JP5640035B2 - 操作ログ収集方法、操作ログ収集装置、操作ログ収集プログラム - Google Patents

操作ログ収集方法、操作ログ収集装置、操作ログ収集プログラム Download PDF

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Description

本発明は、タッチパネルディスプレイを使って操作を行う端末装置に用いて好適なログ操作ログ収集方法、操作ログ収集装置、操作ログ収集プログラムに関する。
スマートフォンやタブレット端末では、タッチパネルディスプレイ上にユーザが指を触れることで、各種の操作が行われる。特に、近年のタッチパネルディスプレイでは、複数の指の接触点が検出できるようになっており、指の接触位置や指を動かす動作により、各種の操作が行える。典型的な操作としては、タッチパネルディスプレイ上に指を滑らせて行うスクロールや、タッチパネルディスプレイに2本の指を触れ、指を閉じたり、広げたりするピンチイン、ピンチアウト等がある。
スマートフォンやタブレット端末を用いてユーザがコンテントを閲覧した場合に、そのユーザがどのようなコンテンツに興味を持ち、どのくらいの時間、どのようなコンテンツを閲覧したかを記録できれば、そのユーザの興味や傾向を分析して、ユーザの興味に合ったコンテンツや広告をレコメンドできる。また、ユーザの興味や傾向の分析結果を、コンテンツの作成に役立てることができる。また、マニュアルのコンテンツの場合には、作業員がマニュアルを順序通りに確認しながら、作業を実施したかを把握することができる。
なお、表示端末に表示される電子ファイルをユーザが閲覧している場合、ユーザが注視しているディスプレイ画面内の一部分を推定するため、スクロールバーの位置とマウスの座標から電子ファイル上の閲覧箇所を特定し、表示範囲毎の滞留時間とマウスの反応からユーザの注視点を推定する方法が提案されている(特許文献1)。
特開2008−198171号公報
しかしながら、特許文献1の場合、滞留時間とマウスの反応から注視点の推定を行っている。この特許文献1の方法では、タッチパネルディスプレイ上の操作を解析することは難しい。
そこで、タッチパネルディスプレイのビュー画面上で操作された位置を操作ログとして保存することが考えられる。ところが、上述のように、タッチパネルディスプレイの操作は、スクロールやピンチイン、ピンチアウトのような、画面の所定の位置を触れての操作であり、どの場所がどのように触れられたのかが分からなければ、操作の意味が判別できない。また、表示されるコンテンツの位置は、スクロールの操作により変化し、また、その大きさは、ピンチイン、ピンチアウトの操作により変化する。したがって、タッチパネルディスプレイのビュー画面上でのタッチ座標を操作ログとして残しておいたとしても、その操作がコンテンツ上のどの位置で、どのような操作を行ったことに対応するのかを解析することは難しい。
上述の課題を鑑み、本発明は、タッチパネルディスプレイでの操作を行う際に、コンテンツのどの部分にどのような操作を行ったかを容易に解析できる操作ログ収集方法、操作ログ収集装置、操作ログ収集プログラムを提供することを目的とする。
上述の課題を鑑み、本発明に係る操作ログ収集方法は、ユーザ操作に応じて、コンテンツの一部領域を抽出してタッチパネルディスプレイ上に表示させる第1の過程と、前記第1の過程にて表示させたコンテンツの画像のタッチパネルディスプレイ上でのユーザ操作の位置を検出する第2の過程と、前記第2の過程にて検出したタッチパネルディスプレイ上でのユーザ操作の位置を、前記コンテンツ上での位置に変換し、前記ユーザ操作の位置に基づき、操作タイプを判定し、前記変換した位置と前記操作タイプとを対応付けて操作ログ記憶部に記憶させる第3の過程と、前記コンテンツに対して、前記操作ログ記憶部が記憶している位置に該位置に対応付けて記憶している操作タイプを示す識別表示を重ねて表示させる第4の過程と、を有することを特徴とする。
本発明に係る操作ログ収集装置は、ユーザ操作に応じて、コンテンツの一部領域を抽出してタッチパネルディスプレイ上に表示させるビューワ部と、前記コンテンツの画像のタッチパネルディスプレイ上でのユーザ操作の位置を検出し、前記検出したタッチパネルディスプレイ上でのユーザ操作の位置を、前記コンテンツ上での位置に変換する操作ログ計算部と、前記ユーザ操作の位置に基づき、操作タイプを判定し、前記変換した位置と前記操作タイプとを対応付けて操作ログとして記憶する操作ログ記憶部と、前記コンテンツに対して、前記操作ログ記憶部が記憶している位置に該位置に対応付けて記憶している操作タイプを示す識別表示を重ねて表示させるディスプレイ機能部と、を有することを特徴とする。
本発明に係る操作ログ収集プログラムは、ユーザ操作に応じて、コンテンツの一部領域を抽出してタッチパネルディスプレイ上に表示させる第1のステップと、前記第1のステップにて表示させたコンテンツの画像のタッチパネルディスプレイ上でのユーザ操作の位置を検出する第2のステップと、前記第2のステップにて検出したタッチパネルディスプレイ上でのユーザ操作の位置を、前記コンテンツ上での位置に変換し、前記ユーザ操作の位置に基づき、操作タイプを判定し、前記変換した位置と前記操作タイプとを対応付けて操作ログ記憶部に記憶させる第3のステップと、前記コンテンツに対して、前記操作ログ記憶部が記憶している位置に該位置に対応付けて記憶している操作タイプを示す識別表示を重ねて表示させる第4のステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、ユーザが操作したタッチパネルディスプレイのビュー画面上でのタッチ座標を、コンテンツ上のタッチ座標に変換して、操作ログとして保存している。そして、この操作ログとして保存したコンテンツ上のタッチ座標を、視覚的に表示している。このため、ユーザのタッチパネルディスプレイ上の操作を直感的に把握することができる。
本発明の第1の実施形態に係る端末装置の一例を示す機能ブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る端末装置におけるコンテンツ記憶部の説明図である。 本発明の第1の実施形態に係る端末装置における操作ログ記憶部の説明図である。 コンテンツの表示領域とタッチパネルディスプレイ上のビュー領域との関係を示す図である。 タッチ操作の場合の座標変換の説明図である。 スクロール操作の場合の座標変換の説明図である。 マルチタッチ操作の場合の座標変換の説明図である。 マルチタッチスライド操作の場合の座標変換の説明図である。 ピンチ操作の指線ログの説明図である。 コンテンツ画像上での指線ログの説明図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本実施形態に係る端末装置は、タッチパネルディスプレイに表示したコンテンツと、そのコンテンツ上でユーザが行った操作とを、操作ログとして保存できる。ここで、タッチパネルディスプレイの操作とは、ユーザがタッチパネルディスプレイに指をタッチしてスクロールさせたり、タッチパネルディスプレイに2本の指をタッチし、その指を開いたり、閉じたりして(ピンチイン/ピンチアウト)、コンテンツを拡大したり、縮小したりする操作である。
本実施形態では、タッチパネルディスプレイのビュー画面上でのタッチ座標を、コンテンツ上でのタッチ座標に変換して保存する。すなわち、ユーザがタッチパネルディスプレイ上で行う操作は、タッチパネルディスプレイのビュー画面上での操作であり、この操作は、タッチパネルディスプレイのビュー画面上でユーザがタッチした物理的な位置(座標)に基づいている。しかしながら、タッチパネルディスプレイのビュー画面上に表示するコンテンツは、スクロールさせたり、拡大、縮小させたりすることができ、コンテンツ上での操作が行われた位置は、タッチパネルディスプレイ上での物理的な位置に対して変化する。このため、ユーザが操作したタッチパネルディスプレイのビュー画面上でのタッチ座標をログとして残しておいても、ユーザがコンテンツ上のどこに関心を持ち、どのような操作を行ったかを解析することは難しい。
そこで、この実施形態では、ユーザが操作したタッチパネルディスプレイ上でのタッチ座標を、コンテンツ上のタッチ座標に変換して、操作ログとして保存するようにしている。また、本実施形態では、操作ログとして保存したコンテンツ上のタッチ座標を、視覚的に表示して、解析が容易に行えるようにしている。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る端末装置の一例を示す機能ブロック図である。図1に示すように、本実施形態に係る端末装置1は、タッチパネル機能部11と、ディスプレイ機能部12と、ビューワ部13と、操作ログ計算部14と、コンテンツ記憶部15と、操作ログ記憶部16と、操作ログ表示部17とを有している。
タッチパネル機能部11は、ユーザが指をタッチして操作を行う部分であり、ユーザがタッチしたタッチパネルディスプレイのビュー画面上での座標を検出する。タッチパネル機能部11への入力操作としては、「タッチ」、「スライド」、「マルチタッチ」、「マルチタッチスライド」等がある。タッチパネル機能部11では、ユーザが操作したタッチパネルディスプレイのビュー画面上でのタッチ座標が取得される。
ディスプレイ機能部12は、ビューワ部13から送られてきたコンテンツの一部領域を抽出して表示する部分である。前述のタッチパネル機能部11は、このディスプレイ機能部12上に積層されて設置されている。
ビューワ部13は、コンテンツ記憶部15からのコンテンツを読み込み、タッチパネル機能部11からの入力により、コンテンツを拡大、縮小、スライド(スクロール)して、表示イメージをディスプレイ機能部12に送る。また、ビューワ部13は、表示マージンや、表示スケール、スクロール座標等の表示に関するパラメータやタッチ座標を、操作ログ計算部14に送る。
操作ログ計算部14は、ビューワ部13から取得した、表示マージンや、表示スケール、スクロール座標等の表示に関するパラメータや、ユーザがタッチパネル機能部11をタッチして検出されたタッチ座標を基に、ユーザが操作したタッチパネルディスプレイのビュー画面上でのタッチ座標を、コンテンツ上のタッチ座標に変換して、操作ログ記憶部16に記憶する。また、操作ログ計算部14は、操作タイプを判別し、コンテンツIDと、時刻と、操作タイプと対応付けて、操作ログ記憶部16に出力する。なお、タッチパネルディスプレイのビュー画面上でのタッチ座標から、コンテンツ上でのタッチ座標への変換の際の演算については、後に説明する。
コンテンツ記憶部15は、図2に示すように、コンテンツIDに対応させて、コンテンツデータを記憶している。
操作ログ記憶部16は、操作ログ計算部14で求められた操作ログを記憶している。操作ログには、図3に示すように、コンテンツIDと、時刻と、操作タイプと、座標が記憶される。ここで、操作タイプは、「タッチ」、「スクロール」、「マルチタッチ」、「マルチタッチスライド(ピンチイン、ピンチアウト)」である。ここで、座標は、コンテンツ上のタッチ座標に変換された座標である。この座標は、「タッチ」の場合には、1つの座標となるが、「スクロール」の場合には、スクロールの始点と終点との2つの座標となる。「マルチタッチ」の場合には、タッチされた2以上の点となる。「マルチタッチスライド(ピンチイン、ピンチアウト)」の場合には、始点となるタッチされた2つの点と、終点となるタッチされた2つの点となる。
操作ログ表示部17は、コンテンツ記憶部15に格納されたコンテンツ画像上に、操作ログ記憶部16に格納されたコンテンツ上の操作ログを表示する。ここでは、操作ログ記憶部16に格納されているコンテンツ上のタッチ座標に変換されたユーザの操作位置の座標を基に、コンテンツ上のタッチ位置を示す指線を描画するようにしている。
以上のように、本実施形態では、操作ログ計算部14において、ユーザが操作したタッチパネルディスプレイのビュー画面上でのタッチ座標をコンテンツ上のタッチ座標に変換して、操作ログ記憶部16に記憶している。このため、ユーザがコンテンツ上のどこに関心を持ち、どのくらいの時間、どのような操作を行ったか等の閲覧傾向を解析することができる。
次に、操作ログ計算部14でのタッチパネルディスプレイのビュー画面上でのタッチ座標をコンテンツ上のタッチ座標に変換する処理について説明する。
図4は、コンテンツの表示領域とタッチパネル上のビュー領域との関係を示すものである。図4において、ビュー領域101は、タッチパネルディスプレイの表示部分の領域を示す。ビュー領域101は、タッチパネルディスプレイの物理的なサイズで決まる。また、ビュー領域101は、ユーザが指を触れて操作するタッチ領域である。タッチパネル機能部11は、ビュー領域101の左上隅のビュー原点に対する物理的な座標を検出している。
表示領域102は、コンテンツをタッチパネルディスプレイに表示する際のコンテンツの外縁に表示される部分(マージン)を含めたコンテンツ領域を示している。表示領域102は、ビューワ部13により管理されており、表示領域102のサイズは、拡大、縮小可能であり、表示領域102上の位置は、表示領域102の左上隅の表示領域原点からの二次元座標により決まる。
図4の例では、表示領域102のサイズがビュー領域101より大きく、コンテンツの一部が切り出されて、ビュー領域101に表示されている。表示領域102全体は、上下、左右にスクロール可能である。
コンテンツ領域104は、コンテンツの領域である。背景領域105は、マージン部分の領域である。背景領域は、表示領域からコンテンツ領域を除いたマージン部分の領域となる。表示マージンは、コンテンツを表示領域102に表示する際に、上下左右に持たせる余裕の部分である。ここでは、表示マージンを、(xm,ym)で示している。表示マージンの大きさは、スクロールや、拡大、縮小の操作により、変化する。
スクロール座標(Xs,Ys)は、表示領域102の左上隅から、ビュー領域101の左上隅の位置を示している。このスクロール座標(Xs,Ys)は、ビューワ部13から与えられ、画面をスクロールしたり、拡大、縮小したりすると、変化する。
表示スケールSは、コンテンツを表示する際の拡大、縮小の割合を示す。表示スケールSを大きくすると拡大、小さくすると縮小となる。
タッチパネルディスプレイのビュー画面上でのタッチ座標(Xv,Yv)は、ユーザがビュー領域101に指を触れることにより検出される座標である。タッチパネルディスプレイのビュー画面上でのタッチ座標(Xv,Yv)は、ビュー領域101の左上隅を原点とする二次元座標である。
後述するように、操作ログ計算部14は、これらの値を用いてコンテンツ上のタッチ座標(Xct,Yct)を求める。このコンテンツ上のタッチ座標(Xct,Yct)は、コンテンツ領域の左上隅を原点とする二次元座標である。
次に、各操作について、タッチパネルディスプレイのビュー画面上でのタッチ座標をコンテンツ上のタッチ座標に変換して、操作ログとして記憶する処理について説明する。ここでは、操作として、「タッチ」、「スクロール」、「マルチタッチ」、「マルチタッチスライド」について説明する。
「タッチ」は、ユーザがタッチパネルの所定の位置に指をタッチさせる操作である。「スクロール」は、ユーザがタッチパネルの所定の位置に指を触れ、そのまま指を上下又は左右に移動させる操作である。「マルチタッチ」は、ユーザがタッチパネルの2以上の点に同時に指をタッチさせる操作である。「マルチタッチスライド」は、ユーザがタッチパネルに2本の指をタッチさせ、指を開いたり、閉じたりする操作である。なお、例えば、5本など、2本以上の指をタッチさせ、指を開いたり、閉じたりする操作を、「マルチタッチスライド」に含めるようにしてもよい。
先ず、「タッチ」の場合の変換について説明する。「タッチ」の場合には、タッチの前後で、コンテンツの位置や大きさの変更はない。図5は、「タッチ」の場合の変換を示すものである。
図5に示すように、「タッチ」では、スクロール座標を(Xs,Ys)、コンテンツのマージンを(Xm,Ym)、表示スケールをSとし、タッチパネルディスプレイのビュー画面上でのタッチ座標を(Xv,Yv)とすると、コンテンツ上のタッチ座標(Xct,Yct)は、
として計算できる。「タッチ」の場合には、このようにして求められるコンテンツ上のタッチ座標(Xct,Yct)を操作ログとして操作ログ記憶部16に記憶する。
次に、スクロールの場合について説明する。図6(A)及び図6(B)に示すように、「スクロール」の場合には、タッチポイントから矢印方向にスライドさせた場合、コンテンツに対する画面の位置が変化する。ここで、スクロール前のスクロール座標scrollAを(Xsa,Ysa)とし、スクロール後のスクロール座標scrollBを(Xsb,Ysb)としたとき、スクロール後のコンテンツ上でのタッチ座標(Xcs,Ycs)は、
として計算できる。スクロールでは、コンテンツ上では注目点がタッチ座標(Xct,Yct)からタッチ座標(Xcs,Ycs)に移動したとして、コンテンツ上の始点のタッチ座標(Xct,Yct)と、コンテンツ上の終点のタッチ座標(Xcs、Ycs)を操作ログとして操作ログ記憶部16に記録する。
次に、マルチタッチの場合について説明する。図7に示すように、マルチタッチの場合には、スクロール座標を(Xs,Ys)、コンテンツのマージンを(Xm,Ym)、表示スケールをSとし、タッチパネルディスプレイのビュー画面上での複数(ここでは2つ)のタッチ座標を(Xv1,Yv1)及び(Xv2,Yv2)とすると、コンテンツ上の2つのタッチ座標(Xcmt1,Ycmt1)及び(Xcmt2,Ycmt2)は、
として計算できる。マルチタッチの場合には、この複数(ここでは2つ)のコンテンツ上の複数のタッチ座標(Xcmt1,Ycmt1)及び(Xcmt2,Ycmt2)を操作ログとして操作ログ記憶部16に記録する。
次に、マルチタッチスライド(ピンチイン/ピンチアウト)の場合について説明する。図8(A)及び図8(B)に示すように、マルチタッチスライドの場合には、ビュー領域101に対する表示領域102の大きさが変化する。ここで、ピンチ操作のコンテンツ上での2つの始点を(Xcmt1,Ycmt1)及び(Xcmt2,Ycmt2)として、ピンチ操作のコンテンツ上での2つの終点を(Xcms1,Ycms1)及び(Xcms2,Ycms2)とする。
2つの始点(Xcmt1,Ycmt1)及び(Xcmt2,Ycmt2)は、上述のマルチタッチと同様に計算できる。すなわち、スクロール座標を(Xs,Ys)、コンテンツのマージンを(Xm,Ym)、表示スケールをSとし、タッチパネルディスプレイのビュー画面上での2つのタッチ座標の始点を(Xv1,Yv1)及び(Xv2,Yv2)とすると、コンテンツ上の2つのタッチ座標(Xcmt1,Ycmt1)及び(Xcmt2,Ycmt2)は、
として計算できる。
2つの終点(Xcms1,Ycms1)及び(Xcms2,Ycms2)は、スクロール前のスクロール座標を(Xsa,Ysa)、スクロール後のスクロール座標を(Xsb,Ysb)、スクロール前のマージンを(Xma,Yma)、スクロール後のマージンを(Xmb,Ymb)、ピンチ操作前の表示スケールをSa、ピンチ操作後の表示スケールをSbとすると、
として計算できる。「マルチタッチスライド」の場合には、このピンチ操作前のコンテンツ上の2つのタッチ座標(Xcmt1,Ycmt1)及び(Xcmt2,Ycmt2)と、ピンチ操作後のコンテンツ上の2つのタッチ座標(Xcms1,Ycms1)及び(Xcms2,Ycms2)を操作ログとして操作ログ記憶部16に記録する。
以上のように、本実施形態では、「タッチ」、「スクロール」、「マルチタッチ」、「マルチタッチスライド」等の操作が、コンテンツ上での座標として計算され、図3に示したように、コンテンツIDと時刻とに対応させて、操作ログ記憶部16に記憶される。
次に、操作ログ表示部17での操作ログの表示処理について説明する。上述のように、本実施形態では、「タッチ」の操作では、コンテンツ上でのタッチ座標(Xct,Yct)が操作ログ記憶部16に記憶される。「スクロール」の操作では、スクロールの始点のコンテンツ上でのタッチ座標(Xct,Yct)と、スクロール終点のコンテンツ上でのタッチ座標(Xcs,Ycs)とが操作ログ記憶部16に記憶される。「マルチタッチ」では、2つのコンテンツ上でのタッチ座標(Xcmt1,Ycmt1)及び(Xcmt2,Ycmt2)が操作ログ記憶部16に記憶される。「マルチタッチスライド」では、ピンチ操作の始点の2つのコンテンツ上でのタッチ座標(Xcmt1,Ycmt1)及び(Xcmt2,Ycmt2)と、ピンチ操作の終点の2つのコンテンツ上でのタッチ座標(Xcms1,Ycms1)及び(Xcms2,Ycms2)が操作ログ記憶部16に記憶される。また、これらのコンテンツ上でのタッチ座標は、時刻と、コンテンツIDと、操作タイプとに対応付けて、操作ログ記憶部16に記憶される。このように、各々の指について、始点と終点のタッチ座標を記憶している。ここでは、2本の指でマルチタッチスライドしている場合を示したので、始点と終点各々について2つのタッチ座標を記憶させているが、3本以上の指でマルチタッチスライドしている場合は、始点と終点各々について3つ以上のタッチ座標を記憶させる。
この操作ログ記憶部16の内容から、各操作時間順に番号を振って、コンテンツ上での位置に対応させて、コンテンツ記憶部15からのコンテンツ上に、操作タイプを識別可能に表示させれば、どのようなコンテンツの部分でどのような操作が行われたかを視認することができる。また、座標が複数あるような操作では、その座標間を線で結ぶようにすれば、操作が一目して分かる。
図9はピンチイン、ピンチアウトのときの指線ログである。図9に示すように、ピンチイン、ピンチアウトでは、矢印により、操作の方向が分かるように表示される。
図10は、このようにして作成された指線ログの一例を示すものである。図10では、操作ログの時刻順に番号を割り振って、コンテンツ画像上に指線を表示している。ここで、例えば、縮小(ピンチイン)は青色の線(図中で番号5,6が付された線)、拡大(ピンチアウト)は赤色の線(図中で番号1,2が付された線)、タッチは緑色の円形(図中では番号7がその内側に記された円)、スクロールは黒色の線(図中で番号3、4が付された線)として、その色により操作を識別できるようにしている。
以上説明したように、本実施形態では、ユーザが操作したタッチパネルディスプレイのビュー画面上でのタッチ座標を、コンテンツ上のタッチ座標に変換して、操作ログとして保存している。そして、この操作ログとして保存したコンテンツ上のタッチ座標を、視覚的に表示している。このため、ユーザのタッチパネルディスプレイ上の操作を直感的に把握することができる。
なお、端末装置1の全部または一部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各部の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
1:端末装置
11:タッチパネル機能部
12:ディスプレイ機能部
13:ビューワ部
14:操作ログ計算部
15:コンテンツ記憶部
16:操作ログ記憶部
17:操作ログ表示部

Claims (4)

  1. ユーザ操作に応じて、コンテンツの一部領域を抽出してタッチパネルディスプレイ上に表示させる第1の過程と、
    前記第1の過程にて表示させたコンテンツの画像のタッチパネルディスプレイ上でのユーザ操作の位置を検出する第2の過程と、
    前記第2の過程にて検出したタッチパネルディスプレイ上でのユーザ操作の位置を、前記コンテンツ上での位置に変換し、前記ユーザ操作の位置に基づき、操作タイプを判定し、前記変換した位置と前記操作タイプとを対応付けて操作ログ記憶部に記憶させる第3の過程と
    前記コンテンツに対して、前記操作ログ記憶部が記憶している位置に該位置に対応付けて記憶している操作タイプを示す識別表示を重ねて表示させる第4の過程と、
    を有することを特徴とする操作ログ収集方法。
  2. 前記第3の過程において、前記変換した位置と前記操作タイプとユーザ操作の順序とを対応付けて前記操作ログ記憶部に記憶させ、
    前記第4の過程において、前記操作ログ記憶部が記憶している位置とユーザ操作の順序とに応じて操作タイプを識別可能に表示させる、
    請求項1に記載の操作ログ収集方法。
  3. ユーザ操作に応じて、コンテンツの一部領域を抽出してタッチパネルディスプレイ上に表示させるビューワ部と、
    前記コンテンツの画像のタッチパネルディスプレイ上でのユーザ操作の位置を検出し、前記検出したタッチパネルディスプレイ上でのユーザ操作の位置を、前記コンテンツ上での位置に変換する操作ログ計算部と、
    前記ユーザ操作の位置に基づき、操作タイプを判定し、前記変換した位置と前記操作タイプとを対応付けて操作ログとして記憶する操作ログ記憶部と
    前記コンテンツに対して、前記操作ログ記憶部が記憶している位置に該位置に対応付けて記憶している操作タイプを示す識別表示を重ねて表示させるディスプレイ機能部と、
    を有することを特徴とする操作ログ収集装置。
  4. ユーザ操作に応じて、コンテンツの一部領域を抽出してタッチパネルディスプレイ上に表示させる第1のステップと、
    前記第1のステップにて表示させたコンテンツの画像のタッチパネルディスプレイ上でのユーザ操作の位置を検出する第2のステップと、
    前記第2のステップにて検出したタッチパネルディスプレイ上でのユーザ操作の位置を、前記コンテンツ上での位置に変換し、前記ユーザ操作の位置に基づき、操作タイプを判定し、前記変換した位置と前記操作タイプとを対応付けて操作ログ記憶部に記憶させる第3のステップと
    前記コンテンツに対して、前記操作ログ記憶部が記憶している位置に該位置に対応付けて記憶している操作タイプを示す識別表示を重ねて表示させる第4のステップと、
    を含むことを特徴とするコンピュータにより実行可能な操作ログ収集プログラム。
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