JP5624135B2 - マルチキャリア無線受信機および複数のキャリアを受信するための方法 - Google Patents

マルチキャリア無線受信機および複数のキャリアを受信するための方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5624135B2
JP5624135B2 JP2012518876A JP2012518876A JP5624135B2 JP 5624135 B2 JP5624135 B2 JP 5624135B2 JP 2012518876 A JP2012518876 A JP 2012518876A JP 2012518876 A JP2012518876 A JP 2012518876A JP 5624135 B2 JP5624135 B2 JP 5624135B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
secondary carrier
carrier
radio receiver
channel
transmitted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012518876A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012532551A5 (ja
JP2012532551A (ja
Inventor
オスカー ドラッゲ,
オスカー ドラッゲ,
ムハンマド カズミ,
ムハンマド カズミ,
Original Assignee
テレフオンアクチーボラゲット エル エムエリクソン(パブル)
テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル)
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by テレフオンアクチーボラゲット エル エムエリクソン(パブル), テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) filed Critical テレフオンアクチーボラゲット エル エムエリクソン(パブル)
Publication of JP2012532551A publication Critical patent/JP2012532551A/ja
Publication of JP2012532551A5 publication Critical patent/JP2012532551A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5624135B2 publication Critical patent/JP5624135B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J11/00Orthogonal multiplex systems, e.g. using WALSH codes
    • H04J11/0069Cell search, i.e. determining cell identity [cell-ID]
    • H04J11/0086Search parameters, e.g. search strategy, accumulation length, range of search, thresholds
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
    • H04B1/7097Interference-related aspects
    • H04B1/7103Interference-related aspects the interference being multiple access interference
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J11/00Orthogonal multiplex systems, e.g. using WALSH codes
    • H04J11/0023Interference mitigation or co-ordination
    • H04J11/005Interference mitigation or co-ordination of intercell interference
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/0001Arrangements for dividing the transmission path
    • H04L5/0028Variable division
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B2201/00Indexing scheme relating to details of transmission systems not covered by a single group of H04B3/00 - H04B13/00
    • H04B2201/69Orthogonal indexing scheme relating to spread spectrum techniques in general
    • H04B2201/707Orthogonal indexing scheme relating to spread spectrum techniques in general relating to direct sequence modulation
    • H04B2201/70702Intercell-related aspects
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B2201/00Indexing scheme relating to details of transmission systems not covered by a single group of H04B3/00 - H04B13/00
    • H04B2201/69Orthogonal indexing scheme relating to spread spectrum techniques in general
    • H04B2201/707Orthogonal indexing scheme relating to spread spectrum techniques in general relating to direct sequence modulation
    • H04B2201/7097Direct sequence modulation interference
    • H04B2201/709727GRAKE type RAKE receivers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/0001Arrangements for dividing the transmission path
    • H04L5/0014Three-dimensional division
    • H04L5/0016Time-frequency-code
    • H04L5/0021Time-frequency-code in which codes are applied as a frequency-domain sequences, e.g. MC-CDMA
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/0091Signaling for the administration of the divided path

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)

Description

本発明の技術分野は、無線通信システムに関する。また、さらに詳細には、マルチキャリア受信機に関する。
セルラネットワークを通してパケットデータをより高いビットレートおよびより高い効率で伝送を行うことに対する増大する需要に対処すべく、広帯域符号分割多元接続(WCDMA:Wideband Code Division Multiple Access)の第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:Third Generation Partnership Project)のリリース5は、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA:High Speed Downlink Packet Access)を加えてWCDMA仕様を拡張し、またリリース6では、拡張個別チャネル(E−DCH:Enhanced Dedicated Channel)を導入した。これは、しばしば、拡張アップリンク(EUL:Enhanced Uplink)または高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA:High Speed Uplink Packet Access)と呼ばれる。HSDPAおよびHSUPAは、共に、高速パケットアクセス(HSPA:High Speed Packet Access)と呼ばれ、これらは、エアインタフェースを通して達成可能なビットレートを大幅に改善するものである。3GPPリリース7は、達成可能なビットレートをさらに改善するために、HSDPAに対して高次変調と多入力多出力(MIMO:multiple input multiple output)とを導入した。
同様に、マルチキャリア(MC)システムの第1の目標は、高いデータレートを達成することである。周波数分割複信(FDD)におけるマルチキャリア構成は、一組のアップリンクキャリアにリンクした一組のダウンリンクキャリアであると説明することができる。ダウンリンクキャリアは、周波数領域において隣接していてもよいし、または隣接していなくてもよい。また、同じことがアップリンクキャリアについても当てはまる。マルチキャリア構成はまた、時間分割複信(TDD)システムの中でも使用することができる。マルチキャリアシステムにおけるコンポーネント(要素)キャリアは、異なる周波数帯域に属することもできる。1つの例として、複数の5MHzキャリア周波数の上で動作するWCDMA/HSPAは、マルチキャリアWCDMAまたはマルチキャリアHSPAと呼ばれる。発展型汎用移動通信システム地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN:Evolved Universal Mobile Telecommunications System Terrestrial Radio Access Network)システムでは、複数の要素キャリア(ダウンリンクにおける4つの20MHzキャリア、およびアップリンクにおける2つの20MHzキャリア(FDDに対して)等)を使用してデータレートを向上させることができる。従って、マルチキャリアシステムでは、ダウンリンクおよび/またはアップリンクの中で、2つ以上のキャリアが使用される。マルチキャリアの内の1つは、プライマリキャリアまたはアンカーキャリアと呼ばれ、残りの1つまたは複数のキャリアは、セカンダリキャリアまたは補足キャリアと呼ばれる。
アンカーキャリアは、全ての共通制御チャネルを含め、全ての物理チャネルを含む。セカンダリキャリアは、全ての物理チャネルを含んでもよいし、または含まなくてもよい。例えば、セカンダリキャリアは、共通ダウンリンク制御チャネルの内のいくつかを含んでいなくてもよい。ダウンリンクにおけるアンカーキャリア、およびアップリンクにおけるアンカーキャリア(すなわち、アップリンクに2つ以上のキャリアが存在する場合)は、単一のキャリアに基づいた旧来の動作をサポートしなければならない。これは、ダウンリンクのアンカーキャリアは、旧来の単一キャリアUEがサービスを受けられるように、全ての共通チャネルを含まなければならないということを意味している。マルチキャリアUEもまた、フレームタイミング、近隣セル測定等を捕捉するために、全ての共通制御チャネルを送信するアンカーキャリアを必要とする。いずれの単一キャリアシステムも、マルチキャリアシステムに進展させてデータレートを増加させることができる。HSPA、E−UTRAN、および他のシステムの将来の進歩は、アップリンクおよびダウンリンクの両方に対して、複数キャリア(例えば、4つのダウンリンクキャリアおよび2つのアップリンクキャリア)になる可能性が高いと考えられる。
異なるタイプの受信機が存在する。いくつかのタイプは、マルチキャリア送信を受信することができる。また他のいくつかのタイプはそれができない。いくつかの受信機は、干渉除去能力を有し、またいくつかの受信機にはそれがない。干渉除去能力を確かに有する受信機に対しても、それらの能力には差がある。例えば、1つのタイプの受信機は、セル間干渉の除去に特化して可能であるとしても、別のタイプの受信機ではそれができない。セル間干渉は、近隣セルから送信される信号によって引き起こされる。
マルチキャリアシステムにおいては、アンカーキャリア/プライマリキャリアは、全ての共通チャネルを含むが、ネットワークの実施形態によっては、共通制御チャネルの内のいくつかは、セカンダリキャリアの上で送信されないこともある。同期チャネル等の共通制御チャネルがセカンダリキャリアの上にないことによって、受信機におけるセル間干渉除去の複雑さが増加する。例えば、WCDMAタイプのシステムにおいて、セル間干渉除去受信機を持つマルチキャリアUEが、干渉を与えている近隣セルのスクランブリング符号グループを識別するために、このようなセカンダリ同期チャネル(S−SCH:secondary synchrozation channel)を使用することができないと仮定してみる。干渉を与えている近隣セルによって引き起こされるセル間干渉を、UE受信機が除去するためには、UE受信機は、干渉を与えているそれぞれのセルからの干渉信号のチャネルインパルス応答を判定しなければならない。この判定を実行するためには、UEには、各近隣セルの中のマスタタイミング、およびそれらの近隣セルの中で使用されているスクランブリング符号に関する情報が必要である。セカンダリキャリアの上に同期信号が存在しない場合には、UEは、広く探索して、近隣セルの中で使用されているスクランブリング符号を判定しなければならないであろう。これは、UE電力を浪費させて、同期処理を遅くすることになる。
この問題に対する1つの手法としては、マルチキャリアシステムにおいて、UEが、プライマリアンカーキャリアの上でだけセル間干渉除去が可能であり、セカンダリキャリアの上では可能でないように、事前に規定することもあり得るかも知れない。しかし、この手法は、セカンダリキャリアの上での動作性能を低下させることに繋がる。これは、セカンダリキャリアの上では、セル間干渉除去能力のない受信機構成だけが使用される可能性があるからである。複数のセカンダリキャリアが存在する場合には、動作性能の低下が、さらに大きなものになるであろう。
別の手法は、何かの種類のシグナリング(例えば、無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control)シグナリング)を介して、近隣セルがセカンダリキャリアの上で使用しているスクランブリング符号のリストをシグナリングすることである。しかしこれは、シグナリングオーバヘッドを増加させ、旧来の端末および3GPP等の旧来の様式の仕様に含めることは困難である。さらに、近隣セル測定は、アンカーキャリアに属するセルに対して行われ、これは、第2のキャリアに属するセルに対する追加的な近隣セルリストのシグナリング(信号による伝達)は、セカンダリキャリアの上のセル間干渉除去受信機の動作を支援することになるだけであろうということを意味する。セル間干渉受信機だけに対して近隣セルリストを得るための、この特別に余分なネットワーク計画の作業は、正当化されない可能性があり、従って、この特別に余分な作業は、回避されることが望ましい。
要約すれば、ネットワークを実施する際には、共通チャネル(例えば、SCH)の全て、またはそのサブセットのどちらが、マルチキャリアシステムにおけるセカンダリキャリアの上で送信されているのかを判定する。もし可能であれば、UEはセル間干渉除去を実行することが望ましい。しかし、セカンダリキャリアの上でSCHを受信しない場合には、UEにはセル間干渉除去を実行することがさらに求められる。従って、必ずしも望ましいとだけ言えることではない。一方、セカンダリキャリアの上でSCHが利用可能である場合には、少なくとも、複雑さ、電力、および遅延を低減させて、セル間干渉除去を実行することができる。
必要であり、また本明細書に記述するものは、受信機構成に柔軟性を与え、それによりセカンダリキャリアの上の1つ以上の共通チャネルの可用性に基づいて、適切な受信機構成を使用可能にする技術である。
本出願に記載する技術は、プライマリキャリアおよびセカンダリキャリアを含む複数の無線周波数(RF)キャリアを含む無線通信に関するものである。無線ノード(例えば、移動無線端末、基地局等)は、複数のRFキャリアを受信することができ、第1の無線受信機構成および第2の無線受信機構成を含む。無線ノードは電子回路を含み、この電子回路は、セルの中で共通チャネルがセカンダリキャリアの上で送信されている場合に、そのセカンダリキャリアの上のチャネル情報を受信する第1の無線受信機構成を選定するように構成される。共通チャネルがセカンダリキャリアの上で送信されていない場合には、無線ノードは、セカンダリキャリアの上で第1のチャネル情報を受信するように、第2の無線受信機構成を選定する。本技術は、複数のセカンダリキャリアの受信に対しても適用することができる。
無線ノードは、プライマリキャリアの上で受信した情報を使用して、共通チャネルがセカンダリキャリアの上で送信されているか否かを判定することができる。1つの限定的でない実施例では、無線ノードは、セカンダリキャリアの上でセル探索を実行することにより、共通チャネルがセカンダリキャリアの上で送信されているか否かを判定する。別の限定的でない実施例では、無線ノードは、サービスを提供しているセル(サービングセル/在圏セル)に関連した、プライマリキャリアの上のタイミングおよびチャネル電力情報を使用して、共通チャネルがセカンダリキャリアの上で送信されているか否かを判定する。タイミングは、プライマリキャリアに対するスロットタイミングおよびフレームタイミングを含むことができ、また、チャネル電力情報は、プライマリキャリアの上の共通チャネル電力遅延プロファイルの推定値を含むことができる。共通チャネルが同期チャネルである場合には、各セルの中のプライマリキャリアに対して捕捉したタイミングを使用して、セカンダリキャリアを1つ以上の同期符号と相関を取ることにより、共通チャネルがセカンダリキャリアの上で送信されているか否かの判定を行うことができる。プライマリキャリアとセカンダリキャリアとは、時間軸上に並べて配置されている、すなわち、各基地局におけるそれらの送信タイミングは、同じまたは殆ど同じであるということが仮定されている。時間軸上の配置誤差に対する要求条件は、典型的に事前に規定されている。例えば、DC−HSDPA(ダウンリンクの2つの隣接したキャリアを備える)の場合には、2つのキャリアの間の送信タイミング差は、TS25.104に従えば、1/4Tc以下であることが要求される。ここで、Tcは1WCDMAチップ(1Tc≒260ns)の継続時間である。
1つの実施例では、第1の無線受信機構成は、無線受信機がセル間干渉を除去する構成であり、また第2の無線受信機構成は、無線受信機はセル間干渉を除去しない構成である。第1の無線受信機構成および第2の無線受信機構成における無線受信機は、セル内干渉は除去する。セル内干渉は、サービングセルから送信される信号と雑音とによって引き起こされる。
従って、第1の無線受信機構成は、第2の無線受信機構成よりも複雑になる。これは、第1の無線受信機構成は、セル間干渉およびセル内干渉の両方を処理して除去する必要があるからである。
WCDMAシステムに対する1つの限定的でない応用例では、第1の受信機構成は、タイプ3iの無線受信機構成であり、第2の受信機構成は、タイプ3の無線受信機構成である。また、第1のチャネルは、高速物理ダウンリンク共有チャネル(HS−PDSCH:High−Speed Physical Downlink Shared Channel)であり、共通チャネルは、プライマリ同期チャネルとセカンダリ同期チャネルとを含む。タイプ3iの無線受信機構成に対応したUE受信機の動作性能に対する要求条件は、3GPP仕様TS25.101「ユーザ装置(UE)の無線送信および受信(FDD)」の中で、機能強化された(enhanced)動作性能に対する要求条件タイプ3iとして規定されている。タイプ3の無線受信機構成に対応したUE受信機の動作性能に対する要求条件は、3GPP仕様TS25.101の中では、機能強化された動作性能に対する要求条件タイプ3として規定されている。第2の受信機構成の他の例は、タイプ2およびタイプ1の無線受信機構成であり、これらの受信機の動作性能に対する要求条件もまた、TS25.101の中で規定されている。長期的進化(LTE:Long Term Evolution)システムに対する応用例では、第1のチャネルは、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)等のユーザデータを搬送するチャネル、または物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)として制御情報を搬送するチャネルである。しかしながら、第1のチャネルは、UEが受信する任意のチャネルであってもよい。
本発明はまた、上記に述べた事項に従って、複数の無線周波数キャリアを受信するように適合されたデバイスに拡張することができる。このデバイスは、典型的に、メモリの中に記憶された一組のコンピュータプログラム命令の上で動作する、マイクロコントローラまたはマイクロプロセッサを備えるモジュールの中に実現することができる。これらの命令は、モジュールによって実行されるときには、モジュールを駆動して、上記で記述した方法に従って、電力制御を実行する。
マルチキャリア通信システムの例を示す図である。 セル内干渉およびセル間干渉を示すマルチキャリアセルラ通信システムの例を示す図である。 種々の異なるタイプの干渉除去能力を持つマルチキャリア無線端末の限定的でない例を示す機能ブロック図である。 セカンダリチャネルの上でチャネル情報を受信する、第1または第2の無線受信機構成を選定するための手順の限定的でない例を示すフローチャートである。 セカンダリチャネルの上でチャネル情報を受信する、第1または第2の無線受信機構成を選定するための、特定の、しかし限定的ではない実施形態に従った手順の例を示すフローチャートである。 限定的でない実施例に対する制御プロセッサの例を示す機能ブロック図である。 図6に示す限定的でない実施例に対する制御プロセッサの別の例を示す機能ブロック図である。
以下の記述では、限定の目的ではなく説明の目的で、記述した技術の理解を与えるために、特定のノード、機能エンティティ、技術、プロトコル、標準規格等の、具体的詳細を記載する。以下で開示する具体的詳細とは異なった他の実施形態を取ることも可能であるということは、当業者には明らかであろう。また、不必要な詳細によって記述を曖昧なものとしないために、公知の方法、デバイス、技術等の詳細な記述は省略してある。個々の機能ブロックは図の中に示されている。当業者は、これらのブロックの機能は、個別のハードウェア回路を使用して、ソフトウェアプログラムおよびデータを、適切にプログラムしたマイクロプロセッサまたは一般目的のコンピュータと連携して使用して、ASIC(application specific integrated circuit)を使用して、および/または、1つ以上のディジタル信号プロセッサ(DSP)を使用して実現することができると理解するであろう。ソフトウェアプログラム命令およびデータは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体の上に記憶することができ、これらの命令がコンピュータまたは他の適切なプロセッサの制御によって実行されるときに、そのコンピュータまたはプロセッサは、これらの機能を実行する。
本技術は、任意のタイプのセルラ無線通信において使用することができる。記述を容易にするために、移動無線端末という用語は、ユーザ装置(UE)、PDA、セル電話機、ラップトップ等の、任意の種類の無線通信端末/デバイスを包含する。本出願の中に記載する技術は、少なくとも1つの方向で複数のキャリアがサポートされる任意の無線通信システムにおいて使用することができる。1つの限定的でない例は、Uuエアインタフェースを通して1つ以上のユーザ装置(UE)と通信するWCDMAネットワークである。典型的に、1つ以上のコアネットワークは、Iuインタフェースを通してWCDMAネットワークの中の無線ネットワーク制御装置(RNC:radio network controller)と通信する。WCDMAの無線アクセスネットワーク(RAN:radio access network)は、汎用移動通信システム(UMTS:Universal Mobile Telecommunications System)地上無線アクセスネットワーク(UTRAN)とも呼ばれる。WCDMAのRANは、無線リソース管理およびハンドオーバ制御等の無線アクセス制御に関係する全ての仕事を扱う。コアネットワークは、このアクセスネットワークを1つ以上の外部ネットワーク(公衆交換電話ネットワーク(PSTN:Public Switched Telephone Network)、インターネット等)に接続する。ユーザ装置は、WCDMAのエアインタフェースを通して1つ以上の無線基地局(ノードB)に接続される。1つ以上の基地局は、Iubインタフェースを通してRNCに結合し、RNCは、Iurインタフェースを通して相互に通信を行う。
図1は、マルチキャリア通信システムの例を示す。ここでは、基地局10は、複数のキャリアを使用して、エアインタフェースを通して移動無線端末12(UE)と通信している。この例においては、基地局は、アンカーキャリアまたはプライマリキャリア、およびセカンダリキャリアを送信し、移動無線12は、単一のアップリンクキャリアを送信する。移動無線12は少なくとも複数のキャリアを受信することができるという意味で、移動無線12はマルチキャリア無線であるということが理解されるべきである。しかし、移動無線12はまた、複数のキャリアを使用して送信することができる可能性もある。以下に示す例では、プライマリキャリアおよびセカンダリキャリアが基地局10から移動無線12へのダウンリンクで送信されると仮定しているが、本技術はまた、マルチキャリアを送信する移動無線に対するアップリンク方向にも適用することができる。この場合には、基地局は受信機であり、移動機は送信機である。
図1に示す限定的でないWCDMAの例においては、UEは、デュアルセルHSDPA(DC−HSDPA)動作(技術仕様3GPPTS25.214リリース8で規定されている)をしており、単一のサービング基地局セクタから同じ周波数帯域の中で送信されたHSDPAトラフィックを、2つのダウンリンクキャリア周波数を通して同時に受信することができる。DC−HSDPA動作をしているUEに対しては、1つのアップリンクキャリアは、2つのダウンリンクキャリアの内の1つに結びつけられてはいない。DC−HSDPA動作をしているUEでは、アンカーキャリアは、全ての物理チャネルを有し、これらは、下り個別物理チャネル(F−DPCH:Forward Dedicated Physical Channel)、E−DCHのHARQ確認応答指示子チャネル(E−HICH:E−DCH HARQ Acknowledgement Indicator Channel)、E−DCH絶対グラントチャネル(E−AGCH:E−DCH Absolute Grant Channel)、および、E−DCH相対グラントチャネル(E−RGCH:E−DCH Relative Grant Channel)を含む。CELL_DCHモード動作におけるデュアルキャリア動作の間は、ダウンリンクキャリアの内の1つはセカンダリキャリアであり、1つはプライマリ(またはアンカー)キャリアである。
図2は、マルチキャリアセルラ通信システムの例を示す。この図は、セル内干渉およびセル間干渉を示している。サービングセル14は、基地局10を含み、基地局10は、プライマリキャリアおよびセカンダリキャリアを通して、自分のセルの中の移動端末MTAおよびMTCに送信を行っている。近隣セル16もまた、基地局10を含み、基地局10は、移動端末MTBが受信する情報を送信している。しかしこの情報はまた、サービングセル14の中の無線通信に干渉を与える可能性がある(セル間干渉)。近隣セル16の中の端末MTBからの送信もまた、セル間干渉の原因となる可能性がある。サービングセル14の中の移動端末からのアップリンク送信は、セル内干渉の原因となる。
図3は、異なるタイプの干渉除去能力を持つマルチキャリア無線端末UE12の限定的でない例を示す機能ブロック図である。UE12は、1つ以上のアンテナ30を含み、アンテナ30は、この例における基地局と同様の、別の無線局との間で無線信号の受信および送信を行う。制御プロセッサ24は、UE12の総合的な動作を制御し、ユーザインタフェース回路28、送信機回路26、および受信回路20および22に接続されている。制御プロセッサ24は、ある特定の送信局からの信号を受信するために使用されるべきタイプの受信機または受信機構成を、動的または半静的に選定する。ブロック20は、セル間干渉除去受信機のタイプ/構成を示し、ブロック22は、セル内干渉除去受信機のタイプ/構成を示す。さらに一般的に、受信回路は、さらに精巧かつ複雑な受信機タイプ/構成、および比較的に精巧でなく複雑でない受信機タイプ/構成を含むことができる。受信回路20および22は、1つの受信機の中に(例えば、2つの異なる受信機構成として)、または2つ以上の受信機の中に実装することができる。異なる受信機構成を1つの受信機の中に実装する様式の1つの例は、選定したまたは所望の受信機タイプ/構成に従って、異なる符号化を行ったDSPを使用することである。
ここでは、例示の目的で、WCDMAの状況における、異なる受信機構成の説明を行う。3GPPのWCDMAリリース5では、UE受信機の動作性能に対する要求条件は、ベースラインの古典的なRAKE受信機のみに基づいており、最小の動作性能要求条件としてTS25.101の中で共通に規定されている。3GPPのWCDMAリリース6およびそれ以降のリリースでは、機能強化されたUE受信機の動作性能に対する要求条件もまた、TS25.101の中で規定されている。これらの機能強化された動作性能に対する要求条件を満足するためには、UEは、高機能の受信機(例えば、受信機ダイバーシティ、チップレベル等化器、および、汎用RAKE受信機(G−RAKE)または同様の受信機構造を持つ受信機)を具備しなければならない。これらの機能強化によって、達成可能なダウンリンクビットレートを高めることができる。WCDMAにおける用語表現では、種々の高機能受信機に対するUE受信機動作性能要求条件は、機能強化された受信機タイプ1(受信機ダイバーシティ)、機能強化された受信機タイプ2(チップレベル等化器)、機能強化された受信機タイプ3(受信機ダイバーシティおよび等化器の合成)、およびタイプ3i(受信機ダイバーシティおよびセル間干渉除去受信機の合成)として規定されている。受信機動作性能の規定の拡張は、UE販売業者に対して、規定された拡張要求条件を超える高機能受信機を設備することを排除はしていない。動作性能に対する要求条件の拡張は、WCDMAにおけるHSDPAに限定はしていない。拡張要求条件はまた、例えば、多くの受信シナリオ(DCH、MBMS、およびE−DCHのダウンリンクチャネル等)に対しても存在する。記述を簡単するために、ここに示した場合では、マルチキャリアHSDPAの受信シナリオに焦点を当てている。しかし焦点は限定的なものではなく、本技術の広い範囲の応用に対しても焦点を当てることができる。
背景技術で述べたように、異なるタイプの無線受信機は、異なるタイプの干渉を除去、または少なくとも軽減することによって達成した、異なるレベルの動作性能利得を有する。干渉には種々の原因および形が存在する。例えば、セル内干渉、セル間干渉、ストリーム間干渉等である。例えば、WCDMA等のCDMAシステムにおいては、チャネライゼーション符号の間の直交性の欠如によるセル内干渉が一般的である。これは、チャネライゼーション符号がマルチパスフェーディングチャネルを通過するからである。一方で、セル間干渉は、CDMAおよびOFDMAに基づいたLTEシステム等におけるように、単一または密に再使用するシステムにおいて存在し、典型的には複数の近隣セルから生成される。さらに、MIMO送信は、高いSINRを達成するために、2つ以上のデータストリームを使用する。しかし、マルチストリーム送信はまた、ストリーム間干渉を起こすことになる。しかしこれは、適切な受信機を使用すれば、除去または大幅に低減することができる。
機能強化された受信機タイプ3(シンボルレベルの実施形態でのG−RAKE2受信機としても知られる)は、セル内干渉を除去して、古典的なRAKE受信機よりも大幅に高い動作性能利得を達成することができる。機能強化された受信機タイプ3i(シンボルレベルの実施形態でのG−RAKE2+受信機としても知られる)は、セル内干渉およびセル間干渉の両方を除去して、古典的なRAKE受信機よりも大幅に高い動作性能利得を達成することができる。タイプ3iの受信機機能を実現するには、いくつかの異なる方法が存在する。2つの方法は、パラメトリック解および非パラメトリック解と呼ばれる。非パラメトリック解は、正味の干渉効果を推定し、セル内干渉とセル間干渉とをまとめて1つのパッケージにして、それらの干渉を同時に低減しようとするものである。一方、パラメトリック解は、干渉を、異なる寄与部分にモデル化しようと試みるものである。パラメトリック解は、抑圧するべき、いくつかの数の干渉セル(理想的には最も強い干渉セル)を検出しなければならない。例えば、WCDMAシステムにおけるUEは、最も強い干渉セルの中で使用されているスクランブリング符号を識別し、そして干渉を除去または最小にするために、この情報を使用することもできるであろう。干渉を抑圧するために、UEは、さらに、干渉セルのチャネル応答を動的に推定する必要がある。チャネル応答の推定は、いくつかの方法で行うことができる。1つの例は、電力遅延プロファイル(PDP:power delay profile)を個別に推定し、それを使用してそれらのチャネルタップ遅延を判定し、タップ遅延のそれぞれに対する複素重みを個別に推定するものである。
上記の議論は、3GPPで規定したタイプ3i(パラメトリック)受信機構成の場合に対してであったが、干渉セルから得られたチャネル応答の知識は、多くの他の受信機構造/構成においても使用することもできるであろう。他の受信機構成の限定的でない例は、受信した干渉信号のレプリカを生成することを試みて、それを所望の信号から差し引く受信機を含む。
以下では、スクランブリング符号の同期および識別に関係するUEの限定的でない実施例に対して、段階を設定する。単一キャリアWCDMA/HSPAにおいては、ダウンリンク共通制御チャネルは、プライマリ同期符号(PSC:primary synchronization code)を搬送するプライマリ同期チャネル(P−SCH:primary synchronization channel)と、セカンダリ同期符号(SSC:secondary synchronization code)を搬送するセカンダリ同期チャネル(S−SCH:secondary synchronization channel)と、スクランブリング符号情報を搬送するプライマリ共通パイロットチャネル(CPICH:primary common pilot channel)と、1つのマスタ情報ブロック(MIB:master information block)および1つ以上のシステム情報ブロック(SIB:system information block)を含むシステム情報を搬送するブロードキャストチャネル(BCH:broadcast channel)とを含む。P−SCHおよびS−SCHは、ともにSCHチャネルとして知られている。LTEはまた、UTRAN/WCDMA/HSPAの中で使用される共通チャネルと同様の共通チャネルを使用する。LTEにおける共通チャネルは、プライマリ同期信号(PSS:primary synchronization signal)、セカンダリ同期信号(SSS:secondary synchronization signal)、基準信号(CPICHの上のパイロット信号と均等である)、およびブロードキャストチャネルを含む。ブロードキャストチャネルは、MIBを搬送する物理ブロードキャストチャネル(PBCH:physical broadcast channel)とSIBを搬送するPDSCHとに分離される。
単一キャリアWCDMAにおいては、P−SCHおよびS−SCHによって、UEは、スロットタイミングおよびフレームタイミングを判定すること、またそれと共にプライマリスクランブリング符号の限定されたセットを識別することが可能になる。この限定されたセットは、P−SCHおよびS−SCHを送信するセルが使用する、特定のプライマリスクランブリング符号を含む。この限定されたセットは、スクランブリング符号グループと呼ばれる。CPICHは、これを使用して、P−SCHおよびS−SCHが指示するスクランブリング符号グループの中に含まれるプライマリスクランブリング符号の内のどれが、識別されるべきセルが使用しているのかを、正確に指示している。これらのプライマリスクランブリング符号は、512の可能な物理セルアイデンティティの内の1つを示している。使用するシステム対して、合計で8192のスクランブリング符号が利用可能である。このセットは、64のプライマリスクランブリング符号グループに分割され、各グループは、8つのプライマリスクランブリング符号を含む。各プライマリスクランブリング符号は、1対1のマッピングを通して15のセカンダリスクランブリング符号に関連づけられる。UEは、初期の同期手順の間、セカンダリスクランブリング符号の探索を行う必要はない。単一キャリアの場合には、サービングセルに対するスロット/フレーム境界の識別およびスクランブリング符号の識別は、段階的手法で行うことができる。段階1では、P−SCHを使用してスロット境界を見いだす。段階2では、P−SCHおよびS−SCHを使用してフレーム境界およびスクランブリング符号グループを見いだす。ここで、各スクランブリング符号グループは、8つのプライマリスクランブリング符号を含む。段階3では、CPICHを使用して、段階2において識別したスクランブリング符号グループの中に含まれる8つのプライマリスクランブリング符号の中から最良のプライマリスクランブリング符号候補を判定する。
背景技術の中で記述したように、近隣セルによって引き起こされたセル間干渉を、UE受信機が除去するためには、各干渉セルからのチャネルインパルス応答が判定されなければならない。WCDMAシステムにおいてUEがこれを行うためには、UEは、近隣セルのタイミングとこれら近隣セルの中で使用されているスクランブリング符号を知る必要がある。マルチキャリアWCDMAシステムにおいては、アンカーキャリアは、全ての共通チャネルを含む。しかしながら、システムの実施形態によっては、共通制御チャネルの内のいくつかは、セカンダリキャリアの上で送信されていない可能性がある。これは、例えば、セカンダリキャリアから受信したデータの復調をUEが行うのを支援するために、セカンダリキャリアの上にはCPICHだけが送信される場合にこのようなことが起こる可能性がある。セカンダリキャリアの上にSCHチャネルが存在しないことによって、セル間干渉除去受信機の複雑さが増加する。これは、UEは、P−SCHおよびS−SCHを利用してスロットタイミング、フレームタイミング、およびスクランブリング符号グループを識別することができないからである。
セカンダリキャリアの上に同期信号が存在しない場合には、UEは、広範囲な探索を実行しなければならない(この限定的でない例では、8192全てのスクランブリング符号にわたって)。また、近隣セルの中で使用されているスクランブリング符号を判定するために、多くの遅延を仮定しなければならない。これは、UE電力を浪費し、同期処理を遅らせて、この遅延した処理による動作性能の劣化を招くことになる。
同期信号がセカンダリキャリアの上に存在するか否かを判定する1つの方法は、全ての近隣セルに対して、セカンダリキャリアの上で、典型的なセル探索手順を実行することである。UEは、相関器を使用して、セカンダリキャリアの上で、SCHチャネルに対して、多くの異なるタイミング/遅延を走査する。相関器が所定の閾値を超える出力を生成する時にだけ、SCHチャネルはセカンダリキャリアの上で検出される。しかしこのセル探索手法では、全てのスクランブリング符号に対して全ての遅延の相関を取るためには、相当に多くの量の処理するためのリソースが必要になる。
処理するためのリソースの使用量が少ない、限定的でない代替の手法の例を、図5のフローチャートにより説明を行う。マルチキャリアの能力を持つUEは、アンカーキャリアの上でサービングセルから、また少なくとも1つのセカンダリキャリアの上でサービングセルから、データを受信する。UEは、アンカーキャリアの上で、サービングセルのスロットタイミング、フレームタイミング、およびスクランブリング符号グループを、それぞれP−SCHチャネル、S−SCHチャネル、およびCPICHチャネルから判定する(ステップS10)。UEはまた、CPICHチャネルから、アンカーキャリアの上の、サービングセルの電力遅延プロファイルを判定する(ステップS12)。スロットタイミングおよびフレームタイミング、およびチャネル電力遅延プロファイルを判定するための具体的詳細は、当業者には公知であり、従って、ここでは、記述を簡単にするために、それらを繰り返さないことにする。UEは、アンカーキャリアの上のサービングセルのタイミングおよび電力遅延プロファイルを使用して、サービングセルのセカンダリキャリアの上の共通チャネル信号(例えば、SCH信号)の存在を探索する(ステップS14)。マルチキャリアシステムにおいては、同一の基地局の中のアンカーキャリアおよびセカンダリキャリアの上では、セルは同一のフレームタイミングを有する。さらに、アンカーキャリアおよびセカンダリキャリアは、同じ場所に位置している(すなわち、同じ場所に位置している基地局、または同じサイトに位置している基地局の中にある)かまたは同一の基地局の中に位置しており、従って、受信するタイミングおよびチャネル電力遅延プロファイルは同じであるとUEが感ずるであろうということも仮定することができる。実際上の制約条件によって、プライマリキャリアおよびセカンダリキャリアのフレームタイミングの間には若干の位置誤差(例えば、1WCDMAチップより小さい程度の)があり得る。DC−HSDPAでは、プライマリキャリアおよびセカンダリキャリアの間のフレームタイミングの位置誤差は、1/4Tc(Tc=WCDMAのチップ継続時間、1Tc≒260ns)である。例えば、サービングセルの上の、セカンダリキャリアに属するSCHに対する探索は、全ての可能なPSC符号にわたって相関を取ることにより、または、アンカー(またはプライマリ)キャリアの上の電力遅延プロファイルに関するこれまでの知識に基づいて、いずれかの適切な手法を使用することにより、実行することができる。
UEが、共通チャネル信号(例えば、SCH信号)は、サービングセルの中でセカンダリキャリアの上で送信されていると判定した場合には、UEは、さらに高機能化した受信機タイプ/構成(ここでは受信機タイプAとする)をイネーブルし、データおよび/またはシグナリングをセカンダリキャリアの上で受信する(ステップS16)。受信機タイプAは、例えば、セル間干渉を除去することを試みることができる。上記で述べたように、セカンダリキャリアの上にSCHが存在する場合には、セル間干渉除去受信機の複雑さは、大幅に低減される。これは、UEは、SCHを利用して、セカンダリキャリアの上で従来通りのセル探索を実行し、最も強い干渉セルを識別することができるからである。また、SCHがセカンダリキャリアの上に見出されない場合には、UEは、高機能化の程度の低い受信機タイプ/構成(受信機タイプBとする)をイネーブルする。例えば、受信機タイプBは、受信機ダイバーシティに基づくこと、および/またはセル内干渉だけを除去する等化器に基づくことができる。
さらに一般的に、UEは、マルチキャリアシステムにおいて、共通チャネルが送信されているか否か(例えば、SCHが送信されているか否か)に従って、セカンダリキャリアの上の受信を行うために、適切な受信機タイプ/構成を、動的または半動的に適合させる、またはイネーブルする。共通チャネル(例えば、SCH)がセカンダリキャリアの上に存在するか否かに関する情報は、UEは、種々のメカニズムによって捕捉することができる。例えば、UEは、同期信号がセカンダリキャリアの上で送信されているか否かに関して、ネットワークによって、または事前に規定されたルールに従って、シグナリングされることができる。
受信機タイプBよりも高い能力を有する受信機タイプAの例は、上記で記述した機能強化された受信機タイプ3iであり、これはいくつかの数の最も強い近隣セルからのセル間干渉を大幅に除去することができる。この受信機タイプはまた、セル内干渉を除去することもできる。受信機タイプBの例は、上記で記述した機能強化された受信機タイプ3であり、これは、受信機タイプAと比較すれば、それ程に複雑でない受信機であり、近隣セルからのセル間干渉は、実質的には除去することができない。しかしながら、受信機タイプBは、それでも、セル内干渉は除去することができる。 図6は、上記で記述したセル探索手法に基づいた、限定的でない実施例に対する制御プロセッサの例24を示す機能ブロック図である。制御プロセッサ24は、受信したセカンダリキャリアをセカンダリキャリアに対するPSC符号と相関を取るための相関器30を含む。相関器30の出力は、セレクタ32によって閾値と比較され、そして、相関器出力が、セカンダリキャリアの上でSCHを検出したことを示す閾値を超えた場合には、セレクタ32は、3iの受信機タイプ/構成34を選定する。相関器出力がその閾値を超えない場合には、セレクタ32は、より精巧でない3の受信機タイプ/構成36を選定する。
図7は、図5において上記で記述した手法に対する制御プロセッサの別の例を示す機能ブロック図である。制御プロセッサ24は、解析器38を含み、解析器38は、CPICHを使用して判定したアンカーキャリアのPDP、および判定したアンカーキャリアのタイミング情報(これらの判定は図5で上記で説明してある)に関連して、受信したセカンダリキャリアを解析する。解析器38の出力は、セレクタ32によって使用されて、SCHがセカンダリキャリアの上で検出された場合には、セレクタ32は、3iの受信機タイプ/構成34を選定する。SCHがセカンダリキャリアの上で検出されない場合には、セレクタ32は、より精巧でない3の受信機タイプ/構成36を選定する。
以前に述べたように、上記で記述した本技術は、任意の数のキャリアを持つ任意のマルチキャリアシステムに適用可能である。例えば、4つのダウンリンクキャリアを有し、3つのキャリアがセカンダリキャリアであるようなマルチキャリアシステムであってもよいであろう。UEは、本技術を使用して、それぞれのセカンダリキャリアに対して、受信機のタイプ/構成を独立に適合させることができる。無論のことながら、本技術は、ここで具体的に記述したタイプの受信機に限定されるものではない。
要約すれば、本技術によって、無線受信機は、1つ以上の共通チャネルがセカンダリキャリアの上で送信された場合には、それに対応した1つ以上のセカンダリキャリアチャネルの上でデータおよび/または制御情報を受信するために、第1の受信機タイプを使用することができる。そうでない場合には、無線受信機は、1つ以上のセカンダリキャリアチャネルの上でデータおよび/または制御情報を受信するために、第2の受信機タイプを使用する。
DC−HSDPA動作に対する、限定的でない1つの具体的な応用例を以下に示す。UEは、セカンダリキャリアの上でSCHチャネルまたは信号(プライマリ同期信号およびセカンダリ同期信号)が送信されている場合には、対応したセカンダリキャリアからHS−PDSCHを受信するために、機能強化された受信機タイプ3i(受信機ダイバーシティを持つセル間干渉除去受信機、例えば、G−RAKE2+)を使用する。そうでない場合には、UEは、前記セカンダリキャリアからHS−PDSCHを受信するために、機能強化された受信機タイプ3(受信機ダイバーシティを持つ非セル間干渉除去受信機、例えば、G−RAKE2)を使用する。これは、HSDPAにおけるHS−SCCHのような他のチャネルに対しても拡張することができ、E−UTRANシステムまたはLTEシステムの中で使用されるPDSCHチャネルまたはPDCCHチャネルのような他のチャネルに対しても適用することができる。
セカンダリキャリアが共通チャネル情報(同期信号等)を含むか否かに従って、セカンダリキャリアの上で受信するために、受信機タイプの間を動的に切り替えることにより、多くの利益がもたらされる。これらの例としては、以下のものが含まれる。
A−平均としてシステムスループットが増加する。例えば、全ての共通チャネルが送信された場合には、セル間干渉が実行される。
B−特別に余分なシグナリングオーバヘッドに対する要求条件がない。
C−セル間干渉除去の操作を行うために近隣セルリストを生成するネットワーク計画に対する要求条件がない。
D−より電力効率のよいUEが実現される。
これまで種々の実施形態を示し、詳細に記述してきたが、特許請求の範囲は、いずれの特定の実施形態または事例に限定されるものではない。上記の記述は、いずれの特定の要素、ステップ、範囲、または機能も、必須であって、それらは特許請求の範囲に含まれるべきであることを意味すると判読されるべきではない。特許されるべき主題の範囲は、特許請求の範囲によってのみ画定される。法的保護の範囲は、許可された特許請求の範囲およびその均等物の中に記載された文言によって画定される。通常の当業者に知られている、上記で記述した好適な実施形態の要素に対する全ての構造的均等物および機能的均等物は、本特許請求の範囲が包含すると意図される。さらに、デバイスまたは方法は、記載した本技術が解決しようとしているそれぞれおよび全ての課題に対して関与する必要はなく、本特許請求の範囲によって包含されるべきものである。さらに、本明細書における、いずれの実施形態、特徴、要素、またはステップも、その実施形態、特徴、要素、またはステップが特許請求の範囲の中で記載されているか否かに拘わらず、公衆に解放される(dedicated to the public)ことを意図するものではない。

Claims (19)

  1. プライマリキャリアとセカンダリキャリアとを含む複数の無線周波数(RF)キャリアを受信する方法であって、
    複数の無線周波数(RF)キャリアを受信可能でかつ第1の無線受信機構成と第2の無線受信機構成とを備える無線ノードにおいて、セルにおいて共通チャネルが前記セカンダリキャリアで送信されている場合に、前記セカンダリキャリアで第1のチャネル情報を受信するために前記第1の無線受信機構成を的にまたは準静的に選択し、前記共通チャネルが前記セカンダリキャリアで送信されていない場合に、前記セカンダリキャリアで前記第1のチャネル情報を受信するために前記第2の無線受信機構成を選択するステップ
    を有し、
    前記第1の無線受信機構成は、当該第1の無線受信機構成における無線受信機がセル間干渉を除去する構成であり、
    前記第2の無線受信機構成は、当該第2の無線受信機構成における無線受信機がセル間干渉を除去しない構成であることを特徴とする方法。
  2. 前記無線ノードは、前記プライマリキャリアで受信した情報を使用して、前記共通チャネルが前記セカンダリキャリアで送信されているかどうかを判定することを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記無線ノードは、前記セカンダリキャリアでセルサーチを実行することによって、前記共通チャネルが前記セカンダリキャリアで送信されているかどうかを判定することを特徴とする請求項1記載の方法。
  4. 前記無線ノードは、在圏セルによって前記プライマリキャリアで送信されている明示的なシグナリングまたは情報に基づいて、前記共通チャネルが前記セカンダリキャリアで送信されているかどうかを判定することを特徴とする請求項1記載の方法。
  5. 前記無線ノードは、前記プライマリキャリアで在圏セルに関連付けられているタイミングおよびチャネル電力の情報を使用して、前記共通チャネルが前記セカンダリキャリアで送信されているかどうかを判定することを特徴とする請求項1記載の方法。
  6. 前記チャネル電力の情報には、前記プライマリキャリアでの、推定された共通チャネル電力遅延プロファイルが含まれていることを特徴とする請求項に記載の方法。
  7. 前記セカンダリキャリアと1つ以上の同期符号との相関を求めることで、前記共通チャネルが前記セカンダリキャリアで送信されているかどうかを判定するステップ
    をさらに有することを特徴とする請求項1記載の方法。
  8. 前記共通チャネルは、同期チャネルであることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記第1の無線受信機構成と前記第2の無線受信機構成との双方における前記無線受信機はそれぞれ、セル内干渉を除去することを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 複数のセカンダリキャリアが存在することを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の方法。
  11. 無線ノードにおいて、プライマリキャリアとセカンダリキャリアとを含む複数の無線周波数(RF)キャリアを受信するために使用される装置であって、
    第1の無線受信機構成と第2の無線受信機構成とを備え、複数の無線周波数(RF)キャリアを受信する受信回路と、
    セルにおいて共通チャネルが前記セカンダリキャリアで送信されている場合に、前記セカンダリキャリアで第1のチャネル情報を受信するために前記第1の無線受信機構成を的にまたは準静的に選択し、前記共通チャネルが前記セカンダリキャリアで送信されていない場合に、前記セカンダリキャリアで前記第1のチャネル情報を受信するために前記第2の無線受信機構成を選択する電子回路と
    を有し、
    前記第1の無線受信機構成は、当該第1の無線受信機構成における無線受信機がセル間干渉を除去する構成であり、
    前記第2の無線受信機構成は、当該第2の無線受信機構成における無線受信機がセル間干渉を除去しない構成であることを特徴とする装置。
  12. 前記電子回路は、前記セカンダリキャリアでセルサーチを実行することによって、前記共通チャネルが前記セカンダリキャリアで送信されているかどうかを判定することを特徴とする請求項11に記載の装置。
  13. 前記電子回路は、前記プライマリキャリアで受信した情報を使用して、前記共通チャネルが前記セカンダリキャリアで送信されているかどうかを判定することを特徴とする請求項11に記載の装置。
  14. 前記電子回路は、前記プライマリキャリアで在圏セルに関連付けられているタイミングおよびチャネル電力の情報を使用して、前記共通チャネルが前記セカンダリキャリアで送信されているかどうかを判定することを特徴とする請求項13に記載の装置。
  15. 前記チャネル電力の情報には、前記プライマリキャリアでの、推定された共通チャネル電力遅延プロファイルが含まれていることを特徴とする請求項14に記載の装置。
  16. 前記無線ノードは、在圏セルによって前記プライマリキャリアで送信されている明示的なシグナリングまたは情報に基づいて、前記共通チャネルが前記セカンダリキャリアで送信されているかどうかを判定することを特徴とする請求項11に記載の装置。
  17. 前記電子回路は、前記セカンダリキャリアと1つ以上の同期符号との相関を求める相関器を有していることを特徴とする請求項11ないし16のいずれか1項に記載の装置。
  18. 前記共通チャネルは、同期チャネルであることを特徴とする請求項11ないし17のいずれか1項に記載の装置。
  19. 前記第1の無線受信機構成と前記第2の無線受信機構成との双方における前記無線受信機はそれぞれ、セル内干渉を除去することを特徴とする請求項11ないし18のいずれか1項に記載の装置。
JP2012518876A 2009-07-06 2010-06-24 マルチキャリア無線受信機および複数のキャリアを受信するための方法 Expired - Fee Related JP5624135B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US22316709P 2009-07-06 2009-07-06
US61/223,167 2009-07-06
US12/794,421 US8599772B2 (en) 2009-07-06 2010-06-04 Multicarrier radio receiver and method for receiving multiple carriers
US12/794,421 2010-06-04
PCT/EP2010/058966 WO2011003744A2 (en) 2009-07-06 2010-06-24 Multicarrier radio receiver and method for receiving multiple carriers

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2012532551A JP2012532551A (ja) 2012-12-13
JP2012532551A5 JP2012532551A5 (ja) 2013-07-11
JP5624135B2 true JP5624135B2 (ja) 2014-11-12

Family

ID=43412621

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012518876A Expired - Fee Related JP5624135B2 (ja) 2009-07-06 2010-06-24 マルチキャリア無線受信機および複数のキャリアを受信するための方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8599772B2 (ja)
EP (1) EP2452442A2 (ja)
JP (1) JP5624135B2 (ja)
MY (1) MY153306A (ja)
WO (1) WO2011003744A2 (ja)

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8265625B2 (en) * 2009-08-20 2012-09-11 Acer Incorporated Systems and methods for network entry management
US8582505B2 (en) 2010-05-28 2013-11-12 Qualcomm Incorporated Apparatus and method for physical broadcast channel (PBCH) decoding for multiple cells
US9191867B2 (en) 2010-09-09 2015-11-17 Qualcomm Incorporated Dynamic switching between DC-HSDPA and SFDC-HSDPA
US8687727B2 (en) * 2010-11-05 2014-04-01 Intel Corporation Coordinated multi-point transmission using interference feedback
GB2487225B (en) * 2011-01-14 2017-12-06 Nvidia Tech Uk Limited Receiving an input signal over a channel of a wireless network
US9237559B2 (en) * 2011-01-27 2016-01-12 Nec Corporation Base station, mobile station, communication control system, and communication control method
US8611481B2 (en) * 2011-02-25 2013-12-17 Broadcom Corporation Blind control channel detection
US8750174B2 (en) * 2012-03-30 2014-06-10 Broadcom Corporation Dual carrier separation
US9544105B2 (en) 2012-05-14 2017-01-10 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Enhanced receiver adaptation based on relation between signals from aggressor and victim cells
KR102021590B1 (ko) * 2012-06-04 2019-09-18 삼성전자주식회사 무선 통신 시스템에서 제어 정보 송수신 방법 및 장치
US9083416B2 (en) * 2012-06-20 2015-07-14 Intel Mobile Communications GmbH Combining in receive diversity systems
US8837649B2 (en) 2012-06-26 2014-09-16 Qualcomm Incorporated Non-primary pilot channel discovery for interference cancellation
US9730097B2 (en) * 2012-07-25 2017-08-08 Mediatek Inc. Method of efficient blind SCell activation
CN104704895A (zh) * 2012-10-03 2015-06-10 高通股份有限公司 用于m2m和mtc通信的广播/多播的使用
US9948439B2 (en) 2012-10-24 2018-04-17 Samsung Electronics Co., Ltd Method and apparatus for transmitting and receiving common channel information in wireless communication system
USRE49452E1 (en) 2012-10-24 2023-03-07 Samsung Electronics Co., Ltd Method and apparatus for transmitting and receiving common channel information in wireless communication system
US20140200001A1 (en) * 2013-01-15 2014-07-17 Research In Motion Limited Method and apparatus for mobility enhancement
US11177919B2 (en) * 2013-01-18 2021-11-16 Texas Instruments Incorporated Methods for energy-efficient unicast and multicast transmission in a wireless communication system
CN104753838B (zh) * 2013-12-26 2020-03-17 中兴通讯股份有限公司 干扰处理方法、装置、网络控制单元及终端
EP3186995A1 (en) * 2014-08-28 2017-07-05 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Methods receiving radiation pattern information and related network nodes and base stations
WO2016032377A1 (en) 2014-08-28 2016-03-03 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Methods communicating radiation pattern information and related network nodes and base stations
US9595988B2 (en) * 2014-12-10 2017-03-14 Intel Corporation Communication device and method for receiving a signal
CN107046731A (zh) 2016-02-05 2017-08-15 索尼公司 无线通信***中的电子设备和无线通信方法
MX2020001549A (es) * 2017-08-10 2020-03-20 Zte Corp Comunicacion de bloques de control comunes.

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100346192B1 (ko) * 1998-04-13 2002-10-25 삼성전자 주식회사 부호분할다중접속통신시스템에서순방향공통채널확산부호지정장치및방법
US20040114555A1 (en) * 2001-10-04 2004-06-17 Takahiro Hayashi Radio control apparatus, base station mobile communication method, mobile communication program, recording medium containing the same, and mobile communication system
US8817737B2 (en) * 2005-10-31 2014-08-26 Lg Electronics Inc. Method of transmitting and receiving data in a mobile communication network

Also Published As

Publication number Publication date
WO2011003744A3 (en) 2011-05-26
EP2452442A2 (en) 2012-05-16
US8599772B2 (en) 2013-12-03
US20110002283A1 (en) 2011-01-06
MY153306A (en) 2015-01-29
JP2012532551A (ja) 2012-12-13
WO2011003744A2 (en) 2011-01-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5624135B2 (ja) マルチキャリア無線受信機および複数のキャリアを受信するための方法
US8811362B2 (en) Multicarrier radio receiver and method for receiving multiple carriers
JP5309133B2 (ja) Ofdmシステムにおける同期時間差測定
CN108834185B (zh) 小区选择方法及设备
US20100272034A1 (en) Base station device, mobile station device, communication system, channel estimation method, transmission antenna detection method, and program
US9276629B2 (en) Rake receiver circuit and method for operating a rake receiver circuit
TW201414335A (zh) Td-scdma中的頻率內細胞服務區重選
US20140078922A1 (en) Interference Detection
CN101983529A (zh) 用于捕获指示信道的灵活功率偏移量分配
EP2596585A1 (en) Communication unit and pilot method for time varying channels
WO2016206719A1 (en) Method for handling simultaneous measurement signaling and data communication, network node, wireless device, computer programs and computer program products
US8675879B2 (en) Methods and devices for allocating scrambling codes
KR101647913B1 (ko) 간섭의 존재에 있어서의 네트워크 포착 시간의 감소
US20100086070A1 (en) User apparatus, base station apparatus, mobile communication system and communication control method
US9432918B2 (en) Apparatus and methods of receive diversity (RXD) full cell search
EP2982043B1 (en) Apparatus and method for jointly selecting the tap values and delays of the fingers for a rake receiver of two carriers
JP6324960B2 (ja) 隣接セル測定のために周波数ダイバーシチを活用するための装置および方法
KR20150036190A (ko) 간섭 소거를 위한 비-1차 파일럿 채널 탐색
JP2010074404A (ja) 移動通信装置
Toskala et al. TD‐SCDMA
WO2014163545A1 (en) Apparatus and method for receiving a primary and a secondary carrier

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130524

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130524

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140224

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140423

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140908

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140925

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5624135

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees