JP5619327B2 - 流体制御用バルブ - Google Patents
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Description
この発明は、排気ガス再循環(EGR)バルブ等の流体制御用バルブに関する。
従来、流体制御用バルブ(バタフライタイプ、ポペットタイプ、フラップタイプ等)には、弁軸周りに付着する流体および排ガスデポジット等の異物を掻き落としたり、軸受け部への流体および異物の侵入を抑制したりするために、メッシュフィルタ等のフィルタが使用されており、そのフィルタ保持のためにホルダが設置されていた。一方、軸受け部の支持のためには、例えば、特許文献1のように軸受け部をOリングで軸方向に与圧してハウジングの段部端面に当接させたり、特許文献2のように軸受け部をコイルばねで軸方向に与圧して弁軸の段部端面に当接させたり、特許文献3のように軸受け部をリングシール部で軸方向に与圧してラビリンスシール部に当接させたりしていた。
従来の流体制御用バルブは以上のように構成されているので、軸受け部を支持するために、与圧を発生させるための別部品(Oリング、コイルばね、リングシール部等)が必要であった。そのため、部品点数が増え、構成に必要なスペースが大きくなるという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、軸受け部を支持するための与圧部材を不要にして、部品点数を減らすことを目的とする。
この発明の流体制御用バルブは、流体が流通する流体通路、流体通路に連通する貫通穴、および貫通穴の一部を縮径した縮径部を有するハウジングと、貫通穴に挿入された大径筒部、縮径部に圧入または挿入された小径筒部、および大径筒部と小径筒部を接続する肩部を有するホルダと、ホルダの大径筒部に収容されたフィルタと、肩部が貫通穴と縮径部の間の段差部に接する位置で発生させた軸方向の与圧の作用によって所定の支持部に当接した状態で支持された軸受け部と、貫通穴から流体通路に挿入され、軸受け部に軸支された弁軸と、弁軸と一体に動作して、流体通路を開閉する弁体とを備えるものである。
この発明によれば、フィルタ保持用のホルダで軸方向の与圧を発生させ、軸受け部を所定の支持部に当接した状態で支持することにより、軸受け部を支持するための与圧部材が不要となる。よって、流体制御用バルブを構成する部品点数を減らすことができる。
実施の形態1.
図1に示すEGRバルブ1は、モータ2が発生させる回転駆動力を、ギアボックス3に収容されたギア類(不図示)によって弁軸4に伝達し、この弁軸4にネジ5等により固定されたバタフライタイプの弁体6を回転して、ハウジング7に形成された流体通路8を開閉し、流体通路8を流れる排ガス流量を制御する構成である。
図1に示すEGRバルブ1は、モータ2が発生させる回転駆動力を、ギアボックス3に収容されたギア類(不図示)によって弁軸4に伝達し、この弁軸4にネジ5等により固定されたバタフライタイプの弁体6を回転して、ハウジング7に形成された流体通路8を開閉し、流体通路8を流れる排ガス流量を制御する構成である。
ハウジング7には外部と流体通路8とを連通する貫通穴9が設けられている。この貫通穴9には弁軸4が挿入される。また、この貫通穴9の、流体通路8に開口する端部側には、内径を縮径した縮径部10が形成されている。また、貫通穴9には、メッシュフィルタ等のフィルタ11、このフィルタ11を保持するホルダ12、リング状のプレート13、弁軸4を回転自在に軸支する軸受け部14が設置されている。さらに、貫通穴9の、外部に開口する端部側には、プラグ(支持部)15が圧入され、貫通穴9が閉塞されている。
次に、図2の拡大図を用いて、ホルダ12の詳細を説明する。
金属製のホルダ12は、貫通穴9と略同径の円筒状の大径筒部12aと、この大径筒部12aより小径であって縮径部10と略同径の円筒状の小径筒部12bと、大径筒部12aと小径筒部12bとを接続する肩部12cとから構成されている。大径筒部12aは、その内部にフィルタ11を収容する。小径筒部12bをこの小径筒部12bの軸方向の長さを、縮径部10の軸方向の長さより長くして、流体通路8内に突出した突出部12dを形成している。肩部12cは、小径筒部12bから垂直に折れ曲がった平面状のストレート部12c−1と、このストレート部12c−1の端部から大径筒部12aの端部へ向かって傾斜したテーパ部12c−2とを有する。
金属製のホルダ12は、貫通穴9と略同径の円筒状の大径筒部12aと、この大径筒部12aより小径であって縮径部10と略同径の円筒状の小径筒部12bと、大径筒部12aと小径筒部12bとを接続する肩部12cとから構成されている。大径筒部12aは、その内部にフィルタ11を収容する。小径筒部12bをこの小径筒部12bの軸方向の長さを、縮径部10の軸方向の長さより長くして、流体通路8内に突出した突出部12dを形成している。肩部12cは、小径筒部12bから垂直に折れ曲がった平面状のストレート部12c−1と、このストレート部12c−1の端部から大径筒部12aの端部へ向かって傾斜したテーパ部12c−2とを有する。
EGRバルブ1を組み立てる際、ハウジング7の貫通穴9にホルダ12を挿入して、小径筒部12bを縮径部10に圧入する。小径筒部12bを縮径部10に圧入することにより、ホルダ12を貫通穴9内に設置する。このとき、ストレート部12c−1を段差部10aに当接させて、ホルダ12を位置決めする。他方、テーパ部12c−2と段差部10aとの間には隙間が形成されるので、この隙間においてテーパ部12c−2が弾性変形可能となり、ホルダ12の軸方向のバネ性が確保できるようになる。
あるいは、小径筒部12bを縮径部10に圧入してホルダ12を固定するのではなく、ストレート部12c−1と段差部10aの当接によりホルダ12を固定してもよい。この場合には小径筒部12bは縮径部10に挿入すればよい。
あるいは、小径筒部12bを縮径部10に圧入してホルダ12を固定するのではなく、ストレート部12c−1と段差部10aの当接によりホルダ12を固定してもよい。この場合には小径筒部12bは縮径部10に挿入すればよい。
続いて、貫通穴9にフィルタ11およびプレート13を挿入し、このフィルタ11を大径筒部12aの内部に収容し、プレート13を大径筒部12aの端部に当接させる。続いて、貫通穴9に軸受け部14を圧入する。最後に、プラグ15(図2では図示せず)を貫通穴9に圧入して、軸受け部14およびプレート13を介してホルダ12を押圧する。この押圧力を受けて、ホルダ12のテーパ部12c−2が圧縮され、図2に矢印で示す軸方向に与圧が発生する。そして、ホルダ12が、プレート13を介して軸受け部14を軸方向に与圧し、プラグ15に当接させて支持する。従って、プラグ15は、この与圧を受けても離脱しない圧入力で組み付けることが必要である。
これにより、従来、軸受け部14を与圧して支持するために必要であったOリング、コイルばね、リップシール、ウェーブワッシャ等の別部品の与圧部材を省略することができ、構成部品点数を減らすことができる。また、従来は別部品の与圧部材を設置するためのスペースが必要であったが、本構造のホルダ12を採用することにより、そのようなスペースが不要となり、EGRバルブ1の小型化を図ることができる。
また、図1では隠れて見えないが、流体通路8を挟んだ反対側の貫通穴9にも、フィルタ11、ホルダ12、プレート13、および軸受け部14を設置可能である。EGRバルブ1を組み立てる際には、ギアボックス3側に開口した貫通穴9の端部からホルダ12、フィルタ11、プレート13および軸受け部14を挿入または圧入し、最後に、弁軸4をギアボックス3内に貫通させるための穴が開いたプレート等(プラグ15に相当する)を圧入してホルダ12を押圧すればよい。
EGRバルブ1の動作時、流体通路8を流通する排ガス、この排ガスに含まれるデポジット、および、この排ガスに含まれる水蒸気が凝縮した凝縮水等が、弁軸4と貫通穴9の隙間からフィルタ11および軸受け部14へ侵入してくる。この侵入をフィルタ11が抑制する。また、フィルタ11は、弁軸4の外周面に付着した排ガス等を掻き落とす。
このとき、ホルダ12の突出部12dが流体通路8内に飛び出していることによって、ホルダ12内への排ガス等の侵入を抑制することができる。また、この突出部12dの先端を弁軸4側へ曲げて、先端と弁軸4との間の距離を縮小して開口部を狭くして、ホルダ12内への排ガス等の侵入をさらに抑制する構造としている。また、突出部12dの曲げ形状を滑らかなR形状にすることで、流体通路8内の排ガスの流れを阻害しにくい(渦が発生しにくい)構造とすることができる。ただし、突出部12dの曲げ形状はR形状に限定されるものではない。
さらに、小径筒部12bと弁軸4の間にスペースを設けて溜め部12eとし、排ガスデポジット等がホルダ12内へある程度侵入してもこの溜め部12eに堆積できる構造にしてもよい。これにより、突出部12dを曲げて流体通路8への開口部を狭くして排ガスデポジット等の侵入を抑制しつつ、小径筒部12bの内側の空間には溜め部12eを設けて広くし、侵入してきた排ガスデポジット等を溜めることができる。そのため、排ガスデポジットのような物質の堆積による小径筒部12bと弁軸4の間の詰まり、および弁軸4の固着を抑制することができる。
なお、ハウジング7を構成する材料として、コストを考慮し、アルミ、鋳鉄等の材料が使用されている場合、流体通路8に開口した縮径部10およびこの縮径部10周辺の貫通穴9では排ガスの流れが停滞しやすいので腐食が発生しやすい。仮に、弁軸4とハウジング7の間にホルダ12が設置されていない場合、アルミおよび鋳鉄等が腐食すると、縮径部10およびこの縮径部10周辺の貫通穴9の表面が凸凹に荒れた状態となり、排ガスデポジット等が堆積および固着しやすくなるため、弁軸4の固着につながる懸念が大きくなる。
そこで、例えばステンレス等の耐腐食性材料でホルダ12を構成することにより、ホルダ12自身の腐食を防ぐ。また、このホルダ12が、流体通路8に開口した縮径部10およびこの縮径部10周辺の貫通穴9を被覆して排ガスに接触しないようにするので、ハウジング7側の腐食も抑制できる。さらに、ホルダ12の小径筒部12bが貫通穴9の縮径部10に圧入されるので、両者の隙間を無くすことができ、この圧入部分の腐食を防ぐことができる。
以上より、実施の形態1によれば、EGRバルブ1は、排ガスが流通する流体通路8、流体通路8に連通する貫通穴9、および貫通穴9の一部を縮径した縮径部10を有するハウジング7と、貫通穴9に挿入された大径筒部12a、縮径部10に圧入または挿入された小径筒部12b、および大径筒部12aと小径筒部12bを接続し、貫通穴9と縮径部10の間の段差部10aに接する位置で軸方向の与圧を発生させる肩部12cを有するホルダ12と、ホルダ12の大径筒部12aに収容されたフィルタ11と、軸方向の与圧の作用によってプラグ15に当接した状態で支持された軸受け部14と、貫通穴9から流体通路8に挿入され、軸受け部14に軸支された弁軸4と、弁軸4と一体に動作して、流体通路8を開閉する弁体6とを備えるように構成した。このため、軸受け部14を支持するための与圧部材が不要となり、EGRバルブ1を構成する部品点数を減らすことができる。
また、実施の形態1によれば、ホルダ12は、肩部12cの少なくとも一部にテーパ部12c−2を形成し、テーパ部12c−2と段差部10aとの間に形成された隙間で弾性変形して予圧を発生させるように構成した。このため、プラグ15の押圧力を受けたテーパ部12c−2が圧縮されることにより、ホルダ12のバネ性を容易に確保することができる。
また、実施の形態1によれば、ホルダ12は、肩部12cの少なくとも一部に段差部10aに当接するストレート部12c−1を形成する構成とした。このため、ストレート部12c−1でホルダ12の位置決めをすることができ、ホルダ12を容易に設置することができる。また、ストレート部12c−1を支点にしてテーパ部12c−2が弾性変形することにより、より安定したバネ性を確保することができる。
また、実施の形態1によれば、ホルダ12は、小径筒部12bの端部が流体通路8内に突出した形状の突出部12dを有する構成にした。このため、排ガス、排ガスデポジット、および凝縮水等がホルダ12内のフィルタ11および軸受け部14へ侵入してくるのを抑制することができる。
また、実施の形態1によれば、ホルダ12を、ステンレス等の耐腐食性材料で構成するようにしたので、ホルダ12の腐食を防止するだけでなく、このホルダ12に被覆されたハウジング7の腐食も防止することができる。
また、実施の形態1によれば、ホルダ12は、小径筒部12bと弁軸4との間に、排ガスデポジット等の異物を溜める溜め部12eを有する構成にした。このため、小径筒部12bと弁軸4の間に空間的余裕ができ、排ガスデポジット等の物質が堆積したとしても詰まりおよび固着が起こりにくくなる。
なお、ホルダ12は、バネ性を確保して軸方向の与圧を発生可能な形状であればよく、図2の形状に限定されるものではない。以下に、変形例を説明する。
例えば、図3に示すホルダ12では、肩部12cの全体をテーパ形状にし、図2のようなストレート部12c−1を省略している。この構成の場合にも、ホルダ12が、軸受け部14およびプレート13を介して不図示のプラグ15から押圧力を受けると、テーパ形状の肩部12cが縮径部10との間の隙間で圧縮されて軸方向の与圧が発生し、軸受け部14をプラグ15に当接させて支持することができる。
例えば、図3に示すホルダ12では、肩部12cの全体をテーパ形状にし、図2のようなストレート部12c−1を省略している。この構成の場合にも、ホルダ12が、軸受け部14およびプレート13を介して不図示のプラグ15から押圧力を受けると、テーパ形状の肩部12cが縮径部10との間の隙間で圧縮されて軸方向の与圧が発生し、軸受け部14をプラグ15に当接させて支持することができる。
また例えば、図4に示すホルダ12では、肩部12cの全体をストレート形状にし、図2のようなテーパ部12c−2を省略している。また、ハウジング7の、肩部12cに対面する位置、即ち、縮径部10に、肩部12c側へ突出する凸部10bを形成している。この構成の場合、肩部12cの一部が凸部10bに当接して支点となり、残りの部分が弾性変形し、ホルダ12のバネ性が確保される。従って、ホルダ12は、軸受け部14を軸方向に予圧して不図示のプラグ15に当接させて支持することができる。
また例えば、図5に示すホルダ12では、肩部12cの全体をストレート形状にし、図2のようなテーパ部12c−2を省略している。また、肩部12cに、縮径部10側へ突出する凸部12fを形成している。この構成の場合、凸部12fが段差部10aに当接して支点となり、肩部12cが弾性変形し、ホルダ12のバネ性が確保される。従って、ホルダ12は、軸受け部14を軸方向に与圧して不図示のプラグ15に当接させて支持することができる。
なお、図1〜図5の例ではホルダ12と軸受け部14の間にプレート13を介在させたが、このプレート13は省略してもよい。また、軸受け部14の支持部としてプラグ15を用い、軸受け部14をプラグ15に当接させて支持する構成にしたが、支持部はプラグ15に限定されるものではない。また、軸受け部14とプラグ15の間にプレート等の別部品が介在していてもよい。
また、図1〜図5の例では、弁軸4が中心軸回りに回転することにより流体通路8を開閉するバタフライタイプの流体制御用バルブにホルダ12を適用したが、バタフライタイプに限定されるものではなく、フラップタイプ等の流体制御用バルブにホルダ12を適用してもよい。また、ポペットタイプ等の、弁軸4が軸方向に往復移動することにより流体通路8を開閉する構造の流体制御用バルブに対しても、ホルダ12を適用可能である。また、EGRバルブ以外の用途に使用可能である。
上記以外にも、本願発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
1 EGRバルブ、2 モータ、3 ギアボックス、4 弁軸、5 ネジ、6 弁体、7 ハウジング、8 流体通路、9 貫通穴、10 縮径部、10a 段差部、10b 凸部、11 フィルタ、12 ホルダ、12a 大径筒部、12b 小径筒部、12c 肩部、12c−1 ストレート部、12c−2 テーパ部、12d 突出部、12e 溜め部、12f 凸部、13 プレート、14 軸受け部、15 プラグ(支持部)。
Claims (6)
- 流体が流通する流体通路、前記流体通路に連通する貫通穴、および前記貫通穴の一部を縮径した縮径部を有するハウジングと、
前記貫通穴に挿入された大径筒部、前記縮径部に圧入または挿入された小径筒部、および前記大径筒部と前記小径筒部を接続する肩部を有するホルダと、
前記ホルダの前記大径筒部に収容されたフィルタと、
前記肩部が前記貫通穴と前記縮径部の間の段差部に接する位置で発生させた軸方向の与圧の作用によって所定の支持部に当接した状態で支持された軸受け部と、
前記貫通穴から前記流体通路に挿入され、前記軸受け部に軸支された弁軸と、
前記弁軸と一体に動作して、前記流体通路を開閉する弁体とを備える流体制御用バルブ。 - 前記ホルダは、前記肩部の少なくとも一部にテーパ面が形成され、当該テーパ面と前記段差部との間に形成される隙間で弾性変形して前記与圧を発生させることを特徴とする請求項1記載の流体制御用バルブ。
- 前記ホルダは、前記肩部の少なくとも一部が前記段差部に当接する形状であることを特徴とする請求項1記載の流体制御用バルブ。
- 前記ホルダは、前記小径筒部の端部が前記流体通路内に突出する形状であることを特徴とする請求項1記載の流体制御用バルブ。
- 前記ホルダは、耐腐食性材料で構成されていることを特徴とする請求項1記載の流体制御用バルブ。
- 前記ホルダは、前記小径筒部と前記弁軸との間に、前記流体に含まれる異物を溜める溜め部を有することを特徴とする請求項1記載の流体制御用バルブ。
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