JP5610273B2 - Clutch mechanism - Google Patents
Clutch mechanism Download PDFInfo
- Publication number
- JP5610273B2 JP5610273B2 JP2010121148A JP2010121148A JP5610273B2 JP 5610273 B2 JP5610273 B2 JP 5610273B2 JP 2010121148 A JP2010121148 A JP 2010121148A JP 2010121148 A JP2010121148 A JP 2010121148A JP 5610273 B2 JP5610273 B2 JP 5610273B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- clutch
- flywheel
- friction plate
- piston disk
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
Description
本発明は、フライホイールの回転駆動力をクランクシャフトに伝達するためのクラッチ手段を備えたクラッチ機構に関する。 The present invention relates to a clutch mechanism provided with clutch means for transmitting a rotational driving force of a flywheel to a crankshaft.
被加工物にプレス加工を施す際にはプレス装置が用いられる。プレス装置はクラッチ機構を備え、このクラッチ機構には、フライホイールの回転駆動力をクランクシャフトに伝達するためのクラッチ手段が設けられている(例えば、特許文献1参照)。図7は従来の第1のタイプのクラッチ機構の一部を示す断面図であり、図示のクラッチ機構200のクラッチ手段202は、ピストンディスク204と、ピストンディスク204とフライホイール206との間に配設されたリング状のクラッチ摩擦板208と、を備えている。クラッチ摩擦板208の内周部には内歯210が形成され、この内歯210は、クランクシャフト212に取り付けられた歯車214の外周部に形成された外歯216と噛み合わされている。このとき、クラッチ摩擦板208がクランクシャフト212の軸方向に進退動できるように、クラッチ摩擦板208の内歯210と歯車214の外歯216との間にはバックラッシュ218が形成されている。また、ピストンディスク204の外周部には外歯220が形成され、この外歯220は、フライホイール206の内周部に形成された内歯224と噛み合わされている。このとき、ピストンディスク204がクランクシャフト212の軸方向に進退動できるように、ピストンディスク204の外歯220とフライホイール206の内歯224との間にはバックラッシュ226が形成されている。
A press device is used when pressing a workpiece. The press device includes a clutch mechanism, and this clutch mechanism is provided with clutch means for transmitting the rotational driving force of the flywheel to the crankshaft (see, for example, Patent Document 1). FIG. 7 is a cross-sectional view showing a part of a conventional first type clutch mechanism. A clutch means 202 of the illustrated
ピストンディスク204とフライホイール206との間に形成されたエア室228に圧縮空気が送り込まれると、ピストンディスク204がクラッチ摩擦板208に近接する方向に移動してクラッチ摩擦板208を押圧する。これにより、クラッチ摩擦板208がピストンディスク204とフライホイール206との間に挟持され、このクラッチ摩擦板208を介してフライホイール206とクランクシャフト212とが駆動連結される。また、エア室228内の圧縮空気が外部に排出されると、コイルバネ230の弾性復元力によってピストンディスク204がクラッチ摩擦板208より離隔する方向に移動し、フライホイール206とクランクシャフト212との駆動連結が解除される。
When compressed air is fed into an
図8は従来の第2のタイプのクラッチ機構の一部を示す断面図であり、図示のクラッチ機構200Aのクラッチ手段202Aは、ピストンディスク204と、ピストンディスク204とフライホイール206との間に配設されたクラッチ摩擦板208Aと、を備えている。クラッチ摩擦板208Aは、クランクシャフト212に取り付けられたリング状のプレート部材232と、プレート部材232の外周部に取り付けられた摩擦部材234と、を有している。プレート部材232は、弾性復元力を有するバネ板で構成されている。上述した第1のタイプのクラッチ機構200と同様に、ピストンディスク204がクランクシャフト212の軸方向に進退動することによって、フライホイール206とクランクシャフト212とが駆動連結又は駆動連結解除される。
FIG. 8 is a cross-sectional view showing a part of a conventional second type clutch mechanism. The clutch means 202A of the illustrated
しかしながら、上述した従来のクラッチ機構では次のような問題がある。第1のタイプのクラッチ機構200では、フライホイール206とクランクシャフト212とが駆動連結された状態において、クラッチ摩擦板208がクランクシャフト212とともに回転すると、クラッチ摩擦板208の内歯210と歯車214の外歯216とが相互に干渉して騒音が発生するようになる。この騒音はバックラッシュ218の大きさに比例して大きくなり、プレス装置を操作する作業者にとっては非常に煩わしく感じられる。そのため、このバックラッシュ218による騒音を抑えたクラッチ機構200の開発が要望されている。
However, the conventional clutch mechanism described above has the following problems. In the first
一方、第2のタイプのクラッチ機構200Aでは、フライホイール206とクランクシャフト212とが駆動連結される瞬間においては、クラッチ摩擦板208Aとフライホイール206との間に相対速度が生じ、クラッチ摩擦板208Aの摩擦部材234とフライホイール206とが相互に摩擦される。また、ピストンディスク204がクラッチ摩擦板208Aを押圧すると、クラッチ摩擦板208Aのプレート部材232が弾性的に撓むようになり、これによりクラッチ摩擦板208Aの摩擦部材234には偏荷重が作用するようになる。このように摩擦部材234に偏荷重が作用した状態で摩擦部材234とフライホイール206とが相互に摩擦されると、摩擦部材234に焼き割れが発生するおそれがある。
On the other hand, in the second
本発明の目的は、バックラッシュによる騒音を抑制することができるとともに、クラッチ摩擦板に焼き割れが発生するのを抑制することができるクラッチ機構を提供することである。 An object of the present invention is to provide a clutch mechanism that can suppress noise due to backlash and can suppress the occurrence of burning cracks in the clutch friction plate.
本発明の請求項1に記載のクラッチ機構では、回転自在に支持されるクランクシャフトと、駆動源により回転されるフライホイールと、前記フライホイールの回転駆動力を前記クランクシャフトに伝達するためのクラッチ手段と、を備えるクラッチ機構であって、
前記クラッチ手段は、前記フライホイールとともに回転自在に且つ前記クランクシャフトの軸方向に移動自在に支持された第1ピストンディスク、第2ピストンディスク及び押圧ディスクと、前記クランクシャフトに取り付けられた第1クラッチ摩擦板と、前記フライホイールに取り付けられた第2クラッチ摩擦板と、を備え、前記第1クラッチ摩擦板は、前記第1ピストンディスクと前記押圧ディスクとの間に配設され、また前記第2クラッチ摩擦板は、前記押圧ディスクと前記第2ピストンディスクとの間に配設されており、
前記フライホイールの回転駆動力を前記クランクシャフトに伝達するときには、前記第2ピストンディスクが前記第2クラッチ摩擦板を前記押圧ディスクとともに前記第1ピストンディスクに近接する方向に押圧するとともに、前記第1ピストンディスクが前記第1クラッチ摩擦板を前記第2ピストンディスクに近接する方向に押圧し、これにより、前記第1クラッチ摩擦板が前記第1ピストンディスクと前記押圧ディスクとの間に押圧されるとともに、前記第2クラッチ摩擦板が前記押圧ディスクと前記第ピストンディスクとの間に押圧され、前記第1摩擦板は前記第1ピストンディスク及び前記押圧ディスクにより両側より押圧されることを特徴とする。
In the clutch mechanism according to claim 1 of the present invention, a crankshaft that is rotatably supported, a flywheel that is rotated by a drive source, and a clutch that transmits a rotational driving force of the flywheel to the crankshaft. A clutch mechanism comprising:
The clutch means includes a first piston disk, a second piston disk, and a pressing disk that are supported so as to be rotatable with the flywheel and movable in the axial direction of the crankshaft, and a first clutch attached to the crankshaft. A friction plate and a second clutch friction plate attached to the flywheel, wherein the first clutch friction plate is disposed between the first piston disk and the pressing disk, and the second clutch friction plate. The clutch friction plate is disposed between the pressing disk and the second piston disk,
When transmitting the rotational driving force of the flywheel to the crankshaft, as well as pressed in a direction close to the first piston disk with the second piston disk the second clutch friction plate the press disks, said first A piston disk presses the first clutch friction plate in a direction approaching the second piston disk, whereby the first clutch friction plate is pressed between the first piston disk and the pressing disk. the second clutch friction plates are pressed between the first piston disk and the pressing disc, the first friction plate and said Rukoto is pressed from both sides by the first piston disk and the pressing disc.
本発明の請求項1に記載のクラッチ機構によれば、第1クラッチ摩擦板が第1ピストンディスクと押圧ディスクとの間に押圧されるので、第1クラッチ摩擦板には撓みがほとんど生じなくなる。これにより、第1クラッチ摩擦板には偏荷重がほとんど作用せず、フライホイールとクランクシャフトとの駆動連結時において第1クラッチ摩擦板と第1ピストンディスク及び押圧ディスクとが相互に摩擦した場合であっても、第1クラッチ摩擦板に焼き割れが発生するのを抑制することができる。また、第1クラッチ摩擦板が第1ピストンディスクと押圧ディスクとの間に押圧されるとともに、第2クラッチ摩擦板が押圧ディスクと第2ピストンディスクとの間に押圧されるので、これら押圧ディスク、第1及び第2ピストンディスク並びに第1及び第2クラッチ摩擦板が相互に駆動連結される。これにより、フライホイールと押圧ディスク、第1及び第2ピストンディスクとの連結部(例えば、フライホイールに形成された内歯と押圧ディスク、第1及び第2ピストンディスクにそれぞれ形成された外歯との噛合部)に加わる荷重は、第2クラッチ摩擦板とフライホイールとの連結部によって受けられるようになる。それ故に、例えばフライホイールに形成された内歯と押圧ディスク、第1及び第2ピストンディスクにそれぞれ形成された外歯とが相互に干渉することがなく、それらの噛合部に形成されたバックラッシュによる騒音の発生を抑えることができる。 According to the clutch mechanism of the first aspect of the present invention, since the first clutch friction plate is pressed between the first piston disk and the pressing disk, the first clutch friction plate hardly bends. As a result, the first clutch friction plate is hardly subjected to an unbalanced load, and the first clutch friction plate, the first piston disc and the pressing disc are rubbed with each other when the flywheel and the crankshaft are driven. Even if it exists, it can suppress that a crack is generated in the first clutch friction plate. The first clutch friction plate is pressed between the first piston disk and the pressing disk, and the second clutch friction plate is pressed between the pressing disk and the second piston disk. The first and second piston disks and the first and second clutch friction plates are drivingly connected to each other. Accordingly, the connecting portion between the flywheel and the pressing disk, the first and second piston disks (for example, the inner teeth formed on the flywheel and the outer teeth formed on the pressing disk and the first and second piston disks, respectively) The load applied to the meshing portion) is received by the connecting portion between the second clutch friction plate and the flywheel. Therefore, for example, the inner teeth formed on the flywheel and the outer teeth formed on the pressing disk and the first and second piston disks do not interfere with each other, and the backlash formed on the meshing portion thereof. The generation of noise due to can be suppressed.
以下、添付図面を参照して、本発明に従うクラッチ機構の一実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態によるクラッチ機構のクラッチ手段が駆動連結解除状態である状態を示す断面図であり、図2は、図1のクラッチ手段が駆動連結状態である状態を示す断面図であり、図3は、第1クラッチ摩擦板を示す図であり、図4は、第2クラッチ摩擦板を示す図であり、図5は、図1中のA−A線による、第1ピストンディスクの第1外歯とフライホイールの内歯との噛合部の一部を示す断面図である。 Hereinafter, an embodiment of a clutch mechanism according to the present invention will be described with reference to the accompanying drawings. FIG. 1 is a cross-sectional view showing a state in which the clutch means of the clutch mechanism according to an embodiment of the present invention is in a drive connection release state, and FIG. 2 is a cross-sectional view showing a state in which the clutch means in FIG. 1 is in a drive connection state. 3 is a view showing a first clutch friction plate, FIG. 4 is a view showing a second clutch friction plate, and FIG. 5 is a first view taken along line A-A in FIG. It is sectional drawing which shows a part of meshing part of the 1st external tooth of a piston disk, and the internal tooth of a flywheel.
図1を参照して、図示のクラッチ機構2は、プレス装置(図示せず)のハウジング(図示せず)に回転自在に支持されたクランクシャフト4と、電動モータなどの駆動源(図示せず)により回転されるフライホイール6と、フライホイール6の回転駆動力をクランクシャフト4へ伝達するためのクラッチ手段8と、クランクシャフト4の回転を制動するためのブレーキ手段(図示せず)と、を備えている。
Referring to FIG. 1, the illustrated clutch mechanism 2 includes a
フライホイール6は、複数の軸受10を介してクランクシャフト4に回転自在に支持されている。フライホイール6の内側には、クラッチ手段8が配設されるクラッチ空間12が形成されている。フライホイール6の内周面には、周方向に間隔を置いて配置された複数の第1及び第2内歯14,16が形成されている(図5参照)。フライホイール6の相互に対向する内側面にはそれぞれ、周方向に延びる第1及び第2リング状突部18,20が設けられている。また、フライホイール6の内部には、圧縮空気の通路となる圧縮空気流路22が設けられ、この圧縮空気流路22は、第1流路24と、第1流路24から分岐された第2及び第3流路26,28と、を有している。第1流路24の端部は、ロータリジョイント30を介して空圧給排装置(図示せず)に接続され、また第2及び第3流路26,28の各端部はそれぞれ、フライホイール6の内側面上における第1及び第2エア室32,34(図2参照、後述する)に対応する部位に露出されている。
The
図1〜図5を参照して、クラッチ手段8及びこれに関連する構成について説明する。クラッチ手段8は、フライホイール6とともに回転自在に且つクランクシャフト4の軸方向(図1及び図2において左右方向)に移動自在に支持された押圧ディスク38、第1及び第2ピストンディスク36,40と、クランクシャフト4に取り付けられた第1クラッチ摩擦板42と、フライホイール6に取り付けられた第2クラッチ摩擦板44と、を備えている。
With reference to FIGS. 1-5, the clutch means 8 and the structure relevant to this are demonstrated. The clutch means 8 is supported by a
第1ピストンディスク36はリング状に形成され、その外周部には、周方向に間隔を置いて配置された複数の第1外歯46が形成されている。第1ピストンディスク36の第1外歯46はフライホイール6の第1内歯14と噛み合わされており(図5参照)、これにより、フライホイール6が回転すると、第1ピストンディスク36は、フライホイール6とともに一体的に回転するようになる。また、第1ピストンディスク36がクランクシャフト4の軸方向に進退動できるように、第1ピストンディスク36の第1外歯46とフライホイール6の第1内歯14との間にはバックラッシュ48が形成されている。また、第1ピストンディスク36の片面には、周方向に延びる第1リング状凹部50が設けられ、この第1リング状凹部50とフライホイール6の第1リング状突部18との間には第1エア室32が規定されている。第1エア室32の外周部及び内周部にはそれぞれリング状のシール部材52,54が設けられており、これらシール部材52,54によって第1エア室32は気密状態に保持されている。
The
また、第2ピストンディスク40はリング状に形成され、その外周部には、周方向に間隔を置いて配置された複数の第2外歯62が形成されている。第2ピストンディスク40の第2外歯62はフライホイール6の第2内歯16と噛み合わされており、これにより、フライホイール6が回転すると、第2ピストンディスク40はフライホイール6とともに一体的に回転するようになる。また、第2ピストンディスク40がクランクシャフト4の軸方向に進退動できるように、第2ピストンディスク40の第2外歯62とフライホイール6の第2内歯16との間にはバックラッシュ64が形成されている。また、第2ピストンディスク40の片面には、周方向に延びる第2リング状凹部66が設けられ、この第2リング状凹部66とフライホイール6の第2リング状突部20との間には第2エア室34が規定されている。第2エア室34の外周部及び内周部にはそれぞれリング状のシール部材68,70が設けられており、これらシール部材68,70によって第2エア室34は気密状態に保持されている。
The
押圧ディスク38はリング状に形成され、その外周部には、周方向に間隔を置いて配置された複数の第3外歯56が形成されている。押圧ディスク38の第3外歯56はフライホイール6の第1内歯14と噛み合わされており、これにより、フライホイール6が回転すると、押圧ディスク38は、フライホイール6とともに一体的に回転するようになる。また、押圧ディスク38がクランクシャフト4の軸方向に進退動できるように、押圧ディスク38の第3外歯56とフライホイール6の第1内歯14との間にはバックラッシュ58が形成されている。
The
また、第1ピストンディスク36と押圧ディスク38との間には、周方向に間隔を置いて複数のコイルバネ60が配設されており、これら複数のコイルバネ60によって、第1ピストンディスク36及び押圧ディスク38は相互に離隔する方向に弾性的に付勢される。
A plurality of
第1クラッチ摩擦板42は、第1プレート部材72及び一対の第1摩擦部材74を有している。第1プレート部材72はリング状に形成されるとともに、弾性復元力を有するバネ板で構成されている。第1プレート部材72の厚みは、例えば0.5〜1.5mm程度に設定されている。第1プレート部材72の外周部には、径方向外側に延びる取付部76が周方向に間隔を置いて複数設けられ(図3参照)、各取付部76には、リベット78を挿入するための取付孔(図示せず)がそれぞれ設けられている。第1摩擦部材74は略矩形状に形成され、耐熱性及び耐摩擦性を有する材料、例えば焼結摩擦材などで形成される。この第1摩擦部材74には、リベット78を挿入するための取付孔(図示せず)が設けられている。一対の第1摩擦部材74は、第1プレート部材72の各取付部76を両側より挟み込むようにして装着され、リベット78によって一対の第1摩擦部材74が取付部76に次のようにして取り付けられる。即ち、片側の第1摩擦部材74の取付孔、第1プレート部材72の取付孔及び他側の第1プレート部材74の取付孔を通してリベット78を挿入し、挿入したリベット78の両端部をそれぞれハンマー等で打撃して頭部を形成することにより、一対の第1摩擦部材74及び第1プレート部材74が一体的に固定される。なお、リベット78の頭部は、第1摩擦部材74の内部に埋設されており、後述するようにクラッチ手段8が駆動連結状態であるときにおいて、リベット78の頭部が第1ピストンディスク36及び押圧ディスク38に接触することはない。
The first
また、第1プレート部材72の内周部には、ボルト84を挿入するための取付孔86が周方向に間隔を置いて複数設けられている。クランクシャフト4には、締結用リング88を介して固定用リング90が固定されている。この固定用リング90には、ボルト84を螺着するためのボルト孔(図示せず)が周方向に間隔を置いて複数設けられており、ボルト84が第1プレート部材72の取付孔86を通して固定用リング90のボルト孔に螺着されることにより、第1クラッチ摩擦板42が固定用リング90を介してクランクシャフト4に取り付けられる。このように取り付けられた第1クラッチ摩擦板42の第1摩擦部材74は、第1ピストンディスク36と押圧ディスク38との間に配設される。これにより、クランクシャフト4が回転すると、第1クラッチ摩擦板42は、クランクシャフト4とともに一体的に回転するようになる。
A plurality of mounting
第2クラッチ摩擦板44は、第2プレート部材96及び一対の第2摩擦部材98を有している。第2プレート部材96は、第1プレート部材72と同様にリング状に形成されるとともに、弾性復元力を有するバネ板で構成されている。第2プレート部材96の内周部には、径方向内側に延びる取付部100が周方向に間隔を置いて複数設けられ(図4参照)、各取付部100には、リベット102を挿入するための取付孔(図示せず)がそれぞれ設けられている。第2摩擦部材98は、第1摩擦部材74と同様に略矩形状に形成され、この第2摩擦部材98には、リベット102を挿入するための取付孔(図示せず)が設けられている。一対の第2摩擦部材98は、第2プレート部材96の各取付部100を両側より挟み込むようにして装着され、リベット102によって一対の第2摩擦部材98が取付部100に取り付けられる。
The second
また、第2プレート部材96の外周部には、ボルト108を挿入するための取付孔110が周方向に間隔を置いて複数設けられている。フライホイール6には、ボルト108を螺着するためのボルト孔(図示せず)が周方向に間隔を置いて複数設けられている。ボルト108が第2プレート部材96の取付孔110を通してフライホイール6のボルト孔に螺着されることにより、第2クラッチ摩擦板44がフライホイール6に取り付けられる。このように取り付けられた第2クラッチ摩擦板44の第2摩擦部材98は、押圧ディスク38と第2ピストンディスク40との間に配設される。これにより、フライホイール6が回転すると、第2クラッチ摩擦板44は、フライホイール6とともに一体的に回転するようになる。
A plurality of mounting
次に、上述したクラッチ機構2におけるクラッチ手段8の動作について説明する。フライホイール6の回転駆動力をクランクシャフト4に伝達するときには、図2に示すように、クラッチ手段8は駆動連結状態となる。この駆動連結状態においては、空圧給排装置からの圧縮空気が圧縮空気流路22を通して第1及び第2エア室32,34に送り込まれる。第1エア室32に送り込まれた圧縮空気の圧力により、第1ピストンディスク36がコイルバネ60の弾性復元力に抗して第2ピストンディスク40に近接する方向(図2中の矢印Pで示す方向)に移動し、これにより第1ピストンディスク36は第1クラッチ摩擦板42の第1摩擦部材74を押圧ディスク38とともに第2ピストンディスク40に近接する方向に押圧する。また第2エア室34に送り込まれた圧縮空気の圧力により、第2ピストンディスク40は、第2クラッチ摩擦板44の第2摩擦部材98に作用してこれを押圧ディスク38とともにコイルバネ60の弾性復元力に抗して第1ピストンディスク36に近接する方向(図2中の矢印Qで示す方向)に押圧し、これにより押圧ディスク38は第1クラッチ摩擦板42の第1摩擦部材74を第1ピストンディスク36に近接する方向に押圧する。
Next, the operation of the clutch means 8 in the clutch mechanism 2 described above will be described. When the rotational driving force of the
これにより、第1摩擦部材74は、第1ピストンディスク36と押圧ディスク38との間に押圧され、第1摩擦部材74と第1ピストンディスク36及び押圧ディスク38とが駆動連結される。このとき、第1摩擦部材74は、第1ピストンディスク36及び押圧ディスク38によって両側よりほぼ等しい力で押圧されるので、第1プレート部材72には撓みがほとんど生じない。また、第2クラッチ摩擦板44の第2摩擦部材98は、押圧ディスク38と第2ピストンディスク40との間に押圧される。このとき、第2ピストンディスク40は第2クラッチ摩擦板44を第1ピストンディスク36側に押圧するので、第2プレート部材96は第1ピストンディスク36側に弾性的に撓むようになる。このようにしてクラッチ手段8が駆動連結状態となり、フライホイール6の回転駆動力が押圧ディスク38、第1及び第2ピストンディスク36,40並びに第1及び第2クラッチ摩擦板42,44を介してクランクシャフト4に伝達され、クランクシャフト4が所定方向に回転駆動される。
Thus, the
クランクシャフト4が所定方向に回転すると、クランクシャフト4と連結されたコネクティングロッド(図示せず)等を介してスライド(図示せず)が上下方向に往復移動される。スライドが上死点から下方へ移動して下死点まで移動すると、スライドが加工域の被加工物(図示せず)に作用して被加工物にプレス加工が施される。プレス加工後は、スライドが下死点から上方へ移動して上記上死点に戻る。
When the
また、フライホイール6からクランクシャフト4への回転駆動力の伝達を解除するときには、図1に示すように、クラッチ手段8が駆動連結解除状態となる。この駆動連結解除状態においては、第1及び第2エア室32,34内の圧縮空気が圧縮空気流路22及び空圧給排装置を通して外部に排出される。コイルバネ60の弾性復元力により、第1ピストンディスク36及び押圧ディスク38は相互に離隔する方向(図1中の矢印X,Yで示す方向)に移動し、第1クラッチ摩擦板42と第1ピストンディスク36及び押圧ディスク38との駆動連結が解除される。また、第2ピストンディスク40は、押圧ディスク38に押圧されることにより第1ピストンディスク36から離隔する方向(図1中の矢印Yで示す方向)に移動する。このとき、第2クラッチ摩擦板44の第2プレート部材96は、弾性復元力により撓んだ状態から元の状態(撓んでいない状態)に戻るようになる。このようにしてクラッチ手段8が駆動連結解除状態となり、フライホイール6の回転駆動力はクランクシャフト4に伝達されない。
Further, when the transmission of the rotational driving force from the
本実施形態のクラッチ機構2では、次のような作用効果が達成される。上述のように、第1クラッチ摩擦板42の第1摩擦部材74が第1ピストンディスク36と押圧ディスク38との間に押圧されるので、第1プレート部材72には撓みがほとんど生じない。これにより、第1摩擦部材74には偏荷重がほとんど作用せず、第1摩擦部材74に焼き割れが発生するのを抑制することができる。なお、第2クラッチ摩擦板44の第2摩擦部材98が第2ピストンディスク40によって押圧されることにより、第2プレート部材96に撓みが生じて第2摩擦部材98に偏荷重が作用するようになるが、第2クラッチ摩擦板44とフライホイール6との相対速度が0(零)であるために第2クラッチ摩擦板44と押圧ディスク38及び第2ピストンディスク40との間に摩擦が生じず、第2摩擦部材98に焼き割れが発生することはない。
In the clutch mechanism 2 of the present embodiment, the following operational effects are achieved. As described above, since the
また、駆動連結状態において、押圧ディスク38、第1及び第2ピストンディスク36,40並びに第1及び第2クラッチ摩擦板42,44は相互に駆動連結されているので、フライホイール6の第1内歯14と第1ピストンディスク36及び押圧ディスク38の第1及び第3外歯46,56との噛合部に加わる荷重、及びフライホイール6の第2内歯16と第2ピストンディスク40の第2外歯62との噛合部に加わる荷重はそれぞれ、第2クラッチ摩擦板44の第2プレート部材96とフライホイール6との連結部によって受けられるようになる。これにより、フライホイール6の第1内歯14(第2内歯16)と第1ピストンディスク36及び押圧ディスク38(第2ピストンディスク40)の第1及び第3外歯46,56(第2外歯62)とが相互に干渉することがなく、バックラッシュ48,58,64による騒音の発生を抑えることができる。
Further, in the drive coupled state, the
次に、図6を参照して、クラッチ機構の他の実施形態について説明する。図6は、他の実施形態によるクラッチ機構の一部を示す断面図である。図6において、上述した実施形態の構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略する。 Next, another embodiment of the clutch mechanism will be described with reference to FIG. FIG. 6 is a cross-sectional view showing a part of a clutch mechanism according to another embodiment. In FIG. 6, the same components as those of the above-described embodiment are denoted by the same reference numerals, and the description thereof is omitted.
本実施形態のクラッチ機構2Aでは、フライホイール6Aの相互に対向する内側面には、周方向に間隔を置いて配置された複数の第1及び第2ピン116、118が取り付けられている。第1及び第2ピン116,118はそれぞれ、クランクシャフト4の軸方向に延びている。また、第1ピストンディスク36A、第2ピストンディスク40A及び押圧ディスク38Aの各外周部にはそれぞれ、周方向に間隔を置いて配置された複数の第1、第2及び第3挿入孔120,122,124が設けられている。第1ピストンディスク36A及び押圧ディスク38Aの第1及び第3挿入孔120,122には第1ピン116が挿入されており、第1ピストンディスク36A及び押圧ディスク38Aがクランクシャフト4の軸方向に進退動できるように、第1及び第3挿入孔120,122と第1ピン116との間にはそれぞれバックラッシュ126,128が形成されている。また、第2ピストンディスク40Aの第2挿入孔124には第2ピン118が挿入されており、第2ピストンディスク40Aがクランクシャフト4の軸方向に進退動できるように、第2挿入孔124と第2ピン118との間にはバックラッシュ130が形成されている。
In the
本実施形態のクラッチ機構2Aにおいても、上述したのと同様の作用効果が達成される。即ち、駆動連結状態において、押圧ディスク38A、第1及び第2ピストンディスク36A,40A並びに第1及び第2クラッチ摩擦板42,44は相互に駆動連結されているので、フライホイール6Aの第1ピン116と第1ピストンディスク36A及び押圧ディスク38Aの第1及び第3挿入孔120,122との連結部に加わる荷重、及びフライホイール6Aの第2ピン118と第2ピストンディスク40Aの第2挿入孔124との連結部に加わる荷重はそれぞれ、第2クラッチ摩擦板44の第2プレート部材96とフライホイール6Aとの連結部によって受けられるようになる。これにより、フライホイール6Aの第1ピン116(第2ピン118)と第1ピストンディスク36A及び押圧ディスク38A(第2ピストンディスク40A)の第1及び第3挿入孔120,122(第2挿入孔124)とが相互に干渉することがなく、バックラッシュ126,128,130による騒音の発生を抑えることができる。
Also in the
以上、本発明に従うクラッチ機構の各種実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形乃至修正が可能である。 Although various embodiments of the clutch mechanism according to the present invention have been described above, the present invention is not limited to such embodiments, and various modifications and corrections can be made without departing from the scope of the present invention.
2,2A,200,200A クラッチ機構
4,212 クランクシャフト
6,6A,206 フライホイール
8,8A,202,202A クラッチ手段
36,36A 第1ピストンディスク
38,38A 押圧ディスク
40,40A 第2ピストンディスク
42 第1クラッチ摩擦板
44 第2クラッチ摩擦板
72 第1プレート部材
74 第1摩擦部材
96 第2プレート部材
98 第2摩擦部材
2,2A, 200,200A Clutch mechanism 4,212
Claims (1)
前記クラッチ手段は、前記フライホイールとともに回転自在に且つ前記クランクシャフトの軸方向に移動自在に支持された第1ピストンディスク、第2ピストンディスク及び押圧ディスクと、前記クランクシャフトに取り付けられた第1クラッチ摩擦板と、前記フライホイールに取り付けられた第2クラッチ摩擦板と、を備え、前記第1クラッチ摩擦板は、前記第1ピストンディスクと前記押圧ディスクとの間に配設され、また前記第2クラッチ摩擦板は、前記押圧ディスクと前記第2ピストンディスクとの間に配設されており、
前記フライホイールの回転駆動力を前記クランクシャフトに伝達するときには、前記第2ピストンディスクが前記第2クラッチ摩擦板を前記押圧ディスクとともに前記第1ピストンディスクに近接する方向に押圧するとともに、前記第1ピストンディスクが前記第1クラッチ摩擦板を前記第2ピストンディスクに近接する方向に押圧し、これにより、前記第1クラッチ摩擦板が前記第1ピストンディスクと前記押圧ディスクとの間に押圧されるとともに、前記第2クラッチ摩擦板が前記押圧ディスクと前記第ピストンディスクとの間に押圧され、前記第1摩擦板は前記第1ピストンディスク及び前記押圧ディスクにより両側より押圧されることを特徴とするクラッチ機構。 A clutch mechanism comprising: a crankshaft that is rotatably supported; a flywheel that is rotated by a drive source; and a clutch unit that transmits a rotational driving force of the flywheel to the crankshaft,
The clutch means includes a first piston disk, a second piston disk, and a pressing disk that are supported so as to be rotatable with the flywheel and movable in the axial direction of the crankshaft, and a first clutch attached to the crankshaft. A friction plate and a second clutch friction plate attached to the flywheel, wherein the first clutch friction plate is disposed between the first piston disk and the pressing disk, and the second clutch friction plate. The clutch friction plate is disposed between the pressing disk and the second piston disk,
When transmitting the rotational driving force of the flywheel to the crankshaft, the second piston disk presses the second clutch friction plate together with the pressing disk in a direction approaching the first piston disk, and the first piston disk pressed in the direction in which the piston disk is proximate the first clutch friction plate before Symbol second piston disk, thereby, the first clutch friction plate is pressed between the first piston disk and the pressing disc together with the second clutch friction plates are pressed between the first piston disk and the pressing disc, the first friction plate and said Rukoto is pressed from both sides by the first piston disk and the pressing disc Clutch mechanism.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010121148A JP5610273B2 (en) | 2010-05-27 | 2010-05-27 | Clutch mechanism |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010121148A JP5610273B2 (en) | 2010-05-27 | 2010-05-27 | Clutch mechanism |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011247349A JP2011247349A (en) | 2011-12-08 |
JP5610273B2 true JP5610273B2 (en) | 2014-10-22 |
Family
ID=45412857
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010121148A Active JP5610273B2 (en) | 2010-05-27 | 2010-05-27 | Clutch mechanism |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5610273B2 (en) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107554090B (en) * | 2017-09-28 | 2023-08-01 | 广东开放大学(广东理工职业学院) | Mechanical clutch rotating device for automatic coding |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2649196B2 (en) * | 1991-12-13 | 1997-09-03 | 日野自動車工業株式会社 | Hydraulic clutch |
JPH06328300A (en) * | 1993-05-19 | 1994-11-29 | Kurimoto Ltd | Clutch for press machine |
JPH09217771A (en) * | 1996-02-07 | 1997-08-19 | Kiyouri Kogyo Kk | Combination clutch brake |
JP3711850B2 (en) * | 2000-08-21 | 2005-11-02 | いすゞ自動車株式会社 | Hybrid drive device |
-
2010
- 2010-05-27 JP JP2010121148A patent/JP5610273B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011247349A (en) | 2011-12-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI570335B (en) | Power transmission device | |
JP4990254B2 (en) | Multi-plate clutch | |
RU2010108418A (en) | DRIVE TOOL WITH FRICTION COUPLING | |
JP2013185675A (en) | Clutch device for motor cycle | |
JP4990253B2 (en) | Multi-plate clutch | |
JP5610273B2 (en) | Clutch mechanism | |
JP4364170B2 (en) | Power transmission device | |
JP2017530316A (en) | Clutch device used in motorcycles, and torque transmission device or clutch | |
JP5162401B2 (en) | Multi-plate clutch | |
JP2018169035A (en) | Power transmission apparatus | |
JP4975723B2 (en) | Motorcycle clutch device | |
JP4322038B2 (en) | Dry multi-plate clutch | |
JPH09217771A (en) | Combination clutch brake | |
KR101495086B1 (en) | Connecting structure of double clutch and traction motor | |
JP2006070906A (en) | Clutch/braking device | |
JP4929263B2 (en) | Multi-plate clutch | |
WO2007094073A1 (en) | Brake device | |
JP2020502447A (en) | Torque transmission module for mounting on automobile transmission | |
EP4047237B1 (en) | Clutch structure | |
CN114321225B (en) | Braking device, power assembly and equipment | |
JP2000161403A (en) | Wet type multiplate brake | |
JP2012236468A (en) | Clutch structure | |
JP2010025178A (en) | Clutch device | |
JP3819204B2 (en) | Clutch device | |
JP2004340331A (en) | Device with friction disc |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20120604 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130511 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130912 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131225 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140221 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140805 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140821 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5610273 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |