JP5599369B2 - 無線基地局および通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のセル間で協調して無線送受信を行う無線通信システムを構成する無線基地局および通信方法に関する。
3GPP(3rd Generation Partnership Project)で規格化が進められているLTE−Advanced(Long Term Evolution-Advanced)システムでは、複数のセル間で協調して無線送受信を行うCoMP(Coordinated MultiPoint transmission/reception)がサポートされる。CoMPには、(1)データを複数のセルから同時または選択的に送信するJP(Joint Processing)、(2)あるセルにおけるスケジューリングやビームフォーミングを他のセルで考慮し、当該セルのデータ送信利得が向上するようにするCS/CB(Coordinated Scheduling/Coordinated Beamforming)、の2つの送信モードがある(非特許文献1)。いずれの送信モードにおいても、基地局間で情報を共有するために高速な基地局間回線が必要となる。
LTE−Advanceシステム及びその前身のLTEシステムでは、端末に隣接セルを検出・報告させ、当該隣接セルを形成する基地局との間でハンドオーバ制御を行うための基地局間インタフェースを自動的に設定するANR(Automatic Neighbor Relation)機能が規定されている(非特許文献2,非特許文献3)。
特許文献1に記載の発明では、ANR機能によって端末に検出・報告させた隣接セルについて、当該隣接セルにおける接続端末数、端末における当該隣接セルの受信信号強度、端末の報告回数等に基づいてCoMPを行う隣接セルの集合(CoMP Cooperating Set)を決定し、CoMPを行う隣接セルを形成する基地局との間でCoMP実施可否,実施可能な上記CoMPモードの交渉を行うようにすることで、CoMP Cooperating Setの設定及びCoMPに必要な基地局間インタフェースの設定が自動的に行えるようにしている。
国際公開第2011/016560号
"3GPP TR 36.814" Ver.9.0.0 (2010-03-30) "3GPP TS 36.413" Ver.9.5.1 (2011-01-06) "3GPP TS 36.423" Ver.9.5.0 (2010-12-21)
CoMPでは端末が複数のセルと送受信を行うために十分な無線通信品質を維持できる必要がある一方で、端末と通信する複数のセルを形成する複数の基地局間でCoMPに必要な制御情報を所定の遅延時間以内に交換できなければならない。そのため、CoMP Cooperation Setの構成時には、端末による隣接セルとの無線通信品質の測定のみならず、端末と通信中の基地局と、CoMP Cooperation Setに追加しようとしている基地局の間の回線が、CoMPを行うのに十分な伝送特性を有しているか否かを検証する必要がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ANR機能において端末に検出された隣接する無線基地局のうち、CoMPのために共有する必要がある情報を所定の遅延時間以内に交換可能な無線基地局を選択してCoMPを行う無線基地局および通信方法を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、隣接している無線基地局である隣接基地局が配下の移動端末により検出された場合に当該移動端末のハンドオーバ制御で必要な情報を送受信するための回線を当該隣接基地局との間で設定する機能、および他の無線基地局と協調して無線送受信を行う協調機能を有する無線基地局であって、前記ハンドオーバ制御で必要な情報を送受信するための回線を隣接基地局との間で設定する動作において、当該回線設定のための情報を交換する際に、当該隣接基地局と協調して無線送受信を行う場合の制御情報やデータを交換するための協調動作用回線の情報および当該協調動作用回線における伝送遅延測定のための情報も併せて交換し、さらに、当該協調動作用回線における伝送遅延を測定し、当該測定結果に基づいて、前記隣接基地局と協調して無線送受信を行うか否かを判定することを特徴とする。
本発明によれば、協調動作を行うのに十分な伝送特性の回線を設定可能な隣接セル(協調動作で必要な情報を所定時間以内に交換可能な隣接基地局)を対象として協調動作を行う無線基地局を実現できるという効果を奏する。
図1は、本願発明にかかる無線基地局を備えた無線通信システムの構成例を示す図である。 図2は、従来のANR機能による装置間インタフェース確立手順を示す図である。 図3は、本願発明にかかる無線基地局による装置間インタフェース確立手順の一例を示す図である。
以下に、本発明にかかる無線基地局および通信方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
図1は、本願発明にかかる無線基地局を備えた無線通信システムの構成例を示す図である。本実施の形態では、無線通信システムが3GPP LTEあるいはLTE−Advancedシステムの場合におけるCoMP Cooperation Set構成方法について説明する。
図1に示したように、本実施の形態の無線通信システムは、コアネットワーク装置(MME)11および12と無線基地局(eNB)21および22を備えている。また、eNB21,eNB22は、それぞれ、無線通信エリアであるセル(Cell)41,42を形成している。移動端末(UE)3は、セル41においてeNB21と無線通信を行っている。セル42はセル41に隣接しており、UE3は、eNB21とeNB22の間でハンドオーバ処理を行うことで、通信を維持しながらセル41からセル42へ、あるいはセル42からセル41へ移動することができる。
eNB21とeNB22は協調し、セル41およびセル42とUE3との間でCoMPを行うことができるものとする。しかし今、eNB21はセル42が自セル(セル41)に隣接していることを把握しておらず、UE3をセル41からセル42へハンドオーバさせることも、eNB22との間でCoMPを行うこともできないものとする。
eNB21は上位のMME11と装置間インタフェース101で接続されている。同様にeNB22はMME12と装置間インタフェース102で接続されている。MME11およびMME12は各々図示されていない複数の無線基地局(eNB)と接続され、移動端末(UE)の在圏情報の管理,着信処理,移動端末に提供するサービスに応じたユーザデータ(音声,ビデオストリーム,パケット等)の経路制御等を行う。MME11とMME12は装置間インタフェース103で接続されており、装置間インタフェース101〜103を介してeNB21とeNB22が間接的に通信することによりセル41−セル42間のハンドオーバ制御を行うこともできる。MME11とMME12はUE3に関する情報の引き継ぎを行う際にもインタフェース103を使用する。
LTE/LTE−AdvancedシステムにおけるANR機能はUE3が検出した隣接セル42をセル41の隣接セルとして追加し、eNB21とeNB22の間の装置間インタフェース104(図1参照)を確立する。ここで、ANR機能により装置間インタフェース104を確立させる場合の従来の手順について、図2を用いて説明する。
隣接しているセルを形成しているeNB間で装置間インタフェースを確立させる場合の従来の手順では、まず、UE3が、在圏しているセル41の隣接セル42上で送信されている報知チャネルの受信品質(例えば受信電力)を測定するとともに、報知チャネル上で送信されているセル42の広域セルIDと位置登録エリアID(以下、これらをセル情報と呼ぶ)を取得する(ステップS1)。
次に、UE3は、上記ステップS1で測定・取得した受信品質・セル情報を、MEASUREMENT REPORT(メッセージ)にて、無線通信中のeNB21に報告する(ステップS2)。
UE3から上記報告を受けたeNB21は、UE3から受信したセル42の受信品質・セル情報からセル42を自セル(セル41)の隣接セルリストに加えるか否かを判定する。判定方法については様々な実装が考えられ、例えば、受信品質または同様の情報と、情報の受信回数とにしきい値を設け、受信品質等がしきい値以上を示している情報を所定回数にわたって連続して受信した場合に隣接セルリストに加えるようにすることができる。隣接セルリストに加えることとした場合、eNB21は、UE3から受信した広域セルIDを確認してセル42を形成しているeNB22の基地局IDを取得する。さらに、取得したeNB22の基地局IDをUE3から受信した位置登録エリアIDと共に、eNB CONFIGURATION TRANSFERにてMME11へ送信する。このeNB CONFIGURATION TRANSFERには、基地局IDで特定される基地局(eNB22)に対してeNB21が装置間インタフェース104を確立するための情報を要求する、SCTPエンドポイント情報要求も含ませる(ステップS3)。
eNB21から上記メッセージを受信したMME11は、当該メッセージに含まれる位置登録エリアIDを確認して当該メッセージを転送すべきMMEを特定し、特定したMMEであるMME12に対して、CONFIGURATION TRANSFER TUNNELとしてメッセージ(基地局ID,位置登録エリアID)を転送する(ステップS4)。
MME11により転送された上記メッセージを受信したMME12は、当該メッセージをMME CONFIGURATION TRANSFERとしてeNB22へ転送する(ステップS5)。
MME12により転送された上記メッセージを受信したeNB22は、eNB21とインタフェース104を確立するために必要なeNB22側のSCTPエンドポイント情報(IPアドレス,SCTPポート番号)をeNB CONFIGURATION TRANSFERにてMME12へ送信する(ステップS6)。
eNB22から上記メッセージを受信したMME12は、当該メッセージをCONFIGURATION TRANSFER TUNNELとしてMME11へ転送する(ステップS7)。
MME12により転送された上記メッセージを受信したMME11は、当該受信したメッセージをMME CONFIGURATION TRANSFERとしてeNB21へ転送する(ステップS8)。
MME11により転送された上記メッセージを受信し、上記eNB22から送信された装置間インタフェース104を確立させるための情報(eNB22側のSCTPエンドポイント情報)を取得したeNB21は、この情報を用いてeNB22との間で装置間インタフェース104を確立する(ステップS9)。
eNB21は、さらに、確立した装置間インタフェース104を介して、セル42に対する隣接セル情報(セル41のセル情報)をeNB22に通知する(ステップS10)。
eNB22は、eNB21から上記隣接セル情報を受信すると、インタフェース104を介して、セル41に対する隣接セル情報(セル42のセル情報)をeNB21に通知する(ステップS11)。
以上のようにして、従来のLTE/LTE−Advancedシステムでは、ANR機能により隣接セル情報の交換および基地局間インタフェース104の確立を自動的に行う。
次に、図1および図3を用いて、本実施の形態の無線通信システムにおけるCoMP Cooperation Setの構成手順を説明する。なお、図3は、本実施の形態の無線通信システムにおけるANR機能を利用したCoMP Cooperation Setの構成手順の一例を示す図である。この図3においては、図2に示した処理と同じ処理に同じステップ番号を付している。図2と同じステップ番号の処理については説明を省略する。
本実施の形態の無線通信システムにおいて、eNB21は、ステップS2でUE3から送信されたセル情報および受信品質情報を受信すると、従来のANR機能(図2のステップS3参照)と同様の情報、すなわち、基地局ID,位置登録エリアID,SCTP(Stream Control Transmission Protocol)エンドポイント情報要求を含み、さらに、遅延測定要求を含んだeNB22宛のメッセージをeNB CONFIGURATION TRANSFERとしてMME11へ送信する(ステップS3a)。遅延測定要求は、eNB21とeNB22の間でCoMPを行う際の制御情報およびデータの交換で使用する回線の情報とこの回線の伝送遅延を測定する手段に関する情報とを含む。CoMPを行う際の制御情報およびデータの交換で使用する回線の情報には、例えば、eNB21側のIPアドレスと伝送プロトコル(SCTP(Stream Control Transmission Protocol)やGTP(GPRS Tunneling Protocol)等)のポート番号や識別子の組を含める。また、伝送遅延を測定する手段に関する情報には、例えば、eNB21が使用可能な遅延測定方法(PING(Packet Internet Groper)、NTP(Network Time Protocol)、固定メッセージの交換による測定等、既存の伝送遅延手段)のリストを含める。更にCoMP実施時に制御情報やデータを交換する回線と遅延測定に使用する回線が異なる場合には、伝送測定手段に関する情報の一部として、当該回線遅延測定用の回線情報(IPアドレスやプロトコルポート番号・識別子等)を含める。
eNB22は、上記ステップS3aでeNB21から送信された情報を受信すると、従来のANR機能(図2のステップS6参照)と同様の情報、すなわち、基地局ID,位置登録エリアID,SCTPエンドポイント情報要求を含み、さらに、遅延測定応答を含んだeNB21宛のメッセージをeNB CONFIGURATION TRANSFERとしてMME12へ送信する(ステップS6a)。遅延測定応は、上記のステップS3aで送信されるメッセージの遅延測定要求と同様に、eNB22側のCoMP実施時の制御情報およびデータの交換で使用する回線の情報とこの回線の伝送遅延を測定する手段に関する情報とを含む。
eNB21は、上記ステップS6aでeNB22から送信された情報を受信すると、受信した遅延測定応答に含まれるeNB22側のCoMP実施時の制御情報およびデータの交換で使用する回線の情報とこの回線の伝送遅延を測定する手段に関する情報とに基づき、伝送遅延測定方法を決定し、伝送遅延測定の対象となる回線(複数あっても良い)に対して伝送遅延を測定する(ステップS21)。測定の結果、伝送遅延が所定値(しきい値)よりも大きい場合、eNB21は、eNB22との間でCoMP実施不可と判定し、CoMP Cooperation SetにeNB22(セル42)を追加しない。一方、測定の結果伝送遅延が所定値よりも小さい場合、eNB22との間でCoMP実施可と判定し、CoMP Cooperation SetにeNB22(セル42)を追加する。
eNB21は、上記ステップS21でeNB22をCoMP Cooperation Setに追加した場合、さらに、eNB22との間でCoMPに用いる制御情報・データ交換用回線として、装置間インタフェース104を確立する(ステップS9a)。この回線は制御情報交換用およびデータ交換用にそれぞれ個別に確立しても良いし、同一でも良い。また、従来ハンドオーバ制御のためにeNB21とeNB22の間で確立していた回線と同一であっても良い。上記ステップS21でeNB22をCoMP Cooperation Setに追加しなかった場合、本ステップは従来のANR機能(図2のステップS9)と同様となる。
以降の処理は、従来と同様である。なお、ステップS10においてeNB21からeNB22に対してCoMP実施または非実施を通知するようにしても良い。また、CoMPを実施する場合、ステップS10〜S11において、CoMPで使用する送信モードの交渉をeNB21とeNB22の間で行っても良い。
このように、本実施の形態の無線通信システムにおけるCoMP Cooperation Setの自動構成手順では、ANR機能によりUE3が検出・報告した隣接セルを形成する基地局に対し、CoMP実施時に制御情報やデータを交換するために使用する回線の情報および当該回線の遅延を測定するための手段の情報を要求し、その応答として通知された回線情報および回線遅延測定手段の情報に基づいて伝送遅延を測定し、伝送遅延が所定値以下の場合に隣接セルをCoMP Cooperation Setに追加するようにしたので、CoMP Cooperation Setを自動的に構成しつつ、基地局間インタフェースにおいてCoMPを行うのに十分な伝送特性を有している隣接セル(CoMPで必要な情報を低遅延で交換可能な隣接基地局のセル)のみとCoMPを実施することが可能となる。
なお、本実施の形態では、ANR機能により隣接セルを新たに検出したときにCoMP実施時に使用する装置間インタフェース104の伝送遅延の測定および確立を行うようにしているが、装置間インタフェース104を確立した後、定期的に伝送遅延の測定を行い、測定結果に基づきCoMPの実施・非実施を切り替えるようにしても良い。例えば、上記のステップS21において測定した伝送遅延が所定値以下で、CoMP時の制御情報・データ交換回線を確立してCoMPを開始した後、定期的にインタフェース104の伝送遅延を測定し、伝送遅延が所定値より大きくなった場合にはCoMPを停止するようにする。逆にCoMP非実施時にも定期的にインタフェース104の伝送遅延を測定し、伝送遅延が所定値より小さくなった場合にはCoMPを開始するようにする。これにより、回線(CoMP時の制御情報・データ交換回線)の状態(伝送遅延)が変動する環境においても、CoMPを実施する無線基地局を回線状態に応じて適切に選択できる。
また、本実施の形態では、eNB21とeNB22の間の回線(装置間インタフェース104)は有線回線を想定して説明を行ったが、eNB21とeNB22間に無線伝送区間を含んでいても良い。例えばeNB22がLTE−Advancedシステムで採用されるリレー基地局の場合には、eNB22とeNB21の間にDeNB(Donor eNB)が存在(eNB21がeNB22のDeNBであっても良い)し、eNB22とDeNB間は無線伝送,DeNBとeNB21間は有線伝送の組み合わせとなる(eNB21もリレー基地局の場合も同様である)が、eNB21とeNB22の間の伝送遅延の測定結果によりCoMP実施を決定することに変わりはない。
以上のように、本発明にかかる無線基地局は、隣接している複数のセル間で協調して無線通信を行う無線通信システムを実現する場合に適している。
3 移動端末(UE)
11,12 コアネットワーク装置(MME)
21,22 無線基地局(eNB)
41,42 セル(Cell)
101,102,103,104 装置間インタフェース

Claims (10)

  1. 隣接している無線基地局である隣接基地局が配下の移動端末により検出された場合に当該移動端末のハンドオーバ制御で必要な情報を送受信するための回線を当該隣接基地局との間で設定する機能、および他の無線基地局と協調して無線送受信を行う協調機能を有する無線基地局であって、
    前記ハンドオーバ制御で必要な情報を送受信するための回線を隣接基地局との間で設定する動作において、当該回線設定のための情報を交換する際に、当該隣接基地局と協調して無線送受信を行う場合の制御情報やデータを交換するための協調動作用回線の情報および当該協調動作用回線における伝送遅延測定のための情報も併せて交換し、さらに、当該協調動作用回線における伝送遅延を測定し、当該測定結果に基づいて、前記隣接基地局と協調して無線送受信を行うか否かを判定し、
    前記協調動作用回線における伝送遅延測定のための情報は、使用可能な伝送遅延測定方法のリストを含む
    ことを特徴とする無線基地局。
  2. 隣接している無線基地局である隣接基地局が配下の移動端末により検出された場合に当該移動端末のハンドオーバ制御で必要な情報を送受信するための回線を当該隣接基地局との間で設定する機能、および他の無線基地局と協調して無線送受信を行う協調機能を有する無線基地局であって、
    前記ハンドオーバ制御で必要な情報を送受信するための回線を隣接基地局との間で設定する動作において、当該回線設定のための情報を交換する際に、当該隣接基地局と協調して無線送受信を行う場合の制御情報やデータを交換するための協調動作用回線の情報および当該協調動作用回線における伝送遅延測定のための情報も併せて交換し、さらに、当該協調動作用回線における伝送遅延を測定し、当該測定結果に基づいて、前記隣接基地局と協調して無線送受信を行うか否かを判定し、
    すべての隣接基地局との間で協調動作用回線を設定するとともに、各協調動作用回線における伝送遅延を定期的に測定し、測定結果を取得するごとに、当該測定結果に基づいて隣接基地局と協調して無線送受信を行うかどうかを再判定し、協調して無線送受信を行う隣接基地局を適応的に変更する
    ことを特徴とする無線基地局。
  3. 前記協調動作用回線における伝送遅延測定のための情報は、使用可能な伝送遅延測定方法のリストを含む
    ことを特徴とする請求項2に記載の無線基地局。
  4. 前記ハンドオーバ制御で必要な情報を送受信するための回線を前記協調動作用回線として使用する
    ことを特徴とする請求項1、2または3に記載の無線基地局。
  5. 前記協調機能を、3GPP(3rd Generation Partnership Project)のLTE−Advanced(Long Term Evolution-Advanced)システムにおけるCoMP(Coordinated MultiPoint transmission/reception)とすることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の無線基地局。
  6. 隣接している無線基地局である隣接基地局が配下の移動端末により検出された場合に当該移動端末のハンドオーバ制御で必要な情報を送受信するための回線を当該隣接基地局との間で設定する無線基地局と、無線基地局を収容するコアネットワーク装置と、を備えた無線通信システムにおいて、無線基地局が隣接基地局と協調して無線送受信を行う場合の通信方法であって、
    各無線基地局が、配下の移動端末により検出された隣接基地局と協調して無線送受信を行うか否かを判定するための処理として、
    前記ハンドオーバ制御で必要な情報を送受信するための回線を隣接基地局との間で設定する際に、当該回線設定のための情報とともに、当該隣接基地局と協調して無線送受信を行う場合の制御情報やデータを交換するための協調動作用回線の情報および当該協調動作用回線における伝送遅延測定のための情報を前記コアネットワーク装置経由で交換する情報交換ステップと、
    前記情報交換ステップにおいて交換した情報を用いて前記協調動作用回線における伝送遅延を測定する遅延測定ステップと、
    前記伝送遅延の測定結果に基づいて、前記隣接基地局と協調して無線送受信を行うか否かを判定する判定ステップと、
    を含み、
    前記協調動作用回線における伝送遅延測定のための情報は、隣接基地局を検出した移動端末を収容している無線基地局が使用可能な伝送遅延測定方法のリストを含む
    ことを特徴とする通信方法。
  7. 隣接している無線基地局である隣接基地局が配下の移動端末により検出された場合に当該移動端末のハンドオーバ制御で必要な情報を送受信するための回線を当該隣接基地局との間で設定する無線基地局と、無線基地局を収容するコアネットワーク装置と、を備えた無線通信システムにおいて、無線基地局が隣接基地局と協調して無線送受信を行う場合の通信方法であって、
    各無線基地局が、配下の移動端末により検出された隣接基地局と協調して無線送受信を行うか否かを判定するための処理として、
    前記ハンドオーバ制御で必要な情報を送受信するための回線を隣接基地局との間で設定する際に、当該回線設定のための情報とともに、当該隣接基地局と協調して無線送受信を行う場合の制御情報やデータを交換するための協調動作用回線の情報および当該協調動作用回線における伝送遅延測定のための情報を前記コアネットワーク装置経由で交換する情報交換ステップと、
    前記情報交換ステップにおいて交換した情報を用いて前記協調動作用回線における伝送遅延を測定する遅延測定ステップと、
    前記伝送遅延の測定結果に基づいて、前記隣接基地局と協調して無線送受信を行うか否かを判定する判定ステップと、
    を含み、
    各無線基地局は、すべての隣接基地局との間で協調動作用回線を設定するとともに、各協調動作用回線における伝送遅延を定期的に測定し、測定結果を取得するごとに、当該測定結果に基づいて隣接基地局と協調して無線送受信を行うかどうかを再判定し、協調して無線送受信を行う隣接基地局を適応的に変更する
    ことを特徴とする通信方法。
  8. 前記協調動作用回線における伝送遅延測定のための情報は、隣接基地局を検出した移動端末を収容している無線基地局が使用可能な伝送遅延測定方法のリストを含む
    ことを特徴とする請求項7に記載の通信方法。
  9. 前記ハンドオーバ制御で必要な情報を送受信するための回線を前記協調動作用回線として使用する
    ことを特徴とする請求項6、7または8に記載の通信方法。
  10. 隣接基地局と協調して無線送受信を行う機能を、3GPP(3rd Generation Partnership Project)のLTE−Advanced(Long Term Evolution-Advanced)システムにおけるCoMP(Coordinated MultiPoint transmission/reception)とすることを特徴とする請求項6〜9のいずれか一つに記載の通信方法。
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