JP5614587B2 - 穀物乾燥装置 - Google Patents

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Description

本発明は、触媒燃焼により熱を発生して穀物を乾燥させる穀物乾燥装置に関する。
天候に左右されずに穀物を乾燥させるため、室内で穀物を乾燥させる穀物乾燥装置が用いられる。穀物乾燥装置には遠赤外線放射体を備えるものがあり、遠赤外線放射体を加熱して遠赤外線を穀物に放射することで穀物を乾燥させている。
特許文献1には、バーナーの燃焼筒を内部に収容する遠赤外線放射体を備える穀物遠赤外線乾燥装置が開示されている。遠赤外線放射体は筒をU字形に屈曲して形成され、U字形の一端にバーナーの燃焼筒が設けられている。遠赤外線放射体はバーナーでの燃焼により加熱される。
特開平10−281645号公報
穀物乾燥装置において、穀物を加熱しすぎるとその成分を変質させる可能性があるため、時間をかけて乾燥させる必要がある。穀物を長時間加熱するには多くの燃料を消費するため、低コストで効率よく乾燥できる装置が望まれている。
特許文献1に記載の技術では、バーナーにより遠赤外線放射体の端部から遠赤外線放射体を加熱する。遠赤外線放射体を端部から加熱するため、遠赤外線放射体の加熱にムラが生じ、効率よく加熱できない。また、このバーナーの燃料には主に灯油が用いられるが、灯油を長時間燃焼させるとコストがかかる。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、赤外線放射体を効率よく加熱し、加熱にかかるコストを抑えた穀物乾燥装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の穀物乾燥装置は、外気を取り込む吸気口と、内部の空気を排出する排気口を有する乾燥室と、乾燥室に配置された穀物の通路と、気体燃料を供給する気体燃料供給路と、乾燥室に配置され、気体燃料供給路から供給された気体燃料を触媒燃焼させる触媒体と、触媒体と一体に形成され、触媒燃焼により加熱されて遠赤外線を通路に放射する赤外線放射体と、触媒燃焼により加熱された加熱空気を乾燥室に吐出する通気経路と、を備える。
この態様によると、赤外線放射体は触媒体と一体に形成されており、触媒体によって赤外線放射体をムラなく効率よく加熱することができ、これによって加熱にかかるコストを抑えることができる。また、赤外線放射体をムラなく加熱することで、遠赤外線を一様に放射することができ、穀物をムラなく乾燥することができる。また、気体燃料を用いることで、灯油などの液体燃料と比較してコストを抑えることができる。また、加熱空気を乾燥室に吐出することで、排熱を利用して穀物を加熱することができる。
本発明によれば、穀物乾燥装置において穀物をムラなく効率よく加熱し、加熱にかかるコストを抑えることができる。
第1実施形態に係る穀物乾燥装置の構成を示す図である。 (a)および(b)は、第1実施形態に係る赤外線放射体および触媒体の斜視図である。 第1実施形態に係る赤外線放射体および触媒体の変形例を示す図である。 第2実施形態に係る穀物乾燥装置の正面からみた断面図である。 第2実施形態に係る穀物乾燥装置の側面からみた断面図である。 第2実施形態に係る穀物乾燥装置の一部の内部構成を示す図である。
図1は、第1実施形態に係る穀物乾燥装置10の構成を示す図である。なお、以下の図面に示される同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。
穀物乾燥装置10は、乾燥室16と、搬送装置22と、気体燃料供給路24と、電気加熱器30と、赤外線放射体32と、触媒体34と、第1循環路26aと、第2循環路26bと、熱交換器28とを備える。
穀物12の乾燥は乾燥室16内で行われる。乾燥室16には、吸気口18と排気口20が設けられる。排気口20には換気扇が取り付けられる。乾燥室16外の空気が吸気口18から入り、乾燥室16内の空気が排気口20から抜ける。これにより乾燥室16の換気ができ、室内に溜まった蒸気を排気できる。乾燥室16内には、搬送装置22、赤外線放射体32および触媒体34が少なくとも配置される。
搬送装置22は、ベルトコンベアであり、穀物12を赤外線放射体32の前の加熱領域を通過するように搬送する。なお、穀物を搬送するための搬送台14は、網状に形成されてよい。搬送台14を網状にすると、搬送台14の裏側にも空気が抜けて穀物12の乾燥を早めることができる。搬送装置22は、穀物12を繰り返し搬送して、赤外線放射体32の下方の加熱領域を複数回通過させてよい。
搬送台14は鉛直方向を軸として周状に形成され、搬送装置22により搬送台14上の穀物が周方向に移動させられる構成であってもよい。搬送台14は、赤外線放射体32の下方の加熱領域を通過する。これにより、搬送台14上に穀物を載せたまま乾燥させることができるため、粒子状の穀物に限らず、比較的大きな農産物を乾燥させることができる。
気体燃料供給路24は、気体燃料を触媒体34に供給する。気体燃料は、たとえばプロパンと大気の混合気体である。また、プロパンの他にブタンなどの炭化水素を用いてよい。気体燃料供給路24には、外部の燃料貯蔵器(不図示)からプロパン等が供給される。気体燃料は灯油などの液体燃料と比較してコストを抑えることができる。
電気加熱器30は、気体燃料供給路24内に設けられ、通電することで気体燃料および触媒体34を加熱する。電気加熱器30への通電はスイッチを操作することでユーザに制御される。電気加熱器30は、燃焼を開始する初期のみ気体燃料および触媒体34を加熱し、触媒体34が所定の活性化温度に達すると、スイッチをオフすることで加熱を停止する。また、温度検出手段により触媒体34が所定の活性化温度に達したことを検出して、自動的に電気加熱器30による加熱を停止してもよい。
触媒体34は、気体燃料供給路24内に設けられ、赤外線放射体32に固定され、赤外線放射体32と一体に形成される。たとえば触媒体34は、白金などの貴金属により形成される。触媒体34は、触媒体34の温度が所定の活性温度以上となると、気体燃料と触媒反応をして触媒体34の表面およびその近傍で気体燃料を触媒燃焼させる。触媒燃焼では、気体燃料を酸化反応させて熱エネルギーを発生させ、気体燃料が無炎で燃焼する。そのため、穀物を安全に乾燥させることができる。なお、実施形態では触媒体34を用いて触媒燃焼をさせているため、排気ガスの浄化作用も兼ねており、炎を出して燃焼する場合と比べて、排気ガスに含まれるSOxやNOxの量を低減することができる。
赤外線放射体32は、気体燃料の触媒燃焼により加熱されて、遠赤外線を強く放射する。また、赤外線放射体32は、触媒体34だけでなく加熱空気からも加熱されうる。赤外線放射体32は触媒体34より搬送装置22側に位置する。赤外線放射体32を触媒燃焼により加熱することで、炎を出す燃焼によって赤外線放射体を加熱する場合と比べて、効率よく赤外線放射体32を加熱することができ、加熱にかかるコストを抑えることができる。
触媒燃焼により加熱された赤外線放射体32は、遠赤外線を搬送台14上の穀物12に強く放射し、穀物12を加熱して乾燥させる。さらに赤外線放射体32とともに触媒体34も加熱されており、触媒体34から発せられる熱によっても穀物12が加熱される。ここで、図2を用いて赤外線放射体32と触媒体34について説明する。
図2(a)および図2(b)は、第1実施形態に係る赤外線放射体32および触媒体34の斜視図であり、それぞれ一例を示す。図2(a)では、ともに板形状に形成された赤外線放射体32と触媒体34とを貼り合わせたように一体に形成されている。赤外線放射体32の一面に触媒体34が均一に延在している。これにより、均一に延在する触媒体34の表面から赤外線放射体32をムラなく加熱することができ、穀物12をムラなく乾燥することができる。
図2(b)では、板形状に形成された赤外線放射体32の一面に、赤外線放射体32より小さくタイル形状に形成された複数の触媒体34を一様に配置し、赤外線放射体32と触媒体34が一体に形成されている。触媒体34は、赤外線放射体32の一面に均一に散りばめるよう、一端から他端まで一様に配置される。これにより、赤外線放射体32をムラなく加熱しつつ、触媒体34の量を少なくしてコストを抑えることができる。
板形状の赤外線放射体32の下面と搬送台14の上面は対向するよう略平行に配置されてよい。搬送台14の上面は穀物12が載せられる部分である。このように穀物12の移動路と赤外線放射体32を略平行に対向させて配置することで、搬送台14上の穀物12を赤外線放射体32の一面によってムラなく効率よく加熱することができる。
図1に戻る。第1循環路26aは、気体燃料供給路24に連結され、気体燃料供給路24において加熱された空気、すなわち排気ガスを熱交換器28に供給する。熱交換器28は、気体燃料供給路24の外周に設けられ、加熱空気の熱を気体燃料供給路24内の気体燃料に与えて、触媒燃焼をする前の気体燃料を加熱させる。これにより、触媒燃焼が始まると、電気加熱器30で加熱せずとも触媒燃焼を継続することができ、排ガスを循環させて効率的に気体燃料を触媒燃焼させることができる。なお、図1では熱交換器28を乾燥室16の外に設けた構成を示すが、熱交換器28は乾燥室16内に配置されてよい。
第2循環路26bは、吸気口18から吸気された新しい空気の流路40に、熱交換器28から送られた加熱空気を排出する。流路40は吸気口18から搬送装置22の間に位置し、吸気口18から入った新しい空気は穀物に達するまでに加熱空気と混ぜられる。これにより、加熱空気を循環させて、外気から取り込んだ冷たい空気を加熱することができ、外気により穀物12が冷やされることを抑えることができる。第1循環路26aおよび第2循環路26bは、触媒燃焼により加熱された加熱空気を乾燥室16内の所定の位置に吐出する通気経路として機能する。
図3は、第1実施形態に係る赤外線放射体および触媒体の変形例を示す。図3(a)は赤外線放射体42および触媒体44の断面図であり、図3(b)は赤外線放射体42および触媒体44の斜視図である。
赤外線放射体42は、円筒形状に形成される。第1触媒体44a、第2触媒体44bおよび第3触媒体44c(とくに区別しない場合は「触媒体44」という)は、棒状に形成され、赤外線放射体42の内周面に周状に等間隔に配置され、赤外線放射体42と一体に形成される。また、触媒体44は、赤外線放射体42の一端から他端まで軸方向に延在している。なお、触媒体44の数は3つに限定される必要はなく、2つであってもよいし、4つ以上であってもよい。
赤外線放射体42の内部空間は気体燃料供給路24に連結され、気体燃料が供給される。つまり赤外線放射体42の内部空間は、触媒体44に気体燃料を供給する気体燃料供給路24としても機能している。また赤外線放射体42の内部空間は第1循環路26aにも連結される。
赤外線放射体42には、赤外線放射体42を軸回転させる回転機構が設けられる。回転機構は、赤外線放射体42の両端に連結し、赤外線放射体42の中心軸を回転軸として回転させる。赤外線放射体42および触媒体44を回転させながら気体燃料を触媒燃焼させることで、触媒体44の表面で発生する熱を周方向に拡散することができ、赤外線放射体42をムラなく加熱することができる。また、赤外線放射体42の内周面全体に触媒体44を設ける場合と比べて触媒体44の量を少なくすることができ、コストを抑えることができる。
なお、赤外線放射体42の内部に固定する触媒体44は、棒形状に限定されることはなく、たとえば図2(b)に示すようにタイル形状の触媒体を複数配置してよい。この場合でも触媒体を軸方向に一端から他端まで配置することで、赤外線放射体42をムラなく加熱することができる。
図4は、第2実施形態に係る穀物乾燥装置50の正面からみた断面図である。また図5は、第2実施形態に係る穀物乾燥装置50の側面からみた断面図である。また図6は、第2実施形態に係る穀物乾燥装置50の一部の内部構成を示す図である。図6では、穀物乾燥装置50では、穀物貯留室96および穀物を搬送する構成を省略している。
第2実施形態の穀物乾燥装置50は穀物を循環させながら乾燥させる。穀物乾燥装置50は、箱状の乾燥室52を有し、乾燥室52の上部に穀物貯留室96が設けられる。乾燥室52には、吸気口54と排気口56が設けられる。排気口56には換気扇が取り付けられ、蒸気を排気する。穀物貯留室96には、穀物が貯留される。
穀物貯留室96の下には、図面の右から順に第1排風路壁部82、第1熱風路壁部84、第2排風路壁部86、第2熱風路壁部88および第3排風路壁部90が設けられ、それぞれの内部空間に第1排風路102、第1熱風路104、第2排風路106、第2熱風路108および第3排風路110が設けられる。
図6に示すように第1排風路壁部82、第1熱風路壁部84、第2排風路壁部86、第2熱風路壁部88および第3排風路壁部90(これらを区別しない場合は「各壁部」という)は、上部が錐状に形成され、各壁部の間に4つの壁間通路が形成される。各壁部は、通気性を有する部材で形成される。
4つの壁間通路の下方にはそれぞれロールパイプ94が設けられる。ロールパイプ94は軸回転可能である。ロールパイプ94を壁間通路の直下に設けることで、4つの壁間通路における下部の開口を一部塞いで、開口面積を小さくする。これにより、穀物を完全にせき止めないまでも、穀物の落下速度を遅くすることができる。さらに下方には、正面からみた断面がV字状に形成された2つの斜面80が底部の全体に形成され、斜面80の最も下の交差部には第1搬送路58が設けられる。図6に示すように第1搬送路58はスクリュウコンベアである。穀物貯留室96の穀物は、重力により穀物貯留室96から4つの壁間通路を通って落下し、斜面80まで落ちて斜面80上を滑り落ち、第1搬送路58に集められる。
図5に示すように第1搬送路58は、第2搬送路60に連結され、第1搬送路58により搬送された穀物は第2搬送路60により乾燥室52内の頂部まで搬送される。第2搬送路60は第3搬送路62に連結され、第2搬送路60により搬送された穀物は第3搬送路62により乾燥室52内の頂部の中央に設けられた散布装置64まで搬送される。
散布装置64は、穀物が載せられる受け皿を有し、受け皿を回転させることで遠心力により穀物を径方向にまき散らす。これにより穀物貯留室96に穀物を分散させることができる。穀物貯留室96の穀物は、重力により再び落下し、同じ経路をたどって循環させられる。このように循環させながら穀物を乾燥させることで、穀物をムラなく乾燥させることができる。
次に、加熱手段について説明する。気体燃料供給路72に赤外線放射体70および触媒体74が配置される。赤外線放射体70は気体燃料供給路72の壁部の一部であってよい。気体燃料供給路72には、第1実施形態と同様に電気加熱器(不図示)が設けられる。
赤外線放射体70および触媒体74は、図2(a)また図2(b)に示す赤外線放射体32および触媒体34を2枚用いて、断面がV字状となるように連結したものであってよい。V字状の赤外線放射体70の下面はV字状の斜面80と対向するように略平行に配置される。このように穀物の通路と赤外線放射体70を対向配置することで、斜面80上を滑り落ちる穀物に対して面で遠赤外線を放射でき、効率よく加熱することができる。また、赤外線放射体および触媒体には、図3に示す赤外線放射体42および触媒体44a、44b、44cを用いることも可能である。図2および図3に示す赤外線放射体32および触媒体34を用いることで、同様の効果を得ることができる。
気体燃料供給路72の上方には気体燃料供給路72の上面を覆う傘部92が配置されている。傘部92は落下してくる穀物が気体燃料供給路72の壁に当たることを防ぐ。傘部92は断面が逆V字形状に形成され、傘部92の上面に落ちてきた穀物は、傘部92の上面を滑り落ちて斜面80に落下するように構成されている。
第3循環路78aは気体燃料供給路72と第1熱風路104を連通し、第4循環路78bは気体燃料供給路72と第2熱風路108を連通する。第3循環路78aおよび第4循環路78bにより気体燃料供給路72において加熱された空気が第1熱風路104および第2熱風路108に供給される。第3循環路78aおよび第4循環路78bは、気体燃料供給路72から大きく離間した位置、たとえば気体燃料供給路72の排気口56側の端部に連結されてよい。
第1排風路102、第2排風路106および第3排風路110(とくに区別しない場合は「排風路」という)は、排気口56に連通し、排気する。各壁部は通気性を有しているため、排風路には第1熱風路104および第2熱風路108から壁間通路を介して加熱空気が供給される。
穀物乾燥装置50の動作について説明する。気体燃料供給路72により触媒体74に気体燃料が供給され、電気加熱器により気体燃料および触媒体74が加熱される。触媒体74が所定の活性温度に達すると、気体燃料が触媒燃焼する。触媒燃焼により触媒体74および赤外線放射体70が加熱され、斜面80上を移動する穀物を加熱する。加熱された穀物は斜面80を滑り落ちて第1搬送路58に集められる。そして穀物は、第1搬送路58、第2搬送路60、第3搬送路62、散布装置64によって穀物貯留室96に再度送られる。このように循環させることで穀物をムラなく乾燥することができる。
気体燃料供給路72内の加熱された空気は、第3循環路78aおよび第4循環路78bにより第1熱風路104および第2熱風路108に送られる。気体燃料供給路72内で触媒燃焼により加熱された空気は、第1熱風路104および第2熱風路108に供給される。ロールパイプ94によって4つの壁間通路に穀物がたまっており、壁間通路にある穀物が第1熱風路104および第2熱風路108からの加熱空気により加熱される。その空気は排風路に移動して排気口56から排気され、水分を多く含む空気が排気される。以上のように穀物が乾燥される。
以上、本発明を実施形態をもとに説明した。この実施形態は例示であり、それらの各構成要素の組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
10 穀物乾燥装置、 12 穀物、 14 搬送台、 16 乾燥室、 18 吸気口、 20 排気口、 22 搬送装置、 24 気体燃料供給路、 26a 第1循環路、 26b 第2循環路、 28 熱交換器、 30 電気加熱器、 32 赤外線放射体、 34 触媒体、 42 赤外線放射体、 44 触媒体、 50 穀物乾燥装置、 52 乾燥室、 54 吸気口、 56 排気口、 58 第1搬送路、 60 第2搬送路、 62 第3搬送路、 64 散布装置、 70 赤外線放射体、 72 気体燃料供給路、 74 触媒体、 78a 第3循環路、 78b 第4循環路、 80 斜面、 82 第1排風路壁部、 84 第1熱風路壁部、 86 第2排風路壁部、 88 第2熱風路壁部、 90 第3排風路壁部、 92 傘部、 94 ロールパイプ、 96 穀物貯留室、 102 第1排風路、 104 第1熱風路、 106 第2排風路、 108 第2熱風路、 110 第3排風路。

Claims (6)

  1. 外気を取り込む吸気口と、内部の空気を排出する排気口を有する乾燥室と、
    前記乾燥室に配置された穀物の通路と、
    気体燃料を供給する気体燃料供給路と、
    前記乾燥室に配置され、前記気体燃料供給路から供給された気体燃料を触媒燃焼させる触媒体と、
    前記触媒体と一体に形成され、触媒燃焼により加熱されて遠赤外線を前記通路に放射する赤外線放射体と、
    触媒燃焼により加熱された加熱空気を前記乾燥室に吐出する通気経路と、を備え
    前記通気経路は、前記触媒体と前記赤外線放射体により加熱された加熱空気を循環させて、前記乾燥室内の所定の位置に加熱空気を吐出する循環路と、触媒燃焼により加熱された加熱空気を循環させて、触媒燃焼をする前の気体燃料を加熱するための前記循環路とは別の循環路と、を有することを特徴とする穀物乾燥装置。
  2. 外気を取り込む吸気口と、内部の空気を排出する排気口を有する乾燥室と、
    前記乾燥室に配置された穀物の通路と、
    気体燃料を供給する気体燃料供給路と、
    前記乾燥室に配置され、前記気体燃料供給路から供給された気体燃料を触媒燃焼させる触媒体と、
    前記触媒体と一体に形成され、触媒燃焼により加熱されて遠赤外線を前記通路に放射する赤外線放射体と、
    触媒燃焼により加熱された加熱空気を前記乾燥室に吐出する通気経路と、を備え
    前記通気経路は、前記触媒体と前記赤外線放射体により加熱された加熱空気を循環させて、前記吸気口から吸気された空気の流路に加熱空気を吐出する循環路を有することを特徴とする穀物乾燥装置。
  3. 前記赤外線放射体は、板形状に形成され、
    前記赤外線放射体の一面に前記触媒体が一様に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の穀物乾燥装置。
  4. 前記赤外線放射体は、円筒形状に形成され、
    前記触媒体は、前記赤外線放射体の内周面に配置されることを特徴とする請求項1または2に記載の穀物乾燥装置。
  5. 前記赤外線放射体を軸回転させる回転機構を備えることを特徴とする請求項に記載の穀物乾燥装置。
  6. 前記通気経路は、触媒燃焼により加熱された加熱空気を循環させて、触媒燃焼をする前の気体燃料を加熱するための、前記循環路とは別の循環路を有することを特徴とする請求項に記載の穀物乾燥装置。
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