JP5607272B1 - 導体保持具とcatv用機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】取付け容易で生産性向上や低コスト化が可能な導体保持具と、その中心導体保持具を備えたCATV用機器を提供する。
【解決手段】受け具3は絶縁ケース2の貫通孔に挿入される保持部と、保持部を絶縁ケース2の貫通孔に差込むと貫通孔から突出して基板Aの通孔Gに差込み可能な差込み部16と、貫通孔に差込まれた保持部の抜けを阻止する鍔を備え、保持部は中心導体Fを差込み可能な受け孔と受け孔に差込まれた中心導体Fを保持可能なバネ性を備える。差込み部16は保持部とL字状に形成され、鍔は保持部と差込み部16の間に設けられ、貫通孔に差込んだ保持部を貫通孔内で所定角度回転させると絶縁ケース2の抜止め片に係止して保持部の抜けを阻止することができ、保持部を逆回転させると抜止め片から外れて保持部を貫通孔から抜き出すことができる偏心形状である。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信機器、例えば、CATV用機器の筐体内のプリント基板(以下「基板」という。)に実装されて、筐体に取り付けられる接栓の中心コンタクトピン(以下「中心導体」という。)、FTコネクタの中心導体等を保持できる導体保持具と、その導体保持具を備えたCATV用機器に関する。
CATV用機器には増幅器、ラインスプリッタ、パワーインジェクター、タップオフといった各種機器がある。これらCATV用機器の筐体にはアダプタ接栓(以下「接栓」という。)付のものと、接栓付でないものがある。接栓付きの筐体の場合はその接栓に、同軸ケーブル付きのコネクタ(例えばFT型コネクタ)が連結され、接栓付きでない筐体の場合は、筐体のコネクタ接続部に直に、同軸ケーブル付きのコネクタが連結される。
筐体に取付けられた接栓の中心導体も、FT型コネクタの中心導体も、筐体内の基板に実装されている導体保持具に差込まれて保持されて、基板と電気的に接続される。
導体保持具による中心導体の保持には、接触不良にならないように、確実に保持されることが要求される。
従来の導体保持具には各種構造のものがあり、基板に実装されている導体保持具に中心導体を差込んでねじ留めするもの(特許文献1)、基板に取付けられた導体保持具に差込んだ中心導体を導体保持具の弾性によって保持するもの(特許文献2)等が知られている。特許文献1、2に開示された導体保持具の他、本件出願人は、図10(a)(b)に示すような導体保持具Bも使用している。
特開平7−296861号公報 特開2006−173052号公報
前記特許文献1及び2記載の導体保持具はいずれも基板にねじ込んでナットで留めるものであるため、基板への導体保持具の取付けが面倒である。また、特許文献1や特許文献2の図4に記載の導体保持具は、導体保持具に差込まれる中心導体をねじ留めしなければならないため、ねじの締め忘れや締め付け不十分により接触不良になることがあった。
図10(a)(b)の導体保持具Bは構造が複雑で、一つ一つ削り出しによって製作しなければならないため、コストが高く(既存のこの種の保持具の数倍)、量産しにくいという難点があった。また、基板Aに切り欠きCを設けなければ基板Aに取り付けることができないという面倒もあった。
本発明の解決課題は、基板への取付けが容易であり、中心導体をねじ留めしなくても差込むだけで確実に保持することができ、ねじの締め忘れや締め付け不十分による接触不良の問題もなく、量産化可能で低コストでの製作が可能な導体保持具と、当該導体保持具を備えたCATV用機器を提供することにある。
[導体保持具]
本発明の導体保持具は、各種電子機器の筐体へ取付けられる接栓やコネクタ等の中心導体を保持できる導体保持具であり、前記導体保持具は本体(以下「絶縁ケース」という)と、それに差し込まれる一本の導体製の受け具を備え、前記一本の受け具は、前記絶縁ケースの一つの貫通孔に挿入されて前記中心導体を保持できる保持部と、保持部を絶縁ケースの前記貫通孔にその入り口側から差込むと当該入り口側に突出して、電子機器の筐体内に装備された基板の貫通孔に差込み可能な差込み部と、前記貫通孔に差込まれた保持部の抜けを阻止する鍔を備え、前記保持部は前記中心導体を差込み可能な受け孔を備えた細長筒状であり、その周壁に数本のスリットが周壁の軸方向に沿って形成されて前記受け孔が拡径・縮径する弾性を備え、その弾性は前記受け孔に差込まれた中心導体を保持可能な復元力を備え、前記差込み部は前記保持部の軸方向一端側にL字状(略L字状を含む)に形成され、前記鍔は保持部と差込み部の間に形成され、狭幅部とそれよりも幅の広い広幅部を備えた小判型であり且つ少なくとも広幅部は前記保持部と差込み部の外径よりも外側まで突出する広さであり、前記絶縁ケースはその前面から背面に貫通する貫通孔と、電子機器の筐体内に装備された基板の係止孔に差込んで係止可能な係止突起と、前記受け具の保持部及び鍔を抜き差しできる開口部と、前記鍔の抜けを阻止して貫通孔に差込まれた保持部の抜けを阻止する抜止め片と、前記貫通孔に差し込まれた受け具の回転を規制する回転規制部を備え、前記貫通孔は受け具の保持部を抜き差しできる径であり、前記係止突起は絶縁ケースの底面よりも下方に突設され、その周壁にその軸方向に沿って数本のスリットが形成されて伸縮可能な弾性を備え、基板の係止孔に圧入すると縮径して差し込まれ、差込み後は前記性の復元力で拡径して係止孔からの抜けが阻止されるようにしてあり、前記開口部は前記貫通孔の入口手前に形成され、鍔の狭幅部分は通過できるが広幅部分は通過できない広さであり、前記抜止め片は前記貫通孔に差込まれた受け具の当該貫通孔からの抜けを阻止するものであり、前記開口部の手前に形成され、前記貫通孔に差込まれた受け具の差込み部を所定角度回転させて前記鍔の広幅部分を抜止め片の裏側まで回転させると当該鍔が係止して貫通孔からの受け具の抜けが阻止され、前記保持部を逆回転させて前記鍔の広幅部分を開口部に位置合わせすると鍔が前記抜止め片から外れて前記貫通孔から受け具を抜き出すことができるようにしてあり、前記回転規制部は開口部内で回転する鍔の回転を規制するものであり、鍔の広幅部分が前記抜け止め片に係止して抜け止めが阻止されるまで回転するとそれ以上の回転を規制できるように開口部内に突設されたものである。
前記絶縁ケースの貫通孔の、中心導体差込み口の周縁部が外側拡がりのテーパー面にして、貫通孔内の保持具に、中心導体を差し込み易くすることもできる。前記絶縁ケースは、基板の位置決め孔に差し込んで位置決めする位置決め突起を備え、位置決め突起は絶縁ケースの底面から外側に突設することもできる。
[端子保持具を備えたCATV用機器]
本発明のCATV用機器は、筐体内に基板を備え、当該基板に導体保持具が実装されたCATV用機器において、導体保持具が前記いずれかの導体保持具であり、前記導体保持具は、絶縁ケースの係止突起がCATV機器の筐体内に装備されている基板の貫通孔に差し込まれて係止され、絶縁ケースの貫通孔の中心導体差込み口が、電子機器の筐体に取付けられる接栓やコネクタ等の中心導体を、前記導体保持具の保持部の受け孔に、電子機器の外部から差込みできる向きにして筐体内の基板に実装されるようにしたものである。
本発明の導体保持具は、次の効果を有する。
(1)受け具の差込み部及び絶縁ケースの係止突起を基板の通孔に差し込むだけで基板に実装することができるので、実装が容易であり、位置ずれしにくく安定する。基板に導体保持具をセットするための切り欠きを設ける面倒もない。
(2)受け具の保持部に中心導体を差込むだけで、中心導体が確実に保持されるので、ねじ留めが不要であり、ねじ留めによる諸問題が起きない。
(3)削り出しで製作する必要がないため、量産が可能であり、生産性の向上と低コストでの製作を実現できる。
(4)受け具の鍔が絶縁ケースの抜止め片に係止するので、貫通孔に差し込まれた受け具が絶縁ケースから不用意に脱落することがない。また、絶縁ケースの貫通孔にセットされた受け具の保持部に中心導体を差込むときの押し力で、受け具が貫通孔から抜け出ることもなく、保持部に中心導体を確実に差込むことができ、受け部と中心導体の接触不良も生じにくい。
(5)絶縁ケースの貫通孔の入口側に外側拡がりのテーパー面を設けた場合は、貫通孔内の保持部の受け孔に差込む中心導体がテーパー面により受け孔に誘導されて、受け孔に差込み易くなる。
本発明のCATV用機器は、前記効果のある導体保持具を備えたものであるため、その効果と同様の効果がある。
本発明の導体保持具の一例を示すものであって、(a)は導体保持具を基板に取り付ける前の状態を示す斜視図、(b)は導体保持具を基板に取り付けた状態を示す斜視図。 (a)は本発明の導体保持具の一例を示す斜視図、(b)は(a)の絶縁ケースの斜視図、(c)は(a)受け具の斜視図。 (a)は絶縁ケースの他例を示す斜視図、(b)は(a)の絶縁ケースに受け具を挿入した場合の背面側断面図。 本発明の絶縁ケースであり、(a)は平面図、(b)は(a)のX―X断面図、(c)は(a)のY―Y断面図、(d)は背面図。 本発明の導体保持具の組立例を示すものであって、(a)は絶縁ケースに受け具を挿入する前の状態を示す斜視図、(b)は絶縁ケースに受け具の保持部を挿入した状態を示す斜視図、(c)は受け具を(b)の状態から90度反時計方向に回転させた状態を示す斜視図。 (a)は本発明における絶縁ケースの背面図、(b)は絶縁ケースの差込突起の拡大図。 本発明における受け具であり、(a)一部切断の正面図、(b)は(a)の左側面図、(c)は(a)の右側面図、(d)は保持部が閉じた状態の説明図。 本発明のCATV用機器の一例を示すものであって、(a)は平面図、(b)は(a)の部分拡大図。 本発明のCATV用機器の一例を示すものであって、(a)は一部縦断の側面図、(b)は(a)の部分拡大図。 従来の導体保持具の一例を示すものであって、(a)は導体保持具を基板に取り付ける前の状態の説明図、(b)は導体保持具を基板に取り付けた状態の説明図。
(導体保持具の実施形態)
本発明の導体保持具1の一例を、図面を参照して説明する。一例として図1(a)(b)に示す導体保持具1は、基板A(図1(a)(b))に取り付けて使用するものであって、同軸ケーブルDの端部に取り付けられたFTコネクタEの中心導体Fや、接栓の中心導体を保持できるものである。この導体保持具1は、絶縁ケース2と金属製の受け具3を備え、受け具3を絶縁ケース2に取り付けた状態で基板Aに実装されるものである。
[絶縁ケース(本体)]
図1(a)(b)、図2(a)〜(c)に示す絶縁ケース2はプラスチック製のブロックであり、受け具3の保持部6(図2(c))を挿入可能な貫通孔(図2(b)、図3(a))4と、基板Aの二つの通孔G(図1(a))に差込み可能な二本の係止突起5と、基板Aの位置決め孔H(図1(a))に差込可能な位置決め突起7(図6(a))を備えている。
貫通孔4は絶縁ケース2を横に貫通しており(図4(b)(c))、その入口4a(図5(a))から受け具3の保持部6を挿入して、保持部6を貫通孔4内にセットできるようにしてある。入口4aと反対側の出口周縁は外側拡がりのテーパー面にし、中心導体Fを差込み易くしてある。
絶縁ケース(本体)2の入口4a(図2(b))側の面には、鉤状に窪んだ凹部(縦溝)9(図2(a)(b))が形成され、その凹部9の外側に二つの抜止め片10が形成されている。両抜止め片10の間には開口部11(図2(a)(b)、図4(a))がある。開口部11は縦長である。
前記係止突起5は図4(d)に示すように、絶縁ケース2の底面(基板Aに対向する面)に下向きに突設されている。この実施形態の係止突起5は間隔をあけて二本設けられている。夫々の係止突起5は中心部にスリット13(図3(b))が形成されて二つの差込み片5a、5bに分割され、両差込み片5a、5bが互いに近接する方向(図6(b)の矢印Z方向)に弾性変形できるようにしてある。更に両差込み片5a、5bの外周に突片14(図6(b))が形成されている。突片14は先に向けて肉薄である。この係止突起5を基板Aの通孔G(図1(a))に圧入すると、差込み片5a、5bが弾性変形して互いに近接しながら通孔Gに差し込まれ、貫通後に突片14が通孔Gの周縁裏面に係止して通孔Gから抜けなくなるようにしてある。
図4(d)、図6(a)に示すように、絶縁ケース2の底面には位置決め突起7が突設されている。この位置決め突起7は基板Aの上に実装した絶縁ケース2を位置決めするものである。一例として図4(d)、図6(a)に示すものは係止突起5よりも短く、細い突起であり、基板Aに開口されている位置決め孔H(図1(a))に差込むことで、絶縁ケース2を基板Aに位置決めできるようにしてある。
[受け具]
図1(a)(b)の受け具3は、図2(c)及び図7(a)〜(d)に示すように、保持部6と、差込み部16がL字状に一体形成され、保持部6と差込み部16の間に鍔15が形成された金属導体である。
保持部6は中心導体F(図8(a)(b))を差込み可能な内径の細長筒状であり、その長手方向に沿って例えば四枚のスリ割17(図7(a)(b)が形成されて、四枚の保持片6a〜6dに分割されている。これら四枚の保持片6a〜6dは弾性変形可能であり、先端部を内側にすぼめて内径が中心導体Fの外形よりも細くなるようにして内向き(図7(d)の閉じる方向)に付勢させてある。
差込み部16(図1(a)(b))はL字形の丸棒であり、基板Aの信号端子受け孔J(図1(a))に差込んで、基板Aに半田付けされるものである。
鍔15(図2(c))は縦長楕円形の小判形であり、L字形の差込み部16の曲がり方向と直交方向に縦長(図5(a))であり、横幅を絶縁ケース2の2枚の抜止め片10(図5(a))の開口部11の横幅よりも狭く、縦寸法を開口部11の横幅よりも長くして、図5(a)のように縦向きにすると開口部11から出し入れできるが、図5(c)のように横向きにすると鍔15が抜止め片10に係止して開口部11から抜けないようにしてある。
[絶縁ケースへの受け具のセット]
絶縁ケース2に受け具3をセットするには、図5(a)に示すように、鍔15を縦向きにして保持部6を絶縁ケース2の開口部11から貫通孔4内に差し込み、図5(b)に示すように、鍔15を絶縁ケース2の凹部9に嵌め込んで、差込み部16を貫通孔4の外に突出させる。差込後に差込み部16を図5(b)のX矢印方向(反時計方向)に90度回転させる。これにより図5(c)に示すように、鍔15が絶縁ケース2の抜止め片10(図3(b))に係止して、開口部11から抜けなくなり、受け具3の差込み部16が下向きに位置決めされる。差込み部16は基板Aの信号端子受け孔J(図1(a))に差込む。
[導体保持具の搭載例]
本発明の導体保持具1は、例えば、次の要領で基板Aに搭載することができる。
(1)図5(c)のように受け具3をセットした絶縁ケース2の係止突起5を基板Aの通孔Gに差し込み、位置決め突起7(図6(a))を基板Aの位置決め孔H(図1(a))に差し込んで位置決めする。さらに、受け具3の差込み部16を基板Aの信号端子受け孔J(図1(a))に差し込んで、その差込み部16を基板Aに半田付けして基板Aに固定する。
図1(b)のように基板Aに搭載された絶縁ケース2内の受け具3の保持部6(図7(a)(b))に中心導体Fを差し込むと中心導体Fが保持部6の四枚の保持片6a〜6dで挟着保持され、接栓K(図8(b))の中心導体F、同軸ケーブルD(図1(b))の中心導体Fが基板Aと電気的に接続される。
(CATV用機器の実施形態)
本発明のCATV用機器20の一例を、図面を参照して説明する。一例として図8(a)(b)及び図9(a)(b)に示す筐体Lは、増幅器や混合器、コンバータといった各種CATV用機器のケースであり、その周壁に接栓Kが設けられたものである。筐体Lの内部には基板Aが収容されている。基板Aには本発明の導体保持具1が取り付けられ、接栓Kの中心導体Fが導体保持具1によって保持されている。導体保持具1の差込み部16は基板Aの通孔G(図1(a))に差込まれた状態で基板Aに半田付けされ、接栓Kに接続される同軸ケーブルD(図1(b))と電気的に接続されるようにしてある。
本発明の導体保持具1は同軸ケーブルやCATV用機器の接栓の中心導体の保持に限らず、他の通信機器や電子機器の中心導体の保持に利用することができる。
1 導体保持具(保持具)
2 絶縁ケース(本体)
3 受け具
4 貫通孔
4a (貫通孔の)入口
5 係止突起
5a、5b (係止突起の)差込み片
6 保持部
6a〜6d 保持片
7 位置決め突起
9 凹部(縦溝)
10 抜止め片
11 開口部
13 スリット
14 (係止突起の)突片
15 鍔
16 差込み部
17 スリ割り
20 CATV用機器
A プリント基板(基板)
B 導体保持具
C 切り欠き
D 同軸ケーブル
E FTコネクタ
F 中心導体
G (基板の)通孔
H 位置決め孔
J (基板の)信号端子受け孔
K 接栓
L 筐体

Claims (4)

  1. 各種電子機器の筐体へ取付けられる接栓やコネクタ等の中心導体を保持できる導体保持具であり、
    前記導体保持具は絶縁ケースと、それに差し込まれる一本の導体製の受け具を備え、
    前記一本の受け具は、前記絶縁ケースの一つの貫通孔に挿入されて前記中心導体を保持できる保持部と、保持部を絶縁ケースの前記貫通孔にその入り口側から差込むと当該入り口側に突出して、電子機器の筐体内に装備された基板の貫通孔に差込み可能な差込み部と、前記貫通孔に差込まれた保持部の抜けを阻止する鍔を備え、
    前記保持部は前記中心導体を差込み可能な受け孔を備えた細長筒状であり、その周壁に数本のスリットが周壁の軸方向に沿って形成されて前記受け孔が拡径・縮径する弾性を備え、その弾性は前記受け孔に差込まれた中心導体を保持可能な復元力を備え、
    前記差込み部は前記保持部の軸方向一端側にL字状(略L字状を含む)に形成され、
    前記鍔は保持部と差込み部の間に形成され、狭幅部とそれよりも幅の広い広幅部を備えた小判型であり且つ少なくとも広幅部は前記保持部と差込み部の外径よりも外側まで突出する広さであり、
    前記絶縁ケースはその前面から背面に貫通する貫通孔と、電子機器の筐体内に装備された基板の係止孔に差込んで係止可能な係止突起と、前記受け具の保持部及び鍔を抜き差しできる開口部と、前記鍔の抜けを阻止して貫通孔に差込まれた保持部の抜けを阻止する抜止め片と、前記貫通孔に差し込まれた受け具の回転を規制する回転規制部を備え、
    前記貫通孔は受け具の保持部を抜き差しできる径であり、
    前記係止突起は絶縁ケースの底面よりも下方に突設され、その周壁にその軸方向に沿って数本のスリットが形成されて伸縮可能な弾性を備え、基板の係止孔に圧入すると縮径して差し込まれ、差込み後は前記性の復元力で拡径して係止孔からの抜けが阻止されるようにしてあり、
    前記開口部は前記貫通孔の入口手前に形成され、鍔の狭幅部分は通過できるが広幅部分は通過できない広さであり、
    前記抜止め片は前記貫通孔に差込まれた受け具の当該貫通孔からの抜けを阻止するものであり、前記開口部の手前に形成され、前記貫通孔に差込まれた受け具の差込み部を所定角度回転させて前記鍔の広幅部分を抜止め片の裏側まで回転させると当該鍔が係止して貫通孔からの受け具の抜けが阻止され、前記保持部を逆回転させて前記鍔の広幅部分を開口部に位置合わせすると鍔が前記抜止め片から外れて前記貫通孔から受け具を抜き出すことができるようにしてあり、
    前記回転規制部は開口部内で回転する鍔の回転を規制するものであり、鍔の広幅部分が前記抜け止め片に係止して抜け止めが阻止されるまで回転するとそれ以上の回転を規制できるように開口部内に突設されている、
    ことを特徴とする導体保持具。
  2. 請求項1記載の導体保持具において、
    絶縁ケースの貫通孔の、中心導体差込み口の周縁部が外側拡がりのテーパー面である、
    ことを特徴とする導体保持具。
  3. 請求項1又は請求項2記載の導体保持具において、
    絶縁ケースは、基板の位置決め孔に差し込んで位置決めする位置決め突起を備え、位置決め突起は絶縁ケースの底面から外側に突設された、
    ことを特徴とする導体保持具。
  4. 筐体内に基板を備え、当該基板に導体保持具が実装されたCATV用機器において、
    導体保持具が請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の導体保持具であり、
    前記導体保持具は、絶縁ケースの係止突起がCATV機器の筐体内に装備されている基板の貫通孔に差し込まれて係止され、絶縁ケースの貫通孔の中心導体差込み口が、電子機器の筐体に取付けられる接栓やコネクタ等の中心導体を、前記導体保持具の保持部の受け孔に、電子機器の外部から差込みできる向きにして筐体内の基板に実装された、
    ことを特徴とするCATV用機器。
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