JP5645862B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式により形成された静電潜像を現像するための現像装置を備えた画像形成装置に関する。
コピー機、プリンター、ファクシミリ等の電子写真方式を用いる画像形成装置においては、感光体ドラム等の像担持体の表面に形成された静電潜像にトナーを供給して、静電潜像をトナー画像として現像(可視化)し、そのトナー画像を記録媒体に転写、定着させるプロセスが用いられている。
このような画像形成装置においては、感光体ドラムの表面にトナー画像を形成することによりトナーが消費される。そのため、現像装置に収容された現像剤のトナー濃度(キャリアに対するトナーの割合)が一定に保たれるように、現像装置には、トナーカートリッジからトナーが補給される。しかし、印字率の高い画像を連続して印字した場合には、現像装置に収容されたトナー濃度が極端に減少するため、画像が薄くなったり、画像ムラが生じたりするおそれがある。
そこで、画像の印字率に応じて、トナー濃度が制御の基準値(以下、「トナー濃度制御基準値」ともいう)を下回った場合には印字を一時的に停止すると共に、現像装置内の現像剤を攪拌しながらトナーを補給し、現像装置内のトナー濃度がトナー濃度制御基準値まで回復したときに印字を再開する画像形成装置が提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
また、印字率の高い画像を連続して印字する際に、トナー濃度制御基準値を変更することにより、現像装置内におけるトナー濃度の低下を抑制する技術が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2006−208578号公報 特許第2914515号公報 特開2008−102411号公報
しかし、前者の発明(特許文献1,2)においては、印字率に関係なく画像が連続して印字された場合には、トナーの消費に対してトナーの補給が間に合わなくなる可能性がある。また、前者の発明においては、印字率が高い画像から印字率の低い画像に切り替わった際に、印字動作を停止する必要がないにも係わらず、印字動作を停止してトナーの補給が行われる可能性がある。また、印字率が高い画像であっても、印字速度が遅い場合には、必ずしも印字動作を停止してトナーを補給する必要はない。しかし、前者の発明においては、このような場合であっても、印字動作を停止してトナーの補給が行われる可能性がある。
一方、後者の発明(特許文献3)においては、印字率の高い画像を連続して印字することにより、トナー濃度制御基準値が一旦上がると、次に印字率が通常の画像を印字した場合にトナー濃度が高くなり過ぎてしまい、白地部への地肌かぶり等が発生する可能性がある。
本発明は、トナーの消費量に応じて、現像装置のトナー濃度を適正に調整することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、表面に静電潜像が形成される像担持体と、前記像担持体の表面に静電潜像を形成する静電潜像形成部と、少なくともトナーを含む現像剤を収容する現像剤収容部と、前記像担持体にトナーを供給して、前記静電潜像をトナー画像として現像する現像装置と、前記現像剤収容部に収容された現像剤を前記現像装置へ供給する現像剤補給部と、前記現像装置におけるトナー濃度を検出するトナー濃度検出部と、前記トナー濃度検出部で検出されたトナー濃度が第1基準値未満且つ当該第1基準値よりも低い第2基準値以上の場合には、前記現像剤収容部に収容された現像剤を前記現像装置に補給させるように前記現像剤補給部を制御する第1補給制御部と、前記トナー濃度検出部で検出されたトナー濃度が前記第2基準値未満となった場合には、前記現像装置による前記静電潜像の現像を中断させると共に、前記現像剤収容部に収容された現像剤を前記現像装置に補給させるように前記現像剤補給部を制御する第2補給制御部と、前記現像装置におけるトナー消費速度を算出すると共に、当該トナー消費速度に応じて、前記第2基準値を設定する第2基準値設定部と、を備える画像形成装置に関する。
本発明によれば、トナーの消費量に応じて、現像装置のトナー濃度を適正に調整することができる画像形成装置を提供することができる。
実施形態に係るプリンター1の全体構成を説明するための図である。 プリンター1の機能的な構成を示すブロック図である。 制御部90においてトナー通常補給モード又はトナー強制補給モードを実行する場合の処理手順を示すフローチャートである。 制御部90において第2基準値TNth2を設定する場合の処理手順を示すフローチャートである。 (A)は従来例のプリンターAにおける実験結果を示すグラフである。(B)は実施形態に係るプリンター1における実験結果を示すグラフである。
以下、図面を参照して、本発明に係る画像形成装置の一実施形態であるプリンターについて説明する。まず、プリンター1の全体構成について説明する。図1は、本実施形態に係るプリンター1の全体構成を説明するための図である。
図1に示すように、本実施形態に係るプリンター1は、主要な構成として、用紙搬送部10と、画像形成部30と、定着部40と、を備える。なお、本実施形態では、トナーとキャリアとからなる2成分現像剤を適宜に「現像剤」という。
用紙搬送部10は、第1送りローラー11と、第2送りローラー12と、レジストローラー対13と、第1ローラー対14と、第2ローラー対15と、用紙排出部16と、を備える。また、用紙Kが搬送される搬送路Lは、第1送りローラー11又は第2送りローラー12から画像形成部30(後述する転写ニップN)までの第1搬送路L1と、画像形成部30(後述する転写ニップN)から定着部40までの第2搬送路L2と、定着部40から用紙排出部16までの第3搬送路L3と、定着部40から排出された用紙Kをレジストローラー対13に戻す第4搬送路L4と、を備える。
第1送りローラー11は、給紙カセット17に収容される用紙K(被転写材)を第1搬送路L1に供給する。第2送りローラー12は、手差トレイ18に載置される用紙Kを第1搬送路L1に供給する。レジストローラー対13は、第1搬送路L1を搬送されてきた用紙Kを感光体ドラム31と転写ローラー38との間に形成される転写ニップNに供給して、感光体ドラム31に形成されたトナー画像を用紙Kに転写させるために、用紙Kの搬送又は用紙Kの搬送停止を行う。
また、レジストローラー対13は、用紙Kのスキュー(斜め給紙)補正を行う。第1ローラー対14は、第3搬送路L3に設けられ、定着部40から排出された用紙Kを用紙排出部16側に搬送する。第2ローラー対15は、第1ローラー対14により用紙排出部16側に搬送された用紙Kを第4搬送路L4に搬入させる。用紙排出部16は、トナー画像が定着された用紙Kをプリンター1の外部に排出する。用紙排出部16におけるプリンター1の外側には、排紙集積部19が形成される。排紙集積部19には、用紙排出部16から排出された用紙Kが集積される。
画像形成部30は、トナー画像を形成するための装置である。画像形成部30は、像担持体としての感光体ドラム31と、帯電部32と、静電潜像形成部としてのレーザースキャナーユニット33と、現像装置34と、除電器35と、クリーニング部36と、現像剤収容部としてのトナーカートリッジ37と、転写ローラー38と、を備える。なお、本実施形態において、レーザースキャナーユニット33は、画像形成部30の一部として動作する。
感光体ドラム31は、現像ローラー343(トナー担持体)のトナー層からトナーが供給されることにより、表面に形成された静電潜像に沿った画像(トナー画像)が形成される。感光体ドラム31の周囲には、感光体ドラム31の回転方向に沿って上流側から下流側へ順に、帯電部32、レーザースキャナーユニット33、現像装置34、及びクリーニング部36が配置される。
帯電部32は、感光体ドラム31の表面を、一様に負(マイナス極性)又は正(プラス極性)に帯電させる。
レーザースキャナーユニット33は、感光体ドラム31の表面から離れて配置される。レーザースキャナーユニット33は、外部に配置される外部機器(例えば、パーソナルコンピューター等)により送信された画像データ(原稿画像)に基づいて、感光体ドラム31の表面にレーザー光を連続又は間欠的に照射する。レーザースキャナーユニット33から感光体ドラム31にレーザー光を照射することにより、感光体ドラム31の表面において、露光された部分の電荷が除去されて、原稿画像に対応した静電潜像が形成される。
現像装置34は、感光体ドラム31の表面に形成された静電潜像に、単色(通常はブラック)のトナーを付着させて、静電潜像をトナー画像として現像する。現像装置34は、攪拌ローラー341と、現像剤担持体としての磁気ローラー342と、トナー担持体としての現像ローラー343と、を備える。攪拌ローラー341、磁気ローラー342、及び現像ローラー343は、それぞれのローラー軸に連結された専用の駆動モーター(不図示)により回転力が付与される。また、現像装置34の内部には、トナー濃度検出部としてのトナー濃度センサー39が設けられている。
現像装置34は、タッチダウン方式の現像装置である。現像装置34は、磁気ローラー342の表面に磁力により磁気ブラシを形成し、磁気ブラシから現像ローラー343に供給されるトナーにより、現像ローラー343の表面にトナー層を形成する。そして、現像ローラー343に形成されたトナー層を感光体ドラム31に供給することにより、感光体ドラム31の表面に形成された静電潜像を現像する。これにより、感光体ドラム31の表面にトナー画像が形成される。
攪拌ローラー341は、トナー供給部371(後述)により供給された現像剤を攪拌する。攪拌ローラー341により攪拌された現像剤には、摩擦により静電気が発生する。これにより、キャリアはマイナスに帯電し、トナーはプラスに帯電する。また、静電気力により、トナーは、キャリアに付着する。
磁気ローラー342は、円筒形状の非磁性部材からなる磁気スリーブにより構成される。磁気スリーブは、所定方向に回転可能に支持され、その内部には複数の磁性部材(不図示)が配置されている。磁気ローラー342は、現像剤を磁力により保持し、当該現像剤に含まれるキャリアにより表面に磁気ブラシが形成される。磁気ローラー342には、第1電圧印加部(不図示)により、第1バイアス電圧が印加される。
トナーカートリッジ37(後述)から現像装置34に供給された現像剤は、攪拌ローラー341により攪拌された後、その一部が磁気ローラー342の表面に磁力により保持される。磁気ローラー342の表面に保持された一部の現像剤は、不図示の磁気ブラシ(現像剤層)を形成する。
現像ローラー343は、円筒形状の非磁性部材からなる現像スリーブにより構成される。現像ローラー343の内部には、複数の磁性部材が配置されている。現像ローラー343は、感光体ドラム31の表面に対向する位置において、現像スリーブの回転方向が磁気ローラー342の回転方向と反対方向となるように駆動される。
現像ローラー343は、磁気ローラー342(現像剤担持体)の磁気ブラシから供給されるトナーにより表面にトナー層(不図示)が形成される。具体的には、現像ローラー343の表面には、磁気ローラー342の層厚規制ブレード(不図示)により層厚が規制された磁気ブラシからトナーのみが移動して、トナー層が形成される。現像ローラー343には、第2電圧印加部(不図示)により、第2バイアス電圧が印加される。
トナー濃度センサー39は、現像装置34におけるトナー濃度を検出する。本実施形態のトナー濃度センサー39は、現像装置34に収容された現像剤の透磁率をトナー濃度として検出する透磁率センサーである。トナー濃度センサー39は、現像装置34内に収容された現像剤の透磁率に相当する電圧値を制御部90に送信する。なお、以下の説明においては、現像剤の透磁率に相当する電圧値のトナー濃度値TNを、「トナー濃度センサー39で検出されたトナー濃度値TN」ともいう。
除電器35は、感光体の表面に光を照射することにより、転写が行われた後の感光体ドラム31の表面を除電する(電荷を除去する)。
クリーニング部36は、除電器35によって感光体ドラム31の表面が除電された後のその表面に残るトナー等を除去する。
トナーカートリッジ37は、トナー及びキャリアを含む2成分現像剤を収容する。トナーカートリッジ37の内部には、現像剤補給部としてのトナー供給部371が設けられている。トナー供給部371は、トナーカートリッジ37に収容された現像剤を現像装置34に供給する装置である。トナー供給部371と現像装置34との間は、トナー供給路(図示せず)により接続されている。また、トナー供給部371は、制御部90(後述)と電気的に接続されている。トナー供給部371から現像装置34へ供給される現像剤の量は、制御部90からトナー供給部371へ送信される駆動信号により制御される。
転写ローラー38は、感光体ドラム31との間に用紙Kを挟み込むことにより、感光体ドラム31の表面に形成されたトナー画像を用紙Kに転写させる。転写ローラー38には、転写バイアス印加部(不図示)により、感光体ドラム31の表面に形成されたトナー画像を用紙Kに転写させるための転写バイアスが印加される。
定着部40は、加熱回転体41と、加圧回転体42と、を備える。加熱回転体41と加圧回転体42とは、トナー画像が転写された用紙Kを挟み込んで、トナーを溶融及び加圧し、そのトナーを用紙Kに定着させる。
次に、本実施形態に係るプリンター1の機能的な構成について説明する。図2は、プリンター1の機能的な構成を示すブロック図である。なお、図1を用いて説明した構成については、その説明を適宜に省略する。
プリンター1は、上述した構成要素(用紙搬送部10、画像形成部30及び定着部40等)に加えて、更に、操作部50と、表示部60と、インターフェイス部70と、記憶部80と、制御部90と、を備える。また、プリンター1は、不図示の電圧印加部を備える。
操作部50は、複数のキー(不図示)を有する。これら複数のキーは、例えば、プリンター1の設定を変更する場合やジョブをリセットする場合等に操作される。操作部50は、いずれかのキーが操作されたときに、操作されたキーに対応する信号を制御部90に送信する。
表示部60は、設定モード、用紙サイズ、印刷枚数、出力先のほか、トナーの補給中であることを知らせるメッセージや、トナーカートリッジ37に収容される現像剤の残量が少ないことを知らせるメッセージのほか、給紙カセット17内に用紙Kが収容されていないことを知らせるメッセージ等を表示する。
インターフェイス部70は、プリンター1の外部に設置された外部機器、例えば、パーソナルコンピューター等と有線(又は無線)により接続される。インターフェイス部70は、感光体ドラム31の表面に形成される静電潜像の画像データを取得する機能を有する。上述したパーソナルコンピューターから送信された画像データは、インターフェイス部70で受信され、記憶部80(後述)に記憶される。
記憶部80は、ハードディスクや半導体メモリー等から構成される。記憶部80は、パーソナルコンピューターから受信した画像データを一時的に記憶する。また、記憶部80は、プリンター1において利用される制御プログラム、及びこの制御プログラムによって利用されるデータ(例えば、第1基準値TNth1,第2基準値TNth2,トナー濃度値TN等)を記憶する。
制御部90は、CPU、RAM及びROMを備える。RAMは、各種データを一時的に記憶する機能や演算時の作業領域となる機能を有する記憶装置である。ROMは、各種プログラムを記憶するフラッシュメモリーとしての機能を有する記憶装置である。CPUは、ROMからプログラムを読み出して実行する演算装置である。CPUとRAM及びROMとは、データバス(不図示)を介してデータの送受信を行う。CPUは、ROMから読み出したプログラムを実行することにより、そのプログラムの内容に応じた処理を実行する。また、CPUは、時間を計時するタイマーとしての機能を有する。
制御部90は、用紙搬送部10、画像形成部30、定着部40及び表示部60を制御する。
制御部90は、印字制御部91と、モード設定部92と、第1補給制御部93と、第2補給制御部94と、第2基準値設定部95と、トナー消費量算出部としての印字率算出部96と、現像駆動時間算出部97と、を含む。
印字制御部91は、原稿画像を印字する場合において、プリンター1の各部を制御する。まず、印字制御部91が、プリンター1に原稿画像を印字させる場合の動作について説明する。なお、以下の説明では、用紙Kの片面にトナー画像を形成する場合を例とする。
まず、印字制御部91は、インターフェイス部70を介して受信された画像データを記憶部80に一時記憶させる。印字制御部91は、記憶部80に一時記憶された画像データに基づいて、用紙Kにトナー画像を形成するために、用紙搬送部10、画像形成部30及び定着部40をそれぞれ制御する。すなわち、印字制御部91は、第1送りローラー11又は第2送りローラー12を駆動させて、用紙Kを画像形成部30に搬送させる。
また、印字制御部91は、画像データに基づいて生成されたトナー画像を形成するためのデータをレーザースキャナーユニット33に供給し、レーザースキャナーユニット33から照射されるレーザー光により感光体ドラム31に静電潜像を形成させる。印字制御部91は、現像装置34より感光体ドラム31にトナー画像を形成させ、このトナー画像を転写ローラー38によって用紙Kに転写させる。印字制御部91は、加熱回転体41が所定の温度に加熱されるよう制御して、その加熱回転体41により用紙Kに転写されたトナー画像のトナーを溶融させると共に、加熱回転体41に圧接される加圧回転体42によりトナーを用紙Kに定着させる。更に、印字制御部91は、トナー画像が定着された用紙Kを用紙搬送部10により用紙排出部16から排出させる。
印字制御部91は、第1電圧印加部、第2電圧印加部及び第3電圧印加部(いずれも不図示)から各ローラーへ印加されるバイアス電圧を制御する。第1電圧印加部は、制御部90から出力される制御信号に基づいて、磁気ローラー342に第1バイアス電圧を印加する。第2電圧印加部は、制御部90から出力される制御信号に基づいて、現像ローラー343に第2バイアス電圧を印加する。第3電圧印加部は、制御部90から出力される制御信号に基づいて、感光体ドラム31に第3バイアス電圧を印加する。
磁気ローラー342に印加される第1バイアス電圧と、現像ローラー343に印加される第2バイアス電圧との電位差(以下、「現像バイアス電圧」ともいう)により、磁気ローラー342の表面に付着したトナーは、現像ローラー343に移動する。磁気ローラー342から現像ローラー343へのトナーの移動量は、磁気ローラー342と現像ローラー343との間に生じる現像バイアス電圧に比例して大きくなる。
また、感光体ドラム31と現像ローラー343との間に生じる電位差により、現像ローラー343の表面に付着したトナーは、感光体ドラム31の表面に移動する。これにより、感光体ドラム31の表面に形成された静電潜像がトナーにより現像(可視化)される。現像ローラー343から感光体ドラム31へのトナーの移動量は、現像ローラー343と感光体ドラム31との間に生じる電圧差に比例して大きくなる。
タッチダウン方式の現像装置34においては、現像ローラー343に供給される第2バイアス電圧が固定値に制御され、磁気ローラー342に供給される第1バイアス電圧と感光体ドラム31に供給される第3バイアス電圧との電位差が一定となるように制御される。印字制御部91は、現像ローラー343と磁気ローラー342との電位差を制御することにより、トナーの移動量を調節する。
次に、モード設定部92、第1補給制御部93、第2補給制御部94、及び第2基準値設定部95について説明する。
モード設定部92は、トナー補給が必要であるか否かの判定、及びトナー補給が必要であると判定した場合に、トナー濃度センサー39で検出されたトナー濃度に応じて、トナー通常補給モード又はトナー強制補給モードのいずれを実行させるかを判定する。
モード設定部92は、トナー濃度センサー39で検出されたトナー濃度(トナー濃度値TN)が、第1基準値TNth1以上の場合には、トナー補給の必要がないと判定する。この場合に、モード設定部92は、トナー通常補給モード又はトナー強制補給モードのいずれを実行させるかを判定しない。
一方、モード設定部92は、トナー濃度センサー39で検出されたトナー濃度(トナー濃度値TN)が、第1基準値TNth1未満且つ当該第1基準値TNth1よりも低い第2基準値TNth2以上の場合には、現像装置34に現像剤を補給させるモードとしてトナー通常補給モード(第1現像剤補給モード)を設定する。トナー通常補給モードについては後述する。
また、モード設定部92は、トナー濃度センサー39で検出されたトナー濃度(トナー濃度値TN)が、第2基準値TNth2未満の場合には、現像装置34に現像剤を補給させるモードとしてのトナー強制補給モード(第2現像剤補給モード)を設定する。トナー強制補給モードについては後述する。
第1基準値TNth1及び第2基準値TNth2のデータは、記憶部80に記憶されている。モード設定部92は、記憶部80に記憶されている第1基準値TNth1及び/又は第2基準値TNth2のデータを取得して、トナー濃度センサー39で検出されたトナー濃度値TNが第1基準値TNth1以上か否か、トナー濃度センサー39で検出されたトナー濃度値TNが第1基準値TNth1未満且つ第2基準値TNth2以上か否か、及びトナー濃度センサー39で検出されたトナー濃度値TNが第2基準値TNth2未満か否かをそれぞれ判定する。モード設定部92における判定結果(トナー通常補給モード、トナー強制補給モード)のデータは、記憶部80に記憶される。
第1補給制御部93は、モード設定部92において、トナーの補給モードとしてトナー通常補給モードが設定された場合には、トナー通常補給モードを実行する。トナー通常補給モードとは、原稿画像の印字前(又は印字後)において、トナーカートリッジ37に収容された現像剤を現像装置34に補給させるようにトナー供給部371を制御するモードである。
第2補給制御部94は、モード設定部92において、トナーの補給モードとしてトナー強制補給モードが設定された場合には、トナー強制補給モードを実行する。トナー強制補給モードとは、原稿画像の印字中において、トナー濃度センサー39で検出されたトナー濃度が前記第2基準値未満となった場合に、現像装置34による静電潜像の現像を中断させると共に、トナーカートリッジ37に収容された現像剤を現像装置34に補給させるようにトナー供給部371を制御するモードである。
このトナー強制補給モードは、例えば、印字率の高い画像を連続して印字したことにより、トナー濃度が極端に低下した場合等に実行される。トナー強制補給モードにおいては、極端に低下したトナー濃度を通常のトナー濃度まで戻す必要があるため、トナー通常補給モードに比べて、トナーの補給により長い時間を要する。この間、プリンター1は、原稿画像の印字が出来ないため、利便性及び生産性が低下する。また、極端に低下したトナー濃度を通常のトナー濃度まで戻すまでの間、トナーの攪拌が繰り返されるため、トナーの劣化も進行する。従って、プリンター1においては、出来る限りトナー強制補給モードを実行しないことが望まれる。
第2基準値設定部95は、現像装置34におけるトナー消費速度を算出すると共に、当該トナー消費速度に応じて、第2基準値を設定する。具体的には、第2基準値設定部95は、現像装置34におけるトナー消費速度を所定間隔で算出すると共に、算出したトナー消費速度が速くなるに従い、第2基準値を低く設定し、現像装置34におけるトナー消費速度が遅くなるに従い、前記第2基準値を高く設定する。
本実施形態の第2基準値設定部95は、原稿画像が1枚印字される毎にトナー消費速度TVを算出し、このトナー消費速度TVに基づいて、記憶部80に記憶されている第2基準値TNth2を設定(データの書き替え)する。
トナー消費速度TVを算出する場合において、第2基準値設定部95は、印字率算出部96(後述)で算出された印字率Pの総和P(i)を、現像駆動時間算出部97(後述)で算出された現像駆動時間Tの総和T(i)により除算して得られた値をトナー消費速度TVとして算出する。
具体的には、第2基準値設定部95は、下記の式(1)に従い、直近m〜n枚目までの(n−m+1)枚における平均のトナー消費速度TVaveを算出する。
Figure 0005645862
第2基準値設定部95は、平均のトナー消費速度TVaveを算出する毎に、前回使用した最も古い印字率P及び現像駆動時間Tのデータを削除すると共に、今回取得した最も新しい印字率P及び現像駆動時間Tのデータを加える(移動平均処理)。例えば、第2基準値設定部95は、式1において、前回使用した最も古い印字率P(m−2)及び現像駆動時間T(m−2)のデータを削除すると共に、今回取得した最も新しい印字率P(n)及び現像駆動時間T(n)のデータを加える。
上記のような移動平均処理を実施することにより、印字率の高い画像を連続して印字した後に、印字率の低い画像を連続して印字する場合において、トナー強制補給の基準となる第2基準値TNth2が急激に上昇することがなく、第2基準値TNth2は段階的に上昇する。同様に、印字率の低い画像を連続して印字した後に、印字率の高い画像を連続して印字する場合において、トナー強制補給の基準となる第2基準値TNth2が急激に下降することがなく、第2基準値TNth2は段階的に下降する。なお、第2基準値設定部95が、トナー消費速度TVに応じて第2基準値を設定した場合の具体例については後述する。
また、第2基準値設定部95は、トナー消費速度TVを算出した後、今回算出したトナー消費速度TVと前回算出したトナー消費速度TV´との差分に応じて、記憶部80に記憶されている第2基準値TNth2を設定する。
具体的には、第2基準値設定部95は、今回算出したトナー消費速度TVが、前回算出したトナー消費速度TV´以上である場合に、今回算出したトナー消費速度TVと前回算出したトナー消費速度TV´との差分が大きいほど(トナー消費速度が速くなるほど)、記憶部80に記憶されている第2基準値TNth2を低く設定する。
一方、第2基準値設定部95は、今回算出したトナー消費速度TVが、前回算出したトナー消費速度TV´未満である場合に、今回算出したトナー消費速度TVと前回算出したトナー消費速度TV´との差分が大きいほど(トナー消費速度が遅くなるほど)、記憶部80に記憶されている第2基準値TNth2を高く設定する。
このように、記憶部80に記憶されている第2基準値TNth2は、今回算出したトナー消費速度TVと前回算出したトナー消費速度TV´との差分に応じて設定される。
次に、印字率算出部96、現像駆動時間算出部97について説明する。
印字率算出部96は、インターフェイス部70により取得された画像データに基づいて、原稿画像1枚について、所定面積(用紙Kの印字範囲)当たりにおける画像の面積を示す印字率Pを算出する。本実施形態において、印字率算出部96は、現像装置34において現像されたトナー画像の直近n枚におけるトナー消費量を印字率Pとして算出する。具体的には、印字率算出部96は、原稿画像が1枚印字される毎に、直近m〜n枚目までの(n−m+1)枚について、P(m−1),P(m),P(m+1),P(m+2),P(m+3),P(m+4),…P(n−1),P(n)の総和P(i)を印字率Pとして算出する(式1参照)。印字率算出部96により算出された印字率Pのデータは、記憶部80に記憶される。
現像駆動時間算出部97は、現像装置34が感光体ドラム31に形成された1画像分の静電潜像をトナー画像として現像するのに要した現像駆動時間Tを算出する。本実施形態において、現像駆動時間算出部97は、現像ローラー343に回転力を付与する駆動モーター(不図示)が1枚の原稿画像を現像するのに要する駆動時間をタイマー(不図示)で計時させ、その総和を現像駆動時間Tとする。具体的には、現像駆動時間算出部97は、原稿画像が1枚印字される毎に、直近m〜n枚目までの(n−m+1)枚について、T(m−1),T(m),T(m+1),T(m+2),T(m+3),T(m+4),…T(n−1),T(n)の総和T(i)を現像駆動時間Tとして算出する(式1参照)。現像駆動時間算出部97により算出された現像駆動時間Tのデータは、記憶部80に記憶される。
次に、制御部90(モード設定部92)において、トナー通常補給モード又はトナー強制補給モードを設定する場合の処理手順を、図3のフローチャートを参照しながら説明する。図3に示すフローチャートの処理は、プリンター1の運転中において、所定の時間間隔で繰り返し実行される。
図3に示すステップST101において、制御部90(モード設定部92)は、トナー濃度センサー39で検出されたトナー濃度値TNのデータを記憶部80から取得する。
ステップST102において、制御部90(モード設定部92)は、第1基準値TNth1のデータを記憶部80から取得する。
ステップST103において、制御部90(モード設定部92)は、トナー濃度値TNが第1基準値TNth1未満(TN<TNth1)か否かを判定する。このステップST102において、制御部90(モード設定部92)は、トナー濃度値TNが第1基準値TNth1未満である(YES)と判定した場合に、処理をステップST104へ進める。また、ステップST102において、制御部90(モード設定部92)は、トナー濃度値TNが第1基準値TNth1未満でない(NO)と判定した場合には、トナー通常補給モード又はトナー強制補給モードを実行する本フローチャートの処理を終了する。トナー濃度値TNが第1基準値TNth1以上であれば、トナー通常補給モード又はトナー強制補給モードのいずれも実行する必要がないからである。
ステップST104(ステップST103:YES)において、制御部90(モード設定部92)は、第2基準値TNth2のデータを記憶部80から取得する。この第2基準値TNth2は、後述する制御部90(第2基準値設定部95)が、トナー消費速度Sに応じて設定した値である。
ステップST105において、制御部90(モード設定部92)は、トナー濃度値TNが第2基準値TNth2未満(TN<TNth2)か否かを判定する。このステップST105において、制御部90(モード設定部92)は、トナー濃度値TNが第2基準値TNth2未満である(YES)と判定した場合に、処理をステップST106へ進める。また、ステップST105において、制御部90(モード設定部92)は、トナー濃度値TNが第1基準値TNth1未満でない(NO)と判定した場合に、処理をステップST107へ進める。
ステップST106(ステップST105:YES)において、制御部90(第2補給制御部94)は、トナー強制補給モードを実行する。トナー強制補給モードは、原稿画像の印字中において、現像装置34による静電潜像の現像を中断させると共に、トナーカートリッジ37に収容された現像剤を現像装置34に補給させるようにトナー供給部371を制御するモードである。制御部90(第2補給制御部94)は、ステップST106の処理が終了した時点において、トナー通常補給モード又はトナー強制補給モードを実行する本フローチャートの処理を終了する。
上記ステップST106において、トナー強制補給モードが設定されることにより、制御部90(第2補給制御部94)において、トナー強制補給モードが実行される。
一方、ステップST107(ステップST105:NO)において、制御部90(モード設定部92)は、現像装置34にトナーを補給するモードとして、トナー通常補給モードを設定する。トナー通常補給モードは、原稿画像の印字前(又は印字後)において、トナーカートリッジ37に収容された現像剤を現像装置34に補給させるようにトナー供給部371を制御するモードである。制御部90(モード設定部92)は、ステップST107の処理が終了した時点において、トナー通常補給モード又はトナー強制補給モードを設定する本フローチャートの処理を終了する。
上記ステップST107において、トナー通常補給モードが設定されることにより、制御部90(第1補給制御部93)において、トナー通常補給モードが実行される。
次に、制御部90(第2基準値設定部95)において、第2基準値TNth2を設定する場合の処理手順を、図4のフローチャートを参照しながら説明する。図4に示すフローチャートの処理は、プリンター1の運転中において、原稿画像の印字が1枚終了する毎に繰り返し実行される。
図4に示すステップST201において、制御部90(第2基準値設定部95)は、印字率算出部96において算出した、直近n枚における印字率P(総和P(i))のデータを取得する。
ステップST202において、制御部90(第2基準値設定部95)は、現像駆動時間算出部97において算出した、直近n枚における現像駆動時間T(総和T(i))のデータを取得する。
ステップST203において、制御部90(第2基準値設定部95)は、ステップST201で取得した印字率Pを、ステップST202で取得した現像駆動時間Tにより除算することにより、トナー消費速度TVを算出する。
ステップST204において、制御部90(第2基準値設定部95)は、今回算出したトナー消費速度TVが前回算出したトナー消費速度TV´以上か否かを判定する。このステップST204において、制御部90(第2基準値設定部95)は、今回算出したトナー消費速度TVが前回算出したトナー消費速度TV´以上(TV≧TV´)である(YES)と判定した場合に、処理をステップST205へ進める。また、ステップST204において、制御部90(第2基準値設定部95)は、今回算出したトナー消費速度TVが前回算出したトナー消費速度TV´以上でない(NO)と判定した場合に、処理をステップST206へ進める。
ステップST205(ステップST204:YES)において、制御部90(第2基準値設定部95)は、記憶部80に記憶されている第2基準値TNth2を、今回算出したトナー消費速度TVと前回算出したトナー消費速度TV´との差分に応じて低く設定する。このように、制御部90(第2基準値設定部95)は、トナー消費速度TVが速くなるに従い、第2基準値TNth2を低く設定する。制御部90(第2基準値設定部95)は、ステップST205の処理が終了した時点において、第2基準値TNth2を設定する本フローチャートの処理を終了する。
一方、ステップST206(ステップST204:NO)において、制御部90(第2基準値設定部95)は、記憶部80に記憶されている第2基準値TNth2を、今回算出したトナー消費速度TVと前回算出したトナー消費速度TV´との差分に応じて高く設定する。このように、制御部90(第2基準値設定部95)は、トナー消費速度TVが遅くなるに従い、第2基準値TNth2を高く設定する。制御部90(第2基準値設定部95)は、ステップST206の処理が終了した時点において、第2基準値TNth2を設定する本フローチャートの処理を終了する。
次に、従来例のプリンターA(後述)と本実施形態に係るプリンター1とを用いて、トナー強制補給モードへの移行の有無を測定した実験結果について説明する。本実験では、印字率80%のA4サイズの原稿10枚及び印字率20%のA4サイズの原稿10枚を、交互(80%、10%、80%、10%の順)に合計40枚印字した。そして、40枚の原稿を印字する間、各プリンターのトナー濃度センサーで検出されたトナー濃度値の推移と、トナー強制補給モードへの移行の有無を測定した。
従来例のプリンターAは、トナー濃度がトナー濃度制御基準値を下回った場合には、トナー強制補給モードを実行する。一方、本実施形態に係るプリンター1において、トナー消費速度TVの算出には、印字した画像の直近10枚における印字率P(総和P(i))及び現像駆動時間T(総和T(i))を用いた。
図5(A)は、従来例のプリンターAにおける実験結果を示すグラフである。図5(B)は、本実施形態に係るプリンター1における実験結果を示すグラフである。各グラフにおいて、横軸は印字枚数(枚)を示し、縦軸はトナー濃度制御基準値と実際に検出されたトナー濃度値との差(%)を示す(以下、縦軸の数値を「トナー濃度制御基準値」ともいう)。また、各グラフにおいて、実線はトナー濃度制御基準値の推移を示し、破線はトナー濃度値の推移を示す。
図5(A)に示すように、従来例のプリンターAにおいては、印字率が80%から10%に切り替わった時に、トナー濃度制御基準値が急激に上昇している。このとき、従来例のプリンターAにおいては、トナー濃度値がトナー濃度制御基準値を下回ったため、印字率が80%から10%に切り替わる印字の10枚目及び30枚目において、本来は必要のないトナー強制補給モードが実行された。
一方、図5(B)に示すように、本実施形態に係るプリンター1においては、印字率が80%から10%に切り替わった時に、トナー濃度制御基準値が急激に上昇していない。トナー濃度制御基準値は、その後、徐々に上昇している。これは、本実施形態に係るプリンター1が、直近10枚の印字率P(総和P(i))を用いてトナー消費速度TVを算出しているため、印字率が80%から10%に切り替わっても、印字率の急激な変化がトナー消費速度TVの算出結果に反映されにくいためである。そのため、本実施形態に係るプリンター1においては、印字率が80%から10%に切り替わった時に、トナー濃度値がトナー濃度制御基準値を下回ることはなかった。この結果、本実施形態に係るプリンター1においては、印字率が80%から10%に切り替わる印字の10枚目及び30枚目において、トナー強制補給モードが実行されることなく、トナー通常補給モードが実行された。
なお、本実施形態に係るプリンター1においても、トナー消費量(印字率)が異常に高くなり、トナー濃度値がトナー濃度制御基準値(第2基準値TNth2)を下回ることが考えられる。例えば、図5(B)において、印字の20枚目付近でトナー濃度値が異常に高くなった場合には、トナー濃度値がトナー濃度制御基準値を下回ることがあり得る。その場合には、プリンター1において、従来例のプリンターAと同じくトナー強制補給モードが実行される。しかし、本実施形態に係るプリンター1は、従来例のプリンターAに比べて、トナー強制補給モードが実行される回数をより少なくすることができる。
一方、トナー消費量(印字率)が異常に高くなり、トナー強制補給モードが実行される回数を更に少なくするための対策として、式(1)で算出したトナー消費速度TVaveに、補正値(定数)を加えてもよい。トナー消費速度TVaveに補正値を加えることにより、制御部90(第2基準値設定部95)において設定される第2基準値TNth2を、より高目に維持することができる。これによれば、プリンター1は、トナー消費量が異常に高くなり、トナー濃度値がトナー濃度制御基準値を下回ることによって、トナー強制補給モードが実行される回数を更に少なくすることができる。
また、予め2つの補正値α、補正値β(α<β)を用意しておき、データの蓄積量に応じて、補正値を切り替えてもよい。例えば、制御部90(第2基準値設定部95)は、記憶部80に(n−m+1)枚に相当するデータが蓄積されている場合には、トナー消費速度TVaveに補正値αを加え、記憶部80に(n−m+1)枚に相当するデータが蓄積されていない場合には、トナー消費速度TVaveに補正値βを加える。これによれば、記憶部80に(n−m+1)枚に相当するデータが蓄積されていない場合において、トナー消費量が急激に高くなると、式(1)で算出されるトナー消費速度TVaveに、その影響が大きく反映されてしまう。そのため、記憶部80に(n−m+1)枚に相当するデータが蓄積されていない場合において、制御部90(第2基準値設定部95)は、トナー消費速度TVaveにより大きな補正値βを加えることにより、トナー濃度値がトナー濃度制御基準値を下回る可能性をより低くすることができる。
なお、補正値は、実機を用いて、印字率の異なる画像を連続して印字させる実験を行うことにより求めてもよいし、運転条件等の各種パラメーターに基づいて、シミュレーションにより求めてもよい。また、補正値は、データの蓄積量に応じて、更に複数用意されていてもよい。
上述した本実施形態に係るプリンター1によれば、例えば、以下のような効果が奏される。
本実施形態に係るプリンター1において、制御部90(第2基準値設定部95)は、現像装置34におけるトナー消費速度を算出すると共に、算出したトナー消費速度が速くなるに従い、トナー濃度制御基準値としての第2基準値を低く設定し、現像装置34におけるトナー消費速度が遅くなるに従い、前記第2基準値を高く設定する。
これによれば、プリンター1は、印字率に関係なく画像が連続して印字された場合には、トナー消費速度が速くなるため、トナー濃度制御基準値としての第2基準値が低く設定される。そのため、プリンター1は、印字率に関係なく画像が連続して印字された場合に、トナーの消費に対してトナーの補給が間に合わなくなる状況を可能な限り回避できる。
また、プリンター1は、印字率が高い画像から印字率の低い画像に切り替わった際に、トナー濃度制御基準値としての第2基準値が急激に高くなることがない。そのため、プリンター1は、印字動作を停止する必要がないにも係わらず、トナー強制補給モードが実行され、印字動作が停止されてしまうことを可能な限り回避できる。
また、プリンター1は、印字率の高い画像であっても、印字速度が遅い場合には、現像駆動時間T(式(1)の分母)が大きくなるため、トナー消費速度の算出値は小さくなる。そのため、印字率の高い画像であっても、トナー濃度制御基準値としての第2基準値は低く設定される。従って、プリンター1は、印字率の高い画像であって、印字速度が遅い場合において、印字動作を停止する必要がないにも係わらず、トナー強制補給モードが実行され、印字動作が停止されてしまうことを可能な限り回避できる。
更に、プリンター1は、印字率の高い画像を連続して印字した場合に、第2基準値が徐々に高くなるため、次に印字率が通常の画像を印字した場合において、トナー濃度が高くなり過ぎることがない。そのため、プリンター1は、印字率の高い画像から印字率が通常の画像に切り替わっても、白地部への地肌かぶり等が発生することを抑制できる。
従って、プリンター1は、トナーの消費量に応じて、現像装置34のトナー濃度を適正に調整することができる。
また、制御部90は、トナー消費量算出部の機能において、感光体ドラム31の表面に形成される静電潜像の画像データに基づいて、現像装置34で現像されるトナー画像のトナー消費量を算出する。また、制御部90(現像駆動時間算出部97)は、現像装置34がトナー画像を現像するのに要した現像駆動時間を算出する。そして、制御部90(第2基準値設定部95)は、トナー消費量算出部の機能において算出されたトナー消費量を、現像駆動時間算出部97の機能において算出した現像駆動時間で除算することによりトナー消費速度を算出する。このため、プリンター1は、現像装置34がトナー画像を現像したときのトナー消費速度を、正確に算出することができる。
また、制御部90は、トナー消費量算出部の機能において、トナー消費量として、感光体ドラム31の表面に形成される静電潜像の画像データに基づいて、所定面積当たりにおける画像の面積を示す印字率を算出する。このため、プリンター1は、現像装置34で現像されるトナー画像のトナー消費量を、より正確に算出することができる。
また、制御部90は、トナー消費量算出部(印字率算出部96)の機能において、印字した画像の直近n枚における平均の印字率を算出する。このため、印字率の高い画像を連続して印字した後に、印字率の低い画像を連続して印字する場合や、印字率の低い画像を連続して印字した後に、印字率の高い画像を連続して印字する場合において、トナー濃度制御基準値としての第2基準値が急激に上昇又は下降することがない。このため、プリンター1において、印字率の異なる画像への印字に切り替わった際に、検出されたトナー濃度値が第2基準値を下回ることにより、不用意にトナー強制補給モードが実行され、印字動作が停止されてしまうことを可能な限り回避できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、種々の形態で実施することができる。
本実施形態においては、トナー消費量として、印字した画像の直近n枚における平均の印字率を算出する例について説明した。これに限らず、トナー消費量として、印字した画像の直近t時間における平均の印字率を算出するようにしてもよい。
本実施形態においては、現像剤として2成分現像剤を用い、トナー濃度センサー39として透磁率センサーを用いた例について説明した。このため、プリンター1においては、現像装置34内に収容された現像剤のトナー濃度を精度良く検出することができる。また、プリンター1においては、検出されるトナー濃度のバラツキを小さくすることができる。しかし、トナー濃度センサー39は、トナー成分や装置構成等に応じて適宜に設定することができ、透磁率センサーに限定されない。例えば、現像剤として、磁性トナーのみからなる1成分現像剤を用いた場合には、圧電センサーや、光学式センサー等を用いることができる。
本発明に係る画像形成装置の実施形態は、上述したプリンター1に限定されない。すなわち、本発明に係る画像形成装置は、コピー機、ファクシミリ、又はコピー機、ファクシミリ及びプリンターの機能を備えた複合機にも適用できる。
1…プリンター(画像形成装置)、30…画像形成部、31…感光体ドラム(像担持体)、34…現像装置、37…トナーカートリッジ(現像剤収容部)、39…トナー濃度センサー(トナー濃度検出部)、80…記憶部、90…制御部、91…印字制御部、92…モード設定部、93…第1補給制御部、94…第2補給制御部、95…第2基準値設定部、96…印字率算出部(トナー消費量算出部)、97…現像駆動時間算出部

Claims (2)

  1. 表面に静電潜像が形成される像担持体と、
    前記像担持体の表面に静電潜像を形成する静電潜像形成部と、
    少なくともトナーを含む現像剤を収容する現像剤収容部と、
    前記像担持体にトナーを供給して、前記静電潜像をトナー画像として現像する現像装置と、
    前記像担持体の表面に形成された前記トナー画像を被転写材に転写する転写部と、
    前記現像剤収容部に収容された現像剤を前記現像装置へ供給する現像剤補給部と、
    前記現像装置におけるトナー濃度を検出するトナー濃度検出部と、
    前記トナー濃度検出部で検出されたトナー濃度が第1基準値未満且つ当該第1基準値よりも低い第2基準値以上の場合には、前記現像装置に現像剤を補給させるモードとして第1現像剤補給モードを設定し、前記トナー濃度検出部で検出されたトナー濃度が前記第2基準値未満となった場合には、前記現像装置に現像剤を補給させるモードとして第2現像剤補給モードを設定するモード設定部と、
    前記モード設定部において、前記第1現像剤補給モードが設定された場合に、前記転写部が前記トナー画像を前記被転写材に転写する前、又は転写した後において、前記現像剤収容部に収容された現像剤を前記現像装置に補給させるように前記現像剤補給部を制御する第1補給制御部と、
    前記モード設定部において、前記第2現像剤補給モードが設定された場合に、前記現像装置による前記静電潜像の現像を中断させると共に、前記現像剤収容部に収容された現像剤を前記現像装置に補給させるように前記現像剤補給部を制御する第2補給制御部と、
    前記現像装置におけるトナー消費速度を算出すると共に、当該トナー消費速度が速くなるに従い、前記第2基準値を低く設定し、当該トナー消費速度が遅くなるに従い、前記第2基準値を高く設定する第2基準値設定部と、
    を備える画像形成装置。
  2. 前記像担持体の表面に形成される静電潜像の画像データに基づいて、前記現像装置で現像されるトナー画像のトナー消費量を算出するトナー消費量算出部と、
    前記現像装置がトナー画像を現像するのに要した現像駆動時間を算出する現像駆動時間算出部と、を備え、
    前記第2基準値設定部は、前記トナー消費量算出部で算出された前記トナー消費量を前記現像駆動時間算出部で算出された前記現像駆動時間で除算することにより前記トナー消費速度を算出する、
    請求項1に記載の画像形成装置。
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