JP5626923B2 - 端末装置、icタグ、機器保守システム、処理方法、プログラム - Google Patents

端末装置、icタグ、機器保守システム、処理方法、プログラム Download PDF

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本発明は、保守対象機器の保守に利用される端末装置、ICタグ、機器保守システム、処理方法、プログラムに関する。
自動販売機から取り外した各構成部品の余寿命情報を把握できる技術が、特許文献1に開示されている。
特開2005−173815号公報
ここで、上述の特許文献1に開示されている技術は、自動販売機内に設けられた部品の余寿命情報を端末に表示させることができるが、自動販売機内に設けられた部品が多数存在する場合には、そのすべてについて余寿命情報が端末に表示される技術である。したがって、例えば、どの部品が交換すべき部品かを管理者が把握するためには、管理者は、すべての余寿命情報を見て逐一、各部品について寿命とされる期限を超えているかどうかを自ら判定しなければならないという問題があり労力がかかる。
本発明は上述のような課題に鑑みてなされたものであり、上述のような課題を解決する端末装置、ICタグ、機器保守システム、処理方法、プログラムを提供するものである。
上記目的を達成するために、本発明は、監視対象となる対象物の探索要求の入力を検出する探索要求検出部と、前記探索要求の入力に基づいて、前記対象物の識別情報を取得する識別情報取得部と、取得した前記識別情報を少なくとも含む交換検知要求信号を送信する交換検知要求信号送信部と、前記交換検知要求信号の送信に応じて、前記監視対象となる対象物に対応するICタグより、使用可能期間である寿命の設定された寿命設定部品のうち交換期限時が現在時を経過している寿命設定部品の識別情報を含む交換対象通知信号、または、前記寿命設定部品のうち前記現在時から前記交換期限時までの期間が所定期間以内である寿命設定部品の識別情報を含む交換対象通知信号を受信する交換対象通知信号受信部と、前記交換対象通知信号に含まれる寿命設定部品の識別情報を出力する寿命設定部品識別情報出力部と、前記対象物の交換終了処理登録の入力を検出する交換終了処理登録検出部と、前記交換終了処理登録の入力に基づいて、前記対象物の識別情報を少なくとも含む交換終了処理開始信号を送信する交換終了処理開始信号送信部と、前記交換終了処理開始信号の送信に応じて、前記ICタグより、前記対象物の識別情報を少なくとも示す交換処理終了信号を受信する交換処理終了信号受信部と、を備えることを特徴とする端末装置である。
また本発明は、監視対象となる対象物の識別情報を記憶する対象物識別情報記憶部と、前記対象物に含まれる1つまたは複数の部品の識別情報と、当該部品が使用可能期間である寿命の設定された寿命設定部品か否かを示す寿命有無識別情報とを対応付けて記憶する寿命有無識別情報記憶部と、無線を介して対象物の識別情報を含む交換検知要求信号を受信する交換検知要求信号受信部と、前記交換検知要求信号に含まれる識別情報と、前記対象物識別情報記憶部に記憶する識別情報とが一致するか否かを判定する識別情報一致判定部と、前記交換検知要求信号に含まれる識別情報と、前記対象物識別情報記憶部に記憶する識別情報とが一致する場合に、前記寿命有無識別情報記憶部において寿命設定部品であることを示す寿命有無識別情報に対応付けられて記録されている部品の識別情報があるかを判定する寿命設定部品有無判定部と、前記寿命有無識別情報記憶部に寿命設定部品であることを示す寿命有無識別情報に対応付けられて記録されている部品の識別情報がある場合に、その部品の交換期限時を読み取って当該交換期限時が現在時を経過しているか否かを判定する交換有無判定部と、前記寿命有無識別情報記憶部に寿命設定部品であることを示す寿命有無識別情報に対応付けられて記録されている部品の交換期限時が現在時を経過している場合、または、前記寿命有無識別情報記憶部に寿命設定部品であることを示す寿命有無識別情報に対応付けられて記録されている部品の交換期限時までの前記現在時からの期間が所定期間以内である場合に、当該部品の交換が必要であることを示す交換対象通知信号を出力する交換対象通知部と、を備えることを特徴とするICタグである。
また本発明は、端末装置が、監視対象となる対象物の探索要求の入力を検出する探索要求検出部と、前記探索要求の入力に基づいて、前記対象物の識別情報を取得する識別情報取得部と、取得した前記識別情報を少なくとも含む交換検知要求信号をICタグへ送信する交換検知要求信号送信部と、前記交換検知要求信号の送信に応じて、前記監視対象となる対象物に対応するICタグより、使用可能期間である寿命の設定された寿命設定部品のうち交換期限時が現在時を経過している寿命設定部品の識別情報を含む交換対象通知信号、または、前記寿命設定部品のうち前記現在時から前記交換期限時までの期間が所定期間以内である寿命設定部品の識別情報を含む交換対象通知信号を受信する交換対象通知信号受信部と、前記交換対象通知信号に含まれる寿命設定部品の識別情報を出力する寿命設定部品識別情報出力部と、を備え、ICタグが、前記対象物の識別情報を記憶する対象物識別情報記憶部と、前記対象物に含まれる1つまたは複数の部品の識別情報と、当該部品が使用可能期間である寿命の設定された寿命設定部品か否かを示す寿命有無識別情報とを対応付けて記憶する寿命有無識別情報記憶部と、無線を介して前記交換検知要求信号を受信する交換検知要求信号受信部と、前記交換検知要求信号に含まれる識別情報と、前記対象物識別情報記憶部に記憶する識別情報とが一致するか否かを判定する識別情報一致判定部と、前記交換検知要求信号に含まれる識別情報と、前記対象物識別情報記憶部に記憶する識別情報とが一致する場合に、前記寿命有無識別情報記憶部において寿命設定部品であることを示す寿命有無識別情報に対応付けられて記録されている部品の識別情報があるかを判定する寿命設定部品有無判定部と、前記寿命有無識別情報記憶部に寿命設定部品であることを示す寿命有無識別情報に対応付けられて記録されている部品の識別情報がある場合に、その部品の交換期限時を読み取って当該交換期限時が現在時を経過しているか否かを判定する交換有無判定部と、前記寿命有無識別情報記憶部に寿命設定部品であることを示す寿命有無識別情報に対応付けられて記録されている部品の交換期限時が現在時を経過している場合、または、前記寿命有無識別情報記憶部に寿命設定部品であることを示す寿命有無識別情報に対応付けられて記録されている部品の交換期限時までの前記現在時からの期間が所定期間以内である場合に、当該部品の交換が必要であることを示す交換対象通知信号を出力する交換対象通知部と、を備えることを特徴とする前記端末装置と前記ICタグとを有する機器保守システムである。
また本発明は、機器保守システムにおける端末装置が監視対象となる対象物の探索要求の入力を検出し、前記探索要求の入力に基づいて、前記対象物の識別情報を取得し、取得した前記識別情報を少なくとも含む交換検知要求信号を送信し、前記交換検知要求信号の送信に応じて、前記監視対象となる対象物に対応するICタグより、使用可能期間である寿命の設定された寿命設定部品のうち交換期限時が現在時を経過している寿命設定部品の識別情報を含む交換対象通知信号、または、前記寿命設定部品のうち前記現在時から前記交換期限時までの期間が所定期間以内である寿命設定部品の識別情報を含む交換対象通知信号を受信し、前記交換対象通知信号に含まれる寿命設定部品の識別情報を出力し、前記対象物の交換終了処理登録の入力を検出し、前記交換終了処理登録の入力に基づいて、前記対象物の識別情報を少なくとも含む交換終了処理開始信号を送信し、前記交換終了処理開始信号の送信に応じて、前記ICタグより、前記対象物の識別情報を少なくとも示す交換処理終了信号を受信することを特徴とする処理方法である。
また本発明は、機器保守システムにおけるICタグが、監視対象となる対象物の識別情報を記憶し、前記対象物に含まれる1つまたは複数の部品の識別情報と、当該部品が使用可能期間である寿命の設定された寿命設定部品か否かを示す寿命有無識別情報とを対応付けて記憶し、無線を介して対象物の識別情報を含む交換検知要求信号を受信し、前記交換検知要求信号に含まれる識別情報と、対象物識別情報記憶部に記憶する識別情報とが一致するか否かを判定し、前記交換検知要求信号に含まれる識別情報と、前記対象物識別情報記憶部に記憶する識別情報とが一致する場合に、寿命有無識別情報記憶部において寿命設定部品であることを示す寿命有無識別情報に対応付けられて記録されている部品の識別情報があるかを判定し、前記寿命有無識別情報記憶部に寿命設定部品であることを示す寿命有無識別情報に対応付けられて記録されている部品の識別情報がある場合に、その部品の交換期限時を読み取って当該交換期限時が現在時を経過しているか否かを判定し、前記寿命有無識別情報記憶部に寿命設定部品であることを示す寿命有無識別情報に対応付けられて記録されている部品の交換期限時が現在時を経過している場合、または、前記寿命有無識別情報記憶部に寿命設定部品であることを示す寿命有無識別情報に対応付けられて記録されている部品の交換期限時までの前記現在時からの期間が所定期間以内である場合に、当該部品の交換が必要であることを示す交換対象通知信号を出力することを特徴とする処理方法である。
また本発明は、機器保守システムにおける端末装置のコンピュータを、監視対象となる対象物の探索要求の入力を検出する探索要求検出手段、前記探索要求の入力に基づいて、前記対象物の識別情報を取得する識別情報取得手段、取得した前記識別情報を少なくとも含む交換検知要求信号を送信する交換検知要求信号送信手段、前記交換検知要求信号の送信に応じて、前記監視対象となる対象物に対応するICタグより、使用可能期間である寿命の設定された寿命設定部品のうち交換期限時が現在時を経過している寿命設定部品の識別情報を含む交換対象通知信号、または、前記寿命設定部品のうち前記現在時から前記交換期限時までの期間が所定期間以内である寿命設定部品の識別情報を含む交換対象通知信号を受信する交換対象通知信号受信手段、前記交換対象通知信号に含まれる寿命設定部品の識別情報を出力する寿命設定部品識別情報出力手段、前記対象物の交換終了処理登録の入力を検出する交換終了処理登録検出手段、前記交換終了処理登録の入力に基づいて、前記対象物の識別情報を少なくとも含む交換終了処理開始信号を送信する交換終了処理開始信号送信手段、前記交換終了処理開始信号の送信に応じて、前記ICタグより、前記対象物の識別情報を少なくとも示す交換処理終了信号を受信する交換処理終了信号受信手段として機能させることを特徴とするプログラムである。
また本発明は、機器保守システムにおけるICタグのコンピュータを、監視対象となる対象物の識別情報を記憶する対象物識別情報記憶手段、前記対象物に含まれる1つまたは複数の部品の識別情報と、当該部品が使用可能期間である寿命の設定された寿命設定部品か否かを示す寿命有無識別情報とを対応付けて記憶する寿命有無識別情報記憶手段、無線を介して対象物の識別情報を含む交換検知要求信号を受信する交換検知要求信号受信手段、前記交換検知要求信号に含まれる識別情報と、前記対象物識別情報記憶手段に記憶する識別情報とが一致するか否かを判定する識別情報一致判定手段、前記交換検知要求信号に含まれる識別情報と、前記対象物識別情報記憶手段に記憶する識別情報とが一致する場合に、前記寿命有無識別情報記憶手段において寿命設定部品であることを示す寿命有無識別情報に対応付けられて記録されている部品の識別情報があるかを判定する寿命設定部品有無判定手段、前記寿命有無識別情報記憶手段に寿命設定部品であることを示す寿命有無識別情報に対応付けられて記録されている部品の識別情報がある場合に、その部品の交換期限時を読み取って当該交換期限時が現在時を経過しているか否かを判定する交換有無判定手段、前記寿命有無識別情報記憶部に寿命設定部品であることを示す寿命有無識別情報に対応付けられて記録されている部品の交換期限時が現在時を経過している場合、または、前記寿命有無識別情報記憶部に寿命設定部品であることを示す寿命有無識別情報に対応付けられて記録されている部品の交換期限時までの前記現在時からの期間が所定期間以内である場合に、当該部品の交換が必要であることを示す交換対象通知信号を出力する交換対象通知手段、として機能させることを特徴とするプログラムである
本発明の機器保守システムでは、狭小なスペース内に設けられた検出すべき保守対象の対象物が多数ある場合に、交換すべき対象となる対象物の有無を迅速に特定することができる。
本発明の実施の第一の形態の機器保守システムの全体構造を示す模式的な斜視図である。 本発明の実施の第一の形態の機器保守システムのICタグの回路構造を示すブロック図である。 本発明の実施の第一の形態の機器保守システムの携帯端末の回路構造を示すブロック図である。 本発明の実施の第一の形態のICタグにおける制御回路の機能ブロック図である。 本発明の実施の第一の形態の携帯端末における制御回路の機能ブロック図である。 本発明の実施の第一の形態のICタグの識別制御のデータ処理方法を示すフローチャートである。 本発明の実施の第一の形態のICタグの日付探索のデータ処理方法を示すフローチャートである。 本発明の実施の第一の形態のICタグの状態表示のデータ処理方法を示すフローチャートである。 本発明の実施の第一の形態のICタグの交換制御のデータ処理方法を示すフローチャートである。 本発明の実施の第一の形態のICタグの日付更新のデータ処理方法を示すフローチャートである。 本発明の実施の第二の形態の機器保守システムの全体構造を示す模式的なブロック図である。 本発明の実施の第二の形態の機器保守システムの管理サーバのデータ処理方法を示すフローチャートである。 本発明の実施の第一の形態のICタグのデータ構造を示す模式図である。 本発明の実施の第一の形態のICタグのデータ構造を示す模式図である。 本発明の実施の第一の形態のICタグのデータ構造を示す模式図である。
本発明の第一の実施形態に関して図面を参照して以下に説明する。なお、本発明の各種の構成要素は、その機能を実現するように形成されていればよく、例えば、所定の機能を発揮する専用のハードウェア、所定の機能がコンピュータプログラムにより付与されたマイクロコンピュータ、コンピュータプログラムによりマイクロコンピュータに実現された所定の機能、これらの任意の組み合わせ、等として実現することができる。
また、本発明の各種の構成要素は、必ずしも個々に独立した存在である必要はなく、複数の構成要素が一個の部材として形成されていること、一つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等でもよい。
本実施形態の機器保守システムは、例えば、使用可能期間である寿命の設定された寿命設定部品を内部に備えた機器として、定期点検やスポット保守などの特定の保守作業の対象となる電子機器30aを備えると共に、寿命設定部品を内部に備えない機器として、上述の保守作業の対象とはならない電子機器30bとを備える。
監視対象となる対象物
なお本実施形態において寿命設定部品とは、保守対応可能期間内に設計寿命あるいは理論寿命を迎える部品であって、電子機器30aに内蔵されているバッテリー(2次電池)などの消耗部品、液晶ディスプレイ、ハードディスク、機械接点部品などを示す。寿命設定部品には、寿命設定部品であることを特定するための固有の部品番号などが予め割り当てられている。
また本実施形態の機器保守システムでは、図1に示すように、例えば、上述のような保守作業の対象となる電子機器30aが、保守作業の対象とならない電子機器30bとともに、19インチラックなどに設置されている。
このような電子機器30a、30bの表面には、ICタグ10a、10bが予め貼付により搭載されている。上述のようなICタグ10は、図2に示すように、制御回路101、メモリ回路102、状態表示ユニット103、アンテナ部104、コンデンサ部105、電源回路106、変復調回路107、を備える。なおICタグ10は、当該ICタグ10が貼付されている電子機器30aまたは30bの識別情報等を記憶している。ICタグ10は電子機器30a,30bに貼付されない代わりに近くに配置され、当該近くに位置する(管轄する)電子機器30a,30bの識別情報等を記憶するようにしてもよい。本実施形態においては監視対象となる対象物として電子機器30a,30bを例に説明するが、当該対象物は電子機器30a,30bはケースに入っていてもよく、19インチラックに実装された電子回路基板であってもよい。またICタグ10は、非接触ICの標準規格であるNFC(Near Field Communication)の技術により構成されるものであってよい。
制御回路101は、いわゆるマイクロコンピュータからなり、メモリ回路102に格納されているコンピュータプログラムを実行することにより、携帯端末20(端末装置)から受信する各種のコマンド信号に対応して、ICタグ10の各部を統合制御する。
メモリ回路102(対象物識別情報記憶部、寿命有無識別情報記憶部)は、不揮発性のフラッシュメモリなどからなり、後述する制御回路101のコンピュータプログラムである、識別制御プログラムおよび交換制御プログラム、各種データなどが格納されている。この各種データを示すデータテーブルとしては、図13に示すように、シリアル番号(対象物の識別情報)、設置日付(または設定日時でもよい)、寿命設定部品の有無を示す二値フラグ(寿命有無識別情報)、等が、少なくともメモリ回路102に登録されている。シリアル番号は、電子機器30を特定するための管理IDであり、数字などの文字の組合せによる固定長で設定されている。
また図13のデータテーブルにおいて示す設置日付は、その電子機器30a、30bが19インチラックに設置および稼働開始した日付を示す。寿命設定部品の有無を示す二値フラグは、例えば、寿命設定部品がある場合には“1”、寿命設定部品がない場合には“0”、が設定されている。寿命設定部品がある場合、さらに、その寿命設定部品ごとの部品識別データである部品番号ごとに、更新日付(または更新日時でもよい)、部品寿命、が登録されている。
また図13のデータテーブルにおいて示す寿命設定部品の更新日付は、その寿命設定部品が過去に交換された日付を示している。また寿命設定部品の部品寿命は、その寿命設定部品を使用できる時間や日数などの期間を示している。
状態表示ユニット103は、例えば利用者によって指定された電子機器30に備わっており、当該電子機器30の内部に設けられた寿命設定部品のうち交換が必要な寿命設定部品がある場合に、その寿命設定部品が設けられていることを出力する機能である。当該状態表示ユニット103は、発光素子であるLED(Light Emitting Diode)などにより構成されており、制御回路101に制御されて、例えば、消灯、点灯、点滅を行うことにより、寿命設定部品が設けられていることを出力する。このような状態表示ユニット103は、上述のように一個のLEDの点灯等で寿命設定部品が設けられていることを出力してもよく、電力の供給可能な範囲内で、それぞれが寿命設定部品である複数個のLEDで構成された状態表示ユニット103や、ディスプレイなどで寿命設定部品が電子機器30内に設けられていることを表示出力するようにしてもよい。
アンテナ部104(交換検知要求信号受信部、交換終了処理開始信号受信部)は、いわゆるアンテナコイル(ループアンテナ)からなり、電磁誘導により携帯端末20とデータ通信する。アンテナ部104は、携帯端末20がICタグ10の交信領域内に位置するような場合に、携帯端末20に搭載されているリーダ/ライタ210から搬送波を受信し、交流磁界によるコイルの相互誘導を利用して電源回路106に電力を供給する。
コンデンサ部105は、アンテナ部104とともに共振回路を形成する。電源回路106は、電磁誘導された搬送波を直流成分へ変換し、各部へ電源電力を供給する。変復調回路107は、デジタル信号に復調・変調をかける。
携帯端末20は、図3に示すように、制御回路201、メモリ回路202、データ入力部203、ディスプレイ204、時計部205、通信回路206、変復調回路207、搬送波発生回路208、アンテナ部209、等を有する。本実施形態の携帯端末20は、保守作業の作業性を考慮して、リーダ/ライタ210が一体化されている。リーダ/ライタ210は、変復調回路207、搬送波発生回路208、アンテナ部209、を含む。携帯端末20は、3GやLTE等の携帯電話通信でも良く、無線LAN等の近距離無線通信機能を有し、無線LANの親機(アクセスポイント)を介して、インターネットやイントラネット網に接続する端末でも良い。なお本発明の端末装置は、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末(Android(登録商標) OSを搭載した端末)に限らず、無線通信機能を有する他の装置(例えば、ゲーム機、タブレットPC(Personal Computer)、ノートPC、PDA(Personal Data Assistants:携帯情報端末))であっても良い。
制御回路201は、マイクロコンピュータなどからなり、メモリ回路202に格納されているコンピュータプログラムを実行することにより、携帯端末20の各部を統合制御する。メモリ回路202は、制御回路201のコンピュータプログラムや、後述する各種データなどを記憶する。データ入力部203は、電子機器30のシリアル番号や各種コマンドを入力を受け付ける。データ入力部203は、具体的には、例えばテンキーや専用キーからなるキーボードや、タッチパネルなどである。なおデータ入力部203がタッチパネルの場合は、ディスプレイ204と兼用することができる。
ディスプレイ204は、LCD(Liquid Crystal Display)などからなり、ICタグ10との通信結果に基づいて受信した情報を文字表示する。時計部205は現在日付(または現在日時でもよい)の情報を生成する。
通信回路206は、上位機器(図示せず)との通信を実行する。変復調回路207は、ICタグ10と送受信するデジタル信号に変調・復調をかける。搬送波発生回路208は、ICタグ10との通信に使用される搬送波を発生する。アンテナ部209は、ICタグ10との電力供給とデータ通信とを電磁誘導により実行する。
なお、前述したデータ入力部203が入力する各種コマンドとは、ICタグ10を制御するコマンドである。当該コマンドは、電子機器30の探索とその電子機器30に備わる寿命設定部品のうち交換の対象となる寿命設定部品を探索するための探索要求(以下、「探索要求」という)を開始する探索要求コマンドである。または当該データ入力部203が入力するコマンドは、寿命設定部品を交換した際にICタグ10のメモリ回路102に記憶された更新日付を更新する交換終了処理(以下、「交換終了処理」という)を開始する交換終了処理開始コマンド(交換終了処理登録)の何れかである。
図4はICタグ10の制御回路101が構成する機能ブロック図である。
制御回路101はメモリ回路102に記録されているプログラムを実行する。これにより制御回路101内には、識別情報一致判定部11と、寿命設定部品有無判定部12と、交換有無判定部13と、交換対象通知部14と、交換期限時更新部15と、交換検知時発光制御部16と、更新時発光制御部17と、の各処理部の機能が構成される。
ここで、識別情報一致判定部11は、交換検知要求信号に含まれるシリアル番号と、メモリ回路102に記憶するシリアル番号とが一致するか否かを判定する処理部である。
また寿命設定部品有無判定部12は、交換検知要求信号に含まれるシリアル番号と、メモリ回路102に記憶するシリアル番号とが一致する場合に、メモリ回路102において寿命設定部品の有無の情報が有を示す情報に対応付けられて記録されている部品の識別情報(部品番号)があるかを判定する処理部である。
また交換有無判定部13は、メモリ回路102に寿命設定部品であることを示す情報に対応付けられて記録されている部品番号がある場合に、その部品の交換日付(交換期限時)を読み取って当該交換日付が現在日付(現在時)を経過しているか否かを判定する処理部である。
また交換対象通知部14は、メモリ回路102に寿命設定部品であることを示す情報に対応付けられて記録されている部品の交換日付が現在日付を経過している場合に、または、メモリ回路102に寿命設定部品であることを示す情報に対応付けられて記録されている部品の交換日付までの現在時からの期間が所定期間以内である場合に、当該部品の交換が必要であることを示す交換対象通知信号を出力する処理部である。
また交換期限時更新部15は、交換終了処理開始信号に含まれるシリアル番号と、メモリ回路102に記憶するシリアル番号とが一致する場合であって、交換終了処理開始信号に含まれる寿命設定部品の部品番号がメモリ回路102に記録されている場合に、メモリ回路102に記録されている交換日付を、交換終了処理開始信号に含まれる寿命設定部品の寿命期間を現在日付に加えた新たな交換日付(新交換期限時)の情報に更新する処理部である。
また交換検知時発光制御部16は、メモリ回路102に寿命設定部品であることを示す情報に対応付けられて記録されている部品の交換日付が現在日付を経過している場合に、状態表示ユニット103を発光させる処理部である。
更新時発光制御部17は、メモリ回路102に記録されている交換日付を新たな交換日付の情報に更新した場合に、発光部を発光させる処理部である。
図5は携帯端末20の制御回路201が構成する機能ブロック図である。
制御回路201はメモリ回路202に記録されているプログラムを実行する。これにより制御回路201内には、探索要求検出部21、識別情報取得部22、交換検知要求信号送信部23、交換対象通知信号受信部24、寿命設定部品識別情報出力部25、交換終了処理登録検出部26、交換終了処理開始信号送信部27、交換処理終了信号受信部28と、の各処理部の機能が構成される。
ここで、探索要求検出部21は、監視対象となる対象物の探索要求の入力を検出する処理部である。
また識別情報取得部22は、探索要求の入力に基づいて、電子機器30のシリアル番号を取得する処理部である。
また交換検知要求信号送信部23は、電子機器30のシリアル番号等を含む交換検知要求信号を送信する処理部である。
また交換対象通知信号受信部24は、交換検知要求信号の送信に応じて、監視対象となる電子機器30に貼付されているICタグより、寿命設定部品のうち交換日付が現在日付を経過している寿命設定部品の部品番号を含む交換対象通知信号または、寿命設定部品のうち現在日付から交換日付までの期間が所定期間以内である寿命設定部品の部品番号を含む交換対象通知信号を受信する処理部である。
また寿命設定部品識別情報出力部25は、交換対象通知信号に含まれる寿命設定部品の部品番号を出力する処理部である。
また交換終了処理登録検出部26は、対象となる電子機器30の交換終了処理登録の入力を検出する処理部である。
また交換終了処理開始信号送信部27は、交換終了処理登録の入力に基づいて、対象となる電子機器30のシリアル番号を含む交換終了処理開始信号を送信する処理部である。
また交換処理終了信号受信部28は、交換終了処理開始信号の送信に応じて、ICタグ10より、対象となる電子機器30のシリアル番号を示す交換処理終了信号を受信する処理部である。
以下、上述した携帯端末20とICタグ10とを有する機器保守システムの処理の詳細について順を追って説明する。
上述のような構成において、本実施形態の機器保守システムでは、まず、利用者は定期点検やスポット保守などの保守作業で電子機器30を特定するために、上述した探索要求コマンドを携帯端末20へ入力操作する。するとデータ入力部203が、探索要求のコマンドを制御回路へ出力する。次に携帯端末20の制御回路201において、探索要求検出部21が探索要求コマンドを検出する。すると識別情報取得部22がディスプレイ204にシリアル番号入力画面を表示するなどして、当該入力画面において利用者より入力された電子機器30のシリアル番号を取得する。すると制御回路201の交換検知要求信号送信部23が、当該取得したシリアル番号と、時計部205が生成した現在日付とを含む識別情報を生成し、生成した識別情報をメモリ回路202に記憶する。
次に利用者は、手動操作により、携帯端末20のリーダ/ライタ210を電子機器30に貼付されたICタグ10の交信領域内に接近させる。この操作が行われている時、交換検知要求信号送信部23は、利用者の手動操作に対応して、生成した識別情報を含む交換検知要求信号をリーダ/ライタ210で搬送波発生回路208が発生させた高周波信号に重畳し、ICタグ10へ送信する。つまり、リーダ/ライタ210では、搬送波発生回路208の発生した高周波信号を変復調回路207で変調して情報を重畳し、アンテナ209から無線信号を出力する。なお携帯端末20は、保守対象の顧客情報を記憶するデータベースから通信ネットワークを介して電子機器30のシリアル番号を検索して抽出することもできる。
すると、図6に示すように、ICタグ10では、携帯端末20のリーダ/ライタ210から発信された高周波信号により励磁を受け、交流磁界によるコイルの相互誘導により電源回路106に起電力が発生する(ステップa1)。
さらに、ICタグ10の制御回路101は、搬送波に重畳された携帯端末20からのコマンドにより識別情報を検出してメモリ回路102に登録し、前述のように携帯端末20に手動入力されたシリアル番号と現在日付とを取得する(ステップa2)。
つぎに、制御回路101の識別情報一致判定部11が、この取得したシリアル番号とメモリ回路102に登録されているシリアル番号を比較する(ステップa3)。そして、一致していれば(ステップa3−Y)、寿命設定部品有無判定部12が、寿命設定部品の有無を判断する(ステップa4)。
そして寿命設定部品有無判定部12において、寿命設定部品の有無のメモリ内容が値1(部品有り)と判定された場合は(ステップa4−Y)、交換有無判定部13が、その寿命設定部品の更新日付の日付探索を実行する(ステップa5)。交換有無判定部13はこの日付探索の処理において、図7および図14に示すように、寿命設定部品を一件目から順番に探索するため、N(番号)に初期値として値“1”を登録する(ステップb1)。
また交換有無判定部13は、LEDなどの状態表示ユニット103の、例えば、消灯(=値0)/点灯(=値1)/点滅(=値2)の状態を確定するため、図7に示すように、Lに初期値として値1を登録する(ステップb2)。つぎに交換有無判定部13は、現在日付と、予めメモリ回路102において記録されている寿命設定部品の次回交換予定日である更新日付(交換期限時)と比較し(ステップb3)、現在日付が更新日付を経過していない場合は、二件目以降の寿命設定部品を探索するため、前述の番号Nをインクリメントする(ステップb4)。
また交換有無判定部13は、現在日付が更新日付を経過している場合は、寿命設定部品の交換時期と判断するため部品番号を記録し(ステップb6)、Lに値2を登録する(ステップb7)。また交換有無判定部13は、番号Nをインクリメントする(ステップb4)。
上述のような処理が完了すると、交換有無判定部13は寿命設定部品の探索を全件数分行ったかの判定を実施し(ステップb5)、全件数に達した場合は処理を終了する。全件数に達していない場合は、上述のような処理を全件数に達するまで繰り返す(ステップb3〜b5)。
なお、ICタグ10は、図6に示すように、前述のように携帯端末20から取得したシリアル番号と登録されているシリアル番号とが一致しなければ(ステップa3−N)、L=0のまま、状態表示ユニット103の状態表示に移行する(ステップa6)。
また、ICタグ10は、携帯端末20から取得したシリアル番号と登録されているシリアル番号とが一致しても(ステップa3−Y)、寿命設定部品が無い場合は、L=1として(ステップa8)、状態表示ユニット103の状態表示に移行する(ステップa6)。
上述のような寿命設定部品の更新日付の日付探索が完了すると、交換検知時発光制御部16は、図6に示すように、その探索結果に対応して状態表示ユニット103を駆動し、例えば、状態表示ユニット103のLEDを消灯/点灯/点滅させる(ステップa6)。
このとき、図8に示すように、ICタグ10の制御回路101において交換検知時発光制御部16は、メモリ回路202に一時的に記憶しているLの値を判定し(ステップc1)、L=0の場合(シリアル番号が一致しない場合)は、状態表示ユニット103のLEDの消灯状態を維持する(ステップc4)。また交換検知時発光制御部16は、L=1の場合(シリアル番号が一致したが寿命設定部品が存在しない場合や、寿命設定部品は存在するが交換時期に達していない場合)は、状態表示ユニット103のLEDを点灯させる(ステップc2)。また交換検知時発光制御部16は、L=2の場合(シリアル番号が一致し、寿命設定部品が存在し、交換時期に達している場合)は、状態表示ユニット103のLEDを、交換警告データとして点滅させる(ステップc5)。
さらに、このICタグ10において、制御回路101の交換対象通知部14は、図6に示すように、上述のような判定結果を含む交換対象通知信号を、その部品番号などとともに携帯端末20に電磁誘導で返信する(ステップa7)。当該判定結果には、現在日付が更新日付を経過していると判定された寿命設定部品の部品番号が含まれる。すると、携帯端末20において制御回路201の交換対象通知信号受信部24は、ICタグ10から受信した交換対象通知信号から判定結果を取得する。そして寿命設定部品識別情報出力部25が、その判定結果に含まれる、現在日付が更新日付を経過していると判定された寿命設定部品の部品番号を、交換警告データとしてディスプレイ204に表示出力する。
このため、利用者は、ICタグ10に備わる状態表示ユニット103の報知出力から、交換が必要な寿命設定部品を有する電子機器30を容易に特定することができる。同時に、その交換が必要な寿命設定部品は、部品番号が携帯端末20で報知出力されていることから、容易に判断することができる。
また上述の処理によれば、電子機器30内における多数の部品のうち、寿命設定部品であって、交換が必要な寿命設定部品のみの情報が携帯端末20に表示されるため、狭小なスペース内に設けられた検出すべき保守対象の対象物が多数ある場合に、交換すべき対象となる対象物の有無を迅速に特定することができる。
従って、利用者は電子機器30の寿命設定部品を特定して交換することができる。つぎに、このように寿命設定部品を交換した場合の、利用者の操作とICタグ10の処理について説明する。
なお、ICタグ10の制御回路101において交換対象通知部14は、メモリ回路102に寿命設定部品であることを示す情報に対応付けられて記録されている部品の交換日付までの現在時からの期間が所定期間以内である場合に、当該部品の交換が必要であることを示す交換対象通知信号を出力するようにしてもよい。この時、交換対象通知部14は、交換対象通知信号に、残有効寿命期間あるいは有効寿命年月日を格納して携帯端末20へ送信する。これにより、携帯端末20は、寿命が迫っている寿命設定部品の部品番号と共に、残有効寿命期間あるいは有効寿命年月日を表示するようにしてもよい。
また上述の説明では、ICタグ10は寿命設定部品が交換時期に達しているかどうか等の情報をLEDの点滅等により出力したが、その他の出力機能(例えば、音による出力や液晶表示など)によって出力するようにしてもよい。
また携帯端末20はICタグ10に接触することで、ICタグ10との間で上述した各種情報を送受信するようにしてもよい。
また携帯端末20は、現在日付を時計部205から取得する代わりに、ネットワークを介して接続されたサーバ等の外部装置から取得するようにしてもよい。
利用者は、寿命設定部品の交換作業の完了後、携帯端末20のデータ入力部203を操作して、交換終了処理開始コマンドと、交換した寿命設定部品が備えられていた電子機器30のシリアル番号と当該交換した寿命設定部品の部品番号を入力する。すると携帯端末20において、制御回路201の交換終了処理登録検出部26はその入力を検知する。次に交換終了処理開始信号送信部27が、利用者の操作に対応して入力されたシリアル番号および部品番号と、時計部205で生成した現在日付とを含む識別情報を生成し、メモリ回路202に記憶する。
このような状態で交換終了処理開始信号送信部27は、生成した識別情報と交換終了処理開始コマンドとを含む交換処理終了開始信号を、搬送波発生回路208が搬送波に重畳してICタグ10へ電磁誘導で送信する。
ここで、利用者が携帯端末20を電子機器30に貼付されたICタグ10の交信領域内に位置させると、ICタグ10は、図9に示すように、携帯端末20のリーダ/ライタ210から発信された高周波信号により励磁を受け、交流磁界によるコイルの相互誘導により電源回路106に起電力が発生する(ステップd1)。
さらに、ICタグ10において制御回路101は、搬送波に重畳されて携帯端末20から送信された交換終了処理開始信号を取得し、当該交換終了処理開始信号に含まれる交換終了処理開始コマンドを検出する。すると制御回路101は、交換終了処理開始信号に含まれる識別情報からシリアル番号と部品番号とを検出してメモリ回路102に登録するとともに、そのうちのシリアル番号と現在日付とを取得する(ステップd2)。
つぎに制御回路101の識別情報一致判定部11が、取得したシリアル番号とメモリ回路102に記録されているシリアル番号を比較する(ステップd3)。そして、一致していれば(ステップd3−Y)、寿命設定部品有無判定部12が、寿命設定部品の有無を判断する(ステップd4)。
そして寿命設定部品有無判定部12において、寿命設定部品の有無のメモリ内容が値1(部品有り)と判定された場合は(ステップd4−Y)、交換期限時更新部15が、その寿命設定部品の日付更新を実行する(ステップd5)。交換有無判定部13はこの日付更新の処理において、図10および図15に示すように、寿命設定部品を一件目から順番に探索するため、N(番号)に初期値として値“1”を登録する(ステップe1)。
また交換期限時更新部15は、LEDなどの状態表示ユニット103の、例えば、消灯(=値0)/点灯(=値1)/点滅(=値2)の状態を確定するため、図10に示すように、Lに初期値として値1を登録する(ステップe2)。つぎに交換期限時更新部15は、交換終了処理開始信号に含まれる識別情報から取得した部品番号とメモリ回路102に登録されている部品番号とを照合し(ステップe3)、一致した場合は(ステップe3−Y)、現在日付と部品寿命との合計である新更新日付を更新日付に書き換えて更新する(ステップe6)。
これが完了すると、交換期限時更新部15はLに値2を登録し(ステップe7)、二件目以降の寿命設定部品を探索するため、前述の番号Nをインクリメントする(ステップe4)。なお、交換終了処理開始信号に含まれる識別情報から取得した部品番号と登録されている部品番号とが一致しなかった場合も(ステップe3−N)、番号Nをインクリメントする(ステップe4)。
上述のような処理が完了すると、交換期限時更新部15は寿命設定部品の探索を全件数分行ったかの判定を実施し(ステップe5)、全件数に達した場合は処理を終了する。全件数に達していない場合は、上述のような処理を全件数に達するまで繰り返す(ステップe3〜b5)。
なお、ICタグ10は、図9に示すように、前述のように携帯端末20から取得したシリアル番号と登録されているシリアル番号とが一致しなければ(ステップd3−N)、L=0のまま、状態表示ユニット103の状態表示に移行する(ステップd6)。
また、ICタグ10は、携帯端末20から取得したシリアル番号と登録されているシリアル番号とが一致しても(ステップd3−Y)、寿命設定部品が無い場合は、L=1として(ステップd8)、状態表示ユニット103の状態表示に移行する(ステップd6)。
上述のような寿命設定部品の日付更新が完了すると、更新時発光制御部17は、図9に示すように、その探索結果に対応して状態表示ユニット103を駆動し、例えば、状態表示ユニット103のLEDを消灯/点灯/点滅させる(ステップd6)。
このとき、図8に示すように、ICタグ10の制御回路101において更新時発光制御部17はメモリ回路202に一時的に記憶しているLの値を判定し(ステップc1)、L=0の場合は、状態表示ユニット103のLEDの消灯状態を維持する(ステップc4)。また更新時発光制御部17は、L=1の場合(シリアル番号が一致したが寿命設定部品が存在しない場合や、寿命設定部品は存在するが交換時期に達していない場合)は、状態表示ユニット103のLEDを点灯させる(ステップc2)。また更新時発光制御部17は、L=2の場合(シリアル番号が一致し、寿命設定部品が存在し、更新日付の変更が行われた場合)は、状態表示ユニット103のLEDを点滅させる(ステップc5)。
さらに、このICタグ10において、制御回路101は、図9に示すように、上述のような判定結果を含む交換処理終了信号を携帯端末20に電磁誘導で返信する(ステップd7)。当該判定結果には、更新日付を更新した寿命設定部品の部品番号が含まれる。すると、携帯端末20において制御回路201の交換処理終了信号受信部28は、は、ICタグ10から受信した交換処理終了信号から判定結果を取得する。そして寿命設定部品識別情報出力部25が、その判定結果に含まれる、更新日付を更新した寿命設定部品の部品番号を、ディスプレイ204に表示出力する。このため、利用者は、ICタグ10に備わる状態表示ユニット103の報知出力から、交換した寿命設定部品について更新日付が更新されたことを容易に特定することができる。同時に、その交換による更新日付の更新が行われた寿命設定部品の部品番号が携帯端末20で報知出力されていることから、当該寿命設定部品についての更新日付の更新が終了したことを利用者は容易に判断することができる。
なお、上述の処理においては、交換完了後に携帯端末20からICタグ10に対して送信される交換終了処理開始信号にはシリアル番号と部品番号とを含む識別情報が格納されているものとしたが、さらに交換終了処理開始信号に交換後の寿命設定部品の新更新日付の情報や、更新日付更新コマンドが格納されていてもよい。この場合、ICタグ10の制御回路101は、更新日付更新コマンドの検出に基づいて、交換終了処理開始信号に含まれる新更新日付を利用して更新日付の情報を更新するようにしてもよい。
以上、第一の実施形態による携帯端末20とICタグ10の処理によれば、保守対象の対象物が寿命を超過している場合や、残寿命があらかじめ設定した所定期間よりも短くなった場合には、ICタグ10がその旨の情報を表示し、また交換対象となる対象物の識別情報を携帯端末20に送信する。そして、携帯端末がその交換対象となる対象物の情報を表示する。これにより、狭小なスペース内に設けられた検出すべき保守対象の対象物が多数ある場合に、交換すべき対象となる対象物の有無を迅速に特定することができる。
つぎに、本発明の実施の第二の形態を図11および図12を参照して以下に説明する。本実施の形態の保守管理システムでは、図11に示すように、携帯端末20の上位に管理サーバ50が導入されており、管理サーバ50と携帯端末20とがインターネット40などのデータネットワークで接続される。
ICタグ10および携帯端末20の構成および作用は、前述した実施の第一の形態と同等であるため説明を省略し、以下には相違点のみ説明する。携帯端末20は、データ入力部203の手動操作により、寿命設定部品である有償交換部品の部品詳細情報の照会などを、インターネット40を経由して上位の管理サーバ50へ依頼する。
この管理サーバ50は、汎用のサーバコンピュータにデータベースソフトが組み込まれており、例えば、顧客情報や保守情報が登録されている。保守情報の一部には、有償交換部品の型番、在庫数、交換手順書、などの部品詳細情報が、部品番号ごとに登録されている。
管理サーバ50は、携帯端末20から転送される部品番号を、格納されている部品番号と照合(部品照会制御)し、この照合結果を携帯端末20へ返信する。図12は、携帯端末20から照会を依頼された管理サーバ50が行う処理を示すフロチャートである。
前述したとおり、携帯端末20は、図6のICタグ10の探索要求コマンドを入力した後の処理において、交換を必要とする寿命設定部品が存在し、かつ、部品番号の情報を取得した場合(ステップa7)、携帯端末20を利用して電子機器30の保守等を行う利用者は寿命設定部品の詳細情報を入手するため、データ入力部203の操作により上位の管理サーバ50へ寿命設定部品の部品番号を含む照会依頼を送信する。
この管理サーバ50は、照会依頼の受信に基づいて、携帯端末20から部品番号の情報を取得する(ステップf1)。取得した部品番号をキーに、データベース内の情報を検索する(ステップf2)。これで一致する部品番号が検索されると(ステップf2−Y)、その寿命設定部品についての部品詳細情報を取得する(ステップf3)。
そして、このように取得された部品番号の部品詳細情報を、照会を依頼された携帯端末20へ照会結果として返信する(ステップf4)。このため、携帯端末20の利用者は、寿命設定部品である有償交換部品の部品詳細情報を入手することができる。
なお、携帯端末20から取得した部品番号に該当する部品詳細情報が検索されないと(ステップf2−N)、取得された部品番号に該当する部品詳細情報が存在しないことを通知するメッセージを携帯端末20へ送信する(ステップf5)。この場合、携帯端末20の利用者は、寿命設定部品である有償交換部品が管理サーバ50で管理されていないことを認識することができる。
なお、本発明は本実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許容する。例えば、上記形態では、複数の電子機器30の各々にICタグ10が貼付されており、交換日付が現在日付を経過している寿命設定部品を有する保守対象機器である電子機器30のICタグ10が交換警告データとして点滅することを例示した。
しかし、寿命設定部品を有する電子機器30が一個の場合には、寿命設定部品の交換日付が現在日付を経過している場合に、ICタグ10が点灯や点滅することなく、携帯端末20が交換警告データとして部品番号を報知出力すればよい(図示せず)。
また、上記形態では保守対象機器である電子機器30が複数の寿命設定部品を有し、交換日付が現在日付を経過している寿命設定部品の部品番号を携帯端末20が交換警告データとして報知出力することを例示した。
しかし、保守対象機器である電子機器30が有する寿命設定部品が一個の場合、交換日付が現在日付を経過している寿命設定部品の部品番号を携帯端末20が交換警告データとして報知出力することなく、電子機器30のICタグ10が交換警告データとして点滅すればよい(図示せず)。
さらに、携帯端末20が現在日付をICタグ10に送信し、ICタグ10が、受信した現在日付と登録されている交換日付とを比較し、比較された交換日付が現在日付を経過しているとLEDの点滅を交換警告データとして報知出力するとともに、携帯端末20が部品番号を交換警告データとして報知出力することを例示した。
しかし、ICタグ10が、携帯端末20に駆動されると交換日付を返信し、携帯端末20が、駆動するICタグ10から交換日付を受信して現在日付とを比較し、比較された交換日付が現在日付を経過していると部品番号や交換警告データを報知出力してもよい(図示せず)。
また、上記形態ではICタグ10に、寿命設定部品の次回の交換日付が部品寿命と前回の現在日付との合計として登録されていることを例示した。しかし、寿命設定部品の次回の交換日付が、生産年月日や出荷年月日と部品寿命との合計として事前に登録されていてもよい。
さらに、本実施の形態では機器保守システムの各部がコンピュータプログラムにより各種機能として論理的に実現されることを例示した。しかし、このような各部の各々を固有のハードウェアとして形成することもでき、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせとして実現することもできる。
また、上記形態ではデータネットワークとして現状のインターネット40を例示したが、これが次世代のインターネットである、NGN(Next Generation Network)でもよい。
なお、当然ながら、上述した実施の形態および複数の変形例は、その内容が相反しない範囲で組み合わせることができる。また、上述した実施の形態および変形例では、各部の構造などを具体的に説明したが、その構造などは本願発明を満足する範囲で各種に変更することができる。
また、上記形態の一部ないし全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下の記載に限定されるものではない。
(付記1)
監視対象となる対象物の探索要求の入力を検出する探索要求検出部と、
前記探索要求の入力に基づいて、前記対象物の識別情報を取得する識別情報取得部と、
取得した前記識別情報を少なくとも含む交換検知要求信号を送信する交換検知要求信号送信部と、
前記交換検知要求信号の送信に応じて、前記監視対象となる対象物に対応するICタグより、使用可能期間である寿命の設定された寿命設定部品のうち交換期限時が現在時を経過している寿命設定部品の識別情報を含む交換対象通知信号、または、前記寿命設定部品のうち前記現在時から前記交換期限時までの期間が所定期間以内である寿命設定部品の識別情報を含む交換対象通知信号を受信する交換対象通知信号受信部と、
前記交換対象通知信号に含まれる寿命設定部品の識別情報を出力する寿命設定部品識別情報出力部と、
を備えることを特徴とする端末装置。
(付記2)
前記対象物の交換終了処理登録の入力を検出する交換終了処理登録検出部と、
前記交換終了処理登録の入力に基づいて、前記対象物の識別情報を少なくとも含む交換終了処理開始信号を送信する交換終了処理開始信号送信部と、
前記交換終了処理開始信号の送信に応じて、前記ICタグより、前記対象物の識別情報を少なくとも示す交換処理終了信号を受信する交換処理終了信号受信部と、
を備えることを特徴とする付記1に記載の端末装置。
(付記3)
前記識別情報取得部は、前記対象物の識別情報を利用者からの入力または記憶部からの読み取りに基づいて取得する
ことを特徴とする付記1または付記2に記載の端末装置。
(付記4)
監視対象となる対象物の識別情報を記憶する対象物識別情報記憶部と、
前記対象物に含まれる1つまたは複数の部品の識別情報と、当該部品が使用可能期間である寿命の設定された寿命設定部品か否かを示す寿命有無識別情報とを対応付けて記憶する寿命有無識別情報記憶部と、
無線を介して対象物の識別情報を含む交換検知要求信号を受信する交換検知要求信号受信部と、
前記交換検知要求信号に含まれる識別情報と、前記対象物識別情報記憶部に記憶する識別情報とが一致するか否かを判定する識別情報一致判定部と、
前記交換検知要求信号に含まれる識別情報と、前記対象物識別情報記憶部に記憶する識別情報とが一致する場合に、前記寿命有無識別情報記憶部において寿命設定部品であることを示す寿命有無識別情報に対応付けられて記録されている部品の識別情報があるかを判定する寿命設定部品有無判定部と、
前記寿命有無識別情報記憶部に寿命設定部品であることを示す寿命有無識別情報に対応付けられて記録されている部品の識別情報がある場合に、その部品の交換期限時を読み取って当該交換期限時が現在時を経過しているか否かを判定する交換有無判定部と、
前記寿命有無識別情報記憶部に寿命設定部品であることを示す寿命有無識別情報に対応付けられて記録されている部品の交換期限時が現在時を経過している場合、または、前記寿命有無識別情報記憶部に寿命設定部品であることを示す寿命有無識別情報に対応付けられて記録されている部品の交換期限時までの前記現在時からの期間が所定期間以内である場合に、当該部品の交換が必要であることを示す交換対象通知信号を出力する交換対象通知部と、
を備えることを特徴とするICタグ。
(付記5)
対象物の識別情報と交換した寿命設定部品の識別情報とを少なくとも含む交換終了処理開始信号を受信する交換終了処理開始信号受信部と、
前記交換終了処理開始信号に含まれる識別情報と、前記対象物識別情報記憶部に記憶する識別情報とが一致する場合であって、前記交換終了処理開始信号に含まれる寿命設定部品の識別情報が前記寿命有無識別情報記憶部に記録されている場合に、交換期限時記憶部に記録されている前記交換期限時を、前記交換終了処理開始信号に含まれる寿命設定部品の寿命期間を前記現在時に加えた新交換期限時に更新する交換期限時更新部と、
を備えることを特徴とする付記4に記載のICタグ。
(付記6)
前記寿命有無識別情報記憶部に寿命設定部品であることを示す寿命有無識別情報に対応付けられて記録されている部品の交換期限時が現在時を経過している場合に、発光部を発光させる交換検知時発光制御部と、
を備えることを特徴とする付記4または付記5に記載のICタグ。
(付記7)
前記交換有無判定部は、前記寿命有無識別情報記憶部に寿命設定部品であることを示す寿命有無識別情報に対応付けられて記録されている部品の識別情報が複数ある場合には、そのすべての部品の交換期限時を読み取って当該交換期限時が現在時を経過しているか否かを判定する
ことを特徴とする付記4から付記6の何れか一項に記載のICタグ。
(付記8)
前記交換期限時を更新した場合に、発光部を発光させる更新時発光制御部と、
を備えることを特徴とする付記4から付記7の何れか一項に記載のICタグ。
(付記9)
端末装置が、
監視対象となる対象物の探索要求の入力を検出する探索要求検出部と、
前記探索要求の入力に基づいて、前記対象物の識別情報を取得する識別情報取得部と、
取得した前記識別情報を少なくとも含む交換検知要求信号をICタグへ送信する交換検知要求信号送信部と、
前記交換検知要求信号の送信に応じて、前記監視対象となる対象物に対応するICタグより、使用可能期間である寿命の設定された寿命設定部品のうち交換期限時が現在時を経過している寿命設定部品の識別情報を含む交換対象通知信号、または、前記寿命設定部品のうち前記現在時から前記交換期限時までの期間が所定期間以内である寿命設定部品の識別情報を含む交換対象通知信号を受信する交換対象通知信号受信部と、
前記交換対象通知信号に含まれる寿命設定部品の識別情報を出力する寿命設定部品識別情報出力部と、を備え、
ICタグが、
前記対象物の識別情報を記憶する対象物識別情報記憶部と、
前記対象物に含まれる1つまたは複数の部品の識別情報と、当該部品が使用可能期間である寿命の設定された寿命設定部品か否かを示す寿命有無識別情報とを対応付けて記憶する寿命有無識別情報記憶部と、
無線を介して前記交換検知要求信号を受信する交換検知要求信号受信部と、
前記交換検知要求信号に含まれる識別情報と、前記対象物識別情報記憶部に記憶する識別情報とが一致するか否かを判定する識別情報一致判定部と、
前記交換検知要求信号に含まれる識別情報と、前記対象物識別情報記憶部に記憶する識別情報とが一致する場合に、前記寿命有無識別情報記憶部において寿命設定部品であることを示す寿命有無識別情報に対応付けられて記録されている部品の識別情報があるかを判定する寿命設定部品有無判定部と、
前記寿命有無識別情報記憶部に寿命設定部品であることを示す寿命有無識別情報に対応付けられて記録されている部品の識別情報がある場合に、その部品の交換期限時を読み取って当該交換期限時が現在時を経過しているか否かを判定する交換有無判定部と、
前記寿命有無識別情報記憶部に寿命設定部品であることを示す寿命有無識別情報に対応付けられて記録されている部品の交換期限時が現在時を経過している場合、または、前記寿命有無識別情報記憶部に寿命設定部品であることを示す寿命有無識別情報に対応付けられて記録されている部品の交換期限時までの前記現在時からの期間が所定期間以内である場合に、当該部品の交換が必要であることを示す交換対象通知信号を出力する交換対象通知部と、を備える
ことを特徴とする前記端末装置と前記ICタグとを有する機器保守システム。
(付記10)
前記端末装置が、
前記対象物の交換終了処理登録の入力を検出する交換終了処理登録検出部と、
前記交換終了処理登録の入力に基づいて、前記対象物の識別情報を少なくとも含む交換終了処理開始信号を送信する交換終了処理開始信号送信部と、
前記交換終了処理開始信号の送信に応じて、前記ICタグより、前記対象物の識別情報を少なくとも示す交換処理終了信号を受信する交換処理終了信号受信部と、
を備えることを特徴とする付記9に記載の機器保守システム。
(付記11)
前記ICタグが、
対象物の識別情報と交換した寿命設定部品の識別情報とを少なくとも含む交換終了処理開始信号を受信する交換終了処理開始信号受信部と、
前記交換終了処理開始信号に含まれる識別情報と、前記対象物識別情報記憶部に記憶する識別情報とが一致する場合であって、前記交換終了処理開始信号に含まれる寿命設定部品の識別情報が前記寿命有無識別情報記憶部に記録されている場合に、交換期限時記憶部に記録されている前記交換期限時を、前記交換終了処理開始信号に含まれる寿命設定部品の寿命期間を前記現在時に加えた新交換期限時に更新する交換期限時更新部と、
を備えることを特徴とする付記9または付記10に記載の機器保守システム。
(付記12)
前記ICタグが、
前記寿命有無識別情報記憶部に寿命設定部品であることを示す寿命有無識別情報に対応付けられて記録されている部品の交換期限時が現在時を経過している場合に、発光部を発光させる交換検知時発光制御部と、
を備えることを特徴とする付記9から付記11の何れか一項に記載の機器保守システム。
(付記13)
前記交換期限時を更新した場合に、発光部を発光させる更新時発光制御部と、
を備えることを特徴とする付記9から付記12の何れか一項に記載の機器保守システム。
(付記14)
機器保守システムにおける端末装置が
監視対象となる対象物の探索要求の入力を検出し、
前記探索要求の入力に基づいて、前記対象物の識別情報を取得し、
取得した前記識別情報を少なくとも含む交換検知要求信号を送信し、
前記交換検知要求信号の送信に応じて、前記監視対象となる対象物に対応するICタグより、使用可能期間である寿命の設定された寿命設定部品のうち交換期限時が現在時を経過している寿命設定部品の識別情報を含む交換対象通知信号、または、前記寿命設定部品のうち前記現在時から前記交換期限時までの期間が所定期間以内である寿命設定部品の識別情報を含む交換対象通知信号を受信し、
前記交換対象通知信号に含まれる寿命設定部品の識別情報を出力する
ことを特徴とする処理方法。
(付記15)
機器保守システムにおけるICタグが、
監視対象となる対象物の識別情報を記憶し、
前記対象物に含まれる1つまたは複数の部品の識別情報と、当該部品が使用可能期間である寿命の設定された寿命設定部品か否かを示す寿命有無識別情報とを対応付けて記憶し、
無線を介して対象物の識別情報を含む交換検知要求信号を受信し、
前記交換検知要求信号に含まれる識別情報と、対象物識別情報記憶部に記憶する識別情報とが一致するか否かを判定し、
前記交換検知要求信号に含まれる識別情報と、前記対象物識別情報記憶部に記憶する識別情報とが一致する場合に、寿命有無識別情報記憶部において寿命設定部品であることを示す寿命有無識別情報に対応付けられて記録されている部品の識別情報があるかを判定し、
前記寿命有無識別情報記憶部に寿命設定部品であることを示す寿命有無識別情報に対応付けられて記録されている部品の識別情報がある場合に、その部品の交換期限時を読み取って当該交換期限時が現在時を経過しているか否かを判定し、
前記寿命有無識別情報記憶部に寿命設定部品であることを示す寿命有無識別情報に対応付けられて記録されている部品の交換期限時が現在時を経過している場合、または、前記寿命有無識別情報記憶部に寿命設定部品であることを示す寿命有無識別情報に対応付けられて記録されている部品の交換期限時までの前記現在時からの期間が所定期間以内である場合に、当該部品の交換が必要であることを示す交換対象通知信号を出力する
ことを特徴とする処理方法。
(付記16)
機器保守システムにおける端末装置のコンピュータを、
監視対象となる対象物の探索要求の入力を検出する探索要求検出手段、
前記探索要求の入力に基づいて、前記対象物の識別情報を取得する識別情報取得手段、
取得した前記識別情報を少なくとも含む交換検知要求信号を送信する交換検知要求信号送信手段、
前記交換検知要求信号の送信に応じて、前記監視対象となる対象物に対応するICタグより、使用可能期間である寿命の設定された寿命設定部品のうち交換期限時が現在時を経過している寿命設定部品の識別情報を含む交換対象通知信号、または、前記寿命設定部品のうち前記現在時から前記交換期限時までの期間が所定期間以内である寿命設定部品の識別情報を含む交換対象通知信号を受信する交換対象通知信号受信手段、
前記交換対象通知信号に含まれる寿命設定部品の識別情報を出力する寿命設定部品識別情報出力手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
(付記17)
機器保守システムにおけるICタグのコンピュータを、
監視対象となる対象物の識別情報を記憶する対象物識別情報記憶手段、
前記対象物に含まれる1つまたは複数の部品の識別情報と、当該部品が使用可能期間である寿命の設定された寿命設定部品か否かを示す寿命有無識別情報とを対応付けて記憶する寿命有無識別情報記憶手段、
無線を介して対象物の識別情報を含む交換検知要求信号を受信する交換検知要求信号受信手段、
前記交換検知要求信号に含まれる識別情報と、前記対象物識別情報記憶手段に記憶する識別情報とが一致するか否かを判定する識別情報一致判定手段、
前記交換検知要求信号に含まれる識別情報と、前記対象物識別情報記憶手段に記憶する識別情報とが一致する場合に、前記寿命有無識別情報記憶手段において寿命設定部品であることを示す寿命有無識別情報に対応付けられて記録されている部品の識別情報があるかを判定する寿命設定部品有無判定手段、
前記寿命有無識別情報記憶手段に寿命設定部品であることを示す寿命有無識別情報に対応付けられて記録されている部品の識別情報がある場合に、その部品の交換期限時を読み取って当該交換期限時が現在時を経過しているか否かを判定する交換有無判定手段、
前記寿命有無識別情報記憶部に寿命設定部品であることを示す寿命有無識別情報に対応付けられて記録されている部品の交換期限時が現在時を経過している場合、または、前記寿命有無識別情報記憶部に寿命設定部品であることを示す寿命有無識別情報に対応付けられて記録されている部品の交換期限時までの前記現在時からの期間が所定期間以内である場合に、当該部品の交換が必要であることを示す交換対象通知信号を出力する交換対象通知手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
30 電子機器
10 ICタグ
20 携帯端末
101,201・・・制御回路
102,202・・・メモリ回路
103・・・状態表示ユニット
104・・・アンテナ部
105・・・コンデンサ部
106・・・電源回路
107・・・変復調回路
203・・・データ入力部
204・・・ディスプレイ
205・・・時計部
206・・・通信回路
207・・・変復調回路
208・・・搬送波発生回路
209・・・アンテナ部
11・・・識別情報一致判定部
12・・・寿命設定部品有無判定部
13・・・交換有無判定部
14・・・交換対象通知部
15・・・交換期限時更新部
16・・・交換検知時発光制御部
17・・・更新時発光制御部
21・・・探索要求検出部
22・・・識別情報取得部
23・・・交換検知要求信号送信部
24・・・交換対象通知信号受信部
25・・・寿命設定部品識別情報出力部
26・・・交換終了処理登録検出部
27・・・交換終了処理開始信号送信部
28・・・交換処理終了信号受信部

Claims (9)

  1. 監視対象となる対象物の探索要求の入力を検出する探索要求検出部と、
    前記探索要求の入力に基づいて、前記対象物の識別情報を取得する識別情報取得部と、
    取得した前記識別情報を少なくとも含む交換検知要求信号を送信する交換検知要求信号送信部と、
    前記交換検知要求信号の送信に応じて、前記監視対象となる対象物に対応するICタグより、使用可能期間である寿命の設定された寿命設定部品のうち交換期限時が現在時を経過している寿命設定部品の識別情報を含む交換対象通知信号、または、前記寿命設定部品のうち前記現在時から前記交換期限時までの期間が所定期間以内である寿命設定部品の識別情報を含む交換対象通知信号を受信する交換対象通知信号受信部と、
    前記交換対象通知信号に含まれる寿命設定部品の識別情報を出力する寿命設定部品識別情報出力部と、
    前記対象物の交換終了処理登録の入力を検出する交換終了処理登録検出部と、
    前記交換終了処理登録の入力に基づいて、前記対象物の識別情報を少なくとも含む交換終了処理開始信号を送信する交換終了処理開始信号送信部と、
    前記交換終了処理開始信号の送信に応じて、前記ICタグより、前記対象物の識別情報を少なくとも示す交換処理終了信号を受信する交換処理終了信号受信部と、
    を備えることを特徴とする端末装置。
  2. 監視対象となる対象物の識別情報を記憶する対象物識別情報記憶部と、
    前記対象物に含まれる1つまたは複数の部品の識別情報と、当該部品が使用可能期間である寿命の設定された寿命設定部品か否かを示す寿命有無識別情報とを対応付けて記憶する寿命有無識別情報記憶部と、
    無線を介して対象物の識別情報を含む交換検知要求信号を受信する交換検知要求信号受信部と、
    前記交換検知要求信号に含まれる識別情報と、前記対象物識別情報記憶部に記憶する識別情報とが一致するか否かを判定する識別情報一致判定部と、
    前記交換検知要求信号に含まれる識別情報と、前記対象物識別情報記憶部に記憶する識別情報とが一致する場合に、前記寿命有無識別情報記憶部において寿命設定部品であることを示す寿命有無識別情報に対応付けられて記録されている部品の識別情報があるかを判定する寿命設定部品有無判定部と、
    前記寿命有無識別情報記憶部に寿命設定部品であることを示す寿命有無識別情報に対応付けられて記録されている部品の識別情報がある場合に、その部品の交換期限時を読み取って当該交換期限時が現在時を経過しているか否かを判定する交換有無判定部と、
    前記寿命有無識別情報記憶部に寿命設定部品であることを示す寿命有無識別情報に対応付けられて記録されている部品の交換期限時が現在時を経過している場合、または、前記寿命有無識別情報記憶部に寿命設定部品であることを示す寿命有無識別情報に対応付けられて記録されている部品の交換期限時までの前記現在時からの期間が所定期間以内である場合に、当該部品の交換が必要であることを示す交換対象通知信号を出力する交換対象通知部と、
    を備えることを特徴とするICタグ。
  3. 対象物の識別情報と交換した寿命設定部品の識別情報とを少なくとも含む交換終了処理開始信号を受信する交換終了処理開始信号受信部と、
    前記交換終了処理開始信号に含まれる識別情報と、前記対象物識別情報記憶部に記憶する識別情報とが一致する場合であって、前記交換終了処理開始信号に含まれる寿命設定部品の識別情報が前記寿命有無識別情報記憶部に記録されている場合に、交換期限時記憶部に記録されている前記交換期限時を、前記交換終了処理開始信号に含まれる寿命設定部品の寿命期間を前記現在時に加えた新交換期限時に更新する交換期限時更新部と、
    を備えることを特徴とする請求項に記載のICタグ。
  4. 前記寿命有無識別情報記憶部に寿命設定部品であることを示す寿命有無識別情報に対応付けられて記録されている部品の交換期限時が現在時を経過している場合に、発光部を発光させる交換検知時発光制御部と、
    前記交換期限時を更新した場合に、発光部を発光させる更新時発光制御部と、
    を備えることを特徴とする請求項に記載のICタグ。
  5. 端末装置が、
    監視対象となる対象物の探索要求の入力を検出する探索要求検出部と、
    前記探索要求の入力に基づいて、前記対象物の識別情報を取得する識別情報取得部と、
    取得した前記識別情報を少なくとも含む交換検知要求信号をICタグへ送信する交換検知要求信号送信部と、
    前記交換検知要求信号の送信に応じて、前記監視対象となる対象物に対応するICタグより、使用可能期間である寿命の設定された寿命設定部品のうち交換期限時が現在時を経過している寿命設定部品の識別情報を含む交換対象通知信号、または、前記寿命設定部品のうち前記現在時から前記交換期限時までの期間が所定期間以内である寿命設定部品の識別情報を含む交換対象通知信号を受信する交換対象通知信号受信部と、
    前記交換対象通知信号に含まれる寿命設定部品の識別情報を出力する寿命設定部品識別情報出力部と、を備え、
    ICタグが、
    前記対象物の識別情報を記憶する対象物識別情報記憶部と、
    前記対象物に含まれる1つまたは複数の部品の識別情報と、当該部品が使用可能期間である寿命の設定された寿命設定部品か否かを示す寿命有無識別情報とを対応付けて記憶する寿命有無識別情報記憶部と、
    無線を介して前記交換検知要求信号を受信する交換検知要求信号受信部と、
    前記交換検知要求信号に含まれる識別情報と、前記対象物識別情報記憶部に記憶する識別情報とが一致するか否かを判定する識別情報一致判定部と、
    前記交換検知要求信号に含まれる識別情報と、前記対象物識別情報記憶部に記憶する識別情報とが一致する場合に、前記寿命有無識別情報記憶部において寿命設定部品であることを示す寿命有無識別情報に対応付けられて記録されている部品の識別情報があるかを判定する寿命設定部品有無判定部と、
    前記寿命有無識別情報記憶部に寿命設定部品であることを示す寿命有無識別情報に対応付けられて記録されている部品の識別情報がある場合に、その部品の交換期限時を読み取って当該交換期限時が現在時を経過しているか否かを判定する交換有無判定部と、
    前記寿命有無識別情報記憶部に寿命設定部品であることを示す寿命有無識別情報に対応付けられて記録されている部品の交換期限時が現在時を経過している場合、または、前記寿命有無識別情報記憶部に寿命設定部品であることを示す寿命有無識別情報に対応付けられて記録されている部品の交換期限時までの前記現在時からの期間が所定期間以内である場合に、当該部品の交換が必要であることを示す交換対象通知信号を出力する交換対象通知部と、を備える
    ことを特徴とする前記端末装置と前記ICタグとを有する機器保守システム。
  6. 機器保守システムにおける端末装置が
    監視対象となる対象物の探索要求の入力を検出し、
    前記探索要求の入力に基づいて、前記対象物の識別情報を取得し、
    取得した前記識別情報を少なくとも含む交換検知要求信号を送信し、
    前記交換検知要求信号の送信に応じて、前記監視対象となる対象物に対応するICタグより、使用可能期間である寿命の設定された寿命設定部品のうち交換期限時が現在時を経過している寿命設定部品の識別情報を含む交換対象通知信号、または、前記寿命設定部品のうち前記現在時から前記交換期限時までの期間が所定期間以内である寿命設定部品の識別情報を含む交換対象通知信号を受信し、
    前記交換対象通知信号に含まれる寿命設定部品の識別情報を出力し、
    前記対象物の交換終了処理登録の入力を検出し、
    前記交換終了処理登録の入力に基づいて、前記対象物の識別情報を少なくとも含む交換終了処理開始信号を送信し、
    前記交換終了処理開始信号の送信に応じて、前記ICタグより、前記対象物の識別情報を少なくとも示す交換処理終了信号を受信する
    ことを特徴とする処理方法。
  7. 機器保守システムにおけるICタグが、
    監視対象となる対象物の識別情報を記憶し、
    前記対象物に含まれる1つまたは複数の部品の識別情報と、当該部品が使用可能期間である寿命の設定された寿命設定部品か否かを示す寿命有無識別情報とを対応付けて記憶し、
    無線を介して対象物の識別情報を含む交換検知要求信号を受信し、
    前記交換検知要求信号に含まれる識別情報と、対象物識別情報記憶部に記憶する識別情報とが一致するか否かを判定し、
    前記交換検知要求信号に含まれる識別情報と、前記対象物識別情報記憶部に記憶する識別情報とが一致する場合に、寿命有無識別情報記憶部において寿命設定部品であることを示す寿命有無識別情報に対応付けられて記録されている部品の識別情報があるかを判定し、
    前記寿命有無識別情報記憶部に寿命設定部品であることを示す寿命有無識別情報に対応付けられて記録されている部品の識別情報がある場合に、その部品の交換期限時を読み取って当該交換期限時が現在時を経過しているか否かを判定し、
    前記寿命有無識別情報記憶部に寿命設定部品であることを示す寿命有無識別情報に対応付けられて記録されている部品の交換期限時が現在時を経過している場合、または、前記寿命有無識別情報記憶部に寿命設定部品であることを示す寿命有無識別情報に対応付けられて記録されている部品の交換期限時までの前記現在時からの期間が所定期間以内である場合に、当該部品の交換が必要であることを示す交換対象通知信号を出力する
    ことを特徴とする処理方法。
  8. 機器保守システムにおける端末装置のコンピュータを、
    監視対象となる対象物の探索要求の入力を検出する探索要求検出手段、
    前記探索要求の入力に基づいて、前記対象物の識別情報を取得する識別情報取得手段、
    取得した前記識別情報を少なくとも含む交換検知要求信号を送信する交換検知要求信号送信手段、
    前記交換検知要求信号の送信に応じて、前記監視対象となる対象物に対応するICタグより、使用可能期間である寿命の設定された寿命設定部品のうち交換期限時が現在時を経過している寿命設定部品の識別情報を含む交換対象通知信号、または、前記寿命設定部品のうち前記現在時から前記交換期限時までの期間が所定期間以内である寿命設定部品の識別情報を含む交換対象通知信号を受信する交換対象通知信号受信手段、
    前記交換対象通知信号に含まれる寿命設定部品の識別情報を出力する寿命設定部品識別情報出力手段、
    前記対象物の交換終了処理登録の入力を検出する交換終了処理登録検出手段、
    前記交換終了処理登録の入力に基づいて、前記対象物の識別情報を少なくとも含む交換終了処理開始信号を送信する交換終了処理開始信号送信手段、
    前記交換終了処理開始信号の送信に応じて、前記ICタグより、前記対象物の識別情報を少なくとも示す交換処理終了信号を受信する交換処理終了信号受信手段
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  9. 機器保守システムにおけるICタグのコンピュータを、
    監視対象となる対象物の識別情報を記憶する対象物識別情報記憶手段、
    前記対象物に含まれる1つまたは複数の部品の識別情報と、当該部品が使用可能期間である寿命の設定された寿命設定部品か否かを示す寿命有無識別情報とを対応付けて記憶する寿命有無識別情報記憶手段、
    無線を介して対象物の識別情報を含む交換検知要求信号を受信する交換検知要求信号受信手段、
    前記交換検知要求信号に含まれる識別情報と、前記対象物識別情報記憶手段に記憶する識別情報とが一致するか否かを判定する識別情報一致判定手段、
    前記交換検知要求信号に含まれる識別情報と、前記対象物識別情報記憶手段に記憶する識別情報とが一致する場合に、前記寿命有無識別情報記憶手段において寿命設定部品であることを示す寿命有無識別情報に対応付けられて記録されている部品の識別情報があるかを判定する寿命設定部品有無判定手段、
    前記寿命有無識別情報記憶手段に寿命設定部品であることを示す寿命有無識別情報に対応付けられて記録されている部品の識別情報がある場合に、その部品の交換期限時を読み取って当該交換期限時が現在時を経過しているか否かを判定する交換有無判定手段、
    前記寿命有無識別情報記憶部に寿命設定部品であることを示す寿命有無識別情報に対応付けられて記録されている部品の交換期限時が現在時を経過している場合、または、前記寿命有無識別情報記憶部に寿命設定部品であることを示す寿命有無識別情報に対応付けられて記録されている部品の交換期限時までの前記現在時からの期間が所定期間以内である場合に、当該部品の交換が必要であることを示す交換対象通知信号を出力する交換対象通知手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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