常は、矩形状の標準結晶が用いられるからである。しかしながら場合によっては、先のUS2006/0250677号明細書に開示されているような方式で、ウォークオフ作用を補償するために、分離されたレーザービームが、相応にカッティングされた非線形結晶の入射面の1つの共通の入射点に、異なる角度で入射し得ることも理解されたい。
本発明の別の有利な実施形態によれば、前記光学系が、第1の非線形結晶から出射された第1及び第2のレーザービームの視準のための第1のレンズを有し、並びに第2の非線形結晶に対する第1及び第2のレーザービームの集束のための第2のレンズを有する。前記複数のレーザービームが2つのレンズの中心以外を通って進行するならば、これらの2つのレンズはレーザービームの分離のために役立つ。そのようにすれば、このことのためにそれぞれのレンズにおいて、光軸に対しレーザービームを過度にずれさせることなく、複数のレーザービームの十分な分離が達成できるようになる。ここでは前記光学系は、2つ以下のレンズを有していてもよいし、2つ以上のレンズを有していてもよいことを理解されたい。
複数のレンズを使用するさらなる利点は、より短波長のレーザービームの方がより強い屈折性を有していることである。そのため、第2のレーザービーム(532nmの波長を有する)の集束は、第1のレーザービーム(1064nmの波長)の集束の場合よりもレンズに近いところで起こる。このことは、第2の結晶内の相互作用長の範囲内では、第2のレーザービームの直径が、第1のレーザービームの直径よりも小さいことにつながる。このことは、周波数変換にとって有利であることがわかっている。但しこのことによって生じる周波数変換のプラスの効果は、空間的ウォークオフ補償によって得られる効果よりは小さい。
本発明の別の有利な実施形態によれば、前記装置が、第1の非線形結晶の手前に配置された、当該第1の非線形結晶へのレーザービームの集束のためのさらなるレンズを有している。このさらなるレンズにより、第1の非線形結晶内での変換効率がさらに高められる。ここでの当該さらなるレンズの焦点距離は、例えば第1のレンズの焦点距離と一致していてもよい。
さらに別の有利な実施形態によれば、前記装置が、分離に用いられる少なくとも1つのレンズを光軸に対して直角方向に移動させるための移動装置を有している。既に前述してきたように、基本波及び第2高調波は、1つ又は複数のレンズを用いてUV発生のために、第2の結晶内に集束される。光軸から臨界方向へのレンズ(n)のシフトによれば、屈折によってレーザービームの順次連続する進行とそれに伴う2つのレーザービーム間のビームずれが発生し、これによって第2の非線形結晶内での相互作用長が延長し、UV発生効率がさらに高められる。理想的には、複数のレンズによって生成されるビームずれは、複数のビームが第2の非線形結晶の中央で正確に重なるように選択される。
前記移動装置は、所望のビームずれを設定調整するために用いられてもよい。これは場合によっては非線形結晶の温度変化のもとで整合されるべきである。そのときには移動装置は場合により、次のような閉ループ制御装置に接続されていてもよい。すなわち、第3のレーザービームの出口側出力を測定するための検出器に接続され、当該出口側出力が最大となるようにビームのずれを調整する閉ループ制御装置に接続されていてもよい。また代替的に、結晶温度の安定化を実現させることももちろん可能である。
さらに別の有利な実施形態によれば、前記第1及び/又は第2の非線形結晶は、リチウムトリボレートからなっている。この材料は、例えばNd:YVO4レーザーで供給される、特に基本波が約1064nmのレーザービームに適用され得る。
本発明による装置はさらに第1のレーザービームを発生するためのレーザー発振器を含んでいる。この場合の非線形結晶は典型的には共振器の外部に設けられる。ここでは、レーザー発振器と第1の結晶との間にさらに別の構成素子、例えばレーザー増幅器が介在的に接続されてもよいことを理解されたい。周波数変換のために用いられる第1の波長は、非線形結晶が共振器外に配置される構成のもとでは、レーザー発振器の基本周波、特に1064nmの基本周波に相応する。
本発明のさらに別の観点は、レーザービームを周波数変換するための方法を実現することである。この方法は、第1の非線形結晶内で、第1波長の第1のレーザービームの周波数倍加により、前記第1のレーザービームに対して共線的に進行する第2波長の第2のレーザービームを発生するステップと、第2の非線形結晶内で、周波数混合により、前記第1及び第2のレーザービームから第3波長の第3のレーザービームを発生するステップと、前記第1及び第2の非線形結晶の間のビームパス内に配置された光学系において相互に分離させるステップとを含んでいる。
ここでは分離を引き起こすために、前記第1及び第2のレーザービームが前記光学系の少なくとも1つのレンズを通過する。
前記方法の別の有利な実施形態によれば、分離を引き起こすために、第1及び第2のレーザービームが光軸に対してずらされて、及び/又は傾斜して前記レンズを通過し得る。
本発明のさらに別の利点は、以下の明細書及び図面からも明らかとなる。また本発明では、前述してきた特徴のみならず、以下で説明する特徴自体若しくは、それらも含めた複数の特徴の任意の組み合わせも適用可能である。図面に示され、以下の明細書で詳細に説明する複数の実施形態は、本発明の最終的な限定事項として理解されるのではなく、本発明の権利範囲に対する例示的な性格を担うものであることを述べておく。
2つの非線形結晶と、ウォークオフ補償のための1つないし2つのレンズとを用いた、本発明によるレーザービームの周波数変換のための装置の実施形態を概略的に示した図 2つの非線形結晶と、ウォークオフ補償のための1つないし2つのレンズとを用いた、本発明によるレーザービームの周波数変換のための装置の実施形態を概略的に示した図 ウォークオフ補償のある臨界位相整合を伴う第2の非線形結晶の概略図 ウォークオフ補償のない臨界位相整合を伴う第2の非線形結晶の概略図
図1aには、レーザー発振器3から生成された1064nmの第1波長の第1のレーザービーム2を周波数変換するための装置1がしめされている。このレーザー発振器3は、当該の実施例によれば、Nd:YVO4レーザー結晶をレーザー媒質として有している。このレーザー発振器3から出射された第1のレーザービーム2は、レンズ4を用いて光学的な第1の非線形結晶5内に集束される。この第1の非線形結晶5は、リチウムトリボレート(LBO)結晶として構成されている。臨界位相非整合の伴う第1の非線形結晶5内では、第1のレーザービーム2から周波数倍加によって第2波長λ2=λ1/2=532nmの第2波長の第2のレーザービーム6が発生し得る。つまりこの第1の非線形結晶5は、第2高調波発生のために用いられている。臨界位相非整合のために、第1の非線形結晶5内ではウォークオフ作法は何も発生せず、そのため第1及び第2のレーザービーム2,6は、第1の非線形結晶5から共線的に出射する。この2つのレーザービーム2,6は、第1の非線形結晶5からの出射の際に直線偏光され、この場合それらの偏光方向は、互いに直交している。
第1のLBO結晶5から出射した後で共線化されたレーザービーム2,6は、まず第1のレンズ7によって視準される。この第1のレンズ7は最初の集束に用いた(別の)レンズ4と同じ焦点距離を有している。その後でレーザービーム2,6は、当該第1及び第2のレーザービーム2,6からの周波数混合によって、355nmの波長λ3を有する第3のレーザービーム10(第3高調波)、すなわちUV波長領域の第3のレーザービーム10を発生するために、第2のレンズ8によって第2のLBO結晶9内へ集束される。前記第2のLBO結晶9内では、前記第1及び第2のレーザービーム2,6から和周波(SFG)を形成するために、臨界位相整合が用いられている。
図2bに詳細に示されているように、この臨界位相整合は、前記2つのレーザービーム2,6が同じ箇所で共線的にかつ第2の結晶9の入射面9aに対して直角に入射してようがしまいが、当該第2の結晶9内で第1のレーザービーム2から第2のレーザービーム6を空間的に分離させる。この状態は、前記2つのレーザービーム2,6が異なる偏光方向を有することによって起こり得る。そのため、第2のレーザービーム6は複屈折を伴う第2の結晶内で異常偏光し、それに対して第1のレーザービーム2は正常偏光を有する。ウォークオフ作用は次のようなことを引き起こす。すなわち正常ないし異常偏光された2つのレーザービーム2,6が相互に進行し、重畳領域L、すなわち第2の結晶9内の周波数変換がなされる長さが大幅に低減する。前記第2の結晶9内の重畳領域L以外の残りの長さは、もはや第3の波長λ3のレーザービームの発生のためには役立たない。
このような問題をできるだけ十分に回避できるようにするために、図1aによる装置のもとでは、2つのレーザービーム2,6が、第1のレンズ7と第2のレンズ8とによって、光軸7a,8aからずらされて進行する。これらのレーザービーム2,6は、レンズ表面に対して直角に入射していないので、532nmの波長λ2の第2のレーザービーム6が屈折するビーム方向は、1064nmの波長λ1を有している第1のレーザービーム2のビーム方向とは異なっている。それにより2つのレーザービーム26は、相互に進行し、それ故、もはや同じ箇所から第2のLBO結晶9内に入射するのではなく、前記入射面9aに対してビームずれδを有している。ここでは前記2つのレンズ7,8をシフトさせるために、次のような方向が選択される。すなわち第2のレーザービーム6の入射点を、ウォークオフに対抗する方向へシフトさせる方向である。それにより、前記2つのレーザービーム2,6は、第2の結晶9内で相互に合流するように進入する。図2aと図2bとの比較によって明らかなように、このようにすることで、周波数変換のなされる相互作用長Lが増加し、それによって、UV発生の効率が、すなわち発生した第3のレーザービーム10の出力が高まる。
理想的には、前記レンズ7,8によって発生したビームずれδが次のように選定される。すなわち、2つのレーザービーム2,6が前記第2のLBO結晶9の中央の重畳領域において重なるように選定される。そのようなビームずれδが設定できることを保証するために、レンズ7,8には2つのマニピュレータ11,12(例えばレンズモーター)が設けられている。これらのマニピュレータは前記レンズのフレームに係合し、これらのレンズをその光軸に対して直角方向にシフトさせる。またここでは、ビームの分離を引き起こすために、ここに示されているシフト操作に対して付加的に若しくは代替的に、前記レンズ7,8を傾斜させることも可能であることを理解されたい。この分離のために重要なことは、レーザービーム2,6が、前記レンズ7,8の入射面と出射面に対して直角の関係(これは例えばビームが光軸7a,8aに沿って通過するときに当てはまる)にならないようにすることである。なぜならそのような状況ではビームの分離が何も引き起こされないからである(図2b参照)。
図1aの装置1は、適宜変更も可能である。そのため、例えば図1bに例示的に示されているように、第1のLBO結晶5と第2のLBO結晶9の間の2つのレンズ7,8の代わりに、より小さな焦点距離の唯一つのレンズ7′のみを使用することも可能である。この図1bの実施例では、当該レンズ7′が次のように配置されている。すなわち2つのレーザービーム2,6が近軸的に、すなわち光軸に沿って当該レンズ7′に入射するように配置されている。図1bのレンズ7′は、図1aのレンズ7,8とは対照的に複屈折材料、例えば方解石からなっており、そのような材料においては第1のレーザービーム2は正常に屈折し、第2のレーザービーム6は異常に屈折する。これによって分離が引き起こされる。ここでは、第1のレーザービーム2と第2のレーザービーム6が第1の結晶からの出射の際に相互に直角な偏光方向を有していることが活用される。
またここでは前記図1aに示されている装置と図1bに示されている装置とを組み合わせることも可能であることを理解されたい。例えば、図1aに示されている装置1のケースにおいて、一方又は両方のレンズ2,6を複屈折材料で構成することも可能である。さらにここでは、前述した当該明細書に記載されている周波数ないし波長とは異なる別の数値の周波数ないし波長で、周波数変換を行うことも可能であることを理解されたい。またそのほかにも、第2の非線形結晶9から出射するレーザービーム2,6,10の分離のために、さらに付加的な光学素子、例えばダイクロイックミラーやプリズムなどを使用することも可能であることを最後に付け加えておく。

Claims (11)

  1. レーザービームを周波数変換するための装置(1)であって、
    第1の非線形結晶(5)と、
    第2の非線形結晶(9)と、
    前記第1及び第2の非線形結晶(5,9)の間に配置される光学系(7,7′,8)と
    を含み、
    前記第1の非線形結晶(5)内では、入射された第1波長(λ1)の第1のレーザービーム(2)から周波数倍加により、前記第1のレーザービーム(2)に対して共線的に進行する第2波長(λ2)の第2のレーザービーム(6)が発生され、
    前記第2の非線形結晶(9)内では、前記第1及び第2のレーザービーム(2,6)から周波数混合によって第3波長(λ3)の第3のレーザービーム(10)が発生され、
    前記光学系(7,7′,8)は前記第1及び第2のレーザービーム(2,6)を相互に分離させるために設けられている装置において、
    前記光学系(7,7′,8)が、分離を引き起こすために、少なくとも1つのレンズ(7,7′,8)を有しており、
    前記第1及び第2のレーザービーム(2,6)は、分離を引き起こすために、光軸(7a,8a)に対してずれて及び/又は傾斜して、前記レンズ(7,8)を通過する、
    装置。
  2. 前記レンズ(7′)は、分離を引き起こすために、複屈折材料からなっている、
    請求項1記載の装置。
  3. 前記光学系(7,7′,8)は、前記第2の非線形結晶(9)のビーム入射面(9a)において、前記第1のレーザービーム(2)と前記第2のレーザービーム(6)との間でビームずれ(δ)を引き起こす、
    請求項1または2記載の装置。
  4. 前記光学系(7,8)は、前記第1の非線形結晶(5)から出射した第1及び第2のレーザービーム(2,6)の視準のための第1のレンズ(7)と、前記第1及び第2のレーザービーム(2,6)を第2の非線形結晶(9)に集束させるための第2のレンズ(8)とを有している、
    請求項1から3いずれか1項記載の装置。
  5. 前記第1の非線形結晶(5)の手前に、前記第1のレーザービーム(2)を前記第1の非線形結晶(5)に集束させるためのさらなるレンズ(4)が設けられている、
    請求項1から4いずれか1項記載の装置。
  6. 前記少なくとも1つのレンズ(7,8)を光軸(7a,8a)に対して直角方向に移動させるための移動装置(11,12)がさらに設けられている、
    請求項1から5いずれか1項記載の装置。
  7. 前記第1及び/又は第2の非線形結晶(5,9)は、リチウムトリボレートからなっている、
    請求項1から6いずれか1項記載の装置。
  8. 前記第1のレーザービーム(2)を発生するためのレーザー発振器(3)が設けられている、
    請求項1から7いずれか1項記載の装置。
  9. 前記レーザー発振器(3)の基本周波数の第1の波長(λ1)は、特に1064nmの波長に相当している、
    請求項8記載の装置。
  10. レーザービームを周波数変換するための方法であって、
    第1の非線形結晶(5)内で、第1波長(λ1)の第1のレーザービーム(2)の周波数倍加により、前記第1のレーザービーム(2)に対して共線的に進行する第2波長(λ2)の第2のレーザービーム(6)を発生するステップと、
    第2の非線形結晶(9)内で、周波数混合により、前記第1及び第2のレーザービーム(2,6)から第3波長(λ3)の第3のレーザービーム(10)を発生するステップと、
    前記第1及び第2のレーザービーム(2,6)を、前記第1及び第2の非線形結晶(5,9)の間のビームパス内に配置された光学系(7,7′,8)において相互に分離させるステップと
    を含む方法において、
    前記第1及び第2のレーザービーム(2,6)を、前記光学系(7,7′,8)の少なくとも1つのレンズ(7,7′,8)を通過させることによって、分離を引き起こすようにし、
    前記第1及び第2のビーム(2,6)は、分離を引き起こすために、光軸(7a,8a)に対して、ずらされて及び/又は傾斜して、前記レンズ(7,8)を通過する、
    方法。
  11. 前記レンズ(7′)は、分離を引き起こすために、複屈折材料からなっている、
    請求項10記載の方法。
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