JP5609975B2 - 中空糸膜モジュールのリーク部補修方法および中空糸膜モジュール - Google Patents

中空糸膜モジュールのリーク部補修方法および中空糸膜モジュール Download PDF

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Description

本発明は、水処理などに用いられる中空糸膜モジュールのリーク部補修方法および中空糸膜モジュールに関する。
本願は、2011年4月28日に、日本に出願された特願2011−102025号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
各種水処理などには、複数本の中空糸膜を備えた中空糸膜モジュールが広く使用されている。中空糸膜モジュールにおいては、中空糸膜に穴が開いたり破断が生じたりして、そこから原水が処理水側に漏れてしまうことがある。そこで、例えば特許文献1や特許文献2に記載された中空糸膜のリーク検査方法を用いて、リークの有無及びリーク部の特定を行う方法が知られている。
一方、検知されたリーク部を補修する方法としては、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂を用いて補修する方法がある。
ところが、このように熱硬化性樹脂を用いてリーク部を補修する場合には、補修部分に付与された熱硬化性樹脂が他の中空糸膜に付着してしまわないように、補修部分を他の中空糸膜から離しておく必要があり作業性が悪い。
そこで、短時間で冷却固化するホットメルト接着剤を用いて、リーク部を補修する方法が検討されている。
例えば、特許文献3の図3には、破断が生じた中空糸膜の端部に、溶融したホットメルト接着剤を埋め込む方法が記載されている。
特開2000−205056号公報 特開2006−258674号公報 特開平05−168875号公報
しかしながら、中空糸膜モジュールにおける中空糸膜の端部には、通常、集水用のハウジングが装着されていて、中空糸膜の端部は露出していない。そのため、特許文献3のように、中空糸膜の端部に対してホットメルト接着剤を埋め込む方法は、ハウジングに開閉自在なカバーなどが設けられていて、中空糸膜の端部を露出させ得る形態の中空糸膜モジュールに対しては適用できても、中空糸膜の端部を露出させることができない形態の中空糸膜モジュールには適用できない。
また、特許文献3に記載のように、中空糸膜の端部を閉塞する方法では、端部が閉塞された中空糸膜はその全長に亘って濾過機能を失ってしまう。そのため、このような方法で補修された中空糸膜の本数が多いと、中空糸膜モジュールとしての有効膜面積が大きく低下するという問題もある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、種々の形態の中空糸膜モジュールに対して、短時間で、かつ、有効膜面積の大きな低下を伴うことなく、リーク部を補修できる中空糸膜モジュールのリーク部補修方法の提供、および前記リーク部補修方法により補修された中空糸膜モジュールの提供を課題とする。
本発明の第一の側面は、以下の側面を有する。
[1]中空糸膜モジュールのリーク部補修方法であって、前記中空糸膜モジュールが、複数本の中空糸膜を備え、前記中空糸膜が、その内部に支持体を有しており、前記中空糸膜のリーク部を含む外表面に封止部を形成することにより封止する封止工程を含む、中空糸膜モジュールのリーク部補修方法。
[2]前記リーク部を含む前記中空糸膜の長さ方向の一部分を切除する切除工程と、切除により開口した前記中空糸膜の開口端面付近の外表面及び開口端面に封止部を形成することにより封止する封止工程とを含む、[1]に記載の中空糸膜モジュールのリーク部補修方法。
上記構成を有することにより、短時間で、有効面積を大きく損なうことなくリーク部を補修できる。また、支持体があることで中空糸膜の熱収縮に起因する補修不良が起こりにくく、中空糸膜が加熱溶融されるときに中空糸の形状を保持しやすく膜がつぶれにくい。
[3]前記封止工程が、切除により開口した前記中空糸膜の開口端面付近の外表面及び開口端面に、ホットメルト接着剤を、180〜230℃に加熱して前記封止部を形成することにより行われる、[2]に記載の中空糸膜モジュールのリーク部補修方法。
上記構成を有することにより、180〜230℃に加熱したホットメルト接着剤の熱により、中空糸膜が融解するため、ホットメルト接着剤との接着力を高めることができる。
[4]前記ホットメルト接着剤がポリオレフィン系樹脂からなり、前記支持体がポリエステル樹脂からなる、[3]に記載の中空糸膜モジュールのリーク部補修方法。
上記構成を有することにより、ポリオレフィン系樹脂およびポリエステル樹脂の融点はそれぞれ100〜180℃の範囲であるため、一般的な中空糸膜の融点の範囲と近い。このため、ホットメルト接着剤の融点以上に過加熱しなくても、中空糸膜を融解して接着させることができるため、ホットメルト接着剤の熱分解等の弊害を抑制できる。また、ポリオレフィン系樹脂およびポリエステル樹脂は、弾性率が小さく柔軟性に優れているので、中空糸膜の屈曲による補修部への応力集中が起こり難く、溶融粘度も良好で、接着強度に優れ、耐薬品性にも優れる。
[5]前記封止部が、前記開口端面から前記中空糸膜の外周面上に延出するように設けられた延出部と、中空糸膜内部に埋設され前記支持体と接着する基部とから形成される、[2]〜[4]のいずれか一項に記載の中空糸膜モジュールのリーク部補修方法。
上記構成を有することにより、基部において支持体と接着させることによって、接着面が形成しにくい開口端面においても強固な接着性を確保できる。
[6]前記中空糸膜がポリフッ化ビニリデンからなる、[2]〜[5]のいずれか一項に記載の中空糸膜モジュールのリーク部補修方法。
上記構成を有することにより、ポリフッ化ビニリデンはフッ素系の樹脂であるため、上記方法により得られる中空糸膜モジュールは耐薬品性に優れている。
[7]前記延出部の最大径xが、前記中空糸膜の外径の1〜2倍となるように形成される、[5]又は[6]に記載の中空糸膜モジュールのリーク部補修方法。
上記構成とすることにより、封止部が耐久性に優れるととに、隣接した中空糸膜に引っかかりにくい。
[8]前記延出部の先端部から前記中空糸膜の開口端面の位置までの長さyが、前記中空糸膜の外径の0.1〜0.5倍となるように形成される、[5]〜[7]のいずれか一項に記載の中空糸膜モジュールのリーク部補修方法。
上記構成とすることにより、封止部が耐圧性に優れるとともに、過剰に接着剤を消費しない。
[9]前記延出部の前記基端部から前記中空糸膜の開口端面までの長さzが、前記中空糸膜の外径の0.5〜1.5倍となるように形成される、[5]〜[8]のいずれか一項に記載の中空糸膜モジュールのリーク部補修方法。
上記構成とすることにより、封止部の接着強度が向上し、補修不良を低減させることができる。
[10][1]〜[9]のいずれか1項に記載のリーク部補修方法により補修された中空糸膜モジュールであって、封止部を有する中空糸膜モジュール。
上記構成とすることにより、有効面積を大きく損なうことなくリーク部が補修された中空糸膜モジュールを提供することができる。
また、本発明の第二の側面は、以下の側面を有する。
[1]複数本の中空糸膜を備えた中空糸膜モジュールの前記中空糸膜に生じたリーク部を補修する方法であって、前記リーク部を含む前記中空糸膜の長さ方向の一部分を切除する切断工程と、切除により開口した前記中空糸膜の開口端面をホットメルト接着剤で封止して封止部を形成する封止工程とを含む、中空糸膜モジュールのリーク部補修方法。
[2]複数本の中空糸膜を備えた中空糸膜モジュールであって、少なくとも1本の中空糸膜の長さ方向の一部分が切除され、切除により開口した2つの開口端面のうち少なくとも一つがホットメルト接着剤で封止されている封止部を有する、中空糸膜モジュール。
[3]前記封止部は、前記開口端面から前記中空糸膜の外周面上に延出するように設けられている、[2]に記載の中空糸膜モジュール。
本発明によれば、種々の形態の中空糸膜モジュールに対して、短時間で、かつ、有効膜面積の大きな低下を伴うことなく、リーク部を補修できる。
本発明の中空糸膜モジュールの一例を示す斜視図である。 本発明のリーク部補修方法を説明する説明図である。 本発明の第一の側面のリーク部補修方法を説明する説明図である。 本発明の第一の側面のリーク部補修方法を説明する説明図である。 本発明の第一の側面のリーク部補修方法を説明する説明図である。 本発明の第一の側面のリーク部補修方法を説明する説明図である。 本発明の第二の側面のリーク部補修方法を説明する説明図である。 リーク部補修された部分を拡大して示す模式的外観図である。 リーク部補修された部分を拡大して示す模式的外観図である。 リーク部補修された部分を拡大して示す模式的外観図である。 本発明の中空糸膜モジュールの他の一例を示す斜視図である。
以下、本発明について詳細に説明する。
図1は、本発明の中空糸膜モジュールの一例を示す斜視図である。
この中空糸膜モジュール10Aは、シート状に配列された複数本の中空糸膜11と、中空糸膜11の長さ方向の両端部に設けられた2本の集水用のハウジング20a,および20bとを備えている。各中空糸膜11の両端部は開口した状態で、ウレタン樹脂などによりハウジング20a,および20b内に固定され、中空糸膜11とハウジング20a,および20b内の流路とが連通している。
また、この例の中空糸膜モジュール10Aは、2本のハウジング20a,および20bを連通する2本の導水管30a,および30bを備えていて、一方のハウジング(上側ハウジング)20aの長さ方向の端部に、濾過水を得る取水口21が形成されている。そのため、この中空糸膜モジュール10Aで原水を吸引濾過した際には、他方のハウジング(下側ハウジング)20bに集められた濾過水が導水管30a,および30bを通って上側ハウジング20aへと集められ、取水口21からは、上側ハウジング20aと下側ハウジング20bに集められた濾過水が取り出せるようになっている。
中空糸膜11の材質としては、例えば、ポリエチレン(融点:100〜130℃程度)やポリプロピレン(融点:150〜180℃程度)などのポリオレフィン、ポリフッ化ビニリデン(PVDF、融点:150〜210℃程度)やポリテトラフルオロエチレンなどのフッ素系樹脂、ポリスルホン系樹脂、ポリアクリロニトリル、セルロース誘導体、ポリアミド、ポリエステル、ポリメタクリレート、およびポリアクリレートなども挙げられる。これらのうち1種以上を含む樹脂を使用できる。また、これらの樹脂の共重合体や一部に置換基を導入したものであってもよい。なかでもポリフッ化ビニリデンが、耐薬品性に優れているため好ましい。
ハウジング20a,および20bおよび導水管30a,および30bの材質としては、機械的強度および耐久性を有するものが好適に用いられ、例えばポリカーボネート、ポリスルホン、ポリオレフィン、PVC(ポリ塩化ビニル)、アクリル樹脂、ABS樹脂、および変成PPE(ポリフェニレンエーテル)などが挙げられ、これらのうち1種以上を含む樹脂を使用できる。あるいは、ステンレス、およびチタンなどの耐腐食性金属を用いてもよい。
そして、図1の中空糸膜モジュール10Aは、図1中に拡大して示すように、多数の中空糸膜11のうちの1本において、長さ方向の一部分が切り取られ、このような切除により新たに開口した2つの開口端面11a,および11bがホットメルト接着剤50で封止されている。具体的には、この中空糸膜モジュール10Aは、1本の中空糸膜11においてリーク穴(リーク部)が生じ、このリーク部を含むように中空糸膜11の長さ方向の一部分が切除され、切除により開口した2つの開口端面11a,11bがホットメルト接着剤50で封止されるリーク部補修がなされたものである。
なお、リーク部の特定は、リーク部位が特定可能なリーク検査方法、例えば、水や界面活性剤などの液体中に浸漬した膜内部に気体を送り込み、気泡の発生状況によりリーク部を特定する方法や、着色液などの着色流体を流し込み、着色の有無でリーク部を特定する方法などを用いることができる。
このようなリーク部補修は、例えば図2A〜2Eに示すように行う。
以下、本発明の第一の側面について説明する。
<中空糸膜モジュールのリーク部補修方法>
切断工程:
まず、図2Aに示すように、リーク部12が生じた中空糸膜11から、リーク部12を含む長さ方向の一部分を切除する。図2A中、符号Mが切除された中空糸膜である。これにより2つの開口端面11a,および11bが生じる。
中空糸膜は、長さ方向に対して垂直に切断されることが好ましい。これにより、封止部の接着強度が向上し、補修不良を低減させることができる。
封止工程:
切断工程についで、図2Bに示すように、市販されているガンタイプの溶融塗布機に、中空糸膜11の外径よりも大きな内径を備えたノズル40を接続し、そのノズル40の先端に中空糸膜11の開口端面11a(11b)を挿入する。なお、中空糸膜の内側には支持体11dが形成されている。そして、図2Cに示すように、ノズル40の先端から中空糸膜11に、溶融したホットメルト接着剤50を注入する。注入後、図2Dに示すように、ノズル40を中空糸膜11から引き抜くと、注入されたホットメルト接着剤50は冷えて固化する。これにより、中空糸膜11の開口端面11a(11b)が閉塞される。その後、閉塞された開口端面11a,および11bに連続している中空糸膜11の外周面11c上にノズル40の先端を1周させつつホットメルト接着剤50を吐出し付着させることにより、図2Eに示すように、ホットメルト接着剤50は開口端面11a(11b)を覆うだけでなく、中空糸膜11の外周面11c上に延出するように設けられることにより封止部50を形成し、封止が完了する。封止部は、開口端面から中空糸膜の外周面上に延出するように設けられている延出部50cと、中空糸膜内部に埋設され前記支持体と接着する基部50dとからなることが好ましい。このような封止を開口した2つの開口端面11a,および11bに対してそれぞれ行う。
ここで図2Aに示すように、切除により新たに開口した開口端面11a,および11bから、各ハウジング20a,および20bに至るまでの中空糸膜の長さLは、10〜100mmの範囲内であることが好ましく、より好ましくは5〜50mmの範囲内である。Lが10mm以上であると、ホットメルト接着剤50で開口端面11a,および11bを封止する作業中に、この中空糸膜11の根元の屈曲を抑制して補修を行えるので、中空糸膜11の根元が損傷するなどのトラブルが起こりにくい。一方、Lが100mm未満であると、補修後の中空糸膜モジュール10Aを例えば被処理水槽に浸漬してエアスクラビング処理を行った際に、補修した中空糸膜11が過度に揺動しにくい。そのため、過度に揺動することによる他の中空糸膜11と擦れや、根元の大きな屈曲が抑制され、それによる中空糸膜11の損傷が防止される。リーク部12を含む長さ方向の一部分を切除する際には、以上の点を考慮して、Lが10〜100mmの範囲内となるように切除位置を決定することが好ましい。
また、図2Bに示すノズル40の内径Dは、中空糸膜11の外径Dよりも0.1〜1mm程度大きいことが好ましく、0.3〜0.75mm程度大きいことがより好ましい。このような範囲であると、ノズル40の先端に中空糸膜11の開口端面をスムーズに挿入でき、かつ、注入時に、ノズル40と中空糸膜11の隙間からホットメルト接着剤50が漏れにくい。
また、ホットメルト接着剤50の注入量は、補修部分の強度が充分となる量であればよいが、図2Cに示す開口端面11a(11b)からの充填長さLが、中空糸膜11の内径の1〜5倍となる量が適当である。
ホットメルト接着剤50としては、支持体11dを構成している樹脂および中空糸膜11を構成している樹脂と同程度の融点を有するものが好ましく、具体的には、100〜250℃程度の融点のホットメルト接着剤50が好ましく、180〜230℃程度がより好ましく120〜200℃程度のものが特に好ましい。このようなホットメルト接着剤50であると、支持体11dおよび中空糸膜11にダメージを与えるほどの高温にしなくても充分に溶融し、かつ、支持体11dおよび中空糸膜11に良好に付着する。
なお、上記したように、中空糸膜11の材料として好適に用いられるポリエチレン、ポリプロピレン、ポリフッ化ビニリデンの融点は、それぞれ100〜130℃程度、150〜180℃程度、150〜210℃程度である。そのため、中空糸膜11を構成している樹脂の融点に応じて、ホットメルト接着剤50の種類も適宜選択すればよい。
ホットメルト接着剤50の溶融粘度は、500〜10000mPa・sであるものが好ましい。500mPa・s以上であると、溶融したホットメルト接着剤50が目的外の部分まで垂れて付着するなどのトラブルが生じにくい。また、10000mPa・s以下であると、溶融したホットメルト接着剤50の粘度が高すぎず、そのため、支持体11d、中空糸膜11の開口端面11a,および11bや外周面11c上に所望どおり付着させることができる。なお、溶融粘度とは、ホットメルト接着剤の溶融状態における粘度を意味する。
具体的には、ホットメルト接着剤50としては、EVA(エチレン酢酸ビニル共重合体)系樹脂、PO(ポリオレフィン)系樹脂、PA(ポリアミド)系樹脂、SR(合成ゴム)系樹脂、ACR(アクリル)系樹脂、PUR(ポリウレタン)系樹脂などが挙げられる。なかでも、耐薬品性に優れ、かつ、廃棄時に燃焼させたとしても、有害ガスが発生しにくいPO系樹脂が好ましい。
本発明の第一の側面における中空糸膜のリーク部補修方法は、その内部に支持体を有する中空糸膜に適用することが好ましい。支持体があることで中空糸膜の熱収縮に起因する補修不良が起こりにくく、中空糸膜が加熱溶融されるときに中空糸の形状を保持しやすく膜がつぶれにくい。支持体の融点としては、中空糸膜11を構成している樹脂の融点と同程度かそれ以下が好ましい。
支持体の材料としては、ポリエチレン樹脂やポリエステル樹脂等のポリオレフィン樹脂、ポリプロピレン樹脂等が挙げられ、なかでもポリエステル樹脂が好ましい。このような材料を用い、さらにホットメルト接着剤としてPO樹脂をもちいることにより、化学的接着性が良好な組む見合わせとなり接着性をより向上させるができる。
このようなリーク部補修方法によれば、長時間を要せずに固化するホットメルト接着剤50を用いているため、例えば数秒間から数分間という短時間で、リーク部12を補修することができる。また、ホットメルト接着剤50は、このように短時間で固化するため、封止部に付与されたホットメルト接着剤50が他の中空糸膜11に付着してしまわないように、封止部を他の中空糸膜11から離しておく時間も短くてすみ、作業性に優れる。
また、このようなリーク部補修方法では、リーク部が生じた中空糸膜の端部を封止するのではなく、リーク部12を含むように中空糸膜11の長さ方向の一部分を切除した後、切除により開口した開口端面11a,および11bを封止しているため、切除後に残った中空糸膜11は濾過機能を維持する。そのため、中空糸膜モジュール10Aを構成する中空糸膜11の多数においてリーク部12が生じ、それぞれに対して補修をしたとしても、中空糸膜モジュール10A全体としての有効膜面積の低下を小さく抑えることができる。ここで仮に、リーク部が生じた中空糸膜の端部を封止する方法を採用すると、リーク部が生じた多数の中空糸膜のすべてが、その全長に亘って濾過機能を失うため、中空糸膜モジュールとしての有効膜面積が大きく低下してしまう。
また、このようなリーク部補修方法は、中空糸膜の端部を封止する方法ではないため、中空糸膜の端部を露出させることができない形態の中空糸膜モジュールに対しても、何ら問題なく適用できる。
また、この例のように、ホットメルト接着剤50を中空糸膜11の開口端面11a,11bだけでなく、中空糸膜11の外周面11c上にまで延出するように設けると、封止性がより向上する。
ホットメルト接着剤50で形成された封止部の外形としては、例えば、図3Aに示すように、封止部の先端部50aから基端部50bまで、径が漸次大きくなった後、漸次小さくなる形状、図3Bに示すように、封止部の先端部50a側よりも基端部50b側の方が径が小さい形状、図3Cに示すように、封止部の先端部50a側よりも基端部50b側の方が径が大きい形状などが挙げられる。
また、これらの各形状において、封止部の最大径xは、中空糸膜11の外径の1倍以上が好ましく、1〜2倍がより好ましい。2倍以下であると、封止部が他の中空糸膜11に引っ掛かりにくく、引っ掛かりにより生じる中空糸膜11の損傷を防止できる。一方、1倍以上であると、中空糸膜11の外周面11cがホットメルトの層で補強されるので、封止部の耐久性が高まる。
封止部の先端部50aから中空糸膜11の開口端面11a(11b)の位置までの長さyは、特に制限はないが、ホットメルト接着剤50の溶融時の表面張力などから、中空糸膜11の外径程度である。具体的には、延出部の先端部から中空糸膜の開口端面の位置までの長さyが、中空糸膜の外径の0.1〜0.5倍であることが好ましく、0.15〜0.35倍であることがより好ましい。
封止部の基端部50bから中空糸膜11の開口端面11a(11b)までの部分は、ノズルの先端を中空糸膜の外周に周回させつつホットメルト接着剤を吐出することで形成される部分であるため、ノズル40を周回させる回数が1回である場合には、その長さzは、ノズル40の内径にほぼ相当する。具体的には、延出部の基端部から中空糸膜の開口端面までの長さzが、前記中空糸膜の外径の0.5〜1.5倍であることが好ましく、0.75〜1.2倍がより好ましい。周回させる回数を2回以上として、長さzがノズル40の内径よりも大きくなるようにホットメルト接着剤50を塗布してもよいが、その際には、溶融状態にあるホットメルト接着剤50の熱が中空糸膜11により多く伝わる結果、補修不良が生じる可能性がある。
以上説明したように、リーク部12を含む中空糸膜11の長さ方向の一部分を切除し、切除により開口した2つの開口端面11a,および11bをホットメルト接着剤50で封止する中空糸膜モジュール10Aのリーク部補修方法によれば、種々の形態の中空糸膜モジュールに対して、短時間で、かつ、有効膜面積の大きな低下を伴うことなく、リーク部12を補修できる。
<中空糸膜モジュール>
本発明の第一の側面における中空糸膜モジュールは、上述のリーク部補修方法により補修された中空糸膜モジュールであって、封止部を有する中空糸膜モジュールである。封止部は、上述のリーク部補修方法により形成された封止部と同様のものである。
次に、本発明の第二の側面について詳細に説明する。
<中空糸膜モジュールのリーク部補修方法>
本発明の第二の側面における中空糸膜モジュールのリーク部補修方法では、図2Fに示すように、中空糸膜が支持体を有しないものを用いる以外は、本発明の第一の側面と同様の方法である。
<中空糸膜モジュール>
本発明の第二の側面における中空糸膜モジュールでは、中空糸膜が支持体を有しないものを用いる以外は、本発明の第一の側面と同様の中空糸膜モジュールである。
なお、補修対象の中空糸膜モジュールの形態には制限はなく、例えば、図4に示すように、導水管を具備せず、上側ハウジング20aに集められた濾過水のみを取水口21から取り出す形態の中空糸膜モジュール10Bも例示できる。この場合には、リーク部を含む長さ方向の一部分を切除した後、濾過水が集水される上側ハウジング20aに連通した方の開口端面11aのみをホットメルト接着剤50で封止すればよく、上側ハウジング20aに連通していない下側ハウジング20b側の開口端面11bは封止しなくてもよい。この形態の中空糸膜モジュール10Bの場合には、開口端面11bが開放していても、原水が処理水側に混入することはない。このように原水が開口端面から処理水側に混入しないかぎりは、切除により開口した2つの開口端面のうちの一方のみを封止して、他方を開放しておいてもよく、中空糸膜モジュールの形態に応じて適宜選択できる。
また、上記実施形態においては、中空糸膜を切断して開口端面を露出させ、その先端付近の外表面および先端に封止部を設けたが、リーク部が明確に断定できる場合などは、中空糸膜を切断せずに、リーク部を含む中空糸膜の外表面外周を、直接ホットメルト樹脂でリング状に覆ってもよい。
以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明する。
[実施例]
孔径0.1μm、外径2.8mm、内径1.5mmのPVDF製中空糸膜を1560本用いて、図1の構成の中空糸膜モジュール10Aを製造した。中空糸膜11は各ハウジング20a,20bにウレタン樹脂で固定されている。導水管30a,30bには、角パイプを用いた。中空糸膜モジュール10Aの外径寸法は、幅W1250mm、高さH2000mm、奥行きD30mmとした。
ついで、図2A〜図2Fに示す方法に沿って、リーク部補修を行った。
すなわち、10本の中空糸膜11を無作為に抽出し、両側のハウジング20a,20bからの長さLがそれぞれ50mmとなる2箇所で各中空糸膜11をカットし、中空糸膜11の長さ方向の一部分を取り除いた。
ついで、溶融塗布機「PolygunHP」(住友3M社製)に内径3mmのノズル40を接続し、これを用いて、ホットメルト接着剤「3748−Q」(材質:PP、融点:150〜180℃、溶融粘度4000mPa・s、住友3M社製)により、10本の中空糸膜11における開口端面11a(11b)を封止した。合計20箇所の封止部の外形は、いずれも図3Aに示す形状であり、各部分の長さは、x=3.0〜4.5mm、y=2.8〜3.5mm、z=2.5〜3.5mmの範囲内であった。
このようにリーク部補修を行った図1の中空糸膜モジュール10Aを30%濃度のアルコール水溶液に浸漬して親水化処理を行った後、水中に移し、取水口21から中空糸膜モジュール10Aの内圧が100kPaとなるように空気を供給し、リーク試験を行った。
リーク試験において、中空糸膜モジュール10Aからはエア漏れが確認されず、中空糸膜11の開口端面11a,および11bは全て確実に封止されていることが確認できた。
本発明によれば、種々の形態の中空糸膜モジュールに対して、短時間で、かつ、有効膜面積の大きな低下を伴うことなく、リーク部を補修できる。
10A,10B:中空糸膜モジュール
11:中空糸膜
11a,11b:中空糸膜の開口端面
11d:支持体
11c:中空糸膜の外周面
12:リーク部
50:ホットメルト接着剤(封止部)
50a:先端部
50b:基端部
50c:延出部
50d:基部

Claims (10)

  1. 中空糸膜モジュールのリーク部補修方法であって、
    前記中空糸膜モジュールが、複数本の中空糸膜を備え、前記中空糸膜が、その内部に支持体を有しており、
    リーク部を含む前記中空糸膜の長さ方向の一部分を切除する切除工程と、
    切除により開口した前記中空糸膜の開口端面付近の外表面及び開口端面に、ホットメルト接着剤により封止部を形成することにより封止する封止工程とを含む、中空糸膜モジュールのリーク部補修方法。
  2. 前記中空糸膜モジュールが、前記複数本の中空糸膜と連通するハウジングを備え、
    前記切除工程では、前記開口端面から、該開口端面と連通したハウジングに至るまでの中空糸膜の長さが、10〜100mmの範囲内となるように、前記リーク部を含む前記中空糸膜の長さ方向の一部分を切除する、請求項1に記載の中空糸膜モジュールのリーク部補修方法。
  3. 前記封止工程が、前記ホットメルト接着剤を、180〜230℃に加熱して前記封止部を形成することにより行われる、請求項1または2に記載の中空糸膜モジュールのリーク部補修方法。
  4. 前記ホットメルト接着剤がポリオレフィン系樹脂からなり、前記支持体がポリエステル樹脂からなる、請求項1〜3のいずれか一項に記載の中空糸膜モジュールのリーク部補修方法。
  5. 前記封止部が、前記開口端面から前記中空糸膜の外周面上に延出するように設けられた延出部と、
    中空糸膜内部に埋設され前記支持体と接着する基部とから形成される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の中空糸膜モジュールのリーク部補修方法。
  6. 前記延出部の最大径xが、前記中空糸膜の外径の1〜2倍となるように形成される、請求項5に記載の中空糸膜モジュールのリーク部補修方法。
  7. 前記延出部の先端部から前記中空糸膜の開口端面の位置までの長さyが、前記中空糸膜の外径の0.1〜0.5倍となるように形成される、請求項5または6に記載の中空糸膜モジュールのリーク部補修方法。
  8. 前記延出部の前記基端部から前記中空糸膜の開口端面までの長さzが、前記中空糸膜の外径の0.5〜1.5倍となるように形成される、請求項5〜7のいずれか一項に記載の中空糸膜モジュールのリーク部補修方法。
  9. 前記中空糸膜がポリフッ化ビニリデンからなる、請求項1〜8のいずれか一項に記載の中空糸膜モジュールのリーク部補修方法。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載のリーク部補修方法により補修された中空糸膜モジュールであって、
    封止部を有する中空糸膜モジュール。
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