JP5625574B2 - 自動二輪車のアクセルポジションセンサ配置構造 - Google Patents

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Description

本発明は、スロットルグリップの操作量をアクセルポジションセンサで検出し、この検出量に応じて電動モータなどのアクチュエータを駆動させてスロットルバルブの開閉制御を行い内燃機関の吸気量を調整する電子制御スロットルシステムを備えた自動二輪車のアクセルポジションセンサ配置構造に関する。
近年の自動二輪車の燃料供給方式は、従前のキャブレター方式から、より高効率な燃料噴射方式に代わりつつある。同時にスロットルバルブシステムも、スロットルグリップの動きをコントロールケーブルやリンケージ機構等を介してスロットルバルブに直接的に伝達させる機械式のものから、スロットルグリップの操作量を一旦アクセル開度センサで検出し、この検出量に応じてアクチュエータ(電動モータ等)を駆動させてスロットルバルブの開閉制御を適宜に行う、いわゆるアクセル・バイ・ワイヤー方式と呼ばれる電子制御式のもの(電子制御スロットルシステム)に代わりつつある。電子制御スロットルシステムは、アクセルポジションセンサの検出結果を含む運転状態に基づく電子制御によってスロットルバルブの開度制御を行いエンジン(内燃機関)の吸気量を調整するため、従来の機械式のものに比べて低排気ガス、低燃費が実現できる。
電子制御スロットルシステムは、ハンドルに設けられたスロットルグリップの操作量を伝達するスロットルケーブルと、スロットルケーブルに接続されてスロットルグリップの操作量に応じて回転するスロットルプーリと、スロットルプーリの回転量を検出するアクセル開度センサと、スロットルバルブを駆動させる電動モータと、アクセルポジションセンサの検出結果を含む運転状態に基づき電動モータを駆動させてエンジンの吸気量を制御する制御コンピュータと、を備える。
また、電子制御スロットルシステムは、万一スロットルポジションセンサや電動モータなどが故障しスロットルバルブの電子制御が停止された場合にスロットルプーリとスロットルバルブとを連動連結させるフェイルセーフ機構としての機械式スロットルバルブ開閉機構を有するものもある。
このような電子制御スロットルシステムは、従来の機械式のスロットルバルブシステムに比べて多くの付加的機構を備えるため多くの搭載スペースが必要となる。
一方、左右一対のメインフレームに挟み込むように搭載されたエンジンおよびスロットルバルブを備えた自動二輪車が知られている。このような自動二輪車では、左右一対のメンインフレームの隙間に電子制御スロットルバルブシステム、特にスロットルポジションセンサを配置してしまうと、左右一対のメンインフレームの間隔が広がり、車幅が拡大してしまう。
そこで、メインフレームの外側(左右のメインフレームに挟まれていない空間側)にスロットルポジションセンサを配置させた自動二輪車のアクセルポジションセンサ配置構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−274925号公報
従来の自動二輪車のアクセルポジションセンサ配置構造は、メインフレームの外側にアクセルポジションセンサを配置させて車幅の拡大を抑制している。
しかしながら、従来の自動二輪車のアクセルポジションセンサ配置構造は、アクセルポジションセンサがメインフレームの側方へ張り出した構造となる。
他方、一般にアクセルポジションセンサは、温度に依存して検出結果に変化を生じてしまうので、エンジンやラジエータが発する熱の影響を遮断することが好ましい。
そこで、本発明は、電子制御スロットルシステムを備え、アクセルポジションセンサが車両の側方へ張り出さない自動二輪車のアクセルポジションセンサ配置構造を提案する。 また、本発明は、電子制御スロットルシステムを備え、エンジンやラジエータなどの熱源からアクセルポジションセンサを保護可能な自動二輪車のアクセルポジションセンサ配置構造を提案する。
前記の課題を解決するため本発明に係る自動二輪車のアクセルポジションセンサ配置構造は、ヘッドパイプおよび前記ヘッドパイプから後斜め下方へ延びた左右一対のメインフレームを有する車体フレームと、前記車体フレームに支持された内燃機関と、前記内燃機関に接続された吸気通路を有するスロットルボディと、前記スロットルボディに設けられて前記吸気通路の断面積を変化させるスロットルバルブと、前記スロットルバルブを開閉駆動させるアクチュエータと、スロットルグリップの操作量を伝達するスロットルケーブルと、前記スロットルケーブルを介して前記スロットルグリップの操作量を検出するアクセルポジションセンサと、前記アクセルポジションセンサの検出結果を含む運転状態に基づき前記アクチュエータを駆動させて前記内燃機関の吸気量を制御する制御部と、を備え、前記アクセルポジションセンサは前記メインフレームの下側に配置されたことを特徴とする。
また、本発明に係る自動二輪車のアクセルポジションセンサ配置構造は、ヘッドパイプおよび前記ヘッドパイプから後斜め下方へ延びた左右一対のメインフレームを有する車体フレームと、前記車体フレームに支持された内燃機関と、前記内燃機関に接続された吸気通路を有するスロットルボディと、前記スロットルボディに設けられて前記吸気通路の断面積を変化させるスロットルバルブと、前記スロットルバルブを開閉駆動させるアクチュエータと、スロットルグリップの操作量を伝達するスロットルケーブルと、前記スロットルケーブルを介して前記スロットルグリップの操作量を検出するアクセルポジションセンサと、前記アクセルポジションセンサの検出結果を含む運転状態に基づき前記アクチュエータを駆動させて前記内燃機関の吸気量を制御する制御部と、を備え、前記アクセルポジションセンサは前記メインフレームの下側に配置され、前記スロットルグリップは車両の右側に配置され、前記アクセルポジションセンサは左側のメインフレームに設けられ、前記スロットルケーブルは前記アクセルポジションセンサの左側に接続されたことを特徴とする。
さらに、本発明に係る自動二輪車のアクセルポジションセンサ配置構造は、ヘッドパイプおよび前記ヘッドパイプから後斜め下方へ延びた左右一対のメインフレームを有する車体フレームと、前記車体フレームに支持された内燃機関と、前記内燃機関に接続された吸気通路を有するスロットルボディと、前記スロットルボディに設けられて前記吸気通路の断面積を変化させるスロットルバルブと、前記スロットルバルブを開閉駆動させるアクチュエータと、スロットルグリップの操作量を伝達するスロットルケーブルと、前記スロットルケーブルを介して前記スロットルグリップの操作量を検出するアクセルポジションセンサと、前記アクセルポジションセンサの検出結果を含む運転状態に基づき前記アクチュエータを駆動させて前記内燃機関の吸気量を制御する制御部と、を備え、前記アクセルポジションセンサは前記メインフレームの下側に配置され、前記スロットルグリップは車両の右側に配置され、前記アクセルポジションセンサは左側のメインフレームに設けられ、
前記スロットルケーブルは前記アクセルポジションセンサの右側に接続されたことを特徴とする。
さらにまた、本発明に係る自動二輪車のアクセルポジションセンサ配置構造は、ヘッドパイプおよび前記ヘッドパイプから後斜め下方へ延びた左右一対のメインフレームを有する車体フレームと、前記車体フレームに支持された内燃機関と、前記内燃機関に接続された吸気通路を有するスロットルボディと、前記スロットルボディに設けられて前記吸気通路の断面積を変化させるスロットルバルブと、前記スロットルバルブを開閉駆動させるアクチュエータと、スロットルグリップの操作量を伝達するスロットルケーブルと、前記スロットルケーブルを介して前記スロットルグリップの操作量を検出するアクセルポジションセンサと、前記アクセルポジションセンサの検出結果を含む運転状態に基づき前記アクチュエータを駆動させて前記内燃機関の吸気量を制御する制御部と、を備え、前記アクセルポジションセンサは前記メインフレームの下側に配置され、前記メインフレームの前側に配置されたラジエータを備え、前記アクセルポジションセンサは車両の前後方向において前記ラジエータと前記メインフレームとの間に配置されたことを特徴とする。
また、本発明に係る自動二輪車のアクセルポジションセンサ配置構造は、ヘッドパイプおよび前記ヘッドパイプから後斜め下方へ延びた左右一対のメインフレームを有する車体フレームと、前記車体フレームに支持された内燃機関と、前記メインフレームの前側に配置されたラジエータと、前記内燃機関に接続された吸気通路を有するスロットルボディと、前記スロットルボディに設けられて前記吸気通路の断面積を変化させるスロットルバルブと、前記スロットルバルブを開閉駆動させるアクチュエータと、スロットルグリップの操作量を伝達するスロットルケーブルと、前記スロットルケーブルを介して前記スロットルグリップの操作量を検出するアクセルポジションセンサと、前記アクセルポジションセンサの検出結果を含む運転状態に基づき前記アクチュエータを駆動させて前記内燃機関の吸気量を制御する制御部と、を備え、前記アクセルポジションセンサは車両側面視において前記ヘッドパイプと前記ラジエータとの間に配置されたことを特徴とする。
本発明によれば、電子制御スロットルシステムを備え、アクセルポジションセンサが車両の側方へ張り出さない自動二輪車のアクセルポジションセンサ配置構造を提案できる。
また、本発明によれば、電子制御スロットルシステムを備え、エンジンやラジエータなどの熱源からアクセルポジションセンサを保護可能な自動二輪車のアクセルポジションセンサ配置構造を提案できる。
本発明の第1実施形態に係るアクセルポジションセンサ配置構造を備えた自動二輪車を示した左側面図。 本発明の第1実施形態に係る自動二輪車のエンジンおよび電子制御スロットルシステムの概略を示したブロック図。 本発明の第1実施形態に係る自動二輪車のアクセルポジションセンサ配置構造を示した平面図。 本発明の第1実施形態に係る自動二輪車のアクセルポジションセンサ配置構造を示した正面図。 本発明の第1実施形態に係る自動二輪車のアクセルポジションセンサ配置構造を示した左側面図。 本発明の実施形態に係る自動二輪車のアクセルポジションセンサ配置構造のアクセルポジションセンサおよびブラケットを示した左側面図。 本発明の第1実施形態に係る自動二輪車のアクセルポジションセンサ配置構造の要部を示した平断面図。 本発明の第1実施形態に係る自動二輪車のアクセルポジションセンサ配置構造の他の例を示した図。 本発明の第2実施形態に係る自動二輪車のアクセルポジションセンサ配置構造を示した平面図。 本発明の第2実施形態に係る自動二輪車のアクセルポジションセンサ配置構造を示した左側面図。 本発明の第2実施形態に係る自動二輪車のアクセルポジションセンサ配置構造の他の例を示した図。
以下、本発明に係る自動二輪車のアクセルポジションセンサ配置構造の実施形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
本発明に係るアクセルポジションセンサ配置構造の第1実施形態について、図1から図7を参照して説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係るアクセルポジションセンサ配置構造を備えた自動二輪車を示した左側面図である。
なお、自動二輪車1を説明するにあたり、図1中の実線矢Fを前方、図1中の実線矢Rを後方と定義する。また、自動二輪車1の搭乗者から見て左手側を自動二輪車1の左方、その反対側を自動二輪車1の右方と定義する。さらに自動二輪車1の搭乗者の頭部側を自動二輪車1の上方、その反対側を自動二輪車1の下方と定義する。また、自動二輪車1を構成する各部の方向については自動二輪車1に準じる。
図1に示すように、本実施形態に係る自動二輪車1は、車体フレーム2と、車体フレーム2に搭載されたエンジン3(内燃機関)と、エンジン3の吸気量を制御する電子制御スロットルシステム5と、車体フレーム2の前端部に軸支されたステアリング機構6と、ステアリング機構6の下端部に軸支された前輪8と、ステアリング機構9に設けられた前輪懸架装置11と、車体フレーム2の後部に上下方向へ揺動自在に軸支されたスイングアーム12と、スイングアーム12の後端部に軸支された後輪13と、車体フレーム2とスイングアーム12との間に連結された後輪懸架装置15と、を備える。
車体フレーム2は、例えばツインチューブ型のものである。車体フレーム2は、前端部に配置されたヘッドパイプ16と、ヘッドパイプ16の直後で左右方向に拡開させて斜め後下方に延びてタンクレールを兼ねた左右一対のメインフレーム17と、メインフレーム17の後端部に一体に設けられ略下方に向かって延びた左右一対のセンターフレーム18と、メインフレーム17の後端部から斜め後上方に延びた左右一対のシートレール19と、を備える。
ヘッドパイプ16は、内装されたステアリングシャフト(図示省略)を介してステアリング機構6を軸支する。センターフレーム18は、その長手方向の略中央部に架設されたピボット軸21を支持する。ピボット軸21は、スイングアーム12を軸支する。シートレール19は、その上方に配置された運転シート23を支持する。
エンジン3は、自動二輪車1の中央下部、より詳しくはメインフレーム17の下方に配置されるとともにエンジン吸気系25およびエンジン排気系26に接続される。なお、エンジン3は、4サイクル多気筒エンジンである並列四気筒エンジンの他に、単気筒エンジン、並列二気筒エンジン、並列六気筒エンジン、V型二気筒エンジン、V型四気筒エンジン、V型六気筒エンジンが適宜に用いられる。エンジン3の出力は、二次減速機構(図示省略)を構成するチェーン(図示省略)からドリブンスプロケット(図示省略)を介して後輪13に伝達される。
また、エンジン3は、燃料室(図示省略)を有するシリンダ、動弁機構(図示省略)および吸排気ポート(図示省略)を有するシリンダヘッドなどから構成されたシリンダアッセンブリ3aと、クランクシャフト(図示省略)やトランスミッション(図示省略)を有するクランクアッセンブリ3bと、を備える。
エンジン吸気系25は、エンジン3の上方に配置されたエアクリーナボックス28と、エアクリーナボックス28とエンジン3とを連通させるスロットルボディ27と、を備える。
エンジン排気系26は、エンジン3の前方から下方を回って自動二輪車1の後方に延ばされたエキゾーストパイプ29と、自動二輪車1の車幅方向両側に配置されてエキゾーストパイプ29に接続されたマフラ31と、を備える。マフラ31は、後輪13の両側付近から自動二輪車1の斜後上方に向かって延ばされる。
ステアリング機構6は、ヘッドパイプ16およびステアリングシャフトによって自動二輪車1の左右方向へ回動自在に軸支される。ステアリング機構6は、ステアリングシャフトに軸支されたステアリングヘッド33と、ステアリングヘッド33に設けられた左右一対のフロントフォーク34と、フロントフォーク34の上端近傍またはステアリングヘッド33に設けられた一対のハンドルバー35と、を備える。左右それぞれのハンドルバー35は、ハンドルグリップ36を備える。自動二輪車1の右側に配置されたハンドルグリップ36は、スロットルグリップ37であり、所定の角度範囲、例えば0°から約110°の範囲で回転自在に軸支される。
前輪8は、ステアリング機構6のハンドルバー35によって左右に回動自在に操舵される。また、前輪8は、前輪車軸41によってフロントフォーク34に軸支された前輪ホイール42と、前輪ホイール42の外周部に被着された前輪タイヤ43と、前輪ホイール42にボルトなどの締結部材(図示省略)によって固定された前輪ブレーキプレート45と、を備える。
スイングアーム12の前端部は、センターフレーム18の上下方向において略中央に設けられたピボット軸21に軸支される。
後輪13は、後輪車軸47によってスイングアーム12に軸支された後輪ホイール48と、後輪ホイール48の外周部に被着された後輪タイヤ49と、後輪ホイール48にボルトなどの締結部材(図示省略)によって固定された後輪ブレーキプレート(図示省略)と、を備える。
後輪懸架装置15は、後輪13が捕らえた路面の凹凸によるスイングアーム12の上下方向の揺動を車体フレーム2に伝えないように緩衝する緩衝装置であり、後輪13を路面に押さえ付ける機能を兼ねている。後輪懸架装置15は、スプリング50と、ショックアブソーバー51と、を組み合わせたサスペンションユニット52を備える。
また、自動二輪車1は、車体の少なくとも一部、例えば、前部から中央下部にかけて流線形のカウリング53に覆われる。カウリング53は、自動二輪車1の走行中の空気抵抗を低減させるとともに、走行風圧からライダーを保護する。
図2は、本発明の第1実施形態に係る自動二輪車のエンジンおよび電子制御スロットルシステムの概略を示したブロック図である。
図2に示すように、自動二輪車1の電子制御スロットルシステム5は、スロットルグリップ37の操作量に基づいてエンジン3の運転制御を行う。
ここで、先ず、エンジン3は、シリンダブロック61と、シリンダブロック61に固定されたシリンダヘッド62と、シリンダブロック61に往復動自在に収容されたピストン63と、シリンダブロック61内に軸支されたクランクシャフト64と、ピストン63とクランクシャフト64とを連結させてピストン63の往復動をクランクシャフト64の回転運動に変換させるコネクティングロッド66と、ピストン63とシリンダブロック61およびシリンダヘッド62によって区画された燃焼室68に連通された吸気管69および排気管71と、シリンダヘッド62に設けられて吸気管69の吸気ポート69aを開閉させる吸気バルブ72と、シリンダヘッド62に設けられて排気管71の排気ポート71aを開閉させる排気バルブ73と、シリンダヘッドを貫いて燃焼室68に配設された点火プラグ75と、クランクシャフト64の回転数からエンジン3の回転数を検出するエンジン回転数センサ76と、を備える。
吸気管69は、エンジン吸気系25のスロットルボディ27に接続される。エンジン吸気系25は、エンジン3に接続された吸気通路を有するスロットルボディ27と、スロットルボディ27に設けられて吸気通路の断面積を変化させるスロットルバルブ77と、スロットルバルブ77と吸気バルブ72との間に設けられた燃料噴射装置としてのインジェクタ78と、を備える。
他方、電子制御スロットルシステム5は、スロットルグリップ37と、スロットルグリップ37の操作量を伝達するスロットルケーブル81と、スロットルケーブル81を介してスロットルグリップ37の操作量を検出するアクセルポジションセンサ82と、スロットルバルブ77を開閉駆動させる電動モータ83(アクチュエータ)と、スロットルバルブ77のバルブ開度を検出するスロットルポジションセンサ85と、フロントブレーキ(図示省略)もしくはリアブレーキ(図示省略)のブレーキ操作のON/OFFを検出するブレーキスイッチ86と、アクセルポジションセンサ82の検出結果を含む運転状態に基づき電動モータ83を駆動させてエンジン3の吸気量を制御するエレクトリックコントロールユニット87(制御部)と、を備える。
電子制御スロットルシステム5は、スロットルグリップ37の操作量に基づいてスロットルバルブ77の開閉制御を行ってエンジン3の運転制御を行う。具体的には、電子制御スロットルシステム5のエレクトリックコントロールユニット87は、アクセルポジションセンサ82およびスロットルポジションセンサ85の検出結果に基づいて電動モータ83の駆動制御を行う。
より、具体的には、エレクトリックコントロールユニット87は、アクセルポジションセンサ82が検出したスロットルグリップ37の操作量からスロットルバルブ77の目標開度を算出するエンジン3のフィードフォワード制御(以下、単にFF制御という。)を行う。ここで、スロットルバルブ77の目標開度とは、アクセルポジションセンサ82の検出結果の大きさに応じてスロットルバルブ77が達成するべきバルブ開度であり、例えば、アクセルポジションセンサ82の検出結果に所定の係数を乗じて求めてもよいし、乗算以外の演算式を用いてもよいし、予め定められた2次元テーブルを用いてもよい。エレクトリックコントロールユニット87は、FF制御においてエンジン回転数センサ76の検出結果(すなわち、エンジン回転数)とスロットルバルブ77の目標開度とに応じて予め設定されたフィードフォワードマップを検索して、当該目標開度を保持可能な電動モータ83の目標デューティ値を決定する。このフィードフォワードマップは、エンジン3の回転数、スロットルバルブ77の目標開度およびこの目標開度を保持可能な電動モータ83の目標デューティ値で構成された、いわゆる3次元マップである。
さらに、エレクトリックコントロールユニット87は、FF制御で算出されたスロットルバルブ77の目標開度と、スロットルポジションセンサ85で検出されたスロットルバルブ77のバルブ開度(実開度)との偏差に応じてスロットルバルブ77のスロットル開度を目標開度に収束させるフィードバック制御(以下、単にFB制御という。)を行う。
図3は、本発明の第1実施形態に係る自動二輪車のアクセルポジションセンサ配置構造を示した平面図である。
図4は、本発明の第1実施形態に係る自動二輪車のアクセルポジションセンサ配置構造を示した正面図である。
図5は、本発明の第1実施形態に係る自動二輪車のアクセルポジションセンサ配置構造を示した左側面図である。
図3から図5に示すように、本実施形態に係る自動二輪車1は、ヘッドパイプ16およびヘッドパイプ16から後斜め下方へ延びた左右一対のメインフレーム17を有する車体フレーム2と、車体フレーム2に支持されたエンジン3と、メインフレーム17の前側に配置されたラジエータ91と、を備える。
メインフレーム17は、ヘッドパイプ16を起点に後方へ向かって左右に拡開する前半部と、一旦略並行に延びる中間部と、後方へ向かって狭まる後半部と、を備える。また、メインフレーム17は、ヘッドパイプ16に接続された前端部分から中間部に渡り車両側面視において略V字状に垂下されたエンジン懸架ステー92を備える。エンジン懸架ステー92は、メインフレーム17の前半部および中間部とともに逆三角形状に形成される。車体フレーム2は、エンジン懸架ステー92のうち車両後方側の一辺に設けられた前部エンジン取付部93と、センターフレーム18の上端部近傍および下端部近傍に設けられた後部エンジン取付部95と、を備える。なお、メインフレーム17の中間部およびエンジン懸架ステー92はエンジン3を挟み込む。
エンジン3は、前部エンジン取付部93および後部エンジン取付部95に固定されて車体フレーム2に搭載される。
ラジエータ91は、車幅方向に長尺な平板形状に構成され、メインフレーム17の前端部分から斜め後下方に向けて垂下させつつエンジン懸架ステー92のうち車両前方側の一辺から徐々に離間させて配置される。
このように構成された自動二輪車1のアクセルポジションセンサ配置構造について説明する。
本実施形態に係る自動二輪車1のアクセルポジションセンサ82は、ブラケット96を介してメインフレーム17(より詳しくは、エンジン懸架ステー92のうち車両前方側の一辺)の下側に配置させて設けられる。また、アクセルポジションセンサ82は、車両正面視においてメインフレーム17の最大幅よりも内側に配置させて設けられる。さらに、アクセルポジションセンサ82は車両の前後方向においてラジエータ91とメインフレーム17(より詳しくは、エンジン懸架ステー92のうち車両前方側の一辺)との間に配置される。アクセルポジションセンサ82は、自動二輪車1の左側に配置される。なお、アクセルポジションセンサ82が配置される位置は自動二輪車1の重心よりも車両の前寄りになる。
ブラケット96は、メインフレーム17(より詳しくは、エンジン懸架ステー92のうち車両前方側の一辺)にアクセルポジションセンサ82を支持させる。
スロットルケーブル81は、自動二輪車1の右側に配置されたスロットルグリップ37から右側フロントフォーク34aの前方およびヘッドパイプ16と左側フロントフォーク34bの隙間を通じて配索され、アクセルポジションセンサ82の左側に配置されたスロットルプーリ97に接続される。スロットルプーリ97もアクセルポジションセンサ82と同様にメインフレーム17(より詳しくは、エンジン懸架ステー92のうち車両前方側の一辺)の下側に配置される。
図6は、本発明の実施形態に係る自動二輪車のアクセルポジションセンサ配置構造のアクセルポジションセンサおよびブラケットを示した左側面図である。
図6に示すように、本実施形態に係る自動二輪車1のブラケット96は、自動二輪車1の左側のメインフレーム17(より詳しくは、エンジン懸架ステー92のうち車両前方側の一辺)左側面に固定されるフランジ96aと、メインフレーム17(より詳しくは、エンジン懸架ステー92のうち車両前方側の一辺)下面に沿わせてフランジ96aから折り曲げられた後壁96bと、後壁96bの下端に連続させてアクセルポジションセンサ82の下側を覆う底壁96cと、後壁96bおよび底壁96cに連続させてアクセルポジションセンサ82の右側、すなわち自動二輪車の中心側を覆う側壁96dと、を備える。各壁96b、96c、96dは、一体に成形しても良いし、別々に成形して組み立ててもよい。
図7は、本発明の第1実施形態に係る自動二輪車のアクセルポジションセンサ配置構造の要部を示した平断面図である。
図7に示すように、本実施形態に係る自動二輪車1のラジエータ91は、車両中央側に配置されたコア部91aと、コア部91aを車両の両側方から挟み込む一対のヘッダタンク部91bと、を備える。コア部91aはラジエータ91に流通される冷却水や冷却油などの作動流体と雰囲気あるいは走行風との熱交換を行うために、自動二輪車1の走行方向へ空気の流通が可能なように構成される(図7中、実線矢)。他方、ヘッダタンク部91bはコア部91aへ作動流体を供給し、あるいはコア部91aで冷却された作動流体を集合させるものであり、空気が流通可能な構成を有していない。
そして、アクセルポジションセンサ82は、車両平面視においてコア部91aよりも側方外側(車両の中心から離れた側)に配置される。
ブラケット96の側壁96dは、車両平面視においてコア部91aよりも側方外側に配置されて車両の前後方向へ延びた壁面を有し、エンジン3、特にエンジン3の排気が通るエキゾーストパイプ29またはラジエータ91が発生させる熱からアクセルポジションセンサ82を遮る熱遮蔽壁として働く。
図8は、本発明の第1実施形態に係る自動二輪車のアクセルポジションセンサ配置構造の他の例を示した図である。
図8に示すように、自動二輪車1のアクセルポジションセンサ配置構造の他の例は、アクセルポジションセンサ82の右側に配置されたスロットルプーリ97に接続されたスロットルケーブル81を備える。
この例では、アクセルポジションセンサ82は、スロットルプーリ97によってエンジン3、特にエンジン3の排気が通るエキゾーストパイプ29またはラジエータ91が発生させる熱から遮られる。
このように構成された自動二輪車1のアクセルポジションセンサ配置構造によれば、アクセルポジションセンサ82をメインフレーム17の最大幅よりも内側に配置させて設けたので、万一、自動二輪車1が転倒してもアクセルポジションセンサ82の破損を防ぐことができる。
また、自動二輪車1のアクセルポジションセンサ配置構造によれば、ブラケット96によってエンジン3やラジエータ91が発生させる熱からアクセルポジションセンサ82を遮ることができるので、アクセルポジションセンサ82の温度に依存した出力の変化を抑制してエンジン3の運転制御を安定させることができる。特にブラケット96の側壁96dは、ラジエータ91のコア部91aからエンジン3へ流れる走行風を遮ることなく流し、ラジエータ91およびエンジン3の冷却の効率を低下させることなくアクセルポジションセンサ82の熱遮蔽壁として働く。
[第2の実施形態]
本発明に係る自動二輪車のアクセルポジションセンサ配置構造の第2実施形態について、図9から図10を参照して説明する。
図9は、本発明の第2実施形態に係る自動二輪車のアクセルポジションセンサ配置構造を示した平面図である。
図10は、本発明の第2実施形態に係る自動二輪車のアクセルポジションセンサ配置構造を示した左側面図である。
なお、本実施形態に係る自動二輪車1Aのアクセルポジションセンサ配置構造において第1実施形態の自動二輪車1のアクセルポジションセンサ配置構造と同じ構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施形態に係る自動二輪車1Aのアクセルポジションセンサ82は、車両側面視においてヘッドパイプ16とラジエータ91との間に配置させて設けられる。また、アクセルポジションセンサ82は、ブラケット99を介してメインフレーム17(より詳しくは、エンジン懸架ステー92のうち車両前方側の一辺)に支持される。
ブラケット99の底壁99aは、アクセルポジションセンサ82の下方を覆い、ラジエータ91のコア部91aが発生させる熱からアクセルポジションセンサ82を遮る熱遮蔽壁として働く。
スロットルケーブル81は、自動二輪車1Aの右側に配置されたスロットルグリップ37から右側フロントフォーク34a、ヘッドパイプ16および左側フロントフォーク34bの前方を迂回するように配索されて、アクセルポジションセンサ82の左側に配置されたスロットルプーリ97に接続される。
図11は、本発明の第2実施形態に係る自動二輪車のアクセルポジションセンサ配置構造の他の例を示した図である。
図11に示すように、自動二輪車1Aのアクセルポジションセンサ配置構造の他の例は、アクセルポジションセンサ82の右側に配置されたスロットルプーリ97に接続されたスロットルケーブル81を備える。
この例では、アクセルポジションセンサ82は、スロットルプーリ97によってエンジン3、特にエンジン3の排気が通るエキゾーストパイプ29またはラジエータ91が発生させる熱から遮られる。
このように構成された自動二輪車1Aのアクセルポジションセンサ配置構造によれば、アクセルポジションセンサ82をメインフレーム17の最大幅よりも内側に配置させて設けたので、万一、自動二輪車1が転倒してもアクセルポジションセンサ82の破損を防ぐことができる。
また、自動二輪車1Aのアクセルポジションセンサ配置構造によれば、ブラケット99によってエンジン3やラジエータ91が発生させる熱からアクセルポジションセンサ82を遮ることができるので、アクセルポジションセンサ82の温度に依存した出力の変化を抑制してエンジン3の運転制御を安定させることができる。特にブラケット99の底壁99aは、ラジエータ91のコア部91aからエンジン3へ流れる走行風を遮ることなく流し、ラジエータ91およびエンジン3の冷却の効率を低下させることなくアクセルポジションセンサ82の熱遮蔽壁として働く。
したがって、本実施形態に係る自動二輪車1、1Aのアクセルポジションセンサ配置構造によれば、アクセルポジションセンサが車両の側方へ張り出さない。
また、本実施形態に係る自動二輪車1、1Aのアクセルポジションセンサ配置構造によれば、エンジンやラジエータなどの熱源からアクセルポジションセンサを保護できる。
1、1A 自動二輪車
2 車体フレーム
3 エンジン
3a シリンダアッセンブリ
3b クランクアッセンブリ
5 電子制御スロットルシステム
6 ステアリング機構
8 前輪
11 前輪懸架装置
12 スイングアーム
13 後輪
15 後輪懸架装置
16 ヘッドパイプ
17 メインフレーム
18 センターフレーム
19 シートレール
21 ピボット軸
23 運転シート
25 エンジン吸気系
26 エンジン排気系
27 スロットルボディ
28 エアクリーナボックス
29 エキゾーストパイプ
31 マフラ
33 ステアリングヘッド
34 フロントフォーク
34a 右側フロントフォーク
34b 左側フロントフォーク
35 ハンドルバー
36 ハンドルグリップ
37 スロットルグリップ
41 前輪車軸
42 前輪ホイール
43 前輪タイヤ
45 前輪ブレーキプレート
47 後輪車軸
48 後輪ホイール
49 後輪タイヤ
50 スプリング
51 ショックアブソーバー
52 サスペンションユニット
53 カウリング
61 シリンダブロック
62 シリンダヘッド
63 ピストン
64 クランクシャフト
66 コネクティングロッド
68 燃焼室
69 吸気管
69a 吸気ポート
71 排気管
71a 排気ポート
72 吸気バルブ
73 排気バルブ
75 点火プラグ
76 エンジン回転数センサ
77 スロットルバルブ
78 インジェクタ
81 スロットルケーブル
82 アクセルポジションセンサ
83 電動モータ
85 スロットルポジションセンサ
86 ブレーキスイッチ
87 エレクトリックコントロールユニット
91 ラジエータ
91a コア部
91b ヘッダタンク部
92 エンジン懸架ステー
93 前部エンジン取付部
95 後部エンジン取付部
96 ブラケット
96a フランジ
96b 後壁
96c 底壁
96d 側壁
97 スロットルプーリ
99 ブラケット
99a 底壁

Claims (12)

  1. ヘッドパイプおよび前記ヘッドパイプから後斜め下方へ延びた左右一対のメインフレームを有する車体フレームと、
    前記車体フレームに支持された内燃機関と、
    前記内燃機関に接続された吸気通路を有するスロットルボディと、
    前記スロットルボディに設けられて前記吸気通路の断面積を変化させるスロットルバルブと、
    前記スロットルバルブを開閉駆動させるアクチュエータと、
    スロットルグリップの操作量を伝達するスロットルケーブルと、
    前記スロットルケーブルを介して前記スロットルグリップの操作量を検出するアクセルポジションセンサと、
    前記アクセルポジションセンサの検出結果を含む運転状態に基づき前記アクチュエータを駆動させて前記内燃機関の吸気量を制御する制御部と、を備え、
    前記アクセルポジションセンサは前記メインフレームに設けられ、かつ前記メインフレームの下側に配置されたことを特徴とする自動二輪車のアクセルポジションセンサ配置構造。
  2. ヘッドパイプおよび前記ヘッドパイプから後斜め下方へ延びた左右一対のメインフレームを有する車体フレームと、
    前記車体フレームに支持された内燃機関と、
    前記内燃機関に接続された吸気通路を有するスロットルボディと、
    前記スロットルボディに設けられて前記吸気通路の断面積を変化させるスロットルバルブと、
    前記スロットルバルブを開閉駆動させるアクチュエータと、
    スロットルグリップの操作量を伝達するスロットルケーブルと、
    前記スロットルケーブルを介して前記スロットルグリップの操作量を検出するアクセルポジションセンサと、
    前記アクセルポジションセンサの検出結果を含む運転状態に基づき前記アクチュエータを駆動させて前記内燃機関の吸気量を制御する制御部と、を備え、
    前記アクセルポジションセンサは前記メインフレームの下側に配置され、
    前記スロットルグリップは車両の右側に配置され、
    前記アクセルポジションセンサは左側のメインフレームに設けられ、
    前記スロットルケーブルは前記アクセルポジションセンサの左側に接続されたことを特徴とする自動二輪車のアクセルポジションセンサ配置構造。
  3. ヘッドパイプおよび前記ヘッドパイプから後斜め下方へ延びた左右一対のメインフレームを有する車体フレームと、
    前記車体フレームに支持された内燃機関と、
    前記内燃機関に接続された吸気通路を有するスロットルボディと、
    前記スロットルボディに設けられて前記吸気通路の断面積を変化させるスロットルバルブと、
    前記スロットルバルブを開閉駆動させるアクチュエータと、
    スロットルグリップの操作量を伝達するスロットルケーブルと、
    前記スロットルケーブルを介して前記スロットルグリップの操作量を検出するアクセルポジションセンサと、
    前記アクセルポジションセンサの検出結果を含む運転状態に基づき前記アクチュエータを駆動させて前記内燃機関の吸気量を制御する制御部と、を備え、
    前記アクセルポジションセンサは前記メインフレームの下側に配置され、
    前記スロットルグリップは車両の右側に配置され、
    前記アクセルポジションセンサは左側のメインフレームに設けられ、
    前記スロットルケーブルは前記アクセルポジションセンサの右側に接続されたことを特徴とする自動二輪車のアクセルポジションセンサ配置構造。
  4. ヘッドパイプおよび前記ヘッドパイプから後斜め下方へ延びた左右一対のメインフレームを有する車体フレームと、
    前記車体フレームに支持された内燃機関と、
    前記内燃機関に接続された吸気通路を有するスロットルボディと、
    前記スロットルボディに設けられて前記吸気通路の断面積を変化させるスロットルバルブと、
    前記スロットルバルブを開閉駆動させるアクチュエータと、
    スロットルグリップの操作量を伝達するスロットルケーブルと、
    前記スロットルケーブルを介して前記スロットルグリップの操作量を検出するアクセルポジションセンサと、
    前記アクセルポジションセンサの検出結果を含む運転状態に基づき前記アクチュエータを駆動させて前記内燃機関の吸気量を制御する制御部と、を備え、
    前記アクセルポジションセンサは前記メインフレームの下側に配置され、
    前記メインフレームの前側に配置されたラジエータを備え、
    前記アクセルポジションセンサは車両の前後方向において前記ラジエータと前記メインフレームとの間に配置されたことを特徴とする自動二輪車のアクセルポジションセンサ配置構造。
  5. ヘッドパイプおよび前記ヘッドパイプから後斜め下方へ延びた左右一対のメインフレームを有する車体フレームと、
    前記車体フレームに支持された内燃機関と、
    前記メインフレームの前側に配置されたラジエータと、
    前記内燃機関に接続された吸気通路を有するスロットルボディと、
    前記スロットルボディに設けられて前記吸気通路の断面積を変化させるスロットルバルブと、
    前記スロットルバルブを開閉駆動させるアクチュエータと、
    スロットルグリップの操作量を伝達するスロットルケーブルと、
    前記スロットルケーブルを介して前記スロットルグリップの操作量を検出するアクセルポジションセンサと、
    前記アクセルポジションセンサの検出結果を含む運転状態に基づき前記アクチュエータを駆動させて前記内燃機関の吸気量を制御する制御部と、を備え、
    前記アクセルポジションセンサは車両側面視において前記ヘッドパイプと前記ラジエータとの間に配置されたことを特徴とする自動二輪車のアクセルポジションセンサ配置構造。
  6. 前記ラジエータは、車両中央側に配置されたコア部と、前記コア部を車両の両側方から挟み込む一対のヘッダタンク部と、を有し、
    前記アクセルポジションセンサは前記コア部よりも側方外側に配置されたことを特徴とする請求項4または5に記載の自動二輪車のアクセルポジションセンサ配置構造。
  7. 前記エンジンまたは前記ラジエータが発生させる熱から前記アクセルポジションセンサを遮る熱遮蔽壁を備えたことを特徴とする請求項に記載の自動二輪車のアクセルポジションセンサ配置構造。
  8. 前記熱遮蔽壁は車両平面視において前記コア部よりも側方外側に配置されて車両の前後方向へ延びた壁面を有することを特徴とする請求項に記載の自動二輪車のアクセルポジションセンサ配置構造。
  9. 前記熱遮蔽壁は前記メインフレームに前記アクセルポジションセンサを支持させるブラケットであることを特徴とする請求項7または8に記載の自動二輪車のアクセルポジションセンサ配置構造。
  10. 前記スロットルグリップは車両の右側に配置され、
    前記スロットルケーブルは前記アクセルポジションセンサの左側に接続されたことを特徴とする請求項に記載の自動二輪車のアクセルポジションセンサ配置構造。
  11. 前記スロットルグリップは車両の右側に配置され、
    前記スロットルケーブルは前記アクセルポジションセンサの右側に接続されたことを特徴とする請求項に記載の自動二輪車のアクセルポジションセンサ配置構造。
  12. 前記アクセルポジションセンサは車両正面視において前記メインフレームの最大幅よりも内側に配置されたことを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の自動二輪車のアクセルポジションセンサ配置構造。
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