JP5639529B2 - 通信システム、および、その通信システムに用いられるセッション制御サーバ - Google Patents
通信システム、および、その通信システムに用いられるセッション制御サーバ Download PDFInfo
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Description
よって、例えば、子供が親に電話をかけるときに、親が子供に通信料金を負担させたくないときには、親から子供へ電話をかけ直すことで、通信料金を親が負担するようにする。しかし、電話をかけ直すことは、回線を一旦切断して再接続するので、時間がかかってしまい不便である。
これらの通信システムを構成する各装置は、CPU(Central Processing Unit)とメモリとハードディスク(記憶手段)とネットワークインタフェースを有するコンピュータとして構成され、このコンピュータは、CPUが、メモリ上に読み込んだプログラムを実行することにより、各処理部を動作させる。
ネットワーク9は、SIP(Session Initiation Protocol)網であり、SIPのセッションを確立するための制御信号の通信をユーザ端末3間で行う制御プレーンと、確立されたセッション上でのユーザ端末3間のユーザデータの通信を行うデータプレーンとをそれぞれ構成する。
ユーザ端末3は、他の端末とセッションを確立して通信を開始するとともに、確立されたセッションにメディアパスを追加する。ここで、1つのセッションの中に、複数(例えば2つ)のメディアパスを対応づけることができる。
例えば、ユーザ端末3aは、ユーザ端末3bとの間に音声通話を行うための第1のメディアパスを含むSIPセッションを確立する。その後、ユーザ端末3aは、ユーザ端末3bとの間の通話において、データ転送が必要である旨の操作指示を受けると、既に確立されているSIPセッションに対して、第2のメディアパスであるデータパスを追加する。
表1の1行目のCDR1は、S105での「200 OK」信号の受信時刻「t1」と、音声パス(audio)の課金対象がユーザA(ユーザ端末3aのユーザ)であることが記載されている。
表1の2行目のCDR1は、S115での「200 OK」信号の受信時刻「t2」と、音声パス(audio)の課金対象がユーザAであることと、データパス(data)の課金対象がユーザB(ユーザ端末3bのユーザ)であることとが記載されている。
なお、表1の2行目のデータパスの「data」とはデータ通信の開始を示し、3行目のデータパスの「data port0」とはデータ通信の終了(dataのポート番号を0と指定)を示す。
「OK」が押されたときには、承認可として、S105へ進む。
「キャンセル」が押されたときには、承認不可であるため、SIPセッション内にメディア追加が実施されず、ファイル転送は行われない。そして、ユーザ端末3bは、S105へは進まず、要求失敗(406 Not Acceptable)メッセージをユーザ端末3aに返答する。この要求失敗を中継するセッション制御サーバ2は、CDRを発行しないことにより、追加されなかったメディアパスへの課金が行われないようにする。
(1行目)m=audio 12345 RTP/AVP 0
(2行目)d=A
(3行目)m=data 987654 RLUTE/UDP 0
(4行目)d=B
1行目に示す音声パスの課金対象として、2行目でユーザAが指定されており、3行目に示すデータパスの課金対象として、4行目でユーザBが指定されている。なお、RFC4566において「d=」は未定義であるため、本実施形態のような新たな用途(メディアパスごとの課金対象の指定)として追加しても、既存のSDP処理との互換性は保たれる。一方、課金対象の格納先の行として、「d=」の代わりに、既存の定義された行(「a=」行や「i=」行など)を用いてもよい。
セッション制御サーバ2では、S133の応答(200 OK)を受信すると、データパスが削除された旨を示すCDR3を作成する(S134)。これにより、セッション内には、音声パスを介した音声通話だけが継続される(S141)。
セッション制御サーバ2では、S153の応答(200 OK)を受信すると、音声パスが削除された(つまり、セッションが終了した)旨を示すCDR4を作成する(S154)。
(ユーザAの通信料金):通話時間(t4−t1)×(単位時間あたりの通話料金)
(ユーザBの通信料金):データ通信時間(t3−t2)×(単位時間あたりの通信料金)
セッション制御サーバ2aは、CDR11〜CDR14を作成して、課金サーバ1aに通知する。
セッション制御サーバ2bは、CDR21〜CDR24を作成して、課金サーバ1bに通知する。
S204として、ユーザ端末3bは、通知されたINVITEを参照して音声パスのユーザAへの課金を承認する(S104と同様)。
S205,S207,S209として、ユーザ端末3bはユーザ端末3aへ応答を示す「200 OK」信号を送信する。
セッション制御サーバ2bでは、「200 OK」信号を中継するにあたり、表2の1行目で示したCDR21を作成する(S206)。セッション制御サーバ2aでは、「200 OK」信号を中継するにあたり、表2の2行目で示したCDR11を作成する(S208)。これにより、ユーザ端末3間での音声パスを介した音声通話が可能となる(S211)。
ここで、セッション制御サーバ2aは、S225のUPDATEを受信すると、表2の3行目で示したCDR12を作成する(S226)。セッション制御サーバ2bは、S227のUPDATEを受信すると、表2の4行目で示したCDR22を作成する(S228)。
セッション制御サーバ2aは、S244の応答(200 OK)を受信すると、データパスが削除された旨を示すCDR13を作成する(S245)。セッション制御サーバ2bは、S246の応答(200 OK)を受信すると、データパスが削除された旨を示すCDR23を作成する(S247)。
これにより、セッション内には、音声パスを介した音声通話だけが継続される(S251)。
セッション制御サーバ2aは、S264の応答(200 OK)を受信すると、音声パスが削除された(つまり、セッションが終了した)旨を示すCDR14を作成する(S265)。セッション制御サーバ2bは、S266の応答(200 OK)を受信すると、S265と同様に、CDR24を作成する(S267)。
(ユーザAの通信料金):通話時間(t14−t11)×(ネットワーク9aでの単位時間あたりの通話料金)
(ユーザBの通信料金):課金なし
(ユーザAの通信料金):課金なし
(ユーザBの通信料金):データ通信時間(t23−t22)×(ネットワーク9bでの単位時間あたりの通信料金)
例えば、ユーザ端末3aからユーザ端末3bへの発呼によって、ユーザAの課金による音声通話が開始された後でも、その音声通話を中断することなく、ユーザBの課金によるデータ通信をセッションに追加することができる。
2(2a,2b) セッション制御サーバ
3(3a,3b) ユーザ端末
9(9a,9b) ネットワーク
31 課金選択部
32 SIP送信部
33 SIP応答部
34 課金承認部
Claims (4)
- ネットワークを介して第1のユーザ端末と第2のユーザ端末との間でSIP(Session Initiation Protocol)のセッションを確立し、そのセッション内に通信種別ごとの通信路であるメディアパスを追加する通信システムに用いられるセッション制御サーバであって、
前記ユーザ端末間で通信されるSIP信号のうち、新たに追加する前記メディアパスとその課金対象とを対応づけた前記セッション情報が記載されている第1のSIP信号を前記第1のユーザ端末から受信して、前記第2のユーザ端末に対して中継し、その後、
前記第1のSIP信号への応答であり、前記第1のSIP信号が示す課金内容に承認する旨の第2のSIP信号を前記第2のユーザ端末から受信すると、前記第2のSIP信号を前記第1のユーザ端末に対して中継するとともに、前記第2のSIP信号の受信時刻と、前記第1のSIP信号内の新たに追加する前記メディアパスとその課金対象とを含むCDR(Call Detail Record)を作成して、そのCDRをもとに課金対象ごとの前記受信時刻からの通信料金を計算する課金サーバへCDRを送信することを特徴とする
セッション制御サーバ。 - ネットワークを介して第1のユーザ端末と第2のユーザ端末との間でSIP(Session Initiation Protocol)のセッションを確立し、そのセッション内に通信種別ごとの通信路であるメディアパスを追加する通信システムに用いられるセッション制御サーバであって、
前記セッション制御サーバは、収容される前記ネットワークごとに配置されており、
前記ユーザ端末間で通信されるSIP信号のうち、新たに追加する前記メディアパスとその課金対象とを対応づけた前記セッション情報が記載されている第1のSIP信号を前記第1のユーザ端末、または、自身が収容される前記ネットワークとは別の前記ネットワークの前記セッション制御サーバから受信して、前記第2のユーザ端末、または、自身が収容される前記ネットワークとは別の前記ネットワークの前記セッション制御サーバに対して中継し、その後、
前記第1のSIP信号への応答であり、前記第1のSIP信号が示す課金内容に承認する旨の第2のSIP信号を前記第2のユーザ端末、または、自身が収容される前記ネットワークとは別の前記ネットワークの前記セッション制御サーバから受信すると、前記第2のSIP信号を前記第1のユーザ端末、または、自身が収容される前記ネットワークとは別の前記ネットワークの前記セッション制御サーバに対して中継するとともに、前記第2のSIP信号の受信時刻と、前記第1のSIP信号内の新たに追加する前記メディアパスとその課金対象とを含むCDR(Call Detail Record)を作成して、自身が収容される前記ネットワークに接続されており、前記CDRをもとに課金対象ごとの前記受信時刻からの通信料金を計算する課金サーバへCDRを送信することを特徴とする
セッション制御サーバ。 - 前記第1のユーザ端末と、前記第2のユーザ端末と、請求項1に記載のセッション制御サーバとを有することを特徴とする通信システム。
- 前記第1のユーザ端末と、前記第2のユーザ端末と、請求項2に記載のセッション制御サーバとを有することを特徴とする通信システム。
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