JP5601326B2 - 通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、格子状パターンを有する信号伝達装置と、その上面に設置されて信号伝達装置に信号を伝達する通信カプラからなる通信システムに関し、特に通信カプラの電磁漏洩を抑制するノイズ抑制構造を有する通信システムに関する。
近年、近傍電磁界の電磁結合を利用して、2次元の信号伝達装置上の任意の点間の通信や電力伝送を実現する通信技術がある。これは、平面上の信号伝達装置の表面に格子状パターンを設け、格子状パターン上に通信又は電力伝送用通信カプラを設置した通信システムにおいて、信号伝達装置を介して任意の通信カプラ間で通信又は電力伝送が可能となる通信技術である。
このような通信技術としては、例えば、図18〜図20に示すような通信システムが提供されている。
これらの図に示される通信システムは、通信媒体となるシート状の信号伝達装置1と、通信カプラ2とから構成される。信号伝達装置1は、シート状構造であり、グランド層3と、格子状パターン電極4と、保護層5と、誘電体層6と、を有する。グランド層3は下部電極を構成する。格子状パターン電極4は、メッシュ状であり、グランド層3と間隔をおいて配置されている。保護層5は、格子状パターン電極4の上部に設けられて、パターン電極4が通信カプラ2と直接的に接触することを防止する。誘電体層6は、グランド層3と格子状パターン電極4との挟間領域に設けられている。
通信カプラ2は、図20に示すように、信号伝達装置1上に設置されて通信信号又は電力送受用の板状のアンテナ回路10及び信号・電力送受用回路(図示略)とアンテナ回路10を覆うように形成されたカップ形状のカプラ筐体11と、を有する。
このような構成によって、カプラ筐体11のアンテナ回路10を介して通信信号が電磁界となって信号伝達装置1に注入された後、信号伝達装置1内を伝搬して、通信カプラ2と別の通信カプラ(図示略)との間で通信を行う。
上記図18〜図20に示す技術の他にも、特許文献1〜3に示されるように、通信装置でも、互いに対向する導電部となるシート状体に挟まれる領域に電磁場を存在させ、2つのシート状体の間の印加電圧を変化させることで、電磁場を進行させて通信を行う技術が示されている。
これら特許文献の中の特に、特許文献2には、図21に示される構造の通信カプラが示されている。
通信カプラ20は、図21の断面図に示すように、内部導体21と、外部導体23と、同軸ケーブル24と、を有する。内部導体21は、円盤形状である。外部導体23は、カップ形状であり、内部導体21を覆いかつカプラ筐体22を構成する。同軸ケーブル24は、これら内部導体21及び外部導体23に接続されている。同軸ケーブル24の末端は、通信機器25に接続されている。このような構成によって、通信機器25から入出力された電磁界が同軸ケーブル24を伝わり、通信カプラ2の内部導体21と外部導体23の間を伝搬して信号伝達装置1に注入された後、信号伝達装置1内を伝搬して通信カプラ20と別の通信カプラ(図示略)との間で通信を行う。
特許文献4には、送信用電極及び受信用電極それぞれに取り付けられた表面波伝送線路片の先端部分に、電極同士で静電結合を生じさせるような位置合わせを行なうとともにその位置を保持する位置保持機構を備えた通信装置に関する技術が示されている。
国際公開第2006/32339号公報 日本国特開2007−082178号公報 日本国特開2007−281678号公報 日本国特開2008−103902号公報
上記図18〜図20及び特許文献1〜4に示される通信装置では、図22に示されるような、通信カプラ2のカプラ筐体11と信号伝達装置1との接合部構造が用いられる場合がある。このような接合部構造では、図22において、通信カプラ2の内部12(図22において右側)から、通信又は電力伝送用信号電流が、カプラ筐体11と信号伝達装置1との間の接合部から通信カプラ2の外部13(図22において左側)へ流れ、ノイズとして通信システム外へ放射される。
図23は、図22の接合部ノイズ伝搬等価回路を示す。図23において、カプラ筐体11の信号伝達装置1の接合部表面抵抗を「Rs」、カプラ筐体11と信号伝達装置1と間のインピーダンスを「Zc」と表記する。通信カプラ2の内部12で発生した信号電流は、矢印Aで示すようにZc経由で通信カプラ2の内部12に流れる「Ic」と、矢印Bで示すようにRs経由で通信カプラ外部13へ流れる「Id」に分配される。インピーダンスZcは、「Zc=1/ωC=1/2πfC」で示されるように、カプラ筐体11の信号伝達装置1の下端面と信号伝達装置1との導体間容量Cで決定される。
但し、fは信号周波数である。カプラ筐体11の信号伝達装置1に面する面積と信号伝達装置の誘電率から考慮すると、容量Cは10pF前後となる。GHz帯通信周波数を考慮するとインピーダンスZcは数Ωとなる。一方、カプラ筐体11の接合部の表面抵抗は金属筐体であると想定すると、ミリΩ単位となる。ゆえに、RsとZcの比率は、「Rs<<Zc」となる。よって、ノイズ電流はIdが殆どを占め、ノイズ電流として、通信カプラ2の外部13に流れ出ることとなり、ノイズ放射を引き起こす。ノイズ放射レベルによっては、装置に適用される電界強度規格値を超える可能性があり、これにより通信システムとして使用できない場合がある。
特許文献4に示された通信機器は、単に、送信用電極及び受信用電極の表面波伝送線路片の先端部分に、電極同士で静電結合を生じさせるような位置合わせを行ないかつその位置を保持する位置保持機構を備えているだけである。この通信機器は、ノイズ放射を抑制する構造を備えていないため、ノイズ放射を引き起す恐れがある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、カプラ筐体の信号伝達装置に面する下端面にノイズ電流が流れにくい構造を設けることにより、カプラ筐体外へ放射されるノイズを抑制する漏洩電磁界抑制構造を提供する。
上記課題を解決するために、本発明の通信システムは、信号を送発信する通信カプラと、前記通信カプラから伝達された信号を電磁界として伝搬させて通信を行う信号伝達装置とからなり、前記通信カプラは、前記信号伝達装置上に設置されるカプラ筐体を有し、前記カプラ筐体の前記信号伝達装置に面した下端面に、高インピーダンスを形成してノイズを抑制するノイズ抑制部が設けられている。
本発明によれば、信号伝達装置と通信カプラからなる通信システムにおいて、カプラ筐体の信号伝達装置に面する下端面に高インピーダンスを形成してノイズを抑制するノイズ抑制部を設けている。この構成により、通信カプラ内部から通信カプラ外部へ流れる電流が抑制される。カプラ筐体外に流れるノイズ電流が減少することにより、ノイズ放射が低減され、通信システムに適用される電界強度規格値満足を実現できる。
本発明の実施例1の通信システムを示す斜視図である。 図1に示す通信システムの平面図である。 図2及び図10のIII−III線に沿う正断面図である。 図3に示される通信カプラと信号伝達部との接触部を拡大した正断面図である。 図3に示される通信カプラのカプラ筐体と信号伝達装置との接触部の等価回路を示す図である。 実施例1に係わる、溝を有する通信カプラ及び信号伝達装置のノイズ漏洩状況を、電磁界シミュレーションにより求めた近傍磁界分布として示す図である。 従来技術に係わる通信カプラ及び信号伝達装置のノイズ漏洩状況を、電磁界シミュレーションにより求めた近傍磁界分布として示す図である。 実施例1に係わる通信カプラの溝と、格子状パターン電極の格子との位置関係を示す図である。 実施例1の変形例1の通信システムを示す斜視図である。 図9の通信システムを示す平面図である。 実施例1の変形例2の通信システムを示す正断面図である。 実施例2に係わる通信システムを示す正断面図である。 実施例2の変形例1の通信システムを示す斜視図である。 実施例2の変形例2の通信システムを示す斜視図である。 実施例3に係わる通信システムを示す正断面図である。 実施例3に係わる通信カプラ及び信号伝達装置のノイズ漏洩状況を、電磁界シミュレーションにより求めた近傍磁界分布として示す図である。 図16とは異なる通信カプラの溝と格子状パターン電極の格子との位置関係の近傍磁界分布として示す図である。 従来技術に係わる通信システムを示す斜視図である。 図18に示す通信システムの平面図である。 図19のXX−XX線に沿う正断面図である。 別の従来技術に係わる通信システムを示す正断面図である。 従来技術に係わる通信カプラと信号伝達部との接触部を拡大した正断面図である。 従来技術に係わる通信カプラのカプラ筐体と信号伝達装置との接触部の等価回路を示す図である。
[実施例1]
本発明の実施例1を図1〜図7を参照して説明する。
本発明に係わる通信システムは、図1〜図3に示すように、通信媒体となるシート状の信号伝達装置30と、信号伝達装置30の上面に設置されるカップ形状の通信カプラ31とから構成される。
信号伝達装置30は、図3に示すように、シート状構造であり、グランド層32と、格子状パターン電極33と、保護層34と、誘電体層35と、を有する。グランド層32は、下部電極を構成する。格子状パターン電極33は、メッシュ状であり、グランド層32と間隔をおいて配置されている。保護層34は、格子状パターン電極33の上部に設けられて、格子状パターン電極33が通信カプラ31と直接的に接触することを防止する。誘電体層35は、グランド層32と格子状パターン電極33との挟間領域に設けられている。
通信カプラ31は、図3に示すように、アンテナ回路40及び信号・電力送受用回路(図示略)と、カプラ筐体41と、を有する。アンテナ回路40は、板状であり、信号伝達装置30上に設置され、通信信号又は電力送受に用いられる。カプラ筐体41は、カップ状であり、アンテナ回路40を覆うように形成されかつ下部が開口されている。
このような構成によって、カプラ筐体41のアンテナ回路40を介して通信信号が電磁界となって信号伝達装置30に注入された後、信号伝達装置30内を伝搬して、通信カプラ31と別の通信カプラ(図示略)との間で通信を行う。
カプラ筐体41において、信号伝達装置30の保護層34上に接する下端面41Aには、高インピーダンスを形成する溝42が設けられている。この溝42は、図4に詳細に示すように、カプラ筐体41の下端面41Aの中央から、該カプラ筐体41の内部でかつ壁面に沿い上方向に向けて形成された凹状体である。図4において、右側は通信カプラ31の内部36を示し、左側はカプラ筐体41の外部37を示す。
図5は、図4に示される通信カプラ31のカプラ筐体41と信号伝達装置30との接触部詳細の等価回路を示す。図5において、カプラ筐体41の下端面41Aの接触抵抗を「Rs」、カプラ筐体41と信号伝達装置30との間のインピーダンスを「Zc」及び「Zc´」、カプラ筐体41下端面に設けた溝42によるインピーダンスを「Zs」と表記する。
このような図5の等価回路において、通信カプラ31の内部36の通信又は電力伝送の信号電流はRsに流れ、矢印Aで示すように、Zcを介して通信カプラ31の内部36に戻る電流Icと、矢印Bで示すように、Zc,Rsを介して、通信カプラ31の外部37へ流れるIdとに分配される。
Zsは溝42による電流経路延長によるインピーダンス増分である。ここで図5に示す等価回路と、図23に示す従来技術に係わる通信カプラ2と信号伝達装置1の接触部詳細の等価回路と比較すると、RsとZc、Zc´と比率が、「Rs<<Zc,Zc´」である。よって、通信カプラ31の外部37へ流れるIdは、図23の従来構造において通信カプラ2の外部13へ流れるIdに対して、「Id(従来の構造)/Id(本発明の実施形態の構造)=(2Rs+Zs)/2Rs=1+Zs/2Rs」となる。よって、本発明の実施形態に係わる構成を適用することにより、表面抵抗の溝インピーダンス比率分だけ、インピーダンスが増加し、電流が減少する。すなわち、通信カプラ31の外部37に流れ出る電流が、溝42によって生じる溝インピーダンスにより減少し、通信カプラ31の外部37へ放射されるノイズの低減が実現できる。
通信カプラ及び信号伝達装置のノイズ漏洩を、電磁界シミュレーションにより求めた近傍磁界分布について図6〜図8を参照して説明する。
図6は、本発明の実施例1に係わる、溝42を有する通信カプラ31及び信号伝達装置30のノイズ漏洩状況を、電磁界シミュレーションにより求めた近傍磁界分布として示す。図6は、図2に示したIII−III線に沿う断面図における近傍磁界強度を濃淡で表わしている。
図7は、従来技術に係わる通信カプラ2及び信号伝達装置1(図18〜図20参照)のノイズ漏洩を、電磁界シミュレーションにより求めた近傍磁界分布として示す図である。図7は、図19に示したXX−XX線断面図構造における近傍磁界強度を濃淡で示している。
このような磁界分布では、磁界の強度が大きいほど濃く、磁界の強度が小さいほど薄い色で示している。
図6及び図7において、信号伝達装置30と通信カプラ31との接合部外側の近傍磁界分布を比較すると、溝42を有する実施例1の近傍磁界分布の強磁界エリアが、溝42を有さない従来構造の強磁界エリアと比べて縮小していることが理解できる。通信カプラ2・31の外部の磁界強度で見れば、図6、図7中右側に示す強度グラフを尺度とした場合、本発明の実施例1に係わる構造では、従来の構造と比較して、3段階(2dBx3=6dB)以上の磁界強度低減が実現できることが確認できた。
また、電磁界シミュレーションによる遠方電界強度計算では、従来技術に係わる通信システム(図18〜図20参照)からの電界強度が、本発明の実施例による電界強度より3dB以上低減していることが確認できた。
図6に示される本発明の実施例1に係わる通信システムにおいて、通信カプラ31の左右に溝42がある。図6中左側の溝42の直下(符号Rで示す)には、格子状パターン電極33の格子がある構成となっている。一方、図6中右側の溝42の直下(符号Sで示す)には、格子状パターン電極33の格子が無い構成となっている。
また、図8も本発明の実施例1に係わる通信システムであるが、図6の通信システムとは構成が異なっている。すなわち、図8に示す通信システムは、通信カプラ31の左右に溝42がある。図8中左側の溝42の直下と、図8中右側の溝42の直下(符号Tで示す)とにおいてそれぞれ、格子状パターン電極33の格子が一部ある構成となっている。
これら図6及び図8に示す、格子状パターン電極33の有無が係わる構造の電磁界シミュレーションよる電界強度を検討すると、図6に示す通信システムと比較して、図8に示す通信システムでは電界強度が全体的に低下している。
このことから、カプラ筐体41に設けた溝直下の格子状パターン配置および格子幅を、以下のような条件すると、ノイズ低減効果を得ると理解される。ここで、溝42の幅を「W」、格子状パターン電極33の格子状パターンの格子幅を「W´」と表記する。ノイズ低減効果を得る条件は、溝42の下部(直下)に格子状パターン電極33の格子を配置するとともに、「W > W´」と設定して、格子状パターン電極33の格子幅「W´」が、溝42の溝幅「W」を超えないことである。
以上詳細に説明したように、本実施例1に係わる通信システムにおいて、通信カプラ31のカプラ筐体41の信号伝達装置30に面する下端面41Aに、高インピーダンスを形成する溝42を設けることにより、通信カプラ31の内部から外部へ流れる電流が、高インピーダンスにより流れにくくなる。カプラ筐体41の外部に流れるノイズ電流が減少することにより、ノイズ放射が低減され、通信システムに適用される電界強度規格値満足を実現できる。
上記実施例1は以下のように変形しても良い。
〔変形例1〕
上記実施例1では、図1及び図2に示すように円筒型の通信カプラ31を用いた通信システムを例に挙げたが、これに限定されない。図9及び図10に示すように、全体として四角形状に形成された方形型の通信カプラ31に本技術を適用しても良い。
〔変形例2〕
上記実施例1では、通信カプラ31のカプラ筐体41の信号伝達装置30に面する下端面41Aに、高インピーダンスを形成する溝42を設けた。しかしながら、このような溝42は、カプラ筐体41の本体部41B(図3参照)内に一体に設けることに限定されない。これに代わって、図11に示すように、カプラ筐体41の本体部41Bの一部を形成しかつ本体部41Bに外側に隣接配置した溝用筐体43に配置しても良い。すなわち、カプラ筐体41の下端面41Aに形成する溝42は、カプラ筐体41の本体部41B内に設けても良いし、本体部41Bに隣接配置しかつ本体部41Bの一部を構成する溝用筐体43に設けても良い。
〔変形例3〕
信号伝達装置30に面する下端面41Aの溝42は、全体として円形に形成されるカプラ筐体41の下端面41Aの周方向に連続的するように1本だけ設けても良い。また、溝42は、カプラ筐体41の下端面41Aの周方向に沿うように間欠的に分割して複数設けても良い。
[実施例2]
本発明の実施例2を図12〜図14を参照して説明する。
本実施例2が、先の実施例1と異なる点は、通信カプラ31のカプラ筐体41の信号伝達装置30に面する下端面41Aに形成された溝42が、様々な形態を有する点である。
具体的には、図12に示す通信カプラ50は、図1〜図3の通信カプラ31と同様に、アンテナ回路51及び信号・電力送受用回路(図示略)と、カプラ筐体52と、を有する。アンテナ回路51は、板状であり、信号伝達装置30上に設置され、通信信号又は電力の送受に用いられる。カプラ筐体52はカップ状であり、アンテナ回路51を覆うように形成されかつ下部が開口されている。
通信カプラ50においては、カプラ筐体52の信号伝達装置30の保護層34上に接する下端面52Aには、高インピーダンスを形成する溝53が複数(本例では2組)設けられている。これら2組の溝53は、カプラ筐体52の下端面52Aから、カプラ筐体52の内部でかつ壁面に沿い上方向に向けて形成された凹状体であって、互いに平行となるように配置されている。また、これら溝53となる凹状体の深さは同一に形成されている。
このような本実施例2に係わる通信システムでは、通信カプラ50のカプラ筐体52の信号伝達装置30に面する下端面52Aに、高インピーダンスを形成する溝53を複数設けている。この構造により、カプラ筐体52の端部インピーダンスが、実施例1で示すような、一つの溝53によるインピーダンスと比較して、更にインピーダンス増となる。このため、本実施例2に係わる通信システムでも、通信カプラ50の内部から外部へ流れ出るノイズ電流が減少し、通信カプラ50の外部へ放射されるノイズの低減が実現できる効果が得られる。
上記実施例2は以下のように変形しても良い。
〔変形例1〕
上記実施例2では、2組の溝53を同じ深さに形成したが、これに限定されない。例えば、図13に示すように、2組の溝53A、53Bは、それぞれ異なる深さを有していてもよい。内側の溝53Aの深さを「h1」、外側の溝53Bの深さを「h2」と表記する。例えば、本通信システムにおいて信号又は電力伝送を行う周波数が2波存在する場合、第1の周波数f1の1/4波長長さを「(λ1)/4=h1」、第2の周波数f2の1/4波長長さを「(λ2)/4=h2」とすると、溝53A、53Bの深部では短絡、カプラ筐体52の下端面52Aでは開放となるインピーダンスを実現することができる。
このようにカプラ筐体52の信号伝達装置30に面する下端面52Aに複数の溝53A、53Bを設け、これら溝53A、53Bの深さを、それぞれ信号又は電力伝送を行う複数の周波数の1/4波長長さに設定することにより、カプラ筐体52の端部インピーダンスが使用周波数で高インピーダンスとなり、通信カプラ31の内部から外部へ流れ出る複数の周波数のノイズ電流が減少し、通信カプラ31の外部へ放射されるノイズの低減が実現できる。
〔変形例2〕
上記実施例2の変形例1では、2つの溝53A、53Bを設けることで、信号又は電力伝送を行う周波数が2波存在する場合のノイズ軽減を実現するようにした。これに代えて、図14で示すように、このような周波数が2波存在する場合のノイズ軽減を、1つの溝60により実現しても良い。すなわち、図14に示す溝60は、カプラ筐体52の下端面52Aから、カプラ筐体52の内部でかつ壁面に沿い上方向に向けて形成された凹状体である。この凹状体の底部は、カプラ筐体52の下端面52Aと平行でなく、内側から外側に向けて深度が大きくなるように傾斜するように設けられている。
図14で示すように、通信カプラ50のカプラ筐体52の内側に位置する最浅部の溝60の深さを「h3」と表記し、カプラ筐体52の外側に位置する最深部の溝60の深さを「h4」と表記する。例えば、本通信システムにおいて信号又は電力伝送を行う周波数が複数存在する場合、最も高い周波数f1の1/4波長長さを「(λ1)/4=h3」、最も低い周波数f2の1/4波長長さを「(λ2)/4=h4」とすると、溝60の溝深部では、f1からf2の帯域において連続した短絡、通信カプラ50の下端面52Aでは開放となるインピーダンスが可能となる。
このようにカプラ筐体52の信号伝達装置30に面する下端面52Aに、凹状体の底部が、カプラ筐体52の下端面52Aと平行でなく、内側から外側に向けて深度が大きくなるように傾斜する溝60を設け、溝60の深さを、それぞれ信号又は電力伝送を行う複数の周波数において、最高周波数と最低周波数の1/4波長長さとする。このような構成により、カプラ筐体52の端部インピーダンスが使用周波数帯域で高インピーダンスとなり、通信カプラ50の内部から外部へ流れ出る複数の周波数のノイズ電流が減少し、該通信カプラ50の外部へ放射されるノイズの低減が実現することが可能となる。
本実施例2に示す通信カプラ50は、図1及び図2に示すように円筒型であっても、図9及び図10に示すように、全体として四角形状に形成された方形型であっても良い。また、53(53A・53B)あるいは溝60は、図12〜図14で示すようにカプラ筐体の本体部内に設けても良いし、図11で示すように、カプラ筐体の本体部に隣接配置しかつ本体部の一部を構成する溝用筐体43に設けても良い。また、上述した溝53(53A・53B)、溝60は、全体として円形に形成されるカプラ筐体52の下端面52Aの周方向に連続的するように設けても良いし、周方向に沿うように間欠的に分割して複数設けても良い。
[実施例3]
本発明の実施例3を図15〜図17を参照して説明する。
本実施例3が、先の実施例1、2と異なる点は、通信カプラ31、51のカプラ筐体41、52の信号伝達装置30に面する下端面41A、52Aに、溝42、53ではなく、磁性体が設けられている点である。
すなわち、図15に示す通信カプラ70は、図1〜図3の通信カプラ31と同様に、アンテナ回路71及び信号・電力送受用回路(図示略)と、該アンテナ回路71を覆うように形成されかつ下部が開口されたカップ状のカプラ筐体72と、を有する。アンテナ回路71は、板状であり、信号伝達装置30上に設置され、通信信号又は電力の送受に用いられる。カプラ筐体72は、カップ状であり、アンテナ回路71を覆うように形成され、かつ下部が開口されている。
通信カプラ70においては、カプラ筐体72の信号伝達装置30の保護層34上に接する下端面72Aに、先の実施例1、2のような溝42、53では無く、同様に高インピーダンスを形成して周辺の磁界強度を低下させるための磁性体73が設けられている。
図16は、本実施例3の磁性体73を有する通信カプラ70及び信号伝達装置30のノイズ漏洩について、電磁界シミュレーションにより求めた近傍磁界分布を示す。図16は、図15の断面図構造に対応した信号伝達装置30と通信カプラ70との接合部外側の近傍磁界強度を濃淡で示している。
この図16と、前述した従来技術に係わる図7の近傍磁界分布とを比較して分るように、通信カプラ70に磁性体73が設けられている実施例3の近傍磁界分布の強磁界エリアが、従来技術に係わるものより縮小していることが確認できる。本実施例3では、通信カプラ70の外部の磁界強度は、図16右側の強度グラフを尺度として、4段階(2dBx4=8dB)以上の磁界強度低減が実現できたことが確認されている。
一方、電磁界シミュレーションによる遠方電界強度計算では、通信システムからの電界強度が、従来技術に対して本発明の実施例3の方が4dB以上低減していることが確認されている。
図16に示される通信カプラ70では、左側の磁性体73の直下には格子状パターン電極33の格子が有り、右側の磁性体73の直下には格子状パターン電極3の格子が無い配置となっている。これに対して、図17に示される通信カプラ70では、左右両側の磁性体73の直下には、それぞれ格子状パターン電極33の格子が部分的に有る配置となっている。
このような図16と図17の通信カプラ70について、電磁界シミュレーションによる電界強度を比較すると、図17に示す格子状パターン電極33の格子配置パターンの方が、図16よりも電界強度が低下している。このことから、通信カプラ70のカプラ筐体72に設けた磁性体73直下に、少なくとも格子の一部があるように格子状パターン電極の格子配置パターンが配置されることがノイズ低減に有効であることが確認された。
以上説明したように本実施例3に係わる通信システムでは、通信カプラ70においてカプラ筐体72の信号伝達装置30に面する下端面72Aに、磁性体73を設けている。この構成により、周辺の磁界強度を低下させることができ、通信カプラ70の内部から外部へ流れ出るノイズ電流を減少させ、通信カプラ70の外部へ放射されるノイズの低減が実現できる効果が得られる。
本実施例3に示す通信カプラ70は、図1及び図2に示すように円筒型でも、図9及び図10に示すように、全体として四角形状に形成された方形型であっても良い。また、磁性体73は、図12〜図14で示すようにカプラ筐体52の本体部内に設けても良いし、図11で示すように、カプラ筐体の本体部に隣接配置しかつ本体部の一部を構成する溝用筐体43に設けても良い。また、上述した磁性体73は、図12に示すようにカプラ筐体72の下端面72Aに複数列に設けても良い。また、磁性体73は、全体として円形に形成されるカプラ筐体72の下端面72Aの周方向に連続的するように設けても良いし、周方向に沿うように間欠的に分割して複数設けても良い。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
この出願は、2009年9月1日に出願された日本出願特願2009−202115を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
本発明は、シート状の信号伝達装置と、その上に設置して信号伝達装置に信号を伝達する通信カプラとからなる通信システムに適用でき、特に通信時の電磁漏洩を抑制する漏洩電磁界抑制構造に適用できる。
30 信号伝達装置
31 通信カプラ
33 格子状パターン電極
41 カプラ筐体
41A 下端面
41B 本体部
42 溝(ノイズ抑制部)
42A 溝(ノイズ抑制部)
42B 溝(ノイズ抑制部)
43 溝用筐体
50 通信カプラ
52 カプラ筐体
52A 下端面
53 溝(ノイズ抑制部)
53A 溝(ノイズ抑制部)
53B 溝(ノイズ抑制部)
70 通信カプラ
72 カプラ筐体
72A 下端面
73 磁性体(ノイズ抑制部)

Claims (7)

  1. 信号を送発信する通信カプラと、前記通信カプラから伝達された信号を電磁界として伝搬させて通信を行う信号伝達装置とからなる通信システムであって、
    前記通信カプラは、前記信号伝達装置上に設置されるカプラ筐体を有し、前記カプラ筐体の前記信号伝達装置に面した下端面に、高インピーダンスを形成してノイズを抑制するノイズ抑制部が設けられ、
    該ノイズ抑制部は、前記下端面に形成された溝であって、
    前記信号伝達装置は、下部電極を構成するグランド層と、前記グランド層と間隔をおいて配置されたメッシュ状の格子状パターン電極とを有し、
    前記溝の幅は、前記信号伝達装置の格子状パターン電極を構成する格子の幅より大きい通信システム。
  2. 前記溝は、前記カプラ筐体の本体部の一部を構成する溝用筐体に設けられている請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記溝は、前記下端面に複数形成される請求項1又は2に記載の通信システム。
  4. 前記複数の溝はそれぞれ、前記下端面に異なる深さで形成されている請求項3に記載の通信システム。
  5. 前記複数の溝の深さはそれぞれ、信号又は電力伝送を行う複数の周波数の1/4波長に対応して設定されている請求項4に記載の通信システム。
  6. 前記溝の底部は、前記通信カプラのカプラ筐体の内側から外側に向けて深度が大きくなるように傾斜するように設けられている請求項1又は2に記載の通信システム。
  7. 前記溝の底部の最深部の深さ及び前記溝の底部の最浅部の深さはそれぞれ、信号又は電力伝送を行う複数の周波数の1/4波長に対応して設定されている請求項6に記載の通信システム。
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