JP5623940B2 - シャッター装置 - Google Patents

シャッター装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5623940B2
JP5623940B2 JP2011041184A JP2011041184A JP5623940B2 JP 5623940 B2 JP5623940 B2 JP 5623940B2 JP 2011041184 A JP2011041184 A JP 2011041184A JP 2011041184 A JP2011041184 A JP 2011041184A JP 5623940 B2 JP5623940 B2 JP 5623940B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide
shutter curtain
winding shaft
shutter
winding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011041184A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012177267A (ja
Inventor
典昭 徳山
典昭 徳山
駿 平垣
駿 平垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanwa Shutter Corp
Original Assignee
Sanwa Shutter Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanwa Shutter Corp filed Critical Sanwa Shutter Corp
Priority to JP2011041184A priority Critical patent/JP5623940B2/ja
Publication of JP2012177267A publication Critical patent/JP2012177267A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5623940B2 publication Critical patent/JP5623940B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E06DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
    • E06B9/00Screening or protective devices for wall or similar openings, with or without operating or securing mechanisms; Closures of similar construction
    • E06B9/02Shutters, movable grilles, or other safety closing devices, e.g. against burglary
    • E06B9/08Roll-type closures
    • E06B9/11Roller shutters
    • E06B9/17Parts or details of roller shutters, e.g. suspension devices, shutter boxes, wicket doors, ventilation openings
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E06DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
    • E06B9/00Screening or protective devices for wall or similar openings, with or without operating or securing mechanisms; Closures of similar construction
    • E06B9/56Operating, guiding or securing devices or arrangements for roll-type closures; Spring drums; Tape drums; Counterweighting arrangements therefor
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E06DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
    • E06B9/00Screening or protective devices for wall or similar openings, with or without operating or securing mechanisms; Closures of similar construction
    • E06B9/56Operating, guiding or securing devices or arrangements for roll-type closures; Spring drums; Tape drums; Counterweighting arrangements therefor
    • E06B9/58Guiding devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

本発明はシャッター装置に係り、詳しくは、特有のガイドレール形状及びシャッターカーテンの移動軌跡を備えたシャッター装置に関するものである。
一般的なシャッター装置では、シャッターカーテンの幅方向両端部を案内するガイドレールは開口部全高に亘って垂直状に延びていると共に、シャッターが全開状態にある場合でも、座板を含むシャッターカーテンの下方部位が巻取シャフトに巻き取られずに、巻取シャフトから垂下しており、このような垂下状のシャッターカーテンの下方部位の自重が鉛直方向に働くことで、閉鎖時の巻取シャフトの回転に伴い、当該巻取シャフトに巻装されたシャッターカーテンをスムーズに繰り出すことができる(図9左上図参照)。開放時に巻取シャフトを回転させてシャッターカーテンを巻き取る場合にも、シャッターカーテンの自重が作用することにより、シャッターカーテンは、巻きが膨れることなく巻取シャフトにスムーズに巻き取られる(図9右上図参照)。
ところが、上方部位が上方斜め内方に向かって湾曲状あるいは傾斜状に延びるようなガイドレールを備えたシャッター装置(類似のシャッター装置が特許文献1に開示されている)においては、開閉時のシャッターカーテンの移動軌跡には、鉛直方向以外の移動軌跡が含まれる。シャッターカーテンの移動軌跡が鉛直方向以外となる場合には、ガイドレールに受け入れられたシャッターカーテン幅方向両端部とガイドレールとの間のレール抵抗が大きくなり、シャッターカーテンの自重による閉鎖力が小さくなる。特に、閉鎖時のシャッターカーテンの移動軌跡が水平に近いと、自重による閉鎖力が殆ど働かずシャッターカーテンがガイドレール内に引っ掛かりやすくなり、また、この引っ掛かりによって、シャッターカーテンの巻きの膨れ等が生じて、シャッターカーテンをスムーズに繰り出すことができないおそれがある(図9左下図参照)。開放時においても、シャッターカーテン自重によってシャッターカーテン自身を鉛直方向へ引っ張る力が弱くなり、巻取シャフトに巻装されるシャッターカーテンの巻きの膨れが発生するおそれがある(図9右下図参照)。ガイドレールに対するシャッターカーテン幅方向端部の引っ掛かりやシャッターカーテンの巻きの膨れは、開閉動作不良の原因となる。
実開昭61−163892
本発明は、鉛直方向以外のシャッターカーテンの移動軌跡を含むことで開閉時にシャッターカーテンの自重が良好に作用しないシャッター装置であっても、シャッターカーテンの巻き取り・繰り出しをスムーズに行うことで、開閉動作不良を防止することを目的とするものである。
本発明は、シャッターカーテンと、シャッターカーテンの幅方向両端部を案内する左右のガイドレールと、回転駆動されることでシャッターカーテンの巻き取り・繰り出しを行う巻取シャフトと、を備えたシャッター装置において、
各ガイドレールの上方部位は、上方斜め方に向かって湾曲状あるいは傾斜状に延びると共に、ガイドレール上端は方に向かって開口しており、
前記巻取シャフトは、その長さ方向両端部位が前記ガイドレール上端の方に位置するように配設されており、
前記シャッターカーテンは、前記ガイドレール上端と前記巻取シャフトとの間で略水平状に延びており、
前記巻取シャフトの長さ方向両端部位には、当該巻取シャフトを挟んで前記ガイドレー上端と対向させて、前記巻取シャフトの後方側から下方側に沿って周方向に延びる弧状ガイドが設けてあり、
前記弧状ガイドは、上端側が弾性部材を介して可動に支持されており、下端側を回転可能に支持してなる当該弧状ガイドの回動又は下端側を固定してなる当該弧状ガイド自体の変形による当該弧状ガイドの変位に伴って、巻取シャフトの中心と弧状ガイドのガイド面との距離が可変となっており、
少なくともシャッター全閉時には、シャッターカーテンと弧状ガイドのガイド面とは接触しておらず、
巻き取り時にシャッターカーテンが全開状態に近づいた時および/あるいは全開状態にあるシャッターカーテンの繰り出し時に、巻取シャフトに巻装されているシャッターカーテンの最外層が弧状ガイドのガイド面に摺接することで、シャッターカーテンの巻き取り・繰り出し時に生じ得る巻きの膨らみを防止するように構成されている、シャッター装置、である。
後述する実施形態では、前記弧状ガイドの変位は、下端側を回動支点とする回動であり、弧状ガイドの回動に伴って巻取シャフトの中心と弧状ガイドのガイド面との距離が可変となっているが、前記弧状ガイドの変位の態様は、弧状ガイド自体の変形でもよい。すなわち、下端側を固定すると共に、弧状ガイド自体が変形することで当該弧状ガイドが変位して巻取シャフトの中心と弧状ガイドのガイド面との距離を可変としてもよい。
1つの態様では、前記弧状ガイドの変位範囲は、前記弾性部材の伸縮範囲によって規定されており、
シャッター全開状態では、前記弾性部材が圧縮状態にあって巻取シャフトの中心と弧状ガイドのガイド面との距離が最大であり、全開状態からのシャッターカーテンの繰り出し時には、巻径の縮小に伴って前記弾性部材が圧縮状態から伸張することで、巻径の縮小に応じて巻取シャフトの中心と弧状ガイドのガイド面との距離が縮小する。
1つの態様では、前記弧状ガイドは、上端が巻取シャフトの中心を通る水平線よりも上方かつ巻取シャフトの中心を通る鉛直線よりも後方に位置し、下端が前記ガイドレール上端よりも下方かつ巻取シャフトの中心を通る鉛直線よりも前方に位置している。
1つの態様では、前記シャッターカーテンの幅方向両端部にはガイドローラが設けてあり、シャッターカーテンの幅方向両端部は前記ガイドローラを介して前記ガイドレール及び前記弧状ガイドのガイド面に接触する。ガイドローラに代えて、シャッターカーテンの幅方向両端部に滑動性を備えた接触部からなるガイド部を設けてもよい。
本発明では、上端側が弾性部材を介して可動に支持された変位可能な弧状ガイドを設けたので、弧状ガイドのガイド面が巻き取られたシャッターカーテンに接触して周方向に案内することで、シャッターカーテンの巻き取り・繰り出し時に生じ得る巻きの膨らみが防止される。さらに、巻取シャフトに巻装されているシャッターカーテンの最外層が弧状ガイドのガイド面に摺接した時に、巻径に合わせて弧状ガイドが変位して巻取シャフトの中心と弧状ガイドのガイド面との距離が変化するようにしたので、弾性部材の伸縮が巻径の変動を吸収し、最外層のシャッターカーテンが巻径に応じて適切にガイド面に案内され、シャッターカーテンの巻き取り・繰り出し時に生じ得る巻きの膨らみが防止されると共に、スムーズな開閉動作を得ることができる。
シャッター全開状態では、前記弾性部材が圧縮状態にあって巻取シャフトの中心と弧状ガイドのガイド面との距離が最大であり、全開状態からのシャッターカーテンの繰り出し時には、巻径の縮小に伴って前記弾性部材が圧縮状態から伸張することで、巻径の縮小に応じて巻取シャフトの中心と弧状ガイドのガイド面との距離が縮小するようにしたものでは、巻取シャフトの回転に伴うシャッターカーテンの繰り出し方向と弾性部材の伸張に伴う弧状ガイドのガイド面の移動方向が一致しており、シャッターカーテンの繰り出しをよりスムーズに行うことができる。
弧状ガイドは、上端が巻取シャフトの中心を通る水平線よりも上方かつ巻取シャフトの中心を通る鉛直線よりも後方に位置し、下端が前記ガイドレール上端よりも下方かつ巻取シャフトの中心を通る鉛直線よりも前方に位置しているものでは、開閉動作に巻きの膨れが生じやすい部分に対応してガイド面を位置させることができ、巻きの膨れを良好に防止することができる。
シャッターカーテンの幅方向両端部にはガイドローラが設けてあり、シャッターカーテンの幅方向両端部は前記ガイドローラを介して前記ガイドレール及び前記弧状ガイドのガイド面に接触するものでは、特にガイドレールの上方部位におけるシャッターカーテンの幅方向端部の引っ掛かりを防止すると共に、弧状ガイドのガイド面と巻装されたシャッターカーテンとの摺接を良好にすることで、スムーズな開閉動作を支援することができる。
本発明の実施形態に係るシャッター装置の側面図である。 図1のシャッター装置を内側から見た正面図である。 図1のシャッター装置の上方から見た平面図である。 シャッターカーテンの部分正面図及び部分側面図である。 駆動側ブラケットを示す図である。 従動側ブラケットを示す図である。 上図は、シャッター全閉時におけるシャッターカーテンの上方部位を示す図である。下図は、シャッター全閉時に比べてシャッターカーテンが部分的に巻き取られた状態を示す図である。 上図は、図7下図の状態から、さらに、シャッターカーテンが部分的に巻き取られた状態を示す図である。下図は、図8上図の状態から、さらに、シャッターカーテンが部分的に巻き取られた状態を示す図であり、シャッター全開時に対応している。 従来技術を説明する図である。
本実施形態に係るシャッター装置の全体構成を図1〜図3に基づいて説明する。シャッター装置は、ブース1内に設置されたキャッシュディスペンサー2の前面及び上方の空間を閉鎖・開放するように設けられている。ブース1は、垂直状の左右の側壁10、11と、キャッシュディスペンサー2の上面の上方に形成された垂直状の前壁12と、キャッシュディスペンサー2の後面に対向する後壁13と、前壁12と後壁13の上端同士を連結する上壁14と、を備えている。
シャッター装置は、ブース1の左右の側壁10、11に設けられた左右のガイドレール3と、幅方向両端部がガイドレール3に案内されながら下降・上昇することでキャッシュディスペンサー2の前面及び上方の空間を閉鎖・開放するシャッターカーテン4と、キャッシュディスペンサー2の上方に設けられ、シャッターカーテン4の上端が連結された巻取シャフト5と、巻取シャフト5を回転駆動させる開閉機6と、を備えている。
図1に示すように、ガイドレール3は、キャッシュディスペンサー2の前面に対して側面視前方に位置してブース床面から側壁10、11に沿って垂直状に立ち上がる垂直部30と、垂直部30の上方部位(図示の例では、キャッシュディスペンサー2の上面に略対応する高さ位置)から上方かつ後方(すなわち内方)に向かって緩やかに湾曲しながら側壁10、11に沿って延びる湾曲部31と、からなり、湾曲部31の上端には後方(内方)に向かって開口する拡開状の上部ガイド32が一体形成されている。湾曲部31の上端側は前壁12を略水平方向に貫設しており、上部ガイド32は、前壁12のブース幅方向両端部の後側に位置して、巻取シャフト5に離間対向している。前壁12には、ブース幅方向に延びる略水平状の開口溝が形成されており、開閉移動時には、当該開口溝を通してシャッターカーテン4が前壁12を挿通して移動するようになっている。
ブース1の上壁14の下方かつ前壁12の後側に位置して、シャッターカーテン4が巻取り収納されるシャッター収納空間が形成されており、当該シャッター収納空間には巻取シャフト5がブース1の幅方向に水平状に延びている。シャッター収納部の幅方向両端には前後方向(ブース幅方向に対して垂直方向)に延びる左右のブラケット7A、7Bが設けてあり、左右のブラケット7A、7B間に巻取シャフト5が支持されている。左右のブラケット7A、7Bは、ブース1の壁面、すなわち、前壁12、上壁14、側壁10、11のいずれか1つ以上の面に対して支持させればよいことが当業者に理解される。一方のブラケット7Aが駆動側ブラケット、他方のブラケット7Bが従動側ブラケットとなっており、駆動側ブラケット7Aに設けたスプロケット70と、開閉機6の回転軸60とがチェーン61を介して伝動連結されており、回転軸60の正逆回転に連動するスプロケット70の正逆回転によって巻取シャフト5が正逆回転(シャッターカーテンを巻き取る第1の方向、シャッターカーテンを繰り出す第2の方向)して、巻取シャフト5にシャッターカーテン4を巻き取り、あるいは、巻取シャフト5からシャッターカーテン4を繰り出すようになっている。
図2〜図4に示すように、シャッターカーテン4は、ブース幅方向に延びる複数枚の長尺状のスラット40を上下にインターロック連結することで巻取シャフト5に巻き取り可能なように形成されており、各スラット40の幅方向両端部にはガイドローラ41が設けてある。シャッターカーテン4の昇降移動時において、スラット40の両端のガイドローラ41がガイドレール3(特に、湾曲部31)の内面に接触することで、ガイドレール3(特に、湾曲部31)内でのシャッターカーテン4の引っ掛かりを防止し、スムーズな開閉移動を行うようになっている。
ガイドレール3の上端、すなわち上部ガイド32は、後方(内方)に向かって開口しており、巻取シャフト5は、ガイドレール3の上端の後方(内方)に巻取シャフト5の幅方向両端部位が位置するように配設されている。シャッターカーテン4は、幅方向両端部がガイドレール3に案内されるものであり、側面視において、シャッターカーテン4の移動軌跡はガイドレール3の形状に沿ったものとなる。巻取シャフト5あるいは巻取シャフト5に巻装されたスラット40と、ガイドレール上端の上部ガイド32(前壁12に形成した開口溝)と、の間に位置するスラット40は、前後方向に延びており、また、ガイドレール3の湾曲部31に幅方向両端が位置するスラット40も前後方向に延びている。
巻取シャフト5の長さ方向両端部位には、巻取シャフト5を挟んで左右の上部ガイド32と対向するように左右の弧状ガイド8が設けてある。弧状ガイド8は、帯状の板体(例えば、金属帯状板)を略半円状に湾曲すると共に、一方の端部、他方の端部をそれぞれ周方向から外側に緩やかに湾曲させることで形成されており、内側面がガイド面となっている。弧状ガイド8は、最大巻径にあるシャッターカーテン4を受け入れ可能な寸法を備えており、巻取シャフト5に巻き取られたシャッターカーテン4の巻径が最大巻径に近づいた時に、最外層を形成する複数のスラット40の一部のスラットの幅方向両端部がガイド面に接触するようになっている。
側面視半円状の弧状ガイド8は、上端が巻取シャフト5の中心P2を通る水平線よりも上方かつ巻取シャフト5の中心P2を通る鉛直線よりも後方に位置し、下端が巻取シャフト5の中心P2を通る水平線よりも下方かつ巻取シャフト5の中心P2を通る鉛直線よりも前方に位置している。弧状ガイド8は、巻取シャフト5の後方側から下方側に対向して周方向に延びるように傾斜姿勢で配置されており、図9左下図、右下図に示す巻き膨れが生じ得る位置に対応している。図示の態様では、弧状ガイド8の下端は巻取シャフト5の中心P2を通る水平線よりも下方に位置しているが、弧状ガイド8の下端は、巻取シャフト5の中心P2を通る水平線よりも上方に延びて、かつ、ガイドレール3の上端、すなわち上部ガイド32よりも下方に位置するものでもよい。
左右の弧状ガイド8は、平面視において、左右のガイドレール3の延長線上に位置するように、左右のブラケット7A、7Bに支持させてある。こうすることで、シャッターカーテン4の開閉移動時に、シャッターカーテン4のスラット40の幅方向両端部に設けたガイドローラ41がガイドレール3及び弧状ガイド8のガイド面に接触することができる。
図示の態様では、弧状ガイド8は、下端側がブラケット7A、7Bから持ち出し状に設けた下側支持部80に支持され、上端側がブラケット7A、7Bから持ち出し状に設けた上側支持部81によって支持されている。
下側支持部80は第1片800と第2片801とからL形状に形成されており、第1片800を弧状ガイド8の下端側の外面に固定すると共に、第2片801がブラケット7A、7Bに対してボルト軸802を中心に回転可能に軸支されている。図において、弧状ガイド8の回動支点をP1で示す。弧状ガイド8の回動支点P1は、湾曲状の弧状ガイド8上には無く、弧状ガイド8よりも下方に位置している。したがって、弧状ガイド8の回動支点P1と巻取シャフト5の中心(回転中心)P2との距離は、弧状ガイド8のガイド面と巻取シャフト5の中心P2との距離よりも大きい。
上側支持部81は、弾性部材として例示するコイルスプリング9を介して弧状ガイド8の上端側を可動に支持する。本実施形態では、圧縮バネであるコイルスプリング9を用いて、弾性部材が圧縮状態にある時に巻取シャフトの中心P2と弧状ガイド8のガイド面との距離が最大であり、巻径の縮小に伴って圧縮バネが圧縮状態から戻るようになっているが、弧状ガイド8の上端側を支持する弾性部材の位置を変えることで、引っ張りバネを用いてもよいことが当業者に理解される。この場合、コイルスプリングに代えて、ゴム等の伸縮可能な弾性部材を用いても良い。より具体的には、上側支持部81は、弧状ガイド8の回動方向に沿って傾斜状に延びる軸部810(参照番号810は図8においてのみ示す)と、軸部810に外装されたコイルスプリング9と、コイルスプリング9の下端の固定当接部811と、コイルスプリング9の上端の可動当接部812と、を備えている。
固定当接部811は、第1片811Aと第2片811BとからL形状に形成されており、第2片811Bがブラケット7A、7Bに固定されており、ブラケット7A、7Bから持ち出し状に延びる第1片811Aがコイルスプリング9の下端の固定当接片となっている。
可動当接部812は、第1片812Aと第2片812BとからL形状に形成されており、第1片812Aが弧状ガイド8の上端側の外面に固定されると共に、第2片812Bがコイルスプリング9の上端の可動当接片となっており、軸部810の上端にはコイルスプリング9の最大伸張時に第2片812Bが当接する頭部813が設けてある。
このように弧状ガイド8は、下端側が回動支点P1となる軸802を支軸として回転可能に支持され、上端側がコイルスプリング9を介してコイルスプリング9の伸縮範囲内で可動に支持されることで、周方向に回動可能となっており、弧状ガイド8の回動に伴って巻取シャフト5の中心P2と弧状ガイド8のガイド面との距離が可変となっている。
弧状ガイド8の回動範囲は、コイルスプリング9の伸縮範囲、すなわち、最大圧縮状態と最大伸張状態とによって規定されている。コイルスプリング9が最大圧縮状態にある時に、弧状ガイド8は巻取シャフト5から離間するように下方に回動した状態にあり、巻取シャフト5の中心P2と弧状ガイド8のガイド面との距離が最大となる。コイルスプリング9が最大伸張状態にある時に、弧状ガイド8は巻取シャフト5に近づくように上方に回動した状態にあり、巻取シャフト5の中心P2と弧状ガイド8のガイド面との距離が最小となる。コイルスプリング9が伸縮すること弧状ガイド8が上下に回動しながら巻径の変動を吸収するようになっている。
開閉移動時におけるシャッターカーテン4と弧状ガイド8との位置関係について図7、図8に基づいて説明する。図7上図は、シャッター全閉時におけるシャッターカーテン4の上方部位を示しており、シャッターカーテン4のスラット40と弧状ガイド8のガイド面とは接触していない。コイルスプリング9は最大伸張状態にあり、巻取シャフト5の中心P2と弧状ガイド8のガイド面との距離が最小である。
図7上図は図1に対応しており、図1に示すように、シャッターカーテン4の下端の座板42が着床した全閉状態においては、シャッターカーテン4は、キャッシュディスペンサー2の前面に離間対向するようにブース床面から垂直状に延びると共に、シャッターカーテン4の上方部位は、上方斜め内方に向かって湾曲状に延び、前壁12を前後方向に略水平状に貫通し、さらに略水平状に延びて上端が巻取シャフト5に連結されている。図1から明らかなように、全閉状態では、シャッターカーテン4の下半部分がガイドレール3の垂直部30に沿って垂直姿勢にあるため、この状態からシャッターカーテン4を巻き取る時には、シャッターカーテン4の下方部位が垂直部30に位置する間は、シャッターカーテンの動作方向とシャッターカーテン4の自重により作用する力が共に鉛直方向であり、巻膨れが生じにくい。繰り出し時に、シャッターカーテンが全閉状態に近づいた時も同様に、シャッターカーテンの動作方向とシャッターカーテン4の自重により作用する力が共に鉛直方向であり、閉鎖力不足による巻膨れが生じにくい。
図7下図は、図7上図に示すシャッター全閉時に比べてシャッターカーテンの一部がさらに巻き取られた状態を示しており、シャッターカーテン4のスラット40と弧状ガイド8のガイド面とは接触していない。コイルスプリング9は最大伸張状態にあり、巻取シャフト5の中心P2と弧状ガイド8のガイド面との距離が最小である。図示はしていないが、図7下図において、シャッターカーテン4の下半部位の少なくとも部分は垂直部30に位置しており、シャッターカーテン4にはある程度の自重が作用している。すなわち、特に、ガイドレール3の垂直部30にシャッターカーテン4が位置していない時、より具体的には、巻き取り時にシャッターカーテン4が全開状態に近づいた時および/あるいは全開状態にあるシャッターカーテン4の繰り出し時に、シャッターカーテン4の下方部位(巻き取られていない部位)の幅方向両端部はガイドレール3の湾曲部31内に位置するため、湾曲部31内でのレール抵抗が大きくなりやすく、ガイドレール3の湾曲部31におけるシャッターカーテン4の幅方向端部の引っ掛かりや、巻取シャフト5に巻装されるシャッターカーテン4の巻きの膨れが生じやすくなる。
図8上図は、図7下図の状態から、さらに、シャッターカーテンが巻き取られた状態を示す図であり、図7下図に比べてシャッターカーテン4の巻径が大きくなっている。シャッターカーテン4のスラット40のガイドローラ41と弧状ガイド8のガイド面とは部分的に接触している。シャッターカーテン4のスラット40がガイドローラ41を介して弧状ガイド8のガイド面に摺接しながら巻き取られることで、巻径の増大に伴ってコイルスプリング9は最大伸張状態から少し圧縮した状態にあり、巻取シャフト5の中心P2と弧状ガイド8のガイド面との距離は、最小距離よりも大きくなっている。
図8下図は、図8上図の状態から、さらに、シャッターカーテン4が巻き取られた状態を示す図であり、シャッター全開時に対応しており、シャッターカーテン4の巻径は最大となっている。シャッターカーテン4が全開状態にある時には、コイルスプリング9が最大圧縮状態にあって巻取シャフト5の中心P2と弧状ガイド8のガイド面との距離が最大となっている。
巻き取り時にシャッターカーテン4が全開状態に近づいた時には、シャッターカーテン4の巻径の増大に伴って、巻取シャフト5に巻装されているシャッターカーテン4の最外層のスラット40がガイドローラ41を介して弧状ガイド8のガイド面に摺接してコイルスプリング9を徐々に圧縮させながら弧状ガイド8を下方に回動させることで、巻径の増大に応じて巻取シャフト5の中心P2と弧状ガイド8のガイド面との距離が増大する(図8上図の状態→図8下図の状態)。下方に回動した弧状ガイド8のガイド面が、図9右下図に示すような巻きの膨れを防止しつつ、巻装されたシャッターカーテン4の最外層のスラット4にガイドローラ41を介して接触する。
全開状態からのシャッターカーテン4の繰り出し時には、シャッターカーテン4の巻径の縮小に伴ってコイルスプリング9が最大圧縮状態から徐々に伸張することで、巻取シャフト5に巻装されているシャッターカーテン4の最外層がガイドローラ41を介して弧状ガイド8のガイド面に部分的に摺接しつつ、巻径の縮小に応じて巻取シャフト5の中心P2と弧状ガイド8のガイド面との距離が縮小する(図8下図の状態→図8上図の状態)。上方に回動した弧状ガイド8のガイド面が、図9左下図に示すような巻きの膨れを防止しつつ、巻装されたシャッターカーテン4の最外層のスラット4にガイドローラ41を介して接触する。
巻取シャフト5に巻き取られたシャッターカーテン4において、異なる層に位置するスラット40の巻径は当然異なるが、同じ巻層を構成する複数のスラット40においても、巻径は一定ではなく、スラット40の向き等によって、巻径が変動しながら巻き取られるものであることが当業者に理解される。本実施形態の弧状ガイド8は、コイルスプリング9が伸縮することで巻径の変動を吸収しつつ、ガイド面がスラット40のガイドローラ41に接触して、スラット40を良好に案内することができる。
上述の実施形態では、弧状ガイド8の変位は、下端側を回動支点P1とする回動であり、弧状ガイド8の回動に伴って巻取シャフト5の中心P2と弧状ガイド8のガイド面との距離を可変としている。弧状ガイド8の変位の態様は、弧状ガイド8自体の変形でもよい。より具体的には、帯状の弧状ガイドの下端側を固定し、弧状ガイド自体が変形することで巻取シャフトの中心に対して弧状ガイドのガイド面が変位するようにしてもよい。
3 ガイドレール
30 垂直部
31 湾曲部
32 上部ガイド
4 シャッターカーテン
40 スラット
41 ガイドローラ
5 巻取シャフト
7A 駆動側ブラケット
7B 従動側ブラケット
8 弧状ガイド
9 コイルスプリング
P1 回動支点
P2 巻取シャフトの中心

Claims (4)

  1. シャッターカーテンと、シャッターカーテンの幅方向両端部を案内する左右のガイドレールと、回転駆動されることでシャッターカーテンの巻き取り・繰り出しを行う巻取シャフトと、を備えたシャッター装置において、
    各ガイドレールの上方部位は、上方斜め方に向かって湾曲状あるいは傾斜状に延びると共に、ガイドレール上端は方に向かって開口しており、
    前記巻取シャフトは、その長さ方向両端部位が前記ガイドレール上端の方に位置するように配設されており、
    前記シャッターカーテンは、前記ガイドレール上端と前記巻取シャフトとの間で略水平状に延びており、
    前記巻取シャフトの長さ方向両端部位には、当該巻取シャフトを挟んで前記ガイドレー上端と対向させて、前記巻取シャフトの後方側から下方側に沿って周方向に延びる弧状ガイドが設けてあり、
    前記弧状ガイドは、上端側が弾性部材を介して可動に支持されており、下端側を回転可能に支持してなる当該弧状ガイドの回動又は下端側を固定してなる当該弧状ガイド自体の変形による当該弧状ガイドの変位に伴って、巻取シャフトの中心と弧状ガイドのガイド面との距離が可変となっており、
    少なくともシャッター全閉時には、シャッターカーテンと弧状ガイドのガイド面とは接触しておらず、
    巻き取り時にシャッターカーテンが全開状態に近づいた時および/あるいは全開状態にあるシャッターカーテンの繰り出し時に、巻取シャフトに巻装されているシャッターカーテンの最外層が弧状ガイドのガイド面に摺接することで、シャッターカーテンの巻き取り・繰り出し時に生じ得る巻きの膨らみを防止するように構成されている、
    シャッター装置。
  2. 前記弧状ガイドの変位範囲は、前記弾性部材の伸縮範囲によって規定されており、
    シャッター全開状態では、前記弾性部材が圧縮状態にあって巻取シャフトの中心と弧状ガイドのガイド面との距離が最大であり、全開状態からのシャッターカーテンの繰り出し時には、巻径の縮小に伴って前記弾性部材が圧縮状態から伸張することで、巻径の縮小に応じて巻取シャフトの中心と弧状ガイドのガイド面との距離が縮小する、
    請求項1に記載のシャッター装置。
  3. 前記弧状ガイドは、上端が巻取シャフトの中心を通る水平線よりも上方かつ巻取シャフトの中心を通る鉛直線よりも後方に位置し、下端が前記ガイドレール上端よりも下方かつ巻取シャフトの中心を通る鉛直線よりも前方に位置している、請求項1、2いずれか1項に記載のシャッター装置。
  4. 前記シャッターカーテンの幅方向両端部にはガイドローラが設けてあり、シャッターカーテンの幅方向両端部は前記ガイドローラを介して前記ガイドレール及び前記弧状ガイドのガイド面に接触する、請求項1〜3いずれか1項に記載のシャッター装置。
JP2011041184A 2011-02-28 2011-02-28 シャッター装置 Active JP5623940B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011041184A JP5623940B2 (ja) 2011-02-28 2011-02-28 シャッター装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011041184A JP5623940B2 (ja) 2011-02-28 2011-02-28 シャッター装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012177267A JP2012177267A (ja) 2012-09-13
JP5623940B2 true JP5623940B2 (ja) 2014-11-12

Family

ID=46979273

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011041184A Active JP5623940B2 (ja) 2011-02-28 2011-02-28 シャッター装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5623940B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6270426B2 (ja) * 2013-11-21 2018-01-31 アイシン精機株式会社 シャッタ装置
KR102458610B1 (ko) * 2021-04-19 2022-10-26 김기대 수평형 방화셔터
CN115444296A (zh) * 2022-09-02 2022-12-09 付婷 一种智能伸缩淋浴门

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60172993U (ja) * 1984-04-25 1985-11-15 松下電工株式会社 シヤツタ−式雨戸付き出窓の構造
EP1956179A1 (fr) * 2007-02-07 2008-08-13 Dynaco International S.A. Dispositif à volet enroulable autour d'un tambour

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012177267A (ja) 2012-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4867049B2 (ja) ローラ・カーテン装置
JP5623940B2 (ja) シャッター装置
CN106460452B (zh) 具有可枢转导向滚轮的拼合门
JP5824150B2 (ja) 移動可能なドアリーフガイドを有する昇降ドア
JP6595249B2 (ja) ロールスクリーン中間支持ブラケット
JP2015180810A (ja) 開閉装置
CA2532824C (en) Sectional door cable tensioner
JP4993571B2 (ja) 開閉装置
JP4828329B2 (ja) シャッター装置
JP2019007152A (ja) デュアルソフトクローザ
JP5030295B2 (ja) ドア開閉装置
JP2015048599A (ja) シートシャッタ
JP7065470B2 (ja) 水門開閉装置
RU2009133276A (ru) Устройство ставня, который может быть намотан на барабан
JP5941265B2 (ja) スライドドアのケーブルテンション調整構造
JP5827495B2 (ja) 開閉装置
JP6340312B2 (ja) シャッター装置におけるスラットガイド機構
JP5971514B2 (ja) シャッタ装置
JP4658666B2 (ja) 開閉装置
JP2016176200A (ja) シャッター装置
JP4413651B2 (ja) シャッター装置
JP5005217B2 (ja) シートシャッター装置
JP2010196365A (ja) 建築用シャッター
JP4673672B2 (ja) 手動式シャッター装置
JP2017057650A (ja) ブラインド

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130624

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140212

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140409

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140912

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140925

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5623940

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150