JP5640567B2 - 電子機器 - Google Patents
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Description
・電子機器の説明
図1は、実施例1にかかる電子機器を用いたシステムを示すブロック図である。図1に示すように、電子機器21は、第1の電源部25、第2の電源部27、切替部26、演算部23および制御部24を有する。第1の電源部25は、送受信装置22から送信される電波から電力を取り出す。第2の電源部27は、電池から電力を供給する。切替部26は、第1の電源部25と第2の電源部27とを切り替える。演算部23は、送受信装置22から送信されるコマンドを受信して応答する情報量を演算する。制御部24は、演算部23により求められた情報量に応じて、切替部26を制御する。また、電子機器21は送信部28を有する。電子機器21は、送信部28によりアンテナを介して送受信装置22へ、送受信装置22から受信したコマンドに対する応答として情報を送信する。
実施例2は、実施例1にかかる電子機器をRFIDタグシステムに適用したものである。
図2は、実施例2にかかる電子機器を用いたシステムを示すブロック図である。図2に示すように、電子機器を用いたシステムは、電子機器としてのRFIDタグ31および送受信装置としてのリーダライタ32を備えている。
RFIDタグ31は、第1の電源部としての電源再生回路33、第2の電源部としての電池39、および切替部としての電源結合回路40を備えている。電源再生回路33は、リーダライタ32から送信される電波から電力を取り出す。電源結合回路40は、電源再生回路33から供給される電力と電池39から供給される電力とを切り替えて、いずれか一方を送受信回路34、タグコントローラ35およびメモリ36への供給電力として出力する。電源結合回路40は、タグコントローラ35からのスイッチ信号に基づいて電力を切り替える。電源結合回路40の詳細については後述する。
図3は、実施例2にかかる電子機器を用いたシステムにおけるフレームフォーマットの一例を示す模式図である。図3には、ログ読取コマンドのフレームフォーマットの一例が示されている。RFIDタグ31は、リーダライタ32からログ読取コマンドを受け取ると、メモリ36に格納されているログデータをメモリ36から読み出してリーダライタ32へ送信する。
図4は、実施例2にかかる電子機器のタグコントローラを示すブロック図である。図4に示すように、タグコントローラ35は、演算部としてのコマンド判定部61、バイト数判定部62、判定テーブル63、および制御部としてのスイッチ信号生成部64を備えている。
図5は、実施例2にかかる電子機器の判定テーブルの一例を示す図表である。判定テーブル63は、コマンドの種別とメモリアクセスバイト数との組み合わせに対するスイッチ信号のオンまたはオフを規定するデータである。例えば図5に示す例では、ID読取コマンドのメモリアクセスバイト数は8バイトであり、スイッチ信号はオフである。ログ読取コマンドのメモリアクセスバイト数が少ない場合、例えば24バイト未満である場合、スイッチ信号はオフである。ログ読取コマンドのメモリアクセスバイト数が多い場合、例えば24バイト以上である場合、スイッチ信号はオンである。
図6は、実施例2にかかる電子機器の電源結合回路を示すブロック図である。図6に示すように、電源結合回路40は電源切替部71、電圧検出部72、比較判定部73および閾値格納メモリ74を備えている。
図7は、実施例2にかかる電子機器の出力判定テーブルの一例を示す図表である。比較判定部73には、判定の基準となる出力判定テーブル75が設けられている。例えば図7に示す例では、電源再生回路33の出力電圧のレベルAが閾値以上である場合、スイッチ信号のオンまたはオフに限らず、送受信回路34等への出力電圧Cは、電源再生回路33から供給される電圧Aになる。これは、電源再生回路33の出力レベルが十分に高いので、電源再生回路33から供給される電力でもってリーダライタ32へログデータを正常に送信することができるからである。
図8は、実施例2にかかる電子機器における電源切り替え手順を示すフローチャートである。図9は、図8の続きを示すフローチャートである。図8に示すように、処理が開始されると、まず電圧検出部72により電源再生回路33の出力電圧のレベルAが検出される。そして、比較判定部73により、電源再生回路33の出力電圧のレベルAが閾値以上であるか否かが判定される(ステップS1)。電源再生回路33の出力電圧のレベルAが閾値以上でない場合(ステップS1:No)、RFIDタグ31はリーダライタ32から電波を受信していないとして、電源再生回路33の出力電圧のレベルAが閾値以上になるのを待つ。
図10は、実施例2にかかる電子機器を用いたシステムの動作を示すタイミング図である。一例として、メモリアクセスバイト数が100バイトのログ読取コマンドである場合について説明する。図10に示すように、RFIDタグ31がリーダライタ32の送信信号81を受信し、コマンドを解読して応答信号85としてログデータの送信を開始すると、スイッチ信号83がオフからオンに切り替わる。そして、電源再生回路33の出力電圧のレベル82は徐々に低くなっていく。
実施例3は、実施例2において、電源再生回路33の出力レベルの閾値をリーダライタ32側から変更できるようにしたものである。例えば、電源再生回路33の出力レベルの閾値はログ読取コマンド内のパラメータとして指定される。
図11は、実施例3にかかる電子機器を用いたシステムにおけるログ読取コマンドのフレームフォーマットの一例を示す模式図である。図11に示すように、例えばログ読取コマンドのフレームフォーマットは実施例2と同様にログ読取コマンドフィールド51、先頭アドレスフィールド52および読取バイト数フィールド53を有する。さらにログ読取コマンドのフレームフォーマットは閾値フィールド54を有する。閾値フィールド54は電源再生回路の出力レベルの閾値を格納する。
図12は、実施例3にかかる電子機器のタグコントローラを示すブロック図である。図12に示すように、タグコントローラ35は実施例2と同様にコマンド判定部61、バイト数判定部62、判定テーブル63およびスイッチ信号生成部64を備えている。さらにタグコントローラ35は閾値設定部65を備えている。
図13は、実施例3にかかる電子機器の電源結合回路を示すブロック図である。図13に示すように、電源結合回路40は実施例2と同様に電源切替部71、電圧検出部72、比較判定部73および閾値格納メモリ74を備えている。閾値格納メモリ74には、タグコントローラ35の閾値設定部65により、電源再生回路の出力レベルの閾値が格納される。
実施例4は、実施例2において、電源再生回路33の出力レベルの閾値として閾値1(実施例3の電源再生回路の出力レベルの閾値に相当)および閾値2の二つ設け、閾値1および閾値2をリーダライタ32側から変更できるようにしたものである。例えば、閾値1および閾値2はログ読取コマンド内のパラメータとして指定される。電源再生回路33の出力レベルが閾値1未満である場合、送受信回路34等への出力電圧Cは、電源再生回路33から供給される電圧Aから、電池39から供給される電圧Bに切り替わる。電源再生回路33の出力レベルが閾値2以上になると、送受信回路34等への出力電圧Cは、電池39から供給される電圧Bから、電源再生回路33から供給される電圧Aに復帰する。閾値2は閾値1よりも電圧レベルが高くてもよい。例えば、閾値1が2.5Vであり、閾値2が2.8Vであってもよい。
図14は、実施例4にかかる電子機器を用いたシステムにおけるログ読取コマンドのフレームフォーマットの一例を示す模式図である。図14に示すように、例えばログ読取コマンドのフレームフォーマットは実施例2と同様にログ読取コマンドフィールド51、先頭アドレスフィールド52および読取バイト数フィールド53を有する。さらにログ読取コマンドのフレームフォーマットは閾値1フィールド55および閾値2フィールド56を有する。閾値1フィールド55は閾値1を格納する。閾値2フィールド56は閾値2を格納する。
実施例4におけるタグコントローラ35および電源結合回路40の構成は実施例3と同様である。ただし、実施例4では、コマンド判定部61により電源再生回路の出力レベルの閾値として閾値1および閾値2が抽出される。ログ読取コマンドの場合、閾値1および閾値2は、それぞれ図14に示すフレームフォーマットの閾値1フィールド55および閾値2フィールド56から得られる。抽出された閾値1および閾値2は、閾値設定部65により閾値格納メモリ74に格納される。RFIDタグ31のその他の構成については実施例2と同様であるので、重複する説明を省略する。
図15は、実施例4にかかる電子機器における電源切り替え手順を示すフローチャートである。図15にはステップS8以降が示されているが、ステップS1からステップS7までは実施例2において図8を参照しながら説明した通りである。ただし、図8に示すフローチャートのステップS4のコマンド判定処理では、電源再生回路の出力レベルの閾値として閾値1および閾値2も抽出される。また、ステップS1では、電源再生回路の出力レベルの閾値として、RFIDタグ31に予め設定されている初期値が用いられてもよい。
図16は、実施例4にかかる電子機器を用いたシステムの動作を示すタイミング図である。図16に示すように、RFIDタグ31がリーダライタ32へ応答信号95としてログデータを送信し始めると、電源再生回路33の出力電圧のレベル92は徐々に低くなっていく。
22 送受信装置
23 演算部
24 制御部
25 第1の電源部
26 切替部
27 第2の電源部
Claims (5)
- 送受信装置から送信される電波から電力を取り出す第1の電源部と、
電池から電力を供給する第2の電源部と、
前記第1の電源部と前記第2の電源部とを切り替える切替部と、
前記送受信装置から送信されるコマンドを受信して応答する応答信号の情報量を演算する演算部と、
前記応答信号の送信を開始する際には前記情報量に応じて前記切替部を制御するとともに、前記応答信号を前記送受信装置に送信している間では前記第1の電源部の出力レベルに基づいて前記切替部を制御する制御部と、を有する、
ことを特徴とする電子機器。 - 前記制御部は、前記情報量が第1の閾値よりも多い場合に前記切替部を前記第2の電源部側に切り替えるように制御することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
- 前記切替部は、前記第1の電源部の出力レベルが第2の閾値よりも低い場合に前記第2の電源部側に切り替わることを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
- 前記第2の閾値は、前記送受信装置から送信されるコマンドにより設定されることを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
- 前記切替部は、前記第1の電源部の出力レベルが第3の閾値よりも高くなると前記第1の電源部側に切り替わることを特徴とする請求項3または4に記載の電子機器。
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