JP5623056B2 - シート剥離装置及び剥離方法 - Google Patents

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Description

本発明はシート剥離装置及び剥離方法に係り、更に詳しくは、被着体に貼付された接着シートに剥離用テープを接着し、当該剥離用テープを介して接着シートを剥離することができるシート剥離装置及び剥離方法に関する。
半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」と称する)の処理工程では、ウエハはその回路面に保護用の接着シートが貼付され、裏面研削等、種々の処理が行われ、ダイシングシートを介してリングフレームにマウントされた後、ダイシング前にこの接着シートは剥離される。このような接着シートの剥離装置としては、例えば、特許文献1に開示されている。同文献において、ウエハから接着シートを剥離する工程は、押圧ヘッドによって剥離用テープを接着シートに押圧して貼付した後、剥離用テープを掛け回すローラをウエハに対して移動することにより行われる。
特開2007−36111号公報
特許文献1にあっては、接着シートが剥離されたウエハの上方をローラやガイドローラが回転して通過する。このため、剥離された接着シートを介してローラ等に付着した塵がウエハの回路面上に落下することで、当該回路を損傷させ半導体チップ生産の歩留まりを大幅に低下させてしまう、という不都合がある。これは、近年の半導体製造工程において、1の塵が検出されると、統計的にその塵を中心とした半径数十ミリメートル(例えば25mm)の円内に位置するチップは、不良チップとして扱われ、これらチップを再検査したり、破棄したりする検査基準が設けられており、チップサイズによっては、数百個もの不良として扱われるチップを出してしまうからである。特に、先ダイシング法によってウエハが個片化されている場合、ウエハの外周に複数の三角形状等の細かい不定形チップが形成され、これら不定形チップがローラ等に付着して落下するために、前記不都合が発生し易くなる。
[発明の目的]
本発明の目的は、半導体ウエハ等の被着体に塵が落下して半導体チップ生産の歩留まりが低下することを抑制することができるシート剥離装置及び剥離方法を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、接着シートが貼付された被着体を所定の姿勢で保持する保持手段と、
前記接着シートを剥離する際に前記保持手段を変位させ、当該保持手段で保持された被着体の姿勢を前記所定の姿勢から前記接着シート貼付面が下向き又は下向き傾斜姿勢となる別の姿勢に変位させる剥離姿勢変更手段と、
前記別の姿勢に変位させた被着体を前記保持手段で保持したままの状態で、当該被着体に貼付された接着シートに剥離用テープを貼付する貼付手段と、
前記別の姿勢に変位させた被着体を前記保持手段で保持したままの状態で、前記剥離用テープを介して前記被着体から接着シートを剥離可能な剥離手段とを備える、という構成を採っている。
本発明において、前記接着シートが剥離された被着体を収容可能な収容手段を備え、前記剥離手段は、前記別の姿勢に変位させた被着体を前記保持手段で保持したままの状態で、前記剥離用テープに対して所定方向に移動させることで当該被着体から接着シートを剥離可能に設けられるとともに、当該所定方向への移動の延長で前記接着シートが剥離された被着体を前記収容手段に収容可能に設けられている。
更に、本発明の剥離方法は、接着シートが貼付された被着体を保持手段によって所定の姿勢で保持する工程と、
前記接着シートを剥離する際に前記保持手段を変位させ、当該保持手段で保持された被着体の姿勢を前記所定の姿勢から前記接着シート貼付面が下向き又は下向き傾斜姿勢となる別の姿勢に変位させる工程と、
前記別の姿勢に変位させた被着体を前記保持手段で保持したままの状態で、当該被着体に貼付された接着シートに剥離用テープを貼付する工程と、
前記別の姿勢に変位させた被着体を前記保持手段で保持したままの状態で、前記剥離用テープを介して前記被着体から接着シートを剥離する工程とを備える、という方法を採っている。
本発明によれば、被着体を支持する保持手段を変位して当該被着体の向きを変更できるので、被着体の接着シート貼付面を下向きとして当該接着シートを剥離することが可能となる。従って、剥離によって塵が発生しても、当該塵の上方に被着体を位置させることができ、被着体上に塵が落下することを防止することが可能となる。これにより、被着体がウエハであって、その回路面に貼付された接着シートを剥離する場合でも、塵によって回路面が損傷することを回避することができ、半導体チップ生産の歩留まりが低下することを防止することが可能となる。
また、剥離姿勢を維持した状態のまま接着シートが剥離された被着体を収容手段に収容可能に設けられていることで、接着シートが剥離された直後に、例えば、被着体の接着シート貼付面を下向きにした状態のまま当該被着体を収容手段に収容することができるので、接着シートが剥離された面に塵が落下することで回路が破損されて半導体チップ生産の歩留まりが低下することを防止することができる。
実施形態に係るシート剥離装置の概略斜視図。 前記シート剥離装置の部分正面図。 (A)〜(D)は、接着シートの剥離動作説明図。 (A)〜(C)は、ウエハの収容動作説明図。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
なお、本明細書において、特に明示しない限り、「上」、「下」は、図3が示す姿勢を基準として用いる。
図1〜図4において、シート剥離装置10は、回路面(下面)に第1接着シートとしての保護シートSが貼付され、回路面の反対面(上面)にダイシングシートDSが貼付されて当該ダイシングシートDSを介してリングフレームRFと一体化された被着体としてのウエハW(以下、単に「ウエハ支持体」と称する場合がある)を支持して搬送する搬送手段11と、ウエハWに貼付された接着シートSに剥離用テープPTを貼付する貼付手段12と、前記接着シートSをウエハWから剥離する剥離手段13と、貼付手段12の上方に設けられた保持手段14と、この保持手段14を変位させて接着シートSを剥離するときの被着体の姿勢(剥離姿勢)を変更可能に設けられた剥離姿勢変更手段15と、接着シートSが剥離されたウエハWを収容する収容手段17を備えて構成されている。なお、剥離用テープPTは感熱接着性の接着テープを採用している。
前記搬送手段11は、リングフレームRFの形状に沿ってY型に分岐した吸着アーム33と、この吸着アーム33をアームホルダ34を介して保持する多関節ロボット20とから構成されている。吸着アーム33には吸着領域が設けられ、この吸着領域は図示しない減圧ポンプに接続されている。これにより、吸着アーム33は、リングフレームRFにおけるダイシングシートDSが貼付された面(図1中上面)を吸着し、ウエハ支持体を支持可能となっている。多関節ロボット20は、ベース部40と、当該ベース部40の上面側に配置された第1アーム41〜第6アーム46と、第6アーム46の自由端側に取り付けられた保持チャック47とを含む。第2、第3及び第5アーム42、43、45は、図1に示された状態で、Y-Z面内でそれぞれB、C、E方向に回転可能に設けられているとともに、第1、第4及び第6アーム41、44、46は、それぞれその軸周り、つまり、A、D、F方向に回転可能に設けられている。本実施形態における多関節ロボット13は数値制御(NCコントロール)されるものである。すなわち、対象物(本実施形態ではウエハW等)に対する各関節の移動量がそれぞれに対応する数値情報で制御され、全てその移動量がプログラムにより制御されるものである。保持チャック47は、相互に離間接近可能な図示しない一対のチャック爪を備えており、これらチャック爪が前記アームホルダ34に係脱可能となっている。
前記貼付手段12は、図示しないフレームに支持されて巻回された剥離用テープPTを支持するとともに、モータM1を介して回転可能な支持軸48と、モータM2を介して回転可能な駆動ローラ50と、当該駆動ローラ50との間に剥離用テープPTを挟み込むピンチローラ51と、剥離用テープPTを図2中上方から支持する板状のガイド部材53と、このガイド部材53とで剥離用テープPTを挟み込む回転自在なプレスローラ55と、このプレスローラ55を昇降させる昇降用シリンダ56と、直動モータ57によって上下方向に進退可能に設けられたヒータ58Aを有する押圧ヘッド58とを備えて構成されている。ガイド部材53は、シリンダ60を介して図2中左右方向に移動可能に設けられるとともに、下面側で剥離用テープPTを吸着保持可能に設けられ、そのリード端領域を後述するチャック73により把持できる位置に導くことが可能となっている。押圧ヘッド58は、後述するチャック73により接着シートSの下面側に繰り出された剥離用テープPTを押圧して加熱することで、剥離用テープPTを接着シートSに接着するようになっている。押圧ヘッド58の図2中左側には、カッター刃63と、このカッター刃63の上側に設けられ、凹部を下面側に有するテープ受け板64と、カッター刃63を図2中紙面直交方向に移動させる切断用シリンダ65と、同カッター刃63を同図中上下方向に移動させる上下用シリンダ66とにより構成されたテープ切断手段62が設けられている。
前記剥離手段13は、保持手段14の下方に位置するローラ70と、このローラ70を上下方向に変位可能な直動モータ71と、直動モータ71を図2中左右方向に移動可能に支持する直動モータ90と、貼付手段12の上方に設けられ、剥離用テープPTを把持部材73Aで把持可能なチャック73と、貼付手段12の下方で平行に配置された2本の直動モータ72とを備えている。チャック73は、図示しない直動モータによって図2中左右方向に移動可能に支持されている。
前記保持手段14は、図3の姿勢における下面側に図示しない減圧ポンプに接続された複数の吸引孔が形成され、ウエハ支持体を吸引可能に設けられている。また、保持手段14の面内中央には、スリット14Aが設けられている。なお、保持手段14の上方には、図示しない駆動手段によって保持手段14の上方に出没可能に設けられるとともに、多関節ロボット20からウエハ支持体を受け取って保持手段14の上面に載置する受取手段75が設けられている。
前記剥離姿勢変更手段15は、直動モータ72のそれぞれのスライダ72Aに立設された一対のブラケット77と、各ブラケット77の上部に図示しない回動モータを介して回動可能に設けられた回動部材78とを備え、この回動部材78に保持手段14が連結されている。これにより、保持手段14は、回動部材78の回動によりR方向に回転変位可能に設けられ、ウエハWから接着シートSを剥離するときの剥離姿勢を上向、下向き又は傾斜姿勢に変更可能となっている。なお、本実施形態の場合、剥離姿勢は下向きとなっている。
前記収容手段17は、接着シートSが剥離されリングフレームRFと一体化されたウエハW(以下、単に「処理済ウエハ支持体」と称する場合がある)を棚80A上に多段に収納するウエハカセット80と、ウエハカセット80を上下方向に移動させる直動モータ81と、図示しない駆動手段によって昇降可能なストッパシリンダ83とを備えている。ウエハカセット80は、直動モータ81のスライダ81Aに設けられたテーブル82上に位置決めして載置可能となっている。また、ストッパシリンダ83の出力軸84は、保持手段14に設けられたスリット14A内に挿通可能になっている。
次に、本実施形態における全体的動作について説明する。
初めに、図2に示されるように、支持軸48から剥離用テープPTを引き出し、駆動ローラ50及びピンチローラ51の間を通過させた後、剥離用テープPTのリード端側がガイド部材53の先端からはみ出た状態としつつ、プレスローラ55とガイド部材53とで剥離用テープPTを挟み込んだ状態とする。このとき剥離用テープPTは、ガイド部材53の下面側で吸着保される。
そして、図1に示されるように、例えば、公知のマウント装置等によって、下面側に接着シートSが貼付されたウエハWの上面側にダイシングシートDSが貼付され、リングフレームRFと一体化されたウエハ支持体が、ダイシングシートDS側を上方にしてテーブル24上に載置されて搬送されて来る。すると、多関節ロボット20が吸着アーム33を移動させ、リングフレームRFの上面側からウエハ支持体を支持して搬送する。そして、多関節ロボット13は、ウエハ支持体の上下の向きを反転させ、図2に示されるように、接着シートS側が上方となるように受取手段75に受け渡して退避する。その後、受取手段75は下降して接着シートS側が上方となったまま、保持手段14上にウエハ支持体を載置した後、保持手段14上から退避する。
保持手段14による吸着支保持後、回動部材78により保持手段14を前記矢印R方向に180°回動させることにより、図2に実線で示されるように、接着シートS側を下方にして接着シートSの剥離姿勢が維持される。
上記の剥離姿勢を維持した状態で、直動モータ72を図2中左右方向に移動させ、接着シートSの同図中右側外縁位置が押圧ヘッド58の直上で停止するように位置決めを行う。次いで、図3(A)に示されるように、シリンダ60を介してガイド部材53を同図中右方向に進行させると同時に、モータM2を作動して駆動ローラ50を回転させて剥離用テープPTを繰り出す。これにより、剥離用テープPTはガイド部材53と共にチャック73の把持部材73A間に位置する。そして、プレスローラ55が下方へ退避するとともに、ガイド部材53が剥離用テープPTの吸着保持を解除して後退すると、把持部材73A間に剥離用テープPTが残されてチャック73の動作によって把持される。その後、チャック73を図3(A)の二点鎖線で示される位置に移動させて剥離用テープPTを引き出し、押圧ヘッド58の上方で接着シートSに対向するように剥離用テープPTを位置させる。
次に、図3(B)に示されるように、押圧ヘッド58を直動モータ57によって上方へ移動させると、剥離用テープPTが押し上げられて接着シートSに当接し、剥離用テープPTがヒータ50Aによって加熱されて保護シートSに接着する。その後、プレスローラ55とガイド部材53とで剥離用テープPTを挟み込み、シリンダ65、66を作動させてテープ受け板64の下面でカッター刃63により剥離用テープPTが切断される。
その後、図3(C)に示されるように、直動モータ90を作動させてローラ70を保護シートSと剥離用テープPTとの接着位置に移動させ、ローラ70の最上部が接着シートSの同図中左端上に位置した状態にさせる。次いで、直動モータ71を介してローラ70を上下方向に変位させ、図3(D)に示されるように、当該ローラ70とウエハWとの距離Dが調整される。次いで、上記の剥離姿勢を維持した状態のまま、接着シートSに貼付された剥離用テープPTと保持手段14とが反対方向に相対移動するように、直動モータ72を介して、保持手段14を移動させることにより、接着シートSがウエハWから剥離される。このとき、ローラ70も保持手段14の移動方向と同じ方向に移動することで、ローラ70とウエハWとの距離Dを維持するようになっている。
そして、図4(A)に示されるように、接着シートSの剥離動作が進行するに連れて、保持手段14は剥離動作の延長線上に設けられたウエハカセット80内に進入し、図4(B)に示されるように、完全に接着シートSが剥離されリングフレームRFと一体化されたウエハWは、ウエハカセット80の棚80A上に受け渡される。これにより、上記剥離姿勢を維持した状態のまま、直動モータ72の移動によって処理済ウエハ支持体をウエハカセット80に収容可能になっている。その後、図4(C)に示されるように、ストッパシリンダ83の出力軸84がスリット14A内に挿通され、保持手段14が直動モータ72の移動によって保持手段14を図4中左方向に移動させることで、保持手段14がウエハカセット80から抜き取られる。このとき、出力軸84がスリット14A内に挿通されているので、ウエハカセット80に挿通された処理済ウエハ支持体が保持手段14の抜き取り動作に伴って、ウエハカセット80から抜け落ちることはない。次いで、ウエハカセット80は、直動モータ81によって棚80Aの1ピッチ分下降され、ウエハWが挿入されていない棚80Aで次の処理済ウエハ支持体を受取可能なように待機することとなる。なお、接着シートSとそれに貼付された剥離用テープPTは図示しない回収手段によって回収させる。そして、前述の各手段等が初期位置に復帰した後、上記同様の動作が繰り返されることとなる。
従って、このような実施形態によれば、回動部材78により保持手段14を回転してウエハWの剥離姿勢を任意に設定可能としたので、ウエハWの回路面を下向きとして接着シートSを剥離することができる。これにより、剥離直後の接着シートSの接着面周りに塵が発生しても、ウエハWの回路面上に塵が落下して損傷等が生じることを防止することが可能となる。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上説明した実施形態に対し、形状、位置若しくは配置等に関し、必要に応じて当業者が様々な変更を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状などの限定の一部若しくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
例えば、接着シートSの剥離姿勢は、貼付手段12や剥離手段13の向きに合わせて適宜変更が可能であり、図2中二点鎖線で示される位置から同図中矢印R方向に90°回転した向きとしたり、90°〜180°回転して傾斜した向きとしてもよい。この場合、接着シートSの剥離方向もその向きに合わせて変更し、ウエハカセット80を剥離姿勢変更手段15で変更された剥離姿勢を維持した状態のまま、処理済ウエハ支持体を収納できる位置に配置すればよい。これによっても、ウエハWの回路面上への塵の落下を防止することが可能となる。
また、単軸ロボット25や、各直動モータ57、71、シリンダ60、65、66、リニアモータ72A、76Aは、他の単軸ロボットや、リニアモータ、直動モータ、エアシリンダ、油圧シリンダ等の駆動手段に代えてもよい。
また、本発明における被着体としては、半導体ウエハに限定されるものではなく、ガラス板、鋼板、または、樹脂板等、その他の被着体も対象とすることができ、半導体ウエハは、シリコンウエハや化合物ウエハであってもよい。
更に、剥離用テープPTは、感熱接着性の接着テープ以外に感圧接着性の接着テープを採用してもよい。
また、搬送手段11がウエハ支持体を支持した状態で、上記同様の動作を行うように構成してもよい。この場合、保持手段は吸着アーム33とされ、剥離姿勢変更手段と移載手段は多関節ロボット20に代替させればよい。
10 シート剥離装置
12 貼付手段
13 剥離手段
14 保持手段
15 剥離姿勢変更手段
16 移載手段
17 収容手段
PT 剥離用テープ
S 接着シート
W 半導体ウエハ(被着体)

Claims (3)

  1. 接着シートが貼付された被着体を所定の姿勢で保持する保持手段と、
    前記接着シートを剥離する際に前記保持手段を変位させ、当該保持手段で保持された被着体の姿勢を前記所定の姿勢から前記接着シート貼付面が下向き又は下向き傾斜姿勢となる別の姿勢に変位させる剥離姿勢変更手段と、
    前記別の姿勢に変位させた被着体を前記保持手段で保持したままの状態で、当該被着体に貼付された接着シートに剥離用テープを貼付する貼付手段と、
    前記別の姿勢に変位させた被着体を前記保持手段で保持したままの状態で、前記剥離用テープを介して前記被着体から接着シートを剥離可能な剥離手段とを備えていることを特徴とするシート剥離装置。
  2. 前記接着シートが剥離された被着体を収容可能な収容手段を備え、前記剥離手段は、前記別の姿勢に変位させた被着体を前記保持手段で保持したままの状態で、前記剥離用テープに対して所定方向に移動させることで当該被着体から接着シートを剥離可能に設けられるとともに、当該所定方向への移動の延長で前記接着シートが剥離された被着体を前記収容手段に収容可能に設けられていることを特徴とする請求項1記載のシート剥離装置。
  3. 接着シートが貼付された被着体を保持手段によって所定の姿勢で保持する工程と、
    前記接着シートを剥離する際に前記保持手段を変位させ、当該前記保持手段で保持された被着体の姿勢を前記所定の姿勢から前記接着シート貼付面が下向き又は下向き傾斜姿勢となる別の姿勢に変位させる工程と、
    前記別の姿勢に変位させた被着体を前記保持手段で保持したままの状態で、当該被着体に貼付された接着シートに剥離用テープを貼付する工程と、
    前記別の姿勢に変位させた被着体を前記保持手段で保持したままの状態で、前記剥離用テープを介して前記被着体から接着シートを剥離する工程とを備えていることを特徴とするシート剥離方法。
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