JP5644539B2 - プロセッサ、情報処理装置、情報処理方法及びシステム起動プログラム - Google Patents
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Description
図4に本実施の形態1における情報処理システムのブロック図を示す。本システムは、大きく分けてCPU−1〜4の4つのCPU100 (以降各CPU100をCPU100−1〜CPU100−4と記載する)、DRAM201、NOR202、及びCPU間キャッシュ共有制御モジュール203から構成される。なお、以下ではCPUが4つである場合について説明するが、CPUの数については4つに限定するものではなく、N個のCPUを有するシステムについて拡張可能である。
本実施の形態に関する情報処理装置の具体的構成は、実施の形態1と同一であるため図1を援用して説明する。すなわち、CPUは、データキャッシュと命令キャッシュとキャッシュ間転送モジュールと制御部を備えており、情報処理装置はこのようなCPUを複数備えたマルチCPUシステムである。
(2)前記制御手段は、前記第3の記憶手段に記憶されている命令又はデータを前記第2の記憶手段に読み込ませる命令であるロード命令を実行することで前記第1の制御を行い、前記転送手段に前記転送を行わせる命令であるキャッシュ間転送要求命令を実行することで前記第2の制御を行う、(1)に記載のプロセッサ。
(3)前記転送手段は、転送前の前記命令が一時記憶されていた前記第2の記憶手段のアドレスと転送後に前記命令が一時記憶される前記第1の記憶手段のアドレスとが同一になるように転送することを特徴とする、(1)又は(2)に記載のプロセッサ。
(4)前記第1の制御及び第2の制御によって処理される命令は、他のプロセッサに対して転送されるための命令であることを特徴とする(1)から(3)に記載のプロセッサ。
(5)前記第1の制御及び第2の制御は、他のプロセッサがシステム起動処理を実行している間に行われる、(1)から(4)に記載のプロセッサ。
(6)命令及びデータを格納する第3の記憶手段と、命令を一時記憶する第1の記憶手段と、命令及びデータを一時記憶する第2の記憶手段と、前記第2の記憶手段に一時記憶されている命令を前記第1の記憶手段に転送する転送手段と、前記第3の記憶手段に格納されている命令を前記第2の記憶手段に読み込む第1の制御と前記転送手段に対して前記第2の記録手段へ読み込まれた命令を前記第1の記憶手段に対して転送させる第2の制御とを行う制御手段と、を具備するプロセッサを複数備える、情報処理装置。
(7)前記第1の記憶手段に一時記憶されている命令又は前記第2の記憶手段に一時記憶されているデータの前記複数のプロセッサ間での転送を制御する転送制御手段を更に備える、(6)に記載の情報処理装置。
(8)前記複数のプロセッサが具備する各々の前記転送手段は、転送前の前記命令が一時記憶されていた前記第2の記憶手段のアドレスと転送後の前記命令が一時記憶される前記第1の記憶手段のアドレスとが同一になるように前記転送を行うことを特徴とする、(6)又は(7)に記載の情報処理装置。
(9)前記転送制御手段は、前記複数のプロセッサが有する前記第1の記憶手段又は前記第2の記憶手段に一時記憶されている命令又はデータの内容及び記憶場所が対応付けられた制御情報を有する、(6)から(8)に記載の情報処理装置。
(10)前記転送手段は、前記転送が完了したことを示す転送完了信号を前記転送制御手段へ出力し、前記転送制御手段は、前記転送完了信号に基づいて前記制御情報を更新する、(9)に記載の情報処理装置。
(11)命令をデータキャッシュにロードする第1ロード工程と、前記ロードされた命令とロード先のデータキャッシュ及びアドレスとの対応関係を記した制御情報を記憶する記憶工程と、前記データキャッシュにロードされた命令を命令キャッシュへ転送する転送工程と、前記転送が完了したことを通知する通知工程と、前記通知に基づいて前記制御情報を更新する更新工程と、を有する情報処理方法。
(12)前記更新工程は、前記通知に基づいて前記命令の格納先を示す情報をアドレスは同一に保ちつつデータキャッシュから命令キャッシュに変更して前記制御情報を更新する、(11)に記載の情報処理方法。
(13)第1のプロセッサにシステム起動に関する処理を実行させ、前記第1のプロセッサ以外のプロセッサに、前記第1のプロセッサで実行されうる命令をデータキャッシュにロードさせる処理と、前記ロードされた命令を前記データキャッシュから命令キャッシュに転送させる処理と、を実行させるシステム起動方法。
(14)第1のプロセッサにシステム起動に関する処理を実行させ、前記第1のプロセッサ以外のプロセッサに、前記第1のプロセッサで実行されうる命令をデータキャッシュにロードさせる処理と、前記ロードされた命令を前記データキャッシュから命令キャッシュに転送させる処理と、を実行させるシステム起動方法。
(15)第1のプロセッサにシステムの起動に関する処理を実行させ、前記第1のプロセッサ以外のプロセッサに、前記第1のプロセッサで実行されうる命令をデータキャッシュにロードさせる処理と、前記ロードされた命令を前記データキャッシュから命令キャッシュに転送させる処理と、を実行させ、所定の条件に基づいてシステム起動処理の実行担当を前記第1のプロセッサから他のプロセッサに変更する処理をいずれかのプロセッサに実行させる、システム起動方法。
(16)複数のプロセッサを有する情報処理装置において、第1のプロセッサにシステムの起動に関する処理を実行させ、前記第1のプロセッサ以外のプロセッサに、前記第1のプロセッサで実行されうる命令をデータキャッシュにロードさせる処理と、前記ロードされた命令を前記データキャッシュから命令キャッシュに転送させる処理と、を実行させるプログラム。
(17)複数のプロセッサを有する情報処理装置において、第1のプロセッサにシステムの起動に関する処理を実行させ、前記第1のプロセッサ以外のプロセッサに、前記第1のプロセッサで実行されうる命令をデータキャッシュにロードさせる処理と、前記ロードされた命令を前記データキャッシュから命令キャッシュに転送させる処理と、を実行させ、所定の条件に基づいてシステム起動処理の実行担当を前記第1のプロセッサから他のプロセッサに変更する処理をいずれかのプロセッサに実行させる、プログラム。
101 命令キャッシュ
102 データキャッシュ
103 制御部
104 キャッシュ間転送モジュール
201 DRAM
202 NOR
203 CPU間キャッシュ共有制御モジュール
300 命令
301 データ
800 CPU
801 DRAM
802 NOR
803 CPU間キャッシュ共有制御モジュール
804 L1キャッシュ
Claims (10)
- 命令を一時記憶する第1の記憶手段と、
命令及びデータを一時記憶する第2の記憶手段と、
前記第2の記憶手段に一時記憶されている命令を前記第1の記憶手段に転送する転送手段と、
第3の記憶手段に格納されている命令を前記第2の記憶手段に読み込む第1の制御と前記転送手段に対して前記第2の記憶手段へ読み込まれた命令を前記第1の記憶手段に対して転送させる第2の制御とを行う制御手段と、
を具備し、
前記第1の制御及び前記第2の制御によって処理される命令は、所定の処理を実行するプロセッサである他のプロセッサに対して転送されうる命令であり、
前記他のプロセッサが前記所定の処理を実行している間に、前記所定の処理を行わず、前記第1の制御及び前記第2の制御を行う
プロセッサ。 - 前記制御手段は、前記第3の記憶手段に記憶されている命令又はデータを前記第2の記憶手段に読み込ませる命令であるロード命令を実行することで前記第1の制御を行い、前記転送手段に前記転送を行わせる命令であるキャッシュ間転送要求命令を実行することで前記第2の制御を行う、
請求項1に記載のプロセッサ。 - 前記転送手段は、転送前の前記命令が一時記憶されていた前記第2の記憶手段のアドレスと転送後に前記命令が一時記憶される前記第1の記憶手段のアドレスとが同一になるように転送することを特徴とする、
請求項1又は2に記載のプロセッサ。 - 命令及びデータを格納する第3の記憶手段と、
命令を一時記憶する第1の記憶手段と、命令及びデータを一時記憶する第2の記憶手段と、前記第2の記憶手段に一時記憶されている命令を前記第1の記憶手段に転送する転送手段と、前記第3の記憶手段に格納されている命令を前記第2の記憶手段に読み込む第1の制御と前記転送手段に対して前記第2の記憶手段へ読み込まれた命令を前記第1の記憶手段に対して転送させる第2の制御とを行う制御手段と、を具備するプロセッサを複数備え、
複数の前記プロセッサのうち、第1のプロセッサが所定の処理を実行し、
前記所定の処理を実行しない前記第1のプロセッサ以外のプロセッサは、前記第1のプロセッサが前記所定の処理を実行している間に、前記第1の制御及び前記第2の制御を行い、
前記第1の制御及び前記第2の制御によって処理される命令は、前記第1のプロセッサに対して転送されうる命令である
情報処理装置。 - 前記第1の記憶手段に一時記憶されている命令又は前記第2の記憶手段に一時記憶されているデータの前記複数のプロセッサ間での転送を制御する転送制御手段を更に備える、
請求項4に記載の情報処理装置。 - 前記複数のプロセッサが具備する各々の前記転送手段は、転送前の前記命令が一時記憶されていた前記第2の記憶手段のアドレスと転送後の前記命令が一時記憶される前記第1の記憶手段のアドレスとが同一になるように前記転送を行うことを特徴とする、
請求項4又は5に記載の情報処理装置。 - 前記転送制御手段は、前記複数のプロセッサが有する前記第1の記憶手段又は前記第2の記憶手段に一時記憶されている命令又はデータの内容及び記憶場所が対応付けられた制御情報を有する、
請求項5に記載の情報処理装置。 - 前記転送手段は、前記転送が完了したことを示す転送完了信号を前記転送制御手段へ出力し、
前記転送制御手段は、前記転送完了信号に基づいて前記制御情報を更新する、
請求項7に記載の情報処理装置。 - 複数のプロセッサのうち、第1のプロセッサにより所定の処理を実行し、
複数のプロセッサのうち、前記所定の処理を実行しない前記第1のプロセッサ以外のプロセッサにより、前記第1のプロセッサが前記所定の処理を実行している間に、第3の記憶手段に格納されている命令を第2の記憶手段に読み込み、前記第2の記憶手段に読み込まれ一時記憶されている命令を第1の記憶手段に転送し、
前記第1の記憶手段に転送された前記命令を、前記第1のプロセッサに対して転送する
情報処理方法。 - 複数のプロセッサを有する情報処理装置において、
第1のプロセッサに所定の処理を実行させ、
前記所定の処理を実行しない前記第1のプロセッサ以外のプロセッサに、前記第1のプロセッサが前記所定の処理を実行している間に、前記第1のプロセッサで実行されうる命令をデータキャッシュにロードさせる処理と、前記ロードされた命令を前記データキャッシュから命令キャッシュに転送させる処理と、
を実行させるプログラム。
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JP2011012703A JP5644539B2 (ja) | 2011-01-25 | 2011-01-25 | プロセッサ、情報処理装置、情報処理方法及びシステム起動プログラム |
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