JP5615267B2 - メカニカルシール装置 - Google Patents

メカニカルシール装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5615267B2
JP5615267B2 JP2011510341A JP2011510341A JP5615267B2 JP 5615267 B2 JP5615267 B2 JP 5615267B2 JP 2011510341 A JP2011510341 A JP 2011510341A JP 2011510341 A JP2011510341 A JP 2011510341A JP 5615267 B2 JP5615267 B2 JP 5615267B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seal
ring
quenching
sealing
inner peripheral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011510341A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2010123025A1 (ja
Inventor
嘉博 末藤
嘉博 末藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eagle Industry Co Ltd
Original Assignee
Eagle Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eagle Industry Co Ltd filed Critical Eagle Industry Co Ltd
Priority to JP2011510341A priority Critical patent/JP5615267B2/ja
Publication of JPWO2010123025A1 publication Critical patent/JPWO2010123025A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5615267B2 publication Critical patent/JP5615267B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/16Sealings between relatively-moving surfaces
    • F16J15/34Sealings between relatively-moving surfaces with slip-ring pressed against a more or less radial face on one member
    • F16J15/3404Sealings between relatively-moving surfaces with slip-ring pressed against a more or less radial face on one member and characterised by parts or details relating to lubrication, cooling or venting of the seal
    • F16J15/3408Sealings between relatively-moving surfaces with slip-ring pressed against a more or less radial face on one member and characterised by parts or details relating to lubrication, cooling or venting of the seal at least one ring having an uneven slipping surface
    • F16J15/3412Sealings between relatively-moving surfaces with slip-ring pressed against a more or less radial face on one member and characterised by parts or details relating to lubrication, cooling or venting of the seal at least one ring having an uneven slipping surface with cavities
    • F16J15/342Sealings between relatively-moving surfaces with slip-ring pressed against a more or less radial face on one member and characterised by parts or details relating to lubrication, cooling or venting of the seal at least one ring having an uneven slipping surface with cavities with means for feeding fluid directly to the face
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/16Sealings between relatively-moving surfaces
    • F16J15/34Sealings between relatively-moving surfaces with slip-ring pressed against a more or less radial face on one member
    • F16J15/36Sealings between relatively-moving surfaces with slip-ring pressed against a more or less radial face on one member connected by a diaphragm or bellow to the other member
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/16Sealings between relatively-moving surfaces
    • F16J15/34Sealings between relatively-moving surfaces with slip-ring pressed against a more or less radial face on one member

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mechanical Sealing (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

本発明は、遠心ポンプや攪拌機等の軸シールとして適用して好適なメカニカルシール装置に関する。
従来、スラリーを含むシール流体(被密封流体)をシールする際には、スラリーがシール部品間に留まったり、シール流体の固形物がシール面に付着したりシール部品間に目詰まりしたりする可能性がある。そこで、そのようなシール流体、特に大気に漏れると析出するような液体に対しては、クエンチングを行い、析出物を洗い流すことが必要である。そのためには、クエンチング液のシールが別に必要となるが、従来は、メカニカルシールを直線的に2個並べたダブルメカニカルシールが一般的である。
また、シールカバーにフラッシング通路を設け、フラッシング液により固定用密封環及び回転用密封環との被密封流体と接触する内周面を洗浄する構成のメカニカルシール装置も開示されている(PCT国際公開WO2006/137305号公報(特許文献1)参照)。
PCT国際公開WO2006/137305号公報
しかしながら、メカニカルシールを直線的に2個並べたダブルメカニカルシールは、軸方向の長さが長くなり、遠心ポンプ等には装着できない場合があるという問題がある。
また、例えば引用文献1に開示されているメカニカルシール装置においては、フラッシング液(クエンチング液)の流路が長く、効率よく析出物を洗い流すことが難しいという問題がある。
また、そのようなクエンチングを行うシール装置では、クエンチング液が機内側空間あるいは機外側空間に漏洩する可能性があり、クエンチング液に対してもまたシール流体と同様に厳密なシールが必要となり、構成が複雑かつ大型となるという問題があった。
さらに、軸方向に移動する密封環の2次シールとしてパッキンを用いる従来のメカニカルシール装置においては、被密封流体がスラリーを含んでいる場合等にはパッキンと軸との間にスラリーが溜まったり、パッキンと軸との間に固形物が析出したりする場合があり、2次シールの作動性が悪くなり、シール流体が漏洩する可能性があるという問題があった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、小型で、シール面の洗浄を効率よく行うことができ、シール流体の大気との遮断も適切に行うことができ、また、クエンチング液が機内側空間あるいは機外側空間に漏洩することも防ぐことができるメカニカルシール装置を提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明のメカニカルシール装置は、ハウジングと、当該ハウジングに形成された開口を貫通する回転軸との間を密封し、ハウジング内の流体をシールするメカニカルシール装置であって、前記回転環に設置され、前記回転軸の軸方向の一方の端部にシール面を有する回転環と、前記ハウジングに設置され、前記回転環の前記シール面に対向配置される対向面を有する固定環であって、前記対向面に環状に形成され、前記回転環の前記シール面に密接摺動する第1のシール面と、前記対向面の前記第1のシール面の外周側又は内周側に当該第1のシール面とは分離して環状に形成され、前記回転環の前記シール面に密接摺動する第2のシール面と、前記第1のシール面と前記第2のシール面との間に形成される密封溝と、前記固定環の内部に形成され、一方の開口が前記密封溝に連通している複数の流体流路とを有する固定環と、前記固定環に形成された前記流体流路の他方の開口に連通し、当該流体流路を介して前記密封溝にクエンチング液を流入出させるクエンチング液供給路とを有する。
このような構成のメカニカルシール装置によれば、シール面に設けた溝、すなわち固定環(固定密封環)に二重に形成した第1のシール面と第2のシール面(実液用シール面とクエンチング水用シール面)との間の密封溝にクエンチング液を流しているので、摺動環(固定密封環、回転密封環)に直接クエンチング液を当てることができ、効率よく洗浄ができるとともに大気との遮断も適切に行うことができ、また、潤滑、冷却、シール流体の強制排出という効果も効率よく行うことができる。
好適には、本発明のメカニカルシール装置は、前記ハウジングに設置されるシールカバーを有し、前記クエンチング液供給路は、前記シールカバーの内周部に形成された中間室と、前記シールカバーを貫通して形成され、前記中間室にクエンチング液を供給するクエンチング入口と、前記シールカバーを貫通して形成され、前記中間室からクエンチング液を排出するクエンチング出口とを有し、前記固定環の前記流体流路の他方の開口は、前記中間室に連通していることを特徴とする。
このような構成のメカニカルシール装置によれば、クエンチング液は機内側空間Bにも機外側空間Aにも漏洩することがない。
また好適には、本発明のメカニカルシール装置は、前記クエンチング入口は鉛直方向下方側に形成され、前記クエンチング出口は鉛直方向上方側に形成されていることを特徴とする。
このような構成のメカニカルシール装置によれば、クエンチング液を下部から上部に向けて流すことができ、空気を内部に残すことなく密封溝やこれにつながる流体流路をクエンチング液で満たすことができる。また、固定環の密封溝に導入されたクエンチング液は、シール面(摺動面)で発生した熱を吸収して冷却を行うが、その際にクエンチング液自体の温度は上昇するため、相対的に上部に流れる。本発明のメカニカルシール装置においては、上部からクエンチング液を排出するので、温度の上昇したクエンチング液を適切に排出し、また、下部から低温のクエンチング液を導入することができ、冷却効率を高めることができる。また、このようなクエンチング液の流れを形成することにより、シール面へクエンチング液を導入する流路の径が狭くても、密封溝に生じたクエンチング液の流れによりクエンチング液の流れが適切に維持でき、冷却等の効果を適切に維持することができる。
また好適には、本発明のメカニカルシール装置は、シール流体側空間と前記中間室との間を分離し、前記固定環を前記回転環方向に弾発に押圧するベローズを有することを特徴とする。
このような構成のメカニカルシール装置によれば、シール流体がスラリーを含んでいる場合等であっても2次シールの作動性が悪くなることを防止でき、シール流体が漏洩することを防止し適切なシール性能が維持できる。
また好適には、本発明のメカニカルシール装置は、前記ベローズとともに前記固定環を前記回転環方向に弾発に押圧する第2の弾発手段を有することを特徴とする。
このような構成のメカニカルシール装置によれば、2つのシール面を有していても、ベローズに加えて弾発手段により固定環を押圧しているため、固定環のシール面は適切に回転環に押圧され、適切なシール性能を維持できる。
図1は、本発明の一実施形態のメカニカルシール装置の構成を示す図であって、メカニカルシール装置が遠心ポンプの回転軸貫通箇所に装着されている状態を示す断面図である。 図2は、図1に示したメカニカルシール装置の固定密封環のシール面を示す図である。 図3は、図1に示したメカニカルシール装置において、シールカバーとシールカラーとを組み合わせた状態を示す正面図である。
本発明の一実施形態のメカニカルシール装置について、図1〜図3を参照して説明する。
本実施形態においては、遠心ポンプの軸シールとして使用されるメカニカルシール装置を例示して本発明を説明する。
図1に示すように、メカニカルシール装置1は、遠心ポンプの装置本体のケーシング6(以下、単にケーシング6と称する。)に形成された開口60を貫通して遠心ポンプの装置内外に延伸する回転軸2に対して、開口60の箇所において回転軸2とケーシング6との間をシール(封止)する。これにより、メカニカルシール装置1は、遠心ポンプの内外をシールし、装置内部の流体(シール流体)が外部に漏洩するのを防止するとともに、装置外部の外気(大気)が装置内部に入るのを防止する。
なお、図1において、紙面左側が機内側であり、ケーシング6の開口60の内周面60aの内部空間が機内側空間Bであり、紙面右側が機外側(大気側)であり、機外空間(大気空間)Aである。
メカニカルシール装置1は、主な構成部として、シールカバー110、固定密封環130、金属ベローズ150、コイルスプリング170、シールカラー210及び回転密封環230を有する。
前述したように、回転軸2は、メカニカルシール装置1のケーシング6の開口60を通過して装置本体の内外に貫通しており、図示せぬ軸受けにより回転可能に支持されている。回転軸2が貫通する開口60の外部側の端部周辺の外面(開口外端部周面)60bには、内部から外部に4本の植え込みボルト101が植え込まれており、メカニカルシール装置1は、この植え込みボルト101に設置される。
シールカバー110は、図3に示すように、正面形状が略四角形に形成されており、中心から四角方向へU字形状の固定溝111が設けられている。この固定溝111に、ケーシング6の開口外端部周面60bに植え込まれている植え込みボルト101を通しナット102により締め付けることにより、シールカバー110はケーシング6に固定設置される。
なお、シールカバー110とケーシング6との間には、ゴム、樹脂又はゴム層で覆った軟らかい金属などで形成されるガスケット120が介在される。
シールカバー110の中心には、図3に示すように、ケーシング6に設置された場合にケーシング6の開口60に連続して回転軸2が通過する一連の貫通孔を形成する開口112が形成されている。
シールカバー110の開口112を形成する内周面は、図1に示すように、機内側から機外側に向かって順に太径となるように断面階段状に形成された内周面112a、内周面112c及び内周面112fに形成されている。また、内周面112aと内周面112cとの間には径方向に平行な円環状の段差面112bが形成され、内周面112cと内周面112fとの間には径方向に平行な円環状の段差面112dが形成されている。
シールカバー110の開口112の最外部、すなわち、内周面112fの機外側端部には、機外側かつ内径側に突出するように環状の位置決め部113が形成されている。位置決め部113の外周部には、位置決め溝114が形成されており、回転密封環230を回転軸2に設置する際に後述するようにセットプレート310が係合されて、回転密封環230の固定位置が決定される。
また、シールカバー110には、外周面110aから最も太径の内周面112fに貫通するクエンチング入口115及びクエンチング出口116が形成されている。クエンチング入口115及びクエンチング出口116は、ともにシールカバー110の内部に形成される中間室Cに直結する開口であるが、本実施形態においては、軸方向が略水平方向に配設される遠心ポンプにおいて、鉛直方向下方側に配置される開口をクエンチング入口115とし、鉛直方向上方側に配置される開口をクエンチング出口116とする。すなわち、メカニカルシール装置1に対しては、鉛直方向下側からクエンチング液が注入されて、鉛直方向上側から排出される。
なお、クエンチング入口115及びクエンチング出口116の端部側ポートには、外部配管と接続可能な管用ねじが形成されている。
シールカバー110の最も機内側の最も細径の内周面112aには、Oリング181を介在させてケース140が嵌合設置されている。Oリング181は、シールカバー110の内周面112aに形成される環状の溝に設置される。
ケース140は、その機外側の端面が内周面112aより太径の内周面112cの内側にまで突出し、その端部に金属ベローズ150の機内側端部周面が密接に溶接されている。
金属ベローズ150は、ステンレス鋼、銅合金等の薄板の金属を、蛇腹状の円環状に絞り加工し、あるいは、環状板の隣接する各内径及び外径部を溶接して円筒状に成形し、内周面と外周面との間で断面が波形状又は断面が連続したV形状あるいは断面がZ状に折り曲げられた構成のばね手段に形成したものである。すなわち、金属ベローズ150は、円筒部の中間が種々に曲げられた反力により軸方向へ弾発するばね手段である。
金属ベローズ150の機外側端部周面は、リング状のリテーナ160に溶接等で密封に結合されている。
リテーナ160の機外側内周部には、軸周面に沿ってさらに機外側に円環状に突出した筒状部161が形成されており、この筒状部161の外周面に固定密封環130が嵌合設置される。
固定密封環130の内周機内側の角部には、Oリング用の段付き溝135が形成されており、この段付き溝135にOリング182を介在させて、固定密封環130はリテーナ160の筒状部161の外周面に嵌合される。
このように、各々溶接等で密封に結合されたケース140、金属ベローズ150及びリテーナ160、及び、Oリング181及び182により、機内側の内部空間Bとシールカバー110の内側の中間室Cとの間が分離遮断される。
また、固定密封環130の外周面は、シールカバー110の内周面112fにOリング183を介在させて軸方向に移動可能に密接している。これにより、シールカバー110の内側の中間室Cが機外側(大気側)空間Aに対してシールされる。
また、リテーナ160の機外側端面の外周部は、固定密封環130の機内側端面に沿ってシールカバー110の内周面112fの近傍まで円環状に拡張されており、フランジ部162を形成している。
シールカバー110の段差面112dには、コイルスプリング170の一方の端部が設置されるスプリング受け凹部112eが形成されている。スプリング受け凹部112eは、段差面112dの環状面に沿って所定の数箇所に等配に形成されている。
コイルスプリング170は、シールカバー110の段差面112dとリテーナ160のフランジ部162との間に設置されて、金属ベローズ150とともにリテーナ160を機外側、すなわち、回転密封環230方向に押圧する。
コイルスプリング170は、機内側の端部がスプリング受け凹部112eに挿入されてこれに固定され、機外側の端部はリテーナ160のフランジ部162に溶接等により接続されている。
コイルスプリング170は、軸周に沿って所定の数箇所に等配に設置される。
また、リテーナ160のフランジ部162の内径側付近には、軸方向にリテーナ160を貫通するクエンチング用穴163が形成されている。クエンチング用穴163は、中間室Cと固定密封環130に形成されるクエンチング用穴134との連通状態を適切に確保し、クエンチング液が中間室Cから固定密封環130のクエンチング用穴134に流入し易く、あるいは、流出し易くする。クエンチング用穴163は、固定密封環130のクエンチング用穴134に対応して形成され、フランジ部162の周に沿って6〜8箇所程度等配に形成される。
固定密封環130は、断面が略矩形の環状のシール部材であり、機外側の端面に、各々環状に突出した二重のシール面131及び132を有する。2つのシール面131及び132は、ともに後述する回転密封環230のシール面231に密接摺動し、各々、その径方向の内部と外部とをシールする。
図1及び図2に示すように、2つのシール面131及び132の間には、密封溝133が形成されており、この密封溝133には、固定密封環130を軸方向に貫通するクエンチング用穴134が6〜8箇所程度形成されている。クエンチング用穴134は、密封溝133の周に沿って等配に形成されている。
クエンチング用穴134は、前述したリテーナ160のクエンチング用穴163と連通しており、クエンチング入口115を介して中間室Cに流入されたクエンチング液は、クエンチング用穴134を介して密封溝133に流入する。また、密封溝133に流入したクエンチング液は、クエンチング用穴134を介して中間室Cに排出される。
前述したように、メカニカルシール装置1においては、鉛直方向下側に配置されたクエンチング入口115からクエンチング液がシールカバー110内の中間室Cに流入され、鉛直方向上側に配置されるクエンチング出口116からクエンチング液が外部に排出される。この際、シール面近傍のクエンチング液は、摺動発熱により温度が上がり上部に流れ、下側から低温の新しいクエンチング液が流入されることとなるので、シール面近傍においてクエンチング液の潤滑が適切に行われることとなる。固定密封環130の密封溝133に流入するクエンチング液についても同様の流れが生じるため、密封溝133に空気が留まることが防止され、密封溝133は適切にクエンチング水で満たされる。
従って、固定密封環130の内周側のシール面131は、内周側の機内側空間Bと外周側の密封溝133のクエンチング液とをシールする実液用シール131として作用し、外周側のシール面132は、内周側の密封溝133のクエンチング液と外周側の大気空間Aとをシールするクエンチング水用シール132として作用する。
なお、固定密封環130の材質は、炭化珪素、カーボン、あるいはその他セラミックスなどである。
シールカラー210は、内周面に形成されたシール溝211にOリング281を介在させて回転軸2の外周面に嵌合され、セットスクリュー220により回転軸2に固定設置される。これにより、シールカラー210は回転軸2と一体的に回転可能となる。
シールカラー210の外周面は、機内側から機外側に向かって順に太径となるように断面階段状に形成された外周面212a、外周面212c及び外周面212eに形成されている。また、外周面212aと外周面212cとの間には径方向に平行で機内側を指向する円環状の段差面212bが形成され、外周面212cと外周面212eとの間には径方向に平行で機内側を指向する円環状の段差面212dが形成されており、さらに、外周面212eとシールカラー210の外周面212gとの間には径方向に平行で機内側を指向する円環状の段差面212fが形成されている。
シールカラー210の最も機内側部分として、回転軸2の外周面に沿って機内側に延伸する筒状部分の外周、すなわち、外周面212aの外周に、回転密封環230が嵌合設置される。
また、段差面212dには、円周に沿った所定の数箇所に回転密封環230に係合するノックピン240が設置されている。
また、段差面212fは、シールカラー210を回転軸2に固定設置する際に、シールカラー210の位置を位置決めするためのセットプレート310が係合される。
回転密封環230は、断面が略矩形の環状シール部材であり、軸方向機内側の端面は、固定密封環130のシール面131及び132と密接摺動するシール面231に形成されている。このシール面231は、固定密封環130の実液用シール131と密接摺動するとともに、クエンチング水用シール132とも密接摺動する。
回転密封環230は、シール面231の背面側、すなわち、回転密封環230の機外側の端面がシールカラー210の段差面212bに当接するように、内周面がシールカラー210の機内側細径部の外周面212aに嵌合される。
回転密封環230の内周機外側の角部には、Oリング用の段付き溝232が形成されており、この段付き溝232にOリング282を介在させて、回転密封環230をシールカラー210の外周面212aに嵌合させる。これにより、回転密封環230とシールカラー210との間がシールされる。
回転密封環230の外周機外側には、その周面に沿って等配に所定数のピン用凹部233が形成されている。このピン用凹部233にシールカラー210に設置したノックピン240を挿入して回転密封環230をシールカラー210に嵌合することにより、シールカラー210と回転密封環230との両部品が周方向に対して相対移動しないように互いに係止される。また、ノックピン240により、回転軸2及びシールカラー210の回転力が回転密封環230に伝達され、回転密封環230は回転軸2及びシールカラー210と一体的に回転する。
なお、回転密封環230の材質は、固定密封環130と同じく、炭化珪素、カーボン、その他のセラミックスなどである。
また、Oリング181〜183、281、282の材質は、フッ素ゴム、ニトリルゴム、H−NBR、EPDM、パーフロロエラストマ等である。
セットプレート310は、回転密封環230が嵌合されたシールカラー210を回転軸2に固定設置する際に、固定密封環130が設置されたシールカバー110との相対的な軸方向距離を厳密に所定の距離にセットするための部材である。回転密封環230を回転軸2に設置する際、セットプレート310は、中間凸部311の機外側側面をシールカラー210の機内側最外周の段差面212fに当接させてボルト313によりシールカラー210に取り付けられ、これによりセットプレート310とシールカラー210との相対的な軸方向距離が所定の距離にセットされる。そして、セットプレート310の先端位置決め凸部312をシールカバー110の位置決め部113の位置決め溝114に嵌め込むことにより、セットプレート310とシールカバー110との相対的な軸方向距離が所定の距離にセットされ、その結果、シールカバー110とシールカラー210との相対的な軸方向距離が所定の距離にセットされる。この状態で、セットスクリュー220を螺合してシールカラー210を回転軸2に固定設置する。
なお、セットプレート310は、シールカラー210の周面に3等配に配置して取り付けられる。また、このセットプレート310は、メカニカルシール装置1の組立後に取り外される。
このように構成された本実施形態のメカニカルシール装置1においては、シール面に設けた溝、すなわち固定密封環130に同心円状に二重に形成した実液用シール面131とクエンチング水用シール面132との間の密封溝133にクエンチング液を流しているので、密封環(摺動環)に直接クエンチング液を当てることができ、効率よく洗浄ができるとともに大気との遮断も適切に行うことができ、また、潤滑、冷却、シール流体の強制排出という効果も効率よく行うことができる。
また、本実施形態のメカニカルシール装置1においては、固定密封環130に、固定密封環130を軸方向に貫通するクエンチング用穴134を形成し、このクエンチング用穴134を介して固定密封環130の背面の中間室Cと密封溝133との間でクエンチング液を流入出させている。従って、クエンチング液は機内側空間Bにも機外側空間Aにも漏洩することがなく好適である。
また、中間室Cは、金属ベローズ150及びOリング181、182により機内側空間Bとシールされており、Oリング183により機外側(大気側)空間Aとシールされている。軸方向に移動する密封環の2次シールとしてパッキンを用いる従来の構成においては、被密封流体がスラリーを含んでいる場合等にはパッキンと軸との間にスラリーが溜まったり、パッキンと軸との間に固形物が析出したりする場合がある。このような状態となると、2次シールの作動性が悪くなり、シール流体が漏洩する可能性があった。しかしながら、本実施形態においては、固定密封環130の2次シールとして中間室Cは金属ベローズ150を用いてシール流体側空間、すなわち機内側空間Bとシールされており、固定密封環130の2次シールの作動性が悪くなることはなく、固定密封環130は適切に回転密封環230に密接摺動することとなり、適切なシール性能が維持できる。
また、本実施形態のメカニカルシール装置1においては、実液用シール面131とクエンチング水用シール面132という二重のシール面を有しているので、仮に、機内側シール面が運転によって摩耗したり、あるいは、析出物によりシール面が損耗した場合にも、機外側シール面があるためにシール流体を機外側に漏洩するのを防ぐことができる。
また、二重のシール面の間の密封溝133にクエンチング液を流しているので、そのような場合においても効率的にシール流体を排出することができる。
また、本実施形態のメカニカルシール装置1は、軸方向の長さを大きくする必要なくクエンチングを行うことができる。すなわち、メカニカルシール装置1を小型にすることができ、従来の金属ベローズシールと同じ軸方向長さでクエンチングが行える。
また、そのように小型に構成できるので、コストが上昇することを防ぐことができ、また、従来からあるポンプのほとんどに何ら改良等をすることなく設置できる。
また、本実施形態のメカニカルシール装置1においては、鉛直方向下方側に配置される開口をクエンチング入口115とし、鉛直方向上方側に配置される開口をクエンチング出口116としている。従って、クエンチング液を下部から上部に向けて流すことができ、空気を内部に残すことなく固定密封環130やこれにつながるクエンチング用穴134をクエンチング液で満たすことができる。また、固定密封環130の密封溝133に導入されたクエンチング液は、実液用シール面131及びクエンチング水用シール面132(及び、回転密封環230のシール面231)で発生した熱を吸収して冷却を行うが、その際にクエンチング液自体の温度は上昇するため、相対的に上部に流れる。本実施形態のメカニカルシール装置1においては、上部からクエンチング液を排出するので、温度の上昇したクエンチング液を適切に排出し、また、下部から低温のクエンチング液を導入することができ、冷却効率を高めることができる。また、このようなクエンチング液の流れを形成することにより、密封溝133へクエンチング液を導入するクエンチング用穴134の径が狭くても、密封溝133に生じたクエンチング液の流れによりクエンチング液の流れが適切に維持でき、冷却等の効果を適切に維持することができる。
なお、前述した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって本発明を何ら限定するものではない。本実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含み、また任意好適な種々の改変が可能である。
例えば、本実施形態においては、固定密封環に二重の実液用シール面131及びクエンチング水用シール面132、及び、密封溝133、クエンチング用穴134を形成するものとしたが、これらは回転密封環230に形成するようにしてもよい。
また、シールカバー110、固定密封環130、シールカラー210あるいは回転密封環230等の構成の細部は、任意に変更してよい。
本発明は、遠心ポンプや攪拌機等の回転軸を具備する任意の装置の軸シールとして利用可能である。

Claims (1)

  1. ハウジングと、当該ハウジングに形成された開口を貫通する回転軸との間を密封し、ハウジング内のスラリーを含むシール流体をシールするメカニカルシール装置であって、
    前記ハウジングに設置されるシールカバーと、
    前記回転軸に設置され、前記回転軸の軸方向の一方の端部にシール面を有する回転環と、
    前記ハウジングに設置され、前記回転環の前記シール面に対向配置される対向面を有する固定環であって、
    前記対向面に環状に形成され、前記回転環の前記シール面に密接摺動し、内周側のシール流体をシールする第1のシール面と、
    前記対向面の前記第1のシール面の外周側又は内周側に当該第1のシール面とは分離して環状に形成され、前記回転環の前記シール面に密接摺動し、内周側のクエンチング液と外周側の大気側空間をシールする第2のシール面と、
    前記第1のシール面と前記第2のシール面との間に形成される密封溝と、
    前記固定環の内部に形成され、一方の開口が前記密封溝に連通している複数の流体流路とを有する固定環と、
    前記固定環が嵌合設置されるリング状のリテーナであって、
    前記シールカバーの内周面近傍に拡張された円環状のフランジ部と、
    当該フランジ部において当該リテーナを軸方向に貫通するクエンチング用穴とを有するリテーナと、
    前記固定環に形成された前記流体流路の他方の開口に連通し、当該流体流路を介して前記密封溝にクエンチング液を流入出させるクエンチング液供給路であって、
    前記シールカバーの内周部に形成され、ベローズ及びOリングによりシール流体側空間とシールされ、前記固定環の外周面と前記シールカバーの内周面との間に介在されたOリングにより大気側空間とシールされた中間室と、
    前記シールカバーを貫通して形成され、前記中間室にクエンチング液を供給するクエンチング入口と、
    前記シールカバーを貫通して形成され、前記中間室からクエンチング液を排出するクエンチング出口とを有するクエンチング液供給路と、
    一方の端部周面が前記リテーナに結合され、シール流体側空間と前記中間室との間を分離し、前記固定環を前記回転環方向に弾発に押圧する前記ベローズと
    前記ベローズの径方向外周側に設置され、前記ベローズとともに前記固定環を前記回転環方向に弾発に押圧する第2の弾発手段とを有し、
    前記固定環の前記流体流路の他方の開口は、前記リテーナの前記クエンチング用穴を介して前記中間室に連通しており、
    前記クエンチング入口は鉛直方向下方側に形成され、前記クエンチング出口は鉛直方向上方側に形成されている
    メカニカルシール装置。
JP2011510341A 2009-04-23 2010-04-21 メカニカルシール装置 Active JP5615267B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011510341A JP5615267B2 (ja) 2009-04-23 2010-04-21 メカニカルシール装置

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009105169 2009-04-23
JP2009105169 2009-04-23
PCT/JP2010/057056 WO2010123025A1 (ja) 2009-04-23 2010-04-21 メカニカルシール装置
JP2011510341A JP5615267B2 (ja) 2009-04-23 2010-04-21 メカニカルシール装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2010123025A1 JPWO2010123025A1 (ja) 2012-10-25
JP5615267B2 true JP5615267B2 (ja) 2014-10-29

Family

ID=43011142

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011510341A Active JP5615267B2 (ja) 2009-04-23 2010-04-21 メカニカルシール装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8800995B2 (ja)
EP (1) EP2423541B1 (ja)
JP (1) JP5615267B2 (ja)
CN (1) CN102405365B (ja)
WO (1) WO2010123025A1 (ja)

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202008008158U1 (de) * 2008-06-18 2008-08-28 Burgmann Industries Gmbh & Co. Kg Gleitringdichtungsanordnung mit integrierter Wärmeübertragungseinrichtung
JP5883012B2 (ja) * 2011-09-12 2016-03-09 イーグル工業株式会社 メカニカルシール
EP2886914A4 (en) 2012-08-22 2016-07-27 Eagle Ind Co Ltd MECHANICAL DOUBLE SEAL
WO2014042085A1 (ja) * 2012-09-11 2014-03-20 イーグル工業株式会社 メカニカルシール
WO2014061543A1 (ja) * 2012-10-19 2014-04-24 イーグルブルグマンジャパン株式会社 ベローズシール
CN103075517A (zh) * 2013-01-16 2013-05-01 苏瑞益 多端面组合机械密封
WO2014142265A1 (ja) * 2013-03-14 2014-09-18 イーグルブルグマンジャパン株式会社 メカニカルシール装置
CN104995440A (zh) 2013-05-27 2015-10-21 伊格尔工业股份有限公司 机械密封装置
EP2942551A1 (de) * 2014-05-06 2015-11-11 Aktiebolaget SKF Dichtungsanordnung für ein drehbar gegenüber einem weiteren Bauteil gelagertes Bauteil und Verfahren
US9790960B2 (en) 2014-06-09 2017-10-17 A.R. Wilfley & Sons, Inc. Centrifugal pump with governor actuated seal
US10352454B2 (en) 2014-11-04 2019-07-16 Eagle Industry Co., Ltd. Mechanical seal device
US10145475B2 (en) 2014-11-04 2018-12-04 Eagle Industry Co., Ltd. Mechanical seal device
US10234036B2 (en) * 2015-01-12 2019-03-19 Rolls-Royce Corporation Wide differential pressure range air riding carbon seal
KR101554014B1 (ko) * 2015-03-23 2015-09-17 코리아씰라인(주) 고압펌프용 메카니컬 씰링장치
DE102015212641A1 (de) * 2015-07-07 2017-01-12 Gapi Technische Produkte Gmbh Drehdurchführung für ein Fahrzeug
EP3513102B1 (en) 2016-09-16 2020-11-04 Flowserve Management Company Radially and axially self-aligning split seal ring
CA3048264C (en) * 2017-01-12 2020-08-25 Flowserve Management Company Mechanism for assembling split seal rings
DE102018208519A1 (de) * 2018-05-29 2019-12-05 Eagleburgmann Germany Gmbh & Co. Kg Gleitringdichtungsanordnung für Null-Emission
CN112555415A (zh) * 2020-12-14 2021-03-26 宁波奉化明磊弹簧厂 一种带冷却的防泄漏真空机封结构及其***
CN112922680B (zh) * 2021-02-02 2022-02-15 北京航空航天大学 一种用于高超声速飞行器空气涡轮组件的机械密封结构
US11946548B2 (en) * 2021-06-16 2024-04-02 Rtx Corporation Coil spring carbon face seal

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4937046A (ja) * 1972-08-16 1974-04-06
JPS5576958U (ja) * 1978-11-24 1980-05-27
JPS6391761U (ja) * 1986-12-04 1988-06-14
JPH0545339U (ja) * 1991-11-15 1993-06-18 株式会社日立製作所 同芯二軸用軸封装置
JPH07208612A (ja) * 1994-01-27 1995-08-11 Mitsubishi Heavy Ind Ltd メカニカルシール装置
WO2006022378A1 (ja) * 2004-08-26 2006-03-02 Eagle Industry Co., Ltd. メカニカルシール装置
WO2006137305A1 (ja) * 2005-06-20 2006-12-28 Eagle Industry Co., Ltd. メカニカルシール装置
JP2008196615A (ja) * 2007-02-14 2008-08-28 Nippon Petroleum Refining Co Ltd シール液自己投入式メカニカルシール用シール水装置

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2903970A (en) * 1955-03-24 1959-09-15 United Aircraft Corp Combination seal for a pump
US2949321A (en) * 1957-01-26 1960-08-16 Borg Warner Mechanical seal for liquid oxygen pump
FR1268692A (fr) * 1960-08-17 1961-08-04 Richarsons Westgarth & Co Ltd Perfectionnement aux joints d'arbre
US3495620A (en) * 1967-02-09 1970-02-17 Weck & Co Inc Edward Magnetic valve
US4335888A (en) * 1978-03-20 1982-06-22 Nippon Pillar Packing Co. Ltd. Mechanical seal
JPS5576958A (en) 1978-12-06 1980-06-10 Mitsubishi Electric Corp High frequency voltage detecting circuit
FI71824C (fi) * 1985-04-12 1987-02-09 Safematic Ltd Oy Mekanisk taetning.
US5052694A (en) * 1986-07-08 1991-10-01 Eg&G Sealol, Inc. Hydrostatic face seal and bearing
US4973065A (en) * 1989-10-20 1990-11-27 A. W. Chesterton Company Seal assembly
US7044470B2 (en) * 2000-07-12 2006-05-16 Perkinelmer, Inc. Rotary face seal assembly
JP3762636B2 (ja) * 2000-11-21 2006-04-05 イーグル工業株式会社 メカニカルシール
US6494460B2 (en) * 2000-12-26 2002-12-17 Karl E. Uth Rotary barrier face seal
JP4111698B2 (ja) * 2001-08-31 2008-07-02 イーグル工業株式会社 メカニカルシール装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4937046A (ja) * 1972-08-16 1974-04-06
JPS5576958U (ja) * 1978-11-24 1980-05-27
JPS6391761U (ja) * 1986-12-04 1988-06-14
JPH0545339U (ja) * 1991-11-15 1993-06-18 株式会社日立製作所 同芯二軸用軸封装置
JPH07208612A (ja) * 1994-01-27 1995-08-11 Mitsubishi Heavy Ind Ltd メカニカルシール装置
WO2006022378A1 (ja) * 2004-08-26 2006-03-02 Eagle Industry Co., Ltd. メカニカルシール装置
WO2006137305A1 (ja) * 2005-06-20 2006-12-28 Eagle Industry Co., Ltd. メカニカルシール装置
JP2008196615A (ja) * 2007-02-14 2008-08-28 Nippon Petroleum Refining Co Ltd シール液自己投入式メカニカルシール用シール水装置

Also Published As

Publication number Publication date
US8800995B2 (en) 2014-08-12
EP2423541A1 (en) 2012-02-29
CN102405365B (zh) 2015-04-08
EP2423541B1 (en) 2016-09-21
CN102405365A (zh) 2012-04-04
WO2010123025A1 (ja) 2010-10-28
EP2423541A4 (en) 2014-04-02
JPWO2010123025A1 (ja) 2012-10-25
US20120139186A1 (en) 2012-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5615267B2 (ja) メカニカルシール装置
JP5001654B2 (ja) メカニカルシール装置
US8231130B2 (en) Mechanical seal device
US20090200749A1 (en) Mechanical seal device
EP1288542B1 (en) Mechanical sealing device
EP2295835B1 (en) Mechanical seal device
JPWO2014192761A1 (ja) メカニカルシール装置
JP5124784B2 (ja) メカニカルシール装置
RU2681727C1 (ru) Уплотнительный герметичный модуль центробежного насоса
US10352449B2 (en) Mechanical seal
JP5703135B2 (ja) 縦軸用軸封装置
JP3782690B2 (ja) メカニカルシール装置
JP4797090B2 (ja) ダブルメカニカルシール
KR101837626B1 (ko) 간결한 이중 씰링면 구조를 갖는 분할형 메카니컬 씰
JP5334656B2 (ja) シール装置
JP4391205B2 (ja) メカニカルシール装置
JPWO2018123617A1 (ja) メカニカルシール
EP3561342A1 (en) Mechanical seal device
JP2017096373A (ja) 端面接触形メカニカルシール
JP2018194148A (ja) 軸封装置
JP2012013213A (ja) メカニカルシール
JP2023135955A (ja) メカニカルシール
JP4050529B2 (ja) 軸封装置
JP6128600B2 (ja) メカニカルシール装置
JP2019039502A (ja) ダブル形メカニカルシール

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121019

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130806

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131004

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20131004

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140121

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140418

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140605

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20140610

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140826

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140909

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5615267

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250