JP5613179B2 - 生産管理装置、生産管理システム、生産管理プログラムおよび生産管理方法 - Google Patents
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Description
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、物品の出庫管理を効率的に行うことができる生産管理装置、生産管理システム、生産管理プログラムおよび生産管理方法を提供することを目的とする。
また、上記課題を解決するために、上記生産管理装置と同様の処理を行う生産管理方法が提供される。
本発明の上記および他の目的、特徴および利点は本発明の例として好ましい実施の形態を表す添付の図面と関連した以下の説明により明らかになるであろう。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態に係る生産管理装置を示す図である。生産管理装置1は、物品2の出発地点P1から目的地点P2への移動状況を管理すると共に、物品2の出庫を管理する。ここで、出発地点P1、目的地点P2は、例えば製品生産における拠点である。出発地点P1は、例えば物品2の供給元となる工場である。目的地点P2は、例えば供給された物品2を格納するための倉庫である。なお、出発地点P1および目的地点P2は、更に詳細に、例えば拠点内の物品2の格納場所を示すものとしてもよい。
出材指令記憶部1aは、出材指令を記憶する。出材指令は、製品の生産計画に応じて、出材すべき場所(例えば、出庫先地点P3)、出材すべき部品、出材すべき数量、出材すべき時間を指定する情報である。なお、出庫先地点P3は、例えば製品を生産する工場、あるいは工場内のライン等である。また、出材指令には物品2に関する出材指令が含まれるとする。
出庫計画記憶部1cは、出庫計画を記憶する。出庫計画は、出材指令に応じて、出庫元とする地点、出庫する部品、出庫する数量、出庫する時間を指定する情報である。
[第2の実施の形態]
図2は、第2の実施の形態に係る生産管理システムで管理する拠点間の関係を示す図である。拠点としては、各拠点を管理するデータセンタ10が存在する。データセンタ10には、管理を行うための管理サーバが設置される。
倉庫20,20a,20bと工場30,30aとの間でも、相互に在庫部品の移動が行われる。倉庫20,20a,20bから工場30,30aに対して行われる部品の移動は、例えば工場30,30aにおいてその部品を使用した製品を製造するための出庫である。また、工場30,30aから倉庫20,20a,20bに対して行われる部品の移動は、例えば社内生産した部品を倉庫20,20a,20bへ供給するための出庫である。
管理サーバ100は、生産管理システム全体を制御する。管理サーバ100は、ネットワーク51と接続される。
ゲート25〜25dは、部品と共に移動する無線タグと無線通信して、部品の通過を検知する通信装置である。
倉庫サーバ26および通信装置27は、ネットワーク52に接続される。
工場30は、製造ライン31,31a、ライン倉庫32,32a、ゲート33,33a,33b,33c,33d,33e,33f,33g(以下、ゲート33〜33gと表記する)、工場サーバ34および通信装置35を有する。
工場サーバ34および通信装置35は、ネットワーク53に接続される。
図4は、倉庫の構成を示す図である。倉庫20は、入庫エリア21、部品倉庫エリア22、出庫エリア23、検品エリア24、ゲート25〜25d、倉庫サーバ26、倉庫端末装置26a,26b,26c,26d(以下、倉庫端末装置26a〜26dと表記する)、通信装置27、プリンタ28,28a,28b,28c,28d(以下、プリンタ28〜28d等と表記する)および携帯端末装置29を有する。
ゲート25〜25d、倉庫端末装置26a〜26d、プリンタ28a〜28dおよび携帯端末装置29は、通信装置27を介してネットワーク52に接続されている。これらの各装置は、通信装置27およびネットワーク52を介して相互にデータ通信が可能である。
(1)部品Xが倉庫20に着荷する。倉庫作業者は、部品Xを部品カート60に積んで搬送し、ゲート25を通過する。すると、部品Xに付された移動チケット70の無線タグとゲート25とが通信し、ゲート25は無線タグに記憶された部品の情報(部品到着情報という)を取得する。なお、ゲート25は、無線タグから取得した情報に含まれる移動先の情報と、ゲート25に付されたエリア情報とを照合することで、部品の目的地への到着を検知することができる。倉庫サーバ26は、ゲート25から部品到着情報を取得すると、管理サーバ100へ通知する。管理サーバ100は、部品到着情報に基づいて、発注した部品の検収処理を行う。これにより、部品Xは入庫エリア21に保管されているものとして管理される。
(2)倉庫作業者は、入庫予定状態となった部品Xを部品倉庫エリア22へ移管すべく倉庫端末装置26aで移動内容を入力する。例えば、部品Xの識別情報や、移動元、移動先、出庫日時等を示す情報を入力する。倉庫作業者が入力した情報を確定すると、その情報が倉庫サーバ26を介して管理サーバ100へ通知される。管理サーバ100は、取得した移動内容を出庫計画に反映させる。管理サーバ100は、部品Xの出庫日時となると(即時移動の場合には、即時に)、倉庫サーバ26に出庫指示を送信する。倉庫作業者は、倉庫端末装置26aを操作して、倉庫サーバ26からその出庫指示を取得する。倉庫作業者は、プリンタ28aにその出庫指示を表記・格納した移動チケット70を発行させることができる。倉庫作業者は、移動チケット70を参照して部品倉庫エリア22への部品の移動を開始し、指示された棚に部品を設置する。
図5は、物品の状態遷移を示す図である。倉庫20に入庫される部品は、一般購入品91、預託品92、内製品93および倉庫移動品94に区分される。
預託品92は、サプライヤ40,40aから新規購入する部品である。一般購入品91は検収後に代金を支払うものである。一方、預託品92は、予め入庫しておき、ライン等で使用した分だけ検収処理を行って代金を支払うものであり、この点が一般購入品91と異なる。
倉庫移動品94は、倉庫20a,20bから倉庫20に移動される部品である。
部品は、倉庫20内では入庫予定状態210、部品倉庫格納状態220、貸出中状態240をとり得る。
仕掛状態310は、製造ライン31,31aにおいて、内製品93、あるいは製品95が製造中の状態である。仕掛状態310は、入庫予定状態210、部品倉庫格納状態220およびライン倉庫格納状態320から遷移した状態である。なお、製造ライン31,31aで製造された製品95は、製品倉庫に出庫される。また、製造ライン31,31aで製造された内製品93は、倉庫20,20a,20bに出庫される。
サプライヤ40内では、仕掛状態410をとり得る。
仕掛状態410は、サプライヤ40の製造ラインにおいて、社給品を用いた部品が製造中の状態である。仕掛状態410は、入庫予定状態210および部品倉庫格納状態220から遷移した状態である。サプライヤ40の製造ラインで製造された部品は、一般購入品91や預託品92として倉庫20,20a,20bに出庫される。
なお、以上で説明した状態遷移(特に、倉庫から工場等への状態遷移)について、以降の説明では次のように表記する。
ライン倉庫格納状態320から仕掛状態310への遷移、すなわち、ライン倉庫32,32aから製造ライン31,31aへの部品の出庫をライン出庫と呼ぶこととする。
図6は、管理サーバのハードウェア構成を示す図である。管理サーバ100は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、HDD(Hard Disk Drive)104、グラフィック処理装置105、入力インタフェース106、記録媒体読取装置107および通信インタフェース108を有する。
ROM102は、管理サーバ100上のBIOS(Basic Input / Output System)のプログラムなどを記憶する。
入力インタフェース106は、キーボード12とマウス13と接続される。入力インタフェース106は、キーボード12やマウス13から送られてくる信号をCPU101に送信する。
なお、倉庫サーバ26、倉庫端末装置26a〜26dおよび工場サーバ34等、他の情報処理装置も管理サーバ100と同様のハードウェア構成により実現できる。
物品情報記憶部110は、物品管理情報記憶部111、部品注残情報記憶部112および部品在庫情報記憶部113を有する。
部品在庫情報記憶部113は、倉庫20,20a,20bに保管されている在庫部品を管理するための部品在庫情報を記憶する。ここで、部品在庫情報には、工場30,30aのライン倉庫に保管される在庫、仕掛状態310の部品およびサプライヤ40,40aで仕掛状態410の部品の情報も含まれる。
出庫計画生成部160は、部品注残情報記憶部112、部品在庫情報記憶部113および出材指令情報記憶部130を参照して出庫計画を生成し、出庫計画記憶部140に格納する。
入庫予定登録処理部181は、次のようにして倉庫20に搬入される注残品(一般購入品91、預託品92および内製品93)につき入庫予定状態210の部品在庫レコードを生成する。ここで、注残品は、未だ在庫として管理されていない。このため、入庫予定登録処理部181は、注残品の在庫としての管理を開始する役割を担う。入庫予定登録処理部181は、そのために次の(A1)〜(A3)を実行する。
図8は、倉庫端末装置の機能構成を示す図である。倉庫サーバ26は、出庫指示記憶部261、装置配置情報記憶部262、上位通信部263および下位通信部264を有する。これらの各機能は、倉庫サーバ26が備えるCPUが所定のプログラムを実行することにより実現される。なお、これらの機能の全部または少なくとも一部を専用のハードウェアにより実現してもよい。
装置配置情報記憶部262は、倉庫20内のゲート25〜25d、倉庫端末装置26a〜26d、プリンタ28a〜28dおよび携帯端末装置29の設置位置と、通信に用いる各装置のアドレス情報(例えば、IPアドレス)と、を対応付けた情報を記憶する。
下位通信部264は、ゲート25〜25d、倉庫端末装置26a〜26d、プリンタ28〜28dおよび携帯端末装置29と通信する。下位通信部264は、ゲート25〜25dから部品の通過情報を取得した場合、通過情報に含まれる送信元ゲートのアドレス情報から、装置配置情報記憶部262を参照して、どのゲートを通過したかを特定することができる。
なお、倉庫20a,20b、工場30,30aおよびサプライヤ40,40aにも倉庫サーバ26と同様の機能を有するサーバ装置が設置される。
図9は、物品マスタのデータ構造例を示す図である。物品マスタ111aは、物品管理情報記憶部111に予め格納される。物品マスタ111aには、物品番号を示す項目、品名を示す項目、図番を示す項目および版数を示す項目が設けられている。各項目の横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられて、1つの物品に関する情報を示す。
また、物品マスタ111aには、例えば、物品番号が“部品011”、品名が“筐体パーツ”、図番が“DR011”、版数が“V01”という情報が設定される。
また、所在区分テーブル111cには、例えば、所在区分が“B1”、所在区分名称が“平置倉庫”、出庫優先度が“21”、移動先所在区分が“−”(設定なし)という情報が設定される。
また、所在区分テーブル111cには、例えば、所在区分が“C1”、所在区分名称が“貸出/検品”、出庫優先度が“41”、移動先所在区分が“−”(設定なし)という情報が設定される。これは、貸出中状態240を表している。
また、所在区分テーブル111cには、例えば、所在区分が“01”、所在区分名称が“一般購入品注残”、出庫優先度が“999”、移動先所在区分が“A1”という情報が設定される。
また、所在区分テーブル111cには、例えば、所在区分が“11”、所在区分名称が“内製品試済”という情報が設定される。
ここで、出庫優先度は、値が小さい程優先度が高いことを示している。すなわち、出庫優先度“11”である所在区分“B4”、所在区分名称“ライン倉庫”に保管した部品を最も優先して、製造ライン31,31aへの出庫を行うことを示している。ただし、所在区分“B4”は、同一拠点内の製造ラインに対して出庫を行う場合にのみ有効である。例えば、ライン倉庫32,32aに保管された部品は、製造ライン31,31aへの出庫に対しては最も優先されるが、工場30aの製造ラインに対しては出庫元の対象としては除外される。
移動区分テーブル111dには、例えば、所在区分(移動元)が“01”、所在区分(移動先)が“A1”、移動区分が“01A1”、移動区分名称が“入庫予定作成(一般)”、預託利用フラグが“0”という情報が設定される。
なお、移動区分名称中、“預託”は、該当の部品が預託品92であることを示す。また、“内製”は、該当の部品が内製品93であることを示す。また、“倉移”は、該当の部品が倉庫移動品94であることを示す。
なお、移動区分名称中“S”はサプライヤ40,40aの製造ラインを出庫先とする移動であることを示している。
移動区分テーブル111dには、例えば、所在区分(移動元)が“B1”、所在区分(移動先)が“0A”、移動区分が“B10A”、移動区分名称が“倉庫移動(平置倉庫)”、預託利用フラグが“0”という情報が設定される。ここで、移動区分名称中、“平置倉庫”は、出庫元が部品倉庫エリア22内の平置倉庫であることを示している。
また、保管アドレス“−”は、保管するアドレスが決定されていないことを示している。この場合、保管アドレスは、例えば倉庫20で着荷した後に倉庫作業者の判断等により決定され、倉庫端末装置26a等で入力された保管アドレスが管理サーバ100に通知される。入出庫管理部182は、受け付けた保管アドレスを部品在庫テーブル113aの該当の部品の部品在庫レコードに登録する。
また、部品在庫テーブル113aには、例えば、在庫番号が“在庫006”、部品番号が“部品012”、ロット番号が“CD0001”、入庫日が“2009/12/21”、所在区分が“C1”、保管アドレスが“棚0351”、在庫数が“25”、移動区分が“0”、自動発注が“0”という情報が設定される。このうち、所在区分“C1”は、検品エリア24に該当の部品が保管されていることを示している。
図18は、移動入力画面の表示例を示す図である。移動入力画面500は、倉庫サーバ26、倉庫端末装置26a〜26dおよび携帯端末装置29により生成され、各装置に接続されたモニタに表示される。
部品番号入力部510は、移動対象の部品番号を入力するための入力フォームである。
移動元入力部530は、移動元となる拠点および拠点内の場所を示す情報を入力するための領域である。移動元入力部530には、拠点名称入力部531、倉庫種別入力部532、保管アドレス入力部533および検索ボタン534が設けられている。
倉庫種別入力部532は、移動元となる入庫エリア21、部品倉庫エリア22(平置倉庫、自動倉庫、預託倉庫)、検品エリア24、製造ライン31およびライン倉庫32等の倉庫種別を入力するための入力フォームである。
検索ボタン534は、移動対象とする部品の部品番号、部品名称や、その部品が存在する拠点名称、倉庫種別および保管アドレスを検索するための機能を呼び出すボタンである。倉庫作業者は、検索ボタン534をマウス等によってクリック操作できる。これにより、所定の移動部品検索画面を呼び出すことができる。倉庫作業者は、検索画面により、移動対象としたい部品を検索し、その内容を確定することができる。すると、部品番号入力部510、部品名称入力部520、および移動元入力部530の各フォームに確定した部品の情報が入力される。なお、検索機能に必要な在庫情報や指定された情報によるレコードのサーチ機能は管理サーバ100により提供される。
倉庫種別入力部542は、移動先の拠点における倉庫種別を入力するための入力フォームである。
検索ボタン544は、移動先とする拠点やその拠点における倉庫種別および保管アドレスを検索するための機能を呼び出すボタンである。倉庫作業者は、検索ボタン544をマウス等によってクリック操作できる。これにより、所定の移動先検索画面を呼び出すことができる。移動先検索画面から、移動先となる拠点等の情報を検索し、その内容を確定することで、移動先入力部540の各フォームに確定した移動先の情報が入力される。
確定ボタン550の押下によって入力情報の確定がなされると、出庫指示画面が表示される。
出庫指示表示部610は、現時点において倉庫20からの出庫が必要な部品のリストを表示する領域である。出庫指示表示部610には、例えば、出庫番号、出庫日、部品番号、ロットID、出庫元(拠点名、所在、アドレス、出庫数)および出庫先(拠点名、引渡先)を項目としたテーブル形式の情報が表示される。ここで、各項目は図17で示した出庫計画管理テーブル141に示した同一名称の項目に対応する。ただし、倉庫作業者や工場作業者への通知が不要な情報の表示を省略することができる。また、出庫指示表示部610において出庫元(所在)や出庫先(引渡先)の項目は、出庫計画管理テーブル141に設定された出庫元(所在区分)や出庫先(アドレス)を示す項目から倉庫作業者にとって認識し易い情報に変換したものである。
チケット発行ボタン620は、ポインタ630によって選択された行の出庫指示につき、移動チケット70の発行指示を受け付けるためのボタンである。
移動区分表示部72は、移動区分の名称を表示する領域である。
部品番号表示部73は、移動対象の部品の部品番号を表示する領域である。
移動元表示部75は、移動元となる拠点および拠点内の場所を示す情報を表示する領域である。移動元表示部75には、拠点名称表示部75a、倉庫種別表示部75bおよび保管アドレス表示部75cが設けられている。
倉庫種別表示部75bは、移動元となる拠点における倉庫種別を表示する領域である。
保管アドレス表示部75cは、該当の倉庫種別につき、移動対象の部品が保管された保管アドレスを表示する領域である。
倉庫種別表示部76bは、移動先の拠点における倉庫種別を表示する領域である。
保管アドレス表示部76cは、該当の倉庫種別につき、移動対象の部品を保管すべき保管アドレスを表示する領域である。
[ステップS11]出庫計画生成部160は、出材指令情報記憶部130に記憶された出材指令管理テーブル131を参照し、未処理の出材指令レコードを1つ取得する。
[ステップS14]出庫計画生成部160は、引き当てた在庫に基づいて、出庫計画レコードを生成し、出庫計画管理テーブル141に登録する。出庫計画生成部160は、引き当てた在庫に移動中のものが含まれる場合、その在庫に関する出庫計画レコードには移動中フラグ“1”を設定する。出庫計画生成部160は、出庫計画レコードを生成済みの出材指令レコードを処理済として管理する。そして、処理をステップS16に進める。
なお、出庫計画生成部160は、上記出庫計画生成処理を、例えば所定の周期で開始することができる。あるいは、出材指令情報記憶部130が更新されたタイミングで開始してもよい。また、管理サーバ100がシステム管理者による当処理の開始を指示する所定の操作入力を受け付けたタイミングで開始してもよい。
次に、上記ステップS12の在庫引当処理を詳細に説明する。
[ステップS21]出庫計画生成部160は、出材指令レコードに含まれる部品番号、出材数および出材先を取得する。例えば、出庫計画生成部160は、出材指令情報記憶部130に記憶された出材指令管理テーブル131の“指令番号001”のレコードを取得しているとする。この場合、部品番号“部品011”、出材数“50”、出材先“工場01”を取得する。
なお、上記ステップS22〜S26の処理の順序は、所在区分テーブル111cに設定された各所在区分の出庫優先度に準じている。ただし、サプライヤ40,40aへの出庫に対する引当では上記ステップS22,23を省略できる。その場合、ステップS21の次にステップS24を実行する。
また、上記ステップS24において、出庫計画生成部160は、同一の所在区分の部品が複数の倉庫に存在する場合には、複数の倉庫のうち、例えば出材先の工場(あるいは、サプライヤ)に最も近い倉庫から優先して引当元とすることができる。このようにすれば、拠点間の部品の輸送に要する時間を短縮できるため、部品到着に急を要する出庫を行う場合に有用である。
[ステップS31]入出庫管理部182は、倉庫サーバ26から移動させる部品につき移動チケット70のチケット発行要求を受け付けると、該当の部品についての移動開始を受け付ける。
[ステップS38]入出庫管理部182は、部品在庫テーブル113a,113b,113c,・・・の自動発注を示す項目を参照して、移動開始を受け付けた部品が自動発注の対象であるか否かを判定する。自動発注の対象である場合、処理をステップS39に進める。自動発注の対象でない場合、処理を完了する。
このようにして、入出庫管理部182は、部品の出庫処理を行う。その際、移動開始を受け付けたタイミングで、移動対象の部品を移動先の拠点の在庫として管理する。また、入出庫管理部182は、当部品につき入庫処理が行われるまでは移動中の在庫として管理する。
図24は、入庫予定登録処理を示すフローチャートである。以下、図24に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS51]入出庫管理部182は、倉庫サーバ26から図23の出庫処理によって移動中となった部品が、目的地へ到着した旨(移動完了)を受け付ける。
次に、製造ライン31,31aやサプライヤ40,40aで仕掛状態となった部品の部品在庫情報からの消込処理について説明する。
[ステップS61]入出庫管理部182は、工場30,30aやサプライヤ40,40aに設置された所定の端末装置から、製品・内製品の試済データや社給品の検収データを受信する。
このようにして、製品の試済が完了すると、その製品のために出庫した部品の部品在庫テーブルからの消し込みを行う。
次に、生産管理システムにおける各種処理の流れの具体例を示す。
[ステップS101]ゲート25は、移動チケット70が有する無線タグ部77と通信することで部品の到着を検知する。ゲート25は、無線タグ部77から到着した部品の情報を読み取り、読み取り結果に基づく部品到着情報を倉庫サーバ26に送信する。倉庫サーバ26は、ゲート25から部品到着情報を受信する。
[ステップS105]倉庫端末装置26aは、倉庫作業者による出庫指示画面600を表示するための所定の操作入力を受け付けると、倉庫サーバ26に出庫指示画面の表示要求を送信する。倉庫サーバ26は、表示要求に応じて、出庫指示画面の内容を倉庫端末装置26aに送信する。これにより、倉庫端末装置26aの出庫指示画面600に到着した部品の出庫指示が表示される。
[ステップS108]管理サーバ100は、該当の部品について在庫の登録変更を行う。すなわち、移動対象の部品を移動先となる拠点の部品として設定し、移動元から削除する。
これにより、注残品が倉庫20に着荷した時点で出庫が必要な場合、その部品について即座に製造ライン31,31a等への出庫を促すことができる。
[ステップS119]工場端末装置34aは、工場作業者による出庫指示画面600を表示するための所定の操作入力を受け付けると、工場サーバ34に出庫指示画面の表示要求を送信する。工場サーバ34は、表示要求に応じて、出庫指示画面の内容を工場端末装置34aに送信する。これにより、工場端末装置34aの出庫指示画面600にライン倉庫32に到着した部品の出庫指示が表示される。
このようにして、管理サーバ100は出庫指示を行う。上記の例は、ライン倉庫32からの出庫であるのでライン出庫の場合である。なお、通常出庫の場合も同様である。
また、管理サーバ100は、預託品92の移動先に応じて、預託品92の利用を検知し、その利用分の検収を行うことができる。以下、その預託品が製造ライン31へ出庫される場合を例示する。
[ステップS121]倉庫サーバ26は、工場30における製造ライン31への部品の出庫に際して、倉庫端末装置26bから移動チケット70の発行要求を受け付ける。倉庫サーバ26は、該当の部品についてのチケット発行要求を管理サーバ100に送信する。管理サーバ100は、倉庫サーバ26からチケット発行要求を受信する。
更に、管理サーバ100は、自動発注対象の部品に関して、その移動先に応じて、該当部品の利用を検知し、その利用分を自動発注することができる。以下、自動発注対象の部品が製造ライン31へ出庫される場合を例示する。
[ステップS131]倉庫サーバ26は、工場30における製造ライン31への部品の出庫に際して、倉庫端末装置26bから移動チケット70の発行要求を受け付ける。倉庫サーバ26は、該当の部品についてのチケット発行要求を管理サーバ100に送信する。管理サーバ100は、倉庫サーバ26からチケット発行要求を受信する。
以上で説明したように、管理サーバ100によれば、物品の出庫管理を効率的に行うことができる。
特に、拠点間で発生する物品の移動としては、例えばサプライヤ40から倉庫20への部品の移動、倉庫20,20a間等での部品の移動、および倉庫20内での部品の移動等がリアルタイムに発生し得る。管理サーバ100は、これらの移動の種別に応じて優先順位を設けて出庫対象とする部品を選択する。具体的には、製造ライン31,31aに対するより早い出庫が期待できるライン倉庫32,32aに保管されている部品、あるいはライン倉庫32,32aへ移動中の部品を最優先して出庫対象を選択する。また、入庫エリア21に保管されている部品、あるいは入庫エリア21へ移動中の部品よりも部品倉庫エリア22に保管されている部品を優先して出庫対象を選択する。このように、より早く出庫できる物品を適切に選択できるので、急を要する物品につき即座に出庫を行いたい場合に特に有用である。これにより、リアルタイムに発生し得る在庫の移動に応じた出庫管理を一層効率的に行うことができる。
以上、本発明の生産管理装置、生産管理システム、生産管理プログラムおよび生産管理方法を図示の実施の形態に基づいて説明したが、これらに限定されるものではなく、各部の構成は同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、他の任意の構成物や工程が付加されてもよい。更に、前述した実施の形態のうちの任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
1a 出材指令記憶部
1b 在庫情報記憶部
1c 出庫計画記憶部
1d 物品移動管理部
1e 出庫計画生成部
1f 出庫指示部
2 物品
P1 出発地点
P2 目的地点
P3 出庫先地点
Claims (9)
- 出発地点から目的地点へ物品が移動中であるか否かおよび前記物品が前記目的地点へ到着したか否かを検知し、前記物品が移動中であるか否かを示す移動情報を前記物品に対応付けて設定した在庫情報を在庫情報記憶部に格納する物品移動管理部と、
前記在庫情報記憶部に記憶された前記在庫情報と、前記物品を出庫先地点へ出材すべき旨を示す出材指令を記憶する出材指令記憶部に記憶された前記出材指令と、に基づいて、移動中の前記物品を前記目的地点から前記出庫先地点への出庫対象として選択し、当該選択結果に基づいて前記物品の出庫計画を生成して、前記出庫計画を出庫計画記憶部に格納する出庫計画生成部と、
前記物品移動管理部により前記物品が前記目的地点へ到着したことが検知されると、前記出庫計画記憶部に記憶された前記出庫計画に基づいて、前記物品の前記目的地点から前記出庫先地点への出庫指示を出力する出庫指示部と、
を有し、
前記在庫情報記憶部には、複数の移動中の前記物品に対応付けられた前記目的地点として、前記物品を使用した製品の製造を行う製造ラインに設けられたライン倉庫エリアと、前記物品を保管する倉庫に設けられた倉庫エリアと、前記倉庫に入庫する前に前記物品を一時的に保管する入庫予定エリアとを示す所在区分、および、前記目的地点を示す前記所在区分に応じた出庫優先度が設定されており、
前記出庫計画生成部は、前記在庫情報記憶部に設定された移動中の前記物品の前記目的地点に応じた前記出庫優先度に基づいて、前記入庫予定エリアに移動中の前記物品よりも前記倉庫エリアに移動中の前記物品を優先し、前記倉庫エリアに移動中の前記物品よりも前記ライン倉庫エリアに移動中の前記物品を優先して、移動中の前記物品の出庫対象としての選択を行う、
ことを特徴とする生産管理装置。 - 前記出庫計画生成部は、前記在庫情報記憶部に記憶された前記在庫情報に前記目的地点に保管済みの前記物品が含まれる場合、移動中の前記物品よりも保管済みの前記物品を優先して出庫対象としての選択を行うことを特徴とする請求項1記載の生産管理装置。
- 前記物品移動管理部は、前記物品が注残品であり前記在庫情報に未登録である場合、前記物品が前記出発地点から移動開始されたことを検知した際に、前記在庫情報記憶部に記憶された前記在庫情報に当該物品を登録し、当該物品を移動中として設定する、ことを特徴とする請求項1または2に記載の生産管理装置。
- 前記物品移動管理部は、前記出庫指示部が出力した前記出庫指示に応じた前記目的地点から前記出庫先への前記物品の移動開始を検知した際に、前記物品が利用量に応じた検収処理を行うべき預託品である場合、当該物品につき前記利用量に応じた前記検収処理を行うことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の生産管理装置。
- 前記物品移動管理部は、前記出庫指示部が出力した前記出庫指示に応じた前記目的地点から前記出庫先への前記物品の移動開始を検知した際に、前記物品が利用量に応じて自動発注を行うべき自動発注対象品である場合、当該物品につき前記利用量に応じた前記自動発注を行うことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の生産管理装置。
- 前記物品移動管理部は、前記出発地点に設けられた第1の情報処理装置が前記物品の前記目的地点への所定の移動開始入力を受け付けた際に前記第1の情報処理装置から送信される移動開始通知を受信した場合に、前記物品が移動中であると検知し、前記目的地点に設けられた第2の情報処理装置から前記物品が前記目的地点に設けられた所定のチェックポイントを通過した旨を示す到着通知を受信した場合に前記物品が前記目的地点へ到着したことを検知することを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の生産管理装置。
- 物品の出発地点から目的地点への所定の移動開始入力を受け付けると、前記出発地点から前記目的地点へ前記物品が移動開始した旨を示す移動開始通知を送信する第1の送信部、
を備える第1の情報処理装置と、
前記物品が前記目的地点に設けられた所定のチェックポイントを通過した旨を示す到着通知を送信する第2の送信部、
を備える第2の情報処理装置と、
前記第1の送信部から前記移動開始通知を受信すると、前記出発地点から前記目的地点へ前記物品が移動中であると検知し、前記物品が移動中である旨を前記物品に対応付けて設定した在庫情報を在庫情報記憶部に格納し、前記第2の送信部から前記到着通知を受信すると、前記目的地点へ前記物品が到着したことを検知し、前記物品が移動中でなくなった旨を前記物品に対応付けて前記在庫情報記憶部に記憶された前記在庫情報に設定する物品移動管理部と、
前記在庫情報記憶部に記憶された前記在庫情報と、前記物品を出庫先地点へ出材すべき旨を示す出材指令を記憶する出材指令記憶部に記憶された前記出材指令と、に基づいて、移動中の前記物品を前記目的地点から前記出庫先地点への出庫対象として選択し、当該選択結果に基づいて前記物品の出庫計画を生成して、前記出庫計画を出庫計画記憶部に格納する出庫計画生成部と、
前記物品移動管理部により前記物品が前記目的地点へ到着したことが検知されると、前記出庫計画記憶部に記憶された前記出庫計画に基づいて、前記物品の前記目的地点から前記出庫先地点への出庫指示を出力する出庫指示部と、
を備える生産管理装置と、
を有し、
前記在庫情報記憶部には、複数の移動中の前記物品に対応付けられた前記目的地点として、前記物品を使用した製品の製造を行う製造ラインに設けられたライン倉庫エリアと、前記物品を保管する倉庫に設けられた倉庫エリアと、前記倉庫に入庫する前に前記物品を一時的に保管する入庫予定エリアとを示す所在区分、および、前記目的地点を示す前記所在区分に応じた出庫優先度が設定されており、
前記出庫計画生成部は、前記在庫情報記憶部に設定された移動中の前記物品の前記目的地点に応じた前記出庫優先度に基づいて、前記入庫予定エリアに移動中の前記物品よりも前記倉庫エリアに移動中の前記物品を優先し、前記倉庫エリアに移動中の前記物品よりも前記ライン倉庫エリアに移動中の前記物品を優先して、移動中の前記物品の出庫対象としての選択を行う、
ことを特徴とする生産管理システム。 - コンピュータを、
出発地点から目的地点へ物品が移動中であるか否かおよび前記物品が前記目的地点へ到着したか否かを検知し、前記物品が移動中であるか否かを示す移動情報を前記物品に対応付けて設定した在庫情報を在庫情報記憶手段に格納する物品移動管理手段、
前記在庫情報記憶手段に記憶された前記在庫情報と、前記物品を出庫先地点へ出材すべき旨を示す出材指令を記憶する出材指令記憶手段に記憶された前記出材指令と、に基づいて、移動中の前記物品を前記目的地点から前記出庫先地点への出庫対象として選択し、当該選択結果に基づいて前記物品の出庫計画を生成して、前記出庫計画を出庫計画記憶手段に格納する出庫計画生成手段、
前記物品移動管理手段により前記物品が前記目的地点へ到達したことが検知されると、前記出庫計画記憶手段に記憶された前記出庫計画に基づいて、前記物品の前記目的地点から前記出庫先地点への出庫指示を出力する出庫指示手段、
として機能させるものであって、
前記在庫情報記憶手段には、複数の移動中の前記物品に対応付けられた前記目的地点として、前記物品を使用した製品の製造を行う製造ラインに設けられたライン倉庫エリアと、前記物品を保管する倉庫に設けられた倉庫エリアと、前記倉庫に入庫する前に前記物品を一時的に保管する入庫予定エリアとを示す所在区分、および、前記目的地点を示す前記所在区分に応じた出庫優先度が設定されており、
前記出庫計画生成手段は、前記在庫情報記憶手段に設定された移動中の前記物品の前記目的地点に応じた前記出庫優先度に基づいて、前記入庫予定エリアに移動中の前記物品よりも前記倉庫エリアに移動中の前記物品を優先し、前記倉庫エリアに移動中の前記物品よりも前記ライン倉庫エリアに移動中の前記物品を優先して、移動中の前記物品の出庫対象としての選択を行う、
ことを特徴とする生産管理プログラム。 - 生産管理装置の生産管理方法であって、
物品移動管理部が、出発地点から目的地点へ物品が移動中であるか否かおよび前記物品が前記目的地点へ到着したか否かを検知し、前記物品が移動中であるか否かを示す移動情報を前記物品に対応付けて設定した在庫情報を在庫情報記憶部に格納し、
出庫計画生成部が、前記在庫情報記憶部に記憶された前記在庫情報と、前記物品を出庫先地点へ出材すべき旨を示す出材指令を記憶する出材指令記憶部に記憶された前記出材指令と、に基づいて、移動中の前記物品を前記目的地点から前記出庫先地点への出庫対象として選択し、当該選択結果に基づいて前記物品の出庫計画を生成して、前記出庫計画を出庫計画記憶部に格納し、
出庫指示部が、前記物品移動管理部により前記物品が前記目的地点へ到達したことが検知されると、前記出庫計画記憶部に記憶された前記出庫計画に基づいて、前記物品の前記目的地点から前記出庫先地点への出庫指示を出力するものであって、
前記在庫情報記憶部には、複数の移動中の前記物品に対応付けられた前記目的地点として、前記物品を使用した製品の製造を行う製造ラインに設けられたライン倉庫エリアと、前記物品を保管する倉庫に設けられた倉庫エリアと、前記倉庫に入庫する前に前記物品を一時的に保管する入庫予定エリアとを示す所在区分、および、前記目的地点を示す前記所在区分に応じた出庫優先度が設定されており、
前記出庫計画生成部は、前記在庫情報記憶部に設定された移動中の前記物品の前記目的地点に応じた前記出庫優先度に基づいて、前記入庫予定エリアに移動中の前記物品よりも前記倉庫エリアに移動中の前記物品を優先し、前記倉庫エリアに移動中の前記物品よりも前記ライン倉庫エリアに移動中の前記物品を優先して、移動中の前記物品の出庫対象としての選択を行う、
ことを特徴とする生産管理方法。
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