JP5607870B2 - 電流センス回路及びこれを備えた半導体記憶装置 - Google Patents

電流センス回路及びこれを備えた半導体記憶装置 Download PDF

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Description

本発明は電流センス回路及びこれを備えた半導体記憶装置に関し、特に、カレントミラー型の電流センス回路及びこれを備えた半導体記憶装置に関する。
現在、半導体記憶装置には種々のタイプのものが存在し、代表的な半導体記憶装置としてDRAM(Dynamic Random Access Memory)が挙げられる。DRAMは、セルキャパシタに蓄積された電荷量によって情報を記憶することから、センスアンプとしては電圧センス型のセンスアンプが用いられる。
これに対し、フラッシュメモリ、EEPROM、PRAM(Phase change Random Access Memory)、RRAM(Resistive Random Access Memory)などの半導体記憶装置は、メモリセルの電気抵抗(又は導通/非導通)によって情報を記憶する。このため、この種の半導体記憶装置のセンスアンプとしては、電流センス型のセンスアンプが用いられる(特許文献1参照)。
図8は、電流センス型のセンスアンプを含む従来の電流センス回路の回路図である。
図8に示す電流センス回路10aは、センスアンプ20a、リファレンスセル30a及びリファレンスアンプ40aによって構成されている。センスアンプ20aは、差動アンプ100を含んでおり、その一方の入力端100aは、トランスファラインTRLに接続されている。トランスファラインTRLはトランスファスイッチTSWを介してグローバルビット線GBLに接続され、グローバルビット線GBLはカラムスイッチYSWを介してビット線BLに接続される。ビット線BLにはメモリセルMCが接続されている。図8に示す例では、メモリセルMCは相変化記憶素子PCと選択トランジスタTrからなるPRAMセルである。
リファレンスセル30aは、トランスファラインTRLからメモリセルMCまでの回路と同様の回路構成を有しており、リファレンス電流Irefを生成する。リファレンス電流Irefは、リファレンスアンプ40aに供給される。リファレンスアンプ40aは、ゲートとドレインが短絡されたPチャンネル型MOSトランジスタ41を有しており、したがって、トランジスタ41のゲート及びドレインの電位は、電源電位VDDからトランジスタ41のしきい値電圧を減じたレベル(VREFP)に安定する。この基準電位VREFPは、差動アンプ100の入力端100bに供給される。
図8に示すように、センスアンプ20aは、電源電位VDDとトランスファラインTRLとの間に直列接続されたPチャンネル型MOSトランジスタ21,22をさらに備えている。トランジスタ21のゲートにはセンスアンプ活性化信号RSAENが供給され、トランジスタ22のゲートには基準電位VREFPが供給される。
かかる構成により、トランジスタ41を入力トランジスタとし、トランジスタ22を出力トランジスタとするカレントミラー回路が構成される。したがって、センスアンプ活性化信号RSAENが活性化すると、トランジスタ22にはリファレンス電流Irefが流れることになる(カレントミラー比が1:1の場合)。
さらに、センスアンプ20aは、プリチャージ信号PREに応答してオンするプリチャージトランジスタ23及びダイオード接続されたトランジスタ25を備えている。
図9は、電流センス回路10aの動作を説明するためのタイミング図である。
図9に示すように、時刻t11において所定のワード線が選択されると、続く時刻t12において、トランスファスイッチ選択信号S、センスアンプ活性化信号RSAEN、プリチャージ信号PREが活性化する。これにより、選択されたメモリセルMCがトランスファラインTRLに接続されるとともに、差動アンプ100の入力端100aの電位SAOUTは電源電位VDDからトランジスタ25のしきい値電圧を減じたレベルとなる。一方、差動アンプ100の入力端100bは、カレントミラー回路に直接接続されているため、その電位はVREFPである。
入力端100bに供給される基準電位VREFPは、電源電位VDDからトランジスタ41のしきい値電圧を減じたレベルである。このため、トランジスタ25とトランジスタ41のしきい値が完全に一致していれば、SAOUTとVREFPのレベルは正しく一致する。しかしながら、実際には製造ばらつきが存在することから、これらトランジスタのしきい値を完全に一致させることは困難である。このため、実際にはSAOUTとVREFPがオフセットした状態でプリチャージされてしまう。図9に示した例では、基準電位VREFPに比べてSAOUTの方が若干高くプリチャージされた状態を示している。もちろん、その逆の状態も起こりうる。
時刻t13になると、プリチャージ信号PREが非活性化し、プリチャージトランジスタ23がオフする。これによりプリチャージ動作が完了し、センス可能な状態となる。この時、トランジスタ23のカップリング容量によって、入力端100aの電位SAOUTが一時的に大きく乱れる。このような電位変動も、差動アンプ100に対するオフセット要因となる。
その後、入力端100aの電位SAOUTは、メモリセルMCに流れる電流Icelに応じて徐々に変化する。そして、時刻t15においてトランスファスイッチTSWをオフとし、メモリセルMCからの読み出し動作を終了する。同時に、センスアンプ活性化信号RSAENを活性化する。これにより、電位SAOUTと基準電位VREFPとの大小関係に応じたデータがデータバスBUSに出力される。
特開2003−331599号公報
しかしながら、図8に示した従来の電流センス回路10aにおいては、上述の通りSAOUTとVREFPがオフセットした状態でプリチャージされていることから、SAOUTとVREF2との間に有意の電位差が生じるまでには、長い時間がかかってしまう。図9に示す例では、メモリセルMCがセット状態(低抵抗状態)であっても、時刻t14まではSAOUTとVREFPのレベルが反転していることが分かる。さらに、プリチャージトランジスタ23のカップリング容量に起因するSAOUTのレベル変動についても考慮すると、センス期間である期間T1を十分に長く確保しなければならない。このように、従来の電流センス回路10aにおいては、データの読み出しに時間がかかるという問題があった。
このような問題は、PRAM用の電流センス回路に限らず、フラッシュメモリ用の電流センス回路やRRAM用の電流センス回路など、他の半導体記憶装置用の電流センス回路全般において生じる問題である。しかしながら、PRAMやRRAMはセル電流が特に少ないことから、差動アンプの入力オフセットがデータの読み出し時間に与える影響は極めて顕著となる。
したがって、本発明の目的は、半導体記憶装置用の改良された電流センス回路を提供することである。
また、本発明の他の目的は、微弱な電流を高速にセンス可能な半導体記憶装置用の電流センス回路及びこれを備えた半導体記憶装置を提供することである。
本発明による電流センス回路は、メモリセルに流れるセル電流と、リファレンス電流源に流れるリファレンス電流との差を検出する電流センス回路であって、入力端にリファレンス電流源が接続されたカレントミラー回路と、一方の入力端にカレントミラー回路の出力端とメモリセルの電気的接続点の電位が供給され、他方の入力端に基準電位が供給される差動アンプと、イコライズ信号に応答して、差動アンプの一方の入力端と他方の入力端を短絡するイコライズ回路とを備えることを特徴とする。
また、本発明による半導体記憶装置は、保持するデータに応じて抵抗値の異なるメモリセルと、メモリセルに接続されたビット線と、リファレンス電流を流すリファレンス電流源と、ビット線を介してメモリセルに保持されたデータを読み出す電流センス回路とを備える半導体記憶装置であって、電流センス回路は、入力端にリファレンス電流源が接続されたカレントミラー回路と、一方の入力端にカレントミラー回路の出力端とメモリセルの電気的接続点の電位が供給され、他方の入力端に基準電位が供給される差動アンプと、イコライズ信号に応答して、差動アンプの一方の入力端と他方の入力端を短絡するイコライズ回路とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、差動アンプの一方の入力端と他方の入力端を短絡するイコライズ回路を備えていることから、センス動作の開始直前まで両者を同電位に保つことが可能となる。これにより、メモリセルに流れるセル電流が微弱であっても、高感度なセンス動作を高速に行うことが可能となる。
本発明においては、カレントミラー回路とは独立して設けられ基準電位を供給する基準電位供給回路をさらに備え、差動アンプの他方の入力端は基準電位供給回路の出力に電気的に接続されていることが好ましい。このように、カレントミラー回路とは別に基準電位供給回路を設ければ、カレントミラー回路の入力端から基準電位を直接取り出す必要がなくなる。これにより、カレントミラー回路の動作が安定することから、カレントミラー回路を流れる電流量を小さく設定しても、安定したセンス動作を行うことが可能となる。
この場合、プリチャージ信号に応答して差動アンプの一方の入力端に基準電位を供給するプリチャージ回路をさらに備え、基準電位供給回路は、基準電位を発生する基準電位生成回路と、プリチャージ信号に応答して差動アンプの他方の入力端に基準電位を供給するスイッチ回路とを含むことが好ましい。これによれば、プリチャージ信号が活性化している期間は、イコライズ回路を介さなくても、差動アンプの一方の入力端と他方の入力端に同電位が与えられることから、両者を速やかに且つ確実に同電位に保つことが可能となる。
また、本発明においては、基準電位供給回路は一端が差動アンプの他方の入力端に接続される容量素子をさらに含むことが好ましい。これによれば、基準電位供給回路に定電流源などを設けることなく、安定した基準電位を生成することが可能となる。しかも、容量素子の他端とメモリセルのソースを同一の電源配線(例えばGND配線)に接続すれば、メモリセルのソース電位が変動しても、容量素子の他端の電位も同じように変動する。その結果、電圧変動による信号レベルの変動がコモンモードとなることから、電圧変動に強い電流センス回路を構成することが可能となる。
このように、本発明によれば、メモリセルに流れるセル電流が微弱であっても、高感度なセンス動作を高速に行うことが可能となる。これにより、本発明による電流センス回路をPRAMのように、微弱な電流をセンスする必要のある半導体記憶装置に適用すれば、高速なデータの読み出しを実現することが可能となる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の好ましい実施形態による半導体記憶装置の主要部の構造を示す図である。本実施形態は、本発明をPRAMに適用した場合の一例を示している。
図1に示すように、本実施形態による半導体記憶装置は、複数のメモリマットMAT11,MAT12,MAT13・・・と、これら複数のメモリマットに対して共通に割り当てられたトランスファラインTRLとを有している。トランスファラインTRLは、電流センス回路10に接続されている。電流センス回路10の詳細については後述する。
メモリマットMAT11,MAT12,MAT13・・・は、いずれも複数のワード線WL1〜WLmと、複数のビット線BL1〜BLnと、これらの交点に配置されたメモリセルMCによって構成されている。ワード線WL1〜WLmの選択は、ワードドライバWDによって行われ、ワード線WL1〜WLmのいずれか一つが活性状態とされる。また、ビット線BL1〜BLnは、対応するカラムスイッチYSWを介してグローバルビット線GBLに接続可能に構成されている。
図2は、メモリセルMCの回路図である。
図2に示すように、メモリセルMCは相変化材料からなる相変化記憶素子PCと選択トランジスタTrによって構成され、これらがビット線BLとソース線VSSとの間に直列接続されている。
相変化記憶素子PCを構成する相変化材料としては、2以上の相状態を取り、且つ、相状態によって電気抵抗が異なる材料であれば特に制限されないが、いわゆるカルコゲナイド材料を選択することが好ましい。カルコゲナイド材料とは、ゲルマニウム(Ge)、アンチモン(Sb)、テルル(Te)、インジウム(In)、セレン(Se)等の元素を少なくとも一つ以上含む合金を指す。一例として、GaSb、InSb、InSe、SbTe、GeTe等の2元系元素、GeSbTe、InSbTe、GaSeTe、SnSbTe、InSbGe等の3元系元素、AgInSbTe、(GeSn)SbTe、GeSb(SeTe)、Te81Ge15Sb等の4元系元素が挙げられる。
カルコゲナイド材料を含む相変化材料は、アモルファス相(非晶質相)及び結晶相のいずれかの相状態をとることができ、アモルファス相では相対的に高抵抗状態、結晶相では相対的に低抵抗状態となる。
選択トランジスタTrは、NチャンネルMOSトランジスタによって構成され、そのゲート電極は対応するワード線WLに接続されている。これにより、ワード線WLが活性化すると、ビット線BLとソース線VSSとの間に相変化記憶素子PCが接続された状態となる。
相変化材料をアモルファス化(リセット)するためには、書き込み電流の印加によって相変化材料を融点以上の温度に加熱し、その後急速に冷却すればよい。一方、相変化材料を結晶化(セット)するためには、書き込み電流の印加によって相変化材料を結晶化温度以上、融点未満の温度に加熱し、その後徐々に冷却すればよい。このような書き込み電流の印加は、図示しない書き込み回路によって供給される。但し、データの書き込み動作は本発明に直接関係しないことから、データの書き込みに関連する説明は省略する。
一方、データの読み出しは、選択トランジスタTrをオンさせることによって相変化記憶素子PCをビット線BLに接続し、この状態で読み出し電流を流すことによって行われる。読み出し電流は、相変化を生じさせないよう、書き込み電流よりも十分小さな値に設定される。このため、メモリセルMCは、DRAMとは異なり、非破壊読み出しが可能である。また、相変化材料の相状態は、高熱を印加しない限り変化しないことから、電源を切ってもデータが失われることはない。データの読み出しは、図1に示す電流センス回路10によって行われる。
図1に戻って、グローバルビット線GBLとトランスファラインTRLとの間には、トランスファスイッチTSWが設けられている。トランスファスイッチTSWは、トランスファスイッチ選択信号Sに応答してオン/オフする。これにより、いずれかのワード線WLが選択された状態で、所定のカラムスイッチYSW及び所定のトランスファスイッチTSWがオンすると、選択された1つのメモリセルMCは、ビット線BL、グローバルビット線GBL及びトランスファラインTRLを経由して電流センス回路10に接続されることになる。このように、本実施形態による半導体記憶装置では、多数のビット線BLに対して1つの電流センス回路10が共用されている。これは次の理由による。
つまり、DRAMのような一般的な半導体記憶装置では、センスアンプはビット線対ごとに割り当てられるため、センスアンプはセルアレイの内部に配置されることが多い。しかしながら、PRAMにおいては、データを読み出す場合、相変化記憶素子PCに読み出し電流を流すことによってメモリセルMCの保持内容を電位差に変換し、さらに、この電位差を増幅する必要がある。このため、PRAMのセンスアンプは、DRAMのセンスアンプに比べて回路規模が非常に大きくなる。このような理由から、本実施形態では、多数のビット線BLに対して、1つの電流センス回路10を共通に割り当てているのである。
図1に示すように、電流センス回路10は、センスアンプ20、リファレンス電流源30、リファレンスアンプ40、基準電位供給回路50及び電流制御回路60によって構成されている。但し、電流センス回路10を構成する回路ブロックのうち、1本のトランスファラインTRLに対して個々に必要な回路ブロックはセンスアンプ20のみであり、他の回路ブロック、すなわち、リファレンス電流源30、リファレンスアンプ40、基準電位供給回路50及び電流制御回路60については、複数の電流センス回路10にて共用することが可能である。この点については後述する。
図3は、電流センス回路10の主要部の構成を示す回路図であり、センスアンプ20、リファレンス電流源30、リファレンスアンプ40及び基準電位供給回路50からなる部分を示している。
図3に示すように、センスアンプ20は差動アンプ100を含んでおり、その一方の入力端100aは、トランスファラインTRLに接続されている。図1にも示したように、トランスファラインTRLはトランスファスイッチTSWを介していずれかのグローバルビット線GBLに接続され、グローバルビット線GBLはカラムスイッチYSWを介していずれかのビット線BLに接続される。
差動アンプ100は、一対の入力端100a,100bを有しており、差動アンプ活性化信号RDAEN、イコライズ信号EQ、基準電位RDSTP,RDSTNによる制御のもと、入力端100a,100bに現れる電位差を増幅する。基準電位RDSTP,RDSTNは、図1に示した電流制御回路60から供給される電位である。
また、リファレンス電流源30は、リファレンス配線REFとソース線VSSとの間に直列接続されたNチャンネル型MOSトランジスタ31及び可変抵抗素子32と、トランジスタ31を制御するオペアンプ33によって構成されている。オペアンプ33の反転入力端子(−)は、トランジスタ31と可変抵抗素子32との間に接続されている。また、オペアンプ33の非反転入力端子(+)には、基準電位VREF0が供給されている。リファレンス配線REFは、リファレンス電流源30とリファレンスアンプ40とを接続する配線である。
かかる構成により、リファレンス電流源30には、基準電位VREF0のレベルと可変抵抗素子32の抵抗値によって決まるリファレンス電流Irefが流れることになる。リファレンス電流Irefの値は、製造時において可変抵抗素子32の抵抗値を調整することにより、所望の電流値に設定される。
リファレンスアンプ40は、電源電位VDDとリファレンス配線REFとの間に接続されたPチャンネル型MOSトランジスタ41によって構成されている。したがって、トランジスタ41には、リファレンス電流源30によって生成されるリファレンス電流Irefが流れる。トランジスタ41のゲートとドレインは短絡されており、これにより、トランジスタ41のゲート及びドレインの電位は、電源電位VDDからトランジスタ41のしきい値電圧を減じたレベル(VREFP)に安定する。この基準電位VREFPのレベルは、差動アンプ100の入力端100bに供給すべき基準電位(VREF2)のレベルと基本的に一致するが、本実施形態では、基準電位VREFPを差動アンプ100の入力端100bには供給しない。その理由については後述する。
図3に示すように、センスアンプ20は、電源電位VDDとトランスファラインTRLとの間に直列接続されたPチャンネル型MOSトランジスタ21,22をさらに備えている。トランジスタ21のゲートには、センスアンプ活性化信号RSAENが供給される。一方、トランジスタ22のゲートは、リファレンスアンプ40を構成するトランジスタ41のゲート及びドレインに接続されている。
かかる構成により、トランジスタ41を入力トランジスタとし、トランジスタ22を出力トランジスタとするカレントミラー回路が構成される。したがって、センスアンプ活性化信号RSAENが活性化すると、トランジスタ22にはリファレンス電流Irefが流れることになる(カレントミラー比が1:1の場合)。但し、カレントミラー比が1:1であることは必須でない。
さらに、センスアンプ20は、プリチャージ信号PREに応答してオンするプリチャージトランジスタ23(プリチャージ回路)を備えている。プリチャージトランジスタ23は、基準電位供給回路50とトランスファラインTRLとの間に接続されている。したがって、プリチャージ信号PREが活性化すると、トランスファラインTRLは基準電位VREF1にプリチャージされる。
さらに、センスアンプ20は、イコライズ信号EQに応答して、差動アンプ100の入力端100aと入力端100bを短絡するイコライズ回路24を備えている。これにより、イコライズ信号EQが活性化すると、差動アンプ100の入力端100a,100bは強制的に同電位となる。差動アンプ100の入力端100aには、上述の通り、トランジスタ41,22からなるカレントミラー回路の出力端とメモリセルMCの電気的接続点の電位が供給される。ここで、「カレントミラー回路の出力端」とは、トランジスタ22のドレインを指す。
図3に示すように、基準電位供給回路50は、電源電位VDDとソース電位VSSとの間に直列接続されたPチャンネル型MOSトランジスタ51,52及び容量素子53によって構成されている。トランジスタ51のゲートとドレインは短絡されており、これにより、トランジスタ41のゲート及びドレインの電位は、電源電位VDDからトランジスタ41のしきい値電圧を減じたレベル(VREF1)に安定する。このレベルは、基準電位VREF1として用いられる。このように、トランジスタ51は基準電位生成回路として用いられる。
また、容量素子53の一端は、差動アンプ100の入力端100bに接続されている。これにより、トランジスタ52がオンすると、差動アンプ100の入力端100bには基準電位VREF2が供給され、トランジスタ52がオフした後もしばらくの期間は差動アンプ100の入力端100bのレベルは基準電位VREF2に保たれる。基準電位VREF1とVREF2は、実質的に同じレベルである。このように、トランジスタ52は基準電位VREF2を供給するスイッチ回路として用いられる。容量素子53の他端は、ソース電位VSSに接続されている。容量素子53としては、MOSトランジスタのソースとドレインを短絡したゲート容量を用いることができる。
図4は、差動アンプ100及び電流制御回路60の回路図である。
図4に示すように、差動アンプ100は、ゲート電極が入力端100aとなるNチャンネル型MOSトランジスタ111と、ゲート電極が入力端100bとなるNチャンネル型MOSトランジスタ112と、トランジスタ111,112のソースに共通接続されたNチャンネル型MOSトランジスタ113と、トランジスタ111に電流を供給するPチャンネル型MOSトランジスタ121と、トランジスタ112に電流を供給するPチャンネル型MOSトランジスタ122と、一端がトランジスタ111,121接続点Aに接続され、他端がトランジスタ112,122の接続点Bに接続されたラッチ回路130と、イコライズ信号EQに応答して接続点A,Bを短絡するイコライズ回路140と、接続点A,Bの電位差に基づいてデータバスBUSを駆動するトライステートバッファ150によって構成されている。
ラッチ回路130は、フリップフロップ接続されたトランジスタ131〜134と、ラッチ動作を許可するトランジスタ135によって構成されている。トランジスタ135のゲート及びトライステートバッファ150には、差動アンプ活性化信号RDAENが供給されている。これにより、差動アンプ活性化信号RDAENが活性化すると、ラッチ回路130によるラッチ動作が行われるとともに、データバスBUSへのリードデータの出力が行われる。
一方、電流制御回路60は、起動信号RDSTに応答して定電流Iを流すNチャンネル型MOSトランジスタ61と、トランジスタ61に直列接続されたPチャンネル型MOSトランジスタ62と、Pチャンネル型MOSトランジスタ62に対してカレントミラー接続されたPチャンネル型MOSトランジスタ63と、トランジスタ63に直列接続されたNチャンネル型MOSトランジスタ64によって構成されている。
トランジスタ62は、トランジスタ61に対して直列接続されていることから、起動信号RDSTが活性化すると、トランジスタ62には定電流Iが流れる。また、トランジスタ62,63は、カレントミラー回路を構成していることから、トランジスタ63にも定電流Iが流れる。さらに、トランジスタ63,64は直列接続されていることから、トランジスタ64にも定電流Iが流れる。
また、差動アンプ100に含まれるトランジスタ121,122のゲートは、電流制御回路60に含まれるトランジスタ62のゲート及びドレインに接続されている。このため、トランジスタ62を入力トランジスタとし、トランジスタ121,122を出力トランジスタとするカレントミラー回路が構成される。したがって、トランジスタ121,122には、定電流I及びカレントミラー比で決まる電流Ipが流れることになる。
同様に、差動アンプ100に含まれるトランジスタ113のゲートは、電流制御回路60に含まれるトランジスタ64のゲート及びドレインに接続されている。このため、トランジスタ64を入力トランジスタとし、トランジスタ113を出力トランジスタとするカレントミラー回路が構成される。したがって、トランジスタ113には、定電流I及びカレントミラー比で決まる電流Inが流れることになる。
以上が本実施形態による電流センス回路10の回路構成である。次に、本実施形態による電流センス回路10の動作について説明する。
図5は、本実施形態による電流センス回路10の動作を説明するためのタイミング図である。
図5に示すように、時刻t1において所定のワード線が選択されると、続く時刻t2において、トランスファスイッチ選択信号S、センスアンプ活性化信号RSAEN、プリチャージ信号PRE,イコライズ信号EQ、起動信号RDSTが活性化する。これにより、選択されたメモリセルMCがトランスファラインTRLに接続されるとともに、トランスファラインTRLが基準電位VREF1にプリチャージされる。この時、基準電位供給回路50に含まれる容量素子53も、トランジスタ52を介して基準電位VREF2に充電される。さらに、イコライズ回路24がオンするため、差動アンプ100の入力端100a,100bは、同電位(VREF1=VREF2)とされる。
これにより、選択されたビット線がトランスファラインTRLを介してプリチャージされる。しかしながら、図1を用いて説明したように、トランスファラインTRLは複数のメモリマットに対して共用されていることから、寄生容量が比較的大きい。このため、差動アンプ100の入力端100aの電位SAOUTは徐々に上昇する。
一方、電流制御回路60においても、起動信号RDSTの活性化により、定電流Iが流れる。このため、差動アンプ100に含まれるトランジスタ121,122には電流Ipが流れ、トランジスタ113には電流Inが流れる。但し、この期間においては、入力端100aの電位SAOUTと、入力端100bの電位VREF2が同電位であることから、トランジスタ111に流れる電流In1とトランジスタ112に流れる電流In2の値は実質的に一致する。また、イコライズ回路140により、接続点A,Bの電位は同電位に保持されている。
時刻t3になると、プリチャージ信号PREが非活性化し、トランジスタ23,52がオフする。これにより、プリチャージ動作が完了し、トランスファラインTRLへの電流供給は、トランジスタ21,22によってのみ行われることになる。トランジスタ23がターンオフすると、トランジスタ23のカップリング容量(ゲート−ドレイン間容量)によって、入力端100aの電位SAOUTが一時的に乱れるが、この期間においてはイコライズ回路24がオンしていることから、SAOUTとVREF2の変動はコモンモードとなる。このため、トランジスタ111に流れる電流In1とトランジスタ112に流れる電流In2の値に差は生じない。また、トランジスタ52のオフにより基準電位VREF2の生成も停止するが、容量素子53によってそのレベルは維持される。
時刻t4になると、イコライズ信号EQが非活性化する。これにより、差動アンプ100の入力端100a,100bが切り離され、センス可能な状態となる。既に説明したとおり、トランジスタ41,22はカレントミラー回路を構成しており、したがってトランジスタ22に流れる電流は基準電流Irefである。このうち、メモリセルMCに流れる電流をIcelとすると、差動アンプ100の入力端100aに流れる電流は、Iref−Icelで定義される。ここで、Irefは定電流であることから、メモリセルMCに流れる電流Icelによって、入力端100aの電位SAOUTが決まることになる。
したがって、メモリセルMCに含まれる相変化PCがアモルファス状態(リセット状態)であれば、Icelは相対的に少なくなることから電位SAOUTは上昇し、参照側となる入力端100bの電位VREF2よりも高くなる。逆に、メモリセルMCに含まれる相変化PCが結晶状態(セット状態)であれば、Icelは相対的に多くなることから電位SAOUTは低下し、参照側となる入力端100bの電位VREF2よりも低くなる。
このようにして、SAOUTとVREF2との間に有意の電位差が生じると、トランジスタ111に流れる電流In1とトランジスタ112に流れる電流In2の値に差が生じ、差動アンプ100内の接続点Aと接続点Bに大きな電位差が生じる。
その後、時刻t5においてトランスファスイッチTSWをオフとし、メモリセルMCからの読み出し動作を終了する。同時に、センスアンプ活性化信号RSAEN及び起動信号RDSTを非活性化するとともに、差動アンプ活性化信号RDAENを活性化する。これにより、差動アンプ100内の接続点A,Bのレベルがラッチ回路130にラッチされ、トライステートバッファ150を介してデータバスBUSに出力される。
このように、本実施形態による電流センス回路10においては、プリチャージ動作中においてイコライズ回路24をオン状態とし、プリチャージ動作が完了(時刻t3)した後、イコライズ回路24をオフさせていることから(時刻t4)、センス動作が開始する時刻t4において、入力端100aの電位SAOUTと、入力端100bの電位VREF2を同電位とすることが可能となる。これにより、センス動作を開始した後、速やかにSAOUTとVREF2との間に有意の電位差が生じることから、センス期間である期間T0を短縮することが可能となる。
しかも、本実施形態では、差動アンプ100の動作電流を電流制御回路60によって制御していることから、SAOUTとVREF2の電位差を高感度にセンスすることも可能となる。つまり、プロセスばらつきなどによって、Pチャンネル型MOSトランジスタの駆動能力とNチャンネル型MOSトランジスタの駆動能力に差が生じている場合であっても、駆動能力の差が自己整合的に補正される。
例えば、プロセスばらつきによって、Pチャンネル型MOSトランジスタの駆動能力が高く、Nチャンネル型MOSトランジスタの駆動能力が低くなっている場合、トランジスタ62を流れる定電流Iは設計値よりも多くなる。これにより、基準電位RDSTP、RDSTNの電位が設計値よりも高くなるため、差動アンプ100を構成するトランジスタ121,122のゲート−ソース間電圧は設計値よりも低くなり、トランジスタ113のゲート−ソース間電圧は設計値よりも高くなる。その結果、電流Ip及び電流Inはほぼ設計値近傍に収斂する。逆のケース、つまり、Pチャンネル型MOSトランジスタの駆動能力が低く、Nチャンネル型MOSトランジスタの駆動能力が高くなっている場合も、同様にして電流Ip及び電流Inが設計値近傍に収斂する。
これに対し、アクティブ時にトランジスタ113,121,122のゲートに与える電位を固定してしまうと、プロセスばらつきなどによって駆動能力に差が生じた場合、SAOUTとVREF2の電位差にかかわらず、接続点A,Bの電位がVDD近傍或いはVSS近傍に固定されることがある。このような場合、センス動作が不能となり、ラッチ回路130はリードデータをラッチすることができなくなる。
しかしながら、本実施形態ではこのような問題を生じることなく、プロセスばらつきによる駆動能力差が相殺されることから、正しいセンス動作を行うことが可能となる。しかも、本実施形態では、差動アンプ100がイコライズ回路140を有していることから、センス動作前における接続点A,Bの電位が一致する。これにより、より高速且つ正確なセンス動作を行うことが可能となる。
さらに、本実施形態では、参照側となる基準電位VREF2のレベルを容量素子53によって保持していることから、基準電位供給回路50の消費電力を非常に少なくすることが可能である。しかも、容量素子53とメモリセルMCを同一のソース電位VSSに接続していることから、ソース電位VSSが変動しても、SAOUT及びVREF2に現れる変動はコモンモードとなる。その結果、ソース電位VSSが変動しても、正しくセンス動作を行うことが可能となる。
次に、本実施形態による半導体記憶装置の好ましいレイアウトについて説明する。
図6は、本実施形態による半導体記憶装置の好ましいレイアウトを説明するための模式図である。
図6に示す例では、半導体記憶装置を構成するICチップ200に4つのバンクが設けられており、1/2バンク当たり64個のメモリマットMATを含んでいる。これら64個のメモリマットMATは、2つのメモリマット群G1,G2に分類されており、メモリマット群G1,G2は図6に示すX方向に隣接して配置される。各メモリマット群G1,G2は、いずれもX方向に4個、Y方向に8個の合計32個のメモリマットMATからなる。
メモリマット群G1,G2のY方向における一方の端部(チップの周縁部側の端部)には、リファレンス電流源30が配置されており、Y方向における他方の端部(チップの中央部側)には、センスアンプ列300及びリファレンスアンプ40が配置されている。リファレンス電流源30とリファレンスアンプ40とを接続するリファレンス配線REFは、Y方向に延在し、メモリマット群G1,G2間に配置されている。
センスアンプ列300は、メモリマットMATの列ごとに設けられた8つのセンスアンプ群310からなる。図6に示すように、一つのセンスアンプ群310には64台のセンスアンプ20が含まれている。したがって、1/2バンク当たり512台のセンスアンプ20が備えられることになる。これら512台のセンスアンプ20に対して、リファレンス電流源30及びリファレンスアンプ40は、それぞれ1個割り当てられる。
このように多数のセンスアンプ20に対して1つのリファレンス電流源30及びリファレンスアンプ40を共用できる理由は、図3を用いて説明したように、カレントミラー回路によって生成される基準電位VREFPを参照電位として使用しないからである。本実施形態では、基準電位VREFPをトランジスタ22のゲートに供給するのみであり、基準電位VREFPを変動させる要因がほとんどないことから、多数のセンスアンプ20に対して1つのリファレンス電流源30及びリファレンスアンプ40を共用することが可能となる。しかも、リファレンスアンプ40に高い駆動能力が求められないことから、リファレンス電流Irefの電流値を十分に小さく設定しても、基準電位VREFPを安定させることが可能となる。これにより、消費電力を低減することが可能となる。
センスアンプ群310に含まれる64台のセンスアンプ20に対しては、16台ごとに1つの基準電位供給回路50が割り当てられている。これは、基準電位供給回路50が生成する基準電位VREF2は容量素子53によって保持されるため、1つの基準電位供給回路50にあまりに多数(例えば512台)のセンスアンプ20を接続すると、基準電位VREF2のレベルが変動するおそれがあるからである。この問題は、容量素子53のキャパシタンスを大きく設定することによってある程度改善するが、基準電位供給回路50とセンスアンプ20との距離が遠いと、容量素子53のキャパシタンスが大きくてもセンスアンプ20に与えられる基準電位VREF2はずれてしまう。他方、基準電位供給回路50を個々のセンスアンプ20に割り当てると、全体的な回路規模が大きくなってしまう。
このような観点から、本実施形態では、16台のセンスアンプ20に対して1個の基準電位供給回路50を割り当てることにより、回路規模の増大を抑制しつつ、基準電位VREF2の安定化を図っている。1個の基準電位供給回路50を共用するセンスアンプ数については特に限定されないが、2台以上であって、且つ、1つのリファレンス電流源30及びリファレンスアンプ40を共用するセンスアンプ数(本例では512台)よりも少ない数に設定することが好ましい。さらに、センスアンプ群310を構成するセンスアンプ数(本例では64台)と同じかそれ以下であることがより好ましく、センスアンプ群310を構成するセンスアンプ数の1/2〜1/8であることが特に好ましい。
また、電流制御回路60についても、16台のセンスアンプ20に対して1個割り当てることが好ましい。これによれば、回路規模の増大を防止することが可能となる。同じ電流制御回路60を共用する16台のセンスアンプ20は、同じ基準電位供給回路50を共用する16台のセンスアンプ20と同じものであることが好ましい。
次に、本発明の好ましい他の実施形態について説明する。
図7は、本発明の好ましい他の実施形態による電流センス回路12の主要部の構成を示す回路図であり、センスアンプ26、リファレンス電流源30、リファレンスアンプ40及び基準電位供給回路50からなる部分を示している。
図7に示すように、本実施形態による電流センス回路12は、センスアンプ20がセンスアンプ26に置き換えられている点において、図3に示した電流センス回路10と相違している。その他の点については、図3に示した電流センス回路10と同一であることから、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
センスアンプ26は、差動アンプ100の入力端100bに接続された切替回路27を備えている。切替回路27は、テストモード信号TSに応答して、差動アンプ100の入力端100bを、容量素子53又はカレントミラー回路の入力端に接続する回路である。「カレントミラー回路の入力端」とは、トランジスタ41のゲート及びドレインである。かかる構成により、切替回路27は、通常動作時においては差動アンプ100の入力端100bを容量素子53に接続し、テスト動作時においては差動アンプ100の入力端100bをカレントミラー回路の入力端に接続する。テスト動作時において、差動アンプ100の入力端100bをカレントミラー回路の入力端に接続する意義は次の通りである。
半導体記憶装置の設計時、評価時及び製造時においては、種々の特性評価が行われる。このような特性評価の一つとして、メモリセルMCの抵抗値がメガΩオーダーである場合の特性評価が行われることがある。このような特性評価においては、SAOUTの変動が緩やかであるため、センス期間(図5に示すT0)を通常動作時に比べて十分に長く設定する必要がある。この時、差動アンプ100の入力端100bが基準電位供給回路50に接続されていると、リークによって容量素子53が保持している基準電位VREF2が低下してしまい、正しい評価を行うことができなくなる。このようなケースにおいては、切替回路27を用いて、差動アンプ100の入力端100bをカレントミラー回路の入力端に接続すれば、カレントミラー回路の駆動により、参照側となる基準電位VREFPの電位を保持することが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態においては、本発明をPRAMに適用した場合を例に説明したが、本発明の適用対象がこれに限定されるものではなく、他の種類の半導体記憶装置に適用することも可能である。したがって、メモリセルMCに含まれる相変化記憶素子PCの代わりに、他の記憶素子(例えばRRAMに用いられる可変抵抗素子)を用いても構わない。また、メモリセルが不揮発性であることも必須でなく、揮発性であっても構わない。
さらに、メモリセルが可変抵抗素子であることも必須ではないが、可変抵抗素子を用いたメモリセルは、DRAMセルなどに比べてセンス動作に時間がかかることから、本発明はこのようなメモリセルを用いた半導体記憶装置への適用が非常に好適である。上述の通り、このようなタイプの半導体記憶装置においては、センスアンプの回路規模が非常に大きくなるため、DRAMのようにビット線ごとにセンスアンプを設けることは現実的でないからである。
また、上記実施形態では、基準電位供給回路50を用いて基準電位VREF2を生成し、これを差動アンプ100の入力端100bに供給しているが、本発明がこれに限定されるものではなく、トランジスタ41,22からなるカレントミラー回路により生成される基準電位VREFPを差動アンプ100の入力端100bに供給しても構わない。但し、上記実施形態の構成によれば、リファレンス電流Irefを小さく設定することができることから、消費電力を低減することが可能となる。また、トランジスタ52及び容量素子53を削除し、トランジスタ51から差動アンプ100の入力端100bに基準電位VREF2が常時供給される構成としても構わない。
さらに、上記実施形態では、容量素子53を用いて基準電位VREF2の電位を保持しているが、本発明がこれに限定されるものではなく、例えば、容量素子53の代わりに定電流を用いても構わない。但し、上記実施形態の構成によれば、消費電力を低減することが可能となる。
また、本発明において電流制御回路60を用いることは必須でなく、アクティブ時においてトランジスタ113,121,122のゲートに与える電位を固定しても構わない。但し、電流制御回路60を用いれば、プロセスばらつきなどによる駆動能力差が自己整合的に補正されることから、正しいセンス動作を行うことが可能となる。
また、上記実施形態では差動アンプ100内にイコライズ回路140を設けているが、本発明においてイコライズ回路140を設けることは必須でない。但し、差動アンプ100内にイコライズ回路140を設ければ、センス動作前における接続点A,Bの電位が一致することから、高速且つ正確なセンス動作を行うことが可能となる。
また、上記実施形態では、1I/O当たり1本のトランスファラインTRL及びセンスアンプ20(26)を割り当てているが、1I/O当たり2本以上のトランスファラインTRL及びセンスアンプ20(26)を割り当て、これらを並列に動作させても構わない。これによれば、読み出しサイクルを短縮することが可能となる。
本発明の好ましい実施形態による半導体記憶装置の主要部の構造を示す図である。 メモリセルMCの回路図である。 電流センス回路10の主要部の構成を示す回路図である。 差動アンプ100及び電流制御回路60の回路図である。 電流センス回路10の動作を説明するためのタイミング図である。 図1に示す半導体記憶装置の好ましいレイアウトを説明するための模式図である。 本発明の好ましい他の実施形態による電流センス回路12の主要部の構成を示す回路図である。 従来の電流センス回路10aの回路図である。 電流センス回路10aの動作を説明するためのタイミング図である。
符号の説明
10,12 電流センス回路
20,26 センスアンプ
21,22,25,31,41,61〜64 トランジスタ
23 プリチャージトランジスタ(プリチャージ回路)
24 イコライズ回路
27 切替回路
30 リファレンス電流源
32 可変抵抗素子
33 オペアンプ
40 リファレンスアンプ
50 基準電位供給回路
51 トランジスタ(基準電位生成回路)
52 トランジスタ(スイッチ回路)
53 容量素子
60 電流制御回路
100 差動アンプ
100a 差動アンプの一方の入力端
100b 差動アンプの他方の入力端
111〜113,121,122,131〜135 トランジスタ
130 ラッチ回路
140 イコライズ回路
150 トライステートバッファ
200 ICチップ
300 センスアンプ列
310 センスアンプ群
BL ビット線
GBL グローバルビット線
MC メモリセル
TRL トランスファライン
TS テストモード信号
TSW トランスファスイッチ

Claims (14)

  1. メモリセルに流れるセル電流と、リファレンス電流源に流れるリファレンス電流との差を検出する電流センス回路であって、
    入力端に前記リファレンス電流源が接続されたカレントミラー回路と、
    一方の入力端に前記カレントミラー回路の出力端と前記メモリセルの電気的接続点の電位が供給され、他方の入力端に基準電位が供給される差動アンプと、
    イコライズ信号に応答して、前記差動アンプの前記一方の入力端と前記他方の入力端を短絡するイコライズ回路と、
    前記カレントミラー回路とは独立して設けられ前記基準電位を供給する基準電位供給回路と、を備え、
    前記差動アンプの前記他方の入力端は前記基準電位供給回路の出力に電気的に接続されていることを特徴とする電流センス回路。
  2. プリチャージ信号に応答して、前記差動アンプの前記一方の入力端に前記基準電位を供給するプリチャージ回路をさらに備え、
    前記基準電位供給回路は、前記基準電位を発生する基準電位生成回路と、前記プリチャージ信号に応答して前記差動アンプの前記他方の入力端に前記基準電位を供給するスイッチ回路とを含むことを特徴とする請求項に記載の電流センス回路。
  3. 前記基準電位供給回路は、一端が前記差動アンプの前記他方の入力端に接続される容量素子をさらに含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の電流センス回路。
  4. 前記容量素子の他端と前記メモリセルのソースが同一の電源電位に接続されていることを特徴とする請求項に記載の電流センス回路。
  5. 前記差動アンプの前記他方の入力端を、前記容量素子の前記一端又は前記カレントミラー回路の前記入力端に接続する切替回路をさらに備えることを特徴とする請求項3又は4に記載の電流センス回路。
  6. 前記切替回路は、通常動作時においては前記差動アンプの前記他方の入力端を前記容量素子の前記一端に接続し、テスト動作時においては前記差動アンプの前記他方の入力端を前記カレントミラー回路の前記入力端に接続することを特徴とする請求項に記載の電流センス回路。
  7. 1つのリファレンス電流源に対して、少なくとも前記差動アンプ及び前記イコライズ回路を含むセンスアンプが複数台割り当てられていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の電流センス回路
  8. 1つの基準電位供給回路に対して、前記センスアンプが複数台割り当てられていることを特徴とする請求項に記載の電流センス回路
  9. 1つのリファレンス電流源に対して割り当てられた前記センスアンプの数が、1つの基準電位供給回路に対して割り当てられた前記センスアンプの数よりも多いことを特徴とする請求項に記載の電流センス回路
  10. 前記差動アンプは、ゲート電極が前記一方の入力端となる第1のNチャンネル型MOSトランジスタと、ゲート電極が前記他方の入力端となる第2のNチャンネル型MOSトランジスタと、前記第1及び第2のNチャンネル型MOSトランジスタのソースに共通接続された第3のNチャンネル型MOSトランジスタと、前記第1のNチャンネル型MOSトランジスタに電流を供給する第1のPチャンネル型MOSトランジスタと、前記第2のNチャンネル型MOSトランジスタに電流を供給する第2のPチャンネル型MOSトランジスタと、一端が前記第1のNチャンネル型MOSトランジスタと前記第1のPチャンネル型MOSトランジスタとの接続点に接続され、他端が前記第2のNチャンネル型MOSトランジスタと前記第2のPチャンネル型MOSトランジスタとの接続点に接続されたラッチ回路とを含むことを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の電流センス回路。
  11. 定電流が供給される第3のPチャンネル型MOSトランジスタと、前記第3のPチャンネル型MOSトランジスタに対してカレントミラー接続された第4のPチャンネル型MOSトランジスタと、前記第4のPチャンネル型MOSトランジスタに直列接続された第4のNチャンネル型MOSトランジスタとを含む電流制御回路をさらに備え、
    前記第1乃至第4のPチャンネル型MOSトランジスタのゲートが共通接続されており、前記第3及び第4のNチャンネル型MOSトランジスタのゲートが共通接続されていることを特徴とする請求項10に記載の電流センス回路。
  12. 1つの電流制御回路に対して、少なくとも前記差動アンプ及び前記イコライズ回路を含むセンスアンプが複数台割り当てられていることを特徴とする請求項11に記載の電流センス回路
  13. 保持するデータに応じて抵抗値の異なるメモリセルと、前記メモリセルに接続されたビット線と、リファレンス電流を流すリファレンス電流源と、前記ビット線を介して前記メモリセルに保持されたデータを読み出す電流センス回路とを備える半導体記憶装置であって、
    前記電流センス回路は、
    入力端に前記リファレンス電流源が接続されたカレントミラー回路と、
    一方の入力端に前記カレントミラー回路の出力端と前記メモリセルの電気的接続点の電位が供給され、他方の入力端に基準電位が供給される差動アンプと、
    イコライズ信号に応答して、前記差動アンプの前記一方の入力端と前記他方の入力端を短絡するイコライズ回路と、
    前記カレントミラー回路とは独立して設けられ前記基準電位を供給する基準電位供給回路と、を備え、
    前記差動アンプの前記他方の入力端は前記基準電位供給回路の出力に電気的に接続されていることを特徴とする半導体記憶装置。
  14. 請求項1乃至12のいずれか一項に記載の電流センス回路を備える半導体装置。
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