JP2014160416A - 閲覧システム及びプログラム - Google Patents

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Kazuhiro Hayashi
和廣 林
Shinobu Koseki
忍 小関
Akira Tateishi
彰 立石
Masaru Kijima
勝 木島
Motoki Taniguchi
元樹 谷口
Eisaku Hayashi
栄作 林
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Abstract

【課題】コンテンツの閲覧状況を視覚的に把握することが容易となる閲覧システムを提供する。
【解決手段】表示履歴受信部302は、使用者が閲覧装置2の表示装置を用いてコンテンツを閲覧した際の表示に関する表示履歴を取得する。表示状況再現処理部320は、表示履歴とコンテンツを示すコンテンツデータとに基づいて、使用者がコンテンツを閲覧した際の表示の遷移を再現する。
【選択図】図5

Description

本発明は、閲覧システム及びプログラムに関する。
特許文献1は、操作の対象となる操作対象物を、少なくとも一つ含んだ画面を表示し、この表示された操作対象物に対する利用者の操作にかかる情報を記録し、当該利用者の操作にかかる情報の記録に基づいて、各操作の時点で表示されていた画面を再現して生成する情報処理装置を開示する。
特開2008−199340号公報
本発明の目的は、コンテンツの閲覧状況を視覚的に把握することが容易となる閲覧システムを提供することである。
請求項1にかかる本発明は、使用者が表示装置を用いてコンテンツを閲覧した際の表示に関する表示履歴を取得する表示履歴取得手段と、表示履歴とコンテンツを示すコンテンツデータとに基づいて、使用者がコンテンツを閲覧した際の表示の遷移を再現する再現手段とを有する閲覧システムである。
請求項2にかかる本発明は、前記表示履歴取得手段によって取得される表示履歴は、テキストデータであり、前記再現手段は、コンテンツを閲覧した際の表示の遷移を動画像で再現する請求項1に記載の閲覧システムである。
請求項3にかかる本発明は、前記表示履歴取得手段によって取得される表示履歴は、コンテンツを識別するコンテンツ識別情報と、コンテンツが表示された位置を示す表示位置情報とを含む請求項1に記載の閲覧システムである。
請求項4にかかる本発明は、使用者がコンテンツを閲覧した際に表示装置に対して行った操作に関する操作履歴を取得する操作履歴取得手段をさらに有し、前記再現手段は、使用者がコンテンツを閲覧した際の表示の遷移を再現する際に、操作履歴に基づいて、操作の遷移を表示の遷移に重ねて再現する請求項1乃至3いずれかに記載の閲覧システムである。
請求項5にかかる本発明は、前記再現手段によって再現される操作の種類を選択する再現操作選択手段をさらに有し、前記再現手段は、前記再現操作選択手段によって選択された操作のみを再現する請求項4に記載の閲覧システムである。
請求項6にかかる本発明は、前記再現手段による再現の速度を変更する再現変更手段
をさらに有し、前記再現手段は、前記再現変更手段により再現の速度が変更された場合、変更された速度で、表示の遷移を再現する請求項1乃至5いずれかに記載の閲覧システムである。
請求項7にかかる本発明は、前記表示履歴は、コンテンツを閲覧した使用者の識別情報を含み、前記再現手段は、コンテンツを閲覧した使用者ごとに、表示の遷移を再現する請求項1乃至6いずれかに記載の閲覧システムである。
請求項8にかかる本発明は、前記再現手段で再現させる表示の変化の種類を選択する表示変化選択手段をさらに有し、前記再現手段は、前記表示変化選択手段によって選択された表示の変化のみを再現する請求項1乃至7いずれかに記載の閲覧システムである。
請求項9にかかる本発明は、使用者が表示装置を用いてコンテンツを閲覧した際の表示に関する表示履歴を取得する表示履歴取得ステップと、表示履歴とコンテンツを示すコンテンツデータとに基づいて、使用者がコンテンツを閲覧した際の表示の遷移を再現する再現ステップとをコンピュータに実行させるプログラムである。
請求項1に係る本発明によれば、本構成を有しない場合と比較して、コンテンツの閲覧状況を視覚的に把握することが容易となる閲覧システムを提供できる。
請求項2に係る本発明によれば、請求項1に係る本発明により得られる効果に加えて、本構成を有しない場合と比較して、少ないデータ容量でコンテンツの閲覧状況を動画像で再現できる。
請求項3に係る本発明によれば、請求項1に係る本発明により得られる効果に加えて、本構成を有しない場合と比較して、少ないデータ容量でコンテンツの閲覧状況を再現できる。
請求項4に係る本発明によれば、請求項3に係る本発明により得られる効果に加えて、本構成を有しない場合と比較して、使用者の操作状況をコンテンツの閲覧状況と合わせて把握することが容易となる。
請求項5に係る本発明によれば、請求項4に係る本発明により得られる効果に加えて、閲覧状況を把握したい操作のみを再現できる。
請求項6に係る本発明によれば、請求項1に係る本発明により得られる効果に加えて、本構成を有しない場合と比較して、より効率的に閲覧状況を再現できる。
請求項7に係る本発明によれば、請求項1に係る本発明により得られる効果に加えて、本構成を有しない場合と比較して、複数の使用者の閲覧状況を効率的に比較できる。
請求項8に係る本発明によれば、選択された表示の変化のみを再現できる。
請求項9に係る本発明によれば、本構成を有しない場合と比較して、コンテンツの閲覧状況を視覚的に把握することが容易となるプログラムを提供できる。
第1の実施形態に係る閲覧システムを示す図である。 第1の実施形態に係る閲覧装置及び閲覧履歴管理装置のハードウェア構成を示す図である。 第1の実施形態にかかる閲覧装置において動作する閲覧装置プログラムを示すブロック・ダイアグラムである。 表示履歴及び操作履歴を例示する図である。 第1の実施形態にかかる閲覧履歴管理装置において動作する閲覧履歴管理装置プログラムを示すブロック・ダイアグラムである。 再現表示画面を例示する図である。 文書Aを例示する図である。 文書Aが閲覧装置を用いて閲覧された状況を例示する図を示す。 図8に例示した閲覧状況において取得される表示履歴を例示する。 図8に例示した閲覧状況において取得される操作履歴を例示する。 図8〜図10の例において閲覧履歴管理装置3に再現される再現動画を例示する図である。 図8〜図10の例において閲覧履歴管理装置3に再現される再現動画を例示する図である。 図8の例において表示状況再現処理部が再現速度を変更するための処理を説明するための図である。 複数の使用者の閲覧履歴を再現する場合の再現表示画面を例示する図である。 撮像装置によって撮影された撮影対象についての履歴を再現する態様を例示する図である。
図1は、第1の実施形態に係る閲覧システム1を示す図である。
図1に示すように、閲覧システム1は、閲覧装置2−1〜2−3、及び、閲覧履歴管理装置3が、インターネット又はLAN(Local Area Network)等のネットワーク100を介して接続されて構成されている。
なお、以下、閲覧装置2−1〜2−3など、複数ある構成部分のいずれかを特定せずに示すときには、単に、閲覧装置2などと略記することがある。
また、本実施形態においては、閲覧装置2は、3つとしたが、2つ以下であっても4つ以上であってもよい。
閲覧装置2は、使用者が文書等のコンテンツを閲覧するための処理を行う。
なお、以下の各実施形態において、使用者の閲覧の対象となるものは文書であるとしたが、使用者の閲覧の対象となるものは、文書に限定されず、文書、画像、音声、映像、各種情報等を包含するコンテンツであってもよい(他の実施形態においても同様)。
ここで、コンテンツとは、使用者の閲覧の対象となる各種情報であって、スキャン等及び電子的に生成される等の何らかの電子的な処理によって、電子化(デジタル化)され得るもの、及び既に電子化されたものをいう。
コンテンツは、例えば、文字及び(静止)画像で構成される文書、画像、ウェブページ、音声、及び、動画像を含む映像等を含む。
また、文書は、紙媒体に印刷等されたもの、及び、電子化されている文書ファイル(文書データ)等を含む。音声は、テープに録音されたもの、及び、電子化されている音声ファイル等を含む。映像は、ビデオテープに録画されたもの、及び、電子化されている映像ファイル等を含む。
また、コンテンツを電子化して得られたデータ、又は既に電子化されているコンテンツを示すデータを、コンテンツデータと称することがある。
閲覧履歴管理装置3は、閲覧装置2から閲覧履歴を取得し、管理する。
さらに、閲覧履歴管理装置3は、取得した閲覧履歴に基づいて、閲覧装置2でコンテンツが閲覧された際の閲覧の遷移を、例えば動画像で再現する。
閲覧履歴は、表示履歴と操作履歴とを含む。
ここで、表示履歴とは、使用者が文書等のコンテンツを閲覧する際に閲覧装置2の画面に表示された情報のうち、コンテンツ自体の表示状態の遷移を示すものである。コンテンツが拡大縮小された場合は拡大縮小したことを示し、コンテンツが移動した場合は移動したことを示す。
また、操作履歴とは、使用者が文書等のコンテンツを閲覧する際に、表示されたコンテンツに対して行った操作の履歴を示すものである。例えば、閲覧装置2がタブレットPC等の場合は、画面に接触することで行う操作(タップ、スワイプ、ピンチイン、ピンチアウト、フリック等)を含み、閲覧装置2がデスクトップPC等の場合は、マウスで行う操作(ポインタの軌跡、クリック、ドラック等)を含む。
なお、操作履歴には、コンテンツの情報は含まなくてもよい。
表示履歴及び操作履歴については、後述する。
図2は、第1の実施形態に係る閲覧装置2及び閲覧履歴管理装置3のハードウェア構成を示す図である。
図2に示すように、閲覧装置2及び閲覧履歴管理装置3は、CPU等の演算部162及びメモリ等の記憶部164などを含む制御装置160と、ネットワークを介して通信を行う通信装置170と、記録装置172と、USBメモリ又はSDメモリカード等の記録媒体174と、ユーザインターフェース装置(UI装置)180とから構成される。
つまり、閲覧装置2及び閲覧履歴管理装置3は、情報処理および他の処理装置又は端末との通信が可能なコンピュータとしてのハードウェア構成部分を有している、情報処理装置である。
また、以下の各図において、実質的に同じ構成部分および処理には同じ番号が付される。
UI装置180は、GUI(Graphical User Interface)、LCD(Liquid Crystal Display)表示装置あるいはCRT(Cathode Ray Tube)表示装置等の表示装置およびキーボード・タッチパネルなどを含む。
なお、以降の実施形態においては、閲覧装置2はタブレットPCであり、閲覧装置2のUI装置180は、表示装置と入力装置とが組み合わされたタッチパネルを例として説明するが、これに限定されず、閲覧装置2はデスクトップPC又はラップトップPC等であってもよい。
また、以降の実施形態においては、閲覧履歴管理装置3のUI装置180は、表示装置をディスプレイとし、入力装置をキーボード及びマウス等のポインティングデバイスとするが、これらに限定されず、閲覧履歴管理装置3のUI装置180はタッチパネル等であってもよい。
図3は、第1の実施形態にかかる閲覧装置2において動作する閲覧装置プログラム20を示すブロック・ダイアグラムである。
閲覧装置プログラム20は、たとえば、記録媒体174(図1)又は通信装置170を介して閲覧装置2に供給され、記憶部164にロードされ、閲覧装置2にインストールされたOS(図示せず)上で、閲覧装置2のハードウェア資源を具体的に利用して実行される(他のプログラムにおいても同様)。
図3に示すように、閲覧装置プログラム20は、文書データ取得部202と、文書表示処理部210と、操作受付部212と、表示履歴抽出部220と、操作履歴抽出部222と、表示履歴送信部250と、操作履歴送信部252とから構成される。
文書データ取得部202使用者の閲覧の対象となる文書(コンテンツ)を示す文書データを取得し、文書表示処理部210に対して出力する。
具体的には、例えば、文書データ取得部202は、記録媒体174又は記録装置172に記憶された文書データを取得し、又は、ネットワークを介してサーバ(図示せず)からダウンロードすることによって文書データを取得し、又は、読取装置(図示せず)が紙媒体に形成された文書を読み取ることによって得られた文書データを取得する。
文書表示処理部210は、文書データをタッチパネル等のUI装置180に表示させるための処理を行う。
操作受付部212は、使用者がUI装置180に対して行った操作を示す情報(操作情報)を受け付けて、文書表示処理部210に対して出力する。
このとき、操作受付部212は、操作情報を、その操作に対応する文書の位置座標と対応付ける。
具体的には、使用者が、指又はタッチペンをタッチパネル等のUI装置180に接触させて操作を行った場合、操作受付部212は、その接触された位置が、UI装置180に表示されている文書のどの位置に対応するかを判断する。
文書表示処理部210は、操作受付部212から受け付けた操作情報に応じて、表示を変化させる。
具体的には、使用者が、文書データが表示された画面をスクロールするような操作をした場合、文書表示処理部210は、表示される文書の位置を変更する。
また、使用者が、文書が表示された画面を拡大(又は縮小)するような操作をした場合、文書表示処理部210は、表示される文書を拡大(又は縮小)させるように表示をさせる。
一方、操作受付部212が、タップ又はなぞり等の表示を変化させない操作(表示非変化操作)を受け付けた場合、文書表示処理部210は、UI装置180における文書表示を変化させない(つまり、画面上で文書を移動させたり、拡大縮小させたりしない)。
表示履歴抽出部220は、文書表示処理部210が文書の表示を変化させるごとに、表示履歴(図4を用いて後述する)を抽出し、表示履歴送信部250に対して出力する。
操作履歴抽出部222は、操作受付部212が操作情報を受け付けるごとに、操作履歴(図4を用いて後述する)を抽出し、操作履歴送信部252に対して出力する。
表示履歴送信部250は、表示履歴抽出部220によって抽出された表示履歴を、閲覧履歴管理装置3に対して送信する。
操作履歴送信部252は、操作履歴抽出部222によって抽出された操作履歴を、閲覧履歴管理装置3に対して送信する。
図4は、表示履歴及び操作履歴を例示する図であり、(A)は表示履歴を例示し、(B)は操作履歴を例示する。
図4に例示するように、表示履歴及び操作履歴には、文書データは含まれておらず、さらに、UI装置180に表示された遷移状態を示す動画像データも含まれていない。
つまり、表示履歴及び操作履歴は、バイナリデータを含まず、後述する各情報を示すテキストデータのみで構成され得る。
図4(A)に例示するように、表示履歴は、UI装置180に表示され閲覧されている文書を識別する文書識別情報と、時刻と、その時刻にUI装置180に表示されている文書のページ番号と、拡大率と、原点座標とを含む。
拡大率は、文書がUI装置180に拡大して表示された場合の倍率を示し、拡大されていない場合、拡大率は1である。
原点座標は、文書がUI装置180に表示されている際の、UI装置180の表示画面の基準となる箇所に対応する文書上の位置座標を示し、例えば、UI装置180の表示画面の左上に対応する文書上の位置座標を示す。
ここで、文書上の位置座標は、例えば、ページごとに割り当てられており、横方向にX軸が、左から右へX座標が大きくなるように配置され、縦方向にY軸が、上から下へY座標が大きくなるように配置されている。
例えば、文書のあるページ全体が表示されている場合、原点座標は(0,0)であり、下方向に100移動した場合、原点座標は(0,100)となる。
表示履歴は、例えば、ページ番号、拡大率又は原点座標が変化した場合に、抽出される。
なお、文書がページごとに区切られていない場合、ページ番号は、含まれなくてもよい。この場合、例えば原点座標のみによって、文書の表示位置が特定され得る。
また、文書が回転して表示され得る場合、表示履歴に回転角度が含まれてもよい。
図4(B)に例示するように、操作履歴は、時刻と、ページ番号と、操作種類と、操作位置座標とを含む。
操作種類は、UI装置180の画面に表示された文書に対して使用者が行った操作の種類を示す。
例えば、UI装置180がタッチパネルである場合、操作種類は、画面に接触することで行う操作(タップ、なぞり、長押し、スワイプ、ピンチイン、ピンチアウト、フリック等)を含む。
なお、UI装置180がマウス及びディスプレイの場合、マウスで行う操作(ポインタの軌跡、クリック、ドラック等)を含む。
タップ操作は、文書を閲覧する際に、注目対象を認識し易くするために、タッチパネルを指又はタッチペン等で叩く操作である。
指又はタッチペン等でタッチパネルに接触し、接触したまま移動させないで、予め定められた時間以内(例えば1秒以内)にタッチパネルから離した場合、タップ操作と認識される。
長押し操作は、文書を閲覧する際に、注目対象を認識し易くするために、タッチパネルを指又はタッチペン等で押す操作である。
指又はタッチペン等でタッチパネルに接触し、接触したまま移動させないで、予め定められた時間(例えば1秒)より長くにタッチパネルから離した場合、タップ操作と認識される。
なぞり操作は、文書を閲覧する際に目視し易くするように、表示されている文字等の近傍に指又はタッチペン等を接触させて読み進める方向に移動させる操作である。
文書表示処理部210は、なぞり操作がなされた場合、なぞられた位置に沿って例えば線状の強調表示を追加するように、UI装置180を制御してもよい。
なお、なぞり操作はスワイプ操作と区別できるようになっており、例えば、指又はタッチペン等を予め定められた時間動かさずに接触させた後で移動させた場合、又は、指又はタッチペン等を予め定められた速度よりも遅く移動させた場合は、なぞり操作と認識される。
スワイプ操作は、表示されている文書を上下左右に移動させるための操作であって、例えば、指又はタッチペン等をタッチパネルに接触させながら文書を上下左右に移動させるような操作である。
フリック操作は、指又はタッチペン等をタッチパネルに接触させてから素早くはじくことによって文書を素早く上下左右に移動させるような操作である。
ピンチアウト操作は、2本の指を閉じた状態でタッチパネルに接触させ、接触させたまま2本の指を広げることによって表示領域を拡大させるような操作である。
ピンチイン操作は、2本の指を開いた状態でタッチパネルに接触させ、接触させたまま2本の指を狭めることによって表示領域を縮小させるような操作である。
操作位置座標は、例えば、タッチパネルであるUI装置180に文書が表示された状態において、指又はタッチペン等が接触した位置に対応する文書上の座標を示す。
また、例えば、PC等のモニタであるUI装置180に文書が表示された場合、操作位置座標は、マウスのポインタによってクリックされた位置座標を示す。
なお、操作位置座標は、文書上の座標ではなくても、UI装置180の表示画面上の座標であってもよく、その場合、例えば閲覧履歴管理装置3が、UI装置180の表示画面上の座標とその際に表示された文書上の座標とを対応付けてもよい。
また、タップ操作等のように、操作対象の位置が1か所の場合は、1つの操作位置座標が含まれるが、なぞり操作又は2点タップ操作のように、操作対象の位置が2か所以上の場合は、2つ以上の操作位置座標が含まれる。
操作履歴は、操作が発生したときに、抽出される。
なお、操作履歴には、例えばタップ、なぞり、長押し等、文書の表示自体を変化させない表示非変化操作のみについての履歴のみが含まれるようにしてもよい。例えばスワイプ、ピンチイン、ピンチアウト、フリック等の文書の表示が変化する場合は、表示履歴に反映されるからである。
以降の実施形態においては、操作履歴に、表示非変化操作のみについての履歴のみが含まれる場合(言い換えれば、表示非変化操作が発生したときに操作履歴が抽出される場合)について説明する。
図5は、第1の実施形態にかかる閲覧履歴管理装置3において動作する閲覧履歴管理装置プログラム30を示すブロック・ダイアグラムである。
図5に示すように、閲覧履歴管理装置プログラム30は、表示履歴受信部302と、操作履歴受信部304と、文書データ取得部310と、表示状況再現処理部320と、操作状況再現処理部330と、再現速度設定部340と、再現操作選択部350と、表示変化選択部352とから構成される。
表示履歴受信部302は、閲覧装置2から表示履歴を受信し、文書データ取得部310及び表示状況再現処理部320に対して出力する。
操作履歴受信部304は、閲覧装置2から操作履歴を受信し、操作状況再現処理部330に対して出力する。
文書データ取得部310は、表示履歴に含まれる文書識別情報を用いて、対応する文書データを取得する。取得方法は、例えば、閲覧装置プログラム20の文書データ取得部202と同様であってもよい。
表示状況再現処理部320は、図6に例示する再現表示画面をディスプレイ等のUI装置180に表示させ、表示履歴及び文書データを用いて、文書の表示を再現する画像(表示再現画像データ)を、閲覧装置2で表示された時刻の間隔に合わせて、次々と表示する。
つまり、表示状況再現処理部320によって、文書の表示の遷移を再現する動画像(再現動画)が表示される。
図6は、再現表示画面90を例示する図である。
再現表示画面90の例えば中央付近には、再現動画を表示する表示部902が表示される。
また、表示部902の近傍(例えば表示部902の下方)には、閲覧の開始から終了までのどの時点の表示を再現しているかを示すスライドバー904が表示される。
表示の再現が遷移するにつれて、スライダ906が「開始」から「終了」の方向に移動していくように表示される。
例えば、図6(A)においては、表示部902に文書のページ1が表示され、スライダ906は「開始」に近い位置にあるが、図6(B)においては、同じ文書のページ2が表示され、スライダ906は図6(A)の場合よりも、「終了」に近付いている。
なお、使用者が例えばマウス等でスライダ906を左右に操作することによって、その位置に対応する時刻の文書表示を再現して表示するようにしてもよい。
また、再現表示画面90には、速度設定ボタン910、再現操作選択ボタン920及び表示変化選択ボタン922が表示される。これらのボタンについては、後述する。
表示状況再現処理部320(図5)は、受け付けた一連の表示履歴のうち、時刻の最も早いものを抽出して処理対象とする。
次に、表示状況再現処理部320は、文書データから、表示履歴の「ページ番号」に示されたページのデータを抽出する。
また、表示状況再現処理部320は、表示履歴の「拡大率」が示す拡大率で、ページを拡大するように、ページのデータを処理する。
また、表示状況再現処理部320は、抽出したページにおける表示履歴の「原点座標」が示す座標を、表示部902の原点(例えば左上)に合わせて文書が表示されるような画像(表示再現画像)のデータ(表示再現画像データ)を生成し、その表示再現画像データを用いて表示再現画像を表示部902に表示するように処理する。
次に、表示状況再現処理部320は、2番目に時刻の早いものを抽出して処理対象とする。
表示状況再現処理部320は、1番目の時刻と2番目の時刻との差分の時間、1番目の時刻に対応する表示状況を、表示部902に表示する。
そして、表示状況再現処理部320は、この差分の時間が経過した後、2番目の時刻に対応する表示履歴について、上述した1番目の表示履歴と同様の処理を行って、2番目の時刻に対応する表示状況を、表示部902に表示する。
表示状況再現処理部320は、以降、同様にして、3番目以降の表示履歴についても、表示状況を表示部902に表示する。
操作状況再現処理部330は、操作履歴を用いて、表示状況再現処理部320によって表示された再現表示画面90の表示部902に、操作の遷移を示す画像を、文書の表示の遷移を示す再現動画に重ねて表示する。
操作状況再現処理部330は、まず、受け付けた一連の操作履歴のうち、時刻の最も早いものを抽出して処理対象とする。
また、操作状況再現処理部330は、操作履歴の「操作位置座標」が示す位置に、「操作種類」が示す操作に対応するマークを付した画像(操作再現画像)のデータ(操作再現画像データ)を生成する。
例えば、操作種類が「タップ」の場合、「操作位置座標」が示す位置を中心とする、予め定められた大きさ及び色の円(例えば直径5mmの赤色の円)を、マークとして付してもよい。
さらに、操作状況再現処理部330は、その操作履歴の「時刻」に閲覧装置2に表示された文書表示が再現されている表示再現画像に、操作再現画像を重ねて表示するように処理する。
つまり、表示再現画像及び操作再現画像は、レイヤ構造となっており、操作再現画像を表示再現画像に重ねて表示するか否かを選択可能である。
なお、操作再現画像は、人間が認識し得る期間(例えば0.5秒間)表示されるようにしてもよい。
再現速度設定部340は、例えば、閲覧履歴管理装置3の使用者(管理者)がUI装置180を操作して図6に例示した速度設定ボタン910を押下することによって再現動画の再現速度が設定された場合に、その再現速度(例えば2倍速等)を、表示状況再現処理部320及び操作状況再現処理部330に対して出力する。
その場合、表示状況再現処理部320は、各表示再現画像を表示させる期間及びタイミングを、その再現速度に合わせて変更して表示させるための処理を行う。詳しくは後述する。
同様に、操作状況再現処理部330は、各操作再現画像を表示させるタイミングを、その再現速度に合わせて変更して表示させるための処理を行う。
再現操作選択部350は、例えば、閲覧履歴管理装置3の使用者(管理者)がUI装置180を操作して図6に例示した再現操作選択ボタン920を押下することによって再現する操作が選択された場合に、選択された操作を示す情報を、操作状況再現処理部330に対して出力する。
この場合、操作状況再現処理部330は、選択された操作のみを再現するように処理する。
例えば、「タップ」が選択された場合、操作状況再現処理部330は、操作履歴の「操作種類」を参照して、操作種類が「タップ」を示す操作履歴のみを抽出して処理し、他の操作種類についての操作履歴を再現させないようにする。
なお、再現操作選択部350は、全ての操作を再現させないようにすることも可能である。この場合、操作状況再現処理部330は処理を行わず、表示状況再現処理部320のみが再現処理を行う。
表示変化選択部352は、例えば、閲覧履歴管理装置3の使用者(管理者)がUI装置180を操作して図6に例示した表示変化選択ボタン922を押下することによって再現させる表示変化が選択された場合に、選択された表示変化を示す情報を、表示状況再現処理部320に対して出力する。
この場合、表示状況再現処理部320は、選択された表示変化のみを再現するように処理する。
例えば、「拡大率」が選択された場合、表示状況再現処理部320は、表示履歴の「拡大率」を参照して、拡大率が変化したときの表示履歴のみを抽出して処理し、他の表示履歴については再現させないようにする。また、この場合、拡大表示された履歴のみを再現させてもよい。
また、例えば、「ページ」が選択された場合、表示状況再現処理部320は、表示履歴の「ページ番号」を参照して、ページ番号が変化したときの表示履歴のみを抽出して処理し、他の表示履歴については再現させないようにする。
以下、具体例を挙げてさらに詳しく説明する。
図7は、文書Aを例示する図である。
文書Aは3ページからなり、(A)にページ1が例示され、(B)にページ2が例示され、(C)にページ3が例示されている。
図8は、文書Aが閲覧装置2を用いて閲覧された状況を例示する図を示す。
また、図9は、図8に例示した閲覧状況において取得される表示履歴を例示する。
さらに、図10は、図8に例示した閲覧状況において取得される操作履歴を例示する。
なお、図10に例示した操作履歴においては、拡大縮小及びページ変更等の、文書の表示を変化させる操作が省略されている。
まず、図8(A)に例示するように、文書Aのページ1が表示され、表示履歴抽出部220が、図9に例示する表示履歴#1を抽出する。
その後、ページ1上のP1(X1,Y1)がタップされ、操作履歴抽出部22が、図10に例示する操作履歴#1を抽出する。
その後、ページ1上のP2(X2,Y2)がタップされ、操作履歴抽出部22が、図10に例示する操作履歴#2を抽出する。
次に、図8(B)に例示するように、ページ2が表示され、表示履歴抽出部220が、図9に例示する表示履歴#2を抽出する。
その後、ページ2上のP3(X3,Y3)及びP4(X4,Y4)が2点タップされ、操作履歴抽出部22が、図10に例示する操作履歴#3を抽出する。
その後、図8(C)に例示するように、ページ2上の点A(Xa,Ya)を原点とした拡大率2.0の画像が表示され(つまり拡大操作がなされ)、表示履歴抽出部220が、図9に例示する表示履歴#3を抽出する。
その後、図8(D)に例示するように、ページ2上の左上の点(0,0)を原点とした拡大率1.0の画像が表示され(つまり縮小操作によって元のページ2全体が表示され)、表示履歴抽出部220が、図9に例示する表示履歴#4を抽出する。
その後、ページ2上のP5(X5,Y5)からP6(X6,Y6)になぞり操作がなされ、操作履歴抽出部22が、図10に例示する操作履歴#4を抽出する。
次に、図8(E)に例示するように、ページ3が表示され、表示履歴抽出部220が、図9に例示する表示履歴#5を抽出する。
その後、ページ3上のP7(X7,Y7)がタップされ、操作履歴抽出部22が、図10に例示する操作履歴#5を抽出する。
その後、ページ3上のP8(X8,Y8)からP9(X9,Y9)になぞり操作がなされ、操作履歴抽出部22が、図10に例示する操作履歴#6を抽出する。
その後、図8(F)に例示するように、ページ3上の点B(Xb,Yb)を原点とした拡大率3.0の画像が表示され(つまり拡大操作がなされ)、表示履歴抽出部220が、図9に例示する表示履歴#6を抽出する。
そして、文書表示が消去され(つまり閲覧が終了し)、表示履歴抽出部220が、図9に例示する表示履歴#7を抽出する。
図11、図12は、図8〜図10の例において閲覧履歴管理装置3に再現される再現動画を例示する図である。
図11(A)に例示するように、表示状況再現処理部320は、再現を開始し、表示履歴#1(図9)を参照して、文書Aのページ1を、表示部902に表示させる。
次に、図11(B)に例示するように、操作状況再現処理部330は、操作履歴#1(図10)を参照し、開始時刻14時と操作履歴#1の時刻14時4分3秒との差分(4分3秒)を計算する。
そして、操作状況再現処理部330は、開始から4分3秒後に、ページ1上のP1(X1,Y1)に、タップされたことを示すマーク(例えば赤色の円)を、図11(A)に例示した画像に重ねて表示させる。
このマークは、例えば0.5秒後に消去されるようにしてもよい(以下の例についても同様)。
次に、図11(C)に例示するように、操作状況再現処理部330は、操作履歴#2(図10)を参照し、開始から4分55秒後に、ページ1上のP2(X2,Y2)に、タップされたことを示すマークを、図11(A)に例示した画像に重ねて表示させる。
次に、図11(D)に例示するように、表示状況再現処理部320は、表示履歴#2(図9)を参照し、開始から5分30秒後に、文書Aのページ2を、表示部902に表示させる。
次に、図11(E)に例示するように、操作状況再現処理部330は、操作履歴#3(図10)を参照し、開始から6分40秒後に、ページ2上のP3(X3,Y3)及びP4(X4,Y4)に、2点タップされたことを示すマークを、図11(D)に例示した画像に重ねて表示させる。
次に、図11(F)に例示するように、表示状況再現処理部320は、表示履歴#3(図9)を参照し、開始から7分40秒後に、ページ2上の点A(Xa,Ya)を原点とした拡大率2.0の画像を、表示部902に表示させる。
次に、図12(A)に例示するように、表示状況再現処理部320は、表示履歴#4(図9)を参照し、開始から9分48秒後に、ページ2上の左上の点(0,0)を原点とした拡大率1.0の画像(つまりページ2全体の画像)を、表示部902に表示させる。
次に、図12(B)に例示するように、操作状況再現処理部330は、操作履歴#4(図10)を参照し、開始から9分50秒後に、ページ2上のP5(X5,Y5)からP6(X6,Y6)に、なぞり操作がされたことを示すマーク(例えば赤色の線)を、図12(A)に例示した画像に重ねて表示させる。
ここで、操作状況再現処理部330は、なぞり操作がされたことを示すマークを、P5からP6へ線が徐々に描かれるように表示させてもよい。
次に、図12(C)に例示するように、表示状況再現処理部320は、表示履歴#5(図9)を参照し、開始から10分5秒後に、文書Aのページ3を、表示部902に表示させる。
次に、図12(D)に例示するように、操作状況再現処理部330は、操作履歴#5(図10)を参照し、開始から10分15秒後に、ページ3上のP7(X7,Y7)に、タップされたことを示すマークを、図12(C)に例示した画像に重ねて表示させる。
次に、図12(E)に例示するように、操作状況再現処理部330は、操作履歴#6(図10)を参照し、開始から11分2秒後に、ページ3上のP8(X8,Y8)からP9(X9,Y9)に、なぞり操作がされたことを示すマークを、図12(C)に例示した画像に重ねて表示させる。
次に、図12(F)に例示するように、表示状況再現処理部320は、表示履歴#6(図9)を参照し、開始から12分22秒後に、ページ3上の点B(Xb,Yb)を原点とした拡大率3.0の画像を、表示部902に表示させる。
そして、表示状況再現処理部320は、表示履歴#7(図9)を参照し、開始から14分12秒後に、表示を終了する。
再現速度設定部340によって再現速度を例えば2倍速と設定された場合の処理について説明する。
図13は、図8の例において表示状況再現処理部320が再現速度を変更するための処理を説明するための図である。
表示状況再現処理部320は、図13(A)に例示する表示履歴(図9と同様のもの)を取得すると、図13(B)に例示するように、各表示履歴間の時刻の差分を算出する。
例えば、表示履歴#1と表示履歴#2との時刻の差分は、5分30秒であり、表示履歴#2と表示履歴#3との時刻の差分は、2分10秒である。
さらに、表示状況再現処理部320は、開始から終了までの時間を算出(この例では14分22秒)し、この14分22秒を100%とした各差分の割合を算出して、各表示履歴の表示時間の割合を求める。
例えば、表示履歴#1の割合は38.7%であり、表示履歴#2の割合は15.3%である。
そして、例えば2倍速と設定された場合、表示状況再現処理部320は、開始から終了までの時間14分22秒を2で割った時間と、各表示履歴の表示時間の割合とから、各表示履歴の表示時間を算出する。
[変形例]
上述した実施形態においては、閲覧履歴管理装置3に履歴の再現を表示させるとしたが、閲覧履歴管理装置3に履歴が送信されなくてもよく、閲覧装置2に再現を表示させてもよい。
また、表示履歴及び操作履歴は、予め定められた時間ごと(例えば1秒ごと)に、抽出されるようにしてもよい。
また、表示履歴及び操作履歴は、文書を閲覧した使用者を識別する使用者識別情報を含んでもよい。
ここで、使用者識別情報は、使用者固有のIDであってもよく、使用者が使用する閲覧装置2の識別情報であってもよい。
表示履歴及び操作履歴が使用者識別情報を含む場合、各使用者の文書の閲覧履歴の再現を、並べて表示してもよい。
図14は、複数の使用者の閲覧履歴を再現する場合の再現表示画面90Aを例示する図である。
再現表示画面90Aは、使用者の数と同じ数の表示部902を表示可能である。
例えば、使用者A〜Bの文書Aについての閲覧履歴を再現する場合、表示部902aには、使用者Aの閲覧履歴が再現され、表示部902bには、使用者Bの閲覧履歴が再現され、表示部902cには、使用者Cの閲覧履歴が再現される。
また、上述した実施形態においては、操作履歴は、UI装置180を用いて行った操作に関するものとしたが、閲覧装置2が撮像装置を有する場合、撮像装置によって撮影された撮影対象についての履歴を、操作履歴に含んでもよい。
例えば、撮像装置が、文書を閲覧する使用者の顔を撮影する場合、閲覧装置2は、例えばパターン認識によって使用者の眼球を認識する。
さらに、閲覧装置2は、眼球の黒部分(黒目)と白部分(白目)とを認識し、黒目の位置及び形状から、例えばパターン認識等によって、表示装置のどの位置(領域)に視線が向いているかを認識し、表示装置に表示された文書の位置と対応付けて、操作履歴に含める。
また、撮像装置が、文書を閲覧する使用者の指又はスタイラス等を撮影する場合、閲覧装置2は、例えばパターン認識によって使用者の指又はスタイラス等を認識する。
さらに、閲覧装置2は、指又はスタイラス等の像を直線近似し、その直線と表示装置とが交差する位置(領域)を検出し、表示装置に表示された文書の位置と対応付けて、操作履歴に含める。
図15は、撮像装置によって撮影された撮影対象についての履歴を再現する態様を例示する図である。
図15(A)に例示するように、操作状況再現処理部330は、表示部902に表示された文書に、使用者が見ていた領域を示す例えば矢印Cで示すような楕円を重ねて表示する。
また、図15(B)に例示するように、操作状況再現処理部330は、表示部902に表示された文書に、使用者が指又はスタイラス等で指していた領域を示す例えば矢印Dで示すような円を重ねて表示する。
なお、撮像装置によって撮影された撮影対象についての履歴は、上述した実施形態における操作履歴とは異なる態様(例えば撮影対象についての履歴は黄色で示す等、色が異なるようにする態様)で、再現するようにしてもよい。
なお、上記実施形態においては、表示履歴と操作履歴とを別々に送信しているが、表示履歴と操作履歴は1つの履歴送信部によって送信されてもよい。
1・・・閲覧システム,
2・・・閲覧装置,
20・・・閲覧装置プログラム,
202・・・文書データ取得部,
210・・・文書表示処理部,
212・・・操作受付部,
220・・・表示履歴抽出部,
222・・・操作履歴抽出部,
250・・・表示履歴送信部,
252・・・操作履歴送信部,
3・・・閲覧履歴管理装置,
30・・・閲覧履歴管理装置プログラム,
302・・・表示履歴受信部,
304・・・操作履歴受信部,
310・・・文書データ取得部,
320・・・表示状況再現処理部,
330・・・操作状況再現処理部,
340・・・再現速度設定部,
350・・・再現操作選択部,
352・・・表示変化選択部,
90・・・再現表示画面,
902・・・表示部,
910・・・速度設定ボタン,
920・・・再現操作選択ボタン,
922・・・表示変化選択ボタン,

Claims (9)

  1. 使用者が表示装置を用いてコンテンツを閲覧した際の表示に関する表示履歴を取得する表示履歴取得手段と、
    表示履歴とコンテンツを示すコンテンツデータとに基づいて、使用者がコンテンツを閲覧した際の表示の遷移を再現する再現手段と
    を有する閲覧システム。
  2. 前記表示履歴取得手段によって取得される表示履歴は、テキストデータであり、
    前記再現手段は、コンテンツを閲覧した際の表示の遷移を動画像で再現する
    請求項1に記載の閲覧システム。
  3. 前記表示履歴取得手段によって取得される表示履歴は、コンテンツを識別するコンテンツ識別情報と、コンテンツが表示された位置を示す表示位置情報とを含む
    請求項1に記載の閲覧システム。
  4. 使用者がコンテンツを閲覧した際に表示装置に対して行った操作に関する操作履歴を取得する操作履歴取得手段
    をさらに有し、
    前記再現手段は、使用者がコンテンツを閲覧した際の表示の遷移を再現する際に、操作履歴に基づいて、操作の遷移を表示の遷移に重ねて再現する
    請求項1乃至3いずれかに記載の閲覧システム。
  5. 前記再現手段によって再現される操作の種類を選択する再現操作選択手段
    をさらに有し、
    前記再現手段は、前記再現操作選択手段によって選択された操作のみを再現する
    請求項4に記載の閲覧システム。
  6. 前記再現手段による再現の速度を変更する再現変更手段
    をさらに有し、
    前記再現手段は、前記再現変更手段により再現の速度が変更された場合、変更された速度で、表示の遷移を再現する
    請求項1乃至5いずれかに記載の閲覧システム。
  7. 前記表示履歴は、コンテンツを閲覧した使用者の識別情報を含み、
    前記再現手段は、コンテンツを閲覧した使用者ごとに、表示の遷移を再現する
    請求項1乃至6いずれかに記載の閲覧システム。
  8. 前記再現手段で再現させる表示の変化の種類を選択する表示変化選択手段
    をさらに有し、
    前記再現手段は、前記表示変化選択手段によって選択された表示の変化のみを再現する
    請求項1乃至7いずれかに記載の閲覧システム。
  9. 使用者が表示装置を用いてコンテンツを閲覧した際の表示に関する表示履歴を取得する表示履歴取得ステップと、
    表示履歴とコンテンツを示すコンテンツデータとに基づいて、使用者がコンテンツを閲覧した際の表示の遷移を再現する再現ステップと
    をコンピュータに実行させるプログラム。
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