JP5631275B2 - 携帯端末 - Google Patents

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Description

この発明は、携帯端末に関し、タッチパネルを備えた携帯端末に関する。
近年、携帯電話機は、ユーザインターフェイスとしてタッチパネルを備えたものがある。この携帯電話機は、搬送中などにタッチパネルが外部の物と接触することにより誤動作する場合がある。このため、タッチパネルとは別に設けたスイッチによりタッチパネルをロックする技術が知られている(例えば、特許文献1)。
しかしながら、ユーザは、タッチパネルを使用するためにスイッチをONにする操作をしなければならず、操作が煩雑になるといった問題があった。
特開2002−268776号公報
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の1つは、タッチパネルのロックを解除する操作を容易にした携帯端末を提供することである。
この発明の他の目的は、タッチパネルをロックする操作を容易にした携帯端末を提供することである。
上述した目的を達成するためにこの発明のある局面によれば、携帯端末は、第1筐体と、前記第1筐体と相対移動可能に連結された第2筐体と、前記第1筐体または前記第2筐体に設けられたタッチパネルと、を有する携帯端末であって、前記第1筐体と前記第2筐体とは、第1の形態から相対的に移動して第2の形態に変化し、前記第1筐体と前記第2筐体との相対的な位置に基づいて、複数の形態のいずれであるかを検出する形態検出手段と、前記タッチパネルから出力される信号を受け付ける信号受付手段と、前記形態検出手段により前記第1の形態と前記第2の形態のいずれでもない第3の形態が検出されるタイミングにおいて、前記タッチパネルから出力される信号を受け付けると、入力モードの切り替えを行い、当該信号を受け付けなければ、入力モードの切り替えを行わないモード切換手段と、を備える。
本発明のある局面の携帯端末によれば、タッチパネルをロックする操作またはロックを解除する操作を容易にすることができる。
基本形態における携帯端末の斜視図である。 開形態における携帯端末の斜視図である。 中間形態にける携帯端末の斜視図である。 本実施の形態における携帯端末のハードウェア構成の概要を示す機能ブロック図である。 携帯端末が備えるCPUが有する機能の概要を示す機能ブロック図である。 モード切換処理の流れの一例を示すフローチャートである。 変形例におけるモード切換の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。しがたってそれらについての詳細な説明は繰り返さない。
図1は、基本形態における携帯端末の斜視図である。図2は、開形態における携帯端末の斜視図である。図3は、中間形態にける携帯端末の斜視図である。図1〜図3を参照して、携帯端末1は、第1筐体40と第2筐体41とを含む。第1筐体40と第2筐体41とは、スライド可能に連結されており、、相対的に移動可能である。携帯端末1は、図1に示す基本形態のとき、第1筐体40が第2筐体41の上に重なり、略直方体になる。第1筐体40は、第2筐体41と重なる面の反対側の面の表側に、液晶表示装置(LCD)16と、LCD16に重畳して設けられたタッチパネル25Aと、を含む。第2筐体41は、第1筐体40と重なる面にフルキーボードである操作キー25Bを含む。
図1を参照して、携帯端末1は、基本形態(第1形態)において、第2筐体41の第1筐体40と重なる面が第1筐体40により覆われるので、操作キー25Bが隠される。このため、ユーザは、携帯端末1が基本形態のときは、操作キー25Bを操作することができない。一方、タッチパネル25Aは第1筐体40の表面に設けられるので、外部に表出する。このため、ユーザは外部からタッチパネル25Aに触れることができる。
図2を参照して、携帯端末1は、開形態(第2の形態)において、第2筐体41の第1筐体40と重なる面の一部が表出する。このため、操作キー25Bが表出するので、ユーザは操作キー25Bを操作することができる。一方、開形態においても基本形態のときと同様にタッチパネル25Aは表出しているので、ユーザは外部からタッチパネル25Aに触れることができる。
図3を参照して、中間形態(第3の形態)は、基本形態および開形態のいずれの形態でもない形態である。携帯端末1が基本形態または開形態にあるときから第1筐体40と第2筐体41とがスライドすると中間形態となる。携帯端末1が中間形態にあるときから第1筐体40と第2筐体41とがスライドすると基本形態または開形態となる。中間形態は複数の形態を有するが、図3においてはその一例を示している。
図4は、本実施の形態における携帯端末のハードウェア構成の概要を示す機能ブロック図である。図4を参照して、携帯端末1は、携帯端末1の全体を制御するためのCPU21と、アンテナ22Aと接続された無線回路22と、ユーザの操作の入力を受付ける操作部25と、GPSセンサ26と、カードインターフェース(I/F)27と、音声データを処理するためのコーデック部28と、コーデック部28に接続されたスピーカ11およびマイクロフォン13と、LCD16の表示を制御するための表示制御部30と、CPU21で実行するためのプログラム等を記憶するためのEEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)31と、CPU21の作業領域として使用されるRAM(Random Access Memory)32と、閉スイッチ34と、開スイッチ35と、を含む。
無線回路22は、アンテナ22Aにより受信された無線信号が入力され、無線信号を復調した信号をCPU21に出力する。無線信号を復調した信号が音声信号の場合、CPU21は、音声信号をコーデック部28に出力する。無線回路22は、CPU21から信号が入力されると、その信号を変調した無線信号をアンテナ22Aに出力する。CPU21は、コーデック部28から音声信号が入力されると、音声信号を無線回路22に出力する
コーデック部28は、CPU21から入力される音声信号を復号し、復号したデジタルの音声信号をアナログに変換し、増幅し、そしてレシーバとしてのスピーカ11に出力する。また、コーデック部28は、マイクロフォン13からアナログの音声信号が入力され、音声信号をデジタルに変換し、符号化し、そして符号化した音声信号をCPU21に出力する。
表示制御部30は、CPU21により制御され、CPU21から入力される指示に従ってLCD16を制御して、LCD16に画像を表示させる。LCD16に表示させる画像は、動画像と静止画像とを含む。
操作部25は、タッチパネル25Aと、操作キー25Bとを含む。タッチパネル25Aは、ユーザが指等によりタッチパネル面に触れると、指等が触れた位置を検出する。タッチパネルは、検出した位置をCPU21に出力する。LCD16にボタン等を表示し、タッチパネル25Aでそのボタンの位置が押下されたことを検出すれば、CPU21は種々の操作を受け付けることができる。
操作キー25Bは、英数、かな、カタカナおよび記号等が割り当てられた複数のキーを含み、ユーザが複数のキーを押下すると、押下されたキーに割当てられた英数、かな、カタカナおよび記号等のコードをCPU21に出力する。また、操作部25は、カーソルや選択を移動させるためのマルチファンクションキーを備えており、押下されたマルチファンクションキーに割当てられた指令をCPU21に出力する。
CPU21は、操作キー25Bから操作が入力されると、入力された操作に応じて処理を実行する。CPU21は、EEPROM31に記憶されている複数のアプリケーションプログラムを読出して実行する。これらのアプリケーションプログラムは、C言語やJAVA(登録商標)などのプログラム言語で記述されるが、アプリケーションプログラムが記述されるプログラム言語は、これらに限定されることなく、他のいかなるプログラム言語で記述されてもよい。また、複数のアプリケーションプログラムがEEPROM31に記憶されて携帯端末1に搭載されるが、複数のアプリケーションプログラムは、単一のプログラム言語で記述されたものであってもよいし、異なるプログラム言語で記述されたものであってもよい。すなわち、複数のプログラム言語で記述されたアプリケーションプログラムが混在してもよい。
閉スイッチ34は、携帯端末1が基本形態のときにONとなり、基本形態でないときにOFFとなる。開スイッチ35は、携帯端末1が開形態のときにONとなり、開形態でないときにOFFとなる。開スイッチ35および閉スイッチ34は、CPU21に接続されており、CPU21は閉スイッチ34および開スイッチ35それぞれの状態を検出することにより、携帯端末1の形態を検出する。
GPSセンサ26は、全地球測位システム(GPS)におけるGPS衛星からの電波を受信し、現在の地図上の位置を計測する。GPSセンサ26は、計測して得た地図上の位置を示す位置情報をCPU21に出力する。
カードI/F27には、着脱可能なフラッシュメモリ27Aが装着される。CPU21は、カードI/F27を介して、フラッシュメモリ27Aにアクセスが可能である。なお、ここではCPU21で実行するためのプログラムをEEPROM31に記憶しておく例を説明するが、プログラムをフラッシュメモリ27Aに記憶しておき、フラッシュメモリ27Aからプログラムを読み出して、CPU21で実行するようにしてもよい。プログラムを記憶する記録媒体としては、フラッシュメモリ27Aに限られず、フレキシブルディスク、カセットテープ、光ディスク(CD−ROM(Compact Disc−ROM)/MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、ICカード(メモリカードを含む)、光カード、マスクROM、EPROM等の半導体メモリ等でもよい。また、携帯端末1をインターネットに無線回路22を介して接続し、インターネットに接続されたコンピュータからプログラムをダウンロードして、CPU21で実行するようにしてもよい。ここでいうプログラムは、CPU21により直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム形式のプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
図5は、携帯端末が備えるCPUが有する機能の概要を示す機能ブロック図である。図5を参照して、CPU21は、携帯端末1の形態を検出する形態検出部45と、タッチパネル25Aが出力する信号を受け付ける信号受付部46と、携帯端末1の動作モードを切り換えるモード切換部47と、処理を実行する処理実行部48と、タッチパネル25Aの駆動を制御する駆動制御部49と、を含む。
形態検出部45は、閉スイッチ34と開スイッチ35それぞれの状態を検出し、携帯端末1の形態を検出する。具体的には、閉スイッチ34がONならば携帯端末1が基本形態であることを検出し、開スイッチ35がONならば携帯端末1が開形態であることを検出し、閉スイッチ34および開スイッチ35がともにOFFならば携帯端末1が中間形態であることを検出する。形態検出部45は、検出した形態をモード切換部47および駆動制御部49に出力する。
信号受付部46は、タッチパネル25Aが出力する位置を示す信号を受け付ける。信号受付部46は、受け付けた信号をモード切換部47および処理実行部48に出力する。
モード切換部47は、形態検出部45により検出された形態と信号受付部46により受け付けられる信号の有無とに基づいて、入力モードを切り換える。入力モードは、タッチパネルから受け付けられる信号を無効にするロックモードと、タッチパネルから受け付けられる信号を有効にするロック解除モードとを含む。モード切換部47は、入力モードをロックモードとロック解除モードとのいずれかに切り換える。モード切換部47は、入力モードを処理実行部48および駆動制御部49に出力する。
処理実行部48は、アプリケーションプログラムを実行する。また、処理実行部48は、モード切換部48から入力される入力モードに従って、信号受付部46から入力される、信号を受け付ける。処理実行部48は、入力モードがロック解除モードならば信号受付部46から入力される信号を受け付けるが、入力モードがロックモードならば信号受付部46から入力される信号を受け付けない。処理実行部48は、信号受付部46から入力される信号を受け付ける場合、受け付けられた信号に従って、アプリケーションプログラムで定まる処理を実行する。
駆動制御部49は、タッチパネル25Aの駆動を制御する。具体的には、タッチパネル25Aに電力を供給するか否かを切り換える。駆動制御部49は、タッチパネル25Aに電力を供給しない状態に切り換えているときに、携帯端末1が基本形態または開形態から中間形態に変化すると、タッチパネル25Aに電力を供給する状態に切り換える。したがって、入力モードがロックモードのときであっても携帯端末1が基本形態または開形態から中間形態に変化すると、タッチパネル25Aに電力が供給されるので、信号受付部46はタッチパネル25Aから信号を受け付けることができる。
また、駆動制御部49は、タッチパネル25Aに電力を供給する状態に切り換えているときに、入力モードがロック解除モードからロックモードに切り換えられると、タッチパネル25Aに電力を供給しない状態に切り換える。入力モードがロックモードのときは、タッチパネル25Aに電力が供給されなくなるので、消費電力を低減することができる。
なお、本実施の形態においては、タッチパネル25Aを静電容量方式として説明するが、アナログ抵抗膜方式、超音波表面弾性波方式、赤外線遮光方式、電磁誘導方式または画像認識方式を用いてもよい。なお、抵抗膜方式のタッチパネル25Aを用いる場合は、消費電力が小さいので、駆動制御部49で電力の供給を制御する必要はない。
図6は、モード切換処理の流れの一例を示すフローチャートである。モード切換処理は、CPU21がモード切換プログラムを実行することにより、CPU21により実行される処理である。モード切換処理は、携帯端末1が基本形態または開形態のときに実行される処理である。換言すれば、閉スイッチ34の状態および閉スイッチ34の状態のいずれかがONの場合に実行される処理である。
図6を参照して、CPU21は、閉スイッチ34と開スイッチ35とがともにOFFになったか否かを判断する(ステップS01)。換言すれば、携帯端末2が基本形態または開形態から中間形態に変化したか否かを判断する。閉スイッチ34と開スイッチ35とがともにOFFになるまで待機常態となり(ステップS01でNO)、閉スイッチ34と開スイッチ35とがともにOFFになると処理をステップS02に進める。
ステップS02においては、入力モードがロックモードに設定されているか否かを判断する。入力モードがロックモードに設定されているならば、処理をステップS03に進め、そうでなければ処理をステップS04に進める。
ステップS03においては、タッチパネル25Aに電力を供給し、タッチパネル25Aを駆動させる。ステップS03に処理が進む場合、入力モードはロックモードである。ロックモードにおいては、ステップS07において説明するようにタッチパネル25Aへの電力供給が遮断され、駆動が禁止される。タッチパネル25Aの駆動が禁止されている場合、タッチパネル25Aはその一部が外部から押下されても信号を出力しない。このため、ステップS03においては、タッチパネル25Aを駆動することにより、タッチパネル25Aが外部から押下されることにより信号を出力可能な状態にする。なお、タッチパネル25Aに抵抗膜方式を用いその駆動を制御しない場合は、タッチパネル25Aが信号を出力可能な状態を継続すればよいので、ステップS02およびステップS03の処理は不要である。
次のステップS04においては、タッチパネル25Aから信号を受け付けた否かを判断する。タッチパネル25Aから信号が受け付けられたならば処理をステップS05に進め、そうでなければ処理をステップS06に進める。タッチパネル25Aは、その一部が押下されると信号を出力する。このため、処理がステップS05に進む場合は、ユーザがタッチパネル25Aに触れながら携帯端末1を基本形態または開形態から中間形態に形態を変化させたときであり、処理がステップS07に進むのは、ユーザがタッチパネル25Aに触れることなく携帯端末1を基本形態または開形態から中間形態に形態を変化させたときである。
ステップS05においては、入力モードを、ロック解除モードに切り換え、処理をステップS08に進める。入力モードがロック解除モードの場合、タッチパネル25Aから受け付けられる信号が有効とされるので、CPU21が実行するアプリケーションプログラムは、タッチパネル25Aから受け付けられる信号に従って処理を実行する。
一方、ステップS06においては、入力モードを、ロックモードに切り換え、処理をステップS07に進める。これにより、タッチパネル25Aから受け付けられる信号が無効とされる。このため、搬送時等に外部から物がタッチパネル25Aに接触してもタッチパネル25Aから出力される信号が無効とされるので、携帯端末1が誤動作するのを防止することができる。
次のステップS07においては、タッチパネル25Aへの電力供給を遮断することにより、タッチパネル25Aの駆動を停止する。入力モードがロックモードに切り換えられている時はタッチパネル25Aが出力する信号が無効にされるので、タッチパネル25Aの駆動を停止することができ、それにより消費電力を低減することができる。
ステップS08においては、閉スイッチ34の状態がONか否かを判断する。閉スイッチ34の状態がONならば処理を終了し、そうでなければ処理をステップS09に進める。ステップS09においては、開スイッチ35の状態がONか否かを判断する。開スイッチ35の状態がONならば、処理を終了し、そうでなければ処理をステップS09に戻す。すなわち、携帯端末1が中間形態から基本形態または開形態に形態が変化すると処理を終了する。
このため、基本形態または開形態にある携帯端末1のタッチパネル25Aに触れながら携帯端末1の形態を中間形態に変化させると入力モードがロック解除モードに切り換えられ、その後携帯端末1の形態を基本形態または開形態に変化させると、ロック解除モードに切り換えられた入力モードが継続される。また、基本形態または開形態にある携帯端末1のタッチパネル25Aに触れることなく携帯端末1の形態を中間形態に変化させると入力モードがロックモードに切り換えられ、その後が携帯端末1の形態を基本形態または開形態に変化させると、ロックモードに切り換えられた入力モードが継続される。このため、携帯端末1の基本形態または開形態における入力モードを、一時的に中間形態に変化させる簡単な操作で、切り換えることができる。
<変形例> 上述した携帯端末1は、タッチパネル25Aに触れながら、またはタッチパネル25Aに触れることなく、携帯端末1の形態を基本形態または開形態から中間形態に変化させる操作で、入力モードを切り換えるようにした。変形例における携帯端末1は、タッチパネル25Aに触れながら、またはタッチパネル25Aに触れることなく、携帯端末1の形態を中間形態から基本形態または開形態に変化させる操作で、入力モードを切り換えるようにしたものである。以下、上述した携帯端末と異なる点を説明する。
図7は、変形例におけるモード切換の流れの一例を示すフローチャートである。変形例におけるモード切換処理は、携帯端末1が基本形態または開形態のときに実行される処理である。換言すれば、閉スイッチ34の状態および閉スイッチ34の状態のいずれかがONの場合に実行される処理である。
図7を参照して、ステップS11〜ステップS13の処理は、図6に示したステップS01〜ステップS03の処理とそれぞれ同じである。従って、ここでは説明を繰り返さない。
ステップS14においては、タッチパネル25Aから信号を受け付けた否かを判断する。タッチパネル25Aから信号が受け付けられたならば処理をステップS15に進め、そうでなければ処理をステップS18に進める。
ステップS15においては、閉スイッチ34の状態がONか否かを判断する。閉スイッ
チ34の状態がONならば処理をステップS17に進め、そうでなければ処理をステップS16に進める。ステップS16においては、開スイッチ35の状態がONか否かを判断する。開スイッチ35の状態がONならば処理をステップS17に進め、そうでなければ処理をステップS14に戻す。すなわち、携帯端末1が中間形態から基本形態または開形態に形態が変化すると処理をステップS17に進める。
ステップS17においては、入力モードをロック解除モードに切り換え、処理を終了する。処理がステップS17に進む場合は、ユーザがタッチパネル25Aに触れながら携帯端末1を中間形態から基本形態または開形態に形態を変化させたときである。このため、ユーザは、タッチパネル25Aに触れながら携帯端末1を中間形態から基本形態または開形態に形態を変化させる簡単な操作で、携帯端末1の入力モードをロック解除モードに切り換えることができる。
一方、ステップS18においては、閉スイッチ34の状態がONか否かを判断する。閉スイッチ34の状態がONならば処理をステップS20に進め、そうでなければ処理をステップS19に進める。ステップS19においては、開スイッチ35の状態がONか否かを判断する。開スイッチ35の状態がONならば処理をステップS20に進め、そうでなければ処理をステップS14に戻す。すなわち、携帯端末1が中間形態から基本形態または開形態に形態が変化すると処理をステップS20に進める。
ステップS20においては、入力モードをロックモードに切り換え、処理をステップS21に進める。これにより、タッチパネル25Aから受け付けられる信号が無効とされる。このため、搬送時等に外部から物がタッチパネル25Aに接触してもタッチパネル25Aから出力される信号が無効とされるので、携帯端末1が誤動作するのを防止することができる。
処理がステップS20に進む場合は、ユーザがタッチパネル25Aに触れることなく携帯端末1を中間形態から基本形態または開形態に形態を変化させたときである。このため、ユーザは、タッチパネル25Aに触れることなく携帯端末1を中間形態から基本形態または開形態に形態を変化させる簡単な操作で、携帯端末1の入力モードをロックモードに切り換えることができる。
ステップS21においては、タッチパネル25Aへの電力供給を遮断することにより、タッチパネル25Aの駆動を停止し、処理を終了する。入力モードがロックモードに切り換えられている時はタッチパネル25Aが出力する信号が無効にされるので、タッチパネル25Aの駆動を停止することができ、それにより消費電力を低減することができる。
以上説明したように、本実施の形態における携帯端末1は、携帯端末1の形態と、タッチパネル25Aから出力される信号の有無とに基づき、ロックモードとロック解除モードとのいずれかに入力モードを切り換える。ユーザがタッチパネルに触れながら第1筐体40を第2筐体41に対してスライドさせて携帯端末1の形態を変化させる操作、または、タッチパネルに触れることなく第1筐体40を第2筐体41に対してスライドさせて携帯端末1の形態を変化させる操作のいずれかをすることにより、入力モードを切り換えることができる。
また、携帯端末1が基本形態または開形態のときに、タッチパネル25Aに指で触れながら第1筐体40を第2筐体41に対してスライドさせて携帯端末1の形態を中間形態に変化させる操作をすることにより、入力モードをロック解除モードに切り換えることができる。また、携帯端末1が基本形態または開形態のときに、タッチパネルに触れることなく第1筐体40を第2筐体41に対してスライドさせて携帯端末1の形態を中間形態に変
化させる操作をすることにより、入力モードをロックモードに切り換えることができる。
さらに、変形例における携帯端末1が中間形態のときに、タッチパネル25Aに指で触れながら第1筐体40を第2筐体41に対してスライドさせて携帯端末1の形態を基本形態または開形態に変化させる操作をすることにより、入力モードをロック解除モードに切り換えることができる。また、変形例における携帯端末1が中間形態のときに、タッチパネルに触れることなく第1筐体40を第2筐体41に対してスライドさせて携帯端末1の形態を基本形態または開形態に変化させる操作をすることにより、入力モードをロックモードに切り換えることができる。
さらに、携帯端末1が基本形態または開形態のときに、第1筐体40を第2筐体41に対してスライドさせて携帯端末1の形態が中間形態に変化されると、タッチパネルを駆動し、入力モードがロックモードに切り換えられるとタッチパネルの駆動を禁止する。このため、静電容量式のタッチパネル25Aを用いる場合であっても、入力モードを切り換えることができるとともに、消費電力を低減することができる。
尚、中間形態のときにタッチパネルを触れなければ、基本形態や開形態のときに、ロック状態になるようにしたが、タッチパネルに触れずに開閉したときには、開閉前のモードがロックモードかロック解除モードかに係わらず、開閉前のモードを維持するようにしても良い。つまり、タッチパネルを触れなければ、開閉によってモード変更は行われない。これにより、使用者はタッチパネルを使いたいときだけタッチパネルを触って開閉し、ロックを解除するとともに、タッチパネルの使用を望んでいないときはタッチパネルを触らず開閉し、ロック状態を維持することができる。したがって、使用者がタッチパネルを操作する意思を反映でき、わかりやすいユーザインターフェイスを提供できる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
上述した目的を達成するためにこの発明のある局面によれば、携帯端末は、第1筐体と、第1筐体とスライド可能に連結された第2筐体と、第1筐体または第2筐体に設けられたタッチパネルと、第1筐体と第2筐体との相対的な位置に基づいて、複数の形態のいずれであるかを検出する形態検出手段と、タッチパネルから出力される信号を受け付ける信号受付手段と、入力モードがタッチパネルから出力される信号を無効にするロックモードである場合、形態検出手段により検出される形態により定まるタイミングにおいて、信号受付手段により信号が受け付けられると、タッチパネルから出力される信号を有効にするロック解除モードに入力モードを切り換えるモード切換手段と、を備える。
この局面に従えば、入力モードがロックモードである場合、携帯端末の形態により定まるタイミングにおいて、タッチパネルから信号が出力されていれば、入力モードがロック解除モードに切り換えられる。このため、例えば、タッチパネルに触れながら携帯端末の形態を変化させる操作により、入力モードをロック解除モードに切り換えることができる。その結果、タッチパネルのロックを解除する操作を容易にした携帯端末を提供することができる。
この発明の他の局面によれば、携帯端末は、第1筐体と、第1筐体とスライド可能に連結された第2筐体と、第1筐体または第2筐体に設けられたタッチパネルと、第1筐体と第2筐体との相対的な位置に基づいて、複数の形態のいずれであるかを検出する形態検出手段と、タッチパネルから出力される信号を受け付ける信号受付手段と、入力モードがタ
ッチパネルから出力される信号を有効にするロック解除モードである場合、形態検出手段により検出される形態により定まるタイミングにおいて、信号受付手段により信号が受け付けられていなければ、タッチパネルから出力される信号を無効にするロックモードに入力モードを切り換えるモード切換手段と、を備える。
この局面に従えば、入力モードがロック解除モードである場合、携帯端末の形態により定まるタイミングにおいて、タッチパネルから信号が出力されていなければ、入力モードがロックモードに切り換えられる。このため、例えば、タッチパネルに触れることなく携帯端末の形態を変化させる操作により、入力モードをロックモードに切り換えることができる。その結果、タッチパネルをロックする操作を容易にした携帯端末を提供することができる。
好ましくは、第1筐体と第2筐体とは、第1の形態から相対的に移動して第2の形態に変化し、形態検出手段により検出される形態により定まるタイミングは、形態検出手段により第1の形態と第2の形態のいずれでもない第3の形態が検出されているときである。
この局面に従えば、第3の形態が検出さているときにおけるタッチパネルから出力される信号の有無に基づいて入力モードが切り換えられる。このため、第1の形態または第2の形態から第3の形態に形態を変化させることにより、入力モードを切り換えることができる。
好ましくは、形態検出手段により検出される形態により定まるタイミングは、形態検出手段により第1の形態または第2の形態から第3の形態へ変化が検出された後である。
この局面に従えば、第1の形態または第2の形態から第3の形態への変化が検出された直後におけるタッチパネルから出力される信号の有無に基づいて入力モードが切り換えられる。このため、タッチパネルに触れながら、またはタッチパネルに触れることなく第1の形態または第2の形態から第3の形態に変化させる簡単な操作で、入力モードを切り換えることができる。
好ましくは、形態検出手段により検出される形態により定まるタイミングは、形態検出手段により第3の形態から第1の形態または第2の形態への変化が検出される前である。
この局面に従えば、第3の形態から第1の形態または第2の形態への変化が検出される前におけるタッチパネルから出力される信号の有無に基づいて入力モードが切り換えられる。このため、タッチパネルに触れながら、または触れることなく第3の形態から第1の形態または第2の形態に変化させる簡単な操作で、入力モードを切り換えることができる。
好ましくは、タッチパネルの駆動を制御する駆動制御手段をさらに備え、駆動制御手段は、タッチパネルを駆動していないときに、第1の形態または第2の形態から第3の形態への変化が検出されることに応じて、タッチパネルを駆動する。
この局面に従えば、第3の形態においてタッチパネルが駆動されるので、タッチパネルから出力される信号を受け付けることができる。
1 携帯情報端末
11 スピーカ
13 マイクロフォン
16 LCD
21 CPU
22 無線回路
22A アンテナ
25 操作部
25A タッチパネル
25B 操作キー
26 GPSセンサ
27 カードI/F
27A フラッシュメモリ
28 コーデック部
30 表示制御部
31 EEPROM
32 RAM
34 閉スイッチ
35 開スイッチ
40 第1筐体
41 第2筐体
45 形態検出部
46 信号受付部
47 モード切換部
48 処理実行部
49 駆動制御部

Claims (3)

  1. 第1筐体と、
    前記第1筐体と相対移動可能に連結された第2筐体と、
    前記第1筐体または前記第2筐体に設けられたタッチパネルと、
    を有する携帯端末であって、
    前記第1筐体と前記第2筐体とは、第1の形態から相対的に移動して第2の形態に変化し、前記第1筐体と前記第2筐体は、前記第1の形態から相対的に移動して前記第2の形態に変化する途中の形態である第3の形態を取り得るものであり、
    前記第1筐体と前記第2筐体との相対的な位置に基づいて、複数の形態のいずれであるかを検出する形態検出手段と、
    前記タッチパネルに電力を供給して当該タッチパネルを駆動させる駆動制御部と
    を備え、
    前記駆動制御部は、前記第1の形態又は前記第2の形態が検出されるタイミングにおいて、前記タッチパネルの駆動を停止し、前記第3の形態が検出されるタイミングにおいて、前記タッチパネルを駆動させ、
    前記形態検出手段により前記第3の形態が検出されるタイミングにおいて、前記タッチパネルから出力される信号が受け付けられると、前記タッチパネルの駆動を継続し、前記タッチパネルから出力される信号が受け付けられなければ、前記タッチパネルの駆動を停止させる携帯端末。
  2. 前記タイミングは、前記形態検出手段により前記第1の形態または前記第2の形態から前記第3の形態へ変化が検出された後である、請求項1に記載の携帯端末。
  3. 前記タイミングは、前記形態検出手段により前記第3の形態から前記第1の形態または前記第2の形態への変化が検出される前である、請求項1に記載の携帯端末。
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