JP5614151B2 - シュガーレスハードグミキャンディ - Google Patents
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(1)固形分として、エリスリトールを10〜20重量%、マルチトールを30〜50重量%、ポリデキストロースを20〜50重量%、グルコマンナンを0.05〜0.3重量%、250ブルーム以上で粘度が4.0mPa・s以上のゼラチンを含み、水分値が13〜17%であり、かつ100gあたりのカロリーが120〜170kcalであることを特徴とするシュガーレスハードグミキャンディ、
(2)前記ゼラチンを固形分として7〜14重量%含有する前記(1)に記載のシュガーレスハードグミキャンディ、
に関する。
本発明のシュガーレスハードグミキャンディは、固形分として、エリスリトールを10〜20重量%、マルチトールを30〜50重量%、ポリデキストロースを20〜50重量%、グルコマンナンを0.05〜0.3重量%、250ブルーム以上で粘度が4.0mPa・s以上のゼラチンを含み、水分値が13〜17重量%であり、かつ100gあたりのカロリーが120〜170kcalであることを特徴とする。
なお、前記ブルーム値とは、ゼリー強度を示すもので、ゼラチンの6.67重量%水溶液を規定のカップに入れ10±0.1度の恒温槽で16〜18時間冷却ゼリー化して、ブルーム式ゼリー強度計のプランジャー(直径12.7mm)を4mmだけゼリー中に押し込むのに要する散弾の重さ(g)を測り、この重量をブルーム値として表したものである。
実施例1〜7として、表1に示す組成で、エリスリトール、結晶マルチトール(マルチトール含有率99%)、ポリデキストロース、グルコマンナンを混合し、加水して加温溶解し、水分30%まで煮詰め、得られた糖液に膨潤させたゼラチンを混合し、さらにクエン酸、着色料、甘味料、グレープ香料を加え混合した。得られたグミキャンディ溶液(pH3.2)を、単重4.5gになるようにスターチモールドに充填し、水分15%まで乾燥させてグミキャンディを得た。ゼラチンは、280ブルームの豚皮由来 の酸処理ゼラチン(粘度4.5mPa・s)を用いた。
なお、表中の組成は、仕上がり製品中の重量%とした。また、ゼラチンの量は、固形含有分を示す。それぞれの組成におけるカロリー値を表1に示した。
実施例と同様にして、比較例1〜6及び参考例において、表2に示す組成となるようにハードグミキャンディを作製した。また、比較例1〜4までは粘度4.5mPa・sで280ブルームのゼラチンを用い、比較例5は、粘度4.0mPa・sで220ブルームのゼラチン、比較例6では、粘度3.5mPa・sで250ブルームのゼラチンを用いた。それぞれの組成におけるカロリー値を表2に示した。
<食感の官能評価>
[グミキャンディの硬さに対する評価]
A:硬すぎる
B:硬すぎることのない心地よい硬さ
C:硬すぎることもなく軟らかすぎることもない
D:やや軟らかい
E:軟らかすぎる
[グミキャンディのチューイング性(粘着性)に関する評価]
A:粘性が高すぎて歯につく
B:歯につかず、心地よい粘性
C:粘性が高すぎることもなく低すぎることもない
D:粘性がやや低い
E:粘性が低すぎてサクい
F:表面が結晶化してサクい
〔グミキャンディの味に対する評価〕
A:甘さ強すぎて、味が濃く、えぐみが感じられる
B:甘さが十分にあり濃く感じられる
C:甘さが適度に感じられる
D:やや甘さが弱い
E:甘さが弱く味が薄く感じられる。
なお、食感、チューイング性及び味の評価がいずれもB又はCであるものを合格品とした。
<べたつきの評価>
◎:指に触れても付着せず、全くべたついていない
○:指に触れても付着しないが、少ししっとりしている
△:指に触れると、指に付着し、べたついている
×:グミキャンディが流れて、変形している
実施例1〜7で得られたシュガーレスハードグミキャンディは、100gあたりのカロリー値は、129〜162kcalであった。
また、実施例1〜7で得られたシュガーレスハードグミキャンディは、糖類を含むグミキャンディであるサンプルA(「Happy Cola」)、サンプルB(特許文献1(特開2009−213368号公報)の実施例1に記載のグミキャンディ)に比べても遜色のない硬さとチューイング性を有していることがわかる。
なお、参考例のシュガーレスハードグミキャンディは、エリスリトールを含有していないため、甘さが弱く味が薄く感じられるものとなり、味質の点では実施例1〜7で得られたシュガーレスハードキャンディと相違したものであった。
しかしながら、比較例1や比較例5においては、チューイング性に評価のあるサンプルBと同等の粘着性を持ちながら、サンプルBに比べてゲル強度が低く、官能評価において粘性が高すぎて歯につくという評価を得ている。このことから、チューイング性は、粘着性の増加とともに増長されるが、硬さとのバランスによって、歯に付かない心地よいチューイング性を付与することができると推定される。
Claims (2)
- 固形分として、エリスリトールを5〜20重量%、マルチトールを30〜50重量%、ポリデキストロースを20〜50重量%、グルコマンナンを0.05〜0.3重量%、250ブルーム以上で粘度が4.0mPa・s以上のゼラチンを含み、水分値が13〜17重量%であり、かつ100gあたりのカロリーが120〜170kcalであることを特徴とするシュガーレスハードグミキャンディ。
- 前記ゼラチンを固形分として7〜14重量%含有する請求項1に記載のシュガーレスハードグミキャンディ。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010172289A JP5614151B2 (ja) | 2010-07-30 | 2010-07-30 | シュガーレスハードグミキャンディ |
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