JP5605357B2 - センサ集積回路 - Google Patents

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Description

本発明は、センサ集積回路に関する。
特許文献1には、高感度撮像装置が記載されている。イメージセンサのノイズレベルでは、アンプ等の回路によって発生されるノイズが支配的である。この高感度撮像装置は、カラムアンプ等の回路が発生するランダムノイズをディジタル領域での処理で低減する。特許文献2には、イメージセンサが記載されている。CMOSイメージセンサのカラムにA/D変換器のアレイを設けてディジタル出力を生成する。ディジタル信号に変換された信号レベルとリセットレベルとのレベル差を生成することによって、高精度の固定パターン雑音除去とランダムノイズの低減が可能になる。
特開2003−153085号公報 特開2006−25189号公報
ある用途では、画素(例えば、CMOSイメージセンサのセル)からその出力信号をより高速に標本化すると共にこの標本化信号の読み出し処理を行うことが望まれている。別の用途では、微弱な光信号または低照度の画像を受けるイメージセンサからの出力信号の読み出し処理をより短い時間内に行うことが望まれている。このために、画素から信号は信号処理回路によって処理される。これらの回路の応答速度は、様々な要因によって決定される。これらの要因としては、例えば、画素回路や増幅回路といった回路の出力インピーダンス、この回路からの信号を信号線を介して受ける標本化回路等の処理回路の入力キャパシタンス及びカラム線等の信号線の寄生キャパシタンス等である。
一方、画素内の回路や画素の出力に接続された回路は、いわゆるアナログ信号を提供しており、駆動が完了するまで、その最終の電圧値を知ることはできない。また、駆動回路からの信号の最終値は、画素のセンサ素子ごとの受光量や増幅回路の入力信号の値に依存するので、正確な読み出しのためには、駆動回路の十分な駆動のための期間が必要である。
センサ素子を含むセンサ回路は、該センサ回路からの読み出し信号を処理するための信号処理回路等と一緒に集積される。例えば、センス集積回路は、イメージセンサのための画素回路といったセンサ回路を含み、また該センサ回路からの信号を読み出す。このセンス集積回路は、センサ回路、信号処理回路及び読み出し回路を含む。センサ回路は、センサ素子のセンス値を示す信号を生成する共に駆動期間に信号線を駆動し、また信号処理回路は、信号線を介して該センサ回路からの信号を受けると共に該信号を処理して、読み出し回路に信号を提供する。
本発明は、センサ回路及び信号処理回路を含むセンサ集積回路において、センサ回路から信号処理回路への信号伝達時間を、伝達される信号の最終値の正確さを損なうことなく、短縮可能なセンサ集積回路を提供することを目的とする。また、本発明は、センサ回路、信号処理回路及び読み出し回路を含むセンサ集積回路において、センサ回路から読み出し回路への信号伝達時間を、伝達される信号の最終値の正確さを損なうことなく、短縮可能なセンサ集積回路を提供することを目的とする。
本発明に係るセンサ集積回路は、センサ回路と、信号処理回路と、信号線に接続された入力及び出力を有する充電回路とを備える。このセンサ回路は、センサ内部抵抗Rが直列に接続されるセンサ電圧源を有する。信号処理回路は、センサ電圧源が信号線及びスイッチを介して接続されるキャパシタを有する。キャパシタは、キャパシタの充電時に、センサ電圧源にスイッチを介して接続されると共に、キャパシタの電圧保持時に、スイッチによりセンサ電圧源から切り離されて、キャパシタ上のセンサ電圧信号が信号処理回路から出力される。充電回路は、信号線に接続された別のキャパシタと、別のキャパシタが入力側に接続され内部抵抗Rと等価な相互コンダクタンスを有する駆動回路を備える。充電回路は、駆動回路の出力と駆動回路の入力を等電位とするリセットスイッチと、駆動回路の該出力と信号線を等電位とする出力スイッチとを備える。
本発明に係るセンサ集積回路では、信号線は寄生キャパシタCp(容量:Cp)を有する。キャパシタC1i(容量:Cs)、前記別のキャパシタC2i(容量:Ca)、センサ内部抵抗R、充電回路の内部抵抗Rにおいて、
Cp<Ca<Csかつ、Ca×R2<Cs×Rs
である。
本発明に係るセンサ集積回路では、充電回路は、信号線の駆動のための第1駆動期間の始点の後に充電回路の入力の電位に応答して充電動作を開始すると共に、充電回路の出力に充電電荷を提供することを第1駆動期間の終点に先立って停止する。
本発明に係るセンサ集積回路は、(a)センサ素子と該センサ素子のセンス値を示す第1信号を出力する出力とを含むセンサ回路と、(b)センサ回路からの第1信号を第1受信期間に受ける入力と第1信号を処理して生成された第2信号を出力する出力とを含む信号処理回路と、(c)第2信号を第2受信期間に受ける読み出し回路と、(d)信号線に接続された入力及び出力を有する充電回路とを備える。信号処理回路は増幅器及び積分器のいずれか一方を含む。信号線は、センサ回路の出力と信号処理回路の入力との間の接続、及び、信号処理回路の出力と読み出し回路の入力との間の接続のいずれか一方の接続を成す。別の信号線は、センサ回路の出力と信号処理回路の入力との間の接続、及び、信号処理回路の出力と読み出し回路の入力との間の接続のいずれか他方の接続を成す。充電回路は、信号線の駆動のための第1駆動期間の始点の後に、充電回路の入力の電位に応答して充電動作を開始すると共に、充電回路の出力に充電電荷を提供することを第1駆動期間の終点に先立って停止する。
上記のセンサ集積回路によれば、充電回路は信号線に接続されると共に、センサ回路の出力及び信号処理回路の出力のいずれか一方の回路(以下「第1回路」として参照する)が信号線に接続されている。第1回路は、第1駆動期間において信号線を駆動する。充電回路は、その入力の電位に応答して第1駆動期間の始点の後に充電動作を開始するので、第1回路の動作に応じた動作を行う。また、充電回路は、充電回路の出力に充電電荷を提供することを第1駆動期間の終点に先立って停止するので、充電回路の動作は、信号線の駆動値の最終値に影響を与えない。充電回路の充電動作が終了した後には、第1回路が、信号線の電位を最終値に到達させる。
本発明に係るセンサ集積回路では、信号線は、センサ回路の出力と信号処理回路の入力との間の接続を成しており、信号処理回路の入力は第1の入力キャパシタンスを有し、充電回路の入力は第2の入力キャパシタンスを有し、第2の入力キャパシタンスは、第1の入力キャパシタンスより小さく、センサ回路の出力は第1の出力抵抗を有し、充電回路の出力は第2の出力抵抗を有し、第2の出力抵抗は、充電回路の充電中において第1の出力抵抗より小さく、信号線の電位における初期値から第1の駆動値への変化及び第2の駆動値から最終値への変化は、センサ回路によって行われ、信号線の電位における第1の駆動値から第2の駆動値への変化は、充電回路及びセンサ回路によって行われる。
上記のセンサ集積回路によれば、センサ回路が信号線の寄生キャパシタンス及び信号処理回路の入力の駆動を行う際に、まず、その駆動期間において、センサ回路が、受信期間の開始に先立って、信号線の寄生キャパシタ及び充電回路の入力キャパシタを駆動する。この後に、充電回路は、その入力における電位に応答して信号線への充電を開始する。センサ回路及び充電回路が、充電回路の入力キャパシタンスより大きい入力キャパシタンスを有する信号処理回路の入力を駆動する。充電回路の第2の出力抵抗はセンサ回路の第1の出力抵抗より小さいので、充電回路はセンサ回路による駆動を補助する。また、充電回路は、駆動期間の終点の前に充電を終了するので、最終値(アナログ値)への充電または駆動は、センサ回路によって行われる。故に、最終値の正確さを損なうことがない。充電回路の第2の入力キャパシタンスが第1の入力キャパシタンスより小さいので、センサ回路の出力に接続される容量性負荷は、充電回路の追加によりあまり増加しない。
本発明に係るセンサ集積回路では、信号線は、信号処理回路の出力と読み出し回路の入力との間の接続を成しており、読み出し回路の入力は第3の入力キャパシタンスを有し、充電回路の入力は第2の入力キャパシタンスを有し、信号処理回路の出力は第3の出力抵抗を有し、充電回路の出力は第2の出力抵抗を有し、第2の入力キャパシタンスは、第3の入力キャパシタンスより小さく、第2の出力抵抗は、充電回路の充電中において第3の出力抵抗より小さく、信号線の電位における初期値から第3の駆動値への変化及び第4の駆動値から最終値への変化は、信号処理回路によって行われ、信号線の電位における第3の駆動値から第4の駆動値への変化は、充電回路及び信号処理回路によって行われる。
上記のセンサ集積回路によれば、信号処理回路が信号線の寄生キャパシタンス及び読み出し回路の入力の駆動を行う際に、まず、その駆動期間において、信号処理回路が、受信期間の開始に先立って、信号線の寄生キャパシタ及び充電回路の入力キャパシタを駆動する。充電回路は、その入力における電位に応答して信号線への充電を開始する。充電回路及び信号処理回路は、大きい入力キャパシタンスを有する読み出し回路を駆動する。充電回路の第2の出力抵抗が第3の出力抵抗より小さいので、充電回路は信号処理回路による駆動を補助する。充電回路は、駆動期間の終点の前に充電を終了するので、最終値(アナログ値)への充電または駆動は、信号処理回路によって行われる。故に、最終値の正確さを損なうことがない。充電回路の第2の入力キャパシタンスが第3の入力キャパシタンスより小さいので、信号処理回路の出力に接続される容量性負荷は、充電回路の追加によりあまり増加しない。
本発明に係るセンサ集積回路では、充電回路は、充電回路の入力に接続された一端を有する入力キャパシタと、入力キャパシタの他端に接続された入力を有する駆動回路と、駆動回路の出力と充電回路の出力との間に接続され駆動期間より短い充電期間において導通するスイッチとを含み、充電回路は、充電に先立って入力キャパシタに信号線の電位のサンプリングを行う。上記のセンサ集積回路によれば、入力キャパシタは、第2の入力キャパシタンスを実質的に規定する。駆動回路の出力及びスイッチの合成等価抵抗が第2の出力抵抗を実質的に規定する。この充電回路では、駆動回路の入力は、入力キャパシタを介して受けた信号線上の電位の変化に応答する。充電回路による充電期間の終点は、駆動期間の終点の前に非導通になるスイッチの動作により規定される。
本発明に係るセンサ集積回路では、読み出し回路は、信号処理回路の出力に接続された相関二重サンプリング回路を含み、相関二重サンプリング回路は、センサ回路におけるセンス値を示す第1のセンス信号を格納する第1のキャパシタと、第1のキャパシタと読み出し回路の入力との間に接続された第1のスイッチと、センサ回路におけるセンス値を示す第2のセンス信号を格納する第2のキャパシタと、第2のキャパシタと読み出し回路の入力との間に接続された第2のスイッチとを含む。
本発明に係るセンサ集積回路では、センサ回路はイメージセンサの画素回路であり、画素回路は、センサ素子として光電変換素子と、該光電変換素子からの信号を増幅する増幅回路とを含み、第1のセンス信号はセンサ回路のリセットレベルに対応する第1の画素信号を含むと共に、第2のセンス信号はセンサ回路の信号レベルの成分を含む第2の画素信号を含む。上記のセンサ集積回路によれば、充電回路は、画素回路の増幅回路による信号線の駆動を補助する。充電回路は、駆動期間の終点の前に充電を終了するので、最終値(アナログ値)への充電または駆動は、画素回路の増幅回路によって行われる。
本発明に係るセンサ集積回路では、信号処理回路は、増幅器を含み、増幅器の入力は信号処理回路の入力からの信号を受け、増幅器は、当該増幅器の増幅率を規定する第3及び第4のキャパシタと、第3及び第4のキャパシタと共に動作して当該増幅器の入力に受けた信号を増幅する演算増幅回路とを含むことができる。上記のセンサ集積回路によれば、増幅器は、画素回路からの信号を増幅する。画素回路から増幅器への信号伝達時間は最終値の正確さを損なうことなく短縮される。増幅器のキャパシタは第2の入力キャパシタンスを規定する。また、増幅器における消費電流を増加させずに信号伝達時間を短縮できる。
本発明に係るセンサ集積回路では、信号処理回路は、積分器を含み、積分器の入力は信号処理回路の入力からの信号を受け、積分器は、当該積分器の入力からの信号を標本化する標本化回路と、標本化回路によって標本化された信号を積分する積分回路とを含むことができる。上記のセンサ集積回路によれば、積分器は画素回路からの信号を処理する。画素回路から積分器への信号伝達時間は最終値の正確さを損なうことなく短縮される。標本化回路は第2の入力キャパシタンスを規定する。また、積分器における消費電流を増加させることをなく信号伝達時間を短縮できる。
本発明に係るセンサ集積回路は、別の信号線に接続された入力及び出力を有する別の充電回路を更に備えることができる。別の充電回路は、別の充電回路の入力の電位に応答して第2駆動期間の始点の後に充電動作を開始すると共に、別の充電回路の出力に充電電荷を提供することを第2駆動期間の終点に先立って停止する。上記のセンサ集積回路によれば、別の充電回路は別の信号線に接続されていると共に、センサ回路及び信号処理回路のいずれか他方の回路(以下「第2回路」として参照する)が別の信号線に接続されている。第2回路は、第2駆動期間において別の信号線を駆動する。別の充電回路は、その入力の電位に応答して第2駆動期間の始点の後に充電動作を開始するので、第2回路の動作に応じた動作を行う。また、別の充電回路は、別の充電回路の出力に充電電荷を提供することを第2駆動期間の終点に先立って停止するので、別の充電回路の動作は、別の信号線の駆動値の最終値に影響を与えない。別の充電回路の充電動作が終了した後には、第2回路が、信号線の電位を最終値に到達させる。
本発明に係るセンサ集積回路では、別の充電回路は、別の信号線に接続された一端を有する別の入力キャパシタと、入力キャパシタの他端に接続された入力を有する別の駆動回路と、別の駆動回路の出力と別の信号線との間に接続され第2駆動期間より短い充電期間において導通するスイッチとを含み、別の充電回路は、第2受信期間の始点の前において充電に先立って別の入力キャパシタに別の信号線の電位のサンプリングを行う。上記のセンサ集積回路によれば、入力キャパシタは、第4の入力キャパシタンスを実質的に規定する。駆動回路の出力及びスイッチの合成等価抵抗が第4の出力抵抗を実質的に規定する。この別の充電回路では、駆動回路の入力は、入力キャパシタを介して受けた別の信号線上の電位の変化に応答する。別の充電回路による充電期間の終点は、第2駆動期間の終点の前に非導通になるスイッチの動作により規定される。
本発明によれば、センサ回路及び信号処理回路を含むセンサ集積回路において、伝達される信号の最終値の正確さを損なうことなくセンサ回路から信号処理回路への信号伝達時間を短縮可能なセンサ集積回路が提供することを目的とする。また、本発明によれば、センサ回路、信号処理回路及び読み出し回路を含むセンサ集積回路において、伝達される信号の最終値の正確さを損なうことなく、センサ回路から読み出し回路への信号伝達時間を短縮可能なセンサ集積回路が提供される。
図1は、本実施の形態に係るセンサ集積回路及びイメージセンサ回路を概略的に示す図面である。 図2は、このセンサ集積回路の概略的なタイミングチャートを示す。 図3は、このセンサ集積回路の概略的なタイミングチャートを示す。 図4は、本実施の形態に係る一実施例による高速化のシミュレーションの結果を示す図面である。 図5は、本実施の形態に係るイメージセンサ回路の別の例を示す図面である。 図6は、図5に示されたイメージセンサ回路のためのタイミングチャートを示す。 図7は、本実施の形態に係るイメージセンサ回路のためのセンサ集積回路の別の例を示す図面である。 図8は、図7に示されたイメージセンサ回路のためのセンサ集積回路のタイミングチャートを示す図面である。
本発明の知見は、例示として示された添付図面を参照して以下の詳細な記述を考慮することにより容易に理解できる。引き続いて、添付図面を参照しながら、本発明のセンサ集積回路の実施の形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付する。
図1は、本実施の形態に係るセンサ集積回路を概略的に示す図面である。図2は、本実施の形態に係るセンサ集積回路の信号処理回路における概略的なタイミングチャートを示す図面である。図3は、本実施の形態に係るセンサ集積回路の読み出し回路における概略的なタイミングチャートを示す図面である。センサ集積回路11は、センサ回路13と、信号処理回路15aと、読み出し回路15bと、第1充電回路17と、第2充電回路18とを備える。センサ回路13は、信号線19に接続された出力13aと、センサ素子を含む検知回路(例えば、画素21)とを含み、また第1の出力抵抗Rsを有する。センサ回路13は、このセンサ素子のセンス値を示す信号Vを生成し、この信号Vはセンサ電圧源によって生成される。センサ電圧源には出力抵抗Rsが直列に接続される。信号処理回路15aはキャパシタCを有する。キャパシタCは信号線19を介して信号処理回路15aに接続される。また、センサ電圧源が信号処理回路15aのスイッチ及び信号線19を介してキャパシタCに接続される。
信号処理回路15aは、センサ回路13の出力13aに信号線19を介して接続されている。また、信号処理回路15aは、第1の入力キャパシタンスを有する入力16aを含み、信号線19を介してセンサ回路13から受けた信号を処理する。また、充電回路17は、信号線19に接続された出力17a及び信号線19に接続された入力17bを含む。充電回路17の出力17aは、充電回路17の充電期間(図2における「TCHG1」)中において第1の出力抵抗Rsより小さい第2の出力抵抗(例えば値R2)を有しており、その入力17bは、信号処理回路15aの入力キャパシタンス(第1の入力キャパシタンス)より小さい第2の入力キャパシタンスを有する。
センサ回路13は信号線19の電位を初期値から第1の駆動値へ変化させる。信号線19の電位が第1の駆動値に到達した後に、充電回路17は入力17bに受けた第1の駆動値に応答して、充電動作を開始する。充電回路17が信号線19を駆動する充電期間TCHG1中において、充電回路17及びセンサ回路13が、信号線19の電位を充電開始時の電位から第2の駆動値へ変化させる。充電期間TCHG1が終了したとき、充電回路17は充電動作を停止する。信号線19の電位が第2の駆動値に到達した後に、センサ回路13が信号線19の電位を第2の駆動値から最終値へ変化させる。
読み出し回路15bは、信号処理回路15aの出力16bに信号線20を介して接続されており、出力16bは第3の出力抵抗(例えば値R3)を有する。また、読み出し回路15bは、第3の入力キャパシタンスを有する入力16cを含み、信号処理回路15aから信号線20を介して受けた信号を処理する。充電回路18は、信号線20に接続された出力18a及び信号線20に接続された入力18bを含む。充電回路18の出力18aは、充電回路18の充電期間(図3における「TCHG2」)中において、第3の出力抵抗(R3)より小さい第4の出力抵抗(例えば値R4)を有しており、その入力18bは、読み出し回路15bの入力キャパシタンス(第3の入力キャパシタンス)より小さい第4の入力キャパシタンスを有する。
また、信号処理回路15aは、信号線20の電位を初期値から第3の駆動値へ変化させる。信号線20の電位が第3の駆動値に到達した後に、充電期間TCHG2中において、充電回路18及び信号処理回路15aが信号線20の電位を充電開始時の電位から第4の駆動値へ変化させる。信号線20の電位が第4の駆動値に到達した後に、信号処理回路15aが、信号線20の電位を該第4の駆動値から最終値へ変化させる。
充電回路17、18の働きを説明する。図2に示されるように、充電回路17は、この入力17bにおける電位VCOLに応答して出力17aを介して信号線19への充電を開始すると共に駆動期間TDRV1の終点の時刻t2の前の時刻t3に充電を終了する。
センサ集積回路11によれば、センサ回路13が時刻t0に信号線19の寄生キャパシタンスCP1及び信号処理回路15aの第1の入力キャパシタンスC1i(=C)の駆動を開始する。この駆動の際に、充電回路17は、時刻t1に、その入力17bにおける電位VCOLの変化に応答して信号線19への充電を開始する。この充電回路17の第2の出力抵抗R2は第1の出力抵抗Rsより小さいので、センサ回路13のための駆動時間を短縮できる。充電回路17は、駆動期間TDRV1の終点t2の前の時刻t3に充電を終了するので、信号線19上の信号の最終値への充電または駆動は、充電回路17のアシスト無しに、センサ回路13によって時刻t3〜t2まで行われる。故に、充電回路17の追加により最終値(アナログ値)の正確さを損なうことがない。充電回路17の第2の入力キャパシタンスが第1の入力キャパシタンスより小さいので、センサ回路13の出力に接続される容量性負荷は、充電回路17の追加によりあまり増加しない。
次いで、図3に示されるように、センサ集積回路11によれば、信号処理回路15aが、時刻s0に、信号線20の寄生キャパシタンスCP2及び読み出し回路15bの入力キャパシタンスC3iの駆動を開始する。この駆動の際に、充電回路18は、時刻s1に、その入力18bにおける電位VNOD(図2における信号VCOLに対応する)に応答して信号線20への充電を開始する。この充電回路18の第4の出力抵抗R4は第3の出力抵抗R3より小さいので、信号処理回路15aのための駆動時間を短縮できる。充電回路18は、駆動期間TDRV2(図2における駆動時間にTDRV1対応する)の終点s2の前の時刻s3に充電を終了するので、信号線20上の信号の最終値への充電または駆動は、充電回路18のアシスト無しに、信号処理回路15aによって時刻s3〜s2まで行われる。故に、最終値(アナログ値)の正確さを損なうことがない。充電回路18の第4の入力キャパシタンスが第3の入力キャパシタンスより小さいので、信号処理回路15aの出力に接続される容量性負荷は、充電回路18の追加によりあまり増加しない。
センサ集積回路11は、センサ素子を含み高い出力抵抗を示す回路に好適に利用される。センサ集積回路の一例はイメージセンサ回路である。引き続く説明では、理解を容易にするために、センサ集積回路11としてイメージセンサ回路を説明する。本発明はイメージセンサ回路に限定されるものではない。イメージセンサ回路11は、センサ素子として画素21を含む。画素21は、例えばフォトダイオードといったセンサ素子を有する。センサ回路13は、典型的な例では、イメージセンサのための画素回路である。具体例としては、画素回路は、MOSイメージセンサである。また、信号処理回路15aは、典型的な例では、読み出しのための増幅回路、及び読み出しのための積分回路、相関二重サンプリング回路等である。また、読み出し回路15bは、典型的な例では、相関二重サンプリング回路、積分器等である。
好適な実施例では、充電回路17、18は以下の回路構成を有することができる。代表して、充電回路17を説明する。充電回路17は、入力キャパシタ23と、駆動回路25と、スイッチ27とを含むことができる。入力キャパシタ23の一端23aは信号線19に接続されており、他端23bは駆動回路25の入力25aに接続されている。駆動回路25は、例えば反転増幅器であることができる。スイッチ27は、駆動回路25の出力25bと信号線19との間に接続されている。スイッチ27は、制御信号φF1に応答して動作しており、駆動期間TDRV1(時刻t0〜t2:(T1+T2+T3))より短い期間TCHG1(時刻t1〜t3:T2)において導通する。入力キャパシタ23は、寄生キャパシタンスを除いて、充電回路17においては第2の入力キャパシタンスC2iを有する。駆動回路25の出力25b及びスイッチ27の合成等価抵抗が第2の出力抵抗(R2)を規定する。この充電回路17では、駆動回路25の入力25aは、入力キャパシタ23を介して受けた信号線19上の電位VCOL1の変化に応答する。充電回路17による充電期間の終点はスイッチ27の動作により規定され、スイッチ27は駆動期間TDRV1及び受信期間TRCV1の終点の前(期間TCHG1が満了したとき)に非導通になる。充電回路17が、キャパシタ結合のアンプを含むので、キャパシタ23を用いて信号線19上の信号をサンプリングすることができる。キャパシタ23(C2i)のキャパシタンスがキャパシタCsより小さいので、高速に信号線19が変化される。故に、充電回路17は、駆動期間TDRV1の最初にあるサンプリング期間(T1)に、画素21が提供する信号の値を標本化できる。
図2を参照しながら、センサ回路13からの信号を受ける信号処理回路15aの動作を説明する。画素21はMOSイメージセンサの画素回路である。クロック生成回路31は、図1及び図2に示された制御信号及びクロック信号を提供する。充電回路17では、リセット信号φR1に応答してスイッチ29が、駆動回路25の入力25aと出力25bを短絡して、駆動回路25はリセット状態に置かれる。リセットのための期間TRS1(T1)が経過した後に、クロックφS1によって規定される受信期間TRCV1(T2+T3)が開始される。本実施例では、駆動期間TDRV1は、リセット期間TRS1の終点の前に開始されている。このため、リセット期間TRS1では、充電回路17が非活性化されているけれども、センサ回路13は動作している。受信期間TRCV1の始点t1よりの前の期間(T1:t0〜t1)では、センサ回路13が、充電回路17の入力キャパシタンスC2i及び信号線19の寄生キャパシタンスCP1を駆動する。これらの合成キャパシタのキャパシタンスは、第1の入力キャパシタンスCよりも十分に小さいので、信号線19の電位は速やかに変化する。リセット期間TRS1の終点では、信号線19の電位は、ほぼ目標値まで変化している。信号線19のこの電位が充電回路17の入力に印加されているので、充電回路17の入力キャパシタ23が信号線19の電位をサンプリングできる。
受信期間TRCV1(t1〜t2)では、入力キャパシタCを有する信号処理回路15aが、信号線19に接続されている。第1の入力キャパシタンスCは、充電回路17の入力キャパシタンスC2i及び信号線19の寄生キャパシタンスCP1の合成キャパシタンスよりも十分に大きいので、合成キャパシタから電荷が信号処理回路15aへ移動し電荷分配が生じて、信号線19の電位は移動電荷量に応じて変化する。信号線19におけるこの電位が、リセット状態が解除された充電回路17の入力に印加される。好ましい実施例では、充電回路17は、電荷分配により電位の変化に応答して、充電を開始する。期間T1に引き続く期間(T2:t1〜t3)では、充電回路17及びセンサ回路13の両方が、信号処理回路15aを駆動する。しかしながら、信号処理回路15aの容量性負荷(入力キャパシタC)が、合成キャパシタンスより大きいので、信号線19の電位は、期間T1の変化速度よりも緩やかに変化する。時刻t3では、充電回路17のスイッチ27が非導通になる。期間T2に引き続く期間(T3:t3〜t2)では、再び、センサ回路13が信号処理回路15aを駆動して、信号線19及び信号処理回路15aの入力キャパシタの電位に変化させて最終値にする。具体的なイメージセンサ回路では、容量比(C1i/(C2i+CP1))は、例えば3〜5程度である。
センサ回路(例えば、画素21)13は、駆動期間TDRV1に信号線19を駆動して信号線19の電位VCOLを初期値V1から最終値V2に変化させる。信号線19の電位VCOLに関して、初期値V1から駆動値V31への変化及び第2の駆動値V4から最終値V2への変化は、センサ回路(例えば、画素21)13によって行われる一方で、駆動値V32から第2の駆動値V4への変化は、充電回路17及びセンサ回路(例えば、画素21)13によって行われる。
期間TCHG1では、充電回路17が信号線19の駆動または充電を補助しており、この結果として、信号処理回路15aの比較的大きなキャパシタ(第1のキャパシタンスC1i)Cへの充電の速度を上げることができる。故に、期間TCHG1では、充電回路17は、キャパシタCP1及びCへ電荷を供給して、信号線19の電位を駆動値V32から第2の駆動値V4へ変化させることに加えて、信号処理回路15aのキャパシタC上の電位VSMPL1も変化させる。充電回路17の充電動作の開始に先立って、センサ回路(例えば、画素21)13は、キャパシタCP1及びCへ電荷を供給して、信号線19の電位VCOLを初期値V1から駆動値V31へ変化させて、この値を充電回路17は標本化することができる。充電回路17の充電動作の終了した後に、センサ回路(例えば、画素21)13は、キャパシタCP1及びCへ電荷を供給して、信号線19の電位VCOLを第2の駆動値V4から最終値V2へ変化させることに加えて、信号処理回路15aのキャパシタC上の電位VSMPL1も変化させて、正確な最終値(アナログ値)への駆動を達成する。
次いで、図3を参照しながら、信号処理回路15aからの信号を受ける読み出し回路15bの動作を説明する。クロック生成回路31は、図2及び図3に示された制御信号及びクロック信号を提供する。引き続く説明では、読み出し回路15bのキャパシタC3iに信号を取り込む。充電回路18では、リセット信号φR2に応答して、スイッチ29が、駆動回路25の入力25aと出力25bを短絡して、駆動回路25はリセット状態に置かれる。リセットのための期間SRS2(S1)が経過した後に、クロックφS2によって規定される受信期間TRCV2(S2+S3)が開始される。本実施例では、駆動期間TDRV2は、リセット期間TRS2の終点の前に開始されている。このため、リセット期間TRS2では、充電回路18が非活性化されているけれども、信号処理回路15aは動作している。受信期間TRCV2の始点s1よりの前の期間(S1:s0〜s1)では、信号処理回路15aが、充電回路18の入力キャパシタンスC4i及び信号線20の寄生キャパシタンスCP2を駆動する。これらの合成キャパシタのキャパシタンスは、第1の入力キャパシタンスC3iよりも十分に小さいので、信号線20の電位は速やかに変化する。リセット期間TRS2の終点では、信号線20の電位は、ほぼ目標値まで変化している。信号線20のこの電位が充電回路18の入力に印加されているので、充電回路18の入力キャパシタ23が信号線20の電位をサンプリングできる。
受信期間TRCV2(s1〜s2)では、入力キャパシタC3iを有する読み出し回路15bが、信号線20に接続されている。入力キャパシタンスC3iは、充電回路18の入力キャパシタンス及び信号線20の寄生キャパシタンスCP2の合成キャパシタンスよりも十分に大きいので、合成キャパシタから電荷が読み出し回路15bへ移動し電荷分配が生じて、信号線20の電位は移動電荷量に応じて変化する。信号線20におけるこの電位が、リセット状態が解除された充電回路18が入力に印加される。好ましい実施例では、充電回路18は、電荷分配により電位の変化に応答して、充電を開始する。期間S1に引き続く期間(S2:s1〜s3)では、充電回路18及び信号処理回路15aの両方が、読み出し回路15bを駆動する。しかしながら、読み出し回路15bの容量性負荷(入力キャパシタC3i)が合成キャパシタンスより大きいので、信号線20の電位は、期間S1の変化速度よりも緩やかに変化する。時刻s3では、充電回路18のスイッチ27が非導通になる。期間S2に引き続く期間(S3:s3〜s2)では、再び、信号処理回路15aが読み出し回路15bを駆動して、信号線20及び読み出し回路15bの入力キャパシタの電位に変化させて最終値にする。
信号処理回路15aは、駆動期間TDRV2に信号線20を駆動して信号線20の電位VNODを初期値U1から最終値U2に変化させる。信号線20の電位VNODに関して、初期値U1から駆動値U31への変化及び駆動値U4から最終値U2への変化は、信号処理回路15aによって行われる一方で、駆動値U32から駆動値U4への変化は、充電回路18及び信号処理回路15aによって行われる。
期間TCHG2では、充電回路18が信号線20の駆動または充電を補助しており、この結果として、読み出し回路15bの比較的大きなキャパシタンスC3iへの充電の速度を上げることができる。故に、期間TCHG2では、充電回路18は、キャパシタCP2及びC3iへ電荷を供給して、信号線20の電位を駆動値U32から駆動値U4へ変化させることに加えて、読み出し回路15bのキャパシタC3i上の電位VSMPL2も変化させる。充電回路18の充電動作の開始に先立って、信号処理回路15aは、キャパシタCP2へ電荷を供給して、信号線20の電位VNODを初期値U1から駆動値U31へ変化させて、この値を充電回路18が標本化することができる。充電回路18の充電動作の終了した後に、信号処理回路15aは、キャパシタCP2へ電荷を供給して、信号線20の電位VNODを駆動値U4から最終値U2へ変化させることに加えて、読み出し回路15bのキャパシタC3i上の電位VSMPL2も変化させて、正確な最終値(アナログ値)への駆動を達成する。
再び図2を参照すると、信号処理回路15aの電位VSMPL1の変化特性線VMDFY1は、充電回路17を用いないイメージセンサ回路における信号処理回路15aのキャパシタC上の電位の変化特性線VCONV1よりも速やかに変化している。また、図3を参照すると、読み出し回路15bの電位VSMPL2の変化特性線VMDFY2は、充電回路18を用いないイメージセンサ回路における読み出し回路15bの電位の変化特性線VCONV2よりも速やかに変化している。したがって、充電回路17、18により、最終値の正確さを損なうことなく、イメージセンサ回路における信号伝達時間が短縮されている。イメージセンサ回路の一例では、充電回路17の入力キャパシタンスは、例えば0.5ピコファラッドであり、信号処理回路15aの入力キャパシタンスは、例えば5ピコファラッドであり、カラム線19及び画素21の寄生キャパシタンスは、例えば1ピコファラッドである。画素21の出力抵抗Rsは、例えば50キロオームであり、充電回路17の出力抵抗R2は、例えば5キロオームである。
充電回路17(充電回路18)を用いないイメージセンサ回路のモデルでは、出力抵抗Rs(R3)でキャパシタCsを充電する。セットリング時間tstは、誤差est及び時定数τ(=Cs×Rs)を用いて
st=−τln(est) (1)
であり、est=10−3とするためには、tst=6.9×τである。
サンプリングの高速化を実現する回路では、まず、信号処理回路の入力キャパシタンスC1iよりも小さいキャパシタCa(充電回路のサンプリング容量C2i、CP1<C2i)にセンサ素子からの信号値をサンプルする。十分な駆動能力をもった充電回路17(充電回路18)の入出力に信号処理回路15a(読み出し回路15b)を接続して、そのサンプリング値に応答した駆動によって、キャパシタCsをアナログ値の最終値に近い値まで充電する。正確な値に充電するために、最終的には、充電回路17での駆動を停止し、画素21のみによってキャパシタCsを充電する。このような駆動方法を用いることで、上記の3つの過程のセットリング時間は次式のように求められる。
st=−τa1ln(est)−τa2ln(est2)−τln(est/est2) (2)
τa1=C2i×Rs
τa2=Cs/gm
gm:充電回路の出力の相互コンダクタンス
充電回路17は、その動作範囲において上記の相互コンダクタンスgmを有する。
st=−τ×((C2i/Cs)×ln(est
+(1/(Rs×gm))×ln(est2
+ln(est/est2)) (3)
式(3)の右辺第1項は、充電回路17(充電回路18)の入力キャパシタに画素の信号を充電する時間であり、第2項は、充電回路17(充電回路18)を用いてサンプリングキャパシタCsを充電する時間であり、第3項は、充電回路17(充電回路18)による値とアナログ値の最終値との差分を画素21によりサンプリングキャパシタCsを充電する時間である。例えば、C2i/Cs=0.1,Rs×gm=10,est2=10−2、est=10−3とすると、tst=3.45×τsであり、この回路を使わない場合(tst=6.9×τs)に比べて2倍に高速化される。
この回路は、各種のセンサの出力に対して用いることができ、CMOSイメージセンサのカラムに集積化するノイズキャンセル回路に適用した場合、画素の出力は、ソースフォロワ回路では、共通の垂直信号線に接続されるが、その寄生容量が、サンプリング容量であるキャパシタンスCS、CRに比べて十分小さくし、この充電を加速するアンプによって十分な高速化がなされる。この場合、本発明に係る一実施例による高速化のシミュレーションの結果を図4に示す。目標電圧値と駆動電圧とが0.1%の誤差の場合、充電回路を用いない従来回路は17.25msであったが、本実施例に係る充電回路は7.48msとなった。
このように、充電回路17(充電回路18)を用いることによって、駆動期間を短縮できる。以上説明したセンサ回路は、イメージセンサに限定されることなく、画素の他に半導体回路に一緒に集積可能な各種のセンサに適用することができる。適用可能なセンサとして、例えば距離センサ、磁気センサ、加速度センサ、圧力センサ等がある。引き続く実施の形態の説明では、センサ集積回路が、画素回路に替えて、画素と異なるセンサ素子を含む検知回路を含むとき、検知回路はセンサ素子及び増幅回路を含むことができる。
引き続き説明される実施の形態では、本回路をMOSイメージセンサアレイのカラムに集積化するノイズキャンセル回路に適用する。図5は、本実施の形態に係るイメージセンサ回路の別の例を示す図面である。図6は、図5に示されたイメージセンサ回路のためのタイミングチャートを示す図面である。画素の出力回路は、ソースフォロワ回路であり、カラム線(共通の垂直信号線)に接続される。カラム線の寄生キャパシタCP1及び入力キャパシタC2iが、信号処理回路の入力キャパシタCsに比べて十分小さいとすると、充電を加速する充電回路を用いて十分な高速化が得られる。
イメージセンサ回路11bのセンサ回路13として、画素回路32が用いられる。画素回路32はセンサ部33と増幅部35とを有し、センサ部33はセンサ素子33aを含む。センサ素子33aは、光Lに応答して光電流を生成する光電変換素子を含み、例えばフォトダイオードである。増幅部35は、センサ素子33aからの信号VSENに応答してカラム線19aを駆動する。増幅部35は、信号出力35a、制御入力35b及び電源端子35cを含む。増幅部35の信号出力35cは第1の出力抵抗(Rs)を有する。
画素21の一例として、CMOSイメージセンサのセルがある。CMOSイメージセンサのセルでは、図5のセンサ素子33aとして、例えば埋込型フォトダイオードが用いられる。センサ部33は、センサ素子33aと増幅部35の制御入力35bとの間に接続された伝達トランジスタ33bと、蓄積ノード33cをリセットするためのリセットトランジスタ33dとを含む。伝達トランジスタ33bのゲートはX伝達制御信号TXを受けて、リセットトランジスタ33dのゲートはリセット信号Rを受ける。蓄積ノード33cは、増幅用トランジスタ35dのゲートに接続されている。増幅部35は、増幅用トランジスタ35dと直列に接続された選択トランジスタ35eとを含み、増幅用トランジスタ35dに流れる電流は、選択トランジスタ35eに流れる。選択トランジスタ35eのゲートは選択信号Sを受ける。画素回路32は、リセット信号により設定されるリセットレベルを示す第1の信号を提供すると共に、センサ素子33aが受けた光信号Lの大きさに対応する信号レベルを示す第2の信号を提供する。
図1における信号処理回路15aとして、図5では増幅器14aが用いられ、カラム線19aが信号線(例えば信号線19)として用いられる。図1における読み出し回路15bとして、図5では相関二重サンプリング回路15cが用いられ、信号線19bが別の信号線(例えば信号線20)として用いられる。増幅器14aの出力には、信号線19bを介して相関二重サンプリング回路15cが接続されている。カラム線19aは、イメージセンサの画素アレイ12内の画素回路32に接続されている。画素回路32、増幅器14a、充電回路17及びバイアス回路37が、カラム線19aを介して互いに接続されている。引き続く説明に現れる制御信号及びクロックは、例えばクロック生成回路31によって提供される。
相関二重サンプリング回路15cでは、第1のキャパシタ41aは、第1の信号(画素回路32のリセットレベル)を格納する。第1のスイッチ39aは、第1のキャパシタ41aと信号線19bとの間に接続されている。第2のキャパシタ41bは、第2の信号(画素回路32の信号レベル)を格納する。第2のスイッチ39bは、第2のキャパシタ41bと信号線19bとの間に接続されている。相関二重サンプリング回路15cの入力キャパシタンスは、充電回路18の入力キャパシタンスよりも大きい。相関二重サンプリング回路15cの入力キャパシタンスは、例えば5ピコファラッドである。
イメージセンサ回路11bでは、増幅器14aがカラム線19aに接続されている。充電回路17の入力キャパシタンスは、増幅器14aの入力キャパシタンスよりも小さい。増幅器14aの入力キャパシタンスは、例えば5ピコファラッドである。イメージセンサ回路11bでも、カラム線19aには寄生キャパシタンスCがあり、また充電回路18の出力抵抗R4は、図1における信号処理回路15a、図5における本実施例ではつまり増幅器14aの出力抵抗(図1におけるR3)より小さい。
増幅器14aは、第3及び第4のキャパシタ43、45と、演算増幅回路47とを含むことができる。第3のキャパシタ43の一端43aは、演算増幅回路47の一方の入力(例えば反転入力)47aに接続されている。他端43bは、スイッチ46を介して増幅器14aの入力からの信号を受け、サンプリングキャパシタンス49に接続されている。第4のキャパシタ45は、演算増幅回路47の入力47aと出力(例えば非反転出力)47bとの間に接続され、演算増幅回路47の他方の入力(例えば非反転入力)47cは、コモン線VCOMに接続される。第3及び第4のキャパシタ43、45のキャパシタンス(C1、C2)の比は、増幅器14aの増幅率を規定する。演算増幅回路47は、第3及び第4のキャパシタ43、45と共に動作して増幅器14aの入力に受けた信号Vpを増幅する。増幅器14aは、図5に示されたクロックφR1に応答して演算増幅回路47の入力及び出力をリセットするスイッチ48を含む。
イメージセンサ回路11bの動作を説明する。図6に示されるように、全読み出し期間は、リセットレベルの読み出し期間Tと信号レベルの読み出し期間Tとを含む。画素回路32の情報を読み出すために、バイアス回路37が用いられる。読み出し期間T、Tのおいては、バイアス回路37がアクティブになっている。トランジスタ36のゲートにはバイアス電圧が印加されており、バイアス回路37は電流Iを流す電流源として動作する。画素回路32が選択されたとき、蓄積ノード33cの電位に応じた電流が増幅部35及びバイアス回路37に流れ、カラム線19aが充電されていく。
期間Tでは、選択信号Sに応答して、増幅部35の選択トランジスタ35eが導通する。図6における時刻t0で駆動期間が開始する。また、画素回路32にリセット信号Rを与えられ、拡散ノード33cの電位VFDがリセットレベルに設定される。時刻t1において、リセット信号Rが解除されて拡散ノード33cにリセットノイズが生じる。このリセットレベルを読み出しにおいて、カラム線19aは、初期値V1から最終値V2に駆動されることになる。時刻t0〜t2の期間においては、本実施例では、図6に示されたクロックφに応答して充電回路17の駆動回路25の入力25a及び出力25bをリセットする。リセット期間の終点(例えば時刻t2)辺りでは、カラム線19aの電位は、最終値、或いはほぼ最終値に到達している。時刻t2までに、このカラム線電位を充電回路17の入力が受けて、サンプリングを完了する。時刻t2で充電回路17がアクティブになる。
時刻t2において、クロックφに応答してスイッチ46が導通して、カラム線19aにキャパシタ43、49が接続される。時刻t3に、スイッチ46が非導通になる。また、増幅回路47は、入力47aに受けた信号に応答して動作する。増幅された信号は、増幅器14aの信号線19bに提供される。
スイッチ46の導通により、カラム線19aに大きな保持用のキャパシタ49が接続される。カラム線19aの寄生キャパシタCp及び入力キャパシタ49との電荷分配によって、カラム線19aの電位Vは、時刻t2で一旦大きく変化して値V3になる。充電回路17が時刻t2でアクティブになって、カラム線19aの電位の変化をアシストする。リセットが解除された充電回路17が、カラム線19aの電位の一時的な変化に応答して、第2の出力抵抗(図1のR2)の出力を介して充電を開始する。時刻t2の後で、画素回路32の増幅部35及び充電回路17は、それぞれ、第1及び第2の出力抵抗の出力を介してカラム線19a及び増幅器14aを駆動する。この駆動により、カラム線19aの電位は、電位V3から上昇する。充電回路17による駆動のアシストは、時刻t3の前の時刻t4において終了する。時刻t4において、カラム線19aは、電位V4に駆動されている。この後に、画素回路32が、単独で、第1の出力抵抗(図1のRs)を介してカラム線19a及び増幅器14aを駆動して、最終値V2と現在値V4との差分を充電する。期間満了の時刻t3に先だって、最終値V2が、画素回路32により達成されている。
期間Tでは、時刻t5において選択トランジスタ35eが導通する。また、画素回路32に伝達信号TXを与えられ、伝達トランジスタ33bが導通する。拡散ノード33cにセンサ信号が伝達されて、電位VFDが信号レベルに設定される。時刻t6において、伝達信号TXが解除されて拡散ノード33cに信号レベルが確定される。この信号レベルの値に対応して、カラム線19aは、初期値V1から最終値V2に駆動されることになる。画素回路32は、初期電位V1のカラム線19aを第1の出力抵抗の出力を介して駆動する。増幅器14aのキャパシタはまだカラム線19aに接続されていない時刻t5〜t7の期間で、本実施例では、図6に示されたクロックφに応答して充電回路17の駆動回路25の入力25a及び出力25bを再びリセットする。リセット期間の終点(例えば時刻t7)辺りでは、カラム線19aの電位は、最終値、或いはほぼ最終値に到達している。充電回路17は、カラム線19aの電位を標本化する。時刻t以降の時間において、クロックφ1に応答して、増幅器14aのスイッチ46が導通し、時刻tにスイッチ46が非導通になる。スイッチ46の導通により、カラム線に19aに大きな保持用のキャパシタ49が接続される。カラム線19aの寄生キャパシタとキャパシタ49との電荷分配によって、カラム線19aの電位Vは、一旦大きく変化する。また、時刻tで充電回路17がアクティブになる。カラム線19aが電位V3に到達したとき、充電回路17の駆動が開始され、画素回路32及び充電回路17が、第1及び第2の出力抵抗を介してカラム線19a及び増幅器14aを駆動する。充電回路17による駆動のアシストは、時刻t8の前の時刻t11において終了する。時刻t11において、カラム線19aは電位V4に駆動される。この後に、画素回路32が、単独で、第1の出力抵抗を介してカラム線19a及び増幅器14aを駆動して、現在値V4と最終値V2との差分を充電する。最終値V2の到達は、時刻tに先だって画素回路32により完了している。
イメージセンサ回路11bによれば、大きな容量性の負荷の駆動時間を短縮できる。相関二重サンプリング回路15cに格納された第1及び第2の信号は、信号HS(i)に応答して導通するスイッチ38a、38bを介して次の回路39に提供される。この回路39は、これらの信号のA/D変換を行って、ディジタル信号SDIGを生成する。また、回路39は、カラムごとに設けられる。
信号処理回路が相関二重サンプリング回路15cを含むので、リセットレベル及び信号レベルのいずれの駆動においても、格納用のキャパシタ(第1のキャパシタ39a又は第2のキャパシタ39b)が信号線19bに接続される。相関二重サンプリング回路15cのキャパシタ39a、39bは、リセットレベル及び信号レベルに対応した第1及び第2の信号を確実に保持するために、比較的大きなキャパシタンスを有する。このイメージセンサ回路11bによれば、充電回路17は、画素回路32の増幅部35によるカラム線19aの駆動を補助する。充電回路17は、駆動期間の終点の前に充電を終了するので、最終値への充電または駆動は、増幅部33によって行われる。したがって、画素回路32の増幅部33を用いて、カラム線19aの寄生キャパシタンス及び相関二重サンプリング回路15cのキャパシタを初期値から最終値まで充電する時間を短縮できる。
図5における充電回路17は、図6におけるリセット信号φRによりリセット期間においてリセット状態にあり、この期間にカラム線19aの電位を標本化している。増幅器14aは、リセット期間の後にクロックφに応答してカラム線19aに接続される。このため、カラム線19aの電位は、増幅器14aのサンプリングキャパシタ49(キャパシタンスCs)への電荷の移動により、一時的に大きく変動する。充電回路17は、期間T2でアクティブになっているので、この変位に応答して充電を開始して、期間T3では、画素回路32によってサンプリングキャパシタ49が駆動される。このイメージセンサ回路11bによれば、最終値の正確さを損なうことなく、画素回路32から増幅器14aへの信号伝達時間は短縮される。増幅器14aは、画素回路32からカラム線19aを介して受けた信号を処理する。サンプリングキャパシタ49は、増幅器14aの入力キャパシタンスを実質的に規定する。また、信号伝達時間を短縮するために増幅器における消費電流の増加が不要になる。また、信号伝達時間の短縮よりも他の特性(例えば、増幅器の入力換算ノイズの低減効果)の向上のために、増幅器の設計ターゲットを設定できる。
イメージセンサ回路11bでは、信号処理回路としての増幅器14aの出力は、信号線19bを介して相関二重サンプリング回路15cに接続されている。或いは、相関二重サンプリング回路15cに替えて、積分器(例えば、実施の形態において説明される積分器)を使用できる。相関二重サンプリング回路15cは、増幅器14aから信号線19bを介して受けたリセットレベル及び信号レベルに対応した読み出し値を格納できる。増幅器14aの出力及び相関二重サンプリング回路15cの入力は、信号線19bを介して充電回路18に接続される。充電回路18は、例えば充電回路17の同じ回路構成を有することができる。しかしながら、充電回路18の回路構造は、特定の回路に限定されることない。例えば、充電回路18の入力18bは、相関二重サンプリング回路15cの入力キャパシタンスより小さい入力キャパシタンスを有し、その出力18aは、増幅器14aの出力抵抗より小さい出力抵抗を有する。充電回路18は、充電回路18の入力18bにおける電位に応答してその出力18aを介して信号線19bへの充電を開始すると共に駆動期間の終点の前に充電を終了する。充電回路18は、充電回路17のクロックφF1に替えて、図6に示されたクロックφF2に応答して、期間(t2〜t10、t7〜t9)に動作する。本実施例では、充電回路18のアクティブ期間(t2〜t10、t7〜t9)は、充電回路17のアクティブ期間(t2〜t4、t7〜t11)より長く、クロックφに応答して増幅回路15bのサンプリングスイッチ46が導通している期間(t2〜t3、t7〜t8)よりも短い。
引き続き、信号線19bの電位の変化を説明する。図6に示されカラム線19aの駆動に用いた期間T1、T2、T3と同様な、図3に示された3つの期間S1、S2、S3において信号線19bの電位が変化する。増幅器14aは、図6の駆動期間(t0〜t5、t5〜t12)に対応する期間(S1、S2、S3)に信号線19bの電位VLINEを初期値(図3のU1)から最終値(図3のU2)に変化させる。図6の期間(t0〜t2、t5〜t7)では、充電回路18はリセット状態にあり、その入力18bは信号線19bの電位を受けている。増幅器14aが信号線19b及び充電回路18の入力18bを駆動して、信号線19bの電位が駆動値(図3のU31)に変化する。図6の期間(t2〜t5、t7〜t12)では、クロックφSH1、φSH2に応答して相関二重サンプリング回路15cが信号線19bに接続される。信号線19bの電位の変化に応答して、充電回路18が動作する。図6の充電期間(t2〜t10、t7〜t9)では、充電回路18が、信号線19bの駆動または充電を補助して、信号線19bの寄生キャパシタ及び相関二重サンプリング回路15cの比較的大きなキャパシタ(図5のキャパシタンスCSH1又はCSH2)へ電荷を供給して、信号線19bの電位を第1の駆動値(図3のU32)から第2の駆動値(図3のU4)へ変化させることに加えて、相関二重サンプリング回路15cのキャパシタ41a(又はキャパシタ41b)上の電位VSMPL2も変化させる。クロックφF2に応答して、充電回路18のアシストが停止されるとき、信号線19bは電位(図3のU4)である。図6の期間(t10〜t5、t9〜t12)では、増幅器14aは、信号線19bの寄生キャパシタ及び相関二重サンプリング回路15cのキャパシタ(キャパシタンスCSH1又はCSH2)へ電荷を供給して、信号線19bの電位VLINEを第2の駆動値(図3のU4)から最終値(図3のU2)へ変化させることに加えて、相関二重サンプリング回路15cのキャパシタ(キャパシタンスCSH1又はCSH2)上の電位VSMPL2も変化させて、正確な最終値(アナログ値)への駆動を達成する。つまり、信号線19bの電位VLINEに関して、初期値(図3のU1)から駆動値(図3のU31)への変化は増幅器14aによって行われる。信号線19bの電位VLINE及び読み出し回路の大きなキャパシタ上の電位VSMPL2に関して、駆動値(図3のU4)から最終値(図3のU2)への変化は、増幅器14aによって行われる一方で、駆動値(図3のU32)から駆動値(図3のU4)への変化は、充電回路18及び増幅器14aによって行われる。
次に、図5に示されたイメージセンサ回路11bの変形例を説明する。イメージセンサ回路11bでは、増幅器14aが充電回路17のアシストを利用して画素回路32から信号を読み出しており、また相関二重サンプリング回路15cが充電回路18のアシストを利用して増幅器14aからの信号を標本化している。しかしながら、イメージセンサ回路11bの変形例では、充電回路17を用いること無く、充電回路18を用いることができる。或いは、イメージセンサ回路11bの変形例では、充電回路18を用いること無く、充電回路17を用いることができる。
図7は、本実施の形態に係るイメージセンサ回路の別の例を示す図面である。図8は、図7に示されたイメージセンサ回路のためのタイミングチャートを示す図面である。イメージセンサ回路11cは、イメージセンサ回路11bの増幅器14aに替えて積分器14bを含む。イメージセンサ回路11cでは、画素回路32及びバイアス回路37が用いられ、図1の信号処理回路15aとして積分器14bが用いられ、カラム線19aが信号線(例えば信号線19)として用いられ、信号線19bが別の信号線(例えば信号線20)として用いられる。積分器14bの出力には、信号線19bを介して相関二重サンプリング回路15cが接続されている。画素回路32、積分器14b、充電回路17及びバイアス回路37が、カラム線19aを介して互いに接続される。カラム線19aは、イメージセンサの画素アレイ内の画素を接続している。引き続く説明に現れる制御信号及びクロックは、例えばクロック生成回路31cによって提供される。
イメージセンサ回路11cでは、イメージセンサ回路11bの増幅器14aに替えて積分器14bがカラム線19aに接続されている。充電回路17の入力キャパシタンスは、積分器14bの入力キャパシタンスよりも小さい。積分器14bの入力キャパシタンスは、例えば5ピコファラッドである。イメージセンサ回路11cでも、イメージセンサ回路11bと同様に、カラム線19aには寄生キャパシタンスCがあり、また充電回路17の出力抵抗R2は画素回路32の出力抵抗Rsより小さい。充電回路17は、積分期間の開始の前にカラム線19aの電位を既に標本化している。
積分器14bは、積分器14bの入力からの信号Vを標本化する標本化回路52aと、標本化回路52aによって標本化された信号VSMを積分する積分回路52bとを含む。標本化回路52aは、保持キャパシタ53と、スイッチ56a〜56dとを含む。スイッチ56aは、保持キャパシタ53の一端とカラム線19aとの間に接続され、スイッチ56bは、保持キャパシタ53の一端とコモン線VCOMとの間に接続され、スイッチ56cは、保持キャパシタ53の他端と積分回路52bの入力との間に接続され、スイッチ56dは、保持キャパシタ53の他端とコモン線VCOMとの間に接続される。積分回路52bは、演算増幅回路57及びキャパシタ55を含む。キャパシタ55は、演算増幅回路57の入力(例えば反転入力)57aと出力(例えば非反転出力)57bとの間に接続されている。演算増幅回路57の別の入力(例えば非反転入力)57cは、コモン線VCOMからコモン信号を受ける。積分回路52bは、図7及び図8のクロックφR1に応答して動作するリセット用のスイッチ58を含み、演算増幅回路57の入力57aと出力57bとの間に接続される。
標本化回路52aでは、クロックφ1に応答して、スイッチ56a、56dが導通し、標本化のために信号Vをカラム線19aからキャパシタ53に受ける。また、クロックφに応答して、スイッチ56b、56cが導通し、標本化した信号VSMを積分回路52bのキャパシタ55に蓄積する。
図8を参照すると、4つの積分期間TINT1で画素回路32のリセットレベルの積分が行われ、4つの積分期間TINT2で画素回路32の信号レベルの積分が行われる。各積分期間TINT1、TINT2毎に、カラム線19aは、クロックφに応答して、カラム線19aの寄生キャパシタンス及び充電回路17の入力キャパシタンスより大きな保持キャパシタ53に接続される。寄生キャパシタ及び入力キャパシタから保持キャパシタ53への電荷移動が生じて、カラム線19bの電位は一時的に大きく変化する。各積分期間TINT1、TINT2で、クロックφに応答してスイッチ56a、56dが導通するサンプリング期間より短い期間TF1に充電回路17がアクティブである。サンプリング期間の始点以降に充電回路17が充電動作を開始して、サンプリング期間の終点に先だって充電動作を停止する。各TF1期間で充電回路17は、既に説明されたようにカラム線19aの電位に応じて充電を開始し、期間TF1の満了により非活性化される。クロックφに応答してスイッチ56b、56cが導通する期間に、標本化された信号を積分回路52bに転送する。充電回路17を用いて、積分器14bにおいて高速で正確な標本化が可能になる。好適な実施例では、一例の積分期間の前に、充電回路17は、カラム線19aの電位のサンプリングを行い、カラム線19aの電位を積分期間毎にサンプリングしないことが良い。
イメージセンサ回路11cでは、信号処理回路としての積分器14bの出力は、信号線19bを介して相関二重サンプリング回路15cに接続されている。イメージセンサ回路11cにおける充電回路18の動作は、イメージセンサ回路11bにおける説明から理解される。相関二重サンプリング回路15cは、積分器14bから信号線19bを介して受けたリセットレベル及び信号レベルに対応した読み出し値を格納できる。
次に、図7に示されたイメージセンサ回路11cの変形例を説明する。イメージセンサ回路11cでは、積分器14bが充電回路17のアシストを利用して画素回路32から信号を読み出しており、また相関二重サンプリング回路15cが充電回路18のアシストを利用して積分器14bからの信号を標本化している。しかしながら、イメージセンサ回路11cの変形例では、読み出しの際に充電回路17を用いること無く、充電回路18を用いることができる。或いは、イメージセンサ回路11cの変形例では、充電回路18を用いること無く、充電回路17を用いることができる。
好適な実施の形態において本発明の原理を図示し説明してきたが、本発明はそのような原理から逸脱することなく配置および詳細において変更され得ることは、当業者によって認識される。本発明は、本実施の形態に開示された特定の構成に限定されるものではない。したがって、特許請求の範囲およびその精神の範囲から来る全ての修正及び変更に権利を請求する。
本実施の形態によれば、センサ回路、信号処理回路及び読み出し回路を含むセンサ集積回路において、伝達される信号の最終値の正確さを損なうことなく、センサ回路から読み出し回路への信号伝達時間を短縮可能なセンサ集積回路が提供される。また、本実施の形態によれば、センサ回路及び信号処理回路を含むセンサ集積回路において、伝達される信号の最終値の正確さを損なうことなく、センサ回路から読み出し回路への信号伝達時間を短縮可能なセンサ集積回路が提供される。
11…イメージセンサ回路(センサ集積回路)、11b、11c…イメージセンサ回路、13…センサ回路、14a…増幅器、14b…積分器、15a…信号処理回路、15b…読み出し回路、15c…相関二重サンプリング回路、17、18…充電回路、19…信号線、19a…カラム線、19b…信号線、21…画素、23…入力キャパシタ、25…駆動回路、27…出力スイッチ、29…リセットスイッチ、Cp…寄生キャパシタ、C1i…入力キャパシタ、C2i…入力キャパシタ、Cs…キャパシタ、31、31a、31b、31c…クロック生成回路、32…画素回路、33…増幅部、35…増幅回路、37…バイアス回路、39a、39b…第1のスイッチ、41a、41b…第1のキャパシタ、43、45…キャパシタ、47…演算増幅回路、49…キャパシタ、52a…標本化回路、52b…積分回路、53…保持キャパシタ、55…キャパシタ、56a〜56d…スイッチ、57…演算増幅回路。

Claims (11)

  1. センサ回路と、
    信号処理回路と、
    信号線に接続された入力及び出力を有する充電回路と
    を備え、
    前記センサ回路は、センサ内部抵抗が直列に接続されるセンサ電圧源を有し、
    前記信号処理回路は、前記センサ電圧源が前記信号線及びスイッチを介して接続されるキャパシタを有し、
    前記キャパシタは、前記キャパシタの充電時に、前記センサ電圧源に前記スイッチを介して接続され、前記キャパシタの電圧保持時に、前記スイッチにより前記センサ電圧源から切り離されて、前記キャパシタ上のセンサ電圧信号が前記信号処理回路から出力され、
    前記充電回路は、前記信号線に接続された別のキャパシタと、前記別のキャパシタが入力側に接続され内部抵抗と等価な相互コンダクタンスを有する駆動回路を備え、
    前記充電回路は、前記駆動回路の出力と前記駆動回路の入力を等電位とするリセットスイッチと、前記駆動回路の該出力と前記信号線を等電位とする出力スイッチとを備えるセンサ集積回路。
  2. 前記信号線は寄生キャパシタCp(容量:Cp)を有し、前記キャパシタC1i(容量:Cs)、前記別のキャパシタC2i(容量:Ca)、前記センサ内部抵抗Rs、前記充電回路の前記内部抵抗R2において、
    Cp<Ca<Csかつ、Ca×R2<Cs×Rs
    であることを特徴とする請求項1に記載されたセンサ集積回路。
  3. 前記充電回路は、前記信号線の駆動のための第1駆動期間の始点の後に前記充電回路の前記入力の電位に応答して充電動作を開始すると共に、前記充電回路の前記出力に充電電荷を提供することを前記第1駆動期間の終点に先立って停止することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載されたセンサ集積回路。
  4. センサ素子と該センサ素子のセンス値を示す第1信号を出力する出力とを含むセンサ回路と、
    前記センサ回路からの前記第1信号を第1受信期間に受ける入力と前記第1信号を処理して生成された第2信号を出力する出力とを含む信号処理回路と、
    前記第2信号を第2受信期間に受ける読み出し回路と、
    信号線に接続された入力及び出力を有する充電回路と
    を備え、
    前記信号処理回路は増幅器及び積分器のいずれか一方を含み、
    前記センサ回路の前記出力と前記信号処理回路の前記入力との間の接続、及び、前記信号処理回路の前記出力と前記読み出し回路の前記入力との間の接続のいずれか一方の接続は、前記信号線を介して成され、
    前記センサ回路の前記出力と前記信号処理回路の前記入力との間の接続、及び、前記信号処理回路の前記出力と前記読み出し回路の前記入力との間の接続のいずれか他方の接続は、別の信号線を介して成され、
    前記充電回路は、前記信号線の駆動のための第1駆動期間の始点の後に前記充電回路の前記入力の電位に応答して充電動作を開始すると共に、前記充電回路の前記出力に充電電荷を提供することを前記第1駆動期間の終点に先立って停止する、ことを特徴とするセンサ集積回路。
  5. 前記信号処理回路は、前記増幅器を含み、
    前記増幅器の入力は前記信号処理回路の前記入力からの信号を受け、
    前記増幅器は、当該増幅器の増幅率を規定する第3及び第4のキャパシタと、前記第3及び第4のキャパシタと共に動作して当該増幅器の前記入力に受けた信号を増幅する演算増幅回路とを含む、ことを特徴とする請求項4に記載されたセンサ集積回路。
  6. 前記信号処理回路は、前記積分器を含み、
    前記積分器の入力は前記信号処理回路の前記入力からの信号を受け、
    前記積分器は、当該積分器の前記入力からの信号を標本化する標本化回路と、前記標本化回路によって標本化された信号を積分する積分回路とを含む、ことを特徴とする請求項4に記載されたセンサ集積回路。
  7. 前記信号線は、前記センサ回路の前記出力と前記信号処理回路の前記入力との間の接続を成しており、
    前記信号処理回路の前記入力は第1の入力キャパシタンスを有し、
    前記充電回路の前記入力は第2の入力キャパシタンスを有し、
    前記第2の入力キャパシタンスは、前記第1の入力キャパシタンスより小さく、
    前記センサ回路の前記出力は第1の出力抵抗を有し、
    前記充電回路の前記出力は第2の出力抵抗を有し、
    前記第2の出力抵抗は、前記充電回路の充電中において前記第1の出力抵抗より小さく、
    前記信号線の電位における初期値から第1の駆動値への変化及び第2の駆動値から最終値への変化は、前記センサ回路によって行われ、
    前記信号線の電位における前記第1の駆動値から前記第2の駆動値への変化は、前記充電回路及び前記センサ回路によって行われる、ことを特徴とする請求項4〜請求項6のいずれか一項に記載されたセンサ集積回路。
  8. 前記信号線は、前記信号処理回路の前記出力と前記読み出し回路の前記入力との間の接続を成しており、
    前記読み出し回路の前記入力は第3の入力キャパシタンスを有し、
    前記充電回路の前記入力は第2の入力キャパシタンスを有し、
    前記信号処理回路の出力は第3の出力抵抗を有し、
    前記充電回路の前記出力は第2の出力抵抗を有し、
    前記第2の入力キャパシタンスは、前記第3の入力キャパシタンスより小さく、
    前記第2の出力抵抗は、前記充電回路の充電中において前記第3の出力抵抗より小さく、
    前記信号線の電位における初期値から第3の駆動値への変化及び第4の駆動値から最終値への変化は、前記信号処理回路によって行われ、
    前記信号線の電位における前記第3の駆動値から前記第4の駆動値への変化は、前記充電回路及び前記信号処理回路によって行われる、ことを特徴とする請求項4〜請求項6のいずれか一項に記載されたセンサ集積回路。
  9. 前記充電回路は、前記充電回路の前記入力に接続された一端を有する入力キャパシタと、前記入力キャパシタの他端に接続された入力を有する駆動回路と、前記駆動回路の出力と前記充電回路の前記出力との間に接続され前記第1駆動期間より短い充電期間において導通するスイッチとを含み、
    前記充電回路は、前記充電に先立って前記入力キャパシタに前記信号線の電位のサンプリングを行う、ことを特徴とする請求項4〜請求項8のいずれか一項に記載されたセンサ集積回路。
  10. 前記読み出し回路は、前記信号処理回路の出力に接続された相関二重サンプリング回路を含み、
    前記相関二重サンプリング回路は、前記センサ回路におけるセンス値を示す第1のセンス信号を格納する第1のキャパシタと、前記第1のキャパシタと前記読み出し回路の前記入力との間に接続された第1のスイッチと、前記センサ回路におけるセンス値を示す第2のセンス信号を格納する第2のキャパシタと、前記第2のキャパシタと前記読み出し回路の前記入力との間に接続された第2のスイッチとを含む、ことを特徴とする請求項4〜請求項9のいずれか一項に記載されたセンサ集積回路。
  11. 前記センサ回路はイメージセンサの画素回路であり、
    前記画素回路は、前記センサ素子として光電変換素子と、該光電変換素子からの信号を増幅する増幅回路とを含み、
    前記第1のセンス信号は前記センサ回路のリセットレベルに対応する第1の画素信号を含むと共に、前記第2のセンス信号は前記センサ回路の信号レベルの成分を含む第2の画素信号を含む、ことを特徴とする請求項10に記載されたセンサ集積回路。



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