JP5624341B2 - 密閉保存容器のキャップ - Google Patents
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Description
特開平8−48350号公報に記載のキャップ(以下「従来例1」という。)は、公報図1に示すようにキャップ本体に相当している蓋本体内に中栓である密封用パッキンを配置しているものである。蓋本体は蓋天板及びこの蓋天板の周縁に設けてある周壁から構成され、周壁に容器口部の容器ねじ部とねじ結合するキャップねじ部を形成してある。密封用パッキンは、閉栓時に容器口部を密封するためのものであり、この容器口部の開口内に密封可能に嵌め込まれる環状の中足を有している。
実開昭60−123360号公報に記載の容器蓋(以下「従来例2」という。)は、公報第2図に示すようにキャップ本体に相当している螺筒部と中栓に相当する栓部とによって構成されている。螺筒部は容器の口栓部の螺子部にねじ結合され、栓部は中実体構造であると共に、螺筒部と一体に成形され、かつ口栓開口部に密の状態に嵌め込まれる。
すなわち、開栓時に、利用者が容器の口部から中栓を外す際に、保存されている内容物が指に付着するおそれがあり、特に内容物が液体の場合にはその可能性が大きい。このため、開栓時におけるキャップの取り扱いが面倒である。
従来例2などのようにキャップ本体と中栓とが一体成形されているキャップにおいては、開栓時に中栓はキャップ本体と共に外れるので上記課題を解決することができるが、下記に示す新たな課題がある。
すなわち、従来例2において、容器蓋は口栓部にねじ結合されているために、開栓時では螺筒部を回す必要があり、この螺筒部の回転に伴って栓部も回転する。この栓部は口栓部の口栓開口部に密着状態に嵌め込まれているので、栓部の回転によって栓部の外周面が密着している口栓開口部の内周面を傷付けてしまい、上記外周面と上記内周面との間にわずかな隙間が生じ、この隙間が密閉性の低下を招く原因となっていた。
研究所などにおいて、内容物(例えば試薬液、有機培養液、海、湖沼などから採取したサンプル水など)を入れた容器は、繰り返し洗浄されて再使用されているのが実情である。容器を繰り返し使用する観点から、上記従来例2では、口栓開口部の内周面を傷付けてしまっているために、容器の再利用ができない不都合がある。
この発明の目的は、開栓時の取り扱いがし易く、容器の繰り返し使用を可能にすると共に密閉性を維持可能とすることにある。
上記キャップ本体内にはその内底部から開口部に向けて突出している保持部を設けてあり、上記中栓には、その内部に開口部から上記保持部が進入可能である収納空間を形成し、またその外周部に外側に張り出しかつ上記口部の縁部に密着可能であるつば部を設けてある。上記保持部と上記中栓との結合関係に関して、上記中栓は、上記保持部に対してこの保持部と共に上下動可能であるが、単独で互いに回転可能に、換言すれば上記保持部の回転力が中栓に付与されないように嵌め込まれている。上記中栓のつば部の外周面は、上記キャップ本体の上記内底部側の内周面との間に隙間を置いて対向している。
上記結合関係の例として、上記保持部はその外周面がキャップ本体の開口部に向けて次第に開く方向に傾斜している傾斜面からなるアンダーカット部となっており、中栓はその収納空間の開口部の内周面が上記外周面に沿って傾斜している傾斜面からなるアンダーカット部となっており、上記外周面と上記内周面とが互いに隙間をもって対向している。
使用者に対して内容物を明示するための識別表示手段として、密閉保存容器に着色した材質を使用できない場合や密閉保存容器の成形後に着色を施すことが困難な場合には、上記中栓の収納空間に内容物の表示体を配置し、上記表示体をキャップ本体の外側から透視可能とする。
図1及び図2に示すキャップ1は、キャップ本体2と、このキャップ本体内に配置してある中栓3及び内容物の表示体4とを備えている。
キャップ1はプラスチック部材からなり、プラスチック製の密閉保存容器5の口部5aに装着されており、この口部を密閉している。
図3及び図5において、キャップ本体2の外周面に円周方向に等間隔を置いて上下方向に長い補強用のリブ2fを設けてある。
また、中栓3の内部は収納空間3cとなっており、図5上側が開口部3bとなっている。収納空間3cは、図1、図5及び図7に示すように、開口部側3bの内周面3dが上記キャップ本体2の外周面2eに沿って傾斜している傾斜面からなるアンダーカット部となっている。すなわち、図5に示す例では、中栓3の内周面3dは、上方に向けて次第に閉じる方向に傾斜している内周傾斜面を形成しており、対向する内周傾斜面における母線のなす角度を所定の角度βとしている。角度βは上記角度αと等しい。
キャップ本体2の保持部2cは、中栓3の収納空間3cにその上端の開口部3bから内底部に向けて嵌め込まれている。保持部2cの外周面2eと中栓3の内周面3dはなす角度がα=β(図5)であり、そして保持部2cの外周面2eは対向する中栓3の内周面3dとの間にわずかな隙間6(図4)を開けてある。
また、図4に示すように、中栓3の外周面(図示の例ではつば部3aの外周面)は、キャップ本体2の内底部側の内周面との間に隙間7(図4)を開けてある。
このために、キャップ本体2と中栓3とは上下方向に互いに離脱しにくく、両者の一体性が確保されている。同時に、キャップ本体2と中栓3とは互いに単独で回転可能に嵌め込まれている関係にある。
したがって、中栓3はキャップ本体2内に一体的に取り付けられているが、後述するように、キャップ1の閉栓時及び開栓時において、キャップ本体の上下方向の移動に伴って保持部2cを介して中栓3も同一方向に移動するが、キャップ本体が回転した場合でも中栓3自体は回転しない。
表示体4は、使用者に内容物の種類、性質、履歴、取扱い方法などを認識させるための識別表示手段である。表示体4はチップからなり、図5及び図8に示す例では浅いキャップ状に形成されている。表示体4は、外周面が保持部2cの保持空間2dの内周面の傾斜角度に近い角度に傾斜されている。表示体4の底部側は、保持部2cの保持空間2d内に密着状態に嵌め込まれている。
表示体4における識別表示方法の一つとして、色彩表示による識別法である。すなわち、内容物の種類などに対応して、例えば、内容物に対して接触禁止の場合には、表示体4を赤色表示とし、接触禁止の程度が中位の場合には黄色表示とし、接触禁止がない場合には青色表示とする。また、他の方法として、表示体4自体を内容物の種類などに対応して、様々な形状に成形して識別する。さらに、表示体4に文字や模様又はその組み合わせを付して識別する。
使用者が表示体4を認識する必要があるために、キャップ本体2の外側からこの表示体を見ることができる。このため、キャップ本体2の全体又はその一部は、表示体4を透視可能とするために透明又は半透明に形成されている。
表示体4を設ける理由について説明する。
一般的に、密閉保存容器に保存してある内容物(例えば保存液体)の種類などを使用者が外から把握するための工夫として、密閉保存容器の材質中に色彩塗料を混入させて、全体を着色するもの、密閉保存容器の外面に文字や模様を付する着色識別表示手段が採用されている。
しかしながら、上記のような着色による識別表示手段を採用できない場合がある。例えば保存液体を長期に保存する場合、経時的に密閉保存容器の材質に混入された又は容器外面に塗布された着色剤に含まれる可塑剤や鉛などが上記保存液体に溶出されて、保存液体の純度を低下させる問題が生じる。
このような場合、図1に示すように表示体4を中栓3の収納空間3cの保持部2c内に配置すれば、表示体4は内容物に直接接触することがないから、上記の問題は生じず、密閉保存容器に対する着色による識別表示手段が不要となる。
表示体4は、キャップ1に必要不可欠なものではないので、必要に応じて保持部2c内に取り付けられる。
図4に示すように、キャップ1のキャップ本体2内に中栓3及び内容物の表示体4を配置する。
配置方法は、キャップ本体2の保持部2cの保持空間2dに表示体4の底部側を嵌め込んだ状態で、保持部の下端側を中栓3の開口部3bに差し入れて、この保持部を徐々に収納空間3cへ押込んで行くと、その押圧力によって傾斜している保持部の外周面2eが開口部の内周面3dを外側に押し広げ、やがて保持部が図4に示す位置に至ると、保持部が収納空間の開口部に嵌合され、キャップ本体2と中栓とが結合される。この時、保持部2cの外周面2eと中栓3の内周面3dとは隙間6を開けて対向している(図4)。
閉栓時では、キャップ本体2を密閉保存容器5の口部5aの上端部に被せ、キャップ本体を回して行くと、口部5aの雄ねじ部5bがキャップ本体の雌ねじ部2aにねじ込まれ、キャップ本体が回転しながら徐々に下方に移動され、口部の上端部はシール溝3a1内に入り込みつつ圧入され、図1に示すねじ込みを終えた時点でキャップ本体の回転を停止する。この時、キャップ本体2の内底部側の内周面と中栓3のつば部3aとは隙間7を開けて対向している(図1)。
この結果、図1に示すようにキャップ本体2が口部5aに装着され、キャップ1は密閉保存容器5の口部5aを密閉する。
開栓時では、キャップ1を図1に示す状態から、閉栓時とは逆の方向に回して行くと、中栓3は回転することなくキャップ本体2と共に徐々に上昇し、やがて密閉保存容器5の口部5aの上端部から外れる。
このように、キャップ1の開栓時及び閉栓時のいずれの場合でも、中栓3は回転することなくキャップ本体2と共に降下及び上昇し、密閉保存容器5の口部5aの内周面を傷付けることがなく、装着や装着の解除が可能となる。
また、中栓3のつば部3aのシール溝3a1は密閉保存容器5の口部5aと密閉する状態に嵌合しているので、中栓の経時的な応力の変化によっても密閉圧が下がることがない。
したがって、密閉保存容器5は、図1に示すキャップ1によって高度に密封され、内容物は長期に渡って変質することなく保存されることになる。
図1に示すキャップは、表示体4を中栓3の収納空間3c内に配置してあるので、密閉保存容器の内容物に影響されることなく、色彩などの識別表示手段を提供することができる。
図示するキャップ11は、図1及び図2に示すキャップ1とその主要部の構成が共通しているので、相違する部分を説明し、共通する部分については必要の場合を除いて説明を省略する。
図9に示すキャップ本体12の保持部12cは、その外周面12eがキャップ本体の開口部12bに向けて次第に閉じる方向に傾斜している傾斜面からなるアンダーカット部となっている。図11に示す保持部12cにおいて、保持空間12dの開口部12d1の内周面には断面ほぼ半円形の係合縁部12gを形成してある。
図9及び図11に示す中栓13において、収納空間13cの内底面から開口部13bに向けて保持凸部13gを設けてある。保持凸部13gは、その外周部の全周に溝状の係合凹部13hを形成してある。
キャップ本体12の保持部12cと中栓13との結合関係を説明する。
図9及び図11に示すように、一方においてキャップ本体12の保持部12cは中栓13の収納空間13c内に開口部13bを通じて収納され、他方において中栓13の保持凸部13gは保持部12cの保持空間12d内に開口部12d1を通じて収納されている。
上記収納されている状態において、保持部12cの係合縁部12gは中栓13の係合凹部13hと隙間18を開けて係合され、保持凸部13gに保持されている。また、保持部12cの外周面12eと中栓13の開口部13bの内周面13dとの間は隙間16が開けられている。さらに、中栓13のつば部13aの外周面とキャップ本体12の内底部側の内周面との間には隙間17が開けられている。
キャップ本体12と中栓13との結合関係は上述したキャップ本体2と中栓3とのそれと同様であるが、保持部12cの係合縁部12gと中栓13の係合凹部13hとの係合を通じて、中栓13はキャップ本体12の上下方向への移動に連動して上下方向に移動するが、隙間16,17,18の存在によって、キャップ11が回転しても回転しないので、中栓13の外周面が図示していない密閉保存容器の口部の内周面を損傷させることがない。
図9及び図10に示すように、保持部12cの保持空間12dには円板状の表示チップである表示体14を収納保持してある。表示体14は、保持空間12dの内底面と中栓13の保持凸部13gの上面との間に配置されている。
図示するキャップ11において、図1に示すキャップ1と同様に、キャップ11のねじ込みによって中栓13は回転することなく、密閉保存容器の口部内に圧入されることになる。
図9において、キャップ本体1の雌ねじ部12a、補強用のリブ12f及びシール溝13a1は、図1に示すキャップ1の雌ねじ部2a、補強用のリブ2f及びシール溝3a1にそれぞれ対応している。
図13に示すキャップ21は、図1及び図2に示すキャップ1とその主要部の構成が共通しているので、相違する部分を説明し、共通する部分については必要の場合を除いて説明を省略する。
キャップ本体22の保持部22cは円柱状に成形されており、キャップ本体の内底面から開口部22bに向けて突出されている。保持部22cの下端部には係止フランジ部22hが全周に形成され、この係止フランジ部とキャップ本体22の内底面との間に係合溝22iが形成されている。
中栓23は収納空間23cの上端側が遮蔽されており、遮蔽部分の中央部に円形の開口部23bを開けてある。
保持部22cと中栓23との結合関係を説明する。
図13に示すように、保持部22cは、中栓23の開口部23bを通じて収納空間23c内に進入されており、係止フランジ部22hが収納空間内に位置している。中栓23の開口部23bの内周縁部は、保持部22cの係合溝22i内に隙間26を介して緩く嵌合されている。このため、キャップ本体22の回転に伴って保持部22cが回転しても、中栓23は回転することがなく、また保持部の上下動によっても中栓23から容易に離脱しない構成としてある。
図示するキャップ21において、図1に示すキャップ1と同様に、保持部22cは回転しながらキャップ本体22が密閉保存容器の口部(図示せず。)にねじ込まれて行くが、中栓23は回転することなく、保持部と共に下方に移動して密閉保存容器の口部内に圧入されることになる。
図13において、キャップ本体22の雌ねじ部22a、補強用のリブ22f及び隙間27は、図1に示すキャップ1のキャップ本体2の雌ねじ部2a、補強用のリブ2f及び隙間7にそれぞれ対応している。また、中栓23のつば部23a及びシール溝23a1はキャップ1の中栓3のつば部3a及びシール溝3a1にそれぞれ対応している。
図示するキャップ21は表示体を設けていない。
図1及び図9に示すキャップ1,11は、表示体4,14を設けてあるので、内容物によっては密閉保存容器の材質を識別のために着色することができない場合や、密閉保存容器の表面に識別のための表示をすることができない場合に好都合である。
図9に示すキャップ11において、保持部12cは、その外周面12eが図示するように開口部12d1に向けて傾斜する傾斜面である必要がなく、垂直面であっても良い。
図1及び図9に示すキャップ1,11は表示体4,14を設けているが、これらの表示体は各キャップに必ずしも設けることを要しない。
2,12,22 キャップ本体
2b,12b,22b キャップ本体の開口部
2c,12c,22c 保持部
2d,12d 保持空間
2d1,12d1 開口部
2e,12e 外周面
3,13,23 中栓
3a,13a,23a 中栓のつば部
3a1,13a1,23a1 シール溝
3b,13b,23b 中栓の開口部
3c,13c,23c 収納空間
3d,13d 内周面
4,14 内容物の表示体
5 密閉保存容器
5a 密閉保存容器の口部
6,16,26 隙間
7,17,27 隙間
12g 係合縁部
13g 保持凸部
13h 係合凹部
18 隙間
22h 係止フランジ部
22i 係合溝
α,β 角度
Claims (4)
- 密閉保存容器の口部に装着可能であるキャップ本体と、このキャップ本体内に配置してある中栓とを備えており、
上記キャップ本体内にはその内底部から開口部に向けて突出している保持部を設けてあり、
上記中栓には、その内部に開口部から上記保持部が進入可能である収納空間を形成し、その外周部に外側に張り出しかつ上記口部の縁部に密着可能であるつば部を設けてあり、
上記保持部は、上記中栓にその開口部を通じて隙間を開けて単独で互いに回転可能に嵌め込まれかつ、上記中栓と共に上下動可能に結合され、
上記中栓のつば部の外周面は、上記キャップ本体の上記内底部側の内周面との間に隙間を置いて対向し、
上記保持部は、その外周面が上記キャップ本体の開口部に向けて次第に開く方向に傾斜している傾斜面からなるアンダーカット部となっており、上記中栓はその収納空間の開口部の内周面が上記外周面に沿って傾斜している傾斜面からなるアンダーカット部となっており、上記外周面と上記内周面とが互いに隙間をもって対向している
ことを特徴とする密閉保存容器のキャップ。 - 中栓の収納空間内に内容物の表示体を配置してあり、上記表示体をキャップ本体の外側から透視可能であることを特徴とする請求項1記載の密閉保存容器のキャップ。
- 保持部はその内部に保持空間を形成してあり、この保持空間と中栓の収納空間との間に内容物の表示体を配置してあり、上記表示体をキャップ本体の外側から透視可能であることを特徴とする請求項1記載の密閉保存容器のキャップ。
- 保持部はその内部に保持空間を形成してあり、この保持空間と中栓の収納空間との間にキャップ状の内容物の表示体を配置してあり、この表示体の底部側が上記保持空間に密着状態に嵌め込まれており、上記表示体をキャップ本体の外側から透視可能であることを特徴とする請求項1記載の密閉保存容器のキャップ。
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