JP5641915B2 - 画像処理装置及びその制御方法 - Google Patents
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Description
RAW画像を再生するためには、RAW画像を現像する必要がある。RAW画像の現像に用いるパラメータを現像パラメータと呼ぶ。現像パラメータの値(現像パラメータ値)によって、RAW画像を現像して得られる画像データの色相、明度、ホワイトバランス等が決まる。RAW動画は、静止画のRAW画像と同様に、撮像素子の出力をそのまま記録した動画である。
一方、現像パラメータ値を自動生成しながら、RAW動画を現像しつつ再生を行う視聴形態も考えられる。
例えば、動画像データを視聴する際に、ユーザは再生を途中で一時停止する操作や、停止位置から再生を再開する操作等を行う。
また特許文献2は、停止位置から再生を再開するために保存する情報を低減するため、DVDの複数の再生条件情報のうち変化のあった再生条件情報のみを記録するという処理方法を開示している。
従来の動画像の再生では、再生を開始する位置が分かれば、そこから継続して再生を再開することができた。
図7は、RAW動画を現像しながら再生する場合の現像パラメータ値の生成、現像、及び現像結果の画面表示を行うまでの処理を模式的に時系列で示したものである。現像パラメータには一般的に複数の種類があるが、ここでは簡単のために現像パラメータとしてホワイトバランスを例に説明する。
図7の時刻t1から時刻t5の期間は、現像パラメータ値を生成し、RAWデータを現像しながらRAW動画を再生している期間である。
ムA’のRAWデータに対応する現像パラメータ値は、フレームA’のRAWデータから算出される。図7の例では、フレームA’のRAWデータに対応する現像パラメータ値(色温度値)は、4000Kと算出されている。この現像パラメータ値は、RAW動画の1フレーム分(フレームA’)のRAWデータから算出された現像パラメータ値である。以下、RAW動画の1フレーム分のRAWデータから算出される現像パラメータ値を「中間パラメータ値」と呼ぶ。
時刻t2のRAW動画のフレームB’の現像について説明する。まず、上記のフレームA’の場合と同様に、RAW動画の1フレーム分(フレームB’)のRAWデータから中間パラメータ値を生成する。図7の例では、RAW動画のフレームB’に関して算出された中間パラメータ値は6000Kである。
WB2=(WB2’−WB1)/4+WB1
前記RAW動画の各フレームの現像に用いる現像パラメータ値を生成する生成手段と、
前記生成手段により生成した現像パラメータ値を用いて前記RAW動画の各フレームを現像する現像手段と、
前記RAW動画の再生を停止した時のフレームである第1フレームの現像に用いた現像パラメータ値を保存する保存手段と、
を有し、
前記生成手段は、停止したRAW動画の再生を再開する時のフレームである第2フレームの現像に用いる現像パラメータ値を、前記第2フレームから生成される現像パラメータ値である中間パラメータ値と、前記保存手段により保存された前記第1フレームの現像に用いた現像パラメータ値と、に基づき生成することを特徴とする画像処理装置である。
前記RAW動画の各フレームの現像に用いる現像パラメータ値を生成する生成工程と、
前記生成工程により生成した現像パラメータ値を用いて前記RAW動画の各フレームを現像する現像工程と、
前記RAW動画の再生を停止した時のフレームである第1フレームの現像に用いた現像パラメータ値を保存する保存工程と、
を有し、
前記生成工程は、停止したRAW動画の再生を再開する時のフレームである第2フレームの現像に用いる現像パラメータ値を、前記第2フレームから生成される現像パラメータ値である中間パラメータ値と、前記保存工程により保存された前記第1フレームの現像に用いた現像パラメータ値と、に基づき生成することを特徴とする画像処理装置の制御方法である。
以下に、本発明を実施する一例を記載する。
図1は、本実施例に係る画像処理装置10の構成図である。この画像処理装置10は、RAW動画の各フレームのRAWデータの現像及び現像により得られる各フレームの画像データの出力を並行して行うことによりRAW動画を現像しながら再生(表示)する画像処理装置である。
ここでは、本実施例に係る画像処理装置10を構成する各ブロックの役割を説明する。記録媒体100は、RAW動画データを記録する媒体であり、画像処理装置10から着脱可能である。記録媒体100は、例えばデジタルカメラやデジタルビデオカメラから取り出したメモリカードや、RAW動画データが記録されたハードディスク、DVD(Digital Versatile Disc)、BD(Blu-ray Disc)等である。つまり、画像処理装置10には、このような記録媒体100を着脱可能であって、記録媒体100に記録されたRAW動画データを読み取り後述する各機能部に送ることが可能なデータ読み取り機能部を有する(不図示)。
現像部102は、現像パラメータ生成部101が出力する現像パラメータ値を用いて、RAW動画を現像する。
現像パラメータ保存部103は、RAW動画の再生を一時停止する際に、現像パラメータ値を保存する。
表示部104は、現像部102が現像した結果としての画像データを表示する。なお、本発明の画像処理装置の実施形態としては、表示部104は必須ではない。外部機器として接続される画像表示装置に現像部102が現像して得られた画像データを出力する構成でも良い。
操作部105は、ユーザが画像処理装置10に対し指示を入力するための操作を行う手段である。
システムバス110は、制御部106の出力する制御信号を、画像処理装置10を構成する各ブロックに伝送する。
本実施例では、RAW動画の1フレーム分のRAWデータから算出される現像パラメータ値を「中間パラメータ値」と称する。本実施例の画像処理装置では、現在のフレーム(現フレーム)のRAWデータの現像パラメータ値を、現フレームより1フレーム過去のフレームの現像パラメータ値と、現フレームのRAWデータに関して算出された中間パラメータ値と、を用いて算出する。
WB2=(WB1−WB2’)/4+WB1 ・・・(式1)
現像パラメータ生成部101は、時刻t2のRAW動画のフレームB’の中間パラメータ値6000Kと、時刻t1のRAW動画のフレームA’の現像パラメータ値4000Kとから、RAW動画のフレームB’の現像に用いる現像パラメータ値を算出する。
式1を用いて算出すると、RAW動画のフレームB’の現像パラメータ値は4500Kとなる。現像部102は、現像パラメータ値4500Kを用いてRAW動画のフレームB’を現像し、得られた画像データBを表示部104に出力する。表示部104で表示されるフレーム画像データBは、色温度4500Kを白色の基準とする画像データとなる。
4594Kとから、式1により、時刻t5のフレームE’の現像パラメータ値を4695Kと算出する。そして、現像部102は、前記算出された現像パラメータ値4594KでフレームE’のRAWデータを現像し、得られたフレーム画像データEが表示部104に表示される。RAW動画の再生を一時停止する指示が入力されたことにより、再生再開の指示が入力されるまで、表示部104にはフレーム画像データEが継続的に表示される。表示部104は、内蔵するフレームメモリ(不図示)からフレーム画像データEを読み出して継続的な表示を行う。
ステップS101で、ユーザによる操作部105の操作により、制御部106にRAW動画の再生を一時停止する指示が入力されると、制御部106はシステムバス110を通じて、画像処理装置10の各ブロックにRAW動画の再生を一時停止するための指示を出す。図2の例では、時刻t5にステップS101の処理が実行される。
4〜S107の処理が実行される。
ステップS104で、現像パラメータ生成部101は、現像パラメータ保存部103から、ステップS102で保存した現像パラメータ値を読み出す。図2の例では、現像パラメータ生成部101は、時刻t5のRAW動画のフレームE’の現像パラメータ値4695Kを現像パラメータ保存部103から読み出す。
ステップS106で、現像部102は、ステップS105で現像パラメータ生成部101が生成した現像パラメータ値を用いて、再生再開時のRAW動画のフレームの現像を行う。図2の例では、現像部102は、現像パラメータ生成部101が生成した現像パラメータ値5021Kを用いて、RAW動画のフレームF’を現像する。
本実施例の画像処理装置によれば、RAW動画を現像しながら再生し、再生を一時停止した場合でも、再生再開時のフレームの現像パラメータ値が、一時停止時のフレームの現像パラメータ値を用いて生成されるので、再生再開時の画質の変化を抑制できる。
次に本発明の第2の実施形態を説明する。実施例1と同等の機能の構成要素には実施例1と同一の符号をつけ詳しい説明は省略する。
実施例1では、現像パラメータとしてホワイトバランスのみに着目して、RAW動画の再生の一時停止期間中、一時停止時のRAW動画のフレームのホワイトバランスの値(色温度値)を現像パラメータ保存部に保存する例を説明した。
本実施例では、現像パラメータの種類が複数ある場合に、一時停止期間中に値を保存することが必要な現像パラメータを判別して、当該現像パラメータ値のみを保存する例を説明する。
図4に記載の記録媒体100、操作部105、制御部106、システムバス110は実施例1と同一の機能を持つ。現像パラメータ生成部201、現像部202、現像パラメータ保存部203、表示部204の動作の詳細は、後述する。
保存パラメータ判定部200は、現像パラメータの要素を判別して、保存するか否かの判定結果を現像パラメータ保存部203に出力する。
以下、図4及び図5を用いて、本実施例の画像処理装置20によるRAW動画の再生処理について説明する。本実施例では、複数の現像パラメータとして、ホワイトバランス、コントラスト、及び彩度を例に説明する。以下の説明では、ホワイトバランスを現像(中
間)パラメータ0、コントラストを現像(中間)パラメータ1、彩度を現像(中間)パラメータ2、と称することもある。現像パラメータの種類はこれら例示したものに限らない。
ホワイトバランスの値の生成(算出)方法は、実施例1で説明した通りである。
図5の時刻t1のRAW動画のフレームA’に関しては、それより過去のフレームが存在しないので、現像パラメータ生成部201は、実施例1同様に、フレームA’のデータから中間パラメータ0の値を算出し、それをそのまま現像パラメータ0の値とする。
図5の時刻t2のRAW動画のフレームB’に関しては、現像パラメータ生成部201は、フレームB’のRAWデータから中間パラメータ0の値を算出する。さらに、フレームA’の現像パラメータ0の値と、フレームB’の中間パラメータ0の値とから、フレームB’の現像パラメータ0の値を算出する。ここで、実施例1と同じく、現フレームの現像パラメータ0の値は、前フレームの現像パラメータ0の値と現フレームの中間パラメータ0の値とから、式1により算出する。図5の例では、時刻t2のRAW動画のフレームB’の現像パラメータ0の値は4500Kとなる。よって、RAW動画のフレームB’を現像して得られるフレーム画像データBは、色温度4500Kを白色の基準とする画像データとなる。
中間パラメータ1及び現像パラメータ1は、現像結果のコントラストを決定する現像パラメータであり、現像パラメータ1の値は現像結果の画像データのコントラスト比に対応する。本実施例では、現像パラメータ1は0〜1000の値をとるものとする。
図5の時刻t1のRAW動画のフレームA’に関して、現像パラメータ生成部201は、フレームA’のRAWデータから階調ヒストグラムを求め、この階調ヒストグラムの分布が最小値から最大値まで広く分布するようにコントラスト比を算出する。この算出したコントラスト比をフレームA’の中間パラメータ1の値とし、前フレームが無いので、この中間パラメータ1の値をそのままフレームA’の現像パラメータ1の値とする。
中間パラメータ2及び現像パラメータ2は、現像結果の彩度を決定する現像パラメータであり、現像パラメータ2の値は現像結果の彩度に対応する。
現像パラメータ生成部201は、入力される1フレームのRAW動画データから平均輝度値・平均色差値を求め、当該色差値に対する現像部の増幅ゲインGを決定する。
1フレームのRAW動画データの平均色差データARB、ARG(各値0〜100)の値が特定の組合せを持つときに、ゲインGは1.4倍の値となる。ここで、ARB、ARGの値が特定の組み合わせを持つとは、ARB,ARGの値が以下の式2で表される関係を満たすことをいう。
21≦ARB≦30、21≦ARG≦30 ・・・(式2)
現像パラメータ生成部201は、この算出したゲインGの値50をフレームA’の中間パラメータ2の値とする。RAW動画のフレームA’にはそれより過去のフレームが存在しないため、中間パラメータ2の値50をそのままフレームA’の現像パラメータ2の値とする。
図4の現像部202は、現像パラメータ生成部201が上記のようにして生成した現像パラメータ0、現像パラメータ1、及び現像パラメータ2の値を用いて、RAW動画の各フレームの現像を行う。
表示部204は、現像部202による現像により得られた画像データを表示する。
図6は、実施例2に係るRAW動画の再生に係る処理のフローチャートである。
ここでは、図4〜図6を用いて、本実施例におけるRAW動画の再生、一時停止、及び再生再開における複数の現像パラメータの保存に関する処理フローを説明する。
図6のステップS101、ステップS103、ステップS104、ステップS106、ステップS107の処理内容は実施例1の図3で説明した処理内容と同等であるから説明を省略する。
保存パラメータ判定部200は、ホワイトバランス及びコントラストについては、その値をRAW動画の再生一時停止中に保存すべき現像パラメータであると判定する。これは
、ホワイトバランス及びコントラストの急激な変化は、視聴者が気づき易いからである。図5の例では、保存パラメータ判定部200は、時刻t5のRAW動画のフレームE’の現像パラメータ0の値4695K及び現像パラメータ1の値868を、RAW動画の再生一時停止中、保存すると判定する。
本実施例では、保存パラメータ判定部200は、1フレーム分のRAW動画データから求めた平均色差データ(色差値)ARB、ARGが所定範囲内の値(45〜65の値)を取るとき、現像パラメータ2の値を保存しない、と判定する。
そして、保存パラメータ判定部200は、保存すると判定した現像パラメータ値を現像パラメータ保存部203に出力する。
ステップS204において、保存パラメータ判定部200が保存するか否かの判定処理が未処理の現像パラメータがあるか否かが判定され、未処理の現像パラメータがある場合、ステップS202、ステップS203の処理が繰り返される。
図5の例では、RAW動画の再生の一時停止の指示が入力される時刻t5のフレームE’に関して、パラメータ保存部203は、現像パラメータ0の値4695Kと現像パラメータ1の値868のみを保存し、現像パラメータ2の値61は保存しない。
図6のステップS103、ステップS104の処理内容は、実施例1の図3の同番号のステップと同じである。図6のステップS104の処理は、図5の例では、RAW動画の再生再開の指示が入力される時刻t10に実行される。
ステップS207において、現像パラメータ生成部201は、RAW動画の再生再開の指示が入力された時刻における1フレーム分のRAW動画データから、中間パラメータ値を生成する。図5の例では、現像パラメータ生成部201は、時刻t10のRAW動画のフレームF’のRAWデータから、中間パラメータ0の値(6000K)、中間パラメータ1の値(1200)、及び中間パラメータ2の値(50)を生成する。
0の値4695Kと現像パラメータ1の値868を読み出す。そして、現像パラメータ生成部201は、読み出したフレームE’の現像パラメータ0の値4695Kと、前記生成したフレームF’の中間パラメータ0の値6000Kとから、式1を用いて、フレームF’の現像パラメータ0の値を算出する(5021K)。また、現像パラメータ生成部201は、読み出したフレームE’の現像パラメータ1の値868と、前記生成したフレームF’の中間パラメータ1の値1200とから、式1を用いて、フレームF’の現像パラメータ1の値を算出する(951)。
以後は、図5の時刻t2と同様に、RAW動画の現像と再生を行う。
RAW動画のシーンの区切りは、RAW動画の1フレーム分のデータにシーン区切りのフラグを付加することで、現像パラメータ生成部201が検知することが可能である。この場合、現像パラメータ生成部201が検知結果を保存パラメータ判定部200に伝え、シーン区切りであれば現像パラメータを保存しないと判定することができる。
Claims (8)
- RAW動画を現像しながら再生する画像処理装置であって、
前記RAW動画の各フレームの現像に用いる現像パラメータ値を生成する生成手段と、
前記生成手段により生成した現像パラメータ値を用いて前記RAW動画の各フレームを現像する現像手段と、
前記RAW動画の再生を停止した時のフレームである第1フレームの現像に用いた現像パラメータ値を保存する保存手段と、
を有し、
前記生成手段は、停止したRAW動画の再生を再開する時のフレームである第2フレームの現像に用いる現像パラメータ値を、前記第2フレームから生成される現像パラメータ値である中間パラメータ値と、前記保存手段により保存された前記第1フレームの現像に用いた現像パラメータ値と、に基づき生成することを特徴とする画像処理装置。 - 前記第1フレームの現像に用いた現像パラメータ値のうち保存しない現像パラメータ値を判定する判定手段を有し、
前記保存手段は、前記第1フレームの現像に用いた現像パラメータ値のうち、前記判定手段により保存しないと判定された現像パラメータ値を保存しないことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記判定手段は、前記第1フレームから算出される色差値が所定範囲内の値である場合、彩度を決定する現像パラメータ値を保存しないと判定することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
- 前記判定手段は、前記第1フレームがシーンの区切りである場合、全ての現像パラメータ値を保存しないと判定することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
- RAW動画を現像しながら再生する画像処理装置の制御方法であって、
前記RAW動画の各フレームの現像に用いる現像パラメータ値を生成する生成工程と、
前記生成工程により生成した現像パラメータ値を用いて前記RAW動画の各フレームを現像する現像工程と、
前記RAW動画の再生を停止した時のフレームである第1フレームの現像に用いた現像
パラメータ値を保存する保存工程と、
を有し、
前記生成工程は、停止したRAW動画の再生を再開する時のフレームである第2フレームの現像に用いる現像パラメータ値を、前記第2フレームから生成される現像パラメータ値である中間パラメータ値と、前記保存工程により保存された前記第1フレームの現像に用いた現像パラメータ値と、に基づき生成することを特徴とする画像処理装置の制御方法。 - 前記第1フレームの現像に用いた現像パラメータ値のうち保存しない現像パラメータ値を判定する判定工程を有し、
前記保存工程では、前記第1フレームの現像に用いた現像パラメータ値のうち、前記判定工程により保存しないと判定された現像パラメータ値を保存しないことを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置の制御方法。 - 前記判定工程では、前記第1フレームから算出される色差値が所定範囲内の値である場合、彩度を決定する現像パラメータ値を保存しないと判定することを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置の制御方法。
- 前記判定工程では、前記第1フレームがシーンの区切りである場合、全ての現像パラメータ値を保存しないと判定することを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置の制御方法。
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